JPS6345516A - 電池寿命表示付電子体温計 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はデジタル表示装置を形成する７セグメントの一
部を利用して電池寿命表示を行う電子体温計に関する。

〔従来の技術〕

近年、水銀を入れたガラス式体温計に代って、感温素子
と集積回路によって体温を測定し、７セグメントの表示
パターンを有するデジタル表示装置によって温度表示を
行う電子体温計が普及してきた。

前記電子体温計は小型電池を電源として動作しているた
め、前記電池の電圧が一定値以下に低下すると温度測定
回路の動作が不安定となり、体温の測定値に誤差を生ず
る結果となるため、前記電池の電圧低下を検出する電池
電圧検出回路を設け、該電池電圧検出回路の検出信号に
従って電池寿命警告表示を行うことにより電子体温計と
しての信頼性を確保することが行われている。

以下電子体温計の基本構成及び従来性われている電池寿
命警告表示の事例について説明する。

第３図は従来も実施されており、かつ本発明でも採用し
ている電池寿命警告表示付電子体温計の基本構成を示す
ブロック図であり、６０１は基準発据回路であり温度に
対して変化しない基単信号ｆｏを発撮し制御信号発生部
６０６に供給する。

制御信号発生部３０３は基准信号ｆ。を入力し、ゲート
信号φｇ、ラッチ信号φ１、サンプリング信号φ３等の
各種制御信号を出力する。

６０２は温度発振回路であり、温度を検出するための感
温素子を内蔵することにより体温によって周波数が変化
する感温信号ｆｔを発振する。

６０４は制御部であり前記制御信号発生部３０３からの
ゲート信号φｇによってＯＮ、ＯＦＦされ、該制御部６
０４がＯＮされている間に供給される感温信号ｆｉを測
温信号φ、として出力する。

６２０は体温計測回路であり、カウンタ一部６０５、メ
モリ一部３０６、デコーダ部６０９により構成されてい
る。

前記体温計測回路３２０の動作はカウンタ一部６０５が
測温信号φ、をカウントして温度情報信号Ｄｔをメモリ
部３０６に供給し、該メモリ部３０６はラッチ信号φ、
によって、すでに記憶されている最大温度情報信号Ｄｒ
ｎと前記カウンタ一部６０５から新しく供給された温度
情報信号Ｄｔとを比較し、大きい方を最大温度情報信号
］）ｍとして記憶することにより体温測定の時間変化に
従って上昇する最大温度情報を更新し続ける。

そして、刻々変化する最大温度情報信号Ｄｍは、デコー
ダ部６０９によって７セグメントの表示信号Ｄｄにデコ
ードされたのちデジタル表示部６１０の７セグメントパ
ターンにて数字表示される。

３０７は電池電圧検出回路であり、外部抵抗６０８によ
って検出レベルが設定されている。

そして電池電圧検出回路３０７はこの設定された検出レ
ベルより電池電圧が低下したことを検出すると電池寿命
警告信号φＣを出力して体温計測回路６２０のデコーダ
部３０９に供給することにより、デコーダ部６０９は警
告弐示信゛号１）ａを発生して前記デジタル表示部＃６
１０に電池寿命警告表示を行う。

第４図は従来の電池寿命警告マークを備えたデジタル表
示装置３１０の平面図であり、６１０Ａは体温計測値の
１０度桁、３１０Ｂは１度桁、３１０Ｃは小数点、６１
０Ｄは０．１度桁、３１０　Ｅは単位、３１０Ｆは電池
寿命警告マークを表わす各々の表示パターンである。各
体温測定値を表示する数字パターン３１０Ａ、３１０Ｂ
、　６１０ｃは公知の７セグメントパターンであり、又
電池寿命警告マーク６１０Ｆは小さな電池形状パターン
となっている。

通常は前記デジタル表示装置６１０の各７セグメントパ
ターンには第３図の体温計測回路６２０より供給される
表示信号Ｄｄによって最大温度情報が表示されており、
電池寿命警告マーク６１０Ｆは非点灯状態となっている
。

そして電池が寿命に近づ（ことによって電圧が低下し、
前記電池電圧検出回路３０７の検出レベル以下になると
電池寿命警告信号φ。が出力されることによりデジタル
表示装置６１０の電池寿命警告マーク６１０Ｆが点灯し
、使間者に電池交換を促す。

以上が電子体温計の電池寿命警告動作であるが、前記電
池寿命警告マークの他の従来例としては、デジタル電子
時計の表示部に設けられたものとして特公昭５５−４４
９１８号に開示された電池を４．０７４，５１５に開示
された７セグメントパターンの色彩を変化させるものが
ある。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかるに電池寿命警告表示は、電池を交換する必要があ
る事を使用者に報知するもので、電池を交換しなければ
正しい測定が不可能である事を意味しているものであり
極めて重要な情報である。

にもかかわらず、通常の電子体温計形状を考慮した場合
、第５図に示すごと（電子体温計１０に於けるデジタル
表示装置３１０のサイズは、全長２０ｍｍ、巾６　ｍ１
Ｔｌ程度と限定される結果となる。

このような小面積の表示面に複数の７セグメンドパター
ンや、小数点、単位等の表示パターンが全面に配設され
ており、その狭い空白部に設けた電池寿命警告マークは
槙めて小さい形状となるため充分な警告機能を果たすこ
とが出来ないという欠点がある。

又ＵＳＰ、４，０７九５１５に開示されている７セグメ
ントパターンの色彩を変化させる電池寿命警告マークの
場合には、形状の大きい７セグメントパターンを利用し
ているため充分な警告機能を果すものであるが、色彩が
変化するデジタル表示装置を利用する必要があるため、
極めてコスト高となり、価格の安い電子体温計には使用
出来ないという欠点がある。

本発明の目的は上述する従来の問題点を解決し、コスト
アップすることな（、かつ容易に認識可能な電池寿命警
告表示付電子体温計を提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

上記目的を達成するための本発明に於ける構成は体温を
検出するための感温素子を有する温度発振回路、該温度
発振回路の出力信号より体温データを作成する体温計測
回路、該体温計測回路からの信号を体温表示するための
７セグメント構成の数字パターンを備えたデジタル表示
装置を有し、かつ電池の電圧低下を検出する電池電圧検
出回路を備えた電子体温計に於いて、前記デジタル表示
装置の隣接した２個の数字パターン間に第１及び第２の
追加パターンを設けるとともに、該第１及び第２の追加
パターンを駆動するための追加パターン駆動回路を設け
、該追加パターン駆動回路と前記２個の数字パターンを
駆動するデコーダとを前記電池電圧検出回路の出力信号
によって制御することにより、前記デジタル表示装置に
電池形状を有する電池寿命警告マークを表示することを
特徴とする。

〔実施例〕

以下図面に基づいて本発明の詳細な説明を行う。

第１図は本発明の１実施例を示す電子体温計の温度表示
部システム構成図であり、具体的には温度計測回路６２
０とデジタル表示装置１１６の構成を示す。

図に於いて、１０１．１０２．１０６．１０４は温度カ
ウンターであり、第３図のカウンタ一部６０５を構成し
ている。１０１は１／１００°桁、１０２は１／１０°
桁、１０３は１゛桁、１０４は１００桁の１０進温度カ
ウンターであり測温信号φＡの出力パルス数を計測する
ものである。

１０５．１０６．１０７．１０８はラッチ回路であり、
メモリ一部６０６を構成している。

１０５は１／１００’桁、１０６は１／１０゜桁、１０
７は１＠桁、１０８は１０″桁のラッチ回路であり、温
度カウンターで計測された結果を一時的に記憶するもの
であり、ラッチ信号φＢによりデータの更新が実行され
る。

１０９．１１０，１１１，１１２．１１６゜１１４はデ
コーダである。１０９は計量単位、特殊マーク等のデコ
ーダ、１１０は１７１００°桁、１１１はｌ／１０°桁
、１１２はｌ°桁、１１３は１００桁、１１４は追加パ
ターンの各デコーダである。１１５はドライバーであり
、前記各デコーダ１０９〜１１４の出力信号に基づきデ
ジタル表示装置１１６を駆動する。

尚、前記各デコーダ１０９〜１１４とドライバー１１５
とにより第３図に示すデコーダ部３０９を構成している
。

前記デジタル表示装置１１６は、７セグメント構成の数
字パターン１１６Ａ、１１６Ｂ。

１１６Ｃ１１１６Ｄと小数点パターン１１６Ｅ。

単位マーク１１６Ｆ、メモリマーク１１６Ｇ及び電池寿
命警告マークを構成する第１追加パターン１１６Ｈ，第
２追加パターン１１６Ｉとを有する。

上記構成に於いてデコーダ部６０９に電池寿命警告信号
φＣが供給されていない通常動作（電池電圧が低下して
いない状態）では、各デコーダ１０９〜１１６は、通常
モードになっており電池寿命警告信号φＣをインヒピッ
ト端子に供給されているデコーダ１１４のみが非動作モ
ードになっている。

この状態に於いてはデコーダ１０９の出力信号によって
小数点パターン１１６Ｅ、単位マーク１１６Ｆ、メモリ
マーク１１６Ｇが表示駆動され、又デコーダ１１０の出
力信号によって数字パターン１１６Ｄに１／１００’Ｃ
桁、デコーダ１１１の出力信号によって数字パターン１
１６Ｃに１／１０°Ｃ桁、デコーダ１１２の出力信号に
よって数字パターン１１６Ｂに１℃桁、デコーダ１１６
の出力信号にて数字パターン１１６Ａに１０°Ｃ桁の表
示駆動が行われている。

さらに、デコーダ１１４の非動作モードにより第１追加
パターン１１６Ｈを第２追加パターン１１６Ｉは非表示
状態となっている。

以上が通常の体温表示状態であり、次に電池寿命警告表
示動作について説明する。

第３図に示す電池電圧検出回路６０７が電池電圧の低下
を検出して電池寿命警告信号φＣを出力し、前記デコー
ダ部６０９に供給すると、各デコーダの状態は、デコー
ダ１０９，１１０，１１３は非動作状態となることによ
り前記小数点パターン１１６Ｅ、単位マーク１１６Ｆ、
メモリマーク１１６Ｇと、数字パターン１１６Ｄ、１１
６Ａは非表示状態となる。

又デコーダ１１１，１１２は特定モード選択状態となり
、斜線で示すごとく数字パターン１１６Ｂのセグメント
ａ２　、ｆ２１ｇ２　と１数字パターン１１６Ｃのセグ
メントａ３、ｂ８、ｇ３のみが表示状態となる。

さらに、デコーダ１１４が動作状態となることにより斜
線で示すごと（第１追加パターン１１６Ｈと第２追加パ
ターン１１６Ｉが表示状態となり、この表示状態にある
パターンの組合わせが電池の形状を有する電池寿命警告
マークとなって電池の交換時期を明確に認識させること
が出来る。

次に上記電池寿命警告マーク形状について説明する。

電子体温計等に使用されるボタン型電池の形状は薄いデ
スク形状を有する屡極部の中央に凸形状の陰極部が設け
られたものであり、このボタン型電池の形状に出来るだ
け類似した電池寿命警告マークを作るために、前記数字
パターン１１６Ｂの上部セグメントａ７、外側の垂直セ
グメントｆ２、中央セグメントｇ２と数字パターン１１
６Ｃの上部セグメントａ８、外側の垂直セグメントｂ１
、中央セグメントｇ、とによってデスク形状の陽極部を
形成するとともに、両数字パターンの中央セグメントｇ
ｚ　、ｇｓ間に該セグメントｇ２、ｇｓと同一高さの平
行な第１追加パターン１１６Ｈを設けて電池の底部を形
成する。

さらに、両数字パターンの上部セグメントａ２．３８間
には該セグメントａ２、ａ、よりも高い位置に第２追加
パターン１１６エを設けることにより凸形状の陰極部を
形成する。

尚前記第２追加パターン１１６Ｉの形状は、前記第１追
加パターン１１６Ｈよりも長（し、かつ両端を屈曲させ
て前記上部セグメン）ａ２．ａ３に接近させることによ
って、ボタン型電池の形状に類似させている。

尚本実施例に於いては、電池寿命警告マークを形成する
２桁の数字パターンとして、小数点パターン１１６Ｅを
挾む２個の数字パターン１１６Ｂ。

１１６Ｃを利用しているが、これはパターン間隔の広い
２個の数字パターンを使用することによって電池寿命警
告マークの形状を出来るだけ太き（したものであるが、
本発明はこれに限定されるものではなく、１１６Ａと１
１６Ｂや、１１６Ｃと１１６Ｆのごとく、隣接する２個
の数字パターンがあれば、どの組合せを利用してもよい
。

第２図は本発明の特に１／１０”桁に関する回路構成を
示すブロック図である。

図に於いて１０２は第１図に示す温度カウンタであり２
０１．２０２は■Ｎｖゲートであり、２０３．２０４，
２０５，２０６はフリップ７０ツブ（以下単にＦ／Ｆと
記す）であり、２０７はＯＲゲートであり、２０８．２
０９．２１０．２１１はＮＡＮＤであり、以上で１０進
カウンターを構成している。

測温信号φＡによりＦ／Ｆ　２０３〜２０６は歩進し、
Ｆ／Ｆ　２０６出力Ｑが１でかりＦ／Ｆ２０５Ｑ或はＦ
／Ｆ２０４Ｑ出力が１の時。

Ｎ　Ａ　Ｎ、　Ｄゲート２０８出力は０となり、ＮＡＮ
Ｄ表−１，カウンタ出力と表示値 ゲート２１０出力は１となる。測温信号φＡ及び信号φ
Ｄが共に１とすると、ＮＡＮＤゲート２０９は０となり
、ＮＡＮＤゲート２１１出力は１“となり、Ｆ／Ｆ　２
０３〜２０６はリセット状態となり、全てのＦ／Ｆ出力
はＯとなる。即ち１０進カウンターを構成するものであ
る。

図に於いて１０６は第１図に示すラッチ回路、２１２．
２１６，２１４，２１５はユニットラッチ回路である。

ユニットラッチ回路２１２〜２１５は、ラッチ信号φＢ
によりデータ更新されるもので、例えば温度計測に於け
る最高温度を記憶するものである。

図に於いて１１１は第１図に示すデコーダ、２１６〜２
２０，２２５〜２２８はＩＮｖゲートテアリ、２２１〜
２２４はスイッチであり、２２９〜２６２はＡＮＤゲー
トであり、２６３はＮＯＲゲートである。電池寿命警告
信号φＣが０−→１に反転すると、インバータ２１６を
介して制御されるクロックドインバニタ２１７〜２２０
出力は高インピーダンスとなり温度カウンターで計数さ
れ、一時記憶された温度データは転送されない。と同時
に電池寿命警告信号φＣによって直接制御されるスイッ
チ２２１〜２２４によりＤ　Ａ　１１従って、Ｄ、〜Ｄ
Ｄは前記表−１に示す様にＯ〜９の数字表示コードの他
に電池寿命警告信号φＣにより電池寿命警告マークコー
ドを有し、表示するものである。

ＡＮＤゲート２２９はり、、Ｄゎが共に０の時１、ＡＮ
Ｄゲート２６０は、Ｄ、、ＤＣ，ＤＤが２６１は、Ｄ、
、Ｄ、、Ｄ、が共に１で、かつ２６６は、ＡＮＤゲート
２２９〜２６２のいずれ１１６Ｃの３３セグメントは点
灯しない。

同様に各セグメントｂ３　％　Ｃ３、ｄｓ　、ｅ３、ｆ
５、ｇ３の各セグメントが構成され、温度計測結果の数
値データと、電池寿命警告表示状態を選択的に表示する
ものである。

〔発明の効果〕

上記のごとく本発明によれば、２桁の数字パターンの特
定セグメントを利用することにより、２個の追加パター
ンを設げるだけで、ボタン型電池の形状に類似した大型
の電池寿命警告マークを表示することが出来るため、電
子体温計として極めて重要な情報である電池電圧降下状
況を特にデジタル表示装置の形状を大きくする事なしに
情報提供ができ、かつ使用者が容易に認識可能な大きさ
の表示を実現できる等の効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図は本発明の電子体温計の部分溝装置の正
面図である。 １０・・・・・・電子体温計、１１６Ｈ・・・・・・第
１追加パターン、１１６Ｉ・・・・・・第２追加パター
ン、６０２・・・・・・温度発振回路、３０７・・・・
・・電池電圧検出回路、６１０・・・・・・デジタル表
示装置、３２０・・・・・・体温計測回路。 特許出願人　シチズン時計株式会社 ｓ　ｌ　図 ３２０停影付１０路 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 体温を検出するための感温素子を有する温度発振回路、
   該温度発振回路の出力信号より体温データを作成する体
   温計測回路、該体温計測回路からの信号を体温表示する
   ための７セグメント構成の数字パターンを備えたデジタ
   ル表示装置を有し、かつ電池の電圧低下を検出する電池
   電圧検出回路を備えた電子体温計に於いて、前記デジタ
   ル表示装置の隣接した２個の数字パターン間に第１及び
   第２の追加パターンを設けるとともに、該第１及び第２
   の追加パターンを駆動するための追加パターン駆動回路
   を設け、該追加パターン駆動回路と前記２個の数字パタ
   ーンを駆動するデコーダとを前記電池電圧検出回路の出
   力信号によって制御することにより、前記デジタル表示
   装置に電池形状を有する電池寿命警告マークを表示する
   ことを特徴とする電池寿命表示付電子体温計。