JPS63309494A - 感熱転写記録媒体 - Google Patents

感熱転写記録媒体

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Publication number
JPS63309494A
JPS63309494A JP62146502A JP14650287A JPS63309494A JP S63309494 A JPS63309494 A JP S63309494A JP 62146502 A JP62146502 A JP 62146502A JP 14650287 A JP14650287 A JP 14650287A JP S63309494 A JPS63309494 A JP S63309494A
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JP
Japan
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transfer recording
recording medium
thermal transfer
copolymer
cationic dye
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Application number
JP62146502A
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English (en)
Inventor
Shuichi Okuzono
修一 奥園
Yasuhiro Oda
康弘 小田
Koji Shintani
新谷 孝司
Yosuke Kaneshige
兼重 洋右
Tadao Seto
瀬戸 忠雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujicopian Co Ltd
Tosoh Corp
Original Assignee
Fuji Kagakushi Kogyo Co Ltd
Tosoh Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Kagakushi Kogyo Co Ltd, Tosoh Corp filed Critical Fuji Kagakushi Kogyo Co Ltd
Priority to JP62146502A priority Critical patent/JPS63309494A/ja
Publication of JPS63309494A publication Critical patent/JPS63309494A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/26Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
    • B41M5/382Contact thermal transfer or sublimation processes
    • B41M5/392Additives, other than colour forming substances, dyes or pigments, e.g. sensitisers, transfer promoting agents
    • B41M5/395Macromolecular additives, e.g. binders

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はタイプライタ−やコンピュータープリンターな
どの印像形成装置において、サーマルヘッドの加熱によ
り熱溶融性インクを記録用紙に転移して印像を形成する
ために使用する前記熱溶融性インクを保持する感熱転写
記録媒体に関する。
(従来の技術〕 従来、熱溶融性インク層を形成させた感熱転写記録媒体
は、ワックスなどのバインダー材に顔料を分散混合して
着色材とし、常温で固体の熱溶融性インク層を樹脂フィ
ルムや高密度紙などの基材に塗布形成したものであり、
この熱溶融性インク層を記録用紙に圧接してサーマルヘ
ッドにより加熱し、加熱された箇所のインクを記録紙に
溶融転移させるものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
この様な従来技術による感熱転写記録媒体に用いる熱溶
融性インクは、顔料や染料が着色材として使用され又バ
インダーとしてワックス類が使用されて来た。
しかしながら、従来バインダーとして使用されてきたワ
ックス類への顔料の分散には、多く゛の困雑性を有して
おり、実際上程々の剪断力による分散機を用いて分散し
ようとしても分散不良ないし分散の不安定化を生じるこ
とが多く、又顔料であるが故に透明度の高い鮮明な着色
が冑にくいという問題点があった。
又染料による着色方法では、顔料による着色に比べ透明
度の高い着色は得られるものの不十分であり、逆に染料
の移行による用紙の汚染などの問題点があった。
本発明は、鮮明なカラー印像が得られ、かつ従来の顔料
分散の様な操作や問題点を解消することができる熱溶融
性インクを有する感熱転写記録媒体の開発を目的として
なされたものである。
(問題点を解決するための手段〕 本発明の要旨とする所は支持体の片面上に熱溶融性イン
ク層を形成してなる感熱転写記録媒体において、該イン
ク層総吊100重量部に対し、アクリル酸エステルおよ
び/またはメタクリル酸エステルの1種又はそれ以上の
60モル%以上とカチオン染料可染ダイサイトを有する
モノマー(但し、スチレンスルホン酸又はその塩を除く
。)の1種又はそれ以上の1モル%以上から成る共重合
体のカチオン染料による染色物10重量部以上、ワック
ス類90重Φ部以下および樹脂類50重量部以下を含有
することを特徴とする感熱転写記録媒体に存し、これに
より所期の目的を達成したものである。
〔作 用〕
以下に本発明についてさらに詳細に説明する。
本発明における前記のアクリル酸エステルおよび/また
はメタクリル酸エステルとの共重合体の染色物は、雨上
ツマ−を共重合した後、カチオン染料で染色することに
よって製造できる。
前記のアクリル酸エステルおよび/またはメタクリル酸
エステルとしては炭素数12〜22の飽和および/また
は不飽和の脂肪族アルコールとアクリル酸、メタクリル
酸とのエステル類が好ましく、炭素数が12未満では油
脂類、ワックス類に相溶しなくなる。
また特に炭素数が14未満では、得られる共重合体の染
色物の溶融温度が室温前後になりべとつきやすくなるこ
とから、通常の使用にあたっては特に炭素数14以上の
エステル類が好ましい。
これを具体的に示せば、アクリル酸ドデシルエステル、
メタクリル酸ドデシルエステル、アクリル酸テトラデシ
ルエステル、メタクリル酸テトラデシルエステル、アク
リル酸ヘキサデシルエステル、アクリル酸へキサデセン
エステル。
メタクリル酸ヘキサデシルエステル、メタクリル酸へキ
サデセンエステル、アクリル酸オクタデシルエステル、
アクリル酸オクタデセンエステル、メタクリル酸オクタ
デシルエステル、メタクリル酸オクタデセンエステル、
アクリル酸エイコサンエステル、メタクリル酸エイコサ
ンエステル、アクリル酸トコサンエステル、メタクリル
酸トコサンエステルなどをあげることが出来る。
本発明におけるカチオン染料可染ダイサイトを有するモ
ノマーとしては、スチレンスルホン酸以外のスルホン酸
基、リンr!i基、カルボン酸基又はこれらの塩を有す
るモノマーがあげられ、例えばスチレンスルホン酸以外
のスルホン酸基を有するモノマーとしては、ビニルスル
ホン酸。
アリルスルホン酸、メタリルスルホン酸、アクリロイル
オキシエチルスルホン酸、メタクリロイルオキシプロピ
ルスルホン酸、2−アクリルアミド−2−メチルプロパ
ンスルホン酸等、リン酸基を有するモノマーとしては、
2−ヒドロキシェヂルアクリロイルホスフェート、2−
ヒドロキシエチルメタクリロイルホスフェート、3−ク
ロロ−2−アシッドホスホキシプロピルメタクリレート
等、カルボン酸基を有するモノマーとしては、アクリル
酸、メタクリル酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸
等、又これらの塩、例えばリチウム塩、ナトリウム塩、
カリウム塩、アンモニウム塩等をあげることが出来る。
アクリル酸エステルおよび/またはメタクリル酸エステ
ルとカチオン染料可染ダイサイトを有するモノマーとの
共重合比率は、得られる染色物の溶融温度、油脂類、ワ
ックス類との相溶性1色濃度などによって選択出来るが
、アクリル酸エステルおよび/またはメタクリル酸エス
テルが60モル%未満では油脂類、ワックス類との相溶
性が不十分となる傾向を示し、カチオン染料可染ダイサ
イトを有するモノマーが1モル%未満では充分な色濃度
が得られない。
これらアクリル酸エステルおよび/またはメタクリル酸
エステルとカチオン染料可染ダイサイトを有するモノマ
ーと溶媒中で重合開始剤を使用して重合するが、重合に
使用する溶媒は特に限定されず、ジメチルホルムアミド
、ジエチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、■ヂ
レンカーボネート、プロピレンカーボネートなどで良い
又重合に際して溶媒中のモノマー濃度は1〜30手ω%
、好ましくは5〜20重M%の範囲内で実施出来る。
溶媒中の七ツマー濃度が高すぎると重合中の凝析物が多
くなり又重合反応熱の除去が困難となるなどの点で好ま
しくなく、又あまりの低濃度では経済的に不利である。
ざらに、使用される重合開始剤としてはAIBN、t−
ブチルハイドロペルオキシド。
キュメンハイドロペルオキシドの様な通常のラジカル重
合開始剤でよい。
この様な重合開始剤を使用して通常の重合反応で採用さ
れている重合温度で重合するのであるが、重合温度は1
0〜100℃、通常40〜90℃で実施すれば良い。
本発明は、この様な共重合体の製造方法によって何ら限
定されろものではない。
次で得られた共重合体をカチオン染料で染色するが、使
用されるカチオン染料としては通常の塩基性染料及びカ
チオン染料を包含する。
染色方法は特に限定されないが、例えばカチオン染料の
水溶液と本発明の前出の共重合体溶液を接触処理するこ
とにより基本的に達成される。
染色処理条件としては、特に限定されないが、室温〜1
00℃、通常30〜80℃で良い。かかる染色処理のの
ち本発明の共重合体の染色物は染色溶液から分離される
が、分離方法としては例えば蒸留などの方法により溶媒
を除ぐか、直接大mの水中に投入して析出する着色物を
濾過分離する方法などがある。
かかる染色条件、分離、v3製方法などによって本発明
は限定されない。
本発明における共重合体の染色物の溶融温度は特に限定
されないが、好ましくは30〜150℃、特に好ましく
は50〜80℃のものが良い。インク組成物中の共重合
体の染色物の含量が高い場合、この温度範囲未満では室
温付近でインク自体が粘着しやすく、またこの温度範囲
を越えると熱溶融時に高いエネルギーを要し、さらに熱
転移インク母も同じエネルギー量では少なくなり、実用
的ではない。また本発明における共重合体の染色物の溶
融粘度は本発明のインク組成物中に占める含母や他の添
加成分により自由に選択でき、特に限定することはでき
ないが、より良い溶融転移性を発現するには、溶融粘度
があまりに大き過ぎないものが好適に使用され、好まし
くは120℃における溶融粘度(フローテスタ−110
0Ng/rmにて測定)が100OP a −S以下、
特に500pa−s以下のものが好ましい。
尚、本発明における共重合体の分子量としては特に限定
されないが、インク組成物中の共重合体の染色物の含量
が高い場合、共重合体の分子♀が大きすぎると、溶融転
移しがたくなり、印像の解像度が低下する傾向を示すの
で、重量平均分子量で50万以下のものが好ましく、特
に20万以下のものが好ましい。
本発明の感熱転写記録媒体は、支持体上の片面に少くと
も一層の熱溶融性インク層を有する。
該インク層には、少くとも1種の本発明の共重合体のカ
チオン染料染色物が含有される。
本発明の感熱転写記録媒体の形態は特に限定されない。
その形態の一つとして少くともイエロー、マゼンタ、シ
アンの各色より成り、本発明の特定の共重合体のカチオ
ン染料染色物は、すくなくともこれらの各色を与えるも
のが使用され、これらを含有する熱溶融性インクが同一
支持体上に部分塗工されている感熱転写記録媒体があげ
られる。
本発明の感熱転写記録媒体の支持体上の熱溶融性インク
層は前出の共重合体の染色物のみでもよいが、より好ま
しくはこれにワックス類の様な他の熱溶融性物質を共存
させるのが良い。
本発明に使用されるワックス類としては、融点が50〜
200℃、好ましくは60〜150℃のワックス類が良
好で、融点が50’CJζりも低すぎると解像度が低下
する傾向を示し、逆に融点が200℃より高い場合には
、サーマルヘッドに高エネルギーを要し、又熱転写イン
ク量も少くなり、実用的ではない。
この様なワックス類には、以下に代表的なものを例示す
るが、これらに限定されるものではない。
ワックス類としてはライスワックス、本ろう。
キャンデリラワックス、カルナウバワックスなどの植物
性ワックス、ラノリン、密ろう、セラックワックスなど
の動物性ワックス、モンタンワックスなどの鉱物性ワッ
クス、パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワッ
クス、酸化パラフィンワックス、塩素化パラフィンワッ
クス、リシノール酸アマイド、ウラリン酸アマイド、オ
レイン酸アマイドなどの合成ワックスなどをあげること
が出来る。
これらの内、1種又は2種以上を併用してインクとして
の融点が50〜200℃の範囲内に調整して使用される
インク層でのこれらワックスの使用量は、インク層総量
100重量部に対し90重重量以下が良く、90重量部
以上では希釈による色濃度の低下により画像温度が得ら
れず実用的ではない。
次に本発明のインク層には伯の樹脂類を使用しても良い
。この様な樹脂類としてはスチレン・ブタジェン共重合
体、酢酸ビニル樹脂、酢酸ビニル・エヂレン共重合体樹
脂、酢酸ビニル共重合体樹脂などをあげることが出来る
。これら樹脂の使用量はインク層総ti1oo重量部に
対し50重量部以下が良く、使用するワックス類の融点
に応じて調整するのが良い。即ち併用するワックス類の
融点が低い場合には、樹脂類の使用量の多い方が良く、
ワックス類の融点が高い場合には、樹脂の使用量は少く
て良い。
樹脂類の使用量が50重量部以上の場合には、インクの
転写量が少なくなり好ましくない。
以上の様に本発明のインク層の組成比は、インク層総量
100重量部に対し前出の共重合体のカヂオン染料染色
物10重聞部以上、ワックス類90重量部以下、さらに
は樹脂類50重量部以下から成っている。
さらに又、本発明のインク層には、上記成分以外に各種
添加剤が含有されても良い。例えばひまし油、あまに油
、オリーブ油などの植物性部、鯨油、牛脂などの動物性
油、鉱物性油、可塑剤などが好適に使用されて良い。又
例えば老化防止剤、安定剤などが配合されても良い。
本発明の感熱転写記録媒体は、上記の成分を含有する熱
溶融性インクを転写シート支持体に塗工する。
本発明の感熱転写記録媒体に用いられる基材としての支
持体は、耐熱強度を有し、寸法安定性および表面平滑性
の高い支持体が望ましい。
耐熱強度としては、サーマルヘッド等の熱源によって軟
化、可塑化しない支持体としての強靭さと寸法安定性を
必要とし、表面平滑性としては、支持体上の熱溶融性イ
ンク層が良好な転写率を示ずに充分な平滑度が望まれる
支持体の好ましい平滑度は、ベック試験機による平滑度
試験(JIS P 8119)で100SeC以上のも
のが良い。
材料としては例えば普通紙、コンデンサー紙。
ラミネート紙、コート紙等の紙類、あるいはポリエチレ
ン、ポリエヂレンテレフタレート、ポリスチレン、ポリ
プロピレン、ポリイミド等の樹脂フィルム類および紙−
樹脂フィルム複合体。
アルミ箔等の金属シート等がいずれも好適に使用される
支持体の厚さは良好な熱伝導性をうる上で通常60μm
以下、特に2〜20μmであるのが望ましい。なお本発
明の感熱転写記録媒体はその支持休店面側の構成は任意
である。なお又、中間層(例えば接着性樹脂層)上塗層
(例えば保護層)等のインク層以外の層構成を有してい
ても良い。
本発明の感熱転写記録媒体において、熱溶融性インク層
を重合体フィルム等の支持体に塗布するのに適した技術
は当業界において公知であり、これらの技術は本発明に
も適用することが出来る。例えばインクの塗工法として
は、一般のボットメルトコーティングやソルベントコー
ティングによって行われるが、水系塗液として塗工する
ことも可能である。塗工機はエアーナイフコーター、ロ
ールコータ−、ブレードコーター、バーコーター等の公
知のコーターで塗工されるし、又フレキソ法、グラビア
法等での公知の印刷機も使用され得る。フルカラー画像
を176ためには、少くともイエロー、マピンタ。
シアンの各色のインクを同一支持体上に線順次。
画順次0点順次の方式で部分印刷をして実施される。
又受像シートとしては紙、プラスチックフィルムあるい
は合成紙などを用いることが出来る。
本発明の熱溶融性インク組成物における前出の着色材と
しての特定の共重合体のカチオン染料染色物は、それ自
身、熱溶融性であり、かつワックス類とも良く相溶して
溶融時均−に溶解分散する。この理由については明確で
はないが、本発明の特定の共重合体の染色物中の染料分
子および共重合体鎖中の脂肪族基が関与していると考え
られる。
(発明の効果) 本発明によれば、従来の顔料を使用したインクに比べ、
顔料の分散工程が不要となることが効果の第1点にあげ
ることが出来る。
さらに本発明のインク層は熱溶融時に均一な溶融状態を
与えることが出来、印像のドツト精度1芭調の再現性を
向上出来る。
又色調はカチオン染料を使用するため鮮明であり極めて
高い透明感のある印像を与えることが出来る。
〔実施例〕
以下に実施例をあげて本発明をさらに詳細に説明するが
、本発明の実FM@様がこれらに限定されるものではな
い。なお以下に用いる「部」とは全て重量部を示す。
本発明の共重合体は以下に述べる方法で製造した。
1″、1られた共重合体中の七ツマー組成比は、共重合
体の染色物の燃焼法による元素分析を行うことにより求
めた。
溶融温度は共重合体の染色物を2枚のガラス板に挾み加
温し2枚のガラス板がくっくつ湿度を測定することによ
り求めた。
製造例1 窒素置換した500 m1重合フラスコにN−メチルピ
ロリドン360g、ステアリルメタクリレート34g、
アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸6gを
仕込み撹拌しながら90℃に胃温し、アゾビスイソブヂ
ロニトリル23を加え重合を開始した。引き続き撹拌を
続け、90℃で15時間重合した。
得られたポリマー溶液にアイビン力チロンブリリアント
レッド40H(カチオン染料C,!。
ベーシックレッド14、保土谷化学工業■製)309を
添加し、70℃で60分間撹拌した。
次にこの溶液を大損の水中に投入して着色したポリマー
を析出させ、分離・乾燥して共重合体の染色物35.3
gを得た。得られた共重合体中の七ツマー組成比はステ
アリルメタクリレート75七ル%、アクリルアミド−2
−メチルプロパンスルホン酸25モル%であり、染色物
の溶融温度ハ48〜53℃テ120℃テノ溶融粘度ハ3
00 P a −5であった。
製造例2 製造例1においてカチオン染料をアイゼンカチオンブリ
リアントイエロー5GLH(C,I。
ベーシックイエロー13.保土谷化学工業■製)24g
に変えた以外は製造例1と同様にして行い、共重合体の
染色物33.0gを1qだ。染色物の溶融温度は45〜
50’Cで、120℃での溶融粘度は310pa−sで
あった。
製造例3 製造例1においてカチオン染料をアイビンカチロンピュ
アーブルー50H(C,1,ベーシックブルー3、保土
谷化学工業■製)32gに変えた以外は製造例1と同様
にして行い、共重合体の染色物31.5gを得た。染色
物の溶融温度は47〜52℃で、120℃での溶融粘度
は330Pa−5であった。
製jb例4 ステアリルメタクリレート34gをトリデシルメタクリ
レート3/IJに変えた以外は製造例1と同様に重合、
染色を行い、水中に投入し共重合体の染色物30.59
を19だ。(9られた共重合体中の七ツマー組成比はト
リデシルメタクリレート80モル%、アクリルアミド−
2−メチルプロパンスルホン酸20モル%であり、染色
物の溶融温度は30〜35℃で、120℃での溶融粘度
は180Pa・Sであった。
製造例5 窒素置換した500 d重合フラスコにN−メチルピロ
リドン209を仕込み90℃に昇温した。次にこのフラ
スコ中へ撹拌しながらステアリルメタクリレート11.
9g、アリルスルホン酸ナトリウム2.1 g、N−、
メチルピロリドン2009からなるモノマー溶液および
アゾビスイソブチロニトリル1.39. N−メチルピ
ロリドン23.7gからなる触媒溶液を2時間かけて滴
下しながら重合を行い、引き続き15時間反応を続けた
1qられたポリマー溶液にアイゼンカチオンブリリアン
トイエロー50 L )−1200%(カチオン染料C
,1,ベーシックイエロー13、保土谷化学工業■製)
10gを添加し、70℃で60分間撹拌した。
次に製造例1と同様に水中に投入し、共重合体の染色物
6.0gを得た。得られた共重合体中の七ツマー組成比
はステアリルメタクリレート80モル%、アリルスルホ
ン酸ナトリウム20モル%であり、染色物の溶融温度は
40〜45℃で、120℃での溶融粘度は200pa−
5であった。
製造例6 ステアリルメタクリレート11.9gをトリデシルメタ
クリレート11.9gに変えた以外は製造例5と同様に
重合、染色を行い、水中に投入し共重合体の染色物5.
09を得た。1qられた共重合体中の七ツマー相成比は
トリデシルメタクリレート80モル%、アリルスルホン
酸ナトリウム20モル%であり、染色物の溶融温度は2
0〜25°Cで、120℃での溶融粘度は120pa−
sであった。
製造例7 ”IJL例5におけるモノマー溶液をステアリルメタク
リレート21.3g、ライトエステルP−A(2−ヒド
ロキシエヂルアクリロイルボスフェート、共栄社油脂化
学工業■製)3.7g、N−メチルピロリドン2009
からなるモノマー溶液に変えた以外は製造例5と同様に
重合を行った。
jqられたポリマー溶液にアイゼン力チロンブルーGL
I−1(カチオン染料C,1,ベーシックブルー65、
保土谷化学工業Il製)15gを添加し、70℃で60
分間撹拌した。
次に製造例1と同様に水中に投入し、共重合体の染色物
11.4gを得た。得られた共重合体中の組成比はステ
アリルメタクリレート80モル%。
ライトエステルP−A20モル%であり、染色物の溶融
温度は55〜60℃で、120℃での溶融粘度は250
Pa−sであった。
製造例8 製造例5におけるモノマー溶液をステアリルメタクリレ
ート23.Og、アクリル酸2.5 g、 N−メヂル
ピロリドン200 gからなる七ツマー溶液に変えた以
外は製造例5と同様に重合を行った。
1qられたポリマー溶液にアイゼン力チロンブルーGL
I−126gを添加し、70℃で60分間撹拌した。
次にWA造例1と同様に水中に投入し、共重合体の染色
物17.09を得た。得られた共重合体中のモノマー組
成比はステアリルメタクリレート15モル%、アクリル
酸25モル%であり、染色物の溶融温度は50〜55℃
で、120℃での溶融粘度は240Pa−3であった。
実施例1〜3 下記の熱溶融性インクを各々厚さ6μmのポリエチレン
フタレートフィルム支持体上にバーコーターで塗布して
膜厚10μmのインク層を有する本発明の感熱転写記録
媒体の試料を得た。
製造例1〜3の共重合体染色物    30部パラフィ
ンワックス(融点55℃)    60部ウつトラセン
UEO20510部 (エチレン・ビニルアセテート共重合体)(M I :
 1050.酢酸ビニル含量: 25.5wt%、融点
68℃、東洋曹達工業(体製) 上記で得られた感熱転写記録媒体試料をサーマルプリン
ター(発熱素子密度8 dot/mの薄膜型ラインサー
マルヘッドを搭載した試験機)で普通紙上に印字した所
各々マゼンタ、イエロー。
シアンの鮮明な印字が出来た。
実施例4〜8 下記の熱溶融性インクを各々厚さ6μmのポリエチレン
フタレートフィルム支持体上にtlTiして膜厚10μ
mのインク層を有する本発明の感熱転写記録媒体の試料
を17だ。
製造例4〜8の共重合体染色物    30部パラフィ
ンワックス(融点64〜66℃>  60部ウルトラセ
ンU E 0205        10部上記で得ら
れた感熱転写記録媒体試料をサーマルプリンター(発熱
素子密度8 dot/mの薄膜型ラインサーマルヘッド
を搭載した試験機)で普通紙上に印字した所各々マゼン
タ、イエロー。
シアンの鮮明な印字が出来た。
実施例9〜11 下記の熱溶融性インクを各々厚さ6μmのポリエチレン
テレフタレートフイルム支持体上に塗布して膜厚10μ
尻のインク層を有する感熱転写記録媒体の試料を11だ
」−記で得られた感熱転写記録媒体試料を実施例1〜3
で用いたと同じサーマルプリンターで普通紙上に印字し
た所、各々鮮明な印字が出来た。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)支持体の片面上に熱溶融性インク層を形成してな
    る感熱転写記録媒体において、該インク層総量100重
    量部に対し、アクリル酸エステルおよび/またはメタク
    リル酸エステルの1種又はそれ以上の60モル%以上と
    カチオン染料可染ダイサイトを有するモノマー(但し、
    スチレンスルホン酸又はその塩を除く。)の1種又はそ
    れ以上の1モル%以上から成る共重合体のカチオン染料
    による染色物10重量部以上、ワックス類90重量部以
    下および樹脂類50重量部以下を含有することを特徴と
    する感熱転写記録媒体。
  2. (2)カチオン染料可染ダイサイトを有するモノマーが
    スチレンスルホン酸以外のスルホン酸基、リン酸基、カ
    ルボン酸基又はこれらの塩を有するモノマーである特許
    請求の範囲第1項記載の感熱転写記録媒体。
  3. (3)該熱溶融性インク層に使用されるアクリル酸エス
    テルおよび/またはメタクリル酸エステルの1種又はそ
    れ以上の60モル%以上とカチオン染料可染ダイサイト
    を有するモノマーの1種又はそれ以上の1モル%以上と
    から成る共重合体のカチオン染料による染色物が少くと
    もイエロー、マゼンタ、シアンの各色からなり、これら
    を含有する熱溶融性インクが同一支持体上に部分塗工さ
    れている特許請求の範囲第1項又は第2項記載の感熱転
    写記録媒体。
JP62146502A 1987-06-12 1987-06-12 感熱転写記録媒体 Pending JPS63309494A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5106695A (en) * 1990-06-13 1992-04-21 Presstek, Inc. Method and means for producing color proofs
JP2013091178A (ja) * 2011-10-24 2013-05-16 Fujikura Kasei Co Ltd ブロッキング防止剤

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US5106695A (en) * 1990-06-13 1992-04-21 Presstek, Inc. Method and means for producing color proofs
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