JPS63310995A - 酸化皮膜を有するアルミニウム系金属の表面処理剤 - Google Patents

酸化皮膜を有するアルミニウム系金属の表面処理剤

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JPS63310995A
JPS63310995A JP14740487A JP14740487A JPS63310995A JP S63310995 A JPS63310995 A JP S63310995A JP 14740487 A JP14740487 A JP 14740487A JP 14740487 A JP14740487 A JP 14740487A JP S63310995 A JPS63310995 A JP S63310995A
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aluminum
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oxide film
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Seishiro Ito
征司郎 伊藤
Shiro Manaka
間中 四郎
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FUJITA SHOJI KK
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FUJITA SHOJI KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (、)産業上の利用分野 本発明は、酸化皮設を有する、アルミニウム又はアルミ
ニウムを含む合金などのアルミニウム系金属における当
該酸化皮設の表面部を耐色性、耐候性の優れた不透明な
パステルカラーに着色する、酸化皮設を有するアルミニ
ウム系金属の表面処理方法に関する。
(b)従来の技術  、 近時、生活様式や嗜好の変化に伴い、建材、銘板、装飾
用品、日用品又は車両等に使用されるアルミニウム系金
属製品を着色することが要求されており、特に、日用品
、装飾用品、車両や建材等の分野ではパステル調に着色
したアルミニウム系金属製品かで者に穏やか且つ暖かい
感じを与えることから強く要請されている。
従来、アルミニウム系金属半製品をパステルカラーに着
色する方法として、以下に述べる表面処理方法が提案さ
れている。
即ち、陽極酸化皮設を有するアルミニウム系金属半製品
を、■カルシウム塩、マグネシウム塩、亜鉛塩及びアル
ミニウム塩の少なくとも1種の金属塩と硫酸を含む溶液
に浸漬又はその溶液中で電解した後、■この処理した陽
極酸化皮設の微細孔中における上記塩からの生成物と反
応して白色乃至灰白色の化合物となる物質の1種以上を
含む溶液に浸漬又はその溶液中で電解し、これによって
、上記陽極酸化皮設を白色乃至灰白色に着色した後、■
金属基或いは染料を坩いて着色するものである(特開昭
GO−197897号公報)。
(e)発明が解決しようとする問題点 しかしながら、この方法は陽極酸化皮設を有するアルミ
ニウム系金属半製品を上記の■乃至■の工程を経てパス
テル調に着色するものであるから工程数が多くなり、し
かも、複数の電解・反応装置やこれらに付帯する設備、
更に水洗装置を要し、加えて、それらを管理する人員が
必要となる結果、製造コストが茗しく、高くなるのであ
る。
又、この方法は、電解工程も含まれるが、この場合、電
解液や電解条件の管理が困難であり、しかも電流密度が
二ツノ部や凸部に集中し、被処理体であるアルミニウム
系金属半製品の中心部や凹部での電流密庫が小さくなっ
て反応が不充分となり、このため色ムラが生じて不良品
が発生する場合があった。
更に、上記製造方法は再電解を行うためラフキングのズ
レを生じ、このズレが生じた場合、電極が絶縁部(Af
20iで被覆された箇所)と接触し通電不良となる場合
があった。
(d)間に点を解決するための手段 本発明者らは、上記問題点を解決すべ(多年に亘って鋭
意検討を重ねた結果、酸化皮設を有するアルミニウム系
金属半製品の表面を一挙にパステル調に着色するには、
加水分解により有色の水和金属酸化物類を生成する第1
の金属塩を用い、しかも、驚くべきことに、この金属塩
の水溶液に染料及び/又は:jS2の金属を溶解して成
る表面処理剤に上記アルミニウム系金属半製品を浸漬す
るだけでその表面を優れた特性のパステルカラーに着色
しうろことを見い出し、本発明を完成するに至ったもの
である。  ゛ 即ち、本iE!第1の発明の表面処理剤は、加水分解に
より白色乃至灰白色の水和金属酸化物類を生成する第1
の金属塩と染料を必須成分とすることを特徴とするもの
である。
本願第2の発明の表面処理剤は、加水分解により白色乃
至灰白色の水和金属酸化物類を生成する第1の金属塩と
染料および有機系極性溶媒及び/又はキレート化合物を
必須成分とすることを特徴とするものである。。
本M第3の発明の表面処理剤は、加水分解により白色乃
至灰白色の水和金属酸化物類を生成する第1の金属塩と
、第2の金属塩および染料を含む水溶液から成ることを
特徴とするものである。
本願第4の発明の表面処理剤は、加水分解により白色乃
至灰白色の水和金属酸化物類を生成する第1の金属塩と
染料および定着性珪酸塩を必須成分とすることを特徴と
するものである。
本願第5の発明の表面処理剤は、加水分解により白色乃
至灰白色の水和金属酸化物類を生成する第1の金属塩と
染料更に有機系極性溶媒及び/又はキレート化合物およ
び定着性珪酸塩を必須成分とすることを特徴とするもの
である。
本願第6の発明の表面処理剤は、加水分解により白色乃
至灰白色の水和金属酸化物類を生成するmiの金属塩と
第2の金属塩更に染料および定着性珪酸塩を必須成分と
することを特徴とするものである。
本願第7の発明の表面処理剤は、加水分解により白色乃
至灰白色の水和金属酸化物類を生成する第1の金属塩と
第2の金属塩更に染料と有機系極性溶媒及び/又はキレ
ート化合物および定着性珪酸塩を必須成分とすることを
特徴とするものである。
以下、先ず、本I!第1の発明について詳細に説明する
即ち、本願の第1の発明は、加水分解により白色乃至灰
白色の水和金属酸化物類を生成する第1の金属塩と染料
を必須成分とする、酸化皮設を有するアルミニウム系金
属の表面処理剤である。
本発明に用いられる、酸化皮設を有するアルミニウム系
金属とは、アルミニウム又はアルミニウムを含む合金の
表面に、化学的或いは電気化学的(陽極酸化)に酸化皮
設を形成したアルミニウム系金属をいうが、特に陽極酸
化皮設を形成したものが、一層優れた特性のパステル屑
の皮膜が得られるから好ましい。
上記アルミニウム系金属に陽極酸化皮設を形成するには
、公知の陽極酸化法が採用される。
例えば、硫酸、リン酸、クロム酸等からなる無機酸、シ
ュウ酸、パラ7エ/−ルスルホン酸、スルホサリチル酸
、マロン酸等からなる有機酸又は水酸化ナトリウム、リ
ン酸三ナトリウム等からなる水溶液中で、直流、交流、
パルス、PR波又は交直重畳法による電解によって陽極
酸化皮設が形成される。
本発明に用いられる第1の金属塩は、加水分解により白
色乃至灰白色の水和金属酸化物類を生成するものであっ
て、水に可溶性或いは難溶性の金属塩であれば特に限定
されるものではない。
上記金属塩の好ましい実施態様としては、チタニ・クム
塩、亜鉛塩、カルシウム塩、バリウム塩、ストロンチウ
ム塩、マグネシウム塩又はアルミニウム塩よりなる群か
ら選ばれた少なくとも1種が挙げられる。
この場合、上記金属塩としては、チタニウム塩とこれ以
外の加水分解により白色乃至灰白色の水和金属酸化物類
を生成する金属塩から成るものであり、このように構成
することにより、一層、耐色性、耐光性の優れたパステ
ルカラーの皮膜が得られるから望ましい。
上記金属塩の濃度としては0.01〜200g/l、特
に好ましくはo、i〜loOg/Nとするのが望ましく
、0.01g/1未満では濃度が茫くなり過ぎて充分に
緻密な皮膜が得られない場合があり、逆に200s/l
を超えると濃度が高くなり過ぎて液温が下がると(例え
ば冬期)金属塩が析出して濃度が変化し、この結果、水
溶液の管理が困難になったつ、或いは特性が悪化する場
合があるから好ましくない。
本発明の表面処理剤は、上記第1の金属塩と染料を必須
成分とするが、この染料としては、アルミニウム系金属
の酸化皮設に、浸透、着色しうるちのであれば特に限定
されるものではない。
上記染料としては、水溶性のものであれば特に限定され
ないが、例えば、直接染料、酸性染料(食用色素も含む
)、塩基性染料、媒染・酸性媒染染料、反応染料、蛍光
染料等が挙げられる。
上記染料の濃度としては、0.01〜100g/l・、
好ましくは0.1〜50g/Nの範囲とするのが望まし
く、その濃度が、O,O1g/1未満であると濃度が薄
(なり過ぎて均−且つ優れた特性の皮膜を得難く、一方
100g/llc超えると溶解性に限界が生じるととも
に不経済である。
そして、上記第1の金属塩と染料を含む水溶液はそのp
llが0.5〜8の範囲、特に1.5〜5の範囲に調整
するのが望ましく、pHが0.5未満になると酸性度が
高くなり過ぎてアルミニウム系金E4表面の酸化皮設が
破壊される恐れがあり、又、逆にpllが8を超えると
上記金属塩が加水分解されて表面処理斉4が保存中や取
扱い中に濁りが生ずるのであり、しかも酸化皮設を有す
るアルミニウム系金属を浸漬又は電解した際、加水分解
により生成した白色乃至灰白色の水和金属酸化物類の粒
子が大きくなり過ぎて上記アルミニウム系金属の表面部
(酸化皮設部)に侵入できな(なったり、或いは緻密な
皮膜が得られなくなる恐れがあるから好ましくな(、従
って、pHを1.5〜5の範囲にするのが最も望ましい
そして、上記pHの範囲では、水和金属酸化物類が数分
子集合した無色透明乃至わずかに濁りのあるヒドロシル
になっているものと解される。
上記pl+調整調整口ては、硫酸、リン酸等の無機酸、
酢酸、クエン酸、コハク酸、グルフン酸、グリシン、マ
ロン酸、修酸、ギ酸等の有機酸、アルカリ金属の水酸化
物、炭酸塩又は重炭酸塩、アンモニア、有機酸のアルカ
リ金属塩等が挙げられる。
又、池のpH調整剤としては、塩基性のアミン類も有効
である。
かかるアミン類としては、メチルアミン、エチルアミン
等の脂肪族第一アミン、ジメチルアミン、ジメチルアミ
ン等の脂肪族第二アミン、トリメチルアミン、トリエチ
ルアミン等の脂肪族第三アミン、アリルアミン、ジアリ
ルアミン等の脂肪族不飽和アミン、シクロプロピルアミ
ン、シクロヘキシルアミン等の脂環式アミン、アニリン
、メチルアニリン等の芳香族アミンなどが挙げられる。
これらの酸又は塩基或いは有機酸のアルカリ金属塩やア
ミン類は1種類を用いてもよいし、2191以上を併用
してもよ(、特にその併用がより有効な場合もある。
次に、本願第2の発明について詳細に説明する。
本願第2の発明は、本願第1の発明の改良に係るもので
あり、その要旨は、加水分解により白色乃至灰白色の水
和金属酸化物類を生成するfjSlの金属塩と染料およ
び有機系極性溶媒及び/又はキレート化合物を必須成分
とするものである。
即ち、本M第2の発明は、本m第1の発明の表面処理剤
に、有機系極性溶媒及び/又はキレート化合物を添加し
てなるものであり、その池の要件、例えばPt51の金
属塩の種類及び濃度、更に表面処理剤のpi範囲やp)
l調整剤等は第1の発明と同様である。
つまり、■上記第1の金属塩と染料及び有機系極性溶媒
を必須成分とするものでもよく、これに代えて、 ■上記第1の金属塩と染料及びキレート化合物を必須成
分とするものでもよく、更に、これらに代えて、 ■上記第1の金属塩と染料及び有機系極性溶媒及びキレ
ート化合物を必須成分とするものでもよいのである。
本発明に用いられる染料としては、本願第1の発明にお
いて用いられる染料のほかに、バット染料や油溶性染料
が用いられる。
即ち、本M第2の発明においては、有機系極性溶媒が用
いられる場合があるが、この場合、この有機系極性溶媒
に溶解性のバット染料や油溶性染料を用いることが可能
である。
上記有機系極性溶媒としては、水溶性の極性溶媒であれ
ば特に限定されるものではな(、具体的には、例えばメ
タノール、エタノール等の低級7ルフール チルケトン等のケトン類、エーテル、クエチルエーfル
等のエーテル類、メチルアミン、エチルアミン、モノエ
タノールアミン、シエタ/ールアミン又はトリエタノー
ルアミン等のアミン類、エチレングリコール、ノエチレ
ングリコール、プロピレングリコール、ポリエチレング
リフール等のグリコール類、グリセリン、テトラヒドロ
7ラン、ツメチルホルムアミド、ツメチルアセトアミド
等が挙げられるが、これらのうちアミン類が封孔の際の
水和金属酸化物類の脱離、つまr)脱色を防止しうるか
ら好ましい。。
又、上記有機系極性溶媒の濃度としては0.  1〜5
0容量%とするのが好ましい。
即ち、表面処理剤中に、上記有機系極性溶媒を含有させ
ることによって、酸化皮設を有するアルミニウム系金属
を浸漬するだけでその表面部に一層個れた特性のパステ
ルカラーの皮膜を形成し得るのであるが、有機系極性溶
媒の濃度が0.1容量25未満では巧くなり過ぎて充分
な効果が得られない場合があり、逆に50容量%を超え
ると)濃度が高くなり過ぎて金属塩の溶解性に影響を与
えるから好ましくない。
又、本発明に用いられるキレート化合物は、表面処理剤
中の金属イオンの安定性や、註表面処理剤中において、
上記アルミニウム系金属を浸漬又は電解した際、その表
面部(酸化皮設部)で生成する水和金属酸化物類のゾル
を安定化させるだけでなく、特に、酸化皮設を有するア
ルミニウム系金属の当該酸化皮設部に上記水和金属酸化
物類を極めて容易に、しかも均−且つ強固に結合させる
のである。
上記水和金属酸化物類とは金属酸化物に1以上の水分子
が配位しているもの、水和金属酸化物又は金属水酸化物
或いはこれらの集合物等をいう。
上記キレート化合物の具体的な代表例としては、エチレ
ンジアミン四酢酸やそのナトリウム塩、トランス−1,
2−シクロヘキサンジアミン四酢酸、ジエチレントリア
ミン五酢酸、エチレジアミンニ酢酸、3,6−シオキサ
ー1,8−オクタンジアミン四酢酸、N−(2−ヒドロ
キシエチル)エチレンジアミン三酢酸、N−(2−ヒド
ロキシエチル)イミノニ酢酸、トリエチレンテトラミン
六酢酸等のポリアミノカルボン酸類、エチレンジアミン
等のノアミソ類、ジエチレントリアミン等のトリアミン
類、トリエタ/−ルアミン、トリエチレンテトラミン等
の一分子中に2以上のアミン基を有するアミン化合物、
アセト酢酸エチル、ニトリロ三酢酸、ホルマリン、修酸
、マレイン酸、酒石酸、リンゴ酸、クエン酸、コハク酸
、グルフンe 又ハクリシン等の多塩基酸及びこれらの
可溶性金属塩等が挙げられる。
これらの中には水に不溶のキレート化合物も含まれるが
、有機系極性溶媒を加えることにより、つまり水と有機
系極性溶媒との混合物には溶解するのである。
上記キレート化合物の濃度としては、用いる金属塩、又
必要により添加される有機系ム性溶媒の種類や濃度によ
っても異なるが、一般に0.1〜50g/lの範囲が好
ましく、0.1g/lf未満では効果が乏しくなり、逆
に50g/lを超えると効果に限界が生じると共に金属
塩の溶解性に形τを与える場合があるから望ましくない
更に、本願第3の発明について詳細に説明する。
本H第3の発明は、本頴第1の発明の改良にかかるもの
であり、本願第1の発明の表面処理剤に第2の金属塩を
添加してなるものであ、す、その池の変性、例えば第1
の金属塩や染料の種■及び濃度、更に表面処理剤のpH
範囲やpH調整剤等は@1の発明と同様である。
上記第2の金属塩は、加水分解により生成した水和金R
酸化物類が有形色であると有彩色であるとを問わず、乾
燥することによって有形色のvJ質を生成するものであ
れば特に限定されるものではない。
具体的には、例えば鉄塩、コバルト塩、インジウム塩、
クロム塩、亜セレン酸等のセレン化合物、カドミワム塩
、錫塩、胴塩、鉛塩、ニッケル塩、マンガン塩又はバナ
ノウム塩等の少なくとも1種の金属塩が挙げられる。
上記金属塩の濃度としては、用いる金属塩の種類や濃度
、更に要求されるパステルカラーの色調等にもよるが、
一般に、1〜200g/l、特に好ましくは5〜100
g/lとするのが望ましく、1g/(1未満では濃度が
薄くなり過ぎて充分に緻密なパステル調の皮膜が得られ
ない場合があり、逆に200g/lを超えると濃度が高
(なり過ぎて液温が下がると(列えぼ冬期)金属塩が析
出し、この植果、表面処理剤の管理が困難になる場合が
あるから好ましくない。
そして、本発明は、上記のf51の金属塩、染料及び第
2の金属塩を11み合わせることによって、酸化被膜を
有するアルミニウム系金属の表面部を所望の色に着色さ
せることができるのであり、しかも、これによって、ア
ルミニウム系金属の酸化皮設部にパステルカラーの緻密
な皮膜を一挙に形成しうるのである。
次に、本願第4の発明について詳細に説明する。
本M第4の発明は、本R第1の発明の改良に係るもので
あり、本IJ1第1の発明の表面処理剤に定着性珪酸塩
を添加してなるものであり、その他の71X:件、例え
ば第1の金属塩や染料のMi類及び濃度、更に表面処理
剤のpl+範囲やpl+調整剤等は第1の発明と同様で
ある。
即ち、本願第1の発明の表面処理剤に定着性珪酸塩を添
加すると、酸化皮設を有するアルミニウム系金属の表面
部(酸化皮設81S)をmlの金属塩と塗料で着色し、
これを封孔する際に定着性珪酸塩が上:2着色皮膜を上
記表面部に定着してその親離を防止し、これによって封
孔の際の脱色を防止するのである。
かかる定着性珪酸塩としては、水又は有機系極性溶媒及
び/又はキレート化合物の水溶液に溶解或いは微粒子状
で分散するものであれば特に限定されるものではなく、
具体的な代表例としては、珪酸ナトリウム、珪酸カリウ
ム又は珪酸リチウム等の可溶性珪酸アルカリ、又、珪酸
アルミニウム、珪酸アルミニウムカリウム、珪酸アルミ
ニウムナトリウム、珪酸アルミニウムカルシウムの微粒
子状水分散液等が挙げられる。
又、上記定着性珪酸塩の濃度としては、用いる有機系極
性溶媒やキレート化合物の種類や濃度、更に珪酸塩の種
類等によっても異なるが、通常、0.1〜100E/1
、好ましくは0.5〜50g/lの範囲とするのが望ま
しい。
本願第5の発明は、本願tjS1の発明の改良に係るも
のであり、本願第1の発明の表面処理前qに有(茂系極
性溶媒及V/又はキレート化合物及び定着性珪酸塩を添
加してなるものであり、その他の要件、例えば第1の金
属塩の種類や濃度、更に、表面処理剤のpl+範囲及1
/pH調整剤は本願第1の発明の表面処理剤と同様であ
る。
本発明に用いられる染料としては、本H第1の発明にお
いて用いられる染料のほかに、バット染料や油溶性染料
が用いられる。
即ち、本M第5の発明においては、有機系極性溶媒が用
いられる場合があるが、この場合、この有機系極性溶媒
に溶解性のバ・ノド染料や油溶性染料を用いることが可
能である。
上記有機系極性溶媒及び/又はキレート化合物の種類や
濃度は本願fjIJ2の発明に用いられるものと同様で
ある。
又、定着性珪酸塩のM類や濃度としては、本願第4の発
明に用いられるものと同様である。
本願第6の発明は本願第1の発明の改良に係るものであ
り、本願fjSlの発明の表面処理剤に第2の金属塩及
び定着性珪酸塩を添加してなるものであり、その他の要
件、例えば第1の金属塩や染料の種類及び濃度、更に表
面処理剤のpH範囲やp)l調整剤は本wi第1の発明
の表面処理剤と同様である。
上記第2の金属塩の種類や濃度としては本願第3の発明
に用いられるものと同様である。
本M第7の発明は本II第1の発明の改良に係るもので
あり、本M第1の発明の表面処理剤に12゛の金属塩、
有8!系極性溶媒及び/又はキレート化合物更に定着性
珪酸塩を添加してなるものであり、その池の要件、例え
ば第1の金属塩の種類及び濃度、は本i!¥)1の表面
処理剤と同様である。
本発明に用いられる染料としては、本WET!mlの発
明において用いられる染料のほかに、バット染料や油溶
性染料が用いられる。
即ち、本願第7の発明においては、有機系極性溶媒が用
いられる場合があるが、この場合、この有機系極性溶媒
に溶解性のバット染料や油溶性染料を用いることが可能
である。
又、有+′Ij、系極性溶媒及び/又はキレート化合物
のFi類や濃度としては本願第2の発明と同様である。
更に、上記第2の金属塩の種類や濃度としては、本願第
3の発明と同様である。
又、本発明に用いられる定着性8.酸塩の種類や濃度と
しては、本願第4の発明と同様である9次に、本発明の
表面処理剤の使用例を以下に述べる。
酸化皮設を有するアルミニウム系金属の表面をパステル
調に着色するにあたり、上記表面処理剤を処理槽に仕込
み、所望により水及び/又は有(凌系極性溶媒或いはキ
レート化合物、更に定着性珪酸塩で濃度調整をしたり、
pl+34整剤でpl+調整を行い、該処理液の温度を
、通常、室温〜75℃、好ましくは30〜70℃に調筋
し、この溶液に上記アルミニウム系金属を、通常10秒
〜30分、好ましくは1分〜20分間浸漬すると、特性
の優れたパステルλの歇密且っ均一な皮膜が一回の処理
で得られるのである。
又、本発明の表面処理剤は、当該表面処理剤中に酸化皮
設を有するアルミニウム系金属を単に浸漬するだけで均
一なパステルカラーの着色皮膜が得られるのであり、従
って、電解着色にも利用できるが、電解による着色方法
としては、公知の電解着色法、例えば交流電解着色法、
直流電解着色法、又は交着重畳法等のその他の電解着色
法を採用しうるのである。
この場合、電解条件は、表面処理剤の液温が室温〜80
”C,好ましくは30〜70℃、電圧1〜SOV、電流
密度1〜150A/檀2、電解時間1分〜60分間であ
る。
(e)作用 本発明は、上記構成を有し、表面処理剤中に第1の金属
塩と染料が含有されているから、酸化皮設を有するアル
ミニウム系金属を浸漬することによるpl+の変化によ
って当該酸化皮設部に上記パステルカラーの生成物が析
出する作用を有するのである。
又、表面処理剤中に有機系極性溶媒を加えると、該有機
系極性溶媒がパステルカラーの水和金属酸化物類におけ
るヒドロシル中のコロイド粒子に配位している水分子や
上記酸化皮設に配位している水分子を奪って上記アルミ
ニウム系金属の表面部において、微細な上記水和金属酸
化物類のヒドロシルを連続的に生成させる作用も有する
のである。
更に、表面処理剤中にキレート化合物を添加すると、該
キレート化合物が金属イオンや、pHの変化により生成
したパステルカラーの生成物のヒドロシルを安定化させ
るだけでなく、特に、酸化皮設を有するアルミニウム系
金属の当該酸化皮設部に上記水和金属酸化物類を極めて
容易に、しがち均−且つ強固に結合させる作用を有する
のである。
そして、本発明において、表面処理剤中に定着性珪酸塩
を添加するとpHの変化などによって生成した水和金属
酸化物類をアルミニウム系金属の酸化皮設部に定着させ
、これによって封孔の際の水和金属酸化物類の脱離、つ
まりアルミニウム系金属の肌色を確実に防止することが
でき、この結果、一層優れたパステルカラーの皮膜を得
ることができる作用を有するのである。
特に、本発明の表面処理剤において、第2の金属塩や染
料を添加してなるものはその組み合わせによって所望の
パステルカラーの皮膜を形成したり、種々の特性の均一
な皮膜を形成しうる作用を有するのである。
(f)実施例 以下、本発明を実施例に基づき詳細に説明するが、本発
明はこれに限定されるものではない。
実施例1〜11 実施例1〜11の表面処理剤の組成を第1表に示した。
(以下余白) ;1こ尤僅例 12〜22 実施例12〜22の各々の表面処理剤の組成を[2表に
示す。
実施例23〜34 実施例23〜34の各々の表面処理剤の組成を:jS3
表に示す。
(以下余白) 実施例35〜45 実施例35〜45の各々の表面処理剤の組成を第・1表
に示す 実施例46〜56 実施例4c〜56の各々の表面処理剤の組成を第5表に
示す。
実施例57〜67 実施例57〜67の各々の表面処理剤の組成を第6表に
示す。
実施例68〜78 実施例68〜78の各々の表面処理剤の組成を第7表に
示す。
実施例79〜90 実施例79〜90の各々の表面処理剤の、I11成を第
8表に示す。
実施例91〜101 実施例91〜101の各々の表面処理剤の組成を第9表
に示す。
実施例102〜112 実施例102〜112の各々の表面処理斉すの組成を第
10表に示す。
実施例113.〜123 実施例113〜123の各々の表面処理剤の組成を第1
1表に示す。
実施例124〜135 実施例124〜135の各々の表面処理剤の組成を:j
S12表に示す。
実施例136〜14G 実施例136〜1・16の各々の表面処理剤の組成を第
13:&に示す。
(以下余白) 実施例7 (その2) 比較例 上記の陽極酸化皮設を形成した純アルミニウム板を酢酸
カルシウム30./l及び硫酸0.5g/lの水溶液中
で温度30℃の条件下、交流電圧20■で10分間電解
し、水洗後、リン930s/lの水溶液中で温度30℃
の条件下、交流電圧20Vで10分間電解してアルミニ
ウム板の表面に白色皮膜を得た。
かくして得られた白色皮膜付きアルミニウム板を酢酸ニ
ッケル10g/lの水溶液中において温度98℃で封孔
することにより緑色の皮膜を得た。
(以下余白) 第14表に色調の結果を示す通り、実施例では、酸化皮
設を有するアルミニウム系金属を浸漬するだけでその表
面にパステル調の均−且つ緻密な着色皮膜を形成できる
のであり、しかも色ムラは認められなかった。
本発明の表面処理剤において、有機系極性溶媒及び/又
はキレート化合物を添加したものは一層容易に陽極酸化
皮設を着色できることが認められた。
又、本発明の表面処理剤において、定着性珪酸塩を添加
すると、これが、封孔の際において、有色(パステル調
)の水和金属酸化物類をアルミニウム系金属の表面部(
酸化皮設部)に定着してその脱離、つまり脱色を防止し
、これによって、一層優れた特性の皮膜が得られること
が認められた。
上記各実施例は浸漬法によって着色したものであるが、
これに代えて、電解法でも良好な着色皮膜が得られるこ
とが認められた。
これらに対して比較例のものは色ムラが大で実用性に欠
けると共に、耐候性についても良好な結果が得られなか
った。
(g)発明の効果 本発明の表面処理剤は酸化皮設を有するアルミニウム系
金属を浸漬或いは電解するだけで上記皮膜をパステル調
の色彩に着色するものであり、又、反応のバラツキがな
く均−且つ緻密で耐候性に濠れたパステルカラーの皮膜
を一挙に形成しうる効果を有するのである。
又、本発明の表面処理品1を用い、浸漬法により上記酸
化皮設を不透明なパステルカラーに着色すると、電Mに
よる着色に比較して設@4費やランニングコストが著し
く安価になり、しかも反応条件や表面処理剤の管理が容
易である上、複雑な形状のものでも特殊な装置を使うこ
となく均一に着色しろる効果を有するのである。
更に、本発明の表面処理前1は、酸化皮設を有するアル
ミニウム系金属を単に浸漬するだけでその表面を化学的
に着色しうるから電解によっても着色することができる
のであり、しかも、この場合においては、従来のように
電解条件等を厳格にする必要がない効果を有するのであ
る。
特に、本発明の表面処理剤において、定着性珪酸塩を添
加すると、ま定着性珪酸塩が、封孔の際に、パステル調
の水和金属酸化物類をアルミニウム系金属の表面部(酸
化皮設81S)に定着してその脱離、つまり脱色を防止
し、これによって−7!!!優れた特性のパステルカラ
ーの皮膜が得られる効果を有するのである。

Claims (68)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)加水分解により白色乃至灰白色の水和金属酸化物
    類を生成する第1の金属塩と染料を必須成分とする、酸
    化皮膜を有するアルミニウム系金属の表面処理剤。
  2. (2)第1の金属塩がチタニウム塩、亜鉛塩、カルシウ
    ム塩、バリウム塩、ストロンチウム塩、マグネシウム塩
    又はアルミニウム塩より成る群から選ばれた少なくとも
    1種である特許請求の範囲第1項に記載の酸化皮膜を有
    するアルミニウム系金属の表面処理剤。
  3. (3)第1の金属塩が、チタニウム塩とこれ以外の加水
    分解により白色乃至灰白色の水和金属酸化物類を生成す
    る金属塩から成る特許請求の範囲第2項に記載の酸化皮
    膜を有するアルミニウム系金属の表面処理剤。
  4. (4)第1の金属塩の濃度が0.01〜200g/lで
    ある特許請求の範囲第1項乃至第3項のいずれかに記載
    の酸化皮膜を有するアルミニウム系金属の表面処理剤。
  5. (5)染料が直接染料、酸性染料、塩基性染料、媒染・
    酸性媒染染料、反応性染料、蛍光染料である特許請求の
    範囲第1項乃至第4項のいずれかに記載の酸化皮膜を有
    するアルミニウム系金属の表面処理剤。
  6. (6)染料の濃度が0.01〜100g/lである特許
    請求の範囲第5項に記載の酸化皮膜を有するアルミニウ
    ム系金属の表面処理剤。
  7. (7)加水分解により白色乃至灰白色の水和金属酸化物
    類を生成する第1の金属塩と染料および有機系極性溶媒
    及び/又はキレート化合物を必須成分とする、酸化皮膜
    を有するアルミニウム系金属の表面処理剤。
  8. (8)第1の金属塩がチタニウム塩、亜鉛塩、カルシウ
    ム塩、バリウム塩、ストロンチウム塩、インジウム塩、
    マグネシウム塩又はアルミニウム塩より成る群から選ば
    れた少なくとも1種である特許請求の範囲第7項に記載
    の酸化皮膜を有するアルミニウム系金属の表面処理剤。
  9. (9)第1の金属塩が、チタニウム塩とこれ以外の加水
    分解により白色乃至灰白色の水和金属酸化物類を生成す
    る金属塩から成る特許請求の範囲第8項に記載の酸化皮
    膜を有するアルミニウム系金属の表面処理剤。
  10. (10)第1の金属塩の濃度が0.01〜200g/l
    である特許請求の範囲第7項乃至第9項のいずれかに記
    載の酸化皮膜を有するアルミニウム系金属の表面処理剤
  11. (11)染料が直接染料、酸性染料、塩基性染料、媒染
    料・酸性媒染染料、バット染料、油溶性染料、分散染料
    、反応性染料、蛍光染料より成る群から選ばれた少なく
    とも1種である特許請求の範囲第7項乃至第10項のい
    ずれかに記載の酸化皮膜を有するアルミニウム系金属の
    表面処理剤。
  12. (12)染料の濃度が0.01〜100g/lである特
    許請求の範囲第11項に記載の酸化皮膜を有するアルミ
    ニウム系金属の表面処理剤。
  13. (13)有機系極性溶媒の濃度が0.1〜50容量%で
    ある特許請求の範囲第7項乃至第12項のいずれかに記
    載の酸化皮膜を有するアルミニウム系金属の表面処理剤
  14. (14)キレート化合物がポリアミノカルボン酸類、多
    塩基酸類又は一分子中に2以上のアミン基を有するアミ
    ン化合物である特許請求の範囲第7項乃至第13項のい
    ずれかに記載の酸化皮膜を有するアルミニウム系金属の
    表面処理剤。
  15. (15)キレート化合物の濃度が0.1〜50g/lで
    ある特許請求の範囲第7項乃至第14項のいずれかに記
    載の酸化皮膜を有するアルミニウム系金属の表面処理剤
  16. (16)加水分解により白色乃至灰白色の水和金属酸化
    物類を生成する第1の金属塩と、第2の金属塩および染
    料を含む水溶液から成る、酸化皮膜を有するアルミニウ
    ム系金属の表面処理剤。
  17. (17)第1の金属塩がチタニウム塩、亜鉛塩、カルシ
    ウム塩、バリウム塩、ストロンチウム塩、マグネシウム
    塩又はアルミニウム塩より成る群から選ばれた少なくと
    も1種である特許請求の範囲第16項に記載の酸化皮膜
    を有するアルミニウム系金属の表面処理剤。
  18. (18)第1の金属塩が、チタニウム塩とこれ以外の加
    水分解により白色乃至灰白色の水和金属酸化物類を生成
    する金属塩から成る特許請求の範囲第17項に記載の酸
    化皮膜を有するアルミニウム系金属の表面処理剤。
  19. (19)第1の金属塩の濃度が0.01〜200g/l
    である特許請求の範囲第16項乃至第18項のいずれか
    に記載の酸化皮膜を有するアルミニウム系金属の表面処
    理剤。
  20. (20)第2の金属塩が鉄塩、ニッケル塩、コバルト塩
    、マンガン塩、クロム塩、セレン化合物、カドミウム塩
    、錫塩、鉛塩、インジウム塩又はバナジウム塩より成る
    群より選ばれた少なくとも1種である特許請求の範囲第
    16項乃至第19項のいずれかに記載の酸化皮膜を有す
    るアルミニウム系金属の表面処理剤。
  21. (21)第2の金属塩の濃度が0.01〜100g/l
    である特許請求の範囲第16項乃至第20項のいずれか
    に記載の酸化皮膜を有するアルミニウム系金属の表面処
    理剤。
  22. (22)染料が直接染料、酸性染料、塩基性染料、媒染
    ・酸性媒染染料、反応性染料、蛍光染料である特許請求
    の範囲第16項乃至第21項のいずれかに記載の酸化皮
    膜を有するアルミニウム系金属の表面処理剤。
  23. (23)染料の濃度が0.01〜100g/lである特
    許請求の範囲第22項に記載の酸化皮膜を有するアルミ
    ニウム系金属の表面処理剤。
  24. (24)有機系極性溶媒の濃度が0.1〜50容量%で
    ある特許請求の範囲第16項乃至第23項のいずれかに
    記載の酸化皮膜を有するアルミニウム系金属の表面処理
    剤。
  25. (25)キレート化合物がポリアミノカルボン酸類、多
    塩基酸類又は一分子中に2以上のアミン基を有するアミ
    ン化合物である特許請求の範囲第16項乃至第24項の
    いずれかに記載の酸化皮膜を有するアルミニウム系金属
    の表面処理剤。
  26. (26)キレート化合物の濃度が0.1〜50g/lで
    ある特許請求の範囲第25項に記載の酸化皮膜を有する
    アルミニウム系金属の表面処理剤。
  27. (27)加水分解により白色乃至灰白色の水和金属酸化
    物類を生成する第1の金属塩と染料および定着性珪酸塩
    を必須成分とする、酸化皮膜を有するアルミニウム系金
    属の表面処理剤。
  28. (28)第1の金属塩がチタニウム塩、亜鉛塩、カルシ
    ウム塩、バリウム塩、ストロンチウム塩、インジウム塩
    、マグネシウム塩又はアルミニウム塩から成る群より選
    ばれた少なくとも1種である特許請求の範囲第27項に
    記載の酸化皮膜を有するアルミニウム系金属の表面処理
    剤。
  29. (29)第1の金属塩が、チタニウム塩とこれ以外の加
    水分解により白色乃至灰白色の水和金属酸化物類を生成
    する金属塩から成る特許請求の範囲第28項に記載の酸
    化皮膜を有するアルミニウム系金属の表面処理剤。
  30. (30)第1の金属塩の濃度が0.01〜200g/l
    である特許請求の範囲第27項乃至第29項のいずれか
    に記載の酸化皮膜を有するアルミニウム系金属の表面処
    理剤。
  31. (31)染料が直接染料、酸性染料、塩基性染料、媒染
    ・酸性媒染染料、反応性染料、蛍光染料である特許請求
    の範囲第27項乃至第30項のいずれかに記載の酸化皮
    膜を有するアルミニウム系金属の表面処理剤。
  32. (32)染料の濃度が0.01〜100g/lである特
    許請求の範囲第27項乃至第31項のいずれかに記載の
    酸化皮膜を有するアルミニウム系金属の表面処理剤。
  33. (33)定着性珪酸塩が珪酸アルカリである特許請求の
    範囲第27項乃至第32項のいずれかに記載の酸化皮膜
    を有するアルミニウム系金属の表面処理剤。
  34. (34)定着性珪酸塩の濃度が0.1〜100g/lで
    ある特許請求の範囲第27項乃至第33項のいずれかに
    記載の酸化皮膜を有するアルミニウム系金属の表面処理
    剤。
  35. (35)加水分解により白色乃至灰白色の水和金属酸化
    物類を生成する第1の金属塩と染料更に有機系極性溶媒
    及び/又はキレート化合物および定着性珪酸塩を必須成
    分とする、酸化皮膜を有するアルミニウム系金属の表面
    処理剤。
  36. (36)第1の金属塩がチタニウム塩、亜鉛塩、カルシ
    ウム塩、バリウム塩、ストロンチウム塩、インジウム塩
    、マグネシウム塩又はアルミニウム塩より成る群より選
    ばれた少なくとも1種である特許請求の範囲第35項に
    記載の酸化皮膜を有するアルミニウム系金属の表面処理
    剤。
  37. (37)第1の金属塩が、チタニウム塩とこれ以外の加
    水分解により白色乃至灰白色の水和金属酸化物類を生成
    する金属塩から成る特許請求の範囲第36項に記載の酸
    化皮膜を有するアルミニウム系金属の表面処理剤。
  38. (38)第1の金属塩の濃度が0.01〜200g/l
    である特許請求の範囲第35項乃至第37項に記載の酸
    化皮膜を有するアルミニウム系金属の表面処理剤。
  39. (39)染料が直接染料、酸性染料、塩基性染料、媒染
    ・酸性媒染染料、バット染料、油溶性染料、反応性染料
    、蛍光染料である特許請求の範囲第35項乃至第38項
    のいずれかに記載の酸化皮膜を有するアルミニウム系金
    属の表面処理剤。
  40. (40)染料の濃度が0.01〜100g/lである特
    許請求の範囲第39項に記載の酸化皮膜を有するアルミ
    ニウム系金属の表面処理剤。
  41. (41)有機系極性溶媒の濃度が0.1〜50容量%で
    ある特許請求の範囲第35項乃至第40項のいずれかに
    記載の酸化皮膜を有するアルミニウム系金属の表面処理
    剤。
  42. (42)キレート化合物がポリアミノカルボン酸類、多
    塩基酸類又は一分子中に2以上のアミン基を有するアミ
    ン化合物である特許請求の範囲第35項乃至第41項の
    いずれかに記載の酸化皮膜を有するアルミニウム系金属
    の表面処理剤。
  43. (43)キレート化合物の濃度が0.1〜50g/lで
    ある特許請求の範囲第42項に記載の酸化皮膜を有する
    アルミニウム系金属の表面処理剤。
  44. (44)定着性珪酸塩が珪酸アルカリである特許請求の
    範囲第35項乃至第43項のいずれかに記載の酸化皮膜
    を有するアルミニウム系金属の表面処理剤。
  45. (45)定着性珪酸塩の濃度が0.1〜100g/lで
    ある特許請求の範囲第35項乃至第44項のいずれかに
    記載の酸化皮設を有するアルミニウム系金属の表面処理
    剤。
  46. (46)加水分解により白色乃至灰白色の水和金属酸化
    物類を生成する第1の金属塩と第2の金属塩更に染料お
    よび定着性珪酸塩を必須成分とする、酸化皮膜を有する
    アルミニウム系金属の表面処理剤。
  47. (47)第1の金属塩がチタニウム塩、亜鉛塩、カルシ
    ウム塩、バリウム塩、ストロンチウム塩、マグネシウム
    塩又はアルミニウム塩より成る群から選ばれた少なくと
    も1種である特許請求の範囲第46項に記載の酸化皮膜
    を有するアルミニウム系金属の表面処理剤。
  48. (48)第1の金属塩が、チタニウム塩とこれ以外の加
    水分解により白色乃至灰白色の水和金属酸化物類を生成
    する金属塩から成る特許請求の範囲第46項又は第47
    項に記載の酸化皮設を有するアルミニウム系金属の表面
    処理剤。
  49. (49)第1の金属塩の濃度が0.01〜200g/l
    である特許請求の範囲第46項乃至第48項のいずれか
    に記載の酸化皮膜を有するアルミニウム系金属の表面処
    理剤。
  50. (50)第2の金属塩が鉄塩、ニッケル塩、コバルト塩
    、マンガン塩、クロム塩、セレン化合物、カドミウム塩
    、錫塩、インジウム塩又はバナジウム塩より成る群から
    選ばれた少なくとも1種である特許請求の範囲第46項
    乃至第49項のいずれかに記載の酸化皮膜を有するアル
    ミニウム系金属の表面処理剤。
  51. (51)第2の金属塩の濃度が0.01〜100g/l
    である特許請求の範囲第50項に記載の酸化皮膜を有す
    るアルミニウム系金属の表面処理剤。
  52. (52)染料が直接染料、酸性染料、塩基性染料、媒染
    ・酸性媒染染料、反応性染料、蛍光染料である特許請求
    の範囲第46項乃至第51項のいずれかに記載の酸化皮
    膜を有するアルミニウム系金属の表面処理剤。
  53. (53)染料の濃度が0.01〜100g/lである特
    許請求の範囲第46項乃至第52項のいずれかに記載の
    酸化皮膜を有するアルミニウム系金属の表面処理剤。
  54. (54)定着性珪酸塩が珪酸アルカリである特許請求の
    範囲第46項乃至第53項のいずれかに記載の酸化皮膜
    を有するアルミニウム系金属の表面処理剤。
  55. (55)定着性珪酸塩の濃度が0.1〜100g/lで
    ある特許請求の範囲第46項乃至第54項のいずれかに
    記載の酸化皮膜を有するアルミニウム系金属の表面処理
    剤。
  56. (56)加水分解により白色乃至灰白色の水和金属酸化
    物類を生成する第1の金属塩と第2の金属塩更に染料と
    有機系極性溶媒及び/又はキレート化合物および定着性
    珪酸塩を必須成分とする、酸化皮膜を有するアルミニウ
    ム系金属の表面処理剤。
  57. (57)第1の金属塩がチタニウム塩、亜鉛塩、カルシ
    ウム塩、バリウム塩、ストロンチウム塩、マグネシウム
    塩又はアルミニウム塩より成る群から選ばれた少なくと
    も1種である特許請求の範囲第56項に記載の酸化皮膜
    を有するアルミニウム系金属の表面処理剤。
  58. (58)第1の金属塩が、チタニウム塩とこれ以外の加
    水分解により白色乃至灰白色の水和金属酸化物類を生成
    する金属塩から成る特許請求の範囲第56項又は第57
    項に記載の酸化皮膜を有するアルミニウム系金属の表面
    処理剤。
  59. (59)第1の金属塩の濃度が0.01〜200g/l
    である特許請求の範囲第56項乃至第58項のいずれか
    に記載の酸化皮膜を有するアルミニウム系金属の表面処
    理剤。
  60. (60)第2の金属塩が鉄塩、ニッケル塩、コバルト塩
    、マンガン塩、クロム塩、セレン化合物、カドミウム塩
    、錫塩、インジウム塩又はバナジウム塩の少なくとも1
    種である特許請求の範囲第56項乃至第59項のいずれ
    かに記載の酸化皮膜を有するアルミニウム系金属の表面
    処理剤。
  61. (61)第2の金属塩の濃度が0.01〜100g/l
    である特許請求の範囲第60項に記載の酸化皮膜を有す
    るアルミニウム系金属の表面処理剤。
  62. (62)染料が直接染料、酸性染料、塩基性染料、媒染
    ・酸性媒染染料、バット染料、油溶性染料、反応性染料
    、蛍光染料である特許請求の範囲第56項乃至第61項
    のいずれかに記載の酸化皮膜を有するアルミニウム系金
    属の表面処理剤。
  63. (63)染料の濃度が0.01〜100g/lである特
    許請求の範囲第56項乃至第62項のいずれかに記載の
    酸化皮膜を有するアルミニウム系金属の表面処理剤。
  64. (64)有機系極性溶媒の濃度が0.1〜50容量%で
    ある特許請求の範囲第56項乃至第63項のいずれかに
    記載の酸化皮膜を有するアルミニウム系金属の表面処理
    剤。
  65. (65)キレート化合物がポリアミノカルボン酸類、多
    塩基酸類又は一分子中に2以上のアミン基を有するアミ
    ン化合物である特許請求の範囲第56項乃至第64項の
    いずれかに記載の酸化皮膜を有するアルミニウム系金属
    の表面処理剤。
  66. (66)キレート化合物の濃度が0.1〜50g/lで
    ある特許請求の範囲第65項に記載の酸化皮膜を有する
    アルミニウム系金属の表面処理剤。
  67. (67)定着性珪酸塩が珪酸アルカリである特許請求の
    範囲第56項乃至第66項のいずれかに記載の酸化皮膜
    を有するアルミニウム系金属の表面処理剤。
  68. (68)定着性珪酸塩の濃度が0.1〜100g/lで
    ある特許請求の範囲第56項乃至第67項のいずれかに
    記載の酸化皮膜を有するアルミニウム系金属の表面処理
    剤。
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