JPS6341811Y2 - - Google Patents

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JPS6341811Y2
JPS6341811Y2 JP1981004315U JP431581U JPS6341811Y2 JP S6341811 Y2 JPS6341811 Y2 JP S6341811Y2 JP 1981004315 U JP1981004315 U JP 1981004315U JP 431581 U JP431581 U JP 431581U JP S6341811 Y2 JPS6341811 Y2 JP S6341811Y2
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JP
Japan
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frame
stator core
bolt
inner circumferential
cylindrical
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JP1981004315U
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JPS57118637U (ja
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  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Synchronous Machinery (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は車両用交流発電機、特に固定子鉄心を
1対のフレームを固定するボルトを利用して、固
定するようにした車両用交流発電機に関するもの
である。
〔従来の技術〕
従来、実公昭31−1116号公報および実公昭41−
18414号公報に示すように、1対のフレームを固
定するボルトを、固定子鉄心に形成した貫通孔に
挿通すると共に、ボルトに突起を設けて、この突
起にて、固定子鉄心の軸方向の移動を規制してい
る。
そして、ボルトに嵌合したナツトにより、固定
子鉄心を押圧して、固定子鉄心を固定している。
また、実公昭34−1822号公報に示すものでは、
ボルトを固定子鉄心の外周に配置すると共に、1
対のフレームを締付けボルトにて固定する際、バ
ネ部材を介し、支持金具を用いて、固定子鉄心を
1対のフレーム内に固定している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、上述した前者の従来のものでは、固
定子鉄心に貫通穴およびボルトに突起をそれぞれ
形成する必要があり、加工工数が増すと共に、固
定子鉄心が、ボルトに対して固定されることとな
り、フレームに対する固定子鉄心の径方向の位置
がずれてしまい、ロータに対しての位置が一定と
ならず、干渉を起こしてしまう。
また、1対のフレームへのボルトの締め付け
は、両側より行われており、1方向のみからボル
トを用いて、固定子鉄心、1対のフレーム間を固
定することができず、組み付けの工数がかかつて
しまいます。
一方、後者の従来のものでは、固定鉄心にボル
ト挿入用の切り欠き部を形成し、かつ固定鉄心を
保持するための支持金具および弾性部材を挿入し
ており、部品点数が多く、さらに、弾性部材によ
る固定子鉄心の固定と同時に1対のフレームを組
み付ける必要があり、組み付けに多大の工数を必
要とする問題があります。
〔問題点を解決するための手段〕
内周面に環状の固定子鉄心が嵌入される円筒部
と、この円筒部の内周面よりも外周側でかつ軸方
向に形成された複数個の空間部と、前記円筒部の
前記空間部に対向する位置に軸方向に形成したネ
ジ穴と、前記円筒部の内周面に形成され、前記固
定子鉄心の一端面が当接する段部とを有する第1
のフレームと、 この第1のフレームの円筒部に嵌合し、第1の
フレームと共に外殻を形成する第2のフレーム
と、 前記第1のフレームの空間部内に挿入され、一
端に前記ネジ穴に螺合する第1のネジ部と、前記
固定子鉄心の他端面に当接し、この固定子鉄心を
前記段部側に押し付ける部材と、他端に形成され
前記第2のフレームに形成した穴部を貫通する第
2のネジ部ど有するボルトと、 このボルトの第2のネジ部に嵌合し、前記第2
のフレームを前記第1のフレーム側に押圧するナ
ツトと、 を備えた車両用交流発電機とすることである。
〔作用ならびに本考案の効果〕
以上述べたように、本考案においては、ボルト
の両端にそれぞれ第1,第2のネジ部を形成し、
また、押し付け部材を設けることで、ボルトの第
1のネジ部を第1のフレームのネジ穴に螺合する
際、押し付け部材が固定子鉄心の端面を押圧し、
第1のフレームの円筒部内に固定する。その後、
第1のフレームに第2のフレームを嵌合させ、ナ
ツトをボルトの第2のネジ部に螺合することで、
第2のフレームを第1のフレーム側に押圧し、1
対のフレームを組み付ける。
上述の如く、ボルトおよびナツトにより、第1
のフレームの一方向から、固定子鉄心ならびに第
2のフレームを組み付けることができるから、組
み付け性が著しく向上し、自動化の可能、かつ部
品点数の低減ならびに、第1のフレームに対し
て、固定子鉄心を位置決め、固定することがで
き、第1のフレームに対する固定子鉄心の固定が
確実に出来るという優れた効果がある。
〔実施例〕 以下本考案を図に示す実施例について説明す
る。まず、第1図は車両用交流発電機の全体構成
を示す断面図であつて、1は第1のフレーム、2
は第1のフレーム1とともに外殻を形成する第2
のフレーム、3は第1のフレーム1と第2のフレ
ーム2を一体に締付け固定するスルーボルトであ
る。スルーボルト3は、第1のフレーム1の円筒
部1aの内周面1a′に圧入された固定子鉄心5を
締付け固定するために、押圧するための部材をな
す座金付きナツト3aを中間部に有し、さらに第
2のフレーム2を締付け固定するナツト4を具備
している。
第1のフレーム1の円筒部1aにはスルーナツ
ト3の一端に形成した第1のネジ部3bがねじ込
まれるねじ穴1bを有し、これに対応して第2の
フレーム2のフランジ部にはスルーボルト3を通
す穴部2aを有している。
また、第1のフレーム1の円筒部1aの内周に
は、固定子鉄心5の一端面5aが当接する段部1
cおよび、内周面1a′よりも外周でかつ軸方向に
形成され、スルーボルト3が挿入される複数個の
空間部1dが形成されている。
6はシヤフト10の外周に固定されたロータ
体、7はロータ体の側面に取り付けられたフアン
であつて、発電機内部を冷却する。8は第1、第
2のフレームに設けられ、シヤフト10を軸支す
るベアリング、9はロータ主体6に回転力を伝達
するプーリである。
まず、固定子鉄心5を第1のフレーム1の円筒
部1aの内周面1a′に嵌入(圧入)し、一端面5
aを段部1cに当接させると共に、スルーボルト
3の第1のネジ部3bをフレーム1のねじ穴1b
に螺合する。この時、スルーボルト3に設けた座
金付きナツト3aを固定子鉄心5の他端面5bに
当接させて、固定子鉄心5を第1のフレーム1側
に押圧させ、固定子鉄心5を第1のフレーム1に
対して、固定している。
また、固定子鉄心5を第1のフレーム1内に固
定した後、第1のフレーム1に第2のフレーム2
を嵌合させると同時に、ボルト3を第2のフレー
ム2の穴部2aに貫通させて、外周より、ボルト
3の第2のネジ部3cにナツト4を締付けて、第
1、第2のフレーム1,2間を固定している。こ
こで、固定子鉄心5とスルーボルト3が鉄材によ
り製作されているので熱膨張が同一であり発熱時
になつてもゆるむことが全くない。
上述の如く、固定子鉄心5およびスルーボルト
3は、第1のフレーム1の開口側から、順次組み
付けることができ、さらに、第1のフレーム1に
第2のフレーム2を嵌合する際にも、同一方向か
ら組み付けることが可能となり、ナツト4の締め
付けも同様となり、第1、第2のフレーム1,2
および固定子鉄心5の組み付けが非常に容易とな
る。
また、固定子鉄心5を第1のフレーム1の内周
面1a′に対して嵌入することで位置決めが確実に
出来、第1、第2のフレームに軸支されたシヤフ
ト10のロータ体6と固定子鉄心5との間の隙間
Aがほぼ一定に設定することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案車両用交流発電機の全体構成断
面図である。 1……第1のフレーム、1a……円筒部、1
a′……内周面、1c……段部、1d……空間部、
2……第2のフレーム、2a……穴部、3……ス
ルーボルト、3a……座金付きナツト、3b……
第1のネジ部、3c……第2のネジ部、4……ナ
ツト、5……固定子鉄心、5a,5b……固定子
鉄心の一端面、他端面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 内周面に環状の固定子鉄心が嵌入される円筒部
    と、この円筒部の内周面よりも外周側でかつ軸方
    向に形成された複数個の空間部と、前記円筒部の
    前記空間部に対向する位置に軸方向に形成したネ
    ジ穴と、前記円筒部の内周面に形成され、前記固
    定子鉄心の一端面が当接する段部とを有する第1
    のフレームと、 この第1のフレームの円筒部に嵌合し、第1の
    フレームと共に外殻を形成する第2のフレーム
    と、 前記第1のフレームの空間部内に挿入され、一
    端に前記ネジ穴に螺合する第1のネジ部と、前記
    固定子鉄心の他端面に当接し、この固定子鉄心を
    前記段部側に押し付ける部材と、他端に形成さ
    れ、前記第2のフレームに形成した穴部を貫通す
    る第2のネジ部とを有するボルトと、 このボルトの第2のネジ部に嵌合し、前記第2
    のフレームを前記第1のフレーム側に押圧するナ
    ツトと、 を備えた車両用交流発電機。
JP1981004315U 1981-01-16 1981-01-16 Expired JPS6341811Y2 (ja)

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JP1981004315U JPS6341811Y2 (ja) 1981-01-16 1981-01-16

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JP1981004315U JPS6341811Y2 (ja) 1981-01-16 1981-01-16

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Publication Number Publication Date
JPS57118637U JPS57118637U (ja) 1982-07-23
JPS6341811Y2 true JPS6341811Y2 (ja) 1988-11-02

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ID=29802745

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WO1997027662A1 (fr) * 1996-01-23 1997-07-31 Seiko Epson Corporation Boitier de moteur electrique et son procede de fabrication
JP5239186B2 (ja) * 2007-03-26 2013-07-17 トヨタ自動車株式会社 回転電機

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS4118414Y1 (ja) * 1964-02-11 1966-08-27

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