JPS6351169A

JPS6351169A - 熱転写式記録装置

Info

Publication number: JPS6351169A
Application number: JP19449986A
Authority: JP
Inventors: Masami Hiramatsu; 正己平松; Kunio Yasumi; 邦夫八角; Hideyo Watanabe; 英世渡辺
Original assignee: Ricoh Co Ltd
Current assignee: Ricoh Co Ltd
Priority date: 1986-08-20
Filing date: 1986-08-20
Publication date: 1988-03-04

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】退術分野この発明は、ファクシミリなどの記録装置に適用するこ
とができる。詳しくは、インクシートのインクを転写し
て用紙に記録を行う熱転写式記録装置に関する。

従来技術従来、この種の熱転写式記録装置では、記録終了後用紙
を所定位置まで搬送し、カッタで切断して記録部分の取
り出しを可能とする。ところが。

そのままの状態で次の記録を行うと、新たな用紙の先端
から記録開始位置までの余白が大きくなって好ましくな
い。そこで、用紙とインクシートとをともに逆送し、新
たな用紙の先端からすぐに次の記録を開始することが行
われる。

しかし、用紙およびインクシートの供給ロールにそれぞ
れモータの回転を伝達し、それらの供給ロールを逆転し
てそれら用紙およびインクシートを逆送することとする
と、構成がきわめて複雑となる。かといって、それらの
供給ロールを逆転することなく、プラテンを逆転してそ
れら用紙およびインクシートを逆送することとすると、
それら用紙およびインクシートにたるみを生じ、それが
スキューの原因となったり、あるいは記録品質の悪化を
招くという問題点があった。

目　　　　　ヴＬそこで、この発明の目的は、熱転写式記録装置において
、上述した問題点を解消し、構成簡単にしてスキューの
発生や記録品質の悪化を防止し、用紙先端からの記録を
可能とすることにある。

構成そのため、この発明は、たとえば図示実施例に示すとお
り、用紙（１４）にインクシート（１５）を重ね合わせ
て搬送し、プラテン（１０）に押し当てるサーマルヘッ
ド（１３）で該インクシート（１５）のインクを転写し
ながら前記用紙（１４）に記録を行い、その記録部分を
所定位置まで搬送して切断して後、前記重ね合わせた用
紙（１４）とインクシート（１５）とをともに逆送し、
新たな用紙の先端から再び次の記録を開始する熱転写式
記録装置において、前記プラテン（１０）およびインク
シート巻取ロール（２１）に回転を伝達して前記重ね合
わせた用紙（１４）とインクシート（１５）とを搬送す
るとともに、前記記録部分を切断して後前記プラテン（
１０）を逆転してそれらを逆送するモータ（１２）を設
け、かつそれら用紙（１４）およびインクシート（１５
）それぞれの供給ロール（１６）・（２０）と記録位置
（Ｐ）との間でそれら用紙（１４）およびインクシート
（１５）を加圧部材（２４）との間で弾性挟持するガイ
ドローラ（１７）を設けることを特徴とする。

そして、記録終了後その記録部分を所定位置まで搬送し
て切断して後、モータ（１７）を逆駆動してプラテン（
１０）を逆転し、用紙（１４）とインクシート（１５）
とを逆送する。このとき、それら用紙（１４）およびイ
ンクシート（１５）は、ガイドローラ（１７）と加圧部
材（２４）との間で弾性挟持するから、用紙（１４）の
腰によってともにたるみなく逆送されることとなる。し
かして、再び次の記録を行うときには、モータ（１２）
の駆動でプラテン（ｌＯ）およびインクシート巻取ロー
ル（２１）を回転し、それら用紙（１４）とインクシー
ト（１５）とを搬送する。このとき、それら用紙（１４
）およびインクシート（１５）は、ガイドローラ（１７
）と加圧部材（２４）とで弾性挟持するから、たるみな
くサーマルヘッド（１３）とプラテン（１０）との間に
供給されることとなる。

以下、図面に示す実施例にしたがい、この発明につき具
体的かつ詳細に説明する。

第１図において、符号（１０）は、プラテンである。

プラテン（１０）には、ベルト（１１）を介してモータ
（１２）の回転を伝達する。また、外周にサーマルヘッ
ド（１３）を押し当てる。サーマルヘッド（１３）は、
公知のとおり、その押し当てを解除し得るように揺動自
在に支持される。

さて、それらプラテン（１０）とサーマルヘッド（１３
）との間では、用紙（１４）とインクシート（１５）と
を挟持する。まず、用紙（１４）は、供給ロール（１６
）から繰り出し、ガイドローラ（１７）で案内してそれ
らプラテン（１０）とサーマルヘッド（１３）との間に
導き、剥離ローラ（１８）で案内してカッタ（１９）を
通し、外部へと排出する。他方、インクシー）−（１５
）は、供給ロール（２０）から繰り出し、ガイドローラ
（１７）で用紙（１４）と重ね合わせてプラテン（１０
）とサーマルヘッド（１３）との間に導き、剥離ローラ
（１８）で該用紙（１４）から剥離してインクシート巻
取ロール（２１）に巻き付けてなる。

ところで１図示するように、上述したカッタ（１９）等
はフレーム（２２）上に載置し、そのフレーム（２２）
上にはまたブラケット（２３）を固定している。ブラケ
ット（２３）には、第２図しこも示すとおり、その上面
上に加圧板（加圧部材）　（２４）をマイラ片（２５）
等で揺動自在に取り付ける。加圧板（２４）には背面に
板ばね（２６）を固着し、その板ばね（２６）をブラケ
ット（２３）に乗せる。しかして、その板ばね（２６）
を少したわませ、該加圧板（２４）を上述したガイドロ
ーラ（１７）に軽く押し当て、その間で上述した用紙（
１４）とインクシート（１５）とを弾性挟持する構成と
する。

そして、モータ（１２）の回転をプラテン（１０）およ
び図示省略するがインクシート巻取ロール（２１）にも
伝達し、用紙（１４）とインクシート（１５）とを重ね
合わせて搬送する。しかして、記録位置（Ｐ）でプラテ
ン（１０）にサーマルヘッド（１３）を押し当て、その
サーマルヘッド（１３）で該インクシート（１５）のイ
ンクを転写しながら用紙（１４）に記録を行う、そうし
て、その記録部分を所定位置まで搬送してカッタ（］９
）で切断し、その記録部分の取り出しを可能とする。他
方、インクシート（１５）は、剥兼ローラ（１８）で用
紙（１４）から分離し、巻取ロール（２１）で巻き取る
。

次に、記録部分を取り出して後、モータ（１２）を逆駆
動してプラテン（１０）を逆転し、重ね合わせた用紙（
１４）とインクシート（１５）とをともに逆送し７、新
たな用紙の先端から再び次の記録を開始可能とする。こ
のとき、用紙（１４）およびインクシート（１５）は、
ガイドローラ（１７）と加圧板（２４）との間で弾性挟
持するから、用紙（１４）の腰によってともにたるみな
く逆送されることとなる。そして、次の記録を行うべく
、再びモータ（１２）を駆動してプラテン（１０）およ
び巻取ロール（２１）を回転すれば、それら用紙（１４
）とインクシート（１５）は、再度サーマルヘッド（１
３）とプラテン（ｌＯ）との間へと導かれる。

このとき、用紙（１４）およびインクシート（１５）は
、ガイドローラ（１７）と加圧板（２４）とで弾性挟持
するから、それらサーマルヘッド（１３）とプラテン（
１０）との間へとたるみなく供給されることとなる。

ところで、上述した実施例では、加圧板（２４）をマイ
ラ片（２５）で回動自在に取り付け、板ばね（２６）で
付勢してガイドローラ（１７）に押し当てる。しかし、
加圧板（２４）を回動自在に取り付けるものはマイラ片
（２５）に限らず、布等でもよく、また付勢してガイド
ローラ（１７）に押し当てるものは板ばね（２６）に限
らず、コイルばね等でもよいのはもちろんである。さら
に、加圧板（２４）等の加圧部材そのものを板ばね等の
弾性部材でつくり、自身の弾性でガイドローラ（１７）
に押し当てるようにしてもよい。

かつまた、第３図に示すように、ガイドローラ（１７）
の方をばね（２７）で付勢し、用紙（１４）およびイン
クシート（１５）を挟持し、そのガイドローラ（１７）
側を」二連のごときブラケット（２３）等に固定する加
圧部材（２４）上に軽く押し当てるようにしてもよい。

効果したがって、この発明によれば、用紙およびインクシー
トのそれぞれの供給ロールを逆転することなく、プラテ
ンの逆転で用紙およびインクシートを逆送するから、構
成簡単にして用紙先端からの記録を可能とすることがで
きる。また、用紙およびインクシートそれぞれの供給ロ
ールと記録位置との間でそれら用紙およびインクシート
をガイドローラと加圧部材との間で弾性挟持するから、
用紙およびインクシートを逆送しても、それらにたるみ
を生ずることなく、スキューの発生や記録品質の悪化を
防止し、同様に用紙先端からの記録を可能とすることが
できろ。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図はこの発明の一実施例を示し、第１
図はこの発明による熱転写式記録装置の内部４！！構概
略図、第２図はその部分拡大平面図である。第３図は、
この発明の他の実施例を示す機構説明図である。

Claims

【特許請求の範囲】１、用紙にインクシートを重ね合わせて搬送し、プラテ
ンに押し当てるサーマルヘッドで該インクシートのイン
クを転写しながら前記用紙に記録を行い、その記録部分
を所定位置まで搬送して切断して後、前記重ね合わせた
用紙とインクシートとをともに逆送し、新たな用紙の先
端から再び次の記録を開始する熱転写式記録装置におい
て、前記プラテンおよびインクシート巻取ロールに回転
を伝達して前記重ね合わせた用紙とインクシートとを搬
送するとともに、前記記録部分を切断して後前記プラテ
ンを逆転してそれらを逆送するモータを設け、かつそれ
ら用紙およびインクシートそれぞれの供給ロールと記録
位置との間でそれら用紙およびインクシートを加圧部材
との間で弾性挟持するガイドローラを設けてなる、熱転
写式記録装置。２、弾性部材で前記加圧部材を付勢して前記ガイドロー
ラに押し当て、それらの間で前記用紙と前記インクシー
トとを弾性挟持してなる、前記特許請求の範囲第１項に
記載の熱転写式記録装置。３、前記加圧部材を弾性部材でつくり、自身の弾性で前
記ガイドローラに押し当て、それらの間で前記用紙と前
記インクシートとを弾性挟持してなる、前記特許請求の
範囲第１項に記載の熱転写式記録装置。４、前記ガイドローラを付勢して前記加圧部材に押し当
て、それらの間で前記用紙と前記インクシートとを弾性
挟持してなる、前記特許請求の範囲第１項に記載の熱転
写式記録装置。