JPS6325442B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6325442B2
JPS6325442B2 JP6709384A JP6709384A JPS6325442B2 JP S6325442 B2 JPS6325442 B2 JP S6325442B2 JP 6709384 A JP6709384 A JP 6709384A JP 6709384 A JP6709384 A JP 6709384A JP S6325442 B2 JPS6325442 B2 JP S6325442B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reflector
filament
standard
socket
axis
Prior art date
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Expired
Application number
JP6709384A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60216401A (ja
Inventor
Takeo Ichihara
Yukio Yamanaka
Tsutomu Yamamoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Stanley Electric Co Ltd
Original Assignee
Stanley Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Stanley Electric Co Ltd filed Critical Stanley Electric Co Ltd
Priority to JP6709384A priority Critical patent/JPS60216401A/ja
Publication of JPS60216401A publication Critical patent/JPS60216401A/ja
Publication of JPS6325442B2 publication Critical patent/JPS6325442B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、反射鏡及び前面レンズを合成樹脂に
より形成するとともに、反射鏡の一部に標準ソケ
ツトを一体的に設け、このソケツトに交換式のハ
ロゲン電球を装着した角型の車両用前照灯に関す
るものである。
(従来技術) 最近、米国において、樹脂製の反射鏡及び前面
レンズで構成され、内部に交換式のハロゲン電球
を有する自動車用前照灯が認可された。この方式
の前照灯に使用される交換電球アツセンブリー及
び灯具側のソケツト部は、異なる灯具間において
互換性を有するように標準化されている。以下、
この交換電球アツセンブリー及び反射鏡のソケツ
ト部を標準交換電球及び標準ソケツトと呼称す
る。
この種の前照灯の構造を第1図及び第2図に示
す。図において、1は樹脂製の前面レンズ、2は
樹脂製の反射鏡であり、この反射鏡2の後部に標
準ソケツト3が一体的に設けられている。4は
夫々がC−6形式、即ち前記反射鏡2の光軸に対
し水平でかつ直角に配置された走行用フイラメン
ト4Aとすれ違い用フイラメント4Bを有する標
準交換電球で、前記標準ソケツト3に装着されて
いる。その場合、標準交換電球4の軸が灯具反射
鏡の軸と平行になる。5は前記標準ソケツト3と
標準交換電球4の間に介在させたOリング、6は
ストツパーリングである。
上記構造の前照灯は、特に角型の場合に器具と
しての効率が悪く、出力光束が少なくなるため、
明るく良好な配光特性が得られないといつた問題
点がある。
それは、フイラメントの光度分布は軸方向に最
も低く、軸に直角な方向に最も高いドーナツ型の
特性を持つているが、この標準交換電球4が採用
するC−6形式の両フイラメント4A,4Bはフ
イラメントの軸が灯具反射鏡軸に直交するように
灯具の長手方向に置かれているため、フイラメン
トの光束を有効に利用できないことに起因する。
(発明の目的) 本発明の目的は、標準交換電球を使用しても出
力光束の増大が図れ、かつ良好な配光パターンが
得られる角型の車両用前照灯を提供することにあ
る。
(発明の概要) 本発明は、樹脂製の反射鏡及び前面レンズで構
成し、かつ反射鏡の一部に標準ソケツトを一体的
に設け、このソケツトにC−6/C−6形式のフ
イラメントを有する標準交換電球を装着した角型
の車両用前照灯において、前記反射鏡は回転軸が
略平行な回転放物面の上部反射鏡と下部反射鏡と
で前記標準交換電球のすれ違い用フイラメントの
長さよりも大きな間隔を夫々の焦点間が持つよう
に前記上部反射鏡を後方にずらせて形成し、前記
標準交換電球のすれ違い用フイラメントの軸が前
記両反射鏡の回転軸と平行となりかつ前記両焦点
間に配置される前記車両用前照灯下方の位置にこ
の標準交換電球用の標準ソケツトを設けたことを
特徴とするものである。
(実施例) 第3図〜第5図は本発明の一実施例を示すもの
で、11は樹脂製の前面レンズ、12は樹脂製の
反射鏡であり、その正面形状は角型となつてい
る。この反射鏡は回転軸が平行な上下2面の回転
放物面12A,12Bにより形成されており、そ
の下部反射鏡12Bの下方壁面に標準ソケツト1
3を設けている。このソケツト13は、本実施例
では走行用フイラメント14A及びすれ違い用フ
イラメント14Bを有する標準交換電球14をそ
の軸が反射鏡12の回転軸と直交する形状として
いる。また、前記上部及び下部反射鏡12A,1
2Bは前記すれ違い用フイラメント14Bの長さ
より大きな間隔で前後、例えば本実施例では上部
反射鏡12Aの焦点Fuが下部反射鏡12Bの焦
点Fdより後に位置しており、両焦点Fu,Fd間で
かつ前記回転軸と平行にすれ違い用フイラメント
14Bが位置するようソケツト位置を定めてい
る。例えば、フイラメント14Bの後端と焦点
Fuの距離が0〜2mm、フイラメント14Bの前
端と焦点Fdの距離が0〜2mmとなるよう設定す
る。走行用フイラメント14Aは、図示装着状態
ではすれ違い用フイラメント14Bより少々前寄
りとなつている。
図中、15はOリング、16はストツパーリン
グである。なお、上部、下部反射鏡12A,12
Bの焦点距離は所要の反射パターンに従つて任意
に選定する。従つて、焦点距離が異なる場合もあ
る。
上記のような構造とすると、走行ビームによる
基本ビームパターンは第6図Aに示すように下部
反射鏡12Bからの反射光によつて中心部に円形
に形成される部分(斜線領域)、いわゆるスポツ
ト光と、上部反射鏡12Aからの反射光によつて
半円弧状に形成される部分(梨子地模様領域)を
有するようになり、すれ違いビームによる基本ビ
ームパターンは第6図Bに示すように上部、下部
反射鏡12A,12Bからの反射光により形成さ
れる部分が重なり合つて半円状となる。
その場合、本来はC−6/C−6形式である標
準交換電球14のフイラメント14A,14Bを
両反射鏡12A,12Bの回転軸と平行ないわゆ
るC−8/C−8形式状のものとしたことで、反
射鏡12に入射する光束が増大し、出力光束が増
大する。しかも、良好な反射パターンが得られ
る。
第7図〜第9図は本発明の他の実施例を示すも
ので、前記実施例では電球軸が反射鏡軸と直交す
るように装着している電球14を灯具の上下方向
の中心軸と電球軸の角度がθとなるように傾けて
装着した場合である。即ち、反射鏡12の下方壁
面に標準ソケツト13′をその中心軸が角度θだ
け傾くように一体的に設けている。
このように電球軸を傾斜させると、第10図
A,Bに示すように走行ビームとすれ違いビーム
の切換え幅が大きくなる。この切換え幅は電球1
4の傾斜角θによつて変わるので、適宜に選定可
能である。本実施例では、θ=0〜40゜の範囲で
良好な反射パターンが得られた。
なお、スポツト光が下部反射鏡12Bからの反
射光により形成されることは前記実施例と同様で
ある。
前記各実施例はスポツト光を下部反射鏡12B
からの反射光によつて形成したが、上部反射鏡1
2Aからの反射光によつて形成することも可能で
あり、その例を第11図〜第18図A,Bに示
す。
第11図〜第14図A,Bは標準交換電球14
をその軸が反射鏡軸と直交し、かつすれ違い用フ
イラメント14Bが走行用フイラメント14Aよ
り少々前寄りとなるようにソケツト13に装着し
た場合であり、すれ違い用フイラメント14Bが
上部、下部反射鏡12A,12Bの焦点Fu,Fd
の間に位置することは第3図〜第6図A,Bに示
す実施例と同様であつて、電球を上記状態に規制
するようにソケツト13″を形成した点が異なる。
ただし、この場合には、第14図Aに示すよう
に走行ビームによる基本ビームパターンのスポツ
ト光(中心部の円形の梨子地模様部分)が上部反
射鏡12Aからの反射光によつて形成され、半円
弧状の斜線領域が下部反射鏡12Bからの反射光
によつて形成される。
第15図〜第18図A,Bは上記実施例(第1
1図〜第14図A,B)の電球14を角度θだけ
傾斜させて装着した場合であり、第7図〜第10
図A,Bの実施例とは反対方向に傾斜させてい
る。即ち、標準ソケツト13をその中心角が角
度θだけすれ違い用フイラメント14B側に傾斜
するように反射鏡12の下方壁面に一体的に設け
ている。
この場合にも第18図A,Bに示すように走行
ビームとすれ違いビームの切換え幅が大きくな
る。ただし、スポツト光は上部反射鏡12Aから
の反射光によつて形成される。
(発明の効果) 以上のように本発明によれば、本来はC−6/
C−6形式のフイラメントを持つ標準交換電球を
灯具下方から挿入することで前記フイラメントを
略90゜回転させ、反射鏡軸と平行なC−8/C−
8形式状に位置させ、出力光束が多い部分が対面
するようにしたことで、反射鏡に入射する光束が
増大し、角型であつても光束を有効に利用でき、
高出力光束となる。また、反射鏡を上下2面で焦
点位置を前後に異ならせ、その間にすれ違い用フ
イラメントが位置するように標準交換電球を装着
したので、所望の配光パターンに適した良好な反
射パターンを得ることがきる。しかも、電球は既
存の標準交換電球をそのまま使用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は樹脂製の反射鏡及び前面レンズで構成
され、内部に標準交換電球を有する角型の車両用
前照灯の従来例を示す正面図、第2図は同縦断面
図、第3図は本発明に係る車両用前照灯の一実施
例を示す正面図、第4図は同縦断面図、第5図は
同実施例における上部、下部反射鏡とフイラメン
トの位置関係の説明図、第6図A,Bは基本ビー
ムパターン、第7図、第11図及び第15図はそ
れぞれ本発明の他の実施例を示す正面図、第8
図、第12図及び第16図は各他の実施例の縦断
面図、第9図、第13図及び第17図は各他の実
施例における上部、下部反射鏡とフイラメントの
位置関係の説明図、第10図A,B、第14図
A,B及び第18図A,Bは各他の実施例の基本
ビームパターンである。 11……前面レンズ、12……反射鏡、12A
……上部反射鏡、12B……下部反射鏡、13,
13′,13″及び13……標準ソケツト、14
……標準交換電球、14A……走行用フイラメン
ト、14B……すれ違い用フイラメント、Fu…
…上部反射鏡の焦点、Fd……下部反射鏡の焦点。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 樹脂製の反射鏡及び前面レンズで構成し、か
    つ反射鏡の一部に標準ソケツトを一体的に設け、
    このソケツトにC−6/C−6形式のフイラメン
    トを有する標準交換電球を装着した角型の車両用
    前照灯において、前記反射鏡は回転軸が略平行な
    回転放物面の上部反射鏡と下部反射鏡とで前記標
    準交換電球のすれ違い用フイラメントの長さより
    も大きな間隔を夫々の焦点間が持つように前記上
    部反射鏡を後方にずらせて形成し、前記標準交換
    電球のすれ違い用フイラメントの軸が前記両反射
    鏡の回転軸と平行となりかつ前記両焦点間に配置
    される前記車両用前照灯下方の位置にこの標準交
    換電球用の標準ソケツトを設けたことを特徴とす
    る車両用前照灯。
JP6709384A 1984-04-04 1984-04-04 車両用前照灯 Granted JPS60216401A (ja)

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JP6709384A JPS60216401A (ja) 1984-04-04 1984-04-04 車両用前照灯

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JP6709384A JPS60216401A (ja) 1984-04-04 1984-04-04 車両用前照灯

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JPS60216401A JPS60216401A (ja) 1985-10-29
JPS6325442B2 true JPS6325442B2 (ja) 1988-05-25

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH084644Y2 (ja) * 1990-02-02 1996-02-07 株式会社小糸製作所 自動車用前照灯
JPH0718307U (ja) * 1993-09-03 1995-03-31 株式会社小糸製作所 車両用灯具
DE102007031253B4 (de) * 2007-07-04 2013-03-28 Automotive Lighting Reutlingen Gmbh Kompakter Ellipsoidscheinwerfer

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JPS60216401A (ja) 1985-10-29

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