JPS62256995A - 酸化皮膜を有するアルミニウム系金属の表面処理方法 - Google Patents

酸化皮膜を有するアルミニウム系金属の表面処理方法

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JPS62256995A
JPS62256995A JP10158086A JP10158086A JPS62256995A JP S62256995 A JPS62256995 A JP S62256995A JP 10158086 A JP10158086 A JP 10158086A JP 10158086 A JP10158086 A JP 10158086A JP S62256995 A JPS62256995 A JP S62256995A
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征司郎 伊藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (、)産業上の利用分野 本発明は、酸化皮膜を有する、アルミニウム又はアルミ
ニウムを含む合金などのアルミニウム系金属における当
該酸化皮膜部を耐色性、耐候性の優れた不透明な白色乃
至灰白色の皮膜を形成したり、或いはパステル調の着色
皮膜を形成させる、酸化皮膜を有するアルミニウム系金
属の表面処理方法に関する。
(b)従来の技術 近時、生活様式や嗜好の変化に伴い、建材、銘板、装飾
用品、日用品又は車両等に使用されるアルミニウム系金
属製品を着色することが要求されており、特に、日用品
、装飾用品、車両や建材等の分野ではパステル調に着色
したアルミニウム系金属製品が看者に穏やか且つ暖かい
感じを与えることから強く要請されている。
ところで、アルミニウム系金属製品をパステル調に着色
するには、先ず、アルミニウム系金属製品を、基本とな
る不透明な白色乃至灰白色に着色することが必要でる。
従来、アルミニウム系金属半製品をパステル調に着色す
る方法として、以下に述べる表面処理方法が提案されて
いる。
即ち、陽極酸化皮膜を有するアルミニウム系金属半製品
を、■カルシウム塩、マグネシウム塩、亜鉛塩及びアル
ミニウム塩の少なくとも1aの塩と硫酸を含む溶液に?
2漬又はその溶液中で電解した後、■この処理した陽極
酸化皮膜の微細孔中における上記塩からの生成物と反応
して白色乃至灰白色の化合物となる物質の1種以上を含
む溶液に浸漬又はその溶液中で電解し、これによって、
上記陽極酸化皮膜を白色乃至灰白色に着色した後、■會
属塩或いは染色を用いて着色するものである(特開昭6
0−197897号公!l)。
(c)発明が解決しようとする間に、αしかしながら、
この方法は陽極酸化皮膜を有するアルミニウム系金属半
製品を上記の■および■の工程を経て白色乃至灰白色に
着色するものであるが、上記アルミニウム系金属半製品
を上記の■又は■の工程に示す水溶液に浸漬しても陽f
fl酸化皮膜の表面や内部において、金属塩の加水分解
が効果的に行なわれず、該陽極酸化皮膜を均−且つ不透
明な白色乃至灰白色に着色できないのである。
又、この方法は、電解工程も含まれるが、この場合、上
記水溶液中では、金属塩からの白色乃至灰白色の生成が
円滑に行なわれず、したがって、アルミニウム系金属半
製品の中心部や凹部での色ムラが生じて不良品が発生す
る場合があった。
(d)問題点を解決するための手段 本発明者らは、上記問題点を一挙に解決すべく多年に亘
って鋭意検討を重ねた結果、酸化皮膜を有するアルミニ
ウム系金属半製品の表面を白色乃至灰白色に着色するに
は、加水分解により白色乃至灰白色の水和金属酸化物類
を生成する金属塩を用いるのが好ましく、しかも、金属
塩の水溶液に有V′i系極性容媒及び/又はキレート化
合物を溶解して成る水溶液(仕上げ用水溶成)に上記半
製品を浸漬又はその水溶液中で電解することにより優れ
た特性の白色乃至灰白色の皮膜が得られ、しかも、この
白色乃至灰白色の皮膜は染色又は電解により均−且つ緻
密に着色しうろことを見い出し、本発明を完成するに至
ったものである。
即ち、本願の第1の発明は、酸化皮膜を有するアルミニ
ウム系金属を、チタニウム塩、亜鉛塩、カルシウム塩、
バリ7ム塩、ストロンチウム塩、マグネシウム塩又はア
ルミニウム塩の少なくとも1種の金属塩を含む、110
.5〜3の水溶液に浸漬又はその水溶液中で電解する工
程(A)上記工程(A)で得られた処理物を、チタニウ
ム塩、亜鉛塩、カルシツム塩、バリウム塩、ストロンチ
ウム塩、マグネシウム塩又はアルミニウム塩の少なくと
も1種の金属塩および有機系極性溶媒及び/又はキレー
ト化合物を含むpH0,5〜3の水溶液に浸漬又はその
水溶液中で電解する工程(B)よりなることを特徴とす
るものである。
又、本願の第2の2明は、酸化皮膜を有するアルミニウ
ム系金属を、チタニウム塩、亜鉛塩、カルシウム塩、バ
リツム塩、ストロンチウム塩、マグネシウム塩又はアル
ミニウム塩の少なくとも1種の金属塩を含むpH0,5
〜3の水溶液に浸漬又はその水混液中で電解する工程(
)\)上記工程(A)で得られた処理物を、チタニウム
塩、亜鉛塩、カルシウム塩、バリウム塩、ストロンチウ
ム塩、マグネシウム塩又はアルミニウム塩の少なくとも
1様の金属塩および有機系極性;1;媒及び/又はキレ
ート化合物を含むpllo、5〜3の水溶液に浸漬又は
その水゛溶液中で電解する工程(13)上記工程(B)
で得られた処理物を、染色又は電解により着色する工程
(C) よりなることを特徴とするものである。
更に、本願の第3の発明は、酸化皮膜を有するアルミニ
ウム′A金属を、チタニウム塩、亜鉛塩、カルシウム塩
、バリウム塩、ストロンチウム塩、マグネシウム塩又は
アルミニウム塩の少なくとも1種の金属塩を含むpuo
、s〜3の水溶液に浸漬又はその水溶液中で′fi解す
る工程(A)上記工程(A)で得られた処理物を、チタ
ニウム塩、亜鉛塩、カルシウム塩、バリツム塩、ストロ
ンチウム塩、マグネシウム塩又はアルミニウム塩の少な
くとも1種の金属塩および有8!系極性溶媒及V/又は
キレート化合物、更に定着性珪酸塩を含むpH0,5〜
3の水溶液に?2漬又はその水溶液中で電解する工程(
B) よりなることを特徴とするものである。
本願の第4の発明は、酸化皮膜を有するアルミニウム系
金属を、チタニウム塩、亜鉛塩、カルシウム塩、バリウ
ム塩、ストロンチウム塩、マグネシウム塩又はアルミニ
ウム塩の少なくとも1!91の金属塩を含むallo、
5〜3の水溶液に浸漬又はその水溶液中で電解する工程
(A) 上記工程(A)で得られた処理物を、チタニウム塩、亜
鉛塩、カルシツム塩、バリウム塩、ストロンチウム塩、
マグネジツム塩又はアルミニウム塩の少なくとも1種の
金属塩および有機系極性溶媒及V/又はキレート化合物
、更に定着性珪酸塩を含むpH0,5〜3の水溶液に浸
漬又はその水溶酸中″Ch電解する工程(B) 上記工程(B)で得られた処理物を、染色又は電解によ
り着色する工程(C) よりなることを特徴とするものである。
以下、先ず、本願のf51の発明について詳細に説明す
る。
本発明においては、酸化皮膜を有するアルミニウム系金
属を、チタニウム塩、亜鉛塩、カルシウム塩、バリウム
塩、ストロンチウム塩、マグネシウム塩又はアルミニウ
ム塩の少なくとも1種の金属塩を含むpHo、5〜3の
水溶液に浸漬又はその水溶液中で電解する工程(A)を
実施する。
本発明に用いられる、酸化皮膜を有するアルミニウム系
金属とは、アルミニウム又はアルミニウムを含む合金の
表面に、化学的或いは電気化学的(陽極酸化)により酸
化皮膜を形成したアルミニウム系金属をいうが、特に陽
極酸化皮膜を形成したものが、一層優れた特性のパステ
ル調の皮膜が得られるから好ましい。
そして、上記アルミニウム系金属に陽極酸化皮膜を形成
するには、公知の陽極酸化法が採用される。
例えば、硫酸、リン酸、クロム酸等からなる無ff1F
、2、シュウ酸、パラ7エ/−ルスルホン酸、スルホサ
リチル酸、マロン酸等からなる有機酸又は水酸化ナトリ
ウム、リン酸三ナトリウム等からなる水溶液中で、直流
、交流、パルス、PR波又は交直重畳法による電解によ
って陽極酸化皮膜が形成される。
本発明に用いられる金属塩は、加水分解により白色乃至
灰白色の水和金属酸化物類を生成するらのであって、水
に可溶性或いは難溶性の金属塩である。
上記金属塩としては、チタニワム塩、亜鉛塩、カルシウ
ム塩、バリウム塩、ストロンチウム塩、マグネシウム塩
又はアルミニウム塩からなる少なくとも1種が挙げられ
る。
上記金属塩の濃度としては0.01〜200゜/l、特
に好ましくは0.1〜100g/l’とするのが望まし
く、0.O1g/l未満では)1度がUくなワ過ぎて充
分に緻密な皮膜が得られない場合があり、逆に200g
/lを足えると濃度が高(なi)過ぎて液温が下がると
(例えば冬期)金属塩が析出して濃度が変化し、この結
果、水溶液の管理が困難になったり、或いは特性が悪化
する場合があるから好ましくない。
そして、上記金属塩を含む水溶液はその1〕11が0゜
5〜3の範囲、特に1.5〜3の範囲に調整するのが望
ましく、pHが0.5未満になると酸性度が高くなり過
ぎてアルミニウム系金属表面の酸化皮膜が破壊される恐
れがあり、又、逆にpl+が3を超えると上記金属塩が
加水分解されて表面処理剤が保存中や取扱い中に白濁す
るのであり、しかも酸化皮膜を有するアルミニウム系金
属を浸漬又は電解した際、加水分解により生成した白色
乃至灰白色の水和金属酸化物類の粒子が大きくなり過ぎ
て上記アルミニウム系金属の表・面部<m化皮膜部)に
浸入できなくなったり、或いはm密な皮膜が得られな(
なる恐れがあるから好ましくない。
そして、上記1+ Ifの範囲では、水和金属酸化物類
が数分子集合した無色透明乃至わずかに濁りのあるヒド
ロシルになっているものと解される。
上記p II :A整列としては、硫酸、リン酸等の無
機酸、酢酸、クエン酸、コハク酸、グルフン酸、グリシ
ン、マロン酸、1酸、ギ酸等の有機酸、アルカリ金属の
水酸化物、炭酸塩又は重炭酸塩、アンモニア、有機酸の
アルカリ金属塩等が挙げられる。
これらの酸又は塩基或いは有機酸のアルカリ金属塩は1
種類を用いてもよいし、2種以上を併用してもよく、特
にその併用がより有効な場合もある。
本発明において、酸化皮膜を有するアルミニウム系金属
を上記水溶液に浸漬し、その表面を前処理するにあたり
、上記水溶液を処Fl槽に仕込み、所望により水で濃度
調整を行い、該水溶液の温度を、通常、室温〜75°C
1好ましくは40〜70℃に調節し、この溶液に上記ア
ルミニウム系金属を、通常10秒〜20分、好ましくは
1分〜15分間浸漬すればよいのである。
又、本発明において、酸化皮膜を有するアルミニウム系
金属を上記水溶液に浸漬し、その溶液中で電解すること
によってその表面を前処理してもよく、この場合、上記
水溶液を処理槽に住込み、上記と同様に濃度調整を行い
、該水溶液中において、直流法、交流法、パルス法、P
R法又は交直重畳法等の公知の方法により電解処理して
もよいのである。
この場合、電解条件は、液温が室温〜80℃、好ましく
は30〜70℃、電圧5〜50V、電流密度1−150
 A/m2、電解時間10秒−20分、好ましくは1分
〜15分間である。
本発明においては、次に、上記工程(A)で得られたア
ルミニウム系金属の処理物を、チタニフム塩、亜鉛塩、
カルシウム塩、バリウム塩、ストロンチウム塩、マグネ
ジツム塩又はアルミニウム塩の少なくとも1種の金属塩
および有機系極性溶媒及び/又はキレート化合物を含む
pHO,5〜3の水忍液に浸漬又はその水溶液中で電解
する工程(B)を実施する。
この工程(B)は、上記工程(A)で得られたアルミニ
ラム系金属の処理物の表面を白色乃至灰白色の緻密且つ
均一な皮膜を化学的又は電解により形成するためのちの
である。
この工程(B)で用いられる水溶液は、上記工程(A)
で用いられる水溶液に有機系極性溶媒又はキレート化合
物のうち少なくとも1!1を含有させたものであり、そ
の池の要件、例えば金属塩、有機系極性溶媒又はキレー
ト化合物の種類や濃度、pH没漬条件および電解条件等
は上記工程(A)と同様である。
工程(B)で用いられる水溶液には有機系極性溶媒及び
/又はキレート化合物が含有されたものである。
即ち、■上記金属塩及び有機系極性溶媒を含むpH0.
5〜3の水溶液でもよく、これに代えて、■上記金属塩
及びキレート化合物を含むpH0゜5〜3の水)8液で
もよ(、更に、これらに代えて、■上記金属塩、有8!
系極性78媒及びキレート化合物を含むpH0.5〜3
.0の水溶液でもよいのである。
そして、本発明に用いられる有機系極性溶媒としては、
水溶性の極性溶媒であれば特に限定されるものではなく
、具体的には、例えばメタ7−ル、エフ7−ル等の低級
アルコール、アセトン、メチルエチルケトン、ノエチル
ケトン等のケトン類、エーテル、ノエチルエーテル等の
エーテル類、メチルアミン、エチルアミン、モ/エタ7
−ルアミン、ノエタノールアミン又はトリエタ/−ルア
ミン等のアミン類、エチレングリフール、ノエチレング
リコール、プロピレングリフール、ポリエチレングリコ
ール等のグリコール類、グリセリン、テトラヒドロ7ラ
ン、ツメチルホルムアミド、ツメチルアセトアミド等が
挙げられるが、これらのうちアミン類が封孔の際の水和
金属酸化物類の脱離、つまり脱色を防止しうるから好ま
しい。。
又、上記有82系極性溶媒の濃度としては0. 1〜5
0容量%とするのが好ましい。
即ち、工程(B)で用いられる水溶液中には、上記有機
系極性溶媒が含有されていることによって、酸化皮膜を
有するアルミニウム系金属を浸漬するだけでその表面部
に優れた特性の白色乃至灰白色の緻密且つ均一な皮膜を
形成し得るのであるが、有機系極性溶媒の濃度が0.1
容量%未満では薄くなり過ぎて充分な効果が得られない
場合があり、逆に50容量%を麗えると濃度が高くなり
過ぎて金属塩の溶解性に影響を与えるから好ましくない
又、本発明に用いられるキレート化合物は、工程(B)
で用いられる水溶液中における金属イオンの安定性や、
該水溶液中において、上記アルミニウム系金属を浸漬又
は電解した際、その表面部(酸化皮膜部)で生成する水
和金属酸化物類のゾルを安定化させるだけでなく、特に
、酸化皮膜を有するアルミニウム系金属の当該酸化皮膜
部に上記水和金属酸化物類を極めて容易に、しかも均−
且つ強固に結合させるのである。
上記水和金属酸化物類とは金属酸化物に1以上の水分子
が配位しているもの、水和−′lt属酸化物又は金属水
酸化物或いはこれらの集合物等をいう。
上記キレート化合物の具体的な代表例としては、エチレ
ンノアミン四酢酸やそのナトリウム塩、トランス−1,
2−シクロヘキサンノアミン四酢酸、ノエチレントリ7
ミン五酢酸、エチレノアミンニ酢酸、3.6−ノオキサ
ー1.8−オクタンノアミ7 V5J酢a、 N −(
2−ヒドロキシエチル)エチレンノアミン三酢酸、N−
(2−ヒドロキシエチル)イミノニ酢酸、トリエチレン
テトラミン六酢酸等のポリアミノカルボン酸類、エチレ
ンノアミン等のジアミン類、ノエチレントリアミン等の
トリアミン類、トリエタノールアミン、トリエチレンテ
トラミン等の一分子中に2以上のアミン基を有するアミ
ン化合物、アセト酢酸エチル、ニトリロ三酢酸、ホルマ
リン、イ■酸、マレイン酸、酒石酸、リンゴ酸、クエン
酸、フハク酸、グルフン酸又はグリシン等の多塩基酸及
びこれらの可溶性金属塩等が挙げられる。これらの中に
は水に不lδのキレート化合物も含まれるが、有a、v
ii性i8媒を加えることにより、つまり水と有は系極
性溶媒との混合物には溶解するのである。
上記キレート化合物の濃度としては、用いる金属塩、又
必要により添加されろ有機系原性、8媒の種間や濃度に
よっても異なるが、一般に0.1〜50g/lの範囲が
好ましく、0.1g/f未満では効果が乏しくなり、逆
にSOE/1を超えると効果に限界が生じると共に金属
塩の溶解性に影響を与える場合があるから望ましくない
次に、本願の第2の発明について詳細に説明する。
即ち、酸化皮膜を有するアルミニウム系金属を、チタニ
ウム塩、亜鉛塩、カルシウム塩、バリウム塩、ストロン
チウム塩、マグネシウム塩又はアルミニウム塩の少なく
とも1種の金属塩を含むplIO。
5〜3の水;8液に浸漬又はその水溶液中で電解する工
程(A) 上記工程(A)で得られた処理物を、チタニウム塩、亜
鉛塩、カルシウム塩、バリウム塩、ストロンチウム塩、
マグネシウム塩又はアルミニウム塩の少なくとも1種の
金属塩および有8!系極性溶媒及V/又はキレート化合
物を含むpH0,5〜3の水’rff fa 1m5漬
又はその水溶液中で電解する工程(B)上記工程(B)
で得られた処理物を、染色又は電解により着色する工程
(C) よI)なることを特徴とするしのである。
本願の第2の発明は、上記第1の発明で21:)られた
、白色乃至灰白色に着色したアルミニウム系金属をパス
テルカラーに着色するものであって、酸化皮膜を有する
アルミニウム系′kaを白色乃至灰白色に着色する工程
、つまり、本願の第1発明の工程(A)および工程(B
)に、更に工程(C)を加兄なものである。
本発明においては、陽極酸化皮膜を有するアルミニウム
系金属を第1の発明と同様の工程()\)すSよび工程
(B)を経て当該アルミニウム系金属の表面に白色乃至
灰白色の皮膜を形成する工程(、XiSよびB)を実施
する。
この工程(A及[7B)の条件は上記第1の発明と同様
である。
上記の工程(A)および工程(B)を経て得られた白色
乃至灰白色の皮膜を有するアルミニウム系金属を、浸漬
又は電解により着色する工程(C)を実施する。
この工程(C)の着色工程では、染料による着色お上V
金属塩による着色のいずれの着色方法も採用しうる。
上記染料には、水溶性染料、油溶性染料のいずれも使用
でき、具体的には、一般にアルミニウム系金属の白色乃
至灰白色の皮膜の着色に用いられる、市販の酸性染料、
塩基性染料、直接染料、食用色素、媒染染料及び油溶性
染料等が挙げられるのであり、又、染料による着色方法
としては、公知の着色方法、例えば染料浴に浸漬、スプ
レー、タンボ、転写、スクリーン印刷、コイル等の方法
を採用しうる。
又、上記金属塩の具体的な代表例としては、鉄、ニッケ
ル、コバルト、マンガン、クロム、カドミウム、錫、銅
、鉛、インノウム又はバナジウム等の各種の金属塩が挙
げられる。これらの金属塩は1種類を使用してもよいし
、2種以上を併用してもよいのである。
又、上記金属塩の濃度としては、用いる金属塩の81類
や組合わせ等によっても異なるが、通常1−200g/
l、u* L < If 3−100g/Mノ1[lJ
I内から適宜に選定される。
上記金属塩を用いて、白色乃至灰白色の皮膜を有するア
ルミニウム系金属の表面を着色するにあたり、上記金属
塩の水溶液を処理槽に仕込み、更に有機系極性溶媒及び
/又はキレート化合物を加えたり、更に水を加えて濃度
調整をしたり、p If i側整列で1)11調整を打
い、該水溶液の温度を、通常、室温〜75℃、好ましく
は40〜70 ’Cに1関節し、この溶液に上記アルミ
ニウム系金属を、通常10秒〜20分、好ましくは1分
〜15分間浸漬するか、或いは電解により1、?性の優
れたパステルカラーの緻密且つ均一な皮膜が一回の処理
で得られるのである。
又、電解による着色方法としては、公知の電解着色法、
例えば交流電解着色法、直流電解着色法、又は交着重畳
法等のその池の電解着色法を採用しうるのである。
この場合、電解条件は、液温が室温〜80 °C1好ま
しくは30〜70°C,電圧5〜50V、電流密度1−
150 A/w’、電ll1r時間1分−6(1)It
tlである。
次に、本願の第3の発明について詳細に説明する。
即ち、酸化皮膜を有するアルミニウム系金属を、チタニ
ウム塩、亜鉛塩、カルシウム塩、バリウム塩、ストロン
チウム塩、マグネシウム塩又はアルミニウム塩の少なく
とも1種の金属塩を含むpH0゜5〜3の水溶液に浸漬
又はその水溶液中で電解−rる工程(l〜) 上記工程(A)で得られた処理物を、チタニウム塩、亜
鉛塩、カルシウム塩、バリウム塩、ストロンチウム塩、
マグネシウム塩又はアルミニ9ム塩の少なくとも1種の
金属塩および有機系極性溶媒及び/又はキレート化合物
、更に定着性珪酸塩を含むpHo、5〜3の水溶液に?
2漬又はその水溶液中で電解する工程(B) よりなることを特徴とするものである。
本願の第3の発明は、本願の第1の発明の改良にがかる
ものであり、該第1の発明において工程(13)で用い
られる溶液中に定″ti性珪酸塩を1.ト加したしので
あり、その池の条件は本願の第1の発明と同様である。
即ち、本願の第1の発明において工程(B)で用いられ
る溶液中に定着性珪酸塩を添加すると、酸化皮膜を有す
るアルミニウム系金属の表面部(酸化皮膜部)を白色乃
至灰白色の水和金属酸化物類で着色し、これを封孔する
際に定着性珪酸塩が」1記水和金属酸化’*mを上記表
面部に定着してその脱離を防止し、これによって封孔の
際の脱色を防止するのである。
かかる定着性珪酸塩としては、水又は有8!系極性溶媒
及び/又はキレート化合物の水溶液に溶解或いは微粒子
状で分散するものであれば特に限定されるものではなく
、具体的な代表例とし゛〔は、珪酸ナトリウム、珪酸カ
リウム又は珪酸リチウム等の可溶性珪酸アルカリ、又、
珪酸アルミニウム、珪酸アルミニウムカリウム、laア
ルミニウムナトリウム、珪酸アルミニウムカルシウムの
微粒子状水分散液等が挙げられる。
又、上記定着性珪酸塩の濃度としては、用いる有機系極
性溶媒やキレート化合物の種類や濃度、更に珪酸種類の
種類等によっても異なるが、通常、0.1〜1008/
l、好ましくは0.5〜50g/lの範囲とするのが望
ましい。
更に、本願の第4の発明について詳細に説明する。
即ち、酸化皮膜を有するアルミニウム系金属を、チタニ
ウム塩、亜鉛塩、カルシウム塩、バリウム塩、ストロン
チウム塩、マグネシウム塩又はアルミニウム塩の少なく
とも1種の金属塩を含む9110゜5〜3の水溶液に浸
漬又はその水溶液中で電解する工程(A) 上記工程(A)で得られた処理物を、チタニウム塩、亜
鉛塩、カルシウム塩、バリウム塩、ストロンチウム塩、
マグネシウム塩又はアルミニウム塩の少なくとも1種の
金属塩および有機系極性溶媒及V/又はキレート化合物
、更に定着性珪酸塩を含むpHO,5〜3の水溶液に浸
漬又はその水?B液液中電解する工程(B) 上記工程(B)で得られた処理物を、染色又は電解によ
り着色する工程(C) よりなることを特徴とするものである。
本願の第4の発明は、本願の第2の発明の改良にかかる
ものであり、該第2の発明において工程(B)で坩いら
れる溶液中に定着性珪酸塩を添加したものであり、その
他の条件は本成の第2の発明と同様である。
そして、本願の第4の発明において用いられる定着性珪
酸塩は、封孔の際の脱色を防止するためのものであり、
本願の第3の発明で用いられる定着性珪酸塩と同様のも
のを使用できる。
又、上記定着性珪酸塩の濃度としては、用いる有機系極
性溶媒やキレート化合物の種類や濃度、更に珪酸塩の8
1類によっても異なるが、通常0゜1〜100g/l、
好ましくは0.5〜SQg/lの範囲とするのが望まし
い。
そして、上記の方法で得られた着色皮膜は公知の方法で
封孔すればよいのである。
(e)作用 本発明は、酸化皮膜を有するアルミニウム1?、金属を
、上記工程(A)で前処理することによって、後の工程
(B)での白色乃至灰白色の水和金属酸化物類の析出を
穿易になさしめると共にこの2工程(A)、(B)を経
ることにより一層緻密且つ均一な皮膜を形成する作用を
有するのである。
又上記工程(B)で用いられる水溶液には有機系極性溶
媒が含有されることによって白色乃至灰白色の水和金属
酸化物類のヒドロシルの自由度が小さくなり、酸化皮膜
を有するアルミニウム系金属を浸漬又は電解することに
よるpHの変化によって当該酸化皮膜部lこ上記水和金
属酸化物類が析出する。
又、上記工程(B)で用いられる水溶液中に有機系極性
溶媒を加えると、該有機系極性溶媒が白色乃至灰白色の
水和金属酸化物類のヒドロシル中のコロイド粒子に配位
している水分子や上記当該酸化皮膜に配位している水分
子を琴って上記アルミニウム系金属の表面部において、
微細な水和金属酸化物類のヒドロシルを連続的に生成さ
せる作用も有するものである。
更に、上記工程(B)で用いられる水溶液中にキレート
化合物を用いると、該キレート化合物が金属イオンや、
pHの変化により生成した水和金属酸化物類のゾルを安
定化させるだけでなく、特に、酸化皮膜を有するアルミ
ニウム系金属の当該酸化皮膜部に上記水和金属酸化物類
を極めて容易に、しかも均−且つ強固に結合させる作用
を有するのである。
特に、上記工程(B)で用いられる水溶液中に定着性珪
酸塩を添加するとpHの変化などによって生成した水和
金属酸化物類をアルミニウム系金属の酸化皮膜部に定着
させ、これによって封孔の沸の水和金属酸化物類の脱離
、つまりアルミニウム系′に属の脱色を確実に防止する
ことができ、この結果、一層優れた白色乃至灰白色の皮
膜を得ることができる。
そして、本発明の方法において、化学的、つまり単なる
浸漬によって白色乃至灰白色の皮膜を形成する場合には
、高価な電M装置やこれに付帯する制御装置が不要であ
り、しかも電解液や電解条件、更1こ電流密度の分布等
を管理する必要がなく、複雑な、酸化皮膜を有するアル
ミニウム系金属に灯しても均一な皮膜を形成しうるので
あり、又、単に浸漬によって均一な皮膜が得られるから
、電解により着色する場合にも厳格な条件を必要とする
ことなく、複雑な形状のものでも均一な皮膜を形成しう
る作用を有するのである。
本願の第1の発明によって得られた白色乃至灰白色の皮
膜は、特殊な技術を要することなく、公知の染色又は電
解着色によって均−且つ緻密なパステルカラーに着色し
うる作用を有するのである。
(r)実施例 以下、本発明を実施例に基づき詳細に説明するが、本発
明はこれに限定されるものではない。
陽極酸イ皮膜を有する純アルミニウム板の作成以下に述
べる、各実施例及び各比較例並びに参考例において■い
た陽極酸化皮膜は、純アルミニウム板を通常の脱脂等の
前処理を行った後、硫酸濃度180g/l、浴温20℃
、電流密度1.5A/ m”の条件下、18分間直流電
解して得た。
この場合、陽極酸化皮膜の厚さは8μmであった。
実施例1〜11 上記アルミニウム板を、第1表(+)に示す水心液中に
温度65℃で15分間浸漬しく工程A)、かくして得ら
れた処理物を、11表(II)に示す水溶液中に温度6
5℃で15分間浸漬して得たく工程B)。
(以下余白) 比較例1〜11 上記実施例1〜111こおいてその工程(B)の水溶液
の各成分である有機系極性溶媒を除いたものを用いた。
実施例12〜25 上記アルミニウム板を、第2表(1)に示す水溶液中に
温度65°Cで15分間浸漬しく工程A)、かくして得
られた処理物を、第2表(■)に示す水)8液中に温度
65“Cで15分間浸漬して得tこ。
実施例26〜36 上記アルミニウム板を、第3表(1)に示す水溶液中に
温度65℃で15分間浸漬しく工程A)、かくして得ら
れた処理物を、第3表(II)に示す水溶液中に温度6
5゛Cで15分間浸漬して得rこ(工程B)。
実施例37〜47 実施例1〜11で得られた白色の皮膜をtjrJ4表に
示す水溶液中に温度65°Cで10分間浸漬して着色し
た(工程C)。
比較例12〜14 比較例1〜3で得られた淡白色の皮膜を、第4表に示す
実施例37〜39においてその各々の有機系極性溶媒又
はキレート化合物を除いた水溶液に浸漬した。
実施例48〜58 上記アルミニウム系板を、第5表(1)に示す水溶液中
に温度65°Cで15分間浸漬しく工程A)、かくして
得られた処理物を、l@5表(II)に示す水溶液中に
温度65℃で15分間浸漬して得た(工程B)。
実施例59〜69 実施例48〜58で得られた白色の皮膜を第6表に示す
水溶液中に温度65℃で10分間浸漬して着色した(工
程C)。
(以下余白) 上記各実施例及び各比較例の着色状態を、tjS7表に
示す。
(以下余白) PtS7表  (その3) 参考例 上記の陽極酸化皮膜を形成した純アルミニウム板を酢酸
カルシウム30g/l及び硫酸0.5g/lの水溶液中
で温度30℃の条件下、交流電圧20■で10分間電解
し、水洗後、リン酸30Fi/1の水溶液中で温度30
°Cの条件下、交流電圧20Vで10分間電解してアル
ミニウム板の表面に白色皮膜を得た。
か(して得られた白色皮膜付きアルミニウム板を酢酸ニ
ッケル10./lの水溶液中において温度98゛Cで封
孔することにより緑色の皮膜を得た。
PtS7表に色調の結果を示す通り、本願の第1の発明
、つまり工程(A)および工程(B)を経て得られた白
色皮膜は、均−且つ緻密で、しかも色ムラはほとんど認
められなかった。
又、本願の第2の発明、つまり工程(A)乃至工程(C
)を経て得られたパステルカラーの皮膜は均−且つ緻密
で、しかも鮮やかであった。
更に、上記工程Bで用いる水溶液中に定着性珪酸塩を添
加すると、これが、封孔の際において、水和金属酸化物
類をアルミニウム系金属の表面部(酸化皮膜部)に定着
してその脱離、つまり脱色を防止し、これによって、一
層優れた特性の皮膜が得られることが認められた。
上記各芙施例は浸漬法によって着色したものであるが、
これに代えて、電解法でも良好な着色皮膜が得られ、更
に、染料を用い、公知のスクリーン印刷法、熱転写法、
更に浸漬法などで着色し、公知の方法で封孔したところ
、均−且っm密なパステルカラーの鮮やかな皮膜が得ら
れた。
これらに対して各比較例のものは色ムラが大で実用性に
欠けるのであり、又参考例のものはエツノ部と中心部と
で色ムラがあり、又耐候性についても良好な結果が得ら
れなかった。
(g)発明の効果 本発明の表面処理方法は、酸化皮膜を有するアルミニウ
ム系金属を前処理工程(A)と仕上げ工程(B)を経て
上記皮膜を白色ないし灰白色に着色するのであり、かく
して得られた白色乃至灰白色の皮膜は均−且つm密で耐
候性に優れている。
又、酸化皮膜を有するアルミニウム系金属を上記の工程
(A)および工程(B)を経て得られた白色乃至灰白色
の皮膜は染料や金属塩を用いて着色、封孔することによ
り、耐候性に優れ、しかも均−且つ緻密なパステルカラ
ーの着色皮膜が得られる効果を有するのである。
更1こ、上記工程Bで用いる水溶液中に定着性珪酸塩を
添加すると、該定着性珪酸塩が、封孔の際において、水
和金属酸化物類をアルミニウム系金属の表面部(酸化皮
膜部)に定着してその脱離、つまり脱色を防止し、これ
によって一層優れた特性の皮膜が得られる効果を有する
のである。
特に、本発明の表面処理方法は化学的に上記酸化皮膜を
不透明に着色しうるが、化学的着色法を採用すると、′
WL解による着色に比較して、設備費やランニングコス
トが者しく安価になり、しかも反応条件や反応駅の管理
が容易である上、複雑な形状のものでも特殊な装置を使
うことなく均一に着色しうる効果を有するのである。

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)酸化皮膜を有するアルミニウム系金属を、チタニ
    ウム塩、亜鉛塩、カルシウム塩、バリウム塩、ストロン
    チウム塩、マグネシウム塩又はアルミニウム塩の少なく
    とも1種の金属塩を含むpH0.5〜3の水溶液に浸漬
    又はその水溶液中で電解する工程(A) 上記工程(A)で得られた処理物を、チタニウム塩、亜
    鉛塩、カルシウム塩、バリウム塩、ストロンチウム塩、
    マグネシウム塩又はアルミニウム塩の少なくとも1種の
    金属塩および有機系極性溶媒及び/又はキレート化合物
    を含むpH0.5〜3の水溶液に浸漬又はその水溶液中
    で電解する工程(B)よりなることを特徴とする酸化皮
    膜を有するアルミニウム系金属の表面処理方法。
  2. (2)金属塩の濃度が0.01〜200g/lである特
    許請求の範囲第1項に記載の酸化皮膜を有するアルミニ
    ウム系金属の表面処理方法。
  3. (3)有機系極性溶媒の濃度が0.1〜50容量%であ
    る特許請求の範囲第1項又は第2項に記載の酸化皮膜を
    有するアルミニウム系金属の表面処理方法。
  4. (4)キレート化合物がポリアミノカルボン酸類、多塩
    基酸類又は一分子中に2以上のアミン基を有するアミン
    化合物である特許請求の範囲第1項乃至第3項のいずれ
    かに記載の酸化皮膜を有するアルミニウム系金属の表面
    処理方法。
  5. (5)キレート化合物の濃度が0.1〜50g/lであ
    る特許請求の範囲第1項乃至第4項のいずれかに記載の
    酸化皮膜を有するアルミニウム系金属の表面処理方法。
  6. (6)酸化皮膜を有するアルミニウム系金属を、チタニ
    ウム塩、亜鉛塩、カルシウム塩、バリウム塩、ストロン
    チウム塩、マグネシウム塩又はアルミニウム塩の少なく
    とも1種の金属塩を含むpH0.5〜3の水溶液に浸漬
    又はその水溶液中で電解する工程(A) 上記工程(A)で得られた処理物を、チタニウム塩、亜
    鉛塩、カルシウム塩、バリウム塩、ストロンチウム塩、
    マグネシウム塩又はアルミニウム塩の少なくとも1種の
    金属塩および有機系極性溶媒及び/又はキレート化合物
    を含むpH0.5〜3の水溶液に浸漬又はその水溶液中
    で電解する工程(B) 上記工程(B)で得られた処理物を、染色又は電解によ
    り着色する工程(C) よりなることを特徴とする酸化皮膜を有するアルミニウ
    ム系金属の表面処理方法。
  7. (7)金属塩の濃度が0.01〜200g/lである特
    許請求の範囲第6項に記載の酸化皮膜を有するアルミニ
    ウム系金属の表面処理方法。
  8. (8)有機系極性溶媒の濃度が0.1〜50容量%であ
    る特許請求の範囲第6項又は第7項に記載の酸化皮膜を
    有するアルミニウム系金属の表面処理方法。
  9. (9)キレート化合物がポリアミノカルボン酸類、多塩
    基酸類又は一分子中に2以上のアミン基を有するアミン
    化合物である特許請求の範囲第6項乃至第8項のいずれ
    かに記載の酸化皮膜を有するアルミニウム系金属の表面
    処理方法。
  10. (10)キレート化合物の濃度が0.1〜50g/lで
    ある特許請求の範囲第6項乃至第9項のいずれかに記載
    の酸化皮膜を有するアルミニウム系金属の表面処理方法
  11. (11)酸化皮膜を有するアルミニウム系金属を、チタ
    ニウム塩、亜鉛塩、カルシウム塩、バリウム塩、ストロ
    ンチウム塩、マグネシウム塩又はアルミニウム塩の少な
    くとも1種の金属塩を含むpH0.5〜3の水溶液に浸
    漬又はその水溶液中で電解する工程(A) 上記工程(A)で得られた処理物を、チタニウム塩、亜
    鉛塩、カルシウム塩、バリウム塩、ストロンチウム塩、
    マグネシウム塩又はアルミニウム塩の少なくとも1種の
    金属塩および有機系極性溶媒及び/又はキレート化合物
    、更に定着性珪酸塩を含むpH0.5〜3の水溶液に浸
    漬又はその水溶液中で電解する工程(B) よりなることを特徴とする酸化皮膜を有するアルミニウ
    ム系金属の表面処理方法。
  12. (12)金属塩の濃度が0.01〜200g/lである
    特許請求の範囲第11項に記載の酸化皮膜を有するアル
    ミニウム系金属の表面処理方法。
  13. (13)有機系極性溶媒の濃度が0.1〜50容量%で
    ある特許請求の範囲第11項又は第12項に記載の酸化
    皮膜を有するアルミニウム系金属の表面処理方法。
  14. (14)キレート化合物がポリアミノカルボン酸類、多
    塩基酸類又は一分子中に2以上のアミン基を有するアミ
    ン化合物である特許請求の範囲第11項乃至第13項の
    いずれかに記載の酸化皮膜を有するアルミニウム系金属
    の表面処理方法。
  15. (15)キレート化合物の濃度が0.1〜50g/lで
    ある特許請求の範囲第11項乃至第14項のいずれかに
    記載の酸化皮膜を有するアルミニウム系金属の表面処理
    方法。
  16. (16)定着性珪酸塩が珪酸アルカリである特許請求の
    範囲第11項乃至第15項のいずれかに記載の酸化皮膜
    を有するアルミニウム系金属の表面処理方法。
  17. (17)酸化皮膜を有するアルミニウム系金属を、チタ
    ニウム塩、亜鉛塩、カルシウム塩、バリウム塩、ストロ
    ンチウム塩、マグネシウム塩又はアルミニウム塩の少な
    くとも1種の金属塩を含むpH0.5〜3の水溶液に浸
    漬又はその水溶液中で電解する工程(A) 上記工程(A)で得られた処理物を、チタニウム塩、亜
    鉛塩、カルシウム塩、バリウム塩、ストロンチウム塩、
    マグネシウム塩又はアルミニウム塩の少なくとも1種の
    金属塩および有機系極性溶媒及び/又はキレート化合物
    、更に定着性珪酸塩を含むpH0.5〜3の水溶液に浸
    漬又はその水溶液中で電解する工程(B) 上記工程(B)で得られた処理物を、染色又は電解によ
    り着色する工程(C) よりなることを特徴とする酸化皮膜を有するアルミニウ
    ム系金属の表面処理方法。
  18. (18)金属塩の濃度が0.01〜200g/lである
    特許請求の範囲第17項に記載の酸化皮膜を有するアル
    ミニウム系金属の表面処理方法。
  19. (19)有機系極性溶媒の濃度が0.1〜50容量%で
    ある特許請求の範囲第17項又は第18項に記載の酸化
    皮膜を有するアルミニウム系金属の表面処理方法。
  20. (20)キレート化合物がポリアミノカルボン酸類、多
    塩基酸類又は一分子中に2以上のアミン基を有するアミ
    ン化合物である特許請求の範囲第17項乃至第19項の
    いずれかに記載の酸化皮膜を有するアルミニウム系金属
    の表面処理方法。
  21. (21)キレート化合物の濃度が0.1〜50g/lで
    ある特許請求の範囲第17項乃至第20項のいずれかに
    記載の酸化皮膜を有するアルミニウム系金属の表面処理
    方法。
  22. (22)定着性珪酸塩が珪酸アルカリである特許請求の
    範囲第17項乃至第21項のいずれかに記載の酸化皮膜
    を有するアルミニウム系金属の表面処理方法。
  23. (23)定着性珪酸塩の濃度が0.1〜100g/lで
    ある特許請求の範囲第17項乃至第22項のいずれかに
    記載の酸化皮膜を有するアルミニウム系金属の表面処理
    剤。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007046153A (ja) * 2005-07-15 2007-02-22 Kobe Steel Ltd 陽極酸化被膜剥離液及び陽極酸化被膜の剥離方法

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JPS5392345A (en) * 1977-01-25 1978-08-14 Fuji Satsushi Kogyo Kk Method of finishing surface of aluminium or aluminium alloy material
JPS57104687A (en) * 1980-12-23 1982-06-29 Nippon Light Metal Co Ltd Formation of opaque anodic oxide film of aluminum or its alloy

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