JPH0613520Y2 - 天気傾向装置 - Google Patents

天気傾向装置

Info

Publication number
JPH0613520Y2
JPH0613520Y2 JP825290U JP825290U JPH0613520Y2 JP H0613520 Y2 JPH0613520 Y2 JP H0613520Y2 JP 825290 U JP825290 U JP 825290U JP 825290 U JP825290 U JP 825290U JP H0613520 Y2 JPH0613520 Y2 JP H0613520Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
output
gate
weather
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP825290U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0399387U (ja
Inventor
宏 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rhythm Watch Co Ltd
Original Assignee
Rhythm Watch Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rhythm Watch Co Ltd filed Critical Rhythm Watch Co Ltd
Priority to JP825290U priority Critical patent/JPH0613520Y2/ja
Publication of JPH0399387U publication Critical patent/JPH0399387U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0613520Y2 publication Critical patent/JPH0613520Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electromechanical Clocks (AREA)
  • Measuring Fluid Pressure (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、気圧計を用いて現在の気圧を計測し、その計
測信号から今後の天気を予測して表示する天気傾向装置
に関するものであり、特に単一の表示装置を予測天気に
応じて点滅させることにより、複数の天気を表示するも
のに関する。
(従来の技術) 従来のこの種の装置としては、特開昭63−14428
6号公報に開示されている時計に組み込まれているもの
があった。
この装置においては、時計の表示部内に天気を表示する
部分が複数設けられており、この天気表示を切換点灯す
ることにより予測天気を表示していた。
(発明が解決しようとする課題) 上記従来の装置においては、LED、液晶等からなる複
数の表示部を必要としていたので、表示部が大型化して
しまい、コストも高くなるという課題があった。
本考案の目的は、単一の表示により複数の天気を表示す
ることにより、表示部を小型化し、コストを下げ、さら
に他の装置等にも組み込み易くした天気傾向装置を提供
することにある。
(課題を解決するための手段) 本考案の天気傾向装置は、基準信号発生回路と、気圧の
変化を一定値幅で上昇、下降及びその変化方向を検出し
てそれぞれに対応する天気情報を出力する天気判断回路
と、基準信号発生回路からの所定周期のパルス信号と天
気情報を入力してこの天気情報に応じ、所定時間内の出
力パルス数を異ならせるパルス発生回路と、この出力に
応答して点滅する表示装置と、から構成されている。
(作用) 本考案の天気傾向装置において、気圧が一定値幅で上昇
又は下降すると天気判断回路から「晴れ」又は「雨」を
示す天気情報が出力され、また気圧の変化方向に応じて
それぞれ「悪化」と「快方」を示す天気情報が出力され
る。
この天気情報は、所定周期のパルス信号と共にパルス発
生回路に印加される。このパルス発生回路は、「晴
れ」、「快方」、「悪化」、「雨」にそれぞれ対応して
例えば4、3、2、1個のパルスを1秒間に出力する。
表示装置はパルス発生回路からのパルスに応答して「晴
れ」のときには、例えば4回点滅し、「雨」のときには
1回点滅して予測した天気を表示する。
(実施例) 以下図面に基づいて本考案の実施例を説明する。
第1図は本考案の一実施例に係る天気傾向装置の回路構
成を示す図、第2図は第1図に示す天気傾向装置の外観
を示す正面図、第3図はその断面図である。
はじめに、第2図及び第3図を用いて本実施例における
天気表示を説明する。
本実施例における天気傾向装置には、第1の表示部23
と第2の表示部11が設けられている。
この第1の表示部23はLEDからなり、後述する制御
回路からの信号に応答して点滅する。
第2の表示部11は、天気の状態を示す複数の絵が描か
れた円形の天気表示板13と、その中心より突出する駆
動軸15に取り付けられた指針17と、から構成されて
いる。この天気表示板13は、その表面が4分割されて
おり、分割された4つの領域13a〜13dにはそれぞ
れ「晴れ」、「悪化」、「雨」、「快方」を示す絵が描
かれている。通常、天気は晴れを基準とすると、低気圧
の通過により悪化し、そして低気圧が通過すると快方に
向かう。従って、基本的には「晴れ」、「悪化」、
「雨」、「快方」の順に変化するので、天気表示板13
には時計方向にこの順番に従って絵が描かれている。
19は第1及び第2の表示部23、11を駆動する駆動
部であり、後述する制御回路及びモータが収納されてい
る。
21は第1及び第2の天気表示部23,11と駆動部1
9が取り付けられるケースである。
この天気傾向装置において、「雨」が予測された場合に
は、第1の天気表示部23は1秒間に1回点滅する動作
を繰返し、指針17は「雨」領域13cを指示する状態
になる。
この状態のときに、気圧が上昇して天気が快方に向かう
ことが予測されると、第1の表示部23は1秒間に3回
点滅する状態に変わり、また第2の表示部11の指針1
7は時計方向に1/4回転駆動されて「快方」領域13d
内に停止する。
その後、再び気圧が下降して天気が雨になることが予測
されると、第1の表示部23は再び1秒間に1回点滅す
る状態になり、また指針17は「雨」領域13cまで駆
動されて停止する。このときに、本実施例においては一
方向にのみ回転するステップモータを使用しているの
で、指針17は時計方向に3/4回転駆動される。尚、リ
バーシブルステップモータを使用した場合には、反時計
方向に1/4回転駆動すれば良い。
このように、本実施例における天気傾向装置は、第1の
表示部23にて予測天気を即座に切り換えて表示すると
共に、第2の表示部11にて天気を明示するものであ
る。
次に第1図に基づいて上記天気表示を行なう天気傾向装
置の回路構成を説明する。
3は電池投入時に信号を出力するパワーオンクリア回路
であり、Hレベルとグランドとの間に直列に接続された
抵抗5とコンデンサ7と、その間からの信号を反転して
パワーオンクリア信号PCとして出力するインバータ9
と、から構成されている。
10は天気判断回路であり、第1及び第2接点4、6と
その間を一定値幅の気圧変化に応じて移動する接片8と
からなる気圧変化検出器2と、第1及び第2接点4、6
からの各出力線とグランドとの間にそれぞれ接続された
抵抗12、14と、これらと共に第1及び第2接点4、
6からの各出力線に接続されたバウンスディレイ回路
(以下「BD」と略称する)16、18と、このBD1
6からの信号をセット入力Sに入力しかつBD18から
の信号をパワーオンクリア回路3からの信号PCと共に
オアゲート22を介してリセット入力Rに入力するフリ
ップフロップ(以下「FF」と略称する)24と、BD
16、18からの信号をそれぞれインバータ26、28
を介して各一入力端に入力しかつFF24の出力Q、
からの信号をそれぞれ各他の入力端に入力するアンドゲ
ート30、32と、から構成されている。
尚、本実施例における気圧変化検出器2は、機械的に気
圧を検出するものであるが、この他抵抗ブリッジ等によ
り検出するものを用いることもできる。
31はパルス発生器であり、後述する基準信号発生回路
からの1、2、4、8Hzの信号を入力するアンドゲート
33と、1、3、8Hzの信号と反転した2Hzの信号を入
力するアンドゲート35と、1、2、8Hzの信号のみ入
力するアンドゲート37と、1、8Hzの信号のみ入力す
るアンドゲート39と、アンドゲート35、37の出力
信号を入力するオアゲート41と、一入力端に「雨」
「快方」「悪化」「晴れ」を示すBD18、アンドゲー
ト32、30、BD16からの信号をそれぞれ入力する
と共に他の入力端にアンドゲート33、オアゲート4
1、アンドゲート37、39からの信号をそれぞれ入力
するアンドゲート43、45、47、49と、その出力
信号を入力するオアゲート51と、から構成されてい
る。
53は第1の表示装置であり、オアゲート51からの信
号を増幅する増幅器55と、その出力信号を入力する第
2図及び第3図に示すような第1の表示部としてのLE
D57と、その出力端とグランドとの間に直列に接続さ
れた抵抗59と、から構成されている。
34は悪化快方記憶回路であり、アンドゲート30から
の信号をセット入力Sに入力しかつアンドゲート32か
らの信号をパワーオンクリア回路3からの信号PCと共
にオアゲート36を介してリセット入力Rに入力するF
F38から構成されている。
40は表示位置決定回路であり、例えば「晴れ」、「悪
化」、「雨」、「快方」の順に移行する場合を第1の移
行、また「悪化」から「晴れ」、又は「快方」から
「雨」に移行する場合を第2の移行とすると、第1の移
行を検出する第1検出回路42と、第2の移行を検出す
る第2検出回路44とから構成されている。
第1検出回路42は、BD16、18からの信号をそれ
ぞれ各一入力端に入力しかつFF38の出力、Qから
の信号をそれぞれ各他の入力端に入力するアンドゲート
46、48と、アンドゲート30、32、46、48の
出力信号をそれぞれ入力するワンショット回路50〜5
6と、その出力信号を入力するオアゲート58と、から
構成されている。
また、第2検出回路44は、BD16、18からの信号
をそれぞれ各一入力端に入力しかつFF38の出力Q、
からの信号をそれぞれ各他の入力端に入力するアンド
ゲート60、62と、その出力信号をそれぞれ入力する
ワンショット回路64、66と、その出力信号を入力す
るオアゲート68と、から構成されている。
69は基準信号発生回路であり、高周波数信号を出力す
る発振器72と、高周波数信号を分周して16Hzの基準
パルス信号と1、2、4、8Hzの信号とからなるパルス
信号を出力する分周器74と、から構成されている。
70は表示位置制御回路であり、データ入力DがHレベ
ルに接続されかつオアゲート68からの信号をクロック
入力φに入力するFF76と、その出力Qからの信号と
オアゲート58からの信号をオアゲート78を介してデ
ータ入力Dに入力すると共に基準パルス信号をクロック
入力φに入力するFF80と、その出力Qからの信号と
基準パルス信号を入力するアンドゲート82と、その出
力信号と後述する表示変更回路からの信号Aを入力する
オアゲート84と、アンドゲート82からの信号を入力
してカウントする15進カウンタ86と、その出力Qか
らのキャリー信号とパワーオンクリア信号PCをFF8
0のリセット入力Rに印加するオアゲート88と、その
キャリー信号とFF76の出力Qからの信号を入力する
アンドゲート90と、その出力信号をクロック入力φに
入力する3進カウンタ92と、その出力Qからのキャリ
ー信号とパワーオンクリア信号PCを入力してFF76
のリセット入力Rに印加するオアゲート94と、から構
成されている。
96は第2の表示装置であり、駆動回路98と、駆動装
置100と、第2の天気表示部102とから構成されて
いる。
この駆動回路98は、オアゲート84からの信号をクロ
ック入力φに入力しかつその出力からの信号をデータ
入力Dに入力して信号を1/2分周するFF104と、そ
の出力Q、からの信号をそれぞれ各一入力端に入力し
さらにオアゲート84からの信号を各地の入力端に入力
するアンドゲート106、108と、その出力信号をそ
れぞれ増幅して駆動装置100に印加する増幅回路11
0、112と、から構成されている。
また、駆動装置100は、本実施例においては一方向に
回転するステップモータで構成されており、例えば60
パルス入力すると1回転するように設定されている。
第2の天気表示部102は、第2図及び第3図に示すよ
うに天気をアナログ表示するものである。
114は外部スイッチ、116は表示変更回路であり、
これらにより指針17の初期位置を設定する初期設定回
路が構成されている。
この表示変更回路116は、外部スイッチ114がオン
操作されると即座に指針17を1ステップ移動させるた
めの信号を出力する第1の表示変更回路118と、外部
スイッチ114が所定時間オン操作されると1ステップ
移動した指針17をさらに14ステップ移動させて1/4
回転させる信号を出力する第2の表示変更回路120と
から構成されている。
即ち、この第1の表示変更回路118は、外部スイッチ
114からの信号を入力するBD122と、その出力信
号と基準パルス信号と信号PCをそれぞれデータ入力D
とクロック入力φとリセット入力Rに入力するFF12
4と、その出力からの信号とBD122からの信号を
共に入力するアンドゲート126とノアゲート128
と、アンドゲート126の出力信号をクロック入力φに
入力しかつデータ入力DがHレベルに接続されたFF1
30と、その出力Qからの信号と基準パルス信号を入力
するアンドゲート132と、その出力信号をインバータ
134を介してクロック入力φに入力すると共にFF1
30の出力からの信号をリセット入力Rに入力しさら
にデータ入力DがHレベルに接続されたFF136と、
その出力Qからの信号と信号PCを入力してFF130
のリセット入力Rに印加するオアゲート138とから構
成されている。
また、第2の表示変更回路120は、FF124の出力
Qからの信号をクロック入力φに入力すると共にデータ
入力DがHレベルに接続されたFF140と、その出力
Qからの信号と基準パルス信号とを入力するアンドゲー
ト142と、その出力信号をクロック入力φに入力する
と共にノアゲート128の出力信号をリセット入力Rに
入力するカウンタ144と、その出力Qからのキャリー
信号をクロック入力φに入力すると共にそのデータ入力
DがHレベルに接続されているFF146と、その出力
Qからの信号と基準パルス信号を入力するアンドゲート
148と、その出力信号とアンドゲート132からの出
力信号を入力して表示装置96を駆動するパルス信号A
を出力するオアゲート150と、アンドゲート148の
出力信号をインバータ152を介してクロック入力φに
入力すると共にFF146の出力からの信号をリセッ
ト入力Rに入力する14進カウンタ154と、その出力
Qからのキャリー信号と信号PCを入力してFF146
のリセット入力Rに出力信号を印加するオアゲート15
6と、その出力信号とノアゲート128の出力信号を入
力してFF140のリセット入力Rに出力信号を印加す
るオアゲート158と、から構成されている。
次に上記構成からなる天気傾向装置の動作を説明する。
はじめに、電池投入又は電源をオン状態にすると、パワ
ーオンクリア回路3から出力される信号PCにパルスが
発生する。このパルスにより、FF24、38、76、
80、124、130、140、146はリセットされ
初期状態になる。
ここで、パルス発生回路31内のアンドゲート33、オ
アゲート41、アンドゲート37、39からは、それぞ
れ1秒間に1、3、2、4個の同一パルス幅のパルスが
発生する信号1P、3P、2P、4Pが出力され、この
信号はアンドゲート43、45、47、49に印加され
る。
このアンドゲート43、45、47、49は天気判断回
路10からの天気情報を示す信号に応じて開閉されるも
のであるが、今接片8が第1接点4に接触してBD16
から「晴れ」を示すHレベルの信号が出力されている
と、これを入力するアンドゲート49のみが開状態にな
る。このため、その出力には1秒間に4個のパルスが発
生する信号4Pが発生する。
さらに、この信号4Pはオアゲート51及び増幅器55
を介してLED57に印加され、これによりLED57
は1秒間に4回点滅して予測天気が「晴れ」であること
を表示する。尚、この動作は予測天気が変わり、アンド
ゲート49が閉状態になるまで続けられる。
この状態のときに、気圧が下降して接片8が第1接点4
から離れると、BD16の出力信号はHレベルからLレ
ベルになる。これにより、この信号を反転するインバー
タ26の出力信号と既にセット状態になっているFF2
4の出力Qからの信号を入力 するアンドゲート30の
出力信号がHレベルになり、「悪化」を示す状態にな
る。
このため、この信号を入力するアンドゲート47がアン
ドゲート49に代わって開状態になり、その出力に1秒
間に2個のパルスが発生する信号2Pが発生する。
この信号2Pもオアゲート51等を介してLED57に
印加され、これによってLED57は1秒間に2回点滅
して「悪化」を表示する。
また、接片8が第2接点6に接触してBD18の出力信
号がHレベルになり、アンドゲート43が開状態になる
と、LED57にはこのアンドゲート43の出力に発生
する信号1Pが印加され、1秒間に1回点滅して「雨」
を表示する。
さらに、接片8が第2接点6から離れてアンドゲート3
2の出力信号がHレベルになり、アンドゲート45が開
状態になると、LED57にはアンドゲート45の出力
に発生する信号3Pが印加されて、1秒間に3回点滅し
て「快方」を表示する。尚、LED57が点滅する間隔
はパルスの周期やパルス幅を変えることにより変更可能
である。
このように第1の表示装置53による予測天気の表示
は、電源をオン状態にしたときから即座に行なわれ、ま
た予測天気が切り換わると即座に新たな予測天気を表示
する状態に切り換わるものである。
一方、第2の表示装置96は前述したように指針表示で
あるため、電源をオン状態にしたときに第2図に示す指
針17の位置を予測天気に合わせることが必要である。
そこで本実施例においては、外部スイッチ114を操作
して指針17を第1の表示装置53により表示されてい
る予測天気に合致する表示位置まで移動させることがで
きるように構成している。
即ち、外部スイッチ114をオン操作すると、BD12
2の出力信号がHレベルになり、この信号は既に開状態
になっているアンドゲート126の出力に発生する。こ
のときに、FF130はその信号の立ち上がりに同期し
て出力QをHレベルに切り換え、この信号によりアンド
ゲート132は開状態になる。このため、このアンドゲ
ート132の出力には基準パルス信号が発生する。ここ
でFF136は、このアンドゲート132の出力に発生
するパルスの立ち下がりに同期してその出力QをHレベ
ルに切り換え、この信号によりFF130はリセットさ
れ、アンドゲート132は閉状態にもどる。この結果、
アンドゲート132の出力には基準パルス信号のパルス
が1個だけ発生することになり、このパルスはオアゲー
ト150、84を介してFF104及びアンドゲート1
06、108に印加され、増幅回路110、112から
駆動装置100を1ステップだけ駆動するパルスとして
出力される。これにより、第2図及び第3図に示す指針
17は1ステップだけ移動される。
また、上記のように外部スイッチ114がオン操作され
てBD122の出力信号がHレベルになると、基準パル
ス信号の立ち上がりに同期してFF124の出力Q、
はそれぞれH、Lレベルに切り換わる。このため、アン
ドゲート126は閉状態になり、一旦外部スイッチ11
4がオフ状態になってFF124の出力状態が切り換わ
るまで開状態になることはない。
さらに、このようにFF124の出力QがHレベルにな
ると、その立ち上がりに同期してFF140はその出力
QをHレベルに切り換える。これによりアンドゲート1
42は開状態になり、その出力には基準パルス信号が発
生する。このためカウンタ144は、その基準パルス信
号によりカウントを開始する。
ここで、FF140は外部スイッチ114がオフ状態に
なるとノアゲート128から出力されるパルスによりリ
セットされ、その出力QをLレベルに切り換えるもので
あり、これによりアンドゲート142が閉状態になる。
従って、外部スイッチ114がオン操作されている間、
アンドゲート142は開状態に保たれ、カウンタ144
はカウントを続けることになる。
このカウンタ144は、本実施例においては約1秒間カ
ウントするとその出力Qからキャリー信号を出力する。
FF146はこのキャリー信号の立ち上がりに同期して
その出力Q、をそれぞれH、Lレベルに切り換え、こ
れによりアンドゲート148は開状態になり、また14
進カウンタ154はリセット解除される。このため、ア
ンドゲート148の出力には基準パルス信号が発生し、
この信号はオアゲート150を介して信号Aに発生す
る。
また、14進カウンタ154は、アンドゲート148の
出力に発生する基準パルス信号の立ち上がりをカウント
し、14個のパルスが発生するとその出力Qからキャリ
ー信号を出力する。このキャリー信号は、オアゲート1
56、158を介してFF146、140に印加されて
これらをリセットする。FF146がリセットされる
と、アンドゲート148は閉状態になり、また14進カ
ウンタ154はリセット状態になる。このため、アンド
ゲート148の出力に発生していたパルスは14個で停
止することになり、このパルスが発生する信号Aにより
駆動されていた指針17は14ステップ移動して停止す
る。
この結果指針17は、外部スイッチ114をオン操作し
た段階で1ステップ移動され、その後さらに外部スイッ
チ114がオン操作状態に保持されると、さらに14ス
テップ移動され、合わせて15ステップ、即ち1/4回転
することになる。前述したように、本実施例における天
気表示板13は4分割されているので、指針17を1/4
回転させると、天気表示は隣の天気に移動することにな
る。
上記のように、外部スイッチ114の操作時間に応じて
指針17を1ステップずつあるいは1/4回転させて初期
位置を変更することができる。
このようにして初期状態が設定されると、以後天気判断
回路10からの検出信号に応じて指針17は駆動され
る。
例えば、今接片8が第1接点4に接触しており、第2図
に示す指針17が「晴れ」領域13a内にあるときに、
気圧が下降して接片8が第1接点4から離れると、BD
16の出力信号はHレベルからLレベルになる。これに
より、アンドゲート30の出力信号がHレベルになる。
この信号は「悪化」を示す信号であり、FF38のセッ
ト入力Sに印加されてこれをセット状態にして「悪化」
を記憶させると共に、ワンショット回路50からパルス
を出力させ、「晴れ」から「悪化」へ移行することを指
示する。
このパルスがオアゲート58からさらにオアゲート78
を介してFF80に印加されると、このFF80はその
出力Q、をそれぞれH、Lレベルにする。これによ
り、アンドゲート82は開状態になり、その出力には基
準パルス信号が発生する。また、15進カウンタ86は
リセット解除され、アンドゲート82からの基準パルス
信号を入力してこれをカウントする。このときにアンド
ゲート82からの基準パルス信号は、オアゲート84を
介して駆動回路98に印加され、この駆動回路98は駆
動装置100を駆動する。これにより、第2図に示す指
針17は、アンドゲート82の出力に発生する信号の1
パルス毎に1/60回転ずつ運針される。
その後、アンドゲート82からの信号に15個のパルス
が発生し、指針17が1/4回転されて「悪化」領域13
bの中央に達すると、15進カウンタ86の出力Qから
キャリー信号が出力される。このキャリー信号はFF8
0のリセット入力Rに印加されてこれをリセットし、F
F80はその出力Q、をそれぞれL、Hレベルに切り
換える。これにより、アンドゲート82は閉状態になっ
てその出力信号はLレベルになり、また15進カウンタ
86はリセットされる。
また、このように指針17が「悪化」を示しているとき
にさらに気圧が一定値下降して接片8が第2接点6に接
触した場合、BD18から出力される「雨」を示すHレ
ベルの信号は、現在の表示が「悪化」であることを記憶
しているFF38からの信号により開状態になっている
アンドゲート48の出力に発生する。この信号に応答し
てワンショット回路56からパルスが出力され、オアゲ
ート58を介して表示位置制御回路70内のオアゲート
78に印加される。
このようにオアゲート58を介して表示位置制御回路7
0内のオアゲート78にHレベルの信号が印加されるに
は、上述したような「晴れ」から「悪化」、「悪化」か
ら「雨」に変わる場合と、さらに「雨」から「快方」、
「快方」から「晴れ」に変わる場合がある。この「雨」
から「快方」に変わる場合には、気圧の上昇により接片
8が第2接点6から離れ、これにより既にリセットされ
ているFF24の出力信号とインバータ28にて反転さ
れたBD18からの信号によりアンドゲート32から
「快方」を示すHレベルの信号が出力され、この信号に
応答してワンショット回路52からパルスが出力されて
オアゲート58を介して信号が出力される。また、「快
方」から「晴れ」に変わる場合には、さらに気圧が上昇
し、接片8が第1接点4に接触し、これによりBD16
からHレベルの信号が出力される。この信号と、既に
「快方」が検出されたときにこのときの状態を記憶して
いるFF38からの信号とによりアンドゲート46の出
力信号はHレベルになり、この信号に応答してワンショ
ット回路54からパルスが出力され、オアゲート58を
介して表示位置制御回路70内のオアゲート78に印加
される。
このように、オアゲート58から信号が出力された場合
には、全て指針17を1/4回転させて予測した天気に表
示を移行させることが必要であり、この場合には前述し
た動作と同様にして表示位置制御回路70内のオアゲー
ト84から15個のパルスが出力され、指針17は1/4
回転される。
次に、「悪化」から「晴れ」に変わる場合には、気圧の
下降により第1接点4に接触していた接片8が一旦離れ
て「悪化」を示す状態になり、その後再び気圧が上昇し
て第1接点4に接触した状態になる。このため、前述し
たように、接片8が第1接点4から離れたときにアンド
ゲート30から出力される信号によりFF38はセット
され、その出力Qからの信号を入力するアンドゲート6
0が開状態になっている。ここで、再び切片8が第1接
点4に接触すると、BD16から出力されるHレベルの
信号は、このアンドゲート60の出力に発生し、この信
号に応答してワンショット回路64からパルスが出力さ
れる。
このパルスはオアゲート68を介してFF76のクロッ
ク入力φに印加され、その立ち上がりに同期してFF7
6の出力Q、はそれぞれH、Lレベルになる。このF
F76の出力QからのHレベル信号はオアゲート78を
介してFF80のデータ入力Dに印加され、これにより
FF80の出力状態が切り換わり、前述した動作と同様
にしてオアゲート84から15個のパルスが出力され
る。
このように15個のバルスが出力されると、15進カウ
ンタ86からはキャリー信号が出力され、この信号によ
りFF80は一旦リセットされ、またこのときに開状態
になっているアンドゲート90を介して3進カウンタ9
2にHレベルの信号が印加されてそのカウントを1進め
る。
この状態のときにFF76の出力Q、はまだH、Lレ
ベルに保たれているので、FF80は再びその出力Q、
をそれぞれH、Lレベルにする。このため、再び15
個のパルスが出力される。
この動作は、15進カウンタ86からのキャリー信号を
カウントする3進カウンタ92からキャリー信号が出力
されるまで繰返し続けられる。そして、この3進カウン
タ92からキャリー信号が出力されると、この信号はオ
アゲート94を介してFF76のリセット入力Rに印加
され、これをリセットする。このようにFF76の出力
Q、からの信号がL、Hレベルになると、FF80の
データ入力DにはLレベルの信号が印加されることにな
り、15進カウンタ86から出力される3回目のキャリ
ー信号によりリセットされたときの出力状態を維持する
ことになる。従って、その出力Q、はL、Hレベルに
なり、アンドゲート82は閉状態、15進カウンタ86
はリセット状態になって、オアゲート84からのパルス
の出力は停止する。
この動作によれば15個のパルスを出力することが3回
繰り返されるので、この結果駆動回路98には45個の
パルスが印加されることになる。このため、指針17は
3/4回転することになり、第2図に示す「悪化」領域1
3bから「雨」及び「快方」領域13c、13dを通過
して「晴れ」領域13aの中央まで移動する。
一方、「快方」から「雨」に変わる場合には、第2接点
6に接触していた接片8が一旦離れ、その後再び第2接
点6に接触するので、このときにBD18から出力され
るHレベルの信号は、「快方」を記憶するFF38から
の信号により開状態になっているアンドゲート62の出
力に発生する。ワンショット回路66は、このアンドゲ
ート62からの信号に応答してパルスを出力し、このパ
ルスはオアゲート68を介してFF76に印加される。
これにより、前述した動作と同様にして15個のパルス
が3回繰り返してオアゲート84から駆動回路98に印
加される。
この結果、指針17は、「快方」領域13dから「晴
れ」及び「悪化」領域13a、13bを通過して「雨」
領域13cの中央に停止する。
上記実施例においては、一方向に回転するステップモー
タを用いているため、表示位置決定回路40内の第1及
び第2検出回路42、44の出力信号によりそれぞれ1/
4回転及び3/4回転させることを指示しているが、リバー
シブルステップモータを使用した場合には、第1及び第
2検出回路42、44の出力信号をそれぞれ例えば時計
方向及び反時計方向への回転を指示する信号として使用
する。そして、この信号に応答してリバーシブルステッ
プモータを1/4回転ずつ正逆転制御するように表示位置
制御回路70と駆動回路98を構成すれば良い。
第4図は第1図に示すパルス発生回路31の他の実施例
を示す回路図である。
このパルス発生回路31は、16Hzの基準パルス信号を
クロック入力φに入力するカウンタ160と、その出力
Qからのキャリー信号をクロック入力φに入力すると共
にデータ入力DがHレベルに接続されているFF162
と、その出力Qからの信号と基準パルス信号を入力する
アンドゲート164と、その出力信号をクロック入力C
Pに入力するジョンソンカウンタ166と、その出力Q
、Q、Q、Qからの信号を入力して第1の表示
装置53に印加するオアゲート168と、ジョンソンカ
ウンタ166の出力Q、Q、Q、Qからの信号
をそれぞれ一入力端に入力しかつ天気判断回路10から
の「雨」、「悪化」、「快方」、「晴れ」を示す信号を
それぞれ他の入力端に入力するアンドゲート170〜1
76と、その出力信号を入力してジョンソンカウンタ1
66のリセット入力Rに印加するオアゲート178と、
FF162の出力Qからの信号をクロック入力φに入力
すると共にHレベルにデータ入力Dが接続されさらに出
力Qからカウンタ160のリセット入力Rに信号を印加
するFF180と、オアゲート178からの信号とパワ
ーオンクリア信号PCをFF162、180のリセット
入力Rにそれぞれ印加するオアゲート182と、から構
成されている。
このパルス発生回路31におけるカウンタ160は、パ
ワーオンクリア信号PCによりFF180がリセットさ
れるとリセット解除され、動作を開始する。このカウン
タ160は1秒から数秒間カウントするとその出力Qか
らキャリー信号を出力するように設定されており、キャ
リー信号が出力されるとその立ち上がりに同期してFF
162の出力QはHレベルになる。
これによりアンドゲート164は開状態になり、その出
力には基準パルス信号が発生し、ジョンソンカウンタ1
66は基準パルス信号に同期してその出力を順次Hレベ
ルにして行く。
この状態においてオアゲート168の出力には、ジョン
ソンカウンタ166の出力Q、Q、Q、Qがそ
れぞれHレベルになるとパルスが発生する。従って、第
1の表示装置53には最大で4個のパルスが印加される
ことになり、LED57はパルスの数に従って1〜4回
点滅することになる。
一方、ジョンソンカウンタ166の出力Q、Q、Q
、Qを入力するアンドゲート170〜176は、天
気判断回路10からの信号に応じて開閉され、今「雨」
を示す信号がHレベルであるとアンドゲート170のみ
が開状態になっている。このため、出力QがHレベル
になるとこの信号はアンドゲート170の出力に発生
し、オアゲート178、182を介してジョンソンカウ
ンタ166及びFF162、180の各リセット入力R
に印加され、これらをリセットする。
FF180はFF162の出力Qの立ち上がりに同期し
てその出力QをHレベルにしてカウンタ160をリセッ
ト状態に保持している。このため、FF180がリセッ
トされるとカウンタ160は再びカウントを開始する。
また、FF162がリセットされるとアンドゲート16
4は閉状態になり、ジョンソンカウンタ166への基準
パルス信号の印加は停止する。
その後、カウンタ160から再びキャリー信号が出力さ
れると、前述した動作と同様にジョンソンカウンタ16
6がカウントを始める。
この結果、オアゲート168の出力には、ジョンソンカ
ウンタ166の出力Qからの信号のみがカウンタ16
0がカウントする間隔で発生することになり、LED5
7は所定間隔で1回点滅することを繰り返す。
同様に、天気判断回路10からの「悪化」を示す信号が
Hレベルであると出力QがHレベルになると同時にジ
ョンソンカウンタ166はリセットされるので、オアゲ
ート168からは2個パルスが出力され、LED57は
所定間隔で2回点滅することを繰り返す。
また、「快方」及び「晴れ」を示す信号がそれぞれHレ
ベルのときにも、同様の動作により、オアゲート168
からは3個と4個のパルスがそれぞれ出力され、これに
よってLED57が点滅することになる。
尚、パルス発生回路31に関しては同様の動作をするマ
イコンを使用して実施することも可能である。
(考案の効果) 本考案によれば、複数の天気を単一の表示部で表示する
ことができるので、表示部を小型化し、コストを下げる
ことができる。
また、表示部を小型化することができるので、他の装置
に容易に組み込むことができ、製品の複合化を図ること
ができる。
さらに、実施例に示すように、予測した天気を表示する
第2の表示装置と組み合わせることにより、第2の表示
装置を適正な状態に合わせるための基準表示として使用
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る天気傾向装置の回路構
成を示す図、 第2図は第1図に示す天気傾向装置の外観図、 第3図は第2図に示す天気傾向装置の断面図、 第4図は第1図に示すパルス発生回路の他の実施例を示
す回路図である。 31……パルス発生回路、53……第1の表示装置、 69……基準信号発生回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定周期のパルス信号を出力する基準信号
    発生回路と、 気圧の変化を一定値幅で上昇、下降及びその変化方向を
    検出してそれぞれに対応する天気情報を出力する天気判
    断回路と、 前記基準信号発生回路からのパルス信号と前記天気判断
    回路からの天気情報を入力して該天気情報に応じて所定
    時間内のパルス数を異ならせて出力するパルス発生回路
    と、 該パルス発生回路からの出力に応答して点滅する表示装
    置と、 からなることを特徴とする天気傾向装置。
JP825290U 1990-01-31 1990-01-31 天気傾向装置 Expired - Lifetime JPH0613520Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP825290U JPH0613520Y2 (ja) 1990-01-31 1990-01-31 天気傾向装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP825290U JPH0613520Y2 (ja) 1990-01-31 1990-01-31 天気傾向装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0399387U JPH0399387U (ja) 1991-10-17
JPH0613520Y2 true JPH0613520Y2 (ja) 1994-04-06

Family

ID=31511885

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP825290U Expired - Lifetime JPH0613520Y2 (ja) 1990-01-31 1990-01-31 天気傾向装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0613520Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0399387U (ja) 1991-10-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4358837A (en) Time correcting method
EP0216171B1 (en) Multi alarm timepiece
US4030283A (en) Electrically driven time piece with means for effecting a precise setting of time
JPS6345516A (ja) 電池寿命表示付電子体温計
US3980868A (en) Digital yacht racing timing system
US4147021A (en) Electronic watch having an alarm means
JPH0613520Y2 (ja) 天気傾向装置
US4358840A (en) Analogue alarm electronic timepiece
JPH0613519Y2 (ja) 天気傾向装置の初期設定回路
JPH0616322Y2 (ja) 天気傾向装置の初期設定回路
JPH0640134B2 (ja) 天気傾向装置
US4257114A (en) Electronic timepiece
JPS60171478A (ja) 指針式多機能電子時計
JPH059662Y2 (ja)
JPH0558153B2 (ja)
JPS60154889U (ja) 電子時計
JP2017227551A (ja) 情報表示装置およびプログラム
JPH11142542A (ja) 時 計
JP2558519Y2 (ja) 電子式掛時計
JPS6333213Y2 (ja)
JPS6221995Y2 (ja)
JPS6311638B2 (ja)
JPS6037714Y2 (ja) テ−プ走行方向表示装置
JPS6255115B2 (ja)
JPS5852592A (ja) 計数制御装置