JPS63319203A - 酸素補給器 - Google Patents

酸素補給器

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JPS63319203A
JPS63319203A JP15433587A JP15433587A JPS63319203A JP S63319203 A JPS63319203 A JP S63319203A JP 15433587 A JP15433587 A JP 15433587A JP 15433587 A JP15433587 A JP 15433587A JP S63319203 A JPS63319203 A JP S63319203A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oxygen
water
peroxide
membrane
supply device
Prior art date
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Pending
Application number
JP15433587A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeo Urushiyama
武雄 漆山
Atsuji Minowa
輯二 箕輪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Kayaku Co Ltd
Original Assignee
Nippon Kayaku Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPS63319203A publication Critical patent/JPS63319203A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01BNON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
    • C01B13/00Oxygen; Ozone; Oxides or hydroxides in general
    • C01B13/02Preparation of oxygen

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Farming Of Fish And Shellfish (AREA)
  • Oxygen, Ozone, And Oxides In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は酸素補給器、殊に生物を生きたまま。
または新鮮な状態で輸送し、又保管する際にそれらに酸
素を補給するのに有用な酸素補給器に関する。
従来の技術 生きた。又は新鮮な魚介類や生花等を輸送しまだは保管
する場合、酸素の欠乏は魚介類の生存。
生花の鮮度保持に重大な障害をもたらすので通常何等か
の酸素補給手段が講ぜられる。例えばエアポンプによっ
て容器内に空気を導入したり、酸素ボンベから酸素を吹
き込む等の手段が講ぜられる。
しかしこれらの方法は電源を必要としたり装置の重量が
重く、操作が複雑であったり高圧下での作業上危険を伴
うなどの欠点がある。
他方金属過酸化物およびペルオクソ酸塩が水またけ湿気
によって分解して酸素を発生することは古くから知られ
ている。特にある種の分解促進物質が存在すると分解が
促進され酸素が比較的短時間に発生するので、この原理
を応用して酸素を補給しようとする試みが従来から報告
されている。
しかし、金属過酸化物またはベルオクン酸塩は水と反応
する時には酸素の他に過酸化水素やアルカリその他の水
溶性有害物質を生成するので、特に水中の溶存酸素を補
給したい場合、それらまたは中 酸素発生剤自体の微粒子が水栂に浮遊し、あるいは水に
溶解して生物の生存環境を汚染することがさけられない
。また、これら酸素発生剤の効果を高めるために酸や触
媒などを用いることも試みられているが、それらも環境
汚染の原因となるおそれがある。
これらの望ましくない水中での汚染を防止しようとして
、種々の試みが報告されている。
例えば、水に不溶性の過酸化物、触媒および水質調整剤
からなる混合物を固形化する方法(特開昭6O−176
904)、アルカリ土類金属過酸化物とクエン酸、リン
ゴ酸または硫酸アルミニウムからなる混合物を用いる方
法(特開昭6l−68304)、特定割合の過酸化カル
シウム、石膏またはケイ砂、第一燐酸カルシウム、二酸
化マンガンおよびカーボンからなる混合物を加圧成形す
る方法(特開昭6l−776o5)などが知られている
。しかしこれらのいずれの方法も、水の汚染を完全ては
防止できないばかbでなく、長時間にわたって酸素を水
中に放出するという性能において十分でない。
発明が解決しようとする問題点 長時間にわたって酸素を放出しかつ水や設置周辺を汚す
ことが少なく、かつ簡単に扱える酸素補給器の開発が求
められている。
問題点を解決するだめの手段 本発明者らは前記したような問題点を解決すべく鋭意研
究を重ねだ結果本発明に至った。即ち本発明は、容器の
一部又は全部が酸素および水蒸気を透過し水を透過しな
い膜から製造されてなる容器内に金属過酸化物まだはベ
ルオクン酸塩を包蔵せしめたことを特徴とする酸素補給
器を提供すルオクソ酸塩の具体例としては過酸化ナトリ
ウム、過酸化カリウム、過酸化リチウム、過酸化マグネ
シウム、過酸化カルシウム、過酸化バリウム、過酸化唾
鉛、過酸化チタン、過酸化鋼、ベルオクン炭酸ナトリウ
ム、ベルオクン炭酸カリウム、ベルオクン炭酸マグネシ
ウム、ベルオクソ炭酸カルシウム、ベルオクンはう酸カ
リウム、ベルオクンはう酸ナトリウム、ペルオクソはう
酸マグネシウム。
ベルオクンはう酸カルシウム、ベルオクノ硫酸カリウム
、ペルオクン硫酸ナトリウム、ベルオクノ硫酸マグネシ
ウム、ベルオクン硫酸カルシウム。
ベルオクソ硫酸バリウム、などの金属の過酸化物及びベ
ルオクノ酸塩があげられ、これらは水又は水蒸気と反応
して過酸化水素または酸素を発生する。これらの金属過
酸化物、ベルオクン酸塩の中にはそれ自体水に易溶性の
ものもあれば難溶性のものもあるが1本発明ではそのい
ずれも使用可能である。また、これらの金属過酸化物、
ペルオクン酸塩類が水、水蒸気またはその他の反応性物
質と反応した結果生ずる生成物が水溶性であってもさし
つかえない。
本発明の酸素補給器では酸素および水蒸気を透過しない
膜からなる容器内に上記のような金属過酸化物又はベル
オクン酸塩を包蔵させるものであり、かかる膜は膜自体
が水に不溶であって酸素および水蒸気を透過し、かつ水
を実質的に透過しないものであり膜を介して水中て乾燥
空気を加圧導入とするとき膜面から水中に気泡が現れる
が空気側を常圧にしても水は空気側に侵出せず空気側の
湿度が上昇するのみというような膜が用いられる。
例えばポリエチレンやポリプロピレンのようなポリオレ
フインに炭酸カルシウムなどの不活性無機物の微粒子を
混合してフィルムに成形した膜は酸素や水蒸気などの気
体は抵抗なく透過するが会合して巨大分子化した液体の
水は透過しない程度の微細孔を持っているので使用可能
である。又多孔性ポリテトラフルオロエチレンフィルム
、および織布まだは不織布の表面にポリウレタンなどの
高分子薄膜をコーティングして得られる微細孔を有する
膜も透過性に関して同様な性質を持っているので使用可
能である。また、調節された微細孔を有スるセラミック
ス膜などの目的に使用できる。
本発明で用いる酸素および水蒸気を透過し水を透過しな
い膜から製造されている容器は、該膜のみで袋状に成形
されたものであってもよいし、プラスチック、金属、ガ
ラス、セラミックスその他の不活性材料で成形した容器
の壁の一部分が前記膜でできていてもよい。但し容器自
体は使用時。
水が浸入しないように水密に封ぜられている必要がある
。このような容器に包蔵せしめておく金属過酸化物、ペ
ルオクン酸塩の形状としては粉末状のままでもよ(、ま
たは紙、布、不織布など通気性のシートで包んであって
もよく、あるいは錠剤や粒状であってもよい。
前記したような膜からなる水密された容器には前記金属
過酸化物又はベルオクン酸塩の他に本発明の酸素補給器
の機能を補佐するための物質を含むことができる。例え
ばそれらの酸素発生材の酸素発生能を高めるために、ク
エン酸、リンゴ酸。
酸性白土、酒石酸、明ばん、アスコルビン酸のような固
形酸を混合してもよい。
また、副生ずることがある過酸化水素を分解するため、
およびその他の目的で二酸化マンガン、活性炭、金属粉
、アルカリ、無機多孔質物質、吸湿性物質、増量材、重
量付与材などを一緒に包蔵せしめておいてもよい。
本発明の酸素補給器はこれを水中に投入すると膜を透過
して水蒸気が本容器内に浸入し、容器内の金属過酸化物
又はペルオクン酸塩と反応して酸素または過酸化水素を
発生する。過酸化水素が発生した場合も酸素と水に分解
され結局はいずれの場合も酸素だけが膜を透過して水中
に溶存酸素としてまたは気泡として拡散する。従って1
本酸素補給器を使用したことによる水質汚染等の問題は
全く発生しない。酸素の発生量は酸素補給器内に浸入し
た水蒸気量に関係し、その水蒸気量は水温。
水圧(水槽などの深さ)によって変わるが1例えば水温
が高(水中溶存酸素量が少ないとらは本容器内の水蒸気
圧は高まるので酸素発生量が自動的に多くなり、水中の
酸素欠乏を補うのに好都合である。水槽が深い場合も同
様である。本発明の酸素補給器が水中におかれていない
場合でも例えば通常容器内に収容されている生物の場合
その生息環境には必ず一定の水蒸気圧は存在するから例
えば湿ったおがくず内の海老、カニ等の生存に必要な酸
素も本発明の酸素補給器により安全に供給できる。
本発明の酸素補給器は前記した膜を透過し浸入してきた
水蒸気量に対応して酸素を発生するものであるから、酸
素の発生持続時間は長くかつ比較的一定している。その
持続時間ならびに単位時間当たりの酸素発生量は酸素補
給器内の金属過酸化物又はペルオクソ酸塩の量、各種助
剤の量や配合形態、剤形1本膜の種類や表面積などによ
って調節できるので使用目的に応じて制御することがで
きる。
本発明の酸素補給器の用途は特に限定されるものではな
いが、魚介類の制限された水槽内またはおが(ずなどの
湿った媒体中での飼育、輸送、または保管1作物栽培用
水の酸素補給、鮭肉、生花。
果実野菜類の保存、養生、また酸素欠乏による嫌気性腐
敗変質の防止などに有効に利用できる。
実施例 実施例により本発明を更に具体的に説明する。
実施例1〜4 過酸化カルシウム(日本パーオキサイド環”カルオキン
”)11と下記表に示した重量のクエン酸を粉末状態で
混合し、ポリオレフィン系透湿性フィルム(三菱化成製
KT−50)でつくった約2 ctnX 51mの袋に
水密封入して本発明の酸素補給器を製作した。この透湿
性フィルムはJ工SP8117の方法で測定した時の酸
素透過性が1o od当りb 700秒、:rxS z
o2oaの方法で測定した時の透湿性が4200f/−
・24 hrであり、0、I KP/ cm  の水圧
下で水を透過しなかった。
比較のため、実施例1〜4と同じ組成物を布(綿ブロー
ド)の袋に実施例と同様に封入して比較例1〜4の酸素
補給器を製作した。
本発明の効果を示すために次の試験を行った。
実施例および比較例の各酸素補給器をそれぞれ300H
の水(pH7,1)中に固定し1時間の経過と共に浴水
のpHと酸素ガスの発生量を測定した。
結果を下の表に示す。
実施例1〜4の場合は全て浴水のpHが実質的に変化せ
ず24時間後もなお酸素の発生が持続していることがわ
かる。(pHの変化がないということは酸素発生材の分
解物が水中ば溶出していないということを示す。)これ
に対して比較例1〜4の場合は浴水のpHが著しく変化
し酸素発生は24時間以内にほとんど停止してしまった
実施例5 直径35間深さ50門の円筒状のガラスびんにベルオク
ソ炭酸ナトリウムの乾燥粉末17を入れガラスびんの開
口部を多孔質ポリテトラフルオロエチレンフィルム(ジ
ャパンボアテックス社製” C) OR’E −T E
X ” )で水密に覆って本発明の酸素補給器を製作し
た。
この酸素補給器を重りを付けてIn2の水槽に沈めたと
ころ、約5分後にはフィルム部表面に気泡が現れ、24
時間以上にわたって酸素ガスを発生し続けた。この間、
水槽内の水のpHに変化は見られなかった。
実施例6 ポリオレフィン系通気性フィルム(三井東圧化学製″エ
スポアール” P M −1)は酸素透過性が100d
当たり2000秒、透湿性が16002/ff11・2
4時間であり、実質的に水を透過しなかった。
このフィルムで2−×5−の袋を作り、この中にベルオ
クンはう酸ナトリウム17および二酸化マンガン0.2
?の混合物を入れて水密に封じ本発明の酸素補給器を製
作した。
このものは水中で適量の酸素を24時間以上にわたって
発生し続け、水を汚染しなかった。
実施例7 実施例6と同様な容器にベルオクンニ硫酸カリウム1f
!とりん酸二ナトリウム0.52の混合物を水密に封入
して本発明の酸素補給器を製作した。
このものは水中で適量の酸素を24時間以上にわたって
発生し続け、水を汚染しなかった。
発明の効果 水等の環境汚染することなく、適量の酸素を長時間に亘
って放出し続ける酸素補給器が得られた。
特許出願人  日本化薬株式会社 一13完−

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、容器の一部又は全部が酸素及び水蒸気を透過し水を
    透過しない膜から製造されてなる容器内に金属過酸化物
    又はペルオクソ酸塩を包蔵せしめたことを特徴とする酸
    素補給器
JP15433587A 1987-06-23 1987-06-23 酸素補給器 Pending JPS63319203A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110800666A (zh) * 2019-11-16 2020-02-18 汪辉 一种用于珍珠蚌养殖的载体置换式生态养殖方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110800666A (zh) * 2019-11-16 2020-02-18 汪辉 一种用于珍珠蚌养殖的载体置换式生态养殖方法
CN110800666B (zh) * 2019-11-16 2021-10-01 汪辉 一种用于珍珠蚌养殖的载体置换式生态养殖方法

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