JPS6355754A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

〔産業上の利用分野〕 この発明は、小型カセットまたは標準カセットのいずれ
のカセットにも適用できるカセット式磁気記録再生装置
に関するものである。 〔従来の技術〕 第１４図は標準カセットを記録または再生する従来σ」
磁気記録再生装置を示す一例である。 図において（１）はＶＨ８方式の標準力七ツ）　％　（
２）は巻取りリール、（３）は供給リール、（４）　、
　（５）はガイドピン、（６）　、　（７）　、　（８
）は切欠部、（９）はテープ、（１０）は標準カセット
（１）を記録または再生するための磁気記録再生装置（
以下ＶＴＲと称丁）、（１１）はオーディオおよびコン
トロール信号を記録または再生するヘッド（以下ＡＣヘ
ッドと称丁］、（１２）は全幅消失ヘッド、（１３）は
ピンチローラ、（１４）はキャプスタン、・・（−１５
Ｌ（１６）、（１７）はテープガイド、”ｐ　１−８　
）　。 （１９）はそれぞれ巻取りリール台および供給リール台
、（２０）は映像信号を記録または再生するためのビデ
オヘッドを有する回転ドラムである。 次に、第１５図は標準カセット（１ンより小さい小型カ
セットを示す図である。（１０１）はＶＨ３規格による
コンパクトカセットの概略図であり、（１０２）は巻取
りリール、（１０３）は供給リール、（１０４）、（１
０５）はガイドピン、（１０６）、（１０７）、（１０
８）は切欠部、（１０９）はテープである。 また、−点鎖線は小型カセット（１０１）と標準カセッ
ト（１）との大きさのおおよその相対関係を示すために
描いた標準カセット（１）の仮想線図である。 さらに、第１６図は小型カセット（１０１）を標準カセ
ット用の’ＶＴＲで記録再生するために必要となるカセ
ットアダプターを示す図である。 （２０１）はカセットアダプター、（２０２）は可動レ
バー、（２０３）は可動レノ（−（２０２）に植立され
たテープガイド、（２０４）は可動レバー、（２０５）
は可動レバー（２０４）に植立されたテープガイド、（
２１０）はカセットアダプター（２０１）の開閉蓋であ
る。カセットアダプター（２０１）は第１４図、第１５
図などに示す標準カセット（１）とほぼ同一の外観形状
となされている０ なお、小型力セラ）（１０１）には開閉蓋（１１０）と
ギア（１１１）とを有している。 次に、標準カセット（１）をＶＴＲ（１０）に装填して
記録または再生する場合について説明する。 まず標準カセット（１）をＶＴＲ（１０）に設けられて
いる図示しないカセットホルダに挿入して、このカセッ
トホルダを手動または自動操作により移動し第１４図（
ａ）に示す位置に装填する。このときカセット内の巻取
りリール（２）および供給＋）　−＃（３）　０）　ハ
フＩＣ１ｖＴＲ（１０）のリール台（１８）および（１
９）がそれぞれ嵌合する。 また標準カセット（１］の切欠部（６）にはキャプスタ
ン（１４）が、切欠部（７）にはテープガイド（１５〕
が、切欠部（８）にはテープガイド（１６）と（１７）
がそれぞれ挿入される。このように配置された標準カセ
ット（１）に記録または再生するときは、第１４図（ｂ
）に示すように標準カセット（１）内のテープ（９）を
テープガイド（１５）　、　（１６）、（１７）をそれ
ぞ第１４図（１））に−点鎖線で示す矢印のように移動
して引き出す。この結果、テープ（９）は第１４図（′
ｂ）のようにＡＯヘッド（１１）、全幅消去ヘッド（１
２）および回転ドラム（２０）に当接する。この状態に
おいてピンチローラ（１３）を移動して第１４図（ｂ）
のようにキャプスタン（１４）と共にテープ（９）全挾
持してキャプスタン（１４）および巻取りリール（２）
を回転駆動すると、テープ（９）が第１４図（ｂ）に示
す走行径路に従って走行する。記録する場合は、全帳消
夫ヘッド（１２）に消去用電流を供給しつつ回転ドラム
（２０）のビデオヘッドおよびＡＣヘッド（１１）にそ
れぞれ所望の信号電流を供給する。 また再生Ｔる場合は、回転ドラム（２０）のビデオヘッ
ドおよびＡＯヘッド（１１）によりテープ（９）上に記
録されている信号を読み出丁。 次に、小型カセット（１０１）を記録または再生する場
合には、この小型カセット（１０１）をそのままＶＴＲ
（１０）に適用することはできない。即ち、小型力セラ
）（１０１）と標準力セラ）　（１）とでは第１５図に
示す如く寸法が異なり、巻取りリール台（１８）が嵌合
しないことや、テープガイド（１５）　、　（１６）　
、（１７）およびキャプスタン（１４）＃切欠部゛（・
ｌΩ・６　Ｊ、、。 （１０７）、（１０８）に入り込まないなど種々の不都
合が生ずる。これを解決するために従来は第１６図に示
すようにカセットアダプター（２０１）が用いられる。 即ち、第１６図に矢印で示したように小型カセット（１
０１）をカセットアダプター（２０１）に嵌め込む。こ
のとき小型カセット（１０１）の切欠部（第１５図参照
）（１０６）および（１０８）にそれぞれテープガイド
（２０３）および（２０５）が入り込む。次いで小型力
セラ）（１０１）の″開閉蓋（１１０）を開いた状態に
して〔その機構は図示せず〕、可動レバー（２０２）お
よび（２０４）を回動して（回動機構は図示せず）テー
プガイド（２０３）および（２０５）により小型カセッ
ト（１０１）内のテープ（１０９）を第１７図に示すよ
うにカセットアダプター（２０１）内に引き出し、この
引き出されたテープ（１０や）のうちテープガイド（２
０３）から（２０５）に至る部分を標準力セラ）　（１
）内のテープ径路とほぼ等しくなるようにＴる。即ち、
第１６図に示すテープガイド（２０３）は標準カセット
（１ン内のガイドピン（４）に相当する位置に（第１５
図参照）、またテープガイド（２０５）はガイドピン（
５）に相当する位置（第１５図参照）まで移動する。以
上のようにして小型カセット（１０１）がセットされた
カセットアダプター（２０１）をその開閉蓋（２１０）
を開いた状態にして従来のＶＴＲ（１０）に装着し、小
型カセット（１０１）内の供給リール（１０３）のハブ
にＶＴＲ（１０）の供給リール台（１９）が嵌合するよ
うにし、また第１７図に示すように小型カセツｈ（ｘｏ
ｌ）内の巻取りリール（１０２）に対してカセットアダ
プター（２０１）内に設−けたギア（２１１）を係合さ
せ、さらにこのギア（２１１）に係合した巻取りギア（
２１２）ノハブにＶＴＲ（１０）の巻取りリール台（１
８）が嵌合するようにな丁。このようにすれば小型カセ
ット（１０１）内のテープ（１０９）も第１４図につい
て説明したと同様にして記録または再生のためのテープ
走行径路をとり得ることができるので、従来のＶＴＲ（
１０）が適用可能である。 〔発明が解決しようとする問題点〕 従来のＶＴＲは以上のように構成されているので、標準
タイプのＶＴＲで小型カセット（１０１）を記録再生す
るには、そのままでは直接ＶＴＲに装着できないのでカ
セットアダプター（２０１）を必要とし、また小型カセ
ツ）（１０１）をいちいちカセットアダプター（２０１
）に着脱しなければならないなどの問題点があった◇こ
の発明は上記のような問題点を解消Ｔるためになされた
もので、標準カセットおよび小型カセットのいずれをも
装着できるＶＴＲを得ることを目的とする。また、小型
カセット装着に係わる機構部分をカセットホルダ下部に
収納Ｔることにより、従来の’ＶＴＲに比し厚みの増加
を極力避けることができるＶＴＲを得ることを目的とす
る。 〔問題点を解決するための手段〕 この発明に係るＶＴＲは、標準カセットまたは小型カセ
ットのいずれをも装着し得るカセットホルダな有し、標
準カセットを装着したときは小型カセットに係わるカセ
ット操作機構が標準カセット装着動作の支障とならぬ位
置に逃げ、−力率型カセットを装着したときはカセット
ホルダ下部に設けた可動ガイドにてテープを一部引き出
し、この引き出された部分のテープが標準カセットを装
着したときのテープ径路とほぼ同じ位置となるようにし
、さらに標準カセット用の供給レール台は小型カセット
の供給リールに直接係合し、一方標準カセット用の巻取
りリール台はカセットホルダ下部に設けたギアを介して
小型カセットの巻取りリールに係合するようにしたもの
である。 〔作用〕 この発明においては、小型カセットからのテープ引き出
し用可動ガイドおよび小型カセットの巻取りリールとＶ
ＴＲ本体の巻取りリール台を係合するギアおよびこれに
関連するギア類、その他はカセットホルダの動きに従っ
て駆動され、また標準カセットを装着したときに標準カ
セットの挿入により発生した作用力などによりこれら可
動ガイドやギア類、その他が逃げられるように動作する
。 〔発明の実施例〕 以下、この発明の一実施例を第１図乃至第１３図につい
て説明する。第１図は磁気記録再生装置の外観正面図、
第２図は第１図のカセット装着部の構造２示す図、第３
図はサブ基板部の構造ご８７図、第４ＦＸＪは第３図の
上面図、第５図はカセットホルダとサブ基板との結合の
様子を示す図、第６図はガイド板を上下するための機構
を示す図、第７図は小型カセットの開閉蓋の開閉機構を
８７図、第８図はカムの駆動機構を示す図、第９図はカ
セットホルダとテープガイドとの関係を示す図、第１０
図は巻取りリール台と巻取りリールがギアを介して係合
された様子を８７図、第１１図は巻取用ギア部の構造を
８７図、第１２図はブック解除用ピン部の構造を示す図
、第１３図は扉部およびガイド部の構造を示す図であり
、上記従来装置と同一または相当部分には同一符号を付
して説明を省略する。 図において、（２１）はＶＨ８規格による標準カセット
（１）または小型カセット（１０１）を磁気記録再生袋
！（１０）に装填Ｔる際のカセット挿入口（第１図参照
）、（２２）はカセット挿入口（２１）に設けられた第
１の扉、（２３）は同じく第２の扉、（２４）は前面パ
ネル、（２５）は標準カセット（１）または小型カセッ
ト（１０１）が挿入されるカセットホルダ（第２図６照
）、（２６）はカセットホルダ（２５）の外壁部に配置
され、かつ標準カセット（１）をカセットホルダ（２５
）に挿入したときのみ上方に移動するようになされたリ
ンク、（２７）および（２８］はリンク（２６）に結合
されかつ小型カセット（１０１）をカセットホルダ（２
５）に挿入するとき小型カセット（１０１）が正しい位
置に導かれるようにするためのガイド板、（２９）およ
び（３０）はガイド板（２７）。 （２８）を挿入するためにカセットホルダ（２５）の上
面板に設けられた溝、（３１）、（３２）および（３３
）はカセットホルダー（２５）の一方の側面に植立さｎ
かつカセットホルダー（２５）を移動させるために設け
られたガイドピン、（３３１ン、（３≦２）および（３
３３）も同様のガイドピン（第９図参照）、（３４）お
よび（３５）はカセットホルダ（２５）の側面に設けら
れかつ後述するテープガイドが入り込むようになされた
窪み、（３６）はリンク（２６）を上下方向に移動させ
るためのリンク、（３７）および（３８）はカセットホ
ルダ（２５）の左右に配置されかつカセットホルダ（２
５）を支持するための支持板、（３９）、（４０）およ
び（４１）はガイドピン（３１）　、　（３２）および
（３３）がそｎぞれ挿入されかつカセットホルダ（２５
）の移動を案内するためのガイド溝、（４３９）、（４
４０）および（４４１）も同様のガイド溝、（４２）は
カセットホルダ（２５）の一方の側面に植立された支軸
、（４４２）も同様の支軸、（４３）および（４４）は
支持板（３７）および（３８）に、沿ってそれぞれ設け
られたラック板、（４５）および（４６〕はラック板（
４３）および（４４）に設けられたラック、（４７）お
よび（４８）はカセットホルダ（２５）に挿入された標
準カセット（１）または小型カセット（１０１）をカセ
ットホルダ（２５）と共に移動させる力走ットローデイ
ングギア、（４９）および（５０）　ｉｔカセットロ−
ディングギア（４７）および（４８）と一体となった駆
動アーム、（５１）および（５２）は後述のサブ基板を
カセットホルダ（２５）に対して上下に移動させるため
のカム、（５３）および（５４）はカム

【５１】および
（５２）と一体に結合されたギア、（５５）はギア（５
３）の支軸、（５６）はカセットホルダ（２５）の７底
面・に設けられかつカセットを磁気記録再生装５、上置
（ｌＯ）に装填したとき磁気記録再生装置本体内の巻取
りリール台（１８）が入り込むための穴、（５７）は同
じく供給リール台（１９）が入り込むための穴、（５８
）はカセットホルダ（２５〕の側壁に設けらｎかつギア
（５３）の支軸（５５）を支持するための穴５（５９）
はカセットホルダ〔２５〕の下部に設けられかつカセッ
トホルダ（２５）に挿入された小型カセット（１０１）
からテープ（１０９）ご引き出しまたは巻き込むための
機構部が配置されるサブ基板、（６０）および（６１）
は穴（５６）および（５７）について述べたと同様の穴
で、サブ基板（５９ンに設けらｎかっ巻取りリール台（
１８）および供給リール台（１９）がそれぞれ入り込む
穴（第３図、第４図参照）　、（６２）は回動レバー、
（６３）は回動レバー（６２〕に植立されかつ小型力セ
ラ）（１０１）のテープ（１０９）を引き出すためのテ
ープガイド）（６４）は回動レバー、（８５）は回動レ
バー（６４）に植立されかつ同様にテープ（１０９）を
引き出丁ためのテープガイド、（６６）乃至（７０）は
回動レバー（６２）を回動させるためのギア群で、各ギ
アはサブ基板（５９）上に回転可能に軸支されかつ隣り
同志が係合して保持されている。（７１）はサブ基板（
５９）上に回転可能に軸支されかつギア（７０）に係合
して保持さｎているギア、（７２）はギア（７１）に対
して係合が行われたり、行われなかつ２りできるように
なされた可動ギア、（７３）は可動ギア（７２〕と一体
となったプーリ、（７４）および（７５）は両者一体と
なったプーリ、（７６）および（７７）はベルト、（７
８）は可動ギア、（９４）は可動ギア（７８）と一体と
なったプーリ（第４図参照）、（７９）は可動ギア（７
８）が係合したとき駆動されかつサブ基板（５９）上に
回転可能に軸支されたギア、（８０ンはギア（７９）と
一体となったギア、（８１’）はギア

【８０】と係合し
かつ軸方向に移動可能なギア、（８２）はギア（８１）
と−体とさｎかつ小型カセット（１０１）の、巻取りリ
ール（１０２）を駆動するためのギア、（８３）は一体
となったギア（８１）と（８２）を軸方向に移動させる
ためのバネ板、（８４）は一体となったギア（７２）と
プーリ（７３］および一体となったプーリ（９４）とギ
ア（７８）とを軸支しかつサブ基板（５９ンに植立され
た支軸（８８）の回りに回動可能となされた回動レバー
、（８５）は回動レバー（６４）を回動させるためにサ
ブ基板（５９）上に軸支されたギア、（８６）は回動レ
バー（８４）を回動させるために回動レバー（６２）の
一端に設けらｎたカム、（８７）は小型カセット（１０
１）の巻取りリール（１０２）のロックを解除するため
のピン、ｃ８８−）は回動レバー（８４）ご軸支すると
同時に一体となったブー９（７４〕および（７５）を軸
支するためにサブ基板（５９）に植立された支軸、（８
９）は回動レバー（８４）に偏倚を与えるためのバネ、
（９０）乃至（９３）は後述のガイドピン（第５図参照
カイ貫通するようになされたガイド穴、（３０１）はカ
セットホルダ（２５）の下面に植立さｎたガイドピン（
第５図参照）、（３０２）はカセットホルダ（２５）に
対してサブ基板（５９）を離反する方向に押しやるバネ
、（３０８）はリンク（３６）とカセットホルダ（２５
）の側面にかけ渡されたバネ（第６図参照）、（３０９
）も同様にカセットホルダ（２５）のもう一方の側面側
にかけ渡さｎたバネ、（３１０）および（３１１）はカ
セットホルダ（２５）の一方の側面部および他方の側面
部にそｎぞれ配され、かつそｎぞｎの支軸（３１２）お
よび（３１３）にて回動可能にカセットホルダ（２５）
の両側面にそれぞれ支持さね一回動レバー、（３１４）
および（３１５）はリンク（３６）およびリンク（３３
６）をそれぞれ回動可能に支持しかつカセットホルダ〔
２５〕の一方の側面部および他方の側面部にそれぞれ設
けられた支軸、（３１６）および（３１７）はガイド板
（２７）および（２８）にそれぞｎ支軸（３１Ｂ）およ
び（３１９）にて回動可能に取付けられた回動レバー、
（３２０）は回動レバー（３１６）とガイド板（２７）
との間にかけ渡さｎた板バネ（第７図参照）、（３２１
）および（３２２）（第１図参照〕は両者が一体に結合
されたギア（第８図参照）、（３２３）および（３２４
）は支軸（３２７）の回りに回動する回動レバー（３２
５）の両端に回転自在に取りつけらｎたギア、、（３２
６）は回動レバー（３２５）を引張るためのバネ、（３
３７）はギア（３２２）、（３２３）。 （５３）および（３２４）に張り渡された歯付きベルト
（第８図参照）、（３２８）は小型カセット（１０１）
がカセットホルダ〔２５〕の所定の位置よりさらに奥に
進入しないようにするためのストッパー（第９図参照）
、（３２９）および（３３０）は標準カセット（υがカ
セットホルダ（２５）の所定の位置よりざらに奥に進入
しないようにするためのストッパー、（３３４）はピン
（８７）がカセットホルダ（２５）のハウジング底面か
ら突出するように設けられた穴、（３３５）はギア（８
２）およびバネ板（８３）がカセットホルダ（２５）の
ハウジング底面から突出するように設けらｎ７：穴、（
３４０）はギア（８１）および（８２）をサブ基板（５
９ンからカセットホルダ（２５）のハウジング側へ押し
やるためのバネ（第１１図参照）、（３４１）は巻取り
リール台（１８）の７ラング部に設けられたギア（第１
０図参照）、（３４２）はギア（８１）および（８２〕
を軸支しかつサブ基板（５９）に植立されたピン（第１
Ｏ図参照）、（３４５）はピン（８７）をサブ基板（５
９）からカセットホルダ（２５）のハウジング側へ押し
やるためのバネ（第１２図参照）、（３５０）および（
３５１）はカセット挿入口（２１〕の左右に設けられた
回動レバー（第１３　ｍｍｓ　）、（３５２）は第１の
扉（２２）が開かないように狙止するためのロック、（
３５３）および（３５４）は小型カセット（１０１）を
カセットホルダ

【２５】のハウジングに挿入するときに
案内役となるガイド５（３５５）は第１．第２の扉（２
２）、（２３ンの支軸、（３５６）は回動し／＜−（３
５０）に偏倚を付与するためのバネである。 次に動作について説明する。まず、標準力セラ）　（１
）を装填する場合について述べる。標準カセット（１）
を第１図に示Ｔ磁気記録再生装置（１０）の挿入口（２
１）より挿入するとき、まず標準カセット（１）の前面
両端部の下部が第１図に示す可動レバー４３５０）およ
び（３５１）に当接し、標準カセット（１）を更に挿入
していくとこれら可動レバニ（３５０）および（３５１
）が回動し、カセット挿入口

【２１】の第１の扉（２２
）のロックが解除される。これと第１３図により詳述す
ると、標準カセット（１）の挿入力により回動レバー（
３５０）および（３５１）がバネ（３５６）の引張り力
に抗して図の矢印の如く軸の回りに回動し、同時にこの
軸に固定された四ツクレバー（３５２）およびガイド（
３５３）。 （３５４）も回動する。ロックレバ−（３５２）はカセ
ット挿入口（２１）に設けられている第１のｎｃ２２）
に対Ｔるロックを解除Ｔる。みお、ここでは第２の扉（
２３）に対してはりツク機構は設けていない。この状態
から更に標準カセット（１）を挿入すると、標準カセッ
ト（１）の前面部により両扉（２２）、（２３）が支軸
（３５５ンを中心軸として押し開かれる。更に標準カセ
ット（１ンを挿入するとカセットホルダ（２５）に入り
込む。なお、このとき前述の如くガイド（３５３）およ
び（３５４）も回動しているので、標準カセット（１ン
の挿入の妨げとはならない。 次に、この標準力セラ）　（１）は第２図に示す回動レ
バー（３１０）および（３１１）に当接して回動させ、
リンク機構を介してガイド（２７）および（２８）’Ｉ
Ｅ−第２図に示すカセットホルダ（２５）の上方に押し
上げる。これにより標準カセット（１）の挿入に対する
妨げとはならない。 この機構を第６図により詳述すると、回動レバー（３１
０）および（３１１）が標準カセット（１）の挿入によ
り支軸（３１２）および（３１３）の回りに矢印方向に
回動し、リンク（３６）および（３３６）をバネ（３０
８）および（３０９）に抗して支軸（３１４）および（
３１５）の回りに回動させる。これらリンク（３６）お
よび（３３６）はリンク（２６）を第６図矢印の如く上
方に押し上げるのでガイド板（２７）および（２８）が
上方に押し上げられる。このようにしてガイド板（２７
）および（２８）は標準カセット（１）の挿入の妨げと
ならない位置まで移動する。 次いで、標準カセット（１）により第９図に示しである
バネ板（８３）がカセットホルダ（２５）ノハウシング
下方に押し下げられ、ギア（８２］が六′（３３５）よ
り突出している場合はこのバネ板（８３）により押し下
げられ、標準カセット（１）の挿入の妨げとならない。 この様子を第１１図に示す断面図により説明すると、標
準カセット（１）の進入にともなって、バネ板（８３）
が第１１図の実線で示す位置から矢印の如く下方に押し
下げられると、第１１図に示すようにカセットホルダ（
２５〕の穴（３３５）より上方に突出しているギア（８
２）がピン（３４２）に′沿ってバネ（３４０）に抗し
て押し下げられる。 このようにしてバネ板（８３）およびギア（８２）が第
１１図の破線位置まで下方に下って標準カセット（１）
の進入ご可能ならしめる。ここで、ギア（８２）はギア
（８１）と一体とされており、第３図、第４図および第
１１図に示すようにサブ基板（５９）上に配置されてお
り、ピン（３４２）により回転自在にまた上下移動自在
に保持されている。ギア（８２）と（８１］はバネ（３
４０）により押し上げられており、この状態ではギア（
８２〕と（８１）の中間部に設けた凹所部にバネ板（８
３）の先端が入っているにも拘らず、上記凹所部には接
触しないように第１１図の如く配置しであるので、バネ
板（８３〕の先端部がギア（８２）と（８１）の回転時
における負荷とはならない。 更に、標準カセット（１）を挿入すると、第９図に示す
ようにカセットホルダ（２５）に設けられたストッパー
（３２９）および（３３０）に標準力セラ）（１）の前
端部が突き当り、それ以上の挿入は阻止される。 このようにして標準カセット（１）がストッパー（３２
９）、（３３０）の位置に来たとき、第２図に示すカセ
ットローディングギア（４７）および（４８）が図示し
ない駆動ギアにより回転駆動され、駆動アーム（４９）
および（５０）がそれぞれガイドピン（３３）および（
３３３）をＬ字状のガイド溝（４１）および（４４１〕
に沿って移動させ、同時にガイドピン（３１）。 （３２）　、　’（３３１ンおよび（３３２）もそれぞ
れガイド溝（３９）、（４０）、（４３９ンおよび（４
４０）に沿って移動して標準カセット（１）が第１４図
（ａ）に示すような正規の装填位置となるまでカセット
ホルダ（２５）ｔ−移動させる。この移動の過程のうち
カセットホルダ（２５）がカセットの挿入方向に移動し
ている間、カセットホルダ（２５）の軸動に伴ってサブ
基板（５９）上のギア（６６）および（８５〕がラック
（４５〕および（４６）により回転駆動され、第３図ま
たは第４ＦＡに示すテープガイド（６３）および（６５
）が移動しくこれらの移動機構については後述の小型カ
セット装填時の説明で行う】、さらにラック板（４３）
および（４４）を図示しない駆動機構によりカセットホ
ルダ（２５〕のカセット挿入方向の移動と逆方向（第２
図矢印Ａ）に移動させることにより、テープガイド（６
３）および（６５）が上記よりもさらに移動し、第４図
に示す破線位置に到る。このようにして第９図に示すよ
うに標準カセット（１）の装着の妨げとならないように
カセットホルダ（２５）の両側の窪み部（３２）および
（３５）に逃がさｎる。またサブ基板（５９）そのもの
も後述するカムによりカセットホルダ（２５）の下面に
接近するように駆動され、カセットホルダ（２５）が上
記した正規の装填位置に到ったとき磁気記録再生装置本
体上のリール台付近の各種部品に接触しないようになさ
れる（従って装置の薄形化が可能となるン。このような
状態においては、硼気記録再生装置本体の巻取りおよび
供給リール台（１８）　、　（１９）がサブ基板（５９
）の穴（６０）および（６１）、カセットホルダ（２５
）の穴（５６）および（５７］を貫通して、標準力セラ
）　（１）内の巻取りおよび供給リール（２）　、　（
３）のハブに嵌合する。なお、カセット装填途中で標準
カセット（１）の開閉蓋が開かれるが、その開閉の機構
はここでは省略する。 以上のようにして標準カセツ）　（１）が正規の位置に
装填されると、その後のテープ（９）のローディングや
記録再生の動作については従来例について述べたと同様
であるのでその説明は省略する。 次に標準カセツ）　（１）　Ｆ取り出丁場合は、テープ
（９）をアンローディングして標準カセット（１）の中
に巻き込んだ後、第２図のカセットローディングギア（
４７）および（４８）を前述のカセット装填時とは逆方
向に回転させて、ガイドピン（３３）および（３３３）
をＬ字状のガイド溝（４１］および（４４１）に沿わせ
て移動させる。このとき標準カセット（１）の開閉蓋も
図示しない開閉機構により再び閉じられる。このように
してカセットホルダ（２５）が前記した正規の装填位置
より離れて元の位置に戻される。 なお、このときカセット挿入口（２１）の扉（２２）お
よび（２３）はカセットローディングギア（４７）およ
び（４８）の回転に応動して動作する図示しないレバー
機構により開扉するようになされている。この状態にお
いて標準カセット（１）をカセットホルダ（２５）から
取り出Ｔことができ、第１１１ｉＵに示すカセット挿入
口（２１）より標準カセット（１）　’ｅ抜き去ると扉
（２２〕および

【２３】は再び閉じ、また回動レバー（
３５０）および（３５１）も元の位置に復帰して、ロッ
クレバ−（３５２）が扉（２２）をロックする〇なお、
当然のことながら、このときカセットホルダ（２５）に
設けた回動レバー（３１０）。 （３１１）およびこれらに関連するリンク類、バネ板（
８３）など、標準カセット（１）の挿入時に、標準カセ
ット（１）によって変位を受けた各部材が元の位置に復
帰する。 またサブ基板（５９）、テープガイド（６３）。 （６５）なども上記の逆の動作過程を経て元の位置に復
帰Ｔる。 さて、次に小型力セラ）（１０１）を装填する場合につ
いて述べる。小型カセット（１０１）を第１図に示Ｔ磁
気記録再生装置（１０〕の挿入口（２１）より挿入する
場合、小型カセット（１０１）の挿入部に相当Ｔる第２
の扉（２３）にはロックがなく、また第１のｌｌ（２２
）はリンクされているので、第２の１（２３）の部分よ
り小型力七ツ）（１０１）が挿入可能となる。 この部分より小型カセット（１０１）を挿入すると、小
型カセット（１０１）の前面部により第２のＪｉ（２３
）が開かれ、小型力セラ）（１０１）は第１３図に示す
。ガイド（３５３）および（３５４）によりカセット両
側面が位置規制されながらカセットホルダ（２５）に進
入スる。 カセットホルダ（２５）内ではさらに、第２図または第
６図に示すガイド板（２７）および（２８）によってカ
セット両側面が規制されながら進入して行く。ガイド板
（２７〕および（２８）に沿わせて小型カセット（１０
１）を挿入していく過程で、小型力セラ）（１０１）の
開閉蓋（１１０）は回動レバー（３１６）および（３１
７）の作用により開かれる。これを第７図により詳述す
れば、小型力セラ）（１０１）ご第７図のように挿入し
ていくと、小型力セラ）（１０１）の開閉蓋（１１０）
が板バネ・（３２０）により下方に押されている回動レ
バー（３１６）に接触し始め、この回動レバー（３１６
）に設けた突起部により第７１Ａに示すように開閉蓋（
１１０）がその支軸の回りに矢印田）で示す回動力２受
けることにより開く。もう一方の回動レバー（３１７）
も同様の作用をする。 さらに小型カセット（１０１）を挿入すると、第９図に
示したストッパー（３２８）により小型力セラ）（１０
１）の進入が阻止される。 このようにして小型カセット（１０１）がストッパー（
３２８）’の位置まで挿入されたとき、第２図〜第４図
に示すサブ基板（５９）がカセットホルダ（２５）の下
面に接近するように上方に移動するようになされる。こ
れを第２図。 第３図、第５図によって説明する。サブ基板（５９）は
カセットホルダ（２５）の下方に第２図の如く配置され
、このサブ基板（５９）には第３図に示すように貫通し
た穴（９０）〜（９３〕が設けられ、これらの穴（９０
）〜（９３）にカセットホルダ（２５）の下面に植立さ
れた各ピン（３０１）が挿入され、サブ基板（５９）が
保持される。これらのピン（３０１）にはバネ（３０２
）が巻かれ、サブ基板（５９〕をカセットホルダ（２５
〕の下面より下の方向に押し下げる方向に押圧する。例
えば第５図に示すようにサブ基板（５９）の穴（９ｏ）
に対してピン（３０１）が挿入され、バネ（３０２）に
よりサブ基板（５９’）Ｆ下方に押し下げる。 残りの穴（９１）〜（９３〕に対しても同様の構造がと
られている。この状態においてカセットホルダ（２５）
の穴（５８）等に支持されたサブ基板（５９）の移動ギ
ア（５３）および（５４）が固転駆動されると、これら
ギア（５３）および（５４）に直結されたカム（５１）
および（５２）が、サブ基板

【５９】の端面に接しなが
らバネ（３０２）などに抗してサブ基板（５９）を押し
上げる。このきギア（６６）および（８５）の歯はそれ
ぞｎ第２図に示すラック（４５〕および（４６）に沿っ
て上方に移動Ｔる。サブ基板（５９）の移動ギア（５３
〕および〔５４〕は、例えば第８図に示すようにギア（
５３）に歯付きベルト（３３７）を介して連結された駆
動ギア（３２１）および（３２２）′ｆ：図示しないギ
アで回転させることにより回転駆動される。なお、既に
述べたようにカセットホルダ（２５）は、例えばガイド
ピン（３３）がＬ字状のガイド溝（４１）に沿って動く
ことから判るようにＬ字状に移動する。このため支軸（
５５）とギア（３２１）、（３２２）の支軸との距離が
変化する。従って、歯付きベルト（３３７）がゆるまな
いようにするため第８図に示すようにこのベル）（３３
７）のゆるみに応じて動くギア（３２３）および（３２
４）′ｆ：設けてゆるみを吸収Ｔる。すなわち、ギア（
３２３）。 （３２４）は回動レバー（３２５）の両端部に設けられ
、回動レバー（３２５）はバネ（３２８）により支軸（
３２７）の回りに回動力を与えられて常に歯付きベル）
（３３７）にテンションを与えてゆるみを防止する。 さて、このようにしてサブ基板（５９）が上方に押し上
げられると、第３図または第４図に示すテープガイド（
６３）および

【６５】がそれぞれ小型力セラ）（１０１
）の切欠部（１０６）および（１０８）に入り込む、こ
の様子を第４図に示す。即ち、カセットホルダ

【２５】
に上記の如く挿入された小型力セラ）（１０１）は二点
鎖線で示す仮想線図の位置にあり、サブ基板（５９）が
上記の如く押し上げられると回動レバー（６２）および
（６４）の先端に植立されたテープガイド（６３）およ
び（６５）が図のように切欠部（１０６）および（１０
８）に入り込む。 このような状態において、標準カセット（１）の、挿入
の場合について述べたと同様にして第２図のカセツＦロ
ーディングギア（４７）および（４８）Ｉ−駆動してカ
セットホルダ（２５）Ｋ移動させる。ここでカセットホ
ルダ（２５）がカセット挿入方向に移動している時は、
ギア’（６６）および（８５）がそれぞれラック板（４
３〕および（４４）上のラック（４５）および（４６〕
の作用により回転力を受けて回転する。ギア（６６）の
回転は順次ギア（６７）〜

【７０】に伝達され、第３図
または第４図で回動レバー（６２）を時計方向に回転さ
せる。 またギア（８５〕の回転によう回動レバー（６４）を反
時計方向に回転させる。カセットホルダ（２５）がカセ
ット挿入方向の移動の最終点に達したときは、回動レバ
ー（６２）および（６４）はそれぞれ第４図に示す一点
ｍ線で示す仮想線図の位置に移動している。このような
回動レバー（６２）および（６４）の動きにより第４図
に示したように小型カセツ）（１０１）内のテープ（１
０９）（２点鎖線）はテープガイド（６３）および（６
５）により１点鎖線で示す位置まで引き出される。上記
最終点から更にカセットホルダ（２５）はサブ基板（５
９）と共に（ギア（６６）および（８５）の歯もそれぞ
れラック（４５）および（４６）に沿って下方に移動）
下方向に移動し、前記標準カセット（１）のテ、１合に
ついて述べたと同じく正規の装填位置まで移動する。こ
の状態においては、小型カセット（１０１）より引出さ
れたテープ（１０９）はあたかも標準カセット（１）を
装填した場合と同じ位置、即ち第４図に示すように破線
による仮想線図で示したように標準カセット（１）を装
填したのと等価になる。上記の如く小型カセット（１０
１）よりテープ（１０９）Ｔｉ：引き出丁際には、小型
力セラ）（１０１）内の巻取りリール（１０２）の７ラ
ンジに付与されているブレーキ（図示せず）を解除する
必要があるので次のようにする。第３図または第４図に
示すようにサブ基板（５９）にピン（８７）を設け、サ
ブ基板（５９）がカセットホルダ（２５）に接近すると
、このピン（８７）がカセットホルダ（２５）に設けた
穴（３，３４）（第９図参照）を貫通して小型力セラ）
（１０１）の下面に設けであるブレーキ解除用の穴（図
示せず）に入り込む。このようにして入り込んだピン（
８７）により巻取りリーＡ／（１０２）の７ランジのブ
レーキを解除する。このピン（８７）は第１２図に示す
ようにサブ基板（５９）の穴に移動自在に挿入されバネ
（３４５）により上方に押し上げられている。第１２図
はサブ基板（５９）がカセットホルダ（２５）に接近し
た場合な示しており、接近していない場合はピン（８７
）はカセットホルダ（２５）の穴（３３４）からは突出
しない。バネ（３４５）が設けられている理由は、標準
カセット（１）の装填時に、サブ基板（５９）がカセッ
トホルダ（２５）に接近したときピン（８７）が標準カ
セット（１）の下面に突き当る（標準カセット（１）に
はこの部分に穴が設けらｎていない）ので、これ２逃が
すためのものである。なお、ピン（８７）の下部の凹み
は、カセットホルダ（２５〕が正規の装填位置まで達し
たとき磁気記録再生装置本体に設けた位置決めピン（図
示せず）が嵌合するためのものである。 このようにして小型カセット（１０１）が正規の装填位
置に装填されたときには、磁気記録再生装置本体の供給
リール台（１９）はサブ基ｆ（５９）の穴（６１）およ
びカットホルダ（２５）の穴（５７）’Ｅ−貫通して、
小型力セラ）（１０１）内の供給リール（１０３）の・
イゝプに嵌合する。一方磁気再生装コ本体の巻取りＩＪ
−ル台（１８）もサブ基板（５９）　ｔ７Ｊ穴（６０）
およびカセットホルダ（２５）の穴（５６）　７貫通し
てカセットホルダ（２５）内に突出Ｔるが、この部分に
は小型力走ツ）（１０１）が存在しないので、小型力セ
ラ）（１０１）の巻取りリール（１０２）との結合は次
のように行われる。即ち、サブ基板（５９）がカセット
ホルダ（２５）の下面に接近すると、サブ基板（５９）
上で上方向に押し上げられているギア（８２）がカセッ
トホルダ（２５）の穴（３３５）″！ｊ：貫通してカセ
ットホルダ（２５）内に突出し、第１０図に示す如くギ
ア（８２）が小型カセット（１０１）の巻取りリール（
１０２）のフランジに設けたギア（１１１）に結合下る
。またギ、ア（８２）と直結するギア（８１）が磁気記
録再生装置本体の巻取りリール台（１８）に直結したギ
ア（３４１）が結合する。 このようにして巻取りリール台（１８）と巻取りリール
（１０２）との係合が行われる。 このような状態においては、第３図または第４図に示す
回動レバー（８４）は、支軸（８８）の回りにバネ（８
９）に抗して反時計方向に回動した位置にある。即ち回
動レバー（６２）が上記の如く第４図に示Ｔ−点鎖線ま
たは破線の位置に向けて回動する際、回動レバー（６２
）が−点鎖線の位置に来る直前で回動レバー（６２）の
端部に設けたカム（８６）が回動レバー（８４）の一方
の先端に接触することにより回動レバー（８４）を回転
移動させる。このため回転レバー（８４）に保持されて
いるギア（７２）および（７８）も−緒に移動してそれ
ぞれギア（７１）およびギア（７９）から離反する。こ
のようにテることにより磁気記録再生装置本体の巻取り
リール台（１Ｂ）Ｔｔ標準カセット（１）の装填の場合
と同じように駆動することによりギア（８１）。 （８２）を介して小型カセット（１０１）の巻取りリー
ル（１０２）を駆動することが可能となる。なおギア（
７９）および（８０）も常時駆動されることになるが、
負荷として小さいので特に問題とならない。もちろんギ
ア（７９）および（８０）も回動レバー（８４）と共に
移動させる構造としてもよいことはいうまでもない。 以上のようにして小型力セラ）（１０１）を装填Ｔると
、あたかも標準カセット（１）を装填したと同じように
なるので、標準カセット（１）の場合と同様にしてロー
ディングや記録再生などを行うことができる。 次に、小型カセツ）（１０１）Ｉ−取り出す場合につい
て説明する。まず標準カセット（１）の場合と同様にし
てテープ（１０９）をアンローディングしてテープ（１
０９）が第４図の一点鎖線の位置に来るまで磁気記録再
生装置本体の巻取りリール台（１８）または供給リール
台（１９〕（または両者）を駆動して、小型力セラ）（
１０１）内に巻き込む。次にカセットローディングギア
（４７）および（４８）Ｔｒ：カセット装填時とは逆方
向に回転させてガイドピン（３３）および（３３３）を
Ｌ字状のガイド溝（４１）および（４４１）に沿わせて
移動させると、カセットホルダ（２５）はサブ基板（５
９〕と共Ｉこ小型力走ツ）（１０１）の装填時と逆方向
に移動して元の位置に戻さｎる。この過程においてはサ
ブ基板（５９）のギア（６６）およびギア（８５）は、
まずラック（４５）および（４６）に沿ってサブ基板（
５９）と共に上昇し、次いでラック（４５）および（４
６）の作用でギア（６６）および（８５）が前記（カセ
ット挿入時）と逆向きに回転させらｎる。これらの回転
により回動レバー（６２）および（６４）も第４図の一
点鎖線の位置から元の位置に向けて回動し１実線で示す
位置まで戻される。このときテープ（１０９）も小型カ
セット（１０１）内に巻き取っていく必要があるが、次
のようにして巻き取られる。すなわち回動レバー（６２
）が第４図の一点鎖線の位置よりわずかに元の位置に向
けて回動するとカム（８６）が回動レバー（８４）より
離れていくので、回動レバー（８４）はバネ（８９）の
復元力により元の位置（第４図に示Ｔ）に復帰する。こ
のためギア（７２）はギア（７１）に係合し、ギア（７
８〕はギア（７９〕に係合する。従ってサブ基板（５９
）が元の位置に向けて上記の如く移動するとき、ラック
（４５〕の作用でギア（６６）に与えられた回転力はギ
ア（６７〕→（６８ン→（６９ン→（７０）→（７１）
→（７２）→プーリ（７３〕→ベルト（７６）→プーリ
（７４）→プーリ（７５）→ベルト（７７）→プーリ（
９４）→ギア（７８）→ギア（７９）→ギア（８０）→
ギア（８１）→ギア（８２）→巻取りリール（１０２）
の７ランジのギア（１１１）という径路をもってギア（
１１１）に伝達される。これにより、ギア（６６）およ
び（８５）が回転して回動レバー（６２）および（６４
）が元の位置に戻るにつれてギア（１１１）も回転し、
テープ（１０９）’Ｅ−巻取りリール（１０２）に巻き
取っていく。このようにしてテープ（１０９）は第４図
の２点鎖線で示した元の位置まで巻き取られる。 、以上のような状態においてカム（５１）および（５２
）を前記の逆方向に駆動することによりサブ基板（５９
）Ｅバネ（３０２）などの復元力によりカセットホルダ
（２５）により下方向に遠ざけて元の位置に戻す０これ
によりテープガイド（６３）および（６５）は小型力セ
ラ）（１０１）の切欠部（１０６）および（１０Ｂ）の
下方に移動して外部に出され、またギア（８２）も下方
に移動してギア（１１１）から離れ１さラニヒン（８７
）も下方に移動して小型力セラ）（１０１）から離れる
。このとき、標準カセット（１）の場合について述べた
と同様にして扉（２３）が（２）示しない機構により開
かれ、小型カセット（１０１）を取り重子ことが出来、
小型力七ツ）（１０１）を取り出す過程において第７図
に示す回動レバー（３１６）などの突起の作用で開閉１
（１１０）が第７図の矢印（Ｑ、）の如く再び閉じる。 即ち第７図において小型力セラ）（１０１）を引き抜い
ていくと、回動レバー（３１６）の突起部が開閉蓋（１
１０）の端に突き当り、破線で示す矢印（りの方向に開
閉蓋（１１０）ｅ閉シル。小型力セラ）（１０１）ごカ
セット挿入口（２１）より抜き去ると扉（２３）は再び
閉じる。このようにして各部は元の状態に復帰する。 以上に述べた如くこの発明の磁気記録再生装置によれば
標準カセット（１）および小型カセット（１０１）のい
ずれをも適用することができる。 また当然のことながら前記力セラＦアダプター（２０１
）も適用できる。 上記実施例ではギア（６６）の回転力を回動レバー（６
２）に伝えるのにギア（６７）〜（７０）を介したが、
ギアの代りにプーリとベルトを組合せたもの、アイドラ
を組合せたものなどを介してもよい。逆にプーリ（７３
）からプーリ（９４〕までの間の連結をギアまたはアイ
ドラの組合わせによるものに変えてもよい。 またギア（７１）を回動レバー（８４）上に支持してギ
ア（７０）と係合したり、離れたり出来るようにしても
よいし、ギア（７９）と（８ｏ）を回動レバー（８４）
上に支持しギア（８１）と係合したり、離れたり出来る
ようにしてもよい。 また、上記実施例ではサブ基板（５９）の上下停動は、
バネ（３０２）によって下方に押されたサブ基板（５９
）をカム（５１）と（５２）で押し上げる形式のものを
示したが、バネ（３０２）を廃止してサブ基板（５９）
に対して第２図のアーム（４９）に類似した機構を設け
て上下させるような形式にしてもよいし、またギア（６
６）および（８５）の回転を行うのに、カセットホルダ
（２５）が移動するとラック（４５）および（４６）の
作用で回転力を得たが、カセットホルダ（２５）の移動
とは独立にラック板（４３）および（４４）を他の駆動
力により移動させてギア（６６）および（８５）に回転
力を与えてもよい。またギア

【６６】および（８５）を
それぞれ独立のラック（４５）および（４６）により駆
動したが、ランクを一方のみとし、このラックからギア
類を介して両ギア（６６）および（８５〕を駆動しても
よい。さらに回動レバー（６２）Ｅよび（６４〕上のテ
ープガイド（６３）および（６５）はこれらレバー上に
常時起立しているが、テープガイド（６３）および（６
５）ｅヒンジ機構によって回動レバー（６２）および（
６４）上に取り付けて常時は倒しておき、小型力セラ）
（１０１）の装填時のみリンクまたはワイヤにより起立
させるような構成としてもよい。 さらに、上記実施例ではガイド板（２７〕および（２８
）は上下方向に移動するようにしたが、ヒンジ機構によ
りカセットホルダ（２５）の天面に取り付け、リンク（
２６）の動きに応じてガイド板（２７）、（２８）がこ
の天面に垂直になったりまたは平行になったりするよう
に、即ち観音開き状に回転移動するような構造としても
よい。 なお、上記実施例では扉（２２）および（２３）Ｔｉ−
設けたが必ずしもこれらは設ける必要はない（扉（２２
）を設けないときはロツクレバ−（３５２）は不要）シ
、また駆動ギア類、その他Ｂサブ基板（５９）上に配し
たが、カセットホルダ（２５〕の下面に直接ギア類、そ
の他を配してこれらを前述とは異なる方法で駆動するよ
うにしてもよい。 さらにカセットホルダ（２５）の側面の窪み（３４）お
よび（３５）の代りに切欠部を設けてテープガイド（６
３）および（６５）が逃げらｎるようにしてもよい。 また、上記実施例はサブ基板（５９）をフロントローデ
ィング式カセットホルダ、即ちスライド式のカセットホ
ルダに配する場合について述べたが、パンダグラフ式の
カセットホルダや、回動式（ヒンジ式）のカセットホル
ダを有する磁気記録再生装置にも適用できる。 〔発明の効果〕 以上のように、この発明によれば力走ットホルダ下部に
小型カセットのテープＰ引き重工ための機構部を設けて
小型カセットまたは標準カセットのいずれをも装填でき
るように構成したので、従来必要としたカセットアダプ
ターが不要となり、また操作者がいちいち小型カセット
をカセットアダプターに脱着するという手間が省ける効
果がある。さらにカセットを正規の装填位置まで移動さ
せる間は無駄な空間となっているカセットホルダ下面を
利用して、カセットホルダの下部にサブ基板を配置する
ようにしたので、従来の装置に対して厚みを殆ど増さず
に付加できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例による磁気記録再生装置を
示す外観正面図、第２図は第１図のカセット装着部の構
造を示す図、第３図はサブ基板部の構造を示す図、第４
図は第３図の上面図、第５図はカセットホルダとサブ基
板との結合の様子を示す、第６図はガイド板を上下する
ための機構を示す図、第７図は小型カセットの開閉蓋の
開閉機構を示す図、第８図はカムの駆動機構を示す図、
第９図はカセットホルダ°とテープガイドとの関係を示
す図、第１０図は春取りリール台と巻取りリールがギア
を介して結合された様子を示す図、第１１図は巻取つ用
ギア部の構造を示す図、第１２図はロック解除用ピン部
の構造を示Ｔ図、第１３図は扉部およびガイド部の構造
を示す図、第１４図（ａ）＊　（１））は従来の磁気記
録再生装置の一例２示す図、第１５図は小型カセットな
示す図、第１６図は小型カセットとカセットアダプター
２示す図、第１７図はカセットアダプターに収納された
小型カセットの様子２示す図である。 図において、（１ｙは標準カセット、（１０）は磁気記
録再生装置、（１８）は巻取りリール台、（２１）はカ
セット挿入口、（２２）、（２３）は扉、（２５）はカ
セットホルダ、（２６）。 （３６）はリンク、（２７）、（２Ｂ）はガイド板、（
４３）、（４４）はラック板、（４５）。 （４６）はラック、（５１）、（５２）はカム、（５６
）、（５７）は穴、（５９）はサブ基板、（６０）、（
６１）は穴、（６２）、（６４）は回動レバー、（６３
）＠（６５）はテープガイド、（６６）〜（７２）はギ
ア、（７３）〜（７５）、（’９４）はプーリ、（７６
）　、（７７’）はベルト、（７８）〜（８２）はギア
、（８３）はバネ版、（８４）は回動レバー、（８５）
はギア、（８６）はカム、（８７）はピン、（１０１）
は小型力セラ）、（１０２）は巻取りリール、（１０６
）、（１０８）は切欠部、（１０９）はテープ、（１１
１）はギア、（３０２）はバネ、（３１０）、’（３１
１）は回動レバー、（３３４）、（３３５）は穴、（３
４５）はバネ、（３５０）、（３５１）は回動レバー、
（３５２）はロックレバ−１（３５３）　、（３５４）
はガイドである。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。 代理人　弁理士　　大　　岩　　増　　雄第５図 第７図 第１１図 第１４図 （ａ） 第１５図 第１６図 手続補正書（自発） １、事件の表示　　　特願昭６１−２００５５８号３、
補正をする者 事件との関係　特許出願人 住　所　　　　東京都千代田区丸の内二丁目２番３号名
　称　　（６０１）三菱電機株式会社代表者志岐守哉 ４、代理人 住　所　　　　東京都千代田区丸の内二丁目２番３号５
、補正の対象 明細書の特許請求の範囲の欄 明細書の発明の詳細な説明の欄 図面 ６、補正の内容 （１）特許請求の範囲を別紙のとおりに訂正する。 （２）明細書第３６頁第１４行の「このきギア」を「こ
のときギア」に訂正する。 （３）同第３８頁第４行「二点鎖線」を「−点鎖線」に
訂正する。 （４）図面中東３図を別紙のとおりに訂正する。 以上゛ 別　　　　　　紙 特許請求の範囲 （１）　　カセットホルダ下部に少なくとも移動可能な
複数のテープガイドおよび移動可能なギアを設け、この
カセットホルダに小型カセットを装填する場合は前記テ
ープガイドが小型カセットの切欠部に挿入された後小型
カセットのテープを引き出し、正規の装填位置にて前記
ギアが磁気記録再生装置の巻取りリール台と小型カセッ
トの巻取りリールの両者に係合され、一方前記カセット
ホルダに標準カセットを装填する場合は前記テープガイ
ドが、装填された標準カセットが占有する空間の外側に
逃げるようになし、正規の装填位置にて前記ギアが前記
カセットホルダの下部に逃げるように構成したことを特
徴とする磁気記録再生装置。 （２）　　テープガイドは移動可能なレバーに支持され
、このレバーがカセットホルダ下面に対して接近、離反
する方向に移動可能になされたサブ基板上に設けたギア
またはプーリその他の駆動機構にて移動するようになさ
れた特許請求の範囲第１項記戯の磁気記録再生装は。 （３）　　サブ基板上をニギアを設け、このギアをカセ
ットホルダの外部に設けたラックにより回転駆動させる
ことにより、前記ギアを一付与された駆動力をレバーの
駆動機構に伝達するようにした特許請求の範囲第２項記
載の磁気記録再生装置。 （４）　　ギアは支軸方向にカセットホルダの穴を貢通
して移動可能とし、カセットホルダに挿入された標醜カ
セットにより変位を受ける部材に係合可能とし、この部
材の変位によって前記係合部の作用により前記ギアが前
記カセットホルダ下面に移動するようにした特許請求の
範囲第１項乃至第３項のいずれか一に記載の磁気記録再
生装置。 （５）　　サブ基板はカセットホルダに支持され、この
カセットホルダが移動する際は一丸となって移動可能な
ように構成された特許請求の範囲第１項乃至第４項のい
ずれか一に記載の磁気記録再生装置。 （６）　　サブ基板はカセットホルダに対して、バネの
力により離反する方向に支持され、このサブ基板に当接
したカムの駆動により前記バ卑に抗して前記サブ基板を
前記カセットホルダに接近させるようをこ構成した特許
請求の範囲第１項乃至力７５項のいずれか一に記載の磁
気記録再生装置。　　。 （７）　　テープガイドの移動に伴ってギアにＵはシカ
を伝達するための手段が、前記ギアまたは前記ギアに係
合するギアに対して係合または離反できるように構成し
た特許請求の範囲第１項記載のに気記録再生装置。 （８）伝達手段は、回転力を伝達するために連結されて
なるギアまたはベルトを掛け渡したプーリ等を軸支する
可動レバーよりなり、この可動レバーがテープガイドを
支持するレバーの動きに応じて移動し、前記ギアまたは
前記プーリ等が前記テープガイドを駆動するための駆動
部とギアとの間を係合または離反する位置に移動させる
ように構成した特許請求の範囲第７項記載の磁気記録再
生装置。 （９）伝達手段における可動レバーが、テープガイドを
支持する可動レバー端部に設けられたカムの作用で移動
し、小型カセット装填状態におい【、前記テープガイド
を小現カセットの切欠部に戻ず際に前記テープガイドを
こ付与される駆動力がギアにも伝達されて、小型カセッ
トテープを巻取るまうに巻取りリールを回転させるよう
にｔＦ７成した特許請求の範囲第８項記賎の磁気記録再
生装置。 （１０）小型カセットの巻取りリールロック解除用のピ
ンをカセットホルダの穴を二貫通して移動可能に配置し
、テープガイドが小型カセットの切欠部に挿入されるに
伴って前記ピンも前記穴を貢通してカセットホルダ内を
こ突出して前記巻取りリールロックを解除するようにな
し、一方標準カセットをシ着したときに、前記ピンの突
出が標準カセットの底面で阻止されるように（落成した
特許請求の範囲第１項記載の磁気記録再生装置。 α１）ピンはサブ基板上をこ支持されかつ軸方間に移動
可能で、バＡ・によって常時カセットホルダ（・こ向け
てｄ位を与えられるように構成された特許、；ｎ求の範
囲第１０項記載の磁気記録再生装置。 ０２）カセットホルダの上［ｈｉ部に小型カセットを挿
入したときの案内となる移動可能なガイド板を配し、こ
のガイド板は前記カセット不ルりに標桑カイットを挿入
したときのみ回動する回動レバーの作用により動作する
リンクによって移６１シ、標準カセットの進入通路の外
部に移動するように調成した特許請求の範囲第１項記載
の磁気記録再生装置。 （１３）回動レバーはカセットホルダ入口部にあり、か
つ小琵カセットの挿入通路から離れた位置にあって、そ
の少なくとも一部が前記カセットホルダ内に突出して配
置され、標準カセットの挿入により突出部が押圧されて
回動するようにした特許請求の範囲第１２項記載の磁気
記録再生装置。 ａ→　カセット挿入口に第１および第２の豚を設け　ｆ
ｊ準カセットを打入するときは前記第１および第２の扉
が標準カセットの前面により押し開かれ、小ｙ→１カセ
ットを挿入するときは前記第２の扉が押し開かれろよう
に枠底した特許請求の範囲第１項記載の磁気記＆を再！
４−装置。 αつ　カセット挿入口Ｇこ扉の外部に一部か突出しかつ
小型カセットの挿入最終とは削れた位置に回Ｉｌｌレバ
ーを配置し、この回動レバーに連枦１ノするロックレバ
−を設け、このロックレバ一により第１のり一にロック
し、Ｊｌ″帛カ上カセツト入する際はカセットにより、
前記回動レバーか押圧されて回動し、従ってｎ７＋記ロ
ックレバ−が連動して動き、前記第１の扉のロックな解
除するように構成した特許請求の範囲第１４項記ｉ３’
：の磁気記録再生装置。 ００　回動レバーに連１すして動く小型カセット案内の
ためのガイドを設け、このガイドは第２の扉部より挿入
された小型カセットの進入通路を決めるガイドとなり、
一方Ｐ準カセットを挿入するときは前記回動レバーが標
準カセットにより押圧されて回動し、従って前記ガイド
も連動して動き、゛標準カセットの進入通路の外部に移
動するようにｔ、１戊した特許請求の範囲第１４項ある
いは第１５項記戦の磁気記録再生装置。

Claims (16)

【特許請求の範囲】
1. （１）カセットホルダ下部に少なくとも移動可能な複数
   のテープガイドおよび移動可能なギアを設け、このカセ
   ットホルダに小型カセットを装填する場合は前記テープ
   ガイドが小型カセットの切欠部に挿入された後小型カセ
   ットのテープを引き出し、正規の装填位置にて前記ギア
   が磁気記録再生装置の巻取りリール台と小型カセットの
   巻取りリールの両者に係合され、一方前記カセットホル
   ダに標準カセットを装填する場合は前記テープガイドが
   、装填された標準カセットが占有する空間の外側に逃げ
   るようになし、正規の装填位置にて前記ギアが前記カセ
   ットホルダの下部に逃げるように構成したことを特徴と
   する磁気記録再生装置。
2. （２）テープガイドは移動可能なレバーに支持され、こ
   のレバーがカセットホルダ下面に対して接近、離反する
   方向に移動可能になされたサブ基板上に設けたギアまた
   はプーリその他の駆動機構にて移動するようになされた
   特許請求の範囲第１項記載の磁気記録再生装置。
3. （３）サブ基板上にギアを設け、このギアをカセットホ
   ルダの外部に設けたラックにより回転駆動させることに
   より、前記ギアに付与された駆動力をレバーの駆動機構
   に伝達するようにした特許請求の範囲第２項記載の磁気
   記録再生装置。
4. （４）ギアは支軸方向にカセットの穴を貫通して移動可
   能とし、カセットホルダに挿入された標準カセットによ
   り変位を受ける部材に係合可能とし、この部材の変位に
   よつて前記係合部の作用により前記ギアが前記カセット
   ホルダ下面に移動するようにした特許請求の範囲第１項
   乃至第３項のいずれか一に記載の磁気記録再生装置。
5. （５）サブ基板はカセットホルダに支持され、このカセ
   ットホルダが移動する際は一丸となつて移動可能なよう
   に構成された特許請求の範囲第１項乃至第４項のいずれ
   か一に記載の磁気記録再生装置。
6. （６）サブ基板はカセットホルダに対して、バネの力に
   より離反する方向に支持され、このサブ基板に当接した
   カムの駆動により前記バネに抗して前記サブ基板を前記
   カセットホルダに接近させるように構成した特許請求の
   範囲第１項乃至第５項のいずれか一に記載の磁気記録再
   生装置。
7. （７）テープガイドの移動に伴つてギアに駆動力を伝達
   するための手段が、前記ギアまたは前記ギアに係合する
   ギアに対して係合または離反できるように構成した特許
   請求の範囲第１項記載の磁気記録再生装置。
8. （８）伝達手段は、回転力を伝達するために連結されて
   なるギアまたはベルトを掛け渡したプーリ等を軸支する
   可動レバーよりなり、この可動レバーがテープガイドを
   支持するレバーの動きに応じて移動し、前記ギアまたは
   前記プーリ等が前記テープガイドを駆動するための駆動
   部とギアとの間を係合または離反する位置に移動させる
   ように構成した特許請求の範囲第７項記載の磁気記録再
   生装置。
9. （９）伝達手段における可動レバーが、テープガイドを
   支持する可動レバー端部に設けられたカムの作用で移動
   し、小型カセット装填状態において、前記テープガイド
   を小型カセットの切欠部に戻す際に前記テープガイドに
   付与される駆動力がギアにも伝達されて、小型カセット
   テープを巻取るように巻取りリールを回転させるように
   構成した特許請求の範囲第８項記載の磁気記録再生装置
   。
10. （１０）小型カセットの巻取りリールロック解除用のピ
    ンをカセットホルダの穴に貫通して移動可能に配置し、
    テープガイドが小型カセットの切欠部に挿入されるに伴
    つて前記ピンも前記 穴を貫通してカセットホルダ内に突出して前記巻取りリ
    ールロックを解除するようになし、一方標準カセットを
    装着したときは前記ピンの突出が標準カセットの底面で
    阻止されるように構成した特許請求の範囲第１項記載の
    磁気記録再生装置。
11. （１１）ピンはサブ基板上に支持されかつ軸方向に移動
    可能で、バネによつて常時カセットホルダに向けて変位
    を与えられるように構成された特許請求の範囲第１０項
    記載の磁気記録再生装置。
12. （１２）カセットホルダの上面部に小型カセットを挿入
    したときの案内となる移動可能なガイド板を配し、この
    ガイド板は前記カセットホルダに標準カセットを挿入し
    たときのみ回動する回動レバーの作用により動作するリ
    ンクによつて移動し、標準カセットの進入通路の外部に
    移動するように構成した特許請求の範囲第１項記載の磁
    気記録再生装置。
13. （１３）回動レバーはカセットホルダ入口部にあり、か
    つ小型カセットの挿入通路から離れた位置にあつて、そ
    の少なくとも一部が前記カセットホルダ内に突出して配
    置され、標準カセットの挿入により突出部が押圧されて
    回動するようにした特許請求の範囲第１２項記載の磁気
    記録再生装置。
14. （１４）カセット挿入口に第１および第２の扉を設け、
    標準カセットを挿入するときは前記第１および第２の扉
    が標準カセットの前面により押し開かれ、小型カセット
    を挿入するときは前記第２の扉が押し開かれるように構
    成した特許請求の範囲第１項記載の磁気記録再生装置。
15. （１５）カセット挿入口に扉の外部に一部が突出しかつ
    小型カセットの挿入通路とは離れた位置に回動レバーを
    配置し、この回動レバーに連動するロックレバーを設け
    、このロックレバーにより第１の扉にロックし、標準カ
    セットを挿入する際はカセットにより、前記回動レバー
    が押圧されて回動し、従つて前記ロックレバーが連動し
    て動き、前記第１の扉のロックを解除するように構成し
    た特許請求の範囲第１４項記載の磁気記録再生装置。
16. （１６）回動レバーに連動して動く小型カセット案内の
    ためのガイドを設け、このガイドは第２の扉部より挿入
    された小型カセットの進入通路を決めるガイドとなり、
    一方標準カセットを挿入するときは前記回動レバーが標
    準カセットにより押圧されて回動し、従つて前記ガイド
    も連動して動き、標準カセットの進入通路の外部に移動
    するように構成した特許請求の範囲第１４項あるいは第
    １５項記載の磁気記録再生装置。