JPS6338082A - 電動パワ−ステアリング装置 - Google Patents

電動パワ−ステアリング装置

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Publication number
JPS6338082A
JPS6338082A JP61182899A JP18289986A JPS6338082A JP S6338082 A JPS6338082 A JP S6338082A JP 61182899 A JP61182899 A JP 61182899A JP 18289986 A JP18289986 A JP 18289986A JP S6338082 A JPS6338082 A JP S6338082A
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JP
Japan
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signal
steering
steering force
abnormality
electric motor
Prior art date
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Pending
Application number
JP61182899A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Nakajima
洋 中島
Naoji Sakakibara
榊原 直次
Takehiko Fushimi
伏見 武彦
Masanobu Fukami
昌伸 深見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、車両操舵のためにステアリングホイールなど
の操舵手段に加えるべき力を軽減するパワーステアリン
グ装置に関し、特に、電動機を含んでなる電動駆動機構
を有し、操舵手段から車輌走行方向を定める方向設定機
構に加えられた操舵力を検出して、この操舵力の大きさ
に対応した補助操舵力を、該電動駆動機構から方向設定
機構に加える電動パワーステアリング装置に関する。
(従来の技術) タイヤの向きを変える場合、車輌が停止しているときや
低速で走行しているときには、ステアリングホイールを
回動するのに大きな力が必要である。特に、最近ではF
F車が増えており、この種の車輌は前輪が駆動軸となる
ので、さらに大きな操舵力を必要とする。
そこで、運転者の操舵力を補助するパワーステアリング
装置が提案された。これは、運転者の操舵力に応じて駆
動力を発生し、この力を車輌走行方向を定める方向設定
機構(以下、操舵系という)に伝達するようにしたもの
である。現在実用化されているパワーステアリング装置
はほとんどが油圧式である。すなわち、制御バルブ、油
圧シリンダおよびポンプ等を備えて、操舵力に応じて油
を移動させることにより補助操舵力を発生する。
一般に、この種の装置では、制御バルブ、油圧シリンダ
およびポンプ等の構成要素が分散配置されて、パイプ接
続されるが、該パイプは圧力損失が大きくなるために所
定以上の曲率でしか曲げることができない。また、油圧
式パワーステアリング装置では、油漏れがないようにシ
ールを確実に行なわなければならず、装置取り付は時の
取り扱いが面倒である。このため、FF車のように、残
りの空411が少ない車輌においては、パワーステアリ
ング装置を取り付ける上での問題が多い。
このような問題を解決するものとして電動機を駆動源と
し、操舵手段から操舵系に加えられた操舵力を検出して
、この操舵力の大きさに対応した補助操舵力を、電動機
から操舵系に印加する電動パワーステアリング装置が提
案されている。
これによれば、装置が小型化してスペースユーティリテ
ィが向上するのみならず、電子制御装置との組合せで、
従来の油圧式パワーステアリング装置では付加装置を必
要とした種々の補助操舵力(例えば、車速に応じた補助
操舵力)を発生し得る。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、この種の電動パワーステアリング装置では、
操舵手段から操舵系に加えられた操舵力を検出する操舵
力検出手段の精度に、非常に高いイ8頼性が要求される
。つまり、該操舵力検出手段が異常な信号を出力すると
、それに応じた異常な補助操舵力が操舵系に印加されて
しまう。具体的には、例えば、走行中の車内の温度上昇
により、ドライバが操舵していないにもかかわらず、操
舵力検出手段が誤動作して異常検出信号を発生すると、
それに応じた補助操舵力が操舵系に印加されて、ドライ
バの意志とは無関係に車輌の走行方向が変ってしまう(
以下、オートステアという)という事態が生じ得る。
このような事態に備えて、電動機の給電ラインにリレー
手段を介挿し、操舵力検出手段が異常な検出信号を出力
すると、該リレー手段により給電ラインを遮断する電動
パワーステアリング装置が提案されている。これによれ
ば、異常発生時には、電動機の給電ラインを遮断してし
まうので、マニュアル操舵となり、オートステアや操舵
系のロックを防止することができる。
ところが、一般に、この種の装置に使用されるリレー手
段の応答遅れは20IIIS〜30鵬s程度であり、操
舵力検出手段が温度ドリフトした場合のように、比較的
縁やかに変化する異常信号が出力された場合には、小電
力で電動機が付勢されるのでこのリレー手段の応答性は
問題とならないが、操舵力検出手段の出力信号ラインが
断線、あるいは、短絡した場合のように、急激に最大値
あるいは最小値に変化する異常信号が出力されると、大
電力で電動機が付勢されるのでこのリレー手段の応答性
が問題となる。すなわち、リレー手段が応答して電動機
の給電ラインを遮断するまでの間に、電動機が大電力で
付勢され、操舵系に誤った大きな補助操舵力が印加され
、車輌走行に重大な危険を招く虞れがある。
本発明は、電動パワーステアリング装置の操舵力検出手
段の検出異常による電動駆動機構の誤動作を確実に防止
することを目的とする。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために本発明においては、操舵力検
出手段により操舵手段から加えられた操舵力を検出して
、この操舵力の大きさに対応した補助操舵力を、ffi
動駆動機構から操舵系に加える電動パワーステアリング
装置において、操舵力検出手段の検出操舵力が所定範囲
を超えると検出異常を示す異常信号を出力する異常検出
手段;および、操舵力検出手段の検出操舵力に応じて電
動駆動機構の電動機を付勢し、異常検出手段が異常信号
を出力したときには電動駆動機構の電動機を消勢する付
勢手段;を備える。
(作用) これによれば、操舵力検出手段の検出異常があると、電
動駆動機構の電動機が付勢されないので検出異常による
電動駆動機構の誤動作を確実に防止することができる。
いいかえると、従来技術においては、検出異常があると
、付勢中の電動機を停止していたので、異常発生から電
動機停止までの応答遅れが問題となったが、本発明にお
いては、検出異常があると、電動機を付勢しないので、
応答遅れは全くなくなる。
このような付勢手段は、例えば、検出操舵力に応じて、
それが大きいときには広いパルス幅の、小さいときには
広いパルス幅の、前記電動機の通電/非通電を設定する
通電制御パルスを出力するパルス発生手段、異常検出手
段が異常信号を出力したとき、パルス発生手段の通電制
御パルス出力を阻止する阻止手段、前記電動機の給電ラ
インに介挿されたスイッチング手段、および、通電制御
パルスのある間、スイッチング手段を通電付勢するスイ
ッチングドライバ、を備えることによりもたらされる。
これにおいては、異常検出手段が異常イご号を出力した
ときには通電制御パルスが阻止されるので前記電動機が
付勢されない。
また、特に、異常検出手段は、一旦異常信号を発した後
は継続して異常信号を出力するものとすることにより、
そ九以降の車輌の安全走行が確実となる。
本発明の他の目的および特徴は、図面を参照した以下の
実施例の説明より明らかになろう。
(実施例) 第1図に本発明の一実施例の機構部の構成概要を示す。
ステアリングホイールlが固着された第1ステアリング
シヤフト2には、第1ユニバーサルジヨイント4で第2
ステアリングシヤフト5が結合されている。第2ステア
リングシヤフト5には第2ユニバーサルジヨイント6で
ロッド7が結合されている。このロッド7には、減速機
9の、ピニオンギア(後述する22)が形成された出力
軸(後述する21)に結合されている。該ピニオンギア
(22)は、タイロッド10に固着されたラック11に
噛合っている。タイロッド10は車軸12のステアリン
グナックルアーム16に結合されている。車輪12の車
軸にはショックアブソーバ13が結合されており、この
ショックアブソーバ13のサスペンションアッパーサポ
ート14に車体(図示せず)が結合されている。15は
アッパーサポート14と車軸の間の振動緩衝用のコイル
スプリング、18はロワーサスペンションアーム、19
はスタビライザーバーである。
減速機9の内部構造を第2a図および第3図に示す。ロ
ッド7の上端は第2ユニバーサルジヨイント6を介して
第2ステアリングシヤフト5に結合されている(第1図
参照)。ロッド7の上端部のやや下方に、ピン29によ
り減速機ケース31に軸支持されたスリーブ30が固着
されている(第2a図参照)。ロッド7はスリーブ30
を貫通し、かつ出力軸21の内方に進入して、その下端
部にはピン20により出力軸21が固着されている。出
力軸21は減速機ケース24に軸支持されており、その
下端部に形成されたピニオンギア22がラック11に噛
合っている。したがって、ステアリングホイール1 (
第1図)が回転すると。
第1ステアリングシャフト2.第1ユニバーサルジヨイ
ント4.第2ステアリングシヤフト5および第2ユニバ
ーサルジヨイント6、ならびにロッド7を介して、出力
軸21が回転駆動され、これにより出力軸21に形成さ
れたピニオンギア22と噛合うラック11が第2a図の
紙面と垂直な方向(第1図ではタイロッド10の延びる
方向)に駆動されて、車輪12(第1図)の向きが変わ
る。
また、出力軸21の中空の上端にはリングギア23が形
成されており、ケース24に軸支持された中間ギア25
に噛合っている。中間ギア25と同軸でかつ一体のもう
1つの中間ギア26は入力ギア27に噛合っている。入
力ギア27は電動機8の出力回転軸28に固着されてお
り、電動機8が付勢されると、ギアトレイン27−26
.25−23を経て出力軸21が回転し、出力軸21に
形成されたピニオンギア22と噛合うラック11が第2
a図の紙面と垂直な方向(第1図ではタイロッド10の
延びる方向)に駆動されて、車軸12(第1図)の向き
が変わる。
このように、ステアリングホイール1の回転、および、
電動機8の正逆転付勢、のいずれによっても車輪12の
向きが変わる。
前記スリーブ30にはホイール32が回転可能に製箔さ
れている。すなわち、スリーブ30がホイール32を貫
通している。スリーブ30の外側面には第4図に示すよ
うに、スリーブ30の中心軸に対して斜交した丸底溝3
3が形成されており、この丸底溝33にボール34がは
められている。
このボール34は、ホイール32に支持されている。ホ
イール32には小幅の溝35が形成さ九ており、この溝
35に、出力軸21の上端に固着されたピン36の上端
が進入している。このピン36がホイール32の回転を
拘束する。
ロッド7が回転するとスリーブ30と出力軸21が回転
するが、スリーブ30はロッド7の上端に、出力軸21
はロッド7の下端にそれぞれ固着されいるので、出力軸
21の負荷が大きいとロッド7がねじれる。このねじれ
量相当分、スリーブ30と出力軸21の回転角度がずれ
、ホイール32はピン36を介して出力軸21と同じく
回転するようになっているので、回転角度のずれは、ス
リーブ30とホイール32の回転角度のずれとなる。
ところで、第2a図のI[B−JIB線断面図を第2b
図に示す。この第2b図を参照すると、スリーブ30お
よび出力軸21は、この部分で平面状に成形されており
、それぞれ対向して2面子部を構成している。この2面
幅部は、所定値を超えるスリーブ30と出力軸21の回
転角度のずれを制限している。
すなわち、2面幅部で制限された範囲内では、該回転角
度のずれ相当分、ホイール32に対してスリーブ30が
余分に回転することになり、スリーブ30の溝33がス
リーブ30の中心軸に斜交しているので、この溝33に
よりボール34が上方又は下方に押され、ボール34を
支持しているホイール32が上方又は下方に移動する。
したがって、ステアリングホイール1に加えられる操舵
トルク(操舵力)が前記所定値以下であれば、該トルク
はロッド7のねじれに対応し、該ねじれ量に対応してホ
イール32が上、下位置に移動する。
いいかえると、ホイール32の上下方向の偏移(正確に
は、操舵トルク零位置から上、下に移動した量)は、前
記所定値以下の操舵トルクに対応する。
ホイール32はリング状の溝37を有し、該溝32にボ
ール39が係合されている。この様子を第3図に示す。
ボール39は弾性板38の一端に支持されている。
弾性板38の他端は固定されている。弾性板38には、
おもて面と裏面にそれぞれ1個、の合計2個の歪検出素
子(歪に応じて抵抗値が変わる電気素子)でなるトルク
センサ40が接合されている。
これら2個の歪検出素子はシリーズ接続され、接続点の
電位(一方が圧縮応力を他方が引張応力を受けてそれぞ
れ抵抗値が変化する)がトルク検出信号として取り出さ
れる。しかして、ステアリングホイール1に加えられた
操舵トルクに対応してロッド7がねじれ、ホイール32
が零位置から上移動または上移動すると、溝37とボー
ル39との係合で弾性板38が上反り又は不及りに曲り
、トルクセンサ40がホイール32の偏移量(操舵トル
ク零位置からの偏移量)、すなわちロッド7のねじれ量
、つまりは印加された操舵トルク、を示す電気信号を発
生する。前述したように、ロッド7のねじれ量は、出力
軸21とスリーブ30とに形成された2面幅部により制
限されているので、トルクセンサ40は、第11図に示
すように、前記所定範囲内の操舵トルクの印加に対して
は線形の、該所定範囲を超える操舵トルクの印加に対し
ては飽和する出力となる。
第5図に、トルクセンサ40の出力信号に基づいて、電
動機8の回転付勢を行なう電気制御装置の構成ブロック
図を、第6図に各ブロックの詳細な構成回路図をそれぞ
れ示す。なお、第5図の各ブロック内に示したグラフは
当該ブロックの電気的入出力特性を示すものであり、横
軸は入力レベルを、縦軸は出力レベルを、それぞれ表わ
す。
まず、第5図および第6図を参照して各ブロックを説明
する。
<Blブロック〉 集積回路ICI  (この例ではμP C14305H
を使用している)を主体とする定電圧回路であり、イグ
ニッションスイッチIGが投入されると車上バッテリB
しtのバッテリ電圧(電源電圧)が印加されて各ブロッ
クに定電圧Vccを供給する。
<82ブロツク〉 演算増幅器op2を中心として構成される差動増幅回路
であり、バッテリ電圧(電源電圧)が、抵抗器R1およ
びR2により電圧Vccを分圧した値より小さいとき、
それらの差分に対応する正の電圧Veを出力する。なお
、op2の入力側に平滑回路を有し、瞬間的な電源電圧
の変動による誤差動を防止している。
<86ブロツク〉 第1参照電圧vl設定回路であり、vlは、可変把抗器
VRIによりトルクセンサ40の中立電位(トルクの印
加がないときの電位)に等しく設定される。第1参照電
圧■1は、B4ブロック。
B5ブロックおよびB7ブロックに与えられる。
<84ブロツク〉 演算増幅器op4a、 op4bを中心としてなるPI
D補償回路(比例積分微分補償回路)であり、操舵系の
機械的な遅れによるトルクセンサ40の出力信号(トル
ク検出信号)のゆらぎを平滑している。
このブロックには、B6ブロックより第1参照電圧Vt
が与えられており、直流入力については該電圧v1との
差分を線形増幅する。
なお、以下の説明においては、このB4ブロック出力を
トルク検出信号という。
前述したように、ロッド7のねじれ量が、出力軸21と
スリーブ30とに形成さ汎た2面幅部により制限されて
いるので、トルク検出信号の最大値は2.2V、最小値
は0.8■となる。トルク検出信号と印加された操舵ト
ルクの関係を第11図に示した。
<33ブロツク〉 2つの演算増幅器op3a、 op3bおよびアンドゲ
ートAN6を中心に構成されるウィンドコンパレ−タで
あり、設定レベル範囲を外れるトルク検出信号(より詳
しくは、B4ブロック前段の演算増幅器op4aを中心
とする積分回路の出力信号)を検出する。トルク検出信
号が設定上限レベル以上になると演算増幅器op3aを
中心とするコンパレータが低レベルLを出力しくオープ
ンコレクタ出力)、トルク検出信号が設定下限レベル以
下になると演算増幅器op3bを中心とするコンパレー
タが低レベルLを出力しくオープンコレクタ出力)、こ
れらの出力の論理積がアンドゲートAN6より出力され
る。アンドゲートAN6出力は、高レベルHでトルクセ
ンサ40の正常検出を、低レベルLでトルクセンサ40
の異常検出を示すセンサ異常検出信号aとなる。本実施
装置のトルク検出信号は、第11図に示すように、正常
検出時は、1.5vを中心に最大値が2.2V、最小値
が0.8■となる。したがって上限レベルを2.5V、
下限レベルを0.5vとして、これを外れると異常検出
と見做す。ただし、上記各コンパレータには、チャタリ
ング防止のためにヒステリシス特性を持たせである。
<85ブロツク〉 演算増幅器op5を中心に構成されるトルク検出イご号
と第1参照電圧■1とを比較するコンパレータであり、
ステアリングホイールlが左右いずれの方向に回動され
たかを示す回動信号dを出力する。この回路にはチャタ
リング防止のためにヒステリシス特性を持たせている。
つまり、回動信号dとして、トルク検出4B号が第1参
照電圧v1近傍の値以上であればステアリングホイール
1の右方回動を示す低レベルL(オープンコレクタ出力
)を出力し、トルク検出信号が第1参照電圧v1近傍の
値以下であればステアリングホイールlの左方回動を示
す高レベルH(オープンコレクタ出力)を出力する。
<87ブロツク〉 演算増幅器op7aを中心に構成した第1差動増幅回路
、演算増幅器op7bを中心に構成した第2差動増幅回
路および、演算増幅器op7cを中心に構成した線形増
幅回路より構成される。第1差動増幅回路では第1参照
電圧■1以下のトルク検出信号の差分(つまりステアリ
ングホイールlの左方回動分)を増幅し、第2差動増幅
回路では第1参照電圧■!以上のトルク検出信号の差分
(つまりステアリングホイールlの右方回動分)を増幅
し、それぞれの出力を加算して、線形増幅回路において
線形増幅する。B7ブロツクの出力信号、つまり、トル
ク検出信号の絶対値(厳密にいうと、第1参照電圧■1
に対する差分の絶対値:以下絶対トルク信号という)は
、BIOブロックおよびBllブロックに与えられる。
<38ブロツク〉 集積回路IC2(本実施例ではμPCl555を使用し
ている)を中心とする鋸歯状波発生回路である。
<89ブロツク〉 B8ブロックの鋸言状波出力に、第2参照電圧■2を加
算(V2により鋸歯状波をシフト)する加算回路である
。この第2参照電圧v2は、ドライバ席に備わる操舵力
可変ボリュームおよび可変抵抗器V R2において設定
さ九る。
< B10ブロック〉 演算増幅器oplOを中心としてなるコンパレータであ
り、パワートランジスタQ3およびQ4の不感帯(Q3
.Q4がオフとなる領域)を設定している。ここでは、
可変抵抗器VR3による設定電圧と絶対トルク(4号(
B7出力)とを比較し、絶対ドルクイご号が設定電圧以
上であれば応答信号θを高レベルH(オープンコレクタ
出力)に、絶対トルク信号が設定電圧以下であれば応答
信号eを低レベルL(オープンコレクタ出力)にして出
力する。応答信号eは高レベルHで応答ありを、低レベ
ルして応答なしを示す。なお、この回路にはチャタリン
グ防止のためにヒステリシス特性を持たせている。
<nttブロック〉 “  演耐増幅器opHを中心に構成されたコンパレー
タであり、クランプ後の絶対トルク信号(後述するr3
16出力のクランプ信号によりクランプされる)Aと、
シフト後の鋸歯状波(I38出力)Bとを比較する。こ
の−出力態様を第10図に示したが、信号Aが信号Bよ
り大きいとき高レベルH(オープンコレクタ出力)を、
信号Bが信号Aより大きいとき低レベルL(オープンコ
レクタ出力)を、PWM信号信号口て出力する。
ところで、前述のBIOブロックの、前記可変抵抗器V
R3による設定電圧を、PWM信号信号口レベルHとな
る信号Aの電圧より低く設定している。
つまり、PWM信号信号口信号Aが不感帯より大きくな
らないと高レベルHとならない。これにより、電動機8
の駆動が円滑になる。
< 812. B 13ブロツク〉 それぞれ同一構成の電流検出回路であり、シャント抵抗
R3両端の電圧を演算増幅器0P12を含んでなる差動
増幅器で差動増幅し、シャント抵抗R4両端の電圧を演
算増幅器0p13を含んでなる差動増幅器で差動増幅し
ている。それぞれの増幅回器の入力には保護回路が設け
られている。
くB14ブロツク〉 演算増幅器op14を中心に構成される非反転増幅器で
あり、これにおいてB12出力とB13出力とを加算す
る。B14出力が電流検知信号である。
<815ブロツク〉 演算増幅器op15を中心に構成される非反転増幅器で
あり、これにおいてB14出力の電流検知信号に、B2
の出力電圧■cを加算する。つまり、電源電圧が低下す
ると、Vaが高くなるので、電流検知信号が高い側にシ
フトされる。
〈B16ブロツク〉 演算増幅器op16を中心とする積分回路であり、シフ
ト後の電流検知信号を平均化し、クランプ信号として出
力する。これにおいては、可変抵抗器VR4において設
定される電圧より電流検知信号(シフト後)が高いとき
、その差分に応じてクランプ信号を低くする。つまり、
クランプ信号は、電源電圧(バッテリBt、を電圧)が
低いほど、また、電動機8の付勢電流が大きいほど低い
値に設定される。この・クランプ信号は、ダイオードD
1のカソードに印加され、絶対トルク信号(B7出力)
をクランプする。
クランプ後の信号Aと絶対トルク信号およびクランプ信
号の相関を第9図に示す。第9図を参照すると、クラン
プ信号が充分高いときには信号Aは絶対トルク信号とな
り、クランプ信号が低くなると、信号Aの最大値が低く
なる。したがって、第10図に示すように、絶対トルク
信号が破線のように増加しても、クランプ信号により実
線の如くクランプされるため、PWM信号信号口ルス幅
はクランプ信号に応じた幅より広くはならない。このこ
とは、電動機8の付勢量が制限されることを意味する。
くB17ブロツク〉 演算増幅器op17を中心とする電動機8の付勢電流の
異常検出回路であり、電流検知信号(シフト後)と設定
値とを比較するコンパレータである。
これにおいては、電流検知信号(シフト後)が設定値以
下であれば電流異常検出信号すを異常なしを示す高レベ
ルH(オープンコレクタ出力)とし、′セ流倹知(y号
(シフト後)が設定値を超えると′電流異常検出信号す
を異常ありを示す低レベルLとする。電流具tit検出
信号すはRLブロックに与えられる。後述するが、−担
、電流異常検出信号すが低レベルLになると、以降はP
WM信号信号口止され、メインリレーMRが消勢される
くB18ブロツク〉 演算増幅器0P18を中心とする電動機8の付勢電流の
異常検出回路であり、電流検知信号(シフト後)と設定
値とを比較するコンパレータである。
これにおいては、電流検知信号(シフト後)が可変抵抗
器VR5による設定電圧以下であればPWM阻止イご号
gを阻止なしを示す高レベルH(オープンコレクタ出カ
ンとし、電流検知信号(シフト後)が該設定電圧を超え
るとPWM阻止信号gを阻止ありを示す低レベルLとす
る。PWM阻止信号gはメインロジックMLに与えられ
る。
なお、後述するが、このB18出力のPWM阻止信号g
はPWM信号(厳密にはMLのアントゲ−)−AN2.
AN3出力)を負クランプして電動機8の付勢を阻止す
る。過大付勢電流の場合には、付勢を阻止することによ
り、電流検知信号が小さくなるのでp W M III
I止信号gは阻止なしく高レベルト1)に転じ、818
はあたかもPWM信号をチョップする如く作用してff
1vJJW8の平均付勢電流を小さくする。
また、816の設定電圧くB18の設定電圧くB17の
設定電圧、の関係にあるので、電i電圧(バッテリB 
t、t、ffi圧)が低く、また、電動機8の付勢電流
が大きくなると、まずPWM信号fのパルス幅を制限し
、続いてPWM信号(厳密にはMLのアンドゲートAN
2.AN3出力)をチョップし、なおもその状jmc電
g電圧低および/または付勢電流大)が改善されない時
はPWM信号fを阻止するとともにメインリレーMRに
より電動機8に対する給電を遮断する。
くR[4ブロツク〉 アンドゲートAN7およびラッチ回路IC3よりなるロ
ジック回路であり、入力のセンサ異常検出信号aおよび
電流異常検出信号すと出力信号Cとの相関を次の第1表
に示す。なお、第1表においては高レベルを+ HI+
、低レベルを” L ”と示している。
第     1     表 イグニッションスイッチIGが投入された当初は、ラッ
チ回路IC3がリセットされるので出力信号Cは高レベ
ルHとなり、その後、センサ異常検出信号aおよび?l
電流異常検出信号がともに異常なしくともに高レベル!
−()である限り高レベルHとなる。しかし、−担いず
れかの信号が異常ありを示す低レベルLどなると出力信
号Cは低レベルLとなり、ラッチ回路IC3でラッチさ
れて、イグニッションスイッチIGを再投入しない限り
それのまま保持されろ。
出力信号CはリレードライバRDおよびメインロジック
MLに与えられる。
<RDブロック〉 トランジスタTRl0およびTRIIよりなるリレード
ライバであり、TR10のベース入力(RL出力信号C
)が高レベルHのとき、電動機8のit源クライン後述
するパワートランジスタQlおよびQ2のエミッタとバ
ッテリBt、t、を接続するライン)に介挿されている
メインリレーMRを付勢する。
メインリレーMRの給電ラインに介挿されているスイッ
チTH3Wは、パワートランジスタQl。
Q2.Q3およびQ4の放熱板に取り付けられている過
熱防止用のサーマルスイッチであり、Q1〜Q4の少な
くとも1つが過熱して、放熱板の温度が所定値を超える
とスイッチを開いてMRの給電ラインを遮断する。
<MLブロック〉 アンドゲートAND、AN2.AN3.AN4およびA
N5を主体とするロジック回路である。
アンドゲートANIには、RLブロック出力の信号Cお
よびB11ブロックのPWM信号fが印加される。つま
り、ANIは、センサ異常検出信号aまたは電流異常検
出信号すが異常ありの場合にPWM信号を阻止する。A
NI出力はAN2およびAN3の1入力端子に与えられ
る。
アンドゲートAN2の他入力端子には、トランジスタT
RIにより回動信号dを反転した信号が与えられている
。したがって、AN2は回動信号dが低レベルL(つま
り右転)のときANI出力のPWM信号を出力する。A
N2出力はペースドライバI3Dに与えられるが、ダイ
オードD2のカソードにはPWM阻止阻止信号部加され
ているので、該信号gが低レベルLであると負クランプ
されて出力が阻止される。
アンドゲートAN3の他入力端子には、回動信号dが与
えられている。したがって、AN3は回動信号dが高レ
ベルH(つまり主転)のときPWM信号(ANI出力信
号)を出力する。AN3出力はペースドライバBDに与
えられるが、ダイオードD3のカソードにはPWM阻止
阻止信号部加されているので、該信号gが低レベルLで
あると負クランプされて出力が阻止される。
アンドゲートAN4の1入力端子にはトランジスタTR
Iにより回動信号dを反転した信号が与えられ、他入力
端子にはBIOブロック出力の応答信号eが与えられて
いる。したがって、AN4は回動信号dが低レベルL(
つまり左転)で応答信号eが高レベルHのとき、高レベ
ルHを出力する。
アンドゲートAN5の1入力端子には回動信号dが、他
入力端子にはBIOブロック出力の応答信号eが、それ
ぞれ与えられている。したがって、A N 5は回動信
号dが高レベルH(つまり主転)で応答信号eが高レベ
ルHのとき、高レベルHを出力する。
<BDブロック〉 ペースドライバBDは、トランジスタTR2およびTR
3よりなるパワートランジスタQ1のベースドライビン
グ回路、トランジスタTR4およびTR5よりなるパワ
ートランジスタQ2のベースドライビング回路、トラン
ジスタTR6およびTR7よりなるパワートランジスタ
Q3のベースドライビング回路、およびトランジスタT
R8およびTR9よりなるパワートランジスタQ4のベ
ースドライビング回路を擁している。レベルを別にすれ
ば入出力に変化を与えるものではないのでパススルーと
考えてかまわない。
<TMI、TM2ブロック〉 電動′v18を正逆転付勢するパワートランジスタQl
、Q2.Q3およびQ4よりなる。QlおよびQ2のコ
レクタは(第5図に示すようにそれぞれ1つのトランジ
スタと考えて)、メインリレーMRのリレー接点を介し
て車上バッテリBt、tプラス極に、Q3およびQ4の
エミッタは(第5図に示すようにそれぞれ1つのトラン
ジスタと考えて)シャント抵抗R4またはR3を介して
して車上バッテリBe!、のマイナス極に接続されてい
る。
パワー1ヘランジスタQ1は、通常動作時(センサ異常
検出信号aおよび電流異常検出信号すが異常なし、PW
M阻止信号が阻止なし二以下同じ)において1回動信号
dが低レベルL(つまり左転)のときPWM信号により
オン/オフ制御さ九;パワートランジスタQ2は1通常
動作時において。
回動信号dが高レベルH(つまり主転)のときP”vV
M信号によりオン/オフ制御され;パワートランジスタ
Q3は、AN4出力によりオン/オフ制御(回動信号d
が低レベルして応答信号eが高レベルHのときオン)さ
れ;パワートランジスタQ4は、AN5出力によりオン
/オフ制御(回動信号dが高レベルHで応答信号eが高
レベルHのときオン)される。
電動機8は、パワートランジスタQ1およびQ3がオン
のとき正転付勢され、パワートランジスタQ2およびQ
4がオンのとき逆転付勢される。
ここで、メインロジックMLの入力信号c、d。
e、fおよびgに対するパワートランジスタQl。
Q2.Q3およびQ4のベース印加信号を次の第2表に
まとめる。ただし、第2表において、′*″はdon’
t care (ドントケア:高レベルHでも低レベル
Lでも良い)を、−″はdon’j determin
e(ドントデターミン:出力を考慮しない)を、゛且″
はPWM制御を、入力イa号Cr d、er  fおよ
びgの” H”またはL′″は高レベル14または低レ
ベルL人力を(ICレベル)、パワートランジスタQl
、Q2.Q3およびQ4のベース印加信号の” H”ま
たは′L″は高レベルH(オンレベル)または低レベル
L(カットオフレベル)入力を、それぞれ示すものとす
る。
以上説明した電気制御装置(第5図および第6図)によ
る本実施例の電動パワーステアリング装置の一連の動作
を説明する。
(1)イグニッションスイッチIGが投入されると構成
各ブロックに所定の定電圧が供給されて待機状態となる
(2)車輌のドライバがステアリングホイール1を右方
向に回動すると、前述のように操舵系が機械的に駆動さ
れて車輪12の姿勢が、車輌を右転回する向きに変更さ
れるとともに、操舵力がトルクセンサ40において検出
され、該トルクセンサ40はトルク検出信号として中立
電位より高い信号を出力する。また、車輌のドライバが
ステアリングホイール1を左方向に回動すると、前述の
ように操舵系が機械的に駆動されて車輪12の姿勢が、
車輌を左転回する向きに変更されるとともに、操舵力が
トルクセンサ40において検出され、該トルクセンサ4
0はトルク検出信号として中立電位より低い信号を出力
する。
(3)第1O図に示すように、トルク検出信号の大きさ
、すなわち絶対トルク信号(クランプ後)Aと、鋸歯状
波(シフト後)Bとを比較して、信号Aが大きいときに
高レベルHを出力しているので、PWM信号信号列ルス
幅は印加された操舵力に比例する。このPWM信号信号
列る間、電動機8が付勢される。
また、トルク検出(i号の中立電位に対する大小がステ
アリングホイール1の回動力向を表わす回動信号d(低
レベルLが右方向、高レベルHが左方向)となるので、
車輌のドライバがステアリングホイール1を右方向に回
動した場合には、加えた操舵力に対応する付勢電力(平
均値)で電動機8が正転付勢され、車輌のドライバがス
テアリングホイールlを左方向に回動した場合には、加
えた操舵力に対応する付勢電力(平均値)で電動機8が
逆転付勢される。
電動機8の正逆転付勢により、補助操舵力が操舵系に印
加されるので、ドライバの操舵力は少なくなり、所定の
操舵力に収斂する。この収斂値は操舵力可変ボリューム
において調整できる。
(4)トルクセンサ40の異常検出があり、トルク検出
信号が異常値(0,5〜2.5v外)となると、センサ
異常検出信号aを低レベルLとする。この信号aにより
、RLブロックは、それ以後継続して低レベルLとなる
信号Cを出力し、アントゲ−1〜ANIにおいてPWM
信号信号列止する。また、信号Cが低レベルLになると
メインリレーMRを消勢して電動機8の電源ラインを遮
断する。信号CはイグニッションキーIGを再投入しな
いと高レベルHに戻らない。
したがって、トルクセンサ40の異常検出があった後は
電動機8の付勢がなくなる。この場合、ステアリングホ
イール1は、マニュアル操舵の重さとなる。
(5)電源電圧(Bt、h電圧)が低下すると、電動機
8の付勢IE!流(平均値)を検出した電流検知信号が
、高い値にシフトされ、これにより低い値のクランプ信
号が設定される。クランプ信号は、絶対トルク信号をク
ランプするので、第9図に示すようにクランプ信号が低
下すると、信号Aの最大値が制限される。信号Aの最大
値が制限されると、第10図に示す如<、PWM信号信
号列ルス幅の最大値が制限される。つまり、第8図に示
すように、電源電圧が低下すると、入力トルク(操舵力
)の、より小さな値で電動機付勢電力が飽和する。
電源電圧と電動機8の最大付勢電力の関係は、第7図の
グラフで示される。
シフト後の電流検知信号がより高い値1こなると、PW
Mμ■止信号gを発生してPWM借号f (通常動作状
態の条件付き:AN2.AN3出力)を負クランプする
。これにより?%!流検知信号は低い値となるので、P
WM阻止信号gがなくなり、これを繰り返すことになる
。つまり、PWM信号信号列い周期でチョップすること
により電動機8の付勢電力(平均値)を低くする。
シフト後の電流検知信号がさらに高い値になると、電流
異常検出信号すを低レベルLとする。この信号すにより
、RLブロックは、それ以後継続して低レベルLどなる
信号Cを出力し、アンドゲートANIにおいてPWM信
号信号列止する。また、信号Cが低レベルLになるとメ
インリレーMRを消勢して電動機8の電源ラインを遮断
する。信号CはイグニッションキーIGを再投入しない
と高レベル1」に戻らない・ (6)パワートランジスタQ1〜Q4がオーバーヒート
した場合には、メインリレーMRを消勢して電動機8の
給電ラインを遮断する。
〔発明の効果〕
以上述べたとおり、本発明によれば、操舵力検出手段の
検出異常があると、電動駆動機構の電動機を付勢しない
ので応答遅れは全くなくなり、検出異常による電動駆動
機構の誤動作を確実に防止することができる。
また、実施例で説明したように、付勢手段は、例えば、
検出操舵力に応じて、それが大きいときには広いパルス
幅の、小さいときには広いパルス幅の、前記電動機の通
電/非通電を設定する通電制御パルスを出力するパルス
発生手段、異常検出手段が異常信号を出力したとき、パ
ルス発生手段の通電制御パルス出力を阻止する阻止手段
、前記電動機の給電ラインに介挿されたスイッチング手
段、および、通電制御パルスのある間、スイッチング手
段を通電付勢するスイッチングドライバ。
を備えることによりもたらされる。
また、特に、異常検出手段は、−担異常信号を発した後
は継続して異常信号を出力するものとすることにより、
それ以降の車輌の安全走行が確実となる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例の機械構造部の構成概要を示
す斜視図である。 第2a図は第1図に示す減速機9の拡大断面図であり、
第3図のnA−11A線断面図である。 第2b図は第2a図のJIB−118u断面図である。 第3図は第2図のtn−nX線断面図である。 第4図は第2図および第3図に示すスリーブ30の外側
面を示す平面図である。 第5図は第1図に示した装置の電気制御系の構成を示す
ブロック図である。 第6図は第5図に示す各ブロックの詳細を示す回路図で
ある。 第7図は第1図に示した装置の電1jX電圧と電動機の
最大付勢電力との相関を示すグラフである。 第8図は第1図に示した装置の印加操舵力と電動機の付
勢電力および電源電圧の相関を示すグラフである。 第9図は絶対トルク信号と第6図の信号Aおよびクラン
プ信号の相関を示すグラフである。 第10図は第6図に示すBllブロックの入出力動作の
一例を示す波形図である。 第11図は操舵力とトルク検出信号との相関を示すグラ
フである。 lニステアリングホイール 2.5ニステアリングシヤフト 4.6:ユニバーサルジヨイント 1.2.4,5.6:  (操舵手段)7:ロッド  
  8:電動機(電動機)9:減速機    8,9:
  (電動駆動機構)10:タイロッド  11:ラン
ク 12:+jj輸     13:ショソクアブソーバ1
4:サスペンションアッパーサポート15:コイルスプ
リング 16:ステアリングナツクルアーム 18:ロワーサスペンシゴンアーム 】9ニスタビライザバー 20:ピン      21:出力軸 22:ピニオンギア 7.10,11,16.22 :  (走行方向設定機
構)23:リングギア  24,31 :減速機ケース
25.26:中間ギア  27:入力ギア28:回転軸
    29:ピン 30ニスリーブ   32:ホイール 33.35.37 :溝   34.39 :ボール3
6:結合ピン   3a二弾性板 40:トルクセンサ 40.B4 :  (操舵力検出
手段)ML:メインロジック(阻止手段) 87、B8.B9,1311 :  (パルス発生手段
)Ql、02.Q3.Q4 :パワートランジスタ(ス
イッチング手段) 8D二ペースドライバ(スイッチングドライバ)[37
,[1B、[19,811,ML、1130.Of〜Q
4:(付勢手段)肛:メインリレー(リレー手段) 1(D:リレードライバ(リレードライバ)RL:リレ
ーロジック(保持手段) B3:(第1比較手段、第2比較手段2合成手段)B3
.RL :  (異常検出手段) TIISW :サーマルスイッチ Bjj :車上バッテリ 特許出願人 アイシン精機株式会社 声2a図 箪3図 声4図 第81図 笑9 口 晃10田

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)車体に対する車輪の向きを定める走行方向設定機
    構; 走行方向設定機構に結合され、走行方向設定機構を駆動
    する操舵手段; 操舵手段から走行方向設定機構に印加された操舵力を検
    出する操舵力検出手段; 操舵力検出手段の検出操舵力が所定範囲を超えると検出
    異常を示す異常信号を出力する異常検出手段; 走行方向設定機構に結合される、電動機を含んでなる電
    動駆動機構;および、 操舵力検出手段の検出操舵力に応じて、それが大きいと
    きには高電力で、小さいときには低電力で、電動駆動機
    構の電動機を付勢し、異常検出手段が異常信号を出力し
    たときには電動駆動機構の電動機を消勢する、付勢手段
    ; を備える電動パワーステアリング装置。
  2. (2)付勢手段は、検出操舵力に応じて、それが大きい
    ときには広いパルス幅の、小さいときには狭いパルス幅
    の、前記電動機の通電/非通電を設定する通電制御パル
    スを出力するパルス発生手段;前記異常検出手段が異常
    信号を出力したとき、パルス発生手段の通電制御パルス
    出力を阻止する阻止手段;前記電動機の給電ラインに介
    挿されたスイッチング手段;および、通電制御パルスの
    ある間、スイッチング手段を通電付勢するスイッチング
    ドライバ;を備える前記特許請求の範囲第(1)項記載
    の電動パワーステアリング装置。
  3. (3)付勢手段は、さらに、前記電動機の給電ラインに
    介挿されたリレー手段;および、前記通電制御パルスの
    ある間、リレー手段を通電付勢するリレードライバ;を
    含む前記特許請求の範囲第(2)項記載の電動パワース
    テアリング装置。
  4. (4)異常検出手段は、検出操舵力が所定範囲内であれ
    ば通電制御パルスのオンレベルに相当する信号を出力し
    、検出操舵力が所定範囲を超えると通電制御パルスのオ
    フレベルに相当する異常信号を出力する2値化手段であ
    り;阻止手段は、該異常信号とパルス発生手段の出力通
    電阻止パルスとの論理積を出力する論理ゲートである、
    前記特許請求の範囲第(2)項記載の電動パワーステア
    リング装置。
  5. (5)異常検出手段は、検出操舵力が所定範囲を超える
    と、それ以降継続して異常信号を出力する、前記電動機
    を消勢する、前記特許請求の範囲第(1)項記載の電動
    パワーステアリング装置。
  6. (6)異常検出手段は、検出操舵力を所定上限値と比較
    し、前者が後者を超えると上限異常信号を出力する第1
    比較手段;検出操舵力を所定下限値と比較し、前者が後
    者を下まわると下限異常信号を出力する第2比較手段;
    上限異常信号および下限異常信号を合成して前記異常信
    号を出力する合成手段;および、異常信号を保持する保
    持手段;を備える前記特許請求の範囲第(5)項記載の
    電動パワーステアリング装置。
JP61182899A 1986-08-04 1986-08-04 電動パワ−ステアリング装置 Pending JPS6338082A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01244974A (ja) * 1988-03-24 1989-09-29 Koyo Seiko Co Ltd 電動式パワーステアリング装置
JPH03569A (ja) * 1989-05-27 1991-01-07 Nippon Yusoki Co Ltd 電動パワーステアリング装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01244974A (ja) * 1988-03-24 1989-09-29 Koyo Seiko Co Ltd 電動式パワーステアリング装置
JPH03569A (ja) * 1989-05-27 1991-01-07 Nippon Yusoki Co Ltd 電動パワーステアリング装置

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