JPH02230549A - カセットホルダー装置 - Google Patents

カセットホルダー装置

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JPH02230549A
JPH02230549A JP63274882A JP27488288A JPH02230549A JP H02230549 A JPH02230549 A JP H02230549A JP 63274882 A JP63274882 A JP 63274882A JP 27488288 A JP27488288 A JP 27488288A JP H02230549 A JPH02230549 A JP H02230549A
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Japan
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cassette
small
tape
guide member
small cassette
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Hideki Sakumoto
作本 秀樹
Machiko Oda
小田 真知子
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Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、大カセットテープのカセットホルダー内に小
カセットテープを挿入する際のガイド機構及び誤挿入防
止機構を備えるカセットホルダー装置に関するものであ
る。
従来の技術 以下、図面を参照しながら従来の小カセットガイド機構
及び誤挿入防止機構を備えるカセットホルダー装置につ
いて説明する。
第8図は大カセットテープ(以下単に大カセットという
)の裏面図である。図に於で、1は大カセット、2はそ
の裏面に設けられた逃げ溝、3は供給側リーノレ、4は
巻取シ側リールである。
第9図は小カセットテープ(以下単に小カセットという
)の裏面図である。図に於て、5は小カセット、6はそ
の裏面に設けられたガイド溝、7は供給側リール、8は
巻取り側リールである。
第10図は大カセット1と小カセット50カセットホル
ダー内における位置関係を示す正面図で9 ページ ある。これは大カセット1 ,小カセット6の左側面を
基準に互いのガイド溝2.6が合致した位置関係にある
ことを表わしてある。
第12図は大カセットの斜視図、第13図は小カセット
の斜視図である。第12図に於いて、箱体に構成された
大カセット1の内部に設けた2個のリールにはそれぞれ
フランジ29・30を有している。31はカセット前面
テープ架張部を通常カバーする為のフタであシ、バネ(
図示せず)により閉方向に付勢されておシ、上面前部に
傾斜面31−bが設けられている。32●33は大カセ
ット1の傾面後部に形成されたグリップ溝である。
又、第13図に於いて・小カセット5の内部に設けたリ
ールにはそれぞれ7ランジ35・36を有している。3
7・38は小カセット5の側面後部に形成されたグリッ
プ溝である。又、39はカセット前面のテープ架張部を
保護する為の前ブタ・4oは同じくテープ架張部を保護
する為の後ブタであシ、通常はばね(図示せず)により
、それぞれのフタ39・4oは閉方向に付勢されている
1Qベーゾ そして、前プタ4oには上面前部に傾斜面39bを有し
、前記前プタ39と後ブタ40で構成された段部40−
ILを有している。
第11図は従来のカセットホルダー装置を示す。
図に於いて9は大カセット1または小カセット5を挿入
し、VTR等の機器本体(図示せず)に対し装着,排出
する為のカセットホルダー部材である。カセットホルダ
ー部材9には小カセット5を挿入時にガイドすると共に
カセットの誤った方向での挿入を阻止するためのカセッ
トガイド11が絞めにより取付けられている。カセット
ホルダー部材9の上部にはビス締めによj5}ッププレ
ート1oが取付けられておシ、箱形を構成している。
このトッププレート10の上部には大カセット1,小カ
セット5が機器本体に装着された時の浮きを防止する3
つの機構が取シ付けられている。第1の機構は、大カセ
ット1の右端上部に当たる位置に取シ付けられているカ
セット押えレバー12である。この第1の機構はビン1
3を支点K回動ずるカセット押えレバー12がバネ14
の力で下方11 ページ に付勢されている。第2の機構は、大カセット1,小カ
セット5の左端上部に当たる位置に取シ付けられている
カセソト押えレバー15である。この第2機構もビン1
6を支点に回動するカセット押エレバー15がバネ17
の力で下方に付勢されている。第3の機構は、大カセッ
ト1のほぼ中央、小カセット5の右端上部に当たる位置
に取シ付けられているカセット押えレバー18である。
この第3機構は、ピン19を支点に回動するカセット押
えレバー18がバネ2oの力で下方に付勢されておシ、
大カセット1 ,小カセット5の上部に当たる所にはロ
ーラ21が圧入ピン22で回動自在に支持されている。
25 ,26 .27はカセットストソバーで、このス
トッパー25.26はカセットホルダー9からの切り起
こしにより構成し、ストッパー27はホルダーにピンを
かしめつけることにより構成している。これらのス1・
ノパー25 .26 .27でカセット挿入における奥
行方向の規制がされる。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、従来装置は次のような問題を有していた
(1)  カセット1,5は図示しないが機器本体に装
着された状態に於では、大カセット1内のりー)V 3
 , 4 、小カセット5内のリーノレγ,8と係合す
る+)−)V台の設けられたンヤーンに構成された基準
ピンに支えられ、カセット下面からは離れた状態でカセ
ット押えレバー12,15、カセット押えローラ21に
より前記基準ピンに当接せしめられ、位置決め保持され
る様に構成されている。すなわち、カセットホルダー9
のカセット1 .5を挿入する口部高さ寸法はカセット
1 .5の寸法よシ大きく構成されている。
又、一方カセット5に構成されるガイド溝6はカセット
の寸法制約上等によりガイド溝6の深さは制約を受け十
分な深さに構成出来ない場合が多い。かかる構成に於で
、小カセット5の挿入位置が正規位置よりずれだ状態で
強い挿入力により操作された場合、カセットホルダー9
の口部高さ寸法に対する小カセット6の遊び余13 ペ
ージ 裕及びカセットホルダー9の変形等が重なシ、小カセッ
ト5は正規挿入位置からずれた位置に挿入される事が生
じ、その状態で機器本体に装着する為にカセットホルダ
ー9の下降動作を行えば、機器本体に設けられたリーノ
レ台,テープガイドポスト(図示せず)等と正規に係合
せず、機器本体の破損及びカセットの破損を生じる事と
なる。
?)更に前述の如くガイド溝6の深さに制約を生じる事
により、カセットガイド11の高さも制約を受けること
となる。その為カセットの誤った挿入に対する阻止効果
も不十分なものとなり、強い挿入力で誤った挿入操作が
行われた場合、前記(1)項の働きと同様カセットはカ
セットガイド11に乗り上げた形で挿入され、カセット
ホノレダ−9の破壊、カセットの損傷を来だすと共に例
えば誤った挿入のままカセット下降操作がなされた場合
、更に機器本体の破壊を生ずる事となる。
(3)小カセット5の挿入位置が一見して不明確で14
ベージ あシ、誤って挿入する可能性が大きく、前記(1)項の
問題を誘発する。
(4)  カセットケースは一般にはプラスチック材に
より成型加工されて作られ、その構造の特徴から中央部
は空洞となり、強度的にも弱いものとなっている。又、
従来例に示しだトッププレート10には大カセット1 
,小カセット5をシャーシ側に付勢する為のカセット押
え12,15.18の計3個が設けられている。かかる
構成に於で大カセット1の使用時には小カセット5の右
端上部を押える為のカセソト押えローラ21が大カセッ
ト1の中央部近傍に当接する事となシ、前述のカセット
1の強度的に弱い部分を押すこととなる。その為、カセ
ットに歪みを生じせしめ、しいてはカセット内に設けら
れたガイドポストに傾き等を生じ、テープの走行にまで
影響を与える事となる。
(5)  カセットに設けられたフタ31  .39は
カセットの機器本体への装着時に開放せられるが、その
際、前記フタ31 .39を閉じる為のバネ15ページ 力に抗して開けられる為、カセットには前記バネカによ
りカセット挿入方向とは逆方向に戻される力が生ずる事
となる。カセットの挿入は前記した如くストッパー25
 .26 .27の位置まで正しく挿入されている事が
必要であシ、前述の如き症状が生ずれば機器本体への装
着時に位置ずれを起こし、正しく装着されず、テープ走
行等に支障を来たす原因となる。
(6)5項で述べたカセットのずれを防止する為には従
来例においてはカセット挿入時におけるカセット押えレ
バー12 .15及びカセット押えロ一221のカセッ
トに対する押え付勢力を大きくする手段が講じられるが
、この場合カセットの挿入負荷が大きくなシ、操作上の
異和感が生じるだけでなく、その為特に小カセットの挿
入が完全に奥まで、つまシストッパー26.27に当接
するまで行なわれず、途中挿入のまま機器本体への装着
がなされ、機器本体及びカセットの破壊につながる。更
にカセット上面と押えレバー12.15が摺動接触する
事によりカセット上面に傷を発生すると共に、その削れ
粉等が機器本体内に入シ、再生信号のドロップアウトの
発生原因となる。
(′7)  カセット下面にその挿入をガイドする為の
溝6が必要となシ、カセットの強度が弱くなるばかシで
なく成形面からもウエルドの歪みの発生原因となシ、外
観上、あるいは加工精度上大きな支障となる。更にはカ
セット厚みが増す要因となシ、外形寸法上不利となる。
課題を解決するための手段 本発明のカセットホルダー装置は、カセットホルダーの
大カセット挿入口内での小カセットの挿入位置を規制す
る為の小カセットガイド部材をカセットホルダー上部に
回動自在に設けると共に、その小カセットガイド部材や
大カセット挿入時に大カセットにより上方に持ち上げて
大カセット挿入軌跡外へ逃がす様に構成したものである
。又、前記小カセットガイド部材の下面に爪部を構成し
・小カセットに形成された段部と係合させて小カセット
の位置ずれ時の挿入を阻止する様に構成した17ページ ものである。
また、本発明のカセットホルダー装置は、小カセットガ
イド部材の回動動作に連動して小カセット押えローラを
作動させ、大カセット挿入時に小カセット押えローラに
作用する付勢力が大カセットに作用しないように構成し
たものである。
更に、本発明のカセットホルダー装置は、小カセットガ
イド部材の小カセット側面と接する側に小カセットロッ
ク部材を回動自在に配し、小カセットの挿入時に小カセ
ット側に設けた凹部に上記小カセットロック部材を係合
させ、大カセットの挿入時に小カセットガイド部材の回
動動作に連動して上記小カセットロック部材を大カセッ
トの挿入軌跡外へ逃がすように構成したものである。
作用 本発明によれば、小カセットを挿入する場合に於ては、
小カセットの一方の側面はカセットホルダー側壁に、他
の一方の側面は小カセットガイド部材により案内規制さ
れ、正規位置に正しく挿入される。本例では小カセット
の一方の側面のみを18 ページ 小カセットガイド部材により案内規制する様に構成した
が、小カセットガイド部材を左右にそれぞれ配設し、小
カセットの両側面を小カセットガイド部材により案内す
る事も可能である。小カセットが正規坤入位置よシずれ
てカセット挿入操作が行われた場合、少しのずれの場合
には小カセットガイド部材のカセット挿入側端部のカセ
ット案内テーバ部により小カセットは正規位置に案内さ
れる。又、大きくずれた場合には後述する大カセット挿
入時のガイド部材の動きと同様、小カセット前面により
小カセットガイド部材は上方に逃がされ、小カセットは
挿入され始めるが、この時小カセットガイド部材下面に
設けられた爪部と小カセットに形成された段部が係合し
、それ以上のカセットの挿入が阻止され、挿入不可とな
る。つまシ小カセットは正規位置にのみ挿入可能となる
大カセット挿入時は大カセットの前面により、小カセッ
トガイド部材と係合したガイドオープナーが回動され、
その回動動作が小カセットガイド部材に伝達され、小カ
セットガイド部材はカセッ19ベージ ト挿入を阻止しない位置まで回動し、カセット挿入を可
能とする。この場合、大カセットには小カセットに設け
られている段部が形成されていない為に前記小カセット
ガイド部材の爪部に係合することなく、大カセットの前
面に設けられている面取シ部により更にガイド部材は上
方に逃がされ、カセット上面との間で容易にすベシ接触
をし、カセットは正規位置まで挿入される。
また、本発明によれば、小カセット挿着時にはカセット
ホルダー左端に設けられた大小カセットに兼用の押えレ
バーと小カセット押えローラにより、小カセットの両側
る押える。そして、大カセット挿着時は大カセットの挿
入動作により小カセットガイド部材が上方に逃がされ、
前記小カセットガイド部材と連動して動く様に構成され
た小カセット押えローラはカセット上面に接しない位置
まで逃げ、大カセットはカセットホルダーの両側に設け
られた押えレバーにより押えられる。
更に、本発明によれば、小カセット挿入完了時点に於て
小カセットに設けられたグリップ溝に小カセットロック
ローラが係合し、カセットを機器本体に装着するダウン
動作及びその時に行われるカセットフタ開け動作等によ
りカセット挿入位置が変化を生じない様にすることがで
きる。
実施例 以下、本発明のカセットホルダー装置Kついて実施例の
図面と共に説明する。
第1図,第2図は前記した大小2種類のカセントに対応
する様に構成されたカセットホルダー装置の実施例であ
シ以下図に基づき説明を行う。
図に於いて、41はカセットホノレダ一部材、42はト
ッププレートであシ・両者はネジにより箱体状に構成さ
れ、カセットが挿入可能なる様に構成されている。43
 ,44 .45はカセットホルダー41に設けられた
ストッパーであシ、カセット挿入深さ位置を規制するも
のである。4647はトッププレート42に軸48 .
49により回動自在に設けられたカセット押えレバーで
あシ、バネ50.51により、それぞれカセット方向に
付勢されている。52 .53はカセットの誤挿入21
 ベーン を防止する為に構成された誤挿入防止レバーであシ、ト
ッププレート42に軸64 .55により回動自在にか
つバネ56.57によりカセット方向に付勢され構成さ
れている。更に前記2個の誤挿入防止レバー52.53
は小カセットが図示された正規位置に挿入された時に於
で小カセットの前ブタ39に形成された傾斜面39−4
・39−bに位置する様に設けられている。
58は小カセット5を正規位置に挿入案内する為の小カ
セットガイド部材であシ、カセットホノレダ−41の側
壁41−aと小カセットガイド部材58の側面58−a
間寸法が小カセット幅寸法よシ多少大なる位置にトップ
プレート42に軸59を介して回動自在に設けられ、カ
セット方向(下方向)にバネ6oによυ付勢されている
。前記小カセットガイド部材58は更にカセット挿入位
置が図中右側へ若干ずれた場合でもその小カセットガイ
ド部材58の先端テーパー形状により正規位置へ案内さ
れる様に傾斜面部58−bとカセット前面に対する平行
面部58−Cが形成されている。
22 6−ノ 更に小カセットガイド部材58の下面にはカセット挿入
が誤ってされた場合にその操作を阻止する為の爪部58
−d及びカセソト上面と摺動する為の弧面58一〇が形
成されている。
61は前述した小カセットガイド部材58の支軸59に
軸支された小カセット押えローラーアームであシ、カセ
ット上面と接するようにローラ62がピン63により支
持されると共に、そのビン63の一端が前記小カセット
ガイド部材58に設けられた凹部58−fと係合し、小
カセットガイド部材58の回動動作と連動して上方に持
上げられる様に構成されている。又、ローラ62がカセ
ットに対し適切な押え力を与える様に小カセット押えロ
ーラーアーム61はバネ64により付勢されている。
66は小カセットガイド部材58にピン66とバネ67
により回動自在に矢印ア方向に付勢された小カセットロ
ックローラーアームであシ、その一端に小カセットロッ
クローラ68が軸69により回転自在に構成されており
、そのロー268は23ページ 前記小カセットガイド部材58のカセット案内面58−
aの一部よシ突出した位置となる様に構成されている。
7oはガイドオープナーであシ、トッププレート42に
軸71を介して回動自在に設けられ、ばね72により下
方向に付勢されている。更にそのガイドオープナー7o
に形成された凸部73は小カセットガイド部材58の先
端部に形成された溝部58−gに係合されておシ、ガイ
ドオープナー7oの動きにより、小カセットガイド部材
58が上方に回動ずる様に連結されている。ガイドオー
プナー70には軸74により回転自在に軸支されたオー
プナーローラ75が最もカセット挿入口に近い位置でカ
セットの前面部31−ILとまず接する様に構成されて
いる。
以下動作について第3図及び第4図を交え説明する。第
3図はカセットの挿入操作と小カセットガイド部材58
及びガイドオープナー70,小カセット押えローラーア
ーム61の動きを示し、第4図は誤挿入防止レバー52
.53の動きを示している。図で示すようにカセットホ
ルダー41とトッププレート42で形成されるカセット
収納箱の間口はカセット厚み寸法に比べ第3図の間隔■
だけ大きく構成されている。これはカセットがカセット
ホノレダ−41に挿入され、機器本体に装着された際〜
カセットは機器本体に対して定められた位置・高さに規
制する必要上、カセットホルダー41からは浮いた状態
とする為の余裕隙間である。
小カセットが正しく挿入された場合についてまず説明を
する。小カセット5は第1図に示したようにカセットホ
ルダー41に対し、左側面を一致させた位置で挿入され
る。この場合、小カセット6はガイドオープナー7oの
オープナーローラ75とは接しない為に小カセットガイ
ド部材58は第3図Aの位置、つまシ第1図,第2図の
状態から変化せず、その側面68−aで小カセット5の
一方の側面が案内される。この時、誤挿入防止レバー5
2は第4図人で示すように、小カセット5の前ブタ39
に設けられた傾斜面39−&,3925ページ bにより上方に回動し、誤挿入防止レバー52の爪部5
2−aは小カセット50角部4 0 − aと係合する
事なく第4図Bに示すようにカセット上面を摺動し、容
易にカセットホルダー41に設けられたストッパー44
.45に当接する位置まで挿入される。又、この挿入動
作中には小カセットガイド部材58に設けられた小カセ
ットロックローラ68はカセット右側面により付勢バネ
67に抗して回動し、前記ローラ68がカセット右側壁
により回転させられながらカセットは前記位置まで挿入
され、正規位置に於てカセットに設けられたグリップ溝
37に付勢バネ67により係合レ、位置決めされる。こ
の場合、前記誤挿入防止レバー52の爪部52−ILが
カセット5の上面と接し、カセットを傷つけだシ、その
爪部52−aの摩耗又は爪部がカセット上面の凸凹部に
引っ掛かったシする事を防止する為に爪部52−ILと
は別にその奥部に弧状凸面部62−bが構成されておシ
、カセットは誤挿入防止レバー52の凸面部52一bと
摺動し、爪部62−&とカセット上面との間26 ペー
ジ には隙間■が構成されるようになっている。
尚、本文では省略したが、誤挿入防止レバー53も52
と同じ構成であり、同様の動きをすることは云うまでも
ない。
次に大カセットを挿入する場合について説明をする。第
3図人に示すように大カセット1はカセットホルダー4
1の前部よシ挿入が開始される。
まずガイドオープナー70に軸支されたオープナーロ一
275に大カセット1の前面部31−aが接し、ガイド
オープナー70はカセットの挿入力により第3図時計方
向に回動され、そのガイドオ−7”ナー7oに設けられ
た凸部73は小カセットガイド部材58の溝部58−g
をスライドしながら上方K移動する事により、小カセッ
トガイド部材58は第3図Cに示すように図中反時計方
向に回動し、上方に移動して小カセットガイド部材58
の先端平面部68−Cがカセット前面部より十分逃げる
位置となる。第3図Gに2点鎖線で示す位置に大カセッ
ト1があシ、更に挿入が継続される事により、大カセッ
ト1のフタ部31に形成され27 ベー, た面取シ様の傾斜面部31−bにより小カセットガイド
部材58の下面爪部58−d先端は大カセット1に係止
される事なくスライドし、更に小カセットガイド部材5
8は図中反時計方向に回動し、第3図Bに示すようにカ
セット上面に逃げ、カセット挿入はストソパ−43 .
44 .45に尚接するまで継続される。
上記動作に於で、小カセットガイド部材58の下面爪部
58−dの高さ@は、大カセット1のフタ部31に設け
た面取シ量[相]よシ小さく構成されている。更に前記
爪部58−dの後方には図で示すように弧面58−eが
構成され、カセット上面と小カセッ1・ガイド部材58
が摺動接触する。第3図Bの状態に於では前記弧而部5
8−eとカセソト上面で接触し、爪部58−dとカセッ
ト上面との間に於ては隙間@が形成され、カセット上面
と爪との引っ掛かシ、爪部の摩耗及びカセットの傷発生
が生じない様に構成されている。
次にこの動作と小カセット押えローラーアーム61との
関連動作について説明をする。小カセソトガイド部材5
8の図中反時計方向への回動により、ローラ62を支持
する小カセット押えローラーアーム61は小カセットガ
イド部材58に設けられた凹部58−fに係合するピン
63を介して回動作用を受け、図中反時計方向にバネ6
4の力に抗して回動し、第3図Bに示すようにカセット
上面とは接しない位置にまで逃がされる。一般にカセッ
ト押え力は数百グラムの力が必要とされ、従来装置であ
ればその力そのものが大カセントのほほ中央部に作用す
る事となるが、本構成に於では大カセットの中央部に作
用する力は、小カセットガイド部材58の弧面部58−
eを介して作用する事となり、回動支点(軸59)から
の距離比に相当する分、作用力は軽くなる。つまシ大カ
セノト挿入時にカセット中央部に作用する力は本構成を
形成する他のバネ60.72による作用力をプラスして
も従来例の晃〜見程度となシ、実際は100グラム以下
に構成され、カセットに歪みを与えない小さな値とする
事が可能となる。
以上、小カセット5及び大カセット1を正規に297、
一, 挿入する場合について説明を行ったが、カセッ1・ホル
ダーに正規に挿入されたカセットは、次の操作、つまシ
カセットホルダーを機器本体側に下降させる動作により
装着される。この動作を行う為の構成は説明を省くが、
従来のリンク機構等を用いる事で容易に行えるものであ
る。
上記カセントの装着完了時に於て、カセットは機器本体
に設けられた位置決め部材により正しく支えられ、前述
したようにカセットホルダーからは浮かされた状態とな
る。前記位置決め部材にカセットを付勢する為の部材が
カセット押えレバー46.47と小カセット押えローラ
ーアーム61であシ、小カセットの場合はカセット押え
レバー47と小カセソト押えローラーアーム61であシ
、大カセット1の場合はカセソト押えレバー46,47
で付勢される。
次に小カセット5を正規挿入位置からずれて挿入する場
合について説明をする。まず、小カセット5が若干右側
、つまシガイドオープナー70に設けられているオープ
ナーローラ75に当るまで30へ−7 の範囲(第1図○まで)内でのずれの場合、小カセット
5は小カセットガイド部材58の先端部傾斜面58−b
により小カセット5は正規位置に案内される。小カセッ
トガイド部材58の先端部に設けられている平面部58
−Cはこの場合小カセット5の先端部の傾斜面39−b
により小カセソトガイド部材58が上方に逃がされる事
を防止するものであり、前記小カセット5の傾斜面39
bの量■より大きく構成されている。その為に前記小カ
セット5の挿入時には小カセット前面39Cと前記小カ
セットガイド部材58の先端平面58−Cとが当接し、
小カセットガイド部材58はカセットの挿入力により逃
がされる事は無く、前述したように傾斜面58−bによ
り正規位置に案内されることになる。
次に第1図O位置よシ右側、つまシ小カセットの挿入に
よりガイドオープナー70が回動される位置で誤った挿
入操作が行われた場合の動作について説明する。この場
合、小カセットガイド部材58は前述した大カセット挿
入時と同様にして小31ベ−ノ カセット5の挿入力により回動じ、小カセット5は挿入
が開始されるが、第3図Cで示すように小カセット5の
前ブタ39と後ブタ4oで構成された段部、つまシ後ブ
タ4oの端面40−aが小カセットガイド部材58の下
面に設けられた爪部58−dに係合する事により、第3
図C位置で小カセット5は挿入が阻止され、それ以上の
挿入は不可能となる。更に前記した誤挿入防止レバー5
2も小カセット5の前プタ39の傾斜面39bの範囲か
ら外れる事となシ、第4図Gで示す様に前記段部40−
aと誤挿入防止レバー52の爪部52−aとが係合し、
前記挿入阻止の為に共動ずる事となる。つまシ小カセッ
ト5は正規挿入位置以外では挿入不可能となる。
誤挿入防止レバー52 .53はカセットの誤った方向
での挿入を防止する役目を持つものである。
カセットは大カセット1 ,小カセット5共第12図及
び第13図に示すようにカセット挿入方向前面、つまシ
フタ部にのみ而取シ部31−b、又は傾斜面39−a,
39−bが形成されている。その為に例えば前後逆、上
下逆方向に誤って挿入されようとした時には前記誤挿入
防止レバー52の爪部52−aがカセットのそれぞれの
陵部と係合し、カセットの挿入を防止する作用をする。
本実施例に於ては小カセットガイド部材58を一個所に
設けた実施例すなわち大カセットと小カセットの装着位
置関係が第10図に示すようにカセットの左側及び前面
を一致させる場合について説明を行ったが、本発明は例
えば第6図に示すようにカセットの幅方向中心と前面を
一致させる装着位置関係を持つ場合においてもその作用
を果すものである。この場合は小カセット5の両側面に
位置する様に小カセットガイド部材58及びガイドオー
プナー70をそれぞれ向い合う形で構成する事により実
現可能であシ、詳細な説明は省略する。
又、3種類以上の異なる大きさのカセットを収納する場
合に於いても、本発明は効果を発揮する事は明白である
第5図に於いて、74は大カセットであシ、233  
A , 個のテープを巻回したリーノレ75.76を収納してあ
る。又、7アは小カセットであシ、同じく2個のリー/
L’78.79を収納してある。80は大カセットに対
する小カセットの装着位置関係を示す想像線である。
第6図は小カセット5をVTR等の機器本体に装着した
時の状態を示す図である。つまシ小カセット5の前面に
設けられた前プタ39及び後ブタ4oは例えばカセット
ホルダーを支える部材(図示せず)に設けられたフタ開
けどン81によりカセットのVTRへの装着動作に連動
して図示のように開放された状態となる。一方、カセッ
ト5がVTRに装着しない状態に於ては常時フタは閉状
態とする為に前プタ39とカセット5の間にはバネ82
が設けられている。その為に第6図に示したフタ開けピ
ン81に当接している事となり、その反力によりカセッ
ト5は図中矢印■方向へ戻される力を受けることとなる
。この力はフタ開け動作が開始され始めた時点から発生
することとなり、カセット装着時にカセットがカセット
ホルダー4134,\−ン 内で位置ずれを生ずることとなる。これを防止する為の
構成が小カセットガイド部材68に設けられた小カセッ
トロックローラ68であシ、第7図にその詳細を示す。
第7図はカセットホルダーに小カセットが挿入完了され
た時点の小カセットロックローラ68と小カセットのグ
リップ溝37の関係を示しだ図であシ、図示のように小
カセットのグリップ溝37に小カセットガイド部材58
に設けられている小カセットロックローラ68は係合し
、小カセットの位置ずれを防止する様になっている。
発明の効果 以上のように本発明によれば、 1.カセットホルダーのカセットテープ挿入空間内での
小カセット挿入位置が正しく規制されると共に誤った(
ずれた)位置での挿入は不可能であシ、その為、誤操作
による機器(V’TR)の損傷及びカセットテープの損
傷を防止出来る。
2.小カセットの挿入位置よシ若干ずれを生じた位置で
小カセットの挿入が行われても小カセッ35 7、−7 トガイド部材の案内部(導入部)により正規位置に導か
れる為にカセット挿入操作の自由度が増し、操作性が大
きく向上する。
3,小カセットガイド部材がカセットテープ挿入空間に
突出しているので、小カセット挿入位置はカセットホル
ダーのテープ挿入口を一目して判別することができ、安
心感が得られると共に操作の誤シを生ずる可能性が無く
なる。又、カセット挿入位置を説明文で印刷するなどの
無用の説明が不要となる。
4、小カセットの側面を利用して挿入ガイドを行う為、
使用されるカセットテープに於ては、カセット底面のガ
イド溝を省くことも可能であシ、カセットテープの強度
も強く、又、成形時のウェノレドの発生歪み発生も無く
なシ、強く高い精度のカセットテープを実現することが
出来る。
又、カセットケースの厚みも溝を形成する為の底面厚み
が不要となり、カセットそのものを薄く構成する事もj
■能となる。
5.カセット挿入時カセット押えレバー及びカセット押
えローラによるカセット押え付勢力を軽く構成出来る為
、カセット挿入が軽い力で行え、操作に異和感無くスム
ーズに行え、その為ストッパーに当接するまで確実に挿
入が行なえる。
6.カセットの誤挿入防止が確実に行えると共にカセッ
トの厚みのばらつき、カセットホルダーの若干の変形等
により、その効果が左右される事が無くなり、誤った挿
入を完全に阻止することが出来る。その為にカセットホ
ルダーの変形及びカセットの破壊につながる使用が防止
でき、高い信頼性を得ることができる。
ア.大カセット装着時、カセット中央部に強い押え力が
発生しない為にカセットケースに歪みを生ずる事が無く
、カセットケース内に設けられているガイドポスト等が
高い精度を保証する事が出来る。その為テープ走行が安
定となり、機器の性能を劣化させる事がない。
8,カセットケースのフタ開時のばね反発力、あるいは
カセットをVTRに装着する際のカセットホルダー下降
動作時の振動等により、小カセ37 ベー/ ットの位置が変化を起すこと無く、正し<VTRとの位
置が定められ、テープの走行位置が正しく保たれる。
96小カセット挿入完了位置においてカセットのグリッ
プ溝と小カセソトロックローラの保合によるクリック感
が得られ、挿入完了感覚が得られ、操作性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のカセットホルダー装置の一実施例を示
し、人は正面図、Bはカセット挿入方向から見た側面図
、Cは小カセットガイド部材の側面図、Dはカセット押
えレバ一部分の側面図、Eは小カセットの部分正面図、
Fは大カセットの部分正面図である。第2図は同装置に
使用する小カセットガイド部材の部分斜視図、第3図A
,B,Cは同装置の小カセットガイド部材の動作説明図
、第4図A,B,Cは同装置の誤挿入防止レバーの動作
説明図、第5図A,Bは本発明のカセットホルダー装置
の大小カセントの他の配置例を示す正面図、第6図は小
カセットのフタが開いた状態の38ヘー, 側面図、第7図は小カセットのグリップ溝と小カセソト
ロックローラの保合関係を示す正面図、第8図は大カセ
ットの裏面よシみた斜視図、第9図は小カセットの裏面
よりみた斜視図、第10図A,Bは大カセットと小カセ
ットのカセットホルダー内における位置関係を示す正面
図、第11図A,B,Cは従来のカセットホルダー装置
を示す平面図,正面図および側面図、第12図は大カセ
ットの表面よシみた斜視図、第l3図は小カセットの表
面よりみた斜視図である。 1・・・・・・大カセット、5・・・・・・小カセット
、41・・・・・カセットホルダー、42・・・・トッ
ププレート、46.47・・・・・・カセット押えレバ
ー、68・・・・・・小カセットガイド部材、61・・
・・・・小カセット押えローラーアーム、65・・・・
・・小カセットロックローラーアーム、70・・・・・
・ガイドオープナー代理人の氏名 弁理士 粟 野 重
 孝 ほか1名第 図 Oフ qフ 惺 憾 ト 妹 手続補正書(方式) 平成 2年 4月 6日 昭和63年特許願第274882号 発明の名称 カセットホルダー装置 補正をする者 事件との関係   特 許 出 願 人住 所  大阪
府門真市大字門真1006番地名 称  (582) 
 松下電器産業株式会社代表者      谷  井 
 昭  雄代  理  人     〒57 1 住 所  大阪府門真市大字門真1006番地松下電器
産業株式会社内 氏 名  (6152)弁理士 粟野重孝(ほか1名) [連絡先 電話(東京) 5 補正命令の日付 平成 2年 6 補正の対象 434−9471  東京特許分室] 3月27日 7 補正の内容 (1)明細書の第38頁第4行目〜第5行目の「第10
図A,Bは」を、「第10図は」に補正します。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)大きさの異なる2種以上のカセットテープのいず
    れか1つを収納して機器本体に対し装着・排出するため
    のカセットホルダー装置であって、前記大カセットテー
    プを収納し保持するカセットホルダー部材と、前記カセ
    ットホルダー部材の上部からそのカセットホルダーのカ
    セットテープ挿入口内に突出するように回動可能に配設
    され、1つの側面が前記小カセットテープの側面にわず
    かの隙間をもって対向することにより前記小カセットテ
    ープの挿入位置を規制案内する小カセットガイド部材と
    を備え、小カセットテープの挿入時に前記小カセットガ
    イド部材の側面により小カセットテープ側面が案内導入
    され、大カセットテープの挿入時に大カセットテープの
    挿入力により前記小カセットガイド部材を上方へ回動し
    て大カセットテープの挿入軌跡外へ逃がされるように構
    成した事を特徴とするカセットホルダー装置。 (2)カセット挿入方向の上面前部が低く構成された段
    部を有する小カセットテープと、カセット挿入方向の上
    面前部の陵部に面取りが設けられた大カセットテープと
    の大きさの異なる大小2つのカセットテープのいずれか
    1つを収納し、機器本体に対して装着・排出するための
    カセットホルダー装置であって、前記大カセットテープ
    を収納し保持するカセットホルダー部材と、前記カセッ
    トホルダー部材の上部からカセット挿入口内に突出する
    ように回動可能に配設され、1つの側面が前記小カセッ
    トテープの側面に僅かの隙間をもって対向することによ
    り前記小カセットテープの挿入位置を規制案内する小カ
    セットガイド部材と、前記カセットテープ挿入口内に突
    出した小カセットガイド部材の下面に設けられ、前記小
    カセットテープの段部に係合可能な爪部とを備え、大カ
    セットテープの挿入時のカセット挿入力により、前記小
    カセットガイド部材は回動して前記爪部が上方に逃げ、
    前記小カセットガイド部材の下面(底面)が大カセット
    テープの上面に付勢された状態で摺動接触し乍らカセッ
    ト挿入が行なわれる様に構成し、前記小カセットテープ
    の挿入時に前記小カセットガイド部材で規制される範囲
    を越え、不正規に挿入操作が行なわれた時には前記小カ
    セットテープの段部と前記小カセットガイド部材の爪部
    が係合し、それ以上のカセット挿入を阻止するように構
    成したことを特徴とするカセットホルダー装置。 (2)小カセットガイド部材はその下面に、爪部よりカ
    セット挿入方向の奥部に弧状凸面部を形成し、大カセッ
    トテープの挿入時に大カセットテープの上面に前記弧状
    凸面部を摺動接触させ、前記爪部が大カセットテープ上
    面と隙間を持つように構成したことを特徴とする請求項
    1記載のカセットホルダー装置。 4 大きさの異なる2種以上のカセットテープのいずれ
    か1つを収納して機器本体に対し装着、排出するように
    構成したカセットホルダー装置であって、前記大カセッ
    トテープを収納し保持するカセットホルダー部材と、前
    記カセットホルダー部材の上部からそのカセットホルダ
    ーのカセットテープ挿入口内に突出するように回動可能
    に配設され、1つの側面が前記小カセットテープの挿入
    位置を規制案内する小カセットガイド部材と、前記小カ
    セットガイド部材よりも更に前記カセットテープ挿入口
    の前面に近い位置に前記カセットホルダー部材の上部に
    回動可能に設けられ、一端が小カセットガイド部材と摺
    動可能に係合され、他端がカセットテープ挿入開始時に
    於てカセット前面と接する様に配設されたガイドオープ
    ナー部材とを備え、大カセットテープ挿入時にカセット
    前面により前記ガイドオープナー部材が回動されること
    により前記小カセットガイド部材が上方に逃がされるよ
    うに構成した事を特徴とするカセットホルダー装置。 (5)小カセットガイド部材の前面部の少くとも一部を
    カセット前面と略々平行なる面で構成すると共に当該平
    行面とカセット前面の平面とがオーバーラップする寸法
    関係となる様に構成し、カセットの挿入操作によるガイ
    ドオープナー部材の回動と連動し、小カセットガイド部
    材が上方向に回動される事による小カセットガイド部材
    の前面平行面の移動量が少くとも前記カセット前面の平
    面部と小カセットガイド部材前面のカセットと平行なる
    面との重なりでなるオーバーラップ面が無くなる量とな
    る様に構成した事を特徴とする請求項4記載のカセット
    ホルダー装置。 (6)カセット前面と平行な小カセットガイド部材の前
    面平行面と小カセットテープ側面と対向する小カセット
    ガイド部材の平面との間を小カセットテープ側面と傾斜
    を成す平面で結合した事を特徴とする請求項6記載のカ
    セットホルダー装置。 (7)大きさの異なる2種以上のカセットテープのいず
    れか1つを収納し、機器本体に対し装着、排出する為の
    カセットホルダー装置であって、カセットホルダーのカ
    セットテープ挿入空間内での小カセットテープの挿入位
    置を規制案内する様に小カセットテープ側面に対向する
    側面を持ち、前記カセットホルダー部材の上部に回動可
    能に配設された小カセットガイド部材と、大カセットテ
    ープの挿入時に大カセットテープ上面に当接して大カセ
    ットテープを適当な圧力でもって下方に付勢する為の大
    カセット押え部材と、小カセットテープの挿入時に同様
    にして小カセットテープ上面に当接して小カセットテー
    プを下方に付勢する為の小カセット押え部材とを備え、
    前記小カセットガイド部材は大カセットテープの挿入操
    作により大カセットテープの挿入軌跡外に回動逃避する
    様に構成すると共に前記小カセットガイド部材の回動動
    作と連動して前記小カセット押え部材が大カセットテー
    プ上面に接しない位置まで逃がされる様に構成した事を
    特徴とするカセットホルダー装置。 (8)大きさの異なる2種以上のカセットテープのいず
    れか1つを収納し、機器本体に対し装着、排出する為の
    カセットホルダー装置であって、カセットホルダー部材
    のカセットテープ挿入空間内での小カセットテープの挿
    入位置を案内規制する様に前記小カセットテープ側面に
    対向する側面を持ち、前記カセットホルダー部材の上部
    に回動可能に配設された小カセットガイド部材と、前記
    小カセットガイド部材の前記小カセットテープ側面と対
    向する側面に回動自在に設けられ、その一部が小カセッ
    トテープの側面に設けられた凹部に係合される小カセッ
    トロック部材と、上記小カセットロック部材を小カセッ
    トテープ側面に付勢して成るバネ部材とを備え、小カセ
    ットテープの挿入完了時に前記小カセットテープ側面に
    設けられた凹部に小カセットロック部材の一部を係合し
    、大カセットテープの挿入時に上記小カセットガイド部
    材に連動して上記小カセットロック部材を大カセットテ
    ープの挿入軌跡外へ逃がすように構成した事を特徴とす
    るカセットホルダー装置。
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AT89310823T ATE121214T1 (de) 1988-10-31 1989-10-20 Kassettenbehälter für bandrekorder.
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ES89310823T ES2070913T3 (es) 1988-10-31 1989-10-20 Dispositivo de portacasete para un aparato grabador de cintas.
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS637577A (ja) * 1986-06-25 1988-01-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd カセツト装着装置
JPS6355754A (ja) * 1986-08-26 1988-03-10 Mitsubishi Electric Corp 磁気記録再生装置

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