JPS6336365Y2 - - Google Patents
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- JPS6336365Y2 JPS6336365Y2 JP1983080296U JP8029683U JPS6336365Y2 JP S6336365 Y2 JPS6336365 Y2 JP S6336365Y2 JP 1983080296 U JP1983080296 U JP 1983080296U JP 8029683 U JP8029683 U JP 8029683U JP S6336365 Y2 JPS6336365 Y2 JP S6336365Y2
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Landscapes
- Stringed Musical Instruments (AREA)
Description
本考案は収束性にすぐれ、かつギター弦にした
とき金属巻線との密着性にすぐれたギター弦用芯
線に関する。 エレキギターあるいはフオークギターの弦は金
属製のものを使用するがクラシツクギター(ガツ
トギターとも称する)は通常、合成繊維の弦が用
いられる。そして、第1弦(E線)、第2弦(B
弦)および第3弦(G弦)はデニールの異なるモ
ノフイラメントを用い、第4弦(D線)、第5弦
(A線)および第6弦(E線)には合成繊維マル
チフイラメント糸条からなる芯線の周囲を金属線
で巻回した巻き線が用いられる。 本考案はこの金属線で巻回した巻き線の芯を構
成する芯線の構造に関するものである。 従来のギター弦用芯線としては、実開昭48−
65211号に記載されているように、金属線、合成
繊維のモノフイラメントまたはマルチフイラメン
ト或いは羊腸ガツトを中心弦とし、その周囲を適
宜の太さの撚糸によつて編立てられた組織によつ
て被覆し、この被覆組織周囲に金属線または合成
繊維のモノフイラメントを巻き付けたものが知ら
れている。 ところが、ギター弦として音量、音色、音質の
バランスのとれた高レベルの品質を得るには芯線
が周囲の金属巻線と高度に密着し、かつ芯線は柔
軟で、しかも金属線を巻回したとき、その断面が
真中になつている必要がある。しかしながら、従
来のギター弦芯線は単なる合成繊維のマルチフイ
ラメント糸条であつたため、金属線との密着性に
欠け、また金属線を巻回したとき、特に、ギター
演奏中、演奏者の指でフインガーボードのフレツ
トバーに押圧されたとき、弦の断面を真中に保つ
ことが困難となり、音質を損なう欠点があつた。
この欠点を改善する目的でマルチフイラメント糸
条に合成樹脂を含浸させて固めることも考えられ
るが、柔軟さが損なわれるため、かえつて金属巻
線との密着性が悪くなり、また芯部の硬化による
音質の低下がみられ現実的ではなかつた。 本考案者は上述の従来技術の欠点を改善するた
め鋭意検討した結果、本考案に至つたものであ
る。 したがつて本考案の目的は収束性にすぐれ、柔
軟で、かつギター弦にしたとき金属巻線との密着
性にすぐれたギター弦用芯線を提供することにあ
る。 本考案の構成は、単糸繊度が3〜10デニール、
総繊度が300〜5000デニールの合成繊維マルチフ
イラメント糸条に10cm間当たり1〜30回、好まし
くは10cm間当たり5〜20回の撚を加えた撚糸から
なり、この撚糸の周囲をエラストマーの被膜で被
覆してなるギター弦用芯線である。 以下、本考案の構成を具体的に説明する。 本考案に使用される合成繊維は、ナイロン6、
ナイロン66、ポリエステル等が挙げられるが、高
い強度と適度の伸度を有するナイロン6またはナ
イロン66が好ましい。特に強度に関しては高い引
張り強度が要求される。また伸度に関しては小さ
い方が良いが、強い伸張力をかけたときある程度
の伸びを示し、切断を防ぐものが好ましい。そし
て大切なことは、一定の力で引張つて保持したと
き、その張力が半永久的に持続することが好まし
い。つまり、ギター弦として楽器に張り、張力を
かけて調弦したとき、音の高低は弦の張力に依存
するものであるから、一度調弦したなら、その弦
は少なくとも曲の演奏中に張力が変化してはなら
ない。もし、時間と共にフイラメントが少しずつ
伸び続けると張力が変化し、音が下がつていく結
果となる。特に新しい弦の場合、経時的に張力が
変化する傾向が強いため、初期伸度のみ存在し、
あとは伸びないように十分延伸倍率をとり、分子
が配向されている素材を使用すべきである。 本考案で使用するマルチフイラメントのデニー
ルは単糸繊度が3〜10デニール、総繊度300〜
5000デニール程度が適当である。またこのマルチ
フイラメント糸条には適当な撚りをかけることが
好ましく、撚り数は10cm間当たり1〜30回、好ま
しくは5〜20回がよい。すなわち、本考案におい
て、上記合成フイラメント糸条の単糸繊度が3デ
ニール未満の場合は、その芯線への加工工程、特
に撚糸工程での単糸切れや毛羽の発生等を生じ
て、糸強力、伸度、太さ等に影響し、音質の均一
な弦が得られなくなるし、10デニールを超えると
芯線の柔軟性、集束性、真円性が欠けるために好
ましくない。また、総繊度が300デニール未満の
ときは、4,5,6弦用としては細くなり過ぎ
て、良好な音質が得られないし、かつ巻線とのバ
ランスも悪くなり、巻線加工が困難であり、5000
デニールを超えると高音域の音質が悪くなる。さ
らに撚り数が無撚(1回未満)では正、逆交互の
不均質な状態になり、集束性、真円度を悪くする
だけでなくて、糸の張り具合が悪く、巻線加工等
に影響し、均質な弦を得ることができないし、10
cm間当たり30回を超えると撚トルクが大きすぎて
ループが発生したり、撚の移動等により巻線加工
が難しくなる。さらに上記撚り数が10cm間当たり
30回を超えると、芯線が経時的に伸びて(巻線が
ゆるみ)、ギター弦として使用した場合に経時的
に音質、音量、音色を変化させるという問題を生
ずる。 本考案においてはマルチフイラメント糸条の周
囲をエラストマーの被膜で被覆することが最大の
特徴である。ここでいうエラストマーとは一般的
な弾性体および柔軟性を有する樹脂を指すもので
あり、必らずしも弾性回復性を有する必要はな
い。本考案に使用できるエラストマーとしては天
燃ゴム、合成ゴム、ウレタン樹脂、アクリル樹
脂、ポリエーテルエステル樹脂、エポキシ樹脂、
メラミン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリ塩化ビニル
樹脂あるいはこれらの混合物を挙げることができ
るが、好ましいのは天然ゴム、合成ゴム、ウレタ
ン樹脂である。 エラストマーの被膜はマルチフイラメント糸条
の周囲を完全に包囲していることが好ましいが、
糸条の収束性、金属巻線との密着性を満足させる
には必らずしも連続した被膜ですべてを包囲して
いる必要はない。エラストマーの被膜を糸条の周
囲に形成させる方法はエラストマーの分散液に糸
条を浸漬したのち乾燥させる方法が最も一般的で
好ましい。エラストマーの分散液としては水とエ
ラストマーの他に分散剤、あるいは硬化剤、触媒
等を添加したものが一般的である。実際に使用す
ることができるエラストマー分散液の組成を次の
表1〜3に例示する。
とき金属巻線との密着性にすぐれたギター弦用芯
線に関する。 エレキギターあるいはフオークギターの弦は金
属製のものを使用するがクラシツクギター(ガツ
トギターとも称する)は通常、合成繊維の弦が用
いられる。そして、第1弦(E線)、第2弦(B
弦)および第3弦(G弦)はデニールの異なるモ
ノフイラメントを用い、第4弦(D線)、第5弦
(A線)および第6弦(E線)には合成繊維マル
チフイラメント糸条からなる芯線の周囲を金属線
で巻回した巻き線が用いられる。 本考案はこの金属線で巻回した巻き線の芯を構
成する芯線の構造に関するものである。 従来のギター弦用芯線としては、実開昭48−
65211号に記載されているように、金属線、合成
繊維のモノフイラメントまたはマルチフイラメン
ト或いは羊腸ガツトを中心弦とし、その周囲を適
宜の太さの撚糸によつて編立てられた組織によつ
て被覆し、この被覆組織周囲に金属線または合成
繊維のモノフイラメントを巻き付けたものが知ら
れている。 ところが、ギター弦として音量、音色、音質の
バランスのとれた高レベルの品質を得るには芯線
が周囲の金属巻線と高度に密着し、かつ芯線は柔
軟で、しかも金属線を巻回したとき、その断面が
真中になつている必要がある。しかしながら、従
来のギター弦芯線は単なる合成繊維のマルチフイ
ラメント糸条であつたため、金属線との密着性に
欠け、また金属線を巻回したとき、特に、ギター
演奏中、演奏者の指でフインガーボードのフレツ
トバーに押圧されたとき、弦の断面を真中に保つ
ことが困難となり、音質を損なう欠点があつた。
この欠点を改善する目的でマルチフイラメント糸
条に合成樹脂を含浸させて固めることも考えられ
るが、柔軟さが損なわれるため、かえつて金属巻
線との密着性が悪くなり、また芯部の硬化による
音質の低下がみられ現実的ではなかつた。 本考案者は上述の従来技術の欠点を改善するた
め鋭意検討した結果、本考案に至つたものであ
る。 したがつて本考案の目的は収束性にすぐれ、柔
軟で、かつギター弦にしたとき金属巻線との密着
性にすぐれたギター弦用芯線を提供することにあ
る。 本考案の構成は、単糸繊度が3〜10デニール、
総繊度が300〜5000デニールの合成繊維マルチフ
イラメント糸条に10cm間当たり1〜30回、好まし
くは10cm間当たり5〜20回の撚を加えた撚糸から
なり、この撚糸の周囲をエラストマーの被膜で被
覆してなるギター弦用芯線である。 以下、本考案の構成を具体的に説明する。 本考案に使用される合成繊維は、ナイロン6、
ナイロン66、ポリエステル等が挙げられるが、高
い強度と適度の伸度を有するナイロン6またはナ
イロン66が好ましい。特に強度に関しては高い引
張り強度が要求される。また伸度に関しては小さ
い方が良いが、強い伸張力をかけたときある程度
の伸びを示し、切断を防ぐものが好ましい。そし
て大切なことは、一定の力で引張つて保持したと
き、その張力が半永久的に持続することが好まし
い。つまり、ギター弦として楽器に張り、張力を
かけて調弦したとき、音の高低は弦の張力に依存
するものであるから、一度調弦したなら、その弦
は少なくとも曲の演奏中に張力が変化してはなら
ない。もし、時間と共にフイラメントが少しずつ
伸び続けると張力が変化し、音が下がつていく結
果となる。特に新しい弦の場合、経時的に張力が
変化する傾向が強いため、初期伸度のみ存在し、
あとは伸びないように十分延伸倍率をとり、分子
が配向されている素材を使用すべきである。 本考案で使用するマルチフイラメントのデニー
ルは単糸繊度が3〜10デニール、総繊度300〜
5000デニール程度が適当である。またこのマルチ
フイラメント糸条には適当な撚りをかけることが
好ましく、撚り数は10cm間当たり1〜30回、好ま
しくは5〜20回がよい。すなわち、本考案におい
て、上記合成フイラメント糸条の単糸繊度が3デ
ニール未満の場合は、その芯線への加工工程、特
に撚糸工程での単糸切れや毛羽の発生等を生じ
て、糸強力、伸度、太さ等に影響し、音質の均一
な弦が得られなくなるし、10デニールを超えると
芯線の柔軟性、集束性、真円性が欠けるために好
ましくない。また、総繊度が300デニール未満の
ときは、4,5,6弦用としては細くなり過ぎ
て、良好な音質が得られないし、かつ巻線とのバ
ランスも悪くなり、巻線加工が困難であり、5000
デニールを超えると高音域の音質が悪くなる。さ
らに撚り数が無撚(1回未満)では正、逆交互の
不均質な状態になり、集束性、真円度を悪くする
だけでなくて、糸の張り具合が悪く、巻線加工等
に影響し、均質な弦を得ることができないし、10
cm間当たり30回を超えると撚トルクが大きすぎて
ループが発生したり、撚の移動等により巻線加工
が難しくなる。さらに上記撚り数が10cm間当たり
30回を超えると、芯線が経時的に伸びて(巻線が
ゆるみ)、ギター弦として使用した場合に経時的
に音質、音量、音色を変化させるという問題を生
ずる。 本考案においてはマルチフイラメント糸条の周
囲をエラストマーの被膜で被覆することが最大の
特徴である。ここでいうエラストマーとは一般的
な弾性体および柔軟性を有する樹脂を指すもので
あり、必らずしも弾性回復性を有する必要はな
い。本考案に使用できるエラストマーとしては天
燃ゴム、合成ゴム、ウレタン樹脂、アクリル樹
脂、ポリエーテルエステル樹脂、エポキシ樹脂、
メラミン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリ塩化ビニル
樹脂あるいはこれらの混合物を挙げることができ
るが、好ましいのは天然ゴム、合成ゴム、ウレタ
ン樹脂である。 エラストマーの被膜はマルチフイラメント糸条
の周囲を完全に包囲していることが好ましいが、
糸条の収束性、金属巻線との密着性を満足させる
には必らずしも連続した被膜ですべてを包囲して
いる必要はない。エラストマーの被膜を糸条の周
囲に形成させる方法はエラストマーの分散液に糸
条を浸漬したのち乾燥させる方法が最も一般的で
好ましい。エラストマーの分散液としては水とエ
ラストマーの他に分散剤、あるいは硬化剤、触媒
等を添加したものが一般的である。実際に使用す
ることができるエラストマー分散液の組成を次の
表1〜3に例示する。
【表】
【表】
【表】
【表】
以下図面を参照して本考案を具体的に説明す
る。 第1図は本考案のギター弦用芯線の一部切開側
面図であり、第2図は横断面図である。図におい
て芯線1は各フイラメント2が多数集まつたマル
チフイラメント糸条4の周囲に被膜3が被覆され
て一本の線となつたものである。マルチフイラメ
ント糸条4は10回/10cmの撚加工が施されてい
る。 本考案は上述のような構造を有するため、次の
ようなすぐれた効果を奏する。 (イ) マルチフイラメント糸条をエラストマーの被
膜で被覆しているため、この芯線の周囲を金属
巻線で巻回したとき金属巻線と芯線との密着性
が良くなる。 (ロ) 被膜で被覆することにより芯線の断面が真円
を保つようになる。 (ハ) 芯線の収束性がよくなるため、製造工程で芯
線を所定寸法に切断したとき糸条がばらけるこ
とがない。 (ニ) 周囲が被膜で固定されているため、金属巻線
を巻回するとき撚りの移動が起こらない。 (ホ) 被膜は金属巻線の巻回時に保護膜として働
き、撚りむらを減少させる。 (ヘ) 密着性、断面真円性向上により、音量、音質
共にバランスのとれたギター弦が得られる。
る。 第1図は本考案のギター弦用芯線の一部切開側
面図であり、第2図は横断面図である。図におい
て芯線1は各フイラメント2が多数集まつたマル
チフイラメント糸条4の周囲に被膜3が被覆され
て一本の線となつたものである。マルチフイラメ
ント糸条4は10回/10cmの撚加工が施されてい
る。 本考案は上述のような構造を有するため、次の
ようなすぐれた効果を奏する。 (イ) マルチフイラメント糸条をエラストマーの被
膜で被覆しているため、この芯線の周囲を金属
巻線で巻回したとき金属巻線と芯線との密着性
が良くなる。 (ロ) 被膜で被覆することにより芯線の断面が真円
を保つようになる。 (ハ) 芯線の収束性がよくなるため、製造工程で芯
線を所定寸法に切断したとき糸条がばらけるこ
とがない。 (ニ) 周囲が被膜で固定されているため、金属巻線
を巻回するとき撚りの移動が起こらない。 (ホ) 被膜は金属巻線の巻回時に保護膜として働
き、撚りむらを減少させる。 (ヘ) 密着性、断面真円性向上により、音量、音質
共にバランスのとれたギター弦が得られる。
第1図は本考案のギター弦用芯線の一部切開側
面図、第2図は同じく横断面図である。 1……芯線、2……フイラメント、3……被
覆、4……マルチフイラメント糸条。
面図、第2図は同じく横断面図である。 1……芯線、2……フイラメント、3……被
覆、4……マルチフイラメント糸条。
Claims (1)
- 単糸繊度が3〜10デニール、総繊度が300〜
5000デニールの合成繊維マルチフイラメント糸条
に10cm間当たり1〜30回の撚を加えた撚糸からな
り、この撚糸の周囲をエラストマーの被膜で被覆
してなるギター弦用芯線。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8029683U JPS59186897U (ja) | 1983-05-30 | 1983-05-30 | ギタ−弦用芯線 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8029683U JPS59186897U (ja) | 1983-05-30 | 1983-05-30 | ギタ−弦用芯線 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59186897U JPS59186897U (ja) | 1984-12-11 |
JPS6336365Y2 true JPS6336365Y2 (ja) | 1988-09-27 |
Family
ID=30210289
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8029683U Granted JPS59186897U (ja) | 1983-05-30 | 1983-05-30 | ギタ−弦用芯線 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59186897U (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4865211U (ja) * | 1971-11-22 | 1973-08-18 |
-
1983
- 1983-05-30 JP JP8029683U patent/JPS59186897U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59186897U (ja) | 1984-12-11 |
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