JPS63247894A - 自動両替支払機 - Google Patents

自動両替支払機

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JPS63247894A
JPS63247894A JP62079596A JP7959687A JPS63247894A JP S63247894 A JPS63247894 A JP S63247894A JP 62079596 A JP62079596 A JP 62079596A JP 7959687 A JP7959687 A JP 7959687A JP S63247894 A JPS63247894 A JP S63247894A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の要約 両替モードにおける残金は比較的小額の金種の組合せに
よって放出し、支払モードにおける両替支払の残金につ
いては、あまり小額の金種にならないように、最小枚数
の原則にしたがって放出金種9枚数を決定する。
発明の背景 この発明は、支払取引の機能をもった自動両替機、すな
わち自動両替支払機における残金放出方法に関する。
従来の自動両替機には残金両替押ボタンが設けられてい
た。投入した現金の金額の範囲内で両替設定を行なって
いき、残金が生じているときにこの残金両替ボタンを押
すと、千円とか百円といった比較的こまかい金種の組合
せによって残金の放出が実現される。
自己の預金口座から自動的に所定額の金銭を引出すこと
のできる自動支払機能を自動両替機に持たせ、支払金額
を両替して放出することができるようにした場合、利用
者が支払金額の一部のみの両替を希望したときに、残金
をどのような金種で実現するかが間通となる。従来の自
動両替機に設けられている上記の残金両替押ボタンを流
用し。
この残金両替ボタンによ、って残金を放出させようとす
ると、残金があまりに細かな金種で支払われうようにな
り、利用者に不便である。
発明の概要 この発明は1両替機能と、支払請求金額の一部を両替し
て放出することを含む支払機能とを備えた自動両替支払
機において1両替の場合1通常の支払の場合、支払額の
一部を両替する場合のいずれにおいても、その取引に適
した金種9枚数の現金を放出できるようにすることを目
的とする。
この発明は支払請求金額を利用者の口座から引出し、同
金額相当の現金を放出する機能をもった自動両替支払機
において1両替モードにおいて投入現金額から両替設定
金額の総計を差引いた残金がある場合には、あらかじめ
定められた比較的小額の金種の組合せによって残金分を
放出すべき金種2枚数を決定し、支払モードにおける支
払請求金額の全額または支払請求金額から両替設定金額
の総計を差引いた残金については、これらの金額を最小
枚数で実現する金種2枚数の組合せを決定することを特
徴とする。
両替モードと支払モードの選択は取引選択キーを設けて
これによりて利用者に行なわせるようにしてもよいし、
取引の開始にあたって現金を投入したときには両替モー
ド、口座番号等が磁気記録されたカードを挿入したとき
には、必要ならばさらに暗証番号をキー人力したときに
は支払モードになるように構成してもよい。両替モード
において所望面の両替設定ののちの残金の確認、支払モ
ードにおいてキー人力した支払請求金額の確認、および
支払モードにおいて支払請求金額の一部を両替設定した
場合に生じる残金の確認の入力は同一の確認キーで行な
うようにすることが好ましい。
この発明によると1両替時の残金は比較的こまかい金種
に両替されるので2両替を行なう利用者の一般的な要求
を満足させることができる。また2通常の支払の場合に
おける支払金および支払金の一部を両替する場合の残金
の放出においては最小枚数となるように放出されるため
、利用者は不必要に細かな金種を受は取らずにすむよう
になる。このようにしてこの発明によると取引の種類に
適した金種1枚数で現金を放出でき、利用者は不都合な
く自動両替支払機を利用できるようになる。
上述したように1つの確認キーによって各種の確認を行
なわせるようにすると入力手段が簡素化される。
実施例の説明 第1図は自動両替支払機1の外観を示している。この自
動両替支払機1の前面に設けられたほぼ垂直に立上がっ
た操作面には、支払取引または両替が可能であること(
すなわち動作停止でないこと)を示す取扱中表示器2.
動作可能な処理モードを示す取扱モード表示器3.支払
の取引の結果を印字したレシートの放出口4.係員呼出
し用の照光式押ボタン・スイッチ5.操作手順その他の
情報を音声により流して利用者に案内するためのスピー
カ6、支払の取引において利用者が取引の資格のある者
であることを確認するためのおよび両替の取引において
両替パターン等を記録した磁気カードの挿入ロア、カー
ドを挿入すべきステップにおいて利用者に注意をうなが
すためのカード挿入フリッカ表示器7a、発行されたレ
シートを抜取るべきことを表示するレシート・フリッカ
表示器4a、および利用者が両替設定を行なうための両
替設定パネル8が設けられている。
表示器4aには「レシート」という文字が表わされこれ
が点滅する。同じように表示器7aには「カード」とい
う文字が表わされこれが点滅する。
また、はぼ水平な操作面には9両替されたばら硬貨を放
出するための硬貨放出口922両替れた包装硬貨を放出
するためのシャッタが設けられた包装硬貨放出口12お
よびこれらのフリッカ表示器9a、支払の取引における
紙幣の放出口1両替における両替すべき紙幣の投入口お
よび両替された紙幣の放出口として用いられる開閉自在
なシャッタが設けられた紙幣出入口10およびそのフリ
ッカ表示器10a1紙幣出入口IOのシャッタを手動で
開閉するための押ボタン・スイッチ11.ならびに支払
請求金額、暗証番号その他の数値および他の機能情報を
人力するためのキーボード13およびそのフリッカ表示
器13aが設けられている。フリッカ表示器9aには、
「ばら硬貨」、「包装硬貨」および「ばら、包装硬貨併
用」という文字が表わされ、放出される硬貨の種類に応
じて対応する文字が点滅する。フリッカ表示器LOaに
は、出入口10に紙幣を投入すべきことまたは出入口I
Oの紙幣を取出すべきことを案内する「紙幣」の文字、
出入口lOに投入紙幣が返却されたことを表わす「返却
」の文字および押ボタン11を押すべきことを示す「押
ボタン」の文字が表わされ、これらの操作を行なうべき
ときにそれに対応する文字が点滅する。フリッカ表示器
13aには、暗証番号を入力すべきことを示す「暗証J
の文字および支払請求金額を入力すべきことを示す「金
額」の文字が表わされ、これらの情報を入力すべきとき
に対応する文字が点滅する。
さらに、自動両替支払機1の前面下部には、係員キー1
4.および利用者がこの機械1の前面に近づいたことを
検知する顧客センサ15が設けられている。この顧客セ
ンサ15は超音波検出器、光電検出器等からなる。
利用者の操作手順はスピーカ6から出力される音声で案
内されるようになっているが、CRT等の操作手順案内
表示装置を設けてもよいし、案内の文章を印刷したパネ
ル等を単に貼付しておくだけでもよい。
またこの実施例では、現金の支払は紙幣のみで行なわれ
るようになっているが硬貨を用いて支払いをするように
してもよい。両替は1紙幣を没入し、または支払請求額
を人力しこれをより小額の紙幣、包装硬貨、硬貨に両替
するようになっているが、硬貨を投入できるようにして
もよい。
第2図は両替設定パネル8を示している。この両替設定
パネル8には9表示器群および押ボタン・スイッチ群が
設けられている。表示器としては9紙幣出入口10に投
入された被両替紙幣の総額を表示する預り金額表示器2
12両替設定ずみの金額の合計を表示する両替設定金額
表示器221両替設定ずみの金種ごとの金額を表示する
ための金種別設定金額表示器23がある。預り金額表示
器21には支払モードにおける支払請求金額も表示され
る。両替設定金額表示器22には、投入総額から両替設
定ずみの金額を減算して得られる残り金額を表示するよ
うにしてもよい。押ボタン・スイッチには1両替金種設
定用の押ボタン・スイッチ24とファンクション押ボタ
ンースイッチとがある。
ファンクション押ボタン争スイッチには、取消し押ボタ
ン27.訂正押ボタン28.支払確認押ボタン29、カ
ードφパターン両替押ボタン25およびカード・パター
ン変更押ボタン26がある。
支払確認押ボタン29は、支払取引時には支払請求金額
(出金額)のすべてもしくは出金額から両替設定金額を
減算した残り金額を最小枚数の原則にしたがって放出し
2両替処理時には投入金額から両替設定金額を減算した
残り金額を一定の比較的小額の金種の組合せで放出すべ
きことを指令するものである。この実例では、上記の一
定の金種として千円札と100円硬貨を用いているが、
他の金種でもよい。また支払確認押ボタン29の表面に
は、この実施例では「支払確認」と記入されているが「
支払確認及び残金両替」等を記入してもよいし、「支払
確認」と「残金両替」という文字を記入し、支払時には
「支払確認」部分を1両替時には「残金両替」部分をそ
れぞれ点灯してこれらを区別するようにしてもよい。
金種には、万円孔、5千円札、千円札、500円硬貨、
100円硬貨、50円硬貨および10円硬貨がある。紙
幣に対しては、金種設定押ボタン24によって1枚、5
枚、10枚、50枚などを1単位として設定できる。硬
貨には、ばら硬貨と包装(筒)硬貨とがあり、押ボタン
24によってそれぞれ1枚、5枚、10枚および1本、
2本、4本、 10本などを1単位として設定できる。
第3図はキーボード13の一例を示している。
キーボード13には、テンキー31.万、干1円の単位
を入力するファンクションキー32および両替を選択す
るための両替キー33などが設けられている。両替キー
33は必ずしも設けなくてもよい。
第4図は、自動両替支払機の電気的構成を示している。
自動両替支払機1の全体を制御するCPU40は、その
実行プログラムを記憶するエリアまたはROM42と、
支払取引処理2両替取引処理に必要なデータを記憶する
エリアまたはRAM41とを備えている。CPU40は
、支払取引モードのときには、顧客(利用者)の口座が
設けられたファイルを有するコントロールQセンタ(図
示路)と回線制御部43を介して交信する。
さらにCPU40には操作表示部44.カード・プリン
タ処理部451紙幣人出金部46および硬貨出金部47
が接続されている。操作表示部44は、上述した両替設
定パネル8.各種表示器2+3+4a+7 a、  9
 a、 lOa、 13a、スピーカ6、キ一群5、1
1.13.顧客センサ15等を含む。カード・プリンタ
処理部45は、カード挿入ロアに挿入されたカードの磁
気記録データを読取るとともにカードに所定のデータを
記録するカード・リーダ/ライタ、レシートやジャーナ
ルに取引結果を印字するプリンタ(いずれも図示路)等
を備え、これらを制御するものである。
紙幣人出金部46は、支払モードにおいて出金額相当の
紙幣または両替設定された紙幣を収納箱から繰出して出
入口10に放出するとともに2両替モードにおいては出
入口lOに投入された紙幣の真偽と種類を判定して収納
箱に収納しかつ両替設定された金種2枚数の紙幣を収納
箱から繰出して出入口lOに放出するものである。硬貨
放出部47は。
両替設定された金種1枚数のばら硬貨をその収納箱から
取出して放出口9に放出するとともに2両替設定された
金種9本数の包装硬貨をその収納機構から取出して放出
口12に放出するものである。
第5図は上述した構成の自動両替支払機1における動作
、とくにCPU40によって行なわれる処理手順を示し
ている。
第、5 a図を参照して、顧客センサ15が近づいた利
用者を検出することにより自動両替支払機1は処理動作
を開始する。まず、カード挿入フリッカ表示器7aの文
字「カード」を点滅させるとともにフリッカ表示器10
aの「押ボタン」の文字を点滅させる(ステップ101
)。利用者は、カードを挿入するかまたはシャッタ開閉
用の押ボタン11を押下するかの選択を迫られる(ステ
ップ102)。このような操作はスピーカ6からの音声
によっても案内されるが、以下の説明ではスピーカ6に
よる音声案内については省略する。
利用者が押ボタン11を押すと、この利用者は両替モー
ドを選択したものと判定され2紙幣出入口10のシャッ
タが開き(ステップ103)、  フリッカ表示器10
aの「紙幣」の文字が点滅するので、利用者が被両替紙
幣を出入口lOに投入すると(ステップ104.105
) 、再びフリッカ表示器10aの「押ボタン」の文字
が点滅しくステップ10B)、一定時間以内にこの押ボ
タン11がオンされるかまたは一定時間が経過してしま
うと(ステップ107. IH) 。
出入口lOのシャッタが閉じられ(ステップ109)。
投入された紙幣の鑑別、計数が行なわれる(ステップ1
10)。第5c図を参照して、鑑別、計数された紙幣の
総額は預り金額として表示器21に表示されるとともに
、照光式の両替金補設定押ボタン24のうち上記類り金
額の範囲内で両替可能なものが点灯する(ステップ11
3)。そして、後述するステップ114以下ステツプ1
24までの通常の両替処理に進んでいく。
再び第5a図において、投入紙幣の鑑別計数の結果、不
良紙幣または偽紙幣があった場合には(ステップ111
)、それは紙幣出入口10に返却されそのシャッタが開
かれるとともにフリッカ表示器10aに「返却」の文字
が点滅するので(ステップ131、182) 、利用者
がこれを取出すと同表示器10aに「紙幣」の文字が点
滅する(ステップ133゜134)。利用者は返却され
た紙幣または別の紙幣を投入することもできるしくステ
ップ135)、正規のものと判定された投入紙幣のみで
両替を行なってもよい。
カードがその挿入ロアに挿入された場合には。
カード・リーダによってそのデータが読取られるととも
にカード・データ中の銀行コード等のチェックが行なわ
れる(ステップ141)。カードを挿入した利用者は、
そのカードを用いて支払取引を行なうかまたはそのカー
ドを用いた両替処理を行なうかのいずれかの可能性があ
る。カードを用いた両替とは種々の意味を含んでいる。
その1つは、カードを持っている者すなわちその銀行に
口座をもっている者しか両替を許さないということであ
る(この場合にはステップ102から103に進むルー
チンはあり得ない)、他の1つはカードにあらかじめ両
替パターン(金種、数量の組合せ)を記録しておいて1
両替金種設定押ボタン24による両替金種の設定を省略
しようとするものである。この実施例では後者の意味で
カードが利用されている。両替のための上記のカードは
、支払取引において個人照合を行なうためのカードと同
じものでも異なるものでもよい。
カード利用者が両替を希望しているのか支払の取引を選
択しようとしているのかは、この利用者による次の操作
によって決定される。すなわち。
フリッカ表示器10aの「紙幣」の文字が点滅するとと
もに出入口10のシャッタが開き、またフリッカ表示器
taaの「暗証」の文字が点滅する(ステップ142)
。利用者が出入口10に紙幣を投入すれば2両替を希望
しているものと判定される。この後、投入された紙幣の
鑑別、計数等が行なわれる。
利用者がテンキー31を用いて暗証番号を人力すると、
支払の取引を選択したと判定され、このキー人力された
暗証番号とカードから読取られたカード・データ中の暗
証番号とが予定の対応関係(たとえば一致)にあるかど
うかがチェックされ(ステップ145)、予定の対応関
係にあれば(ステップ14BでYES)、 RAM41
の所定のエリアにオンライン(すなわち支払の取引)で
あることが設定され(ステップ147)、ステップ14
8以下の第5b図に示す処理に進む。
暗証番号チェックにおいてキー人力された暗証番号がカ
ード・データ中の暗証番号と予定の対応関係にない場合
には、ある一定回数だけ暗証番号を繰返して入力するこ
とができ(ステップ149゜150)、それでも予定の
対応関係にない場合にはカードが返却される(ステップ
151〜153)。
ステップ110の投入紙幣の鑑別、計数ののちのステッ
プ112においてカード使用者かどうかの判定が行なわ
れている。カード使用者でない者は。
第5c図のステップ113〜124の両替処理に進み1
両替を希望したカード使用者は支払取引を選択した利用
者と同じように第5b図に示す処理に進む。
上述の例では9紙幣出入口lOのシャッタの開閉は押ボ
タン11の押下によって利用者に操作させるようにして
いるが(ステップ103 、108 、107 。
108、109) 、自動的に開閉するようにしてもよ
い。この場合には、ステップ101において、フリッカ
表示器7aの「カード」の点滅とともにフリッカ表示器
10aの「紙幣」の文字の点滅が行なわれ、ステップ1
02ではカード挿入か1紙幣投入かが判別されよう。ま
た、ステップ103 、104 。
105 、106 、107 、108の処理が省略さ
れよう。
カードを挿入しかつ暗証番号を入力した支払取引を希望
する利用者に対しては出入口10のシャッタは閉じられ
る。
以上のようにして、カードを挿入してテンキー31によ
って暗証番号を入力するとその利用者は支払の取引を選
択したものと判定されかつそのことが記憶され、カード
を挿入してもその後現金を投入するか、または最初から
現金を投入した利用者は両替の処理を選択したものと判
定される。
まず、第5C図のステップ113〜124までのカード
を用いない両替処理について説明する。ステップ113
において、投入紙幣の総額が表示器21に預り金額とし
て表示され、また照光式の両替金挿設定押ボタン24の
うちの両替可能なものが点灯すると、利用者はこの押ボ
タン24のうちの希望するものを押して両替金種設定操
作を行なう(ステップ114)。設定された金種別の設
定額は表示器23に、設定額のトータルは表示器22に
それぞれ表示されるとともに支払確認ボタン29が点灯
する(ステップ115)。預り金額から所定金額を減算
して得られる残り金額が0になるか、または支払確認ボ
タン29が押されると(ステップ116.117) 。
両替設定が終了したものと判定される。
ここで、ステップ117における支払確認ボタン29が
押下された場合のサブルーチンの動作を説明する。第6
図を参照して支払確認ボタン29が押下されると、取扱
い待機中から支払確認ボタン29押下までの間にカード
が投入されているかどうかがチェックされる(ステップ
241)。ステップ117の処理までの間では当然にカ
ードは投入されていないため、251〜254のステッ
プへと移る。すなわち、預り金額から所定金額を減算し
得られる残り金額を1000円札と1O0円硬貨に両替
する残金両替の処理が行なわれる。このようにして1両
替の取引において両替設定後の残金があった場合には。
この残金は比較的小額の金種の組合せによって実現され
9両、替設定された金種2枚数に加算されて、後のステ
ップ118 、120で放出される。
この実施例では、上記残り金額を1000円札と1O0
円硬貨に両替しているが、他の金種に両替してもよい。
上記のようにして残金を含めた両替設定が終ると、各収
納箱または収納機構から設定された金種の紙幣、ばら硬
貨、包装硬貨が設定された量だけ繰出され(ステップ1
18)、両替データの集計処理とジャーナルへの印字処
理ののち(ステップ119)、繰出された上記紙幣、ば
ら硬貨、包装硬貨が出入口10.放出口9,12に放出
されるとともに出入口10および放出口12のシャッタ
が開き、さらにフリッカ表示器10a、9aに「紙幣」
 「ばら。
包装硬貨併用」等の文字が点滅するので、利用者はこれ
を取出す(ステップ120 、121 、122)。出
入口lOに投入されかつ鑑別、計数ののち適所に一時的
に保留されている紙幣があれば、これが紙幣収納箱に収
納される(ステップ123 、124)。
さて、カード利用者に対しては、第5a図ステップ14
8において、フリッカ13aの「金額」の文字が点滅す
るとともに、照光式のカード・パターン両替押ボタン2
5が点灯する。
支払の取引を選択した者、とくに束払請求金額、を両替
して放出することを希望する者は2Fi類のやり方で支
払金の両替設定をすることができる。
その第1は両替設定を行ないその総額を支払請求額とす
るものであり、第2はまず支払請求額を入力し、続いて
入力した支払請求額の範囲内で両替設定を行なうもので
ある。
第1のやり方を希望する者は、第5b図を参照して、ま
ずキーボード13中の両替押ボタン33を押す(ステッ
プ1G1)。すると2両替設定パネル8内の両替金種設
定ボタン24.カード・パターン両替ボタン25および
カード・パターン変更ボタン26が点灯するので(ステ
ップ1G2)、カード・パターンを利用しない場合には
、利用者は両替金種設定ボタン24を押して両替設定を
行なう(ステップ163)。金種ごとの設定金額が表示
器23に、設定された合計額が表示器22に、同じく合
計額が支払額として表示器21に表示されるとともに、
照光式の支払確認ボタン29が点灯する(ステップ18
4)。希望通りの両替設定が終ると利用者は支払確認ボ
タン29を押すことによって9両替設定の終了したこと
を入力する(ステップエ65)。このときの表示器21
に表示されている額が支払請求金額となる。このステッ
プ185では支払確認ボタン29は両替設定終了の確認
人力をするために用いられ、後に示すステップ178 
、181 、185 、204等における同ボタン29
の働きと異なる。すなわち支払確認ボタン29押下時の
サブルーチン動作を示す第6図において、ステップ24
1 、242 、243を通ってステップ245に至る
。残金は無いから両替設定された金種1枚数の現金が放
出されることになる。
この両替設定兼支払額入力処理は両替キー33をオンす
ることから始まっているが(ステップ1[il)、 こ
の両替キー33は必ずしも必要ない。両替キー33を設
けないときには、第5a図ステップ148において両替
設定パネルの両替金補設定押ボタン24等を点灯して、
ステップ181 、162を省略して直接にステップ1
63に進むようにすればよい。
上述した第2のやり方を希望する者は、まずキーボード
13中のテンキー31およびファンクションキー32を
用いて支払請求金額を入力する(ステップ171)。す
ると、この入力された支払請求額が表示器21に表示さ
れるとともに1両替設定パネル8の押ボタン24.25
.26および支払確認ボタン29が点灯する(ステップ
172)。
この者が、カード・パターンを用いない場合には2両替
金種設定ボタン24を用いた両替設定操作を行なうと設
定された金額が表示器22.23に表示されるのはr 
m S C図ステップ114〜117で述べた通りであ
る(ステップ173 、174)。
利用者が希望通りの両替設定を終了したときに、設定金
額が支払額よりも少ない場合には残り金額が存在する(
ステップ175)。この場合に支払確認ボタン29を押
すと(ステップ17B)、第6図のステップ241でY
ES 、ステップ242でNO,ステップ243でYE
Sとなり、ステップ281からステップ270の処理に
おいて、残金の放出金種1枚数が最少枚数の原則にした
がって決定される。この最少枚数の原則とは、与えられ
た金額を支払うのに紙幣および硬貨の枚数が最も少なく
なるような組合せを用いることをいう。
すなわち残金を最大単位の1万で割って1万円札の放出
枚数を算出しくステップ261 、262)、その余り
を次に大きい額の5千で割って同じように5千円札の放
出枚数を定めていくものである(ステップ283 、2
04およびステップ265〜270)。
このようにして利用者が一部両替支払を選択して残金が
ある場合には1両替における残金の処理とは異なり、で
きるだけ大きい額の金種で支払えるように残金について
の放出金種2枚数が設定され、かつ両替設定された金種
1枚数に加算されて放出されるようになる。
利用者が両替をすることなく支払額相当の現金の放出を
望む場合には、利用者は支払請求金額をキー人力したの
ち(ステップ171)、ただちに支払確認ボタン29を
押せばよい(ステップ181)。この場合も支払確認ボ
タン29押下後の動作は第6図のステップ241 、2
42 、243を経てステップ261〜270において
最少枚数の原則にしたがって放出される現金の種類と枚
数とが決定される。
支払取引を選択した利用者のカードに両替パターン、す
なわち所望の両替設定金種と枚数の組合せが記録されて
いるときには、カードの読取データ中の両替パターンに
よって両替設定に代えることができる。この場合には、
上記第1.第2のいずれのやり方を選択した利用者もカ
ード・パターン両替ボタン25を押せばよい(ステップ
l82)。すると、カード・パターンの金種、金額が表
示器22.23に表示される(ステップ183)。上記
第2のやり方を選んだ場合には、カード・パターンの総
金額と支払請求額とが一致せず残金が生じるときがある
が、これは支払確認ボタン29の押下によって上述した
通りに(すなわち最小枚数の原則にしたがって)解決さ
れる(ステップ184゜185)。
利用者が自己のカードの両替パターンを変更したい場合
にはカード・パターン変更ボタン26を押す(ステップ
191)。するとこのボタン26が点滅する(ステップ
192)。利用者はこの後9両替金種設定ボタン24に
よって両替パターンを設定する。
この実施例ではカードを用いて両替のみを行なう利用者
は、カードを両替パターンの入力のために用いているの
であるから、その者は1両替設定パネル8のカード・パ
ターン両替ボタン25を押す(ステップ201)。する
と、上述したステップ183〜185と同じような処理
が行なわれる(ステップ202〜204)。ただしステ
ップ203における残金は、カードの両替パターンの合
計額と投入紙幣の合計額との差を意味している。上記残
金は、ステップ117で支払確認ボタンを押したときと
同様に残金両替として、 1000紙幣と100硬貨に
両替される(ステップ251〜254)。
第6図において、残金がある場合の処理は大別して2つ
に分けられ、その1つは両替における残金であってこれ
はステップ251〜254によって処理される。両替の
取引であることは、カードが挿入されていない場合(ス
テップ241でNO) 、カードが挿入されていても現
金(被両替紙幣)が投入されている場合である(ステッ
プ242でYES)。他の1つは両替支払における残金
であってこれはスチップ261〜270によって処理さ
れる。支払の取引でかつ残金があることは、カードの挿
入があり(ステップ241でYES) 、現金の投入が
なく(ステップ242でNo) 、支払請求金額が人力
されていること(ステップ243でYES)である。
以上ですべての場合の両替設定操作が終了する。第5c
図において9次にオンライン設定がされているかどうか
がチェックされ(ステップ211)、オンライン設定が
なされていれば、センタとの交信に移り(ステップ21
2)、  この自動両替支払機lはカード・データ、入
力された支払請求額等の取引データをセンタに伝送する
センタでは、その利用者の口座をサーチし、残高が出金
額よりも多いかどうかなどのチェック処理によって支払
の許可、不許可を判定し、許可の場合にはその利用者の
口座の残高が更新される。
また、この処理結果が自動両替支払機1に送られる。
自動両替支払機1はセンタがらの電文を受取ると、支払
が許可されていれば、上述の処理で設定された両替金種
2枚数の現金または支払額相当の最少枚数の原則にした
がう現金を繰出す(ステップ213)、オンライン設定
が無い場合にはステップ212をスキップし、設定され
た両替金種1枚数の現金を繰出す(ステップ213)。
カード・パターン変更押ボタン26が押されていたとき
には(ステップ191)、ステップ173または163
で設定された両替パターンがカードに書込まれる(ステ
ップ215)。
両替の利用者に対しては次に、集計処理とジャーナル印
字が行なわれ(ステップ217)、カード利用者に対し
てはカードが返却されるとともに表示器7aの「カード
」の文字が点滅してこれを利用者に知らせる(ステップ
219 、220)。カードが抜取られれば(ステップ
221)繰出された現金の放出処理等(ステップ120
〜124)に進む。
支払取引の利用者に対しては(ステップ216でYES
) 、  レシートが作成され(ステップ231)、集
;す処理、ジャーナル印字ののち、レシートとカードの
放出処理に移る(ステップ232 、233>。レシー
ト放出に対しては表示器4aに「レシート」の文字が点
滅表示され(ステップ234)、  レシートおよびカ
ードが抜取られれば(ステップ235)現金の放出に移
る(ステップ120−122)。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動両替支払機の外観を示す正面図。 第2図は両替設定パネルの正面図、第3図はキーボード
の正面図、第4図は自動両替支払機の電気的構成を示す
ブロック図、第5a図、第5b図および第5c図は自動
両替支払機の動作を示すフローチャート、第6図は支払
確認ボタン押下後の残金の放出金種9枚数の決定処理を
示すフローチャートである。 7・・・カード挿入口。 8・・・両替設定パネル。 13・・・キーボード。 24・・・両替金種1枚数ボタン。 29・・・支払確認押ボタン。 31・・・テンキー。 32・・・ファンクションキー。 40・・・CPU、       41・・・RAM。 45・・・カード・プリンタ処理部。 46・・・紙幣人出金部、47・・・硬貨出金部。 以  上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 支払請求金額を利用者の口座から引出し、同金額相当の
    現金を放出する機能をもった自動両替支払機において、 両替モードにおいて投入現金額から両替設定金額の総計
    を差引いた残金がある場合には、あらかじめ定められた
    比較的小額の金種の組合せによって残金分を放出すべき
    金種、枚数を決定し、支払モードにおける支払請求金額
    の全額または支払請求金額から両替設定金額の総計を差
    引いた残金については、これらの金額を最小枚数で実現
    する金種、枚数の組合せを決定する、 自動両替支払機における残金放出方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017117210A (ja) * 2015-12-24 2017-06-29 日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 自動取引装置

Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5597685A (en) * 1979-01-20 1980-07-25 Laurel Bank Machine Co Money exchange machine
JPS59173890A (ja) * 1983-03-23 1984-10-02 オムロン株式会社 自動両替機

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