JPS63502687A - コルゲ−トパイプ用プラスチック管継手 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 コルゲートパイプ用プラスチック管継手発明の概要 ［産業上の利用分野］ ［従来の技術及びその問題点〕 現在、排水又は電気工事用の可撓性コルゲートパイプの管接続に一般的に用いら れている唯一の方法は、管に管継手を嵌め、適度の接続を確保する為にそこを糊 付けする方法である。この種の接続方法で確実に接続を成功させる為には、糊又 は接着剤を施した後暫く静置しなければならない。従って、作業に余分な時間が 掛かり、又糊の化学作用で導管が弱くなり、更に管継手を再使用することが出来 ない。

［問題を解決するための手段］ 本発明は差込み型の管継手を提供することによりこの問題を改善しようとするも ので、この管継手は接着剤の助けを借りること無く水密性が得られ、又再使用が 可能であり且つ取付は中に調整することが出来るものである。

本発明は、その１つの実施態様に於いて、その端部近くに***部を有する導管に 水密状態で取付けられろ水密性の管継手を提供するもので、この管継手は次のも のを含んでいる。

即ち、 その１端が開口し、この開口端部に続く内腔の中に導管を受入れる如くにした筒 体と、 上記内腔の中にあって、上記開口端部から離れて設けられる密封手段で、上記内 腔に差込まれた導管を、水密状態で、密封する如くに用いられるものと、及び、 上記筒体の中に設けられる拘止手段で、上記内腔内に突出し、上記内腔の中の導 管の***部を拘止し、上記密封手段に対し水密な密封状態を保ちつつ上記導管を 上記内腔の中に保持する如くにしたものと、を含んでいる。

好ましくは、この密封手段が、上記内腔に差込まれた可撓性の導管に圧接し且つ 密封する如くに用いられる上記内腔内のテーパ一部である。

本発明による管継手は、例えばエルボ、分岐管、Ｙ及びＴ継手、端末管（又はめ くら管）、接続ボックス、又はコルゲートバイブと直管を又はコルゲートバイブ とコルゲートバイブを接続するフィッティング等、色々な形のフィッティングと して利用することが出来る。

［図面の簡単な説明］ 第１図は本発明の１つの実施例による管継手の斜視図、第２図は、第１図に示す 管継手をその中に接続されたコルゲートバイブと共に描いた、断面図、 第３ａ、３ｂ及び３Ｃ図は、第１図に示す実施例の拘止手段の各成型段階を示す 断面図である。

［実施例］ 本発明による１つの実施例が第１から３図に示されている。

管継手ｌは接続を行なう為にコルゲートパイプが差込まれる開口端部３を有する 筒体２を含んでいる。接続ボックス又はそれに類するものに螺子接続される反対 側端部４が示されている。但し、この端部は色々な型の接続又はフィッティング 用に設計することが出来る。内腔５は、可撓性のコルゲートバイブの外径より若 干大きい寸法のものが選ばれる。

第２図に示す内腔５は、開口端部３から離れて設けられそれより若干内径の小さ い内腔８に続く環状肩部７で終わるテーパ一部６を持っている。この肩部の幅は 適宜希望する大きさにすることが出来る。

上記内腔５の両端部の中間で一定内径の部分に位置して、上記内腔の壁に２つの 弾性拘止部材９が設けられ、その各々が内腔５の中に延びる突出部ｌＯを持って いる。

従って、第２図に示す如く、管継手１を可撓性のコルゲートバイブに接続する場 合、先ずパイプが内腔５に差込まれ；突出部１０が上述の如くに設けられている ので、コルゲート部が傾斜部１１に突当り、突出部１０が内腔の外に向って押し やられる。次に、環状肩部７に当接すべくパイプがテーパ一部６の中に進入する 。更にテーパ一部６の中にパイプが押込まれ、このパイプがテーパ一部の段々と 狭くなって行く径によって圧迫され、そこに水密性の密封部が形成される。突出 部１０がパイプのコルゲートの谷に拘止され、突出部１０の上表面がコルゲート の***部に当接し、パイプが内腔５から抜は出すのを防ぎ、従って***部がテー パ一部の壁面に対して水密状態で保持される。

本発明の別の実施例に於いては、内腔のテーパ一部が、導管の端部又は壁面に当 接する弾性密封材に置換えられ、水密な密封又は弾性密封を形成する手段が上述 のテーパ一部と同様に用いられる。

拘止部材９の働きを助ける為に、第１，２図に示す如く内腔５に凹んだ部分１３ が設けられ、これにより拘止部材が管継手に繋がっている部分に薄壁の部分が出 来る。このことにより拘止部材９の弾性が非常に増加し、導管が抜出そうとする と、上表面１２に接するコルゲートの力により拘止部材上に曲げモーメントが生 じ、突出部１０を導管の谷に更に深く引込み、導管が管継手から外れるのを防止 する。

上述の拘止手段からコルゲートバイブを外す場合は、適当な工具を孔１４に差込 み、突出部１０を内腔５から強制的に外す。

本発明のコルゲートバイブは適当なプラスチック材例えばＰｖＣ又はナイロン、 ポリプロピレン、ＡＢＳ等で作ることが出来、又色々なサイズの管例えば可撓性 の電気用プラスチック・コルゲートコンジットに用いることが出来る。以上の如 く記述した管継手はどのような管継手を作る場合にも利用することが出来、又必 要に応じて拘止手段を増減することが出来る。

本発明の管継手は接続ボックスの壁又は一部に取付けられたり、但しこの壁又は 一部は接続ボックスに水密状態で取外し可能に取付けられるもので、即ち、溝及 び組合わせ突出部である、又はテーパーの付いたスェージ・ヒツティング等適当 な手段により接続ボックスの中の凹部に接続することが出来る。

実施例に示した管継手はプラスチックの一体成型品なので、拘止部材９を付ける には特殊な成型方法が必要であった。

その方法に就いて第３ａ、３ｂ、３Ｃ図を用いて以下に説明する。この図は管継 手の１つの実施例の部分断面図で、成型中の拘止部材の部分を示している。

外型１５は第１図に示す如きＵ形の切込み１７を形成する移動可能の横型１６を 含んでいる。この横型は突出して第３ａ図に示す如く中子（マンドレル）１９の 凹部と組合わされ、拘止部材９を形成する。

第３ａ図に示す如く、突出部１０は、壁の厚み２１を越えて内腔５の中に延び、 ここから反転して傾斜面１１がこの壁の厚みの線を越えて下の方向に戻る如くに 傾斜し、再たび***して壁の厚みの線の所で頂点２２に達し、ここから再たび凹 んだ薄肉部１３に向って下降し傾斜面２５を形成している。

このように成型された管継手の材料が充分に凝固したならば、第３ｂ図に示す如 く、外型１５及び横型１６が引抜かれ、中子１９が矢印１６で示す方向に引抜か れる。中子１９が抜かれるに従い、傾斜面２４に当接していた***部２３が拘止 部材９を内腔から外に向って強制的に押出し、中子１９の***部２３が頂点２２ に突当たったとき、突出部ｌＯが中子１９から完全に離される。

第３Ｃ図に示す如く、***部２３が拘止部材９の傾斜面２５と接触しているので 、中子が内腔５から引抜かれるとき、突出部１０が中子１９を邪魔することは無 い。従って突出部１０の拘止尖端部２６が中子１９によって痛められることが無 い。

本発明がいかなる形のコルゲートパイプにも用いられ、又は適当な間隔でその端 部からパイプの回りに設けられた***部を持つ非コルゲートパイプにも用いられ ることは当該技術者に取っては明らかであろう。この管継手は電気的絶縁パイプ 、プールの濾過及び真空配管、真空掃除機、潅厩用コルゲートパイプ、及び芝刈 りケーフルの保護管等の接続に適用することが出来る。

Ｆ／θ、！ 補正書の翻訳文提出書（特許法第１８４条の７）昭和６２年１０月す日 １、国際出願番号 ＰＣＴ／ＡＵ８７１０００３１ 、発明の名称 ３、特許出願人 住　所　オーストラリア国　ニュー・サウス・ウェールズ州　２２２Ｂ。

ボンネットゆベイ、ロワー・ワシントン・ドライブ　１３９名　称　エルコネツ クス・ピーφティ・ワイφリミテッド国　籍　オーストラリア国 ４、代　理　人 住　所　東京都千代田区霞が関３丁目７番２号　ＵＢＥビル１９８７年７月２　 日 ６、添付書類の目録 補正後の請求の範囲 １、その端部近くに***部を有する導管に、水密状態で、取付けられろ水密性の 管継手に於いて、 その１端が開口し、この開口端部に続く内腔の中に導管を受入れる如くにした筒 体と、　上記開口端部から離れて上記内腔の中にある密封手段で、これが上記内 腔の中に差込まれた導管に対し、水密状態で、密封する如くに用いられるものと 、及び、 上記筒体の中に設けられる拘止手段で、上記内腔内に突出し、上記内腔の中の導 管の***部を拘止し、上記密封手段に対し水密状態を保ちつつ、上記導管を上記 内腔の中に保持するものと、 からなる水密性の管継手。

２、上記密封手段が、導管の端部に対し、水密状態で、当接する如くに用いられ る変形可能の弾性密封材である、請求の範囲第１項に記載の水密性の管継手。

３、上記密封手段が上記内腔のテーパ一部を含み、この場合、上記内腔に差込ま れた上記導管が上記テーパ一部に対して圧接され且つ水密状態で密封される如く にした、請求の範囲第１項に記載の水密性の管継手。

４、上記内腔の中にも又変形可能の弾性密封材が置かれ、上記内腔に差込まれた 導管をその自由端又はその近傍で、水密状態で、密封する如くにした、請求の範 囲第３項に記載の水密性の管継手。

５、上記拘止手段が、上記筒体の軸方向に伸びる弾性指状部を含み、これがその 長手方向に沿って設けられ且つ上記内腔の中に突出する突出部を有する如くにし た、請求の範囲第１から４項に至るいずれかの項に記載の水密性の管継手。

６、上記突出部が実質的に平らな表面を有し、この表面が実質的に上記内腔の半 径方向に延び又上記筒体の開口端部の面に対し反対方向に面を向けている、請求 の範囲第５項に記載の水密性の管継手。

７、上記実質的に平らな表面が上記筒体の内側に向かい開口端部から遠ざかる角 度で伸びている、請求の範囲第６項に記載の水密性の管継手。

８、上記弾性指状部が、上記筒体の壁厚より薄い薄壁部により管継手の筒体に繋 がっている、請求の範囲第５，６又は７項のいずれかの項に記載の水密性の管継 手。

９、上記筒体が上記指状部から内腔の上記開口端部に向って延びる薄壁部を有す る、請求の範囲第５．６．　７又は８項のいずれかの項に記載の水密性の管継手 。

１０、上記指状部がその下部に、上記突出部に隣接し、上記指状部の両端の中間 に設けられた頂点に向って上昇する傾斜面を有する、請求の範囲第５．６，７． ８又は９項のいずれかの項に記載の水密性の管継手。

１１、上記頂点が上記突出部より短い距離上記内腔の中に***している、請求の 範囲第１０項に記載の水密性の管継手。

１２、プラスチックの中空材を成型する方法で、この中空材が、上記中空材の中 の長手方向の内腔で、上記内腔に繋がる切込み部分を宵するものと、又上記切込 み部分で上記内腔の中に突出する突出部を伴い長手方向に延びる指状部とを有し 、又その指状部がその下部に実質的に半径方向に***する***部で、上記***部 から上記突出部に向かいその間に１つの谷間を形成しつつ長手方向に延びる第１ の傾斜面を伴い上記指状部の上に設けられるものを有する、中空材の成型方法に 於いて；少なくとも、上記切込み部分を形成し又指状部を形成する型の１部でも ある移動可能の横型と、内腔と上記指状部の下側部とを形成する中子で、上記移 動可能の横型を受入れる凹部を含むものと、を用い；移動可能の横型を引き抜い た後、中子を引き抜くとき、上記指状部の下部の上記谷間を形成する中子の部分 が第１の傾斜面に当接し、中子が移動するとき上記突出部を中子から強制的に遠 ざけ、少なくとも中子の凹部が突出部の軸方向の位置を通過する後まで、上記突 出部が中子から離れている如くにする、プラスチックの中空材を成型する方法。

１３、独立して移動する横型と共に外型がある、請求の範囲第１２項に記載のプ ラスチックの中空材を成型する方法。

１４、上記横型又は上記横型及び外型が移動するとき、上記中子が上記指状部を 保持する手段を有する、請求の範囲第１２又は１３項のいずれかの項に記載のプ ラスチックの中空材を成型する方法。

１５、上記中子が取り除かれたとき、プラスチック材が自矯正する、いわゆる“ プラスチックの記憶”により、上記指状部が成型されたときの元の位置に戻る、 請求の範囲第１２゜１３又は１４項のいずれかの項に記載のプラスチックの中空 材を成型する方法。

国際調査報告

Claims (9)

【特許請求の範囲】
1. １．その端部近くに***部を有する導管に、水密状態で、取付けられる水密性の 管継手に於いて、 その１端が開口し、この開口端部に続く内腔の中に導管を受入れる如くにした筒 体と、上記開口端部から離れて上記内腔の中にある密封手段で、これが上記内腔 の中に差込まれた導管に対し、水密状態で、密封する如くに用いられるものと、 及び、 上記筒体の中に設けられる拘止手段で、上記内腔内に突出し、上記内腔の中の導 管の***部を拘止し、上記密封手段に対し水密状態を保ちつつ、上記導管を上記 内腔の中に保持するものと、 からなる水密性の管継手。
2. ２．上記密封手段が、導管の端部に対し、水密状態で、当接する如くに用いられ る変形可能の弾性密封材である、請求の範囲第１項に記載の水密性の管継手。
3. ３．上記密封手段が上記内腔のテーパー部を含み、この場合、上記内腔に差込ま れた上記導管が上記テーパー部に対して圧接され且つ水密状態で密封される如く にした、請求の範囲第１項に記載の水密性の管継手。
4. ４．上記内腔の中にも又変形可能の弾性密封材が置かれ、上記内腔に差込まれた 導管をその自由端又はその近傍で、水密状態で、密封する如くにした、請求の範 囲第３項に記載の水密性の管継手。
5. ５．上記拘止手段が、その自由端部に上記内腔の中に突出する突出部を有する弾 性指状部を含み、上記突出部が、表面が上記内腔の半径方向に延び又上記筒体の 開口端部の面に対し反対方向に面を向けてた実質的に平らな表面と、上記突出部 から上記指状部に延びる１つの傾斜面と、を有する、上記請求の範囲のいずれか １つの項に記載の水密性の管継手。
6. ６．上記弾性指状部が、上記筒体の壁厚より薄い薄壁部により管継手の筒体に繋 がっている、請求の範囲第５項に記載の水密性の管継手。
7. ７．上記筒体が上記指状部から内腔の上記開口端部に向って延びる薄壁部を有す る、請求の範囲第６項に記載の水密性の管継手。
8. ８．上記指状部が、上記指状部の両端の中間に上記指状部から頂点に向って上昇 する第２の傾斜面と、上記突出部から遠い上記指状部の端部に向って上記頂点か ら延びる第３の傾斜面と、を有し、上記頂点が上記突出部より短い距離上記内腔 の中に***している、請求の範囲第５，６又は７項のいずれか１つの項に記載の 水密性の管継手。
9. ９．上記頂点が上記管継手の筒体の壁の厚さを高さとするに等しい高さを有する 、請求の範囲第８項に記載の水密性の管継手。