JPH09237504A - 下向き及び上向きライト用自動車前照灯 - Google Patents

下向き及び上向きライト用自動車前照灯

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JPH09237504A
JPH09237504A JP9051053A JP5105397A JPH09237504A JP H09237504 A JPH09237504 A JP H09237504A JP 9051053 A JP9051053 A JP 9051053A JP 5105397 A JP5105397 A JP 5105397A JP H09237504 A JPH09237504 A JP H09237504A
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light
shade
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JP9051053A
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Franz-Josef Kalze
カルツエ フランツ‐ヨーゼフ
Wolfgang Peitz
パイツ ウオルフガング
Rolf Kiesel
キーゼル ロルフ
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Osram GmbH
Original Assignee
Patent Treuhand Gesellschaft fuer Elektrische Gluehlampen mbH
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多機能形前照灯を設計する際大幅な柔軟性を
可能にする。 【解決手段】 本発明による前照灯1は2つの異なった
自由面輪郭を持つ反射器2と、セード9を組込んだ2フ
ィラメント形ハロゲン電球3とを含み、セード9は主フ
ィラメント7の周囲に100〜140°の方位角を持つ
遮光区域12を作る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2つのセグメント
を有し光軸を規定する反射器と、2つの発光体を包囲す
るガラス球を有し反射器内に配置されたランプとを備
え、第1の発光体(以下においては主フィラメントと称
する)は軸上に配置されてセードとして作用する薄板部
品によって部分的に包囲されている下向き及び上向きラ
イト用自動車前照灯に関する。さらに、本発明は、少な
くとも部分的な自由面の輪郭を有し特に自動車前照灯内
の反射器内で使用するためのハロゲン電球に関する。
【0002】この場合対象となる自動車前照灯は、特
に、自由面反射器と、2つの発光体を有するランプと、
金属製遮蔽体(以下においてはセードと称する)とを備
えた自動車前照灯である。ランプは通常ハロゲン電球で
ある。
【0003】
【従来の技術】反射器とランプとを備えた従来の自動車
前照灯は通常例えばドイツ連邦共和国特許出願公開第2
の651643号公報によって公知であるようないわゆ
るH4形ランプを使用する。この場合、ガラス球の内部
に下向きライト用発光体及び上向きライト用発光体がそ
れぞれ軸方向に配置されている。下向きライト用発光体
は、減光フードがほぼ半殻を形成するように、すなわち
方位的に180°足らずの角度を有するように減光フー
ド内に位置させられる。減光フードは下向きライト用発
光体の口金側端部のところで上向きライト用発光体を遮
光するように高く上げられている。
【0004】この種のランプの基本原理は例えばドイツ
連邦共和国特許出願公開第1の772256号及び第1
の539371号公報に詳細に記載されている。減光フ
ードはその側面縁部を反射器に投影することによって明
−暗境界線を備えている。道路を非対称的に照明するこ
とは好ましいが、この非対称照明は、減光フードの一方
の側面が下向きライト発光体の平面にまで完全に高く上
げられるのではなく、その平面の下に約15°で終了
し、それにより減光フードの有する角度が165°とな
るようにすることによって得られる(ドイツ連邦共和国
特許出願公開第1の589242号公報参照)。上向き
ライト用フィラメントは原理上軸方向フィラメントの代
わりに横方向フィラメントであってもよい。通常下向き
ライト用フィラメント又は上向きライト用フィラメント
のみが作動させられるこの様式においては、反射器の利
用が制限される。減光フードによる遮光に起因する損失
は下向きライトの場合全立体角の40%の大きさであ
る。反対に、上向きライトのためには立体角の約40%
しか利用することができず、一方上向きライトの光は下
向きライト用に考えられた反射器部分で散乱させられる
ことにより、立体角の約60%はコントロールできずに
近距離を照明してしまう。
【0005】所属の反射器は一般に2つの放物面部品か
ら構成されている(例えばドイツ連邦共和国特許出願公
開第2の720956号公報参照)。しかしごくまれで
はあるが、とりわけドイツ連邦共和国特許出願公開第3
808086号公報及びヨーロッパ特許出願公開第2の
82100号公報に記載されているような自由面反射器
も使用されている。
【0006】従来公知のこの基本原理は互いに相い反す
る要求の妥協の上に成り立っているが、この妥協はまだ
最適に満足し得るものではない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、多機
能形前照灯を設計する際の大幅な柔軟性を可能にした、
反射器と2つの発光体を包囲するガラス球を有し反射器
内に配置されたランプとを備えた自動車前照灯を提供す
ることにある。このことは特に両機能つまり下向きライ
ト及び上向きライトの最適な解決策に寄与する。さらに
本発明による構想は可変的に設計されしかも特別な要求
を満足させる最新の光機能に対しても適するものであ
る。
【0008】本発明の他の重要な課題は、前照灯に特に
好適であるハロゲン電球を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような課題は、本発
明によれば、自動車前照灯に関しては、反射器が異なっ
た輪郭を有する2つのセグメントから構成され、その場
合第1のセグメントは光学的に主フィラメントに付属
し、一方第2のセグメントは光学的に第2の発光体(以
下においては副フィラメントと称する)に付属し、その
場合少なくとも第1のセグメントの輪郭は自由面輪郭で
あり、主フィラメントは、約100°〜140°の方位
角が遮光されそれによって遮光区域及び照明区域が規定
されるようにセードによって包囲され、副フィラメント
は光軸の下に配置され、その場合ずれは副フィラメント
の直径の0.25倍〜2倍であり、反射器のセグメント
の空間分配はセードによって規定された両区域に付属
し、セードは副フィラメントが同様に主に遮光区域内に
位置するように成形されることによって解決される。
【0010】自動車前照灯に関する本発明の有利な実施
態様は請求項2乃至10に記載されている。
【0011】さらに上記の課題は、本発明によれば、ハ
ロゲン電球に関しては、ガラス球軸を規定する円筒状又
は類似に成形されたガラス球と、反射器系の光軸に一致
する基準軸を規定する口金と、その基準軸に配置され約
100°〜140°の方位角を遮光するセードとしての
金属フードによって包囲された主フィラメントと、基準
軸の外に配置された副フィラメントとを備え、副フィラ
メントと基準軸との距離は副フィラメントの直径の0.
25倍〜2倍であり、セードは副フィラメントが同様に
少なくとも主に遮光区域内に位置するように成形される
ことによって解決される。
【0012】ハロゲン電球に関する本発明の有利な実施
態様は請求項12以降に記載されている。
【0013】本発明による自動車前照灯は光軸を規定す
る反射器とこの反射器内に配置された2フィラメント形
白熱電球とから構成され、その場合第1の発光体(以下
においては主フィラメントと称する)は軸上に配置さ
れ、セードとして作用する金属フードによって部分的に
包囲される。用語“軸上に”はフィラメントが充分に小
さい公差で光軸内に位置することを意味する。
【0014】このことは別にしても、公知のように、主
フィラメントがガラス球の軸の外側にあることは同様に
必要である。厳密に言えば、主フィラメントは反射器内
においてガラス球軸の下にある。それゆえ鏡像によって
眩しくなることが防止される。
【0015】反射器は異なった輪郭を有する2つのセグ
メントから構成され、その場合第1のセグメントは光学
的に主として主フィラメントに付属し、一方第2のセグ
メントは光学的に専ら第2の発光体(以下においては副
フィラメントと称する)と協働する。少なくとも第1の
セグメントの輪郭は、例えばドイツ連邦共和国特許出願
公開第3808086号公報及びヨーロッパ特許出願公
開第2の82100号公報に原理が記載されている自由
面輪郭である。
【0016】反射器の第2のセグメントも自由面輪郭で
あることは特に好ましい。しかしながら、原理的には他
の輪郭、例えば放物面輪郭も好適である。
【0017】第1のセグメントの輪郭が減光作用のため
に必要な明−暗境界線を作るように最適化されることは
好ましい。この基本原理は、明−暗境界線が減光フード
又はシャッターの縁部の結像によって作られるのではな
く、下向きライトとして作用する主フィラメントの多数
の結像の適当な重畳によって作られることにある。この
場合、明−暗境界線はフィラメント像の上側縁部によっ
て形成され、この上側縁部はフィラメントの下側縁部に
一致する。しかしながら、明−暗境界線を例えばシャッ
ターのような別の手段によって形成することも可能であ
る。
【0018】主フィラメントは、約100°〜140°
の方位角が遮光されこれによって主フィラメントに関し
て反射器内に遮光区域と照明区域とが規定されるように
セードによって包囲される。この場合、セードは、減光
フードの技術によって公知であるように、反射器内にお
いて主フィラメントの下側に位置するように配置され
る。しかしながら、セードは明−暗境界線を形成しない
ので、その位置決め及び寸法は減光フードの場合より重
大ではない。
【0019】副フィラメントは反射器内において光軸の
僅か下側に配置され、その場合(副フィラメントの中心
部に対する)ずれはこの副フィラメントの直径の0.2
5倍〜2倍である。このずれが直径の約0.5倍である
と好ましい。副フィラメントは軸方向に配置することも
できる。しかしながら、副フィラメントが光軸を横切る
ように配置することは特に好ましい。何故ならば、副フ
ィラメントの放射特性は反射器の2分割された輪郭に最
適に合わせることができるからである。特に、これによ
って専ら第2の反射器セグメントに水平の発光体投影が
形成され、この投影は上向き照明のための所望の光分布
に非常に良好に変換することができる。これに対して、
軸方向の副フィラメントは第2の反射器セグメントに垂
直に位置するフィラメント像を形成するが、このフィラ
メント像はこの典型的な用途にはあまり良く適合しな
い。
【0020】反射器の両セグメントの空間分配はセード
によって規定された2つの区域にほぼ合わせられる。こ
のことは、主として主フィラメントの光を加工する第1
のセグメントが専ら副フィラメントと協働する第2のセ
グメントより明らかに大きいことを意味する。平面図で
は両セグメントは、例えば円形反射器口を仮定すると、
ケーキ片に類似し、しかも共同して完全なケーキ(36
0°の方位角に相当)を形成する切片である。この場
合、第2のセグメントはセードの方位角にほぼ一致する
方位角を有する。第2のセグメントの方位角を半影効果
のためにセードの方位角より若干小さく、特に20%程
小さく選定することは好ましい。一般的には約10%小
さくされる。
【0021】セードはほぼ主フィラメントの下側に配置
される。このセードは副フィラメントが同様に少なくと
も主に遮光区域内に位置するように成形される。その基
本的な形状は矩形である。しかしこの基本形状はスプー
ン状又はワッペン状にしてもよい。この場合、セードは
副フィラメントと主フィラメントとの間に配置された正
面先端と、(主フィラメントにほぼ平行な)直線状又は
湾曲状の2つの側面縁部と、これらの側面縁部を横切る
ように延びる末端縁部又は尖っていない末端先端とを有
する。この場合、副フィラメントの遮光は主としてスプ
ーン又はワッペンの正面先端によって生ぜしめられる。
この正面先端はこのために高く曲げるか又は延長するこ
とができる。
【0022】セードは本来の平坦状薄板部品でもよく、
この薄板部品が連続的に凹状に湾曲させられるか又は平
坦状切片の場合には屈曲させられて互いに載せられる。
この種の形状は材料の節約になり、製造が容易で、反射
が少ない。薄板部品はしかしながら凹状に湾曲させ、そ
の後特にスプーン状又はワッペン状に成形してもよい。
【0023】主フィラメント内に位置する極座標系の原
点から見て、その場合ワッペンの側面縁部は100°〜
140°の方位角を有する。これに対して、典型的な減
光フードは非対称に減光する場合165°の方位角を有
する。
【0024】主フィラメントを含みこの主フィラメント
から出発した水平面に関して、セードの両側面縁部は明
らかに主フィラメントの下側縁部の下に位置する。両側
面縁部がこの水平面に対してなす方位距離は少なくとも
20°である。セードをこの平面に対して非対称に配置
し、それにより両側の角距離が等しくなるようにするこ
とは有利である。これに対して、典型的な減光フードの
場合一方の側面縁部は水平面内に正確に位置するのに対
して、他方の側面縁部は水平面に対して15°の方位距
離を有する。
【0025】下向きライトの点灯においては主フィラメ
ントのみが第1の反射器セグメントと共に作用する。上
向きライトに対しては多数の変形が可能である。
【0026】第1の優れた実施態様においては、遮光区
域内に入射する副フィラメントの光線は第2のセグメン
トで反射されながら的確に上向き照明の主要部として使
用可能な強烈なビームを作るために使用される。その際
副フィラメントの光線の一部は副フィラメントのために
覆われていない第1の反射器セグメントにも到達する。
この光線はここでは有害な散乱光になるのではなく、む
しろ上向きライトの点灯時には補助的に寄与するものと
して側面照明に利用される。この場合上向きライトは遮
光される。この実施態様では副フィラメントの電力は主
フィラメントとほぼ同じ大きさである。この電力はさら
に40%まで高めることもできる。副フィラメントの電
力が典型的な60Wの場合には光束は約200lmであ
る。
【0027】第2の優れた実施態様においては、本来の
上向きライトは、上述のビームと側面を照明する光線
(両方とも上向きライトにより作られる)とがその後点
灯された下向きライトに重畳される、すなわち上向きラ
イトの点灯時に主フィラメント及び副フィラメントが同
時に点けられることによって形成される。このような理
由から、副フィラメントの電力は主フィラメントの電力
の20〜80%にしか相当せず比較的僅かであるが、今
や充分である。このことはここで述べた前照灯装置の高
い効率を際立たせるものである。
【0028】ランプがハロゲン電球であることは有利で
ある。というのは、その寸法が非常に小さく、その寿命
が非常に長いからである。
【0029】両セグメントに反射器面を分配するための
基準として、遮光区域に付属した第2のセグメントの面
積率が反射器の全面積に対して約10%〜30%になる
ようにすることが用いられる。副フィラメントの電力が
約20〜40Wである場合、第2のセグメントから得ら
れる有効光束は少なくとも80lmである。主フィラメ
ントの一般的な電力は50〜70Wである。
【0030】従って特に好ましい実施態様においては、
両発光体の電気的接続部間の接続は、主フィラメントが
下向きライトとして作用し、一方上向きライトは主フィ
ラメント及び副フィラメントから同時に放出された光の
重畳によって形成されるように行われる。
【0031】しかしながら、ここで紹介した新しい構想
は他の用途にも、特にオイレカ(Eureka) ・プロジェク
ト1403の対象であるAFS(Advanced F
rontlighting System)の概念のも
とに纏められた用途にも利用することができる。これに
よって得られた光分布は、改善された技術を使用して、
融通のきかない標準規格に定められた下向きライト及び
上向きライト用の光分布よりも種々の交通状況に良好に
及び/又は柔軟に整合させることができるという特徴を
有する。一例は明−暗境界線を走行速度に整合させるこ
とである。
【0032】その場合、個々のフィラメントは通常のよ
うに個々に点灯されるか又は補助的に共通に接続され
る。後者の場合、3つ(又はそれ以上)の異なった点灯
様式を実現可能である。それによって、典型的な点灯様
式“上向きライト”及び“下向きライト”に相当する通
常の点灯様式の代わりに、“市内ライト”、“街道ライ
ト”、“高速道路ライト”、“交通標識照明”等の現代
的な点灯様式に相当する新しい光分布パターンを特に良
好に実現可能になる。この種の点灯様式は例えばドイツ
連邦共和国特許出願公開第4124374号公報で説明
されている。ここで紹介したテクノロジーの利点は、特
に、多くの異なった機能を提供する現代の照明システム
においてそのために必要な前照灯の個数を少なくするこ
とができる点にある。
【0033】AFSの目的を達成するための公知の他の
補助手段としては例えば移動可能なシャッター及び可動
ミラーが適する。この場合、明−暗境界線はシャッター
によっても実現することができる。
【0034】この種の用途において、所属の反射器が非
常に平坦である(特に矩形状に成形されている)場合、
基本的に軸方向の副フィラメントが特に有利である。
【0035】しかしながら、上記に述べたハロゲン電球
に相当するランプは自動車前照灯にも使用可能であると
共に、少なくとも一部分に、好ましくは全体的に自由面
輪郭を備えた反射器系、特に前照灯内の反射器系に一般
に適している。特に、ガラス球軸を規定する円筒状又は
類似に成形されたガラス球と、反射器系の光軸に一致す
る基準軸を規定する口金と、その基準軸に配置され約1
00°〜140°の方位角を遮光するセードとしての金
属フードによって包囲された主フィラメントと、基準軸
の外に配置された副フィラメントとを備え、副フィラメ
ントと基準軸との距離が副フィラメントの直径の0.2
5倍〜2倍であり、セードは副フィラメントが同様に少
なくとも主に遮光区域内に位置するように成形されたハ
ロゲン電球が適する。
【0036】副フィラメントの電力が主フィラメントと
ほぼ同じに設計されるか、又は主フィラメントの電力の
20%〜80%、特に50%に相当するように両フィラ
メントが設計されることとが好ましい。
【0037】モード“上向きライト”及び“下向きライ
ト”での典型的な点灯様式には、上記において既に説明
したように、副フィラメントが主フィラメントを横切る
ように配置されたランプが特に好適である。
【0038】このような状況においては、主フィラメン
トを含みかつ副フィラメントに平行に延びしかも主フィ
ラメントから出発した水平面を規定することができる。
この場合この水平面に関して、セードの両側面縁部が明
らかに主フィラメントの下側縁部の下に位置するように
することは有利である。両側面縁部がこの水平面に対し
て少なくとも20°の角距離を有することは好ましい。
【0039】しかしながら、上記で説明した新しい点灯
様式の一部のために、副フィラメントを主フィラメント
の軸方向に配置することは有利である。
【0040】このような状況においては、主フィラメン
トを含みかつ主フィラメントから出発ししかも両フィラ
メントを含む平面に垂直である水平面を規定することが
できる。この場合、この水平面に関して、セードの両側
面縁部が明らかに主フィラメントの下側縁部の下に位置
しかつ両側がこの水平面に対して少なくとも20°の角
距離を有することは有利である。
【0041】特別な要求がある場合、副フィラメントを
主フィラメント及び光軸に対して斜めに配置することも
可能である。
【0042】主フィラメントに対する副フィラメントの
相対的な位置合わせに応じて、副フィラメントがセード
の遮光区域内に完全には位置しなくてもよいことが可能
になる。このことは特に副フィラメントの横方向配置又
は斜め配置の場合に当てはまる。しかしながら、一般に
は副フィラメントの発光面積の少なくとも80%、好ま
しくは95%以上が遮光区域内に位置しなければならな
い。この際、横方向の副フィラメントの場合、遮光理由
から短い方がより一層好ましいフィラメントと上向きラ
イトの光分布のためには長い方がより一層好ましいフィ
ラメントとの間の妥協点が見出されなければならない。
【0043】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
【0044】図1は反射器2及びハロゲン電球3を備え
た前照灯1を概略的に示す。反射器2は光軸Aを規定し
ている。ハロゲン電球3は片側を挟搾され挟搾部で口金
5を担持する円筒状ガラス球4を有している。このガラ
ス球4の反口金側端部は丸められており、公知の吸収被
覆6を備えている。50Wの電力を有する主フィラメン
ト7が第1の発光体を形成している。この主フィラメン
ト7は前照灯の光軸Aに一致する口金の基準軸に配置さ
れており、その場合主フィラメント7は(光軸Aに平行
に位置する)ガラス球軸Bより若干下に配置されてい
る。
【0045】25Wの電力を有し副フィラメント8を形
成する第2の発光体は光軸Aを横切るように配置されて
いる。副フィラメント8は口金5と主フィラメント7と
の間で光軸の僅か下に配置されている。フィラメント中
央部に関して副フィラメント8と主フィラメント7との
距離は2mm、副フィラメント8と光軸との距離は1m
mである。光軸に対するこのずれは副フィラメントの直
径の約0.75倍に相当する。
【0046】図2の(a)及び(b)はハロゲン電球の
幾何学的形状を一部拡大した側面図及び断面図で示す。
フィラメント7、8及びセード9は石英梁21に固定さ
れたリード線17に通常の方法で固定されている。セー
ド9は主フィラメント7の下に水平に配置されている。
このセード9は凹状に湾曲した薄板部品であり、この薄
板部品は尖っていない先端10、2つの側面縁部11及
び末端縁部16によってワッペン状に成形されている。
セード9の先端10は主フィラメント7と副フィラメン
ト8との間に位置している。この先端10は、副フィラ
メント8を、主フィラメント7から見て、実質上完全に
隠すように高く上げられている。セード9と主フィラメ
ント7との距離、及びセード9の幅すなわち側面縁部1
1間の距離は、主フィラメント7から見てα=120°
の方位角を有する遮光区域12が形成されるように設定
されている。それゆえ、照明区域13は240°の残り
の方位角となる。セード9は垂直線に対称に配置されて
いる。それにも拘わらず非対称な光分布が達成される。
というのは、このことが反射器輪郭の特徴であるからで
ある。
【0047】驚くべきことに、ここでは、横方向フィラ
メント8の幅をセードの幅より小さくなるように選定し
て両フィラメント及びセードの位置を互いに調和させ、
一方同時に主フィラメント7から見た方位角αが約12
0°の要求された遮光を生ぜしめるようにセードの側面
縁部と主フィラメントとの距離を選定することが事実可
能である。
【0048】図1及び図3に概略的に示された反射器輪
郭は自由面として実施された2つのセグメント14、1
5から構成されている。主フィラメント7の光は専ら前
照灯内の上方に配置された第1のセグメント14によっ
て加工され、一方この第1のセグメント14の下に位置
する第2のセグメント(ハッチング部分)15は専ら副
フィラメント8の光を加工する。この副フィラメント8
は第2の反射器セグメント15の“焦点体積”の僅か下
に位置するように前照灯1内に配置されている。(第2
の反射器セグメントが放物面である場合には、副フィラ
メントは焦点の僅か下に位置する。)図3の平面図では
両セグメント14、15はセード9によって作られた区
域12、13にほぼ一致する。第2のセグメント15の
方位角βは約110°、第1のセグメント14の方位角
は残りの全方位角(250°)である。
【0049】別の実施例では、前照灯は、円形の代わり
に、例えば13cmの幅及び10cmの高さを持つ矩形
の基本形状を有する。
【0050】下向きライトの点灯時には、主フィラメン
ト7のみが発光し、それゆえ第1のセグメント14のみ
が照らされる。この第1のセグメント14の自由面輪郭
は、減光フードのような付加的な補助手段を要すること
なく、図4の(a)に示されている標準的な非対称の下
向きライト分布を作る。この図には等照度線が示されて
いる。鮮明な明−暗境界線が目立っている。測定は25
m離れた測定壁で行われた。検出された水平角度は−3
0°〜+30°、垂直角度は−5°〜+5°である。
【0051】上向きライトの点灯時には、主フィラメン
ト7及び副フィラメント8が発光し、それゆえ上向きラ
イトの分布は以下の複数の成分から構成される。
【0052】第1の成分は、第1の反射器セグメント1
4と連携する主フィラメント7の図4の(a)に示され
た下向きライトの分布によって作られる。
【0053】上向きライトのために重要な第2の成分は
光分布の中心部における狭く明るいビームから構成さ
れ、このビームは第2の反射器セグメント15と連携す
る副フィラメント8によって作られる。この成分は図4
の(b)に示されている。
【0054】副フィラメント8が第1の反射器セグメン
ト14を同様に照らすことによって生ずる第3の成分が
現れる。このようにして図4の(c)に示されているよ
うに側面領域の付加的な照明が達成される。この付加的
な光は下向きライトと共に、第2のセグメント15のビ
ームによって作られた“トンネル効果”を除去するのに
役立つ。
【0055】図4の(d)に示された合成上向きライト
はこれらの3つの個別成分の和である。中心部における
明るいビームへ徐々に移行する非常に良好で一様な上向
きライト分布、及び全光束の高い有効性が目立ってい
る。
【0056】図5の(a)及び(b)には軸方向の副フ
ィラメント18を備えた装置が示されている。図1及び
図2と同一部品には同一符号が付されている。ここでも
同様に副フィラメント18は光軸の下約1mmのところ
に配置されている。主フィラメント7及び副フィラメン
ト18の互いに向き合う縁部19及び20の距離は1.
5mmである。セード9は上述の実施例と同じように配
置されている。第1の実施例と類似の前照灯におけるこ
の種のハロゲン電球の光分布が図6の(a)及び(b)
に模範的な例として示されている。この場合、フィラメ
ントの結線は図4に関連して説明した点灯様式と同じで
ある。それゆえ、第1の反射器セグメントと協働する主
フィラメントによって作られた下向きライト分布(図6
の(a)参照)は図4の(a)の下向きライト分布と実
質上同一である。しかしながら、副フィラメントは第2
のセグメントと協働して今では大きなエプロン照明を持
つビームを作る(図6の(b)参照)。側面照明も同様
にあまり一様ではなく、しかもあまり幅広くない(図6
の(c)参照)。合成上向きライト(図6の(a)〜
(c)の成分の加算)は従来のH4形前照灯の合成上向
きライトより優れているが、しかしながら最大照度が第
1の実施例の場合より小さい。
【0057】一般に、ここで紹介したハロゲン電球の両
基本形は2つのセグメントから構成される他の反射器系
に対しても使用することができる。自動車前照灯の反射
器の両セグメントは例えば次の光分布を可能にする自由
面輪郭から構成される。
【0058】主フィラメントの単独点灯は第1の反射器
セグメントを介して点灯モード“市内ライト”に適する
光分布を作る。移動可能なシャッター機構は水平面の高
さに配置され、減光手段として作用する。
【0059】シャッター機構を戻してすなわち光路から
遠ざけて、主フィラメントをその後単独点灯すると、セ
ードは点灯モード“街道ライト”に適する光分布を作
る。
【0060】横方向の副フィラメントを補助的に点灯す
ると、第2の反射器セグメントによって点灯モード“高
速道路用下向きライト”に適する光分布が作られる。
【0061】これとは異なり(最適な反射器輪郭の際)
両フィラメントを共通に点灯する場合反射器の僅かな傾
倒によって(上述のように両反射器セグメントを介し
て)、点灯モード“交通標識照明”に適する光分布が作
られる。
【0062】図7には横方向の副フィラメント8を備え
たハロゲン電球の実施例が示されている。上述の図面と
同一部品には同一符号が付されている。平坦状セード2
5が軸方向の主フィラメント7を包囲している。このセ
ード25は屈曲させられて互いに接する複数の部品26
〜30から構成されている。この種のセードは反射作用
が弱くそして材料のいかなる切り屑を出すことなく直角
の薄板条帯から特に簡単に製造することができる。方位
角αはここでは110°である。
【0063】更に別の実施例では下向きライト点灯時の
図4に関する説明に相応して主フィラメント7のみが発
光し、従って第1のセグメント14が照射される。上述
の説明はここでも全く同様に適用される。
【0064】上向きライトの点灯時にはしかしながら副
フィラメントのみが発光し、上向きライト分布は単に次
の2つの成分から成る。
【0065】上向きライトに重要な第1の成分は、副フ
ィラメント8によって第2の反射器セグメント15と関
連して作られる光分布の中心にある明るい光束から成
る。この成分は図4の(b)に示した光分布に類似する
が、それほど狭くない。
【0066】この成分に、副フィラメント8が第1の反
射器セグメント14を照射することによって生ずる第2
の成分が加わる。このようにして図4の(c)に示す側
面範囲の付加的な照明が得られるので、第2のセグメン
トの光束によって作られる“トンネル効果”を除去する
ことができる。
【0067】図4の(d)に示した光分布に類似する上
向きライトはこの両個別成分の和である。
【図面の簡単な説明】
【図1】横方向の副フィラメントを備えた2フィラメン
ト形ハロゲン電球を有する前照灯を一部断面で示した断
面図。
【図2】図1に示したハロゲン電球の要部を拡大して示
し、(a)はその側面図、(b)はその断面図。
【図3】図2に示したハロゲン電球の概略平面図。
【図4】図1に示した前照灯を用いて達成された光分布
を示し、(a)は或る成分による光分布図、(b)は他
の成分による光分布図、(c)は別の成分による光分布
図、(d)はそれらの成分を集合させた光分布図。
【図5】軸方向の副フィラメントを備えたハロゲン電球
の他の実施例の要部を拡大して示し、(a)はその側面
図、(b)はその断面図。
【図6】図5に示した前照灯を用いて達成された光分布
を示し、(a)は或る成分による光分布図、(b)は他
の成分による光分布図、(c)は別の成分による光分布
図、(d)はそれらの成分を集合させた光分布図。
【図7】平坦状セードを備えたハロゲン電球の別の実施
例の要部を拡大して示し、(a)はその側面図、(b)
はその断面図。
【符号の説明】
1 前照灯 2 反射器 3 ハロゲン電球 4 ガラス球 5 口金 6 吸収被覆 7 主フィラメント 8 副フィラメント 9 セード 10 先端 11 側面縁部 14、15 反射器セグメント 12 遮光区域 13 照明区域 17 リード線 18 副フィラメント 19、20 縁部 21 石英梁 25 平坦状セード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フランツ‐ヨーゼフ カルツエ ドイツ連邦共和国 33428 ヘルゼウイン ケル ノルトシユトラーセ 64 (72)発明者 ウオルフガング パイツ ドイツ連邦共和国 59581 ワルシユタイ ン オーベレボーレ 39 (72)発明者 ロルフ キーゼル ドイツ連邦共和国 73431 アーレン ヘ ーゲルシユトラーセ 49/4

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つのセグメントを有し光軸(A)を規
    定する反射器(2)と、2つの発光体(7、8)を包囲
    するガラス球(4)を有し反射器内に配置されたランプ
    (3)とを備え、第1の発光体である主フィラメント
    (7)は軸上に配置されてセード(9;25)として作
    用する薄板部品によって部分的に包囲されている下向き
    及び上向きライト用自動車前照灯(1)において、反射
    器(2)が異なった輪郭を有する2つのセグメント(1
    4、15)から構成され、その場合第1のセグメント
    (14)は光学的に主フィラメント(7)に付属し、一
    方第2のセグメント(15)は光学的に第2の発光体で
    ある副フィラメント(8)に付属し、その場合少なくと
    も第1のセグメント(14)の輪郭は自由面輪郭であ
    り、主フィラメント(7)は、約100°〜140°の
    方位角が遮光されそれによって遮光区域(12)及び照
    明区域(13)が規定されるようにセード(9;25)
    によって包囲され、副フィラメント(8)は光軸(A)
    の下に配置され、その場合のずれは副フィラメントの直
    径の0.25倍〜2倍であり、反射器のセグメント(1
    4、15)の空間分配はセードによって規定された両区
    域(12、13)に付属し、セード(9;25)は副フ
    ィラメント(8)が同様に主に遮光区域(12)内に位
    置するように成形されていることを特徴とする下向き及
    び上向きライト用自動車前照灯。
  2. 【請求項2】 第1のセグメント(14)の自由面輪郭
    は減光作用のために必要な明−暗境界線を作るように最
    適化されていることを特徴とする請求項1記載の自動車
    前照灯。
  3. 【請求項3】 主フィラメント(7)を含みしかも主フ
    ィラメントから出発した水平面に関して、セードの両側
    面縁部(11)は明らかに主フィラメントの下側縁部の
    下に位置ししかも好ましくは両側がこの水平面に対して
    少なくとも20°の角距離を有することを特徴とする請
    求項2記載の自動車前照灯。
  4. 【請求項4】 反射器の第2のセグメント(15)は放
    物面輪郭又は自由面輪郭であることを特徴とする請求項
    1記載の自動車前照灯。
  5. 【請求項5】 遮光区域(12)内へ入射する副フィラ
    メント(8)の光線は上向き照明の主要部として使用可
    能な狭い強烈なビームを作るために使用されることを特
    徴とする請求項4記載の自動車前照灯。
  6. 【請求項6】 副フィラメント(8)は光軸(A)を横
    切るように配置されていることを特徴とする請求項1記
    載の自動車前照灯。
  7. 【請求項7】 両発光体(7、8)は、副フィラメント
    (8)の電力が主フィラメント(7)の電力の20〜1
    40%に相当するように設定されていることを特徴とす
    る請求項1記載の自動車前照灯。
  8. 【請求項8】 ランプ(3)がハロゲン電球であること
    を特徴とする請求項1記載の自動車前照灯。
  9. 【請求項9】 遮光区域に付属する第2のセグメントの
    面積部分が反射器の全面積の約10乃至30%であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の自動車前照灯。
  10. 【請求項10】 両発光体の電気接続部が互いに結合さ
    れ、主フィラメント(7)が下向きライトとして作用
    し、上向きライトが副フィラメントから発せられる光又
    は主及び副フィラメントから同時に発せられる光の重畳
    から形成されることを特徴とする請求項1記載の自動車
    前照灯。
  11. 【請求項11】 少なくとも部分的な自由面輪郭を有し
    特に自動車前照灯内の反射器内で使用するためのハロゲ
    ン電球において、ガラス球軸を規定する円筒状又はこれ
    に類似に成形されたガラス球(4)と、反射器系の光軸
    (A)に一致する基準軸を規定する口金(5)と、その
    基準軸に配置され約100°〜140°の方位角を遮光
    するセード(9;25)としての金属フードによって包
    囲された主フィラメント(7)と、基準軸の外側に配置
    された副フィラメント(8;18)とを備え、副フィラ
    メントと基準軸との距離は副フィラメントの直径の0.
    25倍〜2倍であり、セード(9;25)は副フィラメ
    ントが同様に少なくとも主に遮光区域内に位置するよう
    に成形されていることを特徴とするハロゲン電球。
  12. 【請求項12】 両フィラメント(7、8)は、副フィ
    ラメントの電力が主フィラメントの電力の20〜140
    %に相当するように設定されていることを特徴とする請
    求項11記載のハロゲン電球。
  13. 【請求項13】 副フィラメント(8)は主フィラメン
    ト(7)を横切るように配置されていることを特徴とす
    る請求項7記載のハロゲン電球。
  14. 【請求項14】 主フィラメント(7)を含みかつ副フ
    ィラメント(8)に平行に延びしかもその主フィラメン
    トから出発した水平面に関して、セードの両側面縁部
    (11)が明らかに主フィラメントの下側縁部の下に位
    置ししかも好ましくは両側がこの水平面に対して少なく
    とも20°の角距離を有することを特徴とする請求項8
    記載のハロゲン電球。
  15. 【請求項15】 副フィラメント(18)は主フィラメ
    ント(7)の軸方向に配置されていることを特徴とする
    請求項7記載のハロゲン電球。
  16. 【請求項16】 主フィラメント(7)を含みかつその
    主フィラメントから出発ししかも両フィラメントを含む
    平面に垂直である水平面に関して、セードの両側面縁部
    は明らかに主フィラメントの下側縁部の下に位置ししか
    も好ましくは両側がこの水平面に対して少なくとも20
    °の角距離を有することを特徴とする請求項10記載の
    ハロゲン電球。
  17. 【請求項17】 セード(25)は平坦状の特に屈曲し
    た又は連続的に湾曲した薄板部品であることを特徴とす
    る請求項7記載のハロゲン電球。
JP9051053A 1996-02-23 1997-02-19 下向き及び上向きライト用自動車前照灯 Abandoned JPH09237504A (ja)

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