JPS63247896A

JPS63247896A - 自動両替支払機

Info

Publication number: JPS63247896A
Application number: JP62079595A
Authority: JP
Inventors: 辻　隆
Original assignee: Omron Tateisi Electronics Co
Current assignee: Omron Corp
Priority date: 1987-04-02
Filing date: 1987-04-02
Publication date: 1988-10-14

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】発明の要約自動支払機能と自動両替機能とをもつ自動両替支払機で
ある。取引選択キーによって支払の取引が選択されると
自動支払処理に１両替の取引が選択されると自動両替処
理にそれぞれ進むが、取引選択キー入力がない場合でも
カード挿入により自動支払処理に、現金投入により自動
両替処理にそれぞれ進むことができる。また、支払金額
を両替して出金させることも可能である。

発明の背景この発明は、少なくとも両替機能と支払機能とをもつ自
動両替支払機に関する。

預金の払出しを自動的に行なう自動支払機、入金現金を
所定の金種、数量の現金に自動的に両替して放出する自
動両替機のそれぞれは、もちろん従来から存在し、銀行
等の多くの店舗に設置されている。従来のこれらの単機
能の機械を用いて自己の預金口座から預金を引出し、そ
の現金を両替して持ち帰りたい場合には、まず自動支払
機で預金を引出し９次に両替機のところで所望の金種。

数量に両替するという手順を踏まなければならなかった
。したがって利用者は非常に手間がかかるという問題が
あった。

また銀行等の店舗においてもこのようなサービスを提供
するために自動両替機と自動支払機の２種の機械を設置
しなければならずそのための広いスペースをとるという
不都合があった。

発明の概要この発明の目的は１両替機能と支払機能との両方をもつ
自動両替支払機を提供し、上述の問題を解決することに
ある。

この発明による自動両替支払機は、少なくとも利用者固
有の識別符号が記録されたカードの読取装置、利用者固
有の識別符号の入力装置、支払額入力のためのキー入力
装置１雨替設定のための両替設定装置２両替のための現
金を受入れかつ上記両替設定装置によって両替設定され
た金種、数量の現金を放出するとともに、上記キー入力
装置によって指定された支払額の現金を放出する現金取
扱装置、少なくとも両替および支払のいずれか一方の取
引を選択するための取引選択入力手段、ならびに上記取
引選択入力手段によって支払の取引が選択された場合に
は入力された識別符号とカードに記録されている識別符
号との照合、上記キー入力装置または上記両替設定装置
によって入力された支払額の現金の上記現金取扱装置に
よる放出を含む自動支払処理を行なわせ１両替の取引力
選択された場合には上記両替設定装置によって設定され
た金種、数量の現金の上記現金取扱装置による放出を含
む自動両替処理を行なわせるよう制御する制御装置を備
えていることを特徴とする。

」１記の取引選択入力手段は最も簡単には取引選択キー
によって構成できるが、それに加えて、この取引選択入
力手段に、取引の開始にあたって上記読取装置によるカ
ード受付があったかどうか。

または上記現金取扱装置における現金受入れに関する操
作があったかどうかを判定する機能を付加し、カード受
付があった場合には上記自動支払処理に、上記現金受入
れに関する操作があった場合には上記自動両替処理にそ
れぞれ進むようにすることが好ましい。

以上の構成によって、利用者は、自己の口座から預金を
引出しそれを所望の金種、数量に両替することが可能と
なるので、従来のように自動支払機と両替機の両方の場
所に出向かなくてすみ２時間の節約を図ることができる
とともに１店舗側にとっても利用スペースの節約と有効
利用を図ることができるようになる。また取引選択キー
入力装置により利用者は自分の希望する取引を予め選択
することができ１機器はその取引に沿った操作案内およ
び動作をするため利用者の操作も容易なものになる。取
引選択キーを押さずにカード挿入または紙幣投入によっ
てもそれぞれ支払取引１両替の選択が可能であり慣れた
利用者にとってもキー操作のわずられしさがなく利用で
きるようになる。

実施例の説明第１図は自動両替支払機１の外観を示している。この自
動両替支払機１の前面に設けられたほぼ垂直に立上がっ
た操作面には、取引または両替が可能であること（すな
わち動作停止でないこと）を示す取扱中表示器２．動作
可能な処理モードを示す取扱モード表示器３．支払、残
高照会の取引の結果を印字した明細票の放出口４．係員
呼出し用の照光式押ボタン・スイッチ５．操作手順その
他の情報を音声により流して利用者に案内するためのス
ピーカ６、支払および残高照会の取引において利用者が
取引の資格のある者であることを確認するための磁気カ
ードの挿゛入ロア、カードを挿入すべきステップにおい
て利用者に注意をうながすためのカード挿入フリッカ表
示器７ａ、発行された明細票を抜取るべきことを表示す
る明細票フリッカ表示器４ａ、および利用者が両替設定
を行なうための両替設定パネル８が設けられている。

表示器４ａには「明細票」という文字が表わされこれが
点滅する。同じように表示器７ａには「カード」という
文字が表わされこれが点滅する。

また、はぼ水平な操作面には２両替および支払取引にお
けるばら硬貨を放出するための硬貨放出口９１１両替た
は支払取引における包装硬貨を放出するためのシャッタ
が設けられた包装硬貨放出口１２およびこれらのフリッ
カ表示器９ａ、支払の取引における紙幣の放出口１両替
における両替すべき紙幣の投入口および両替された紙幣
の放出口として用いられる開閉自在なシャッタが設けら
れた紙幣出入口１０およびそのフリッカ表示器１０ａ　
、紙幣出入口１０のシャッタを手動で開閉するための押
ボタン・スイッチ１１．ならびに支払請求金額、暗証番
号その他の数値、取引種類の選択および他の機能情報を
入力するためのキーボード１３およびそのフリッカ表示
器１３ａが設けられている。フリッカ表示器９ａには、
「ばら硬貨」、「包装硬貨」および「ばら、包装硬貨併
用」という文字が表わされ、放出される硬貨の種類に応
じて対応する文字、が点滅する。フリッカ表示器１０ａ
には、出入口１０に紙幣を投入すべきことまたは出入口
１０の紙幣を取出すべきことを案内する「紙幣」の文字
、出入口ｌＯに投入紙幣が返却されたことを表わす「返
却」の文字、または押ボタン１１を押すべきことを示す
「押ボタン」の文字が表わされ、これらの操作を行なう
べきときにそれに対応する文字が点滅する。フリッカ表
示器１３ａには、暗証番号を入力すべきことを示す「暗
証」の文字、支払請求金額を入力すべきことを示す「金
額」または取引種類を選択すべきことを示す「取引選択
」の文字が表わされ、これらの情報を入力すべきときに
対応する文字が点滅する。

さらに、自動両替支払機１の前面下部には、係員キー１
４．および利用者がこの機械１の前面に近づいたことを
検知する顧客センサ１５が設けられている。この顧客セ
ンサ１５は超音波検出器、光電検出器等からなる。

利用者の操作手順はスピーカ６から出力される音声で案
内されるようになっているが、ＣＲＴ等の操作手順案内
表示装置を設けてもよいし、案内の文章を印刷したパネ
ル等を単に貼付しておくだけでもよい。

この実施例では、支払取引における現金の支払は紙幣の
みで行なわれるようになっているが硬貨を用いて支払い
をするようにしてもよい。両替は１紙幣を投入し、また
は支払請求額を入力しこれをより小額の紙幣、包装硬貨
、硬貨に両替するようになっているが、硬貨を投入でき
るようにしてもよい。

第２図は両替設定パネル８を示している。この両替設定
パネル８には９表示器群および押ボタン・スイッチ群が
設けられている。表示器としては１紙幣出入口１０に投
入された被両替紙幣の総額を表示する預り金額表示器２
１．両替設定ずみの金額の合計を表示する両替設定金額
表示器２２１両替設定ずみの金種ごとの金額を表示する
ための金種別設定金額表示器２３がある。預り金額表示
器２１には支払モードにおける支払請求金額も表示され
る。両替設定金額表示器２２には、投入総額から両替設
定ずみの金額を減算して得られる残り金額を表示するよ
うにしてもよい。押ボタン・スイッチには１両替金種設
定用の押ボタン・スイッチ２４とファンクション押ボタ
ン・スイッチとがある。

ファンクション押ボタン・スイッチには、訂正押ボタン
２Ｂ、取消し押ボタン２７．残高照会押ボタン２８、支
払確認押ボタン２９がある。支払確認押ボタン２９は、
支払取引（両替支払取引、一部両替支払取引を含む）に
おける支払請求金額（出金額）のすべてもしくは出金額
から両替設定金額を減算した残り金額を最少枚数の原則
にしたがって放出すべきことを指令するためのものであ
る◎金種には、万円孔、５千円札、千円札、５００円硬
貨、１００円硬貨、５０円硬貨および１０円硬貨がある
。紙幣に対、しては、金補設定押ボタン２４によって１
枚、５枚、１０枚、５０枚などを１単位として設定でき
る。硬貨には、ばら硬貨と包装（筒）硬貨とがあり、押
ボタン２４によってそれぞれ１枚、５枚、　１０枚およ
び１本、２本、４本、　１０本などを１単位として設定
できる。

第３図はキーボード１３の一例を示している。

キーボード１３には、テンキー３１．万、干９円の単位
を入力するファンクシジンキー３２および取引選択キー
が設けられている。取引選択キーには１両替キー３３１
両替支払キー３４．一部両替支払キー３５、支払キー３
６および残高照会キー３７がある。両替支払および一部
両替支払も支払取引の一種であるが１両替支払は支払請
求額の現金を利用者の両替設定にしたがった金種で放出
するものであり。

一部両替支払は支払請求額の現金の一部を両替設定にし
たがった金種で放出する。

第４図は、自動両替支払機の電気的構成を示している。

自動両替支払機１の全体を制御するＣＰＵ４０は、その
実行プログラムを記憶するエリアまたはＲＯＭ４２と、
支払取引処理１両替取引処理に必要なデータを記憶する
エリアまたはＲＡＭ４１とを備えている。ＣＰＵ４０は
、支払取引モード（両替支払、一部両替支払も含む）の
ときには、顧客（利用者）の口座が設けられたファイル
を有するコントロール・センタ（図示路）と回線制御部
４３を介して交信する。

さらにＣＰＵ４０には操作表示部４４．カード・プリン
タ処理部４５１紙幣人出金部４６および硬貨出金部４７
が接続されている。操作表示部４４は、上述した両替設
定パネル８．各種表示器２，３，４ａ。

７ａ、　９ａ、　１０ａ、　１３ａ、スピーカ６、キ一
群５，１１゜１３、顧客センサ１５等を含む。カード・
プリンタ処理部４５は、カード挿入ロアに挿入されたカ
ードの磁気記録データを読取るとともにカードに所定の
データを記録するカード・リーダ／ライタ、明細票やジ
ャーナルに取引結果を印字するプリンタ（いずれも図示
路）等を備え、これらを制御するものである。

紙幣人出金部４６は、支払モードにおいて出金額相当の
紙幣または両替設定された紙幣を収納箱から繰出して出
入口１０に放出するとともに９両替モードにおいては出
入口１０に投入された紙幣の真偽と種類を判定して収納
箱に収納しかつ両替設定された金種２枚数の紙幣を収納
箱から繰出して出入口１０に放出するものである。硬貨
放出部４７は。

両替設定された金種９枚数のばら硬貨をその収納箱から
取出して放出口９に放出するとともに２両替設定された
金種１本数の包装硬貨をその収納機構から取出して放出
口Ｉ２に放出するものである。

この自動両替支払機１では上述のように２両替１両替支
払、一部両替支払、支払および残高の取引があるが、利
用者は２通りの仕方でこれらの取引のうちの所望のもの
を選択することができる。その１は、キーボード１３に
おける取引選択キー３３〜３７を用いて所望の取引を選
択することである。その２は、現金またはカードを投入
または挿入して選択することである。シャッタ開閉用の
押ボタン１１を押して紙幣出入口１０のシャッタを手動
で開いてそこに現金を投入すると両替の取引を選択した
ことになり、カードをカード挿入ロアに挿入すると残り
の４つの取引のいずれかを選択したことになる。この４
つの取引はさらに、後に明らかになるように、その後の
操作によって個々に選択されていく。

第５図は上述した構成の自動両替支払機１における動作
、とくにＣＰＵ４０によって行なわれる処理手順および
利用者の操作を示している。

第５ａ図において、顧客センサ１５が利用者を検知する
ことにより自動両替支払機１は処理動作を開始する。ま
ずフリッカ表示器１３ａ、　１０ａ、　７ａにおいてそ
れぞれ「取引選択」、「押ボタン」、「カード」の文字
が点滅するとともに、取引選択キー３３〜３７によって
所望の取引を選択するか、または両替希望の場合には押
ボタン１１を押し他の取引希望の場合にはカードを挿入
ロアに挿入すべきである旨がスピーカ６によって案内さ
れる。

利用者が取引選択キー３３〜３７の中から希望の取引を
示すキーを押して取引を選択すると（ステップ１０２）
、自動両替支払機１は両替取引２両替支払取引、一部両
替支払取引、支払取引、残高照会取引のいずれかの処理
を行う（ステップ２００．２０１゜３００、３０１．４
００．４０１．５００．５０１．　Ｂｏｏ、　８０１）
。

利用者が押ボタン１１を押すと両替取引処理（ステップ
２０１）に進み、カードを挿入ロアに挿入すると他の４
つのいずれかの取引処理に移るが、これらについては後
述する。

両替取引選択キー３３が押されたときは第５ｂ図に示す
処理が実行される。まず紙幣出入口１０のシャッタが開
き（ステップ２０２）、　　フリッカ表示５ｔｏａの「
紙幣ｊの文字が点滅する（ステップ２０３）。もちろん
スピーカ６からの音声による案内も行なわれるが、以下
の説明ではこの案内については説明を省略する。利用者
が被両替紙幣を出入口１０に投入する（ステップ２０４
）と、再びフリッカ表示器１０ａの「押ボタン」の文字
が点滅しくステップ２０５）、押ボタン１１が押される
と出入口ｌｏのシャッタが閉じられ（ステップ２０６．
２０７）　、投入された紙幣の鑑別、計数が行なわれる
（ステップ２０８）。鑑別、計数された紙幣の総額は預
り金額として表示器２１に表示され、照光式の両替金種
設定ボタン２４のうち預り金額の範囲内で両替可能なも
のが点灯する。

ステップ２０８の紙幣鑑別、計数で正常に読み取れなか
った紙幣または両替限度額をオーバーする紙幣があった
場合には（ステップ２ｏ９）その紙幣は紙幣出入口１０
に返却され、フリッカ表示器１’Ｏａに「返却」の文字
が点滅しくステップ２１０）シャッタが開く（ステップ
２１１）。利用者がこれを取出すと（ステップ２１２）
、　　ＣＰＵ４０は正常に読取られた紙幣の金額が両替
限度額以内であるがを判断する（ステップ２１３）。限
度額であれば紙幣出入口１ｏのシャッタは閉じられる（
ステップ２１６）。限度金額未満であれば再度フリッカ
表示器１０ａの「紙幣」が点滅しくステップ２１４）、
利用者は返却された紙幣もしくは他の紙幣を投入するこ
ともできるし。

最初に正しく読取られた紙幣だけで両替を行うために次
に進んでもよい（ステップ２１５）。紙幣の再投入があ
った場合には、ステップ２０５に戻り上記処理が繰返さ
れる。紙幣の再投入がなければ。

紙幣出入口１０のシャッタは閉じられる（ステップ２１
Ｂ）。

利用者は点灯している両替可能な両替金種設定ボタン２
４のうちから希望するものを押す（両替金額設定ニステ
ップ２１７）。設定された金種別の金額が表示器２３に
表示されるとともに、これらの合計金額は両替設定金額
表示器２２に加算されて表示され、これが預り金額と一
致したときに両替金額設定は終了する。

この後９紙幣人出金部４Ｂおよび硬貨出金部４７は設定
された金種、金額に応じて現金の繰出し、計数動作を行
なう（ステップ２１８）。これと並行してカード・プリ
ンタ処理部４５において控え用ジャーナルに取引の明細
が印字される（ステップ２１９）。

現金は紙幣出入口１０．包装硬貨放出口１２．ばら硬貨
放出０９にそれぞれ放出され、出入口Ｉｆ）および放出
口１２のシャッタが開くとともにフリッカ表示器ｌｅａ
、　９ａの「紙幣」　「硬貨」等の文字が点滅するので
、利用者はこれを取り出す（ステップ２２ｏ。

２２１）。この後、鑑別、計数されて適所に一時的に保
留されている投入紙幣は紙幣収納箱に収納され（ステッ
プ２２２）、一連の両替取引処理が終了する。

第５ａ図ステップ３００で両替支払取引が選択された場
合には、第５ｃ図に示す両替支払取引処理が行なわれる
。

まずフリッカ表示器７ａの「カード」の文字が点滅する
ので（ステップ３０２）、利用者はカード挿入口７ヘカ
ードを挿入する（ステップ３０３）。カードのデータた
とえば利用者の暗証番号２口座番号等は上記のカード・
リーグによって読み取られる（ステップ３０４）。次に
フリッカ表示器１３ａの「暗証」の文字が点滅するので
（ステップ３０５）、利用者は暗証番号をテンキー３１
を用いて入力する（スヒチップ３０６）。またこれ膏並行してカード・プリン夕
処理部４５において控用ジャーナルにカードのエンボス
がインプリントされる（ステップ３０８）。

カードから読取られた暗証番号と利用者がキー入力した
暗証番号とが予定の対応関係にある（たとえば一致）場
合には、照光式の両替金種設定ボタン２４が点灯し、利
用者は支払を希望する金種。

金額に応じて金種設定ボタン２４を押す。設定された金
種ごとの金額は表示器２３に表示され、またこれらの合
計金額は両替設定表示器２２に加算されて表示される。

利用者は最後に支払確認ボタン２９を押す（両替金額設
定ニステップ３０７）。表示器２２に表示された両替設
定金額と同額の金額が支払請求額として表示器２１にも
表示される。すなわち２両替設定された金額の合計額が
支払請求額となる。

キー入力された暗証番号とカード・データ中の暗証番号
とが予定の対応関係にない場合には、利用者は次の処理
に進むことはできない。もっとも暗証番号の入力しなお
しを行なわせるようにしてもよい。

以上で支払の取引に必要なデータが整ったのでセンタ交
信処理に進む（ステップ３０９）。すなわち、カード・
データや支払請求金額が回線制御部４３を通してセンタ
に送られる。センタではカード・データ中の口座番号を
もとに該当するファイルを検索して、支払請求金額がそ
の口座の残高を超えていないかどうかなどのチェックを
行ない、このチェックに基づく支払許可、不許可の判定
結果を両替支払機１に返送する。センタ交信中には。

日付２店番２ロ座番号等を前もって明細票およびジャー
ナルに印字する伝票前印字処理が行なわれる（ステップ
３１０）。

センタからの支払許可電文を受けると（ステップ３１１
）、紙幣人出金部４６および硬貨出金部４７において所
定の金種、金額に応じた現金の繰出し、計数が行なわれ
る（ステップ３１２）。またこれと並行して顧客用明細
票および控用ジャーナルに支払金額および金種別の支払
明細を印字する後印字処理が行なわれる（ステップ３１
３）。次に取り込まれていたカードおよび作成した明細
票が放出されるとともに（ステップ３１５）、　フリッ
カ表示７ａおよび４ａに「カード」と「明細票」の文字
が点滅し、利用者にこれらの抜取りを促がす（ステップ
３１４）。

カードおよび明細票が抜きとられるとステップ３１２で
繰出した現金の放出とフリッカ表示器１０ａ。

９ａに所定の文字の表示が行なわれる（ステップ３１８
、３１７）。出入口ｌＯおよび放出口１２のシャッタが
開き利用者が現金を取り出せば２両替支払取引処理が終
了する。

センタからの電文が支払許可ではない場合には、その旨
の内容がジャーナル、明細票に印字される（ステップ３
１８）。電文の内容によっ七は（たとえば無効カードの
場合；ステップ３１９）カードは機器内部の回収箱に回
収され（ステップ３２０）。

明細票のみの放出が行なわれる（ステップ３２１゜３２
２〉。またはカード、明細票が放出される（ステップ３
２３．３２４）。現金の放出は行なわれない。

第５ａ図のステップ４００で一部両替支払取引が選択さ
れた場合には第５ｄ図に示す一部両替支払取引処理が行
なわれる。

この一部両替支払取引処理は第５ｃ図の両替支払取引処
理と比較すると、金額入力ステップ４０２゜４０３が設
けられていることおよび両替設定ボタン２４の点灯の仕
方の点で異なるだけである。すなわち利用者はカード挿
入、暗証入力を行い暗証番号チェックが行なわれる。次
にフリッカ表示器１３ａでは「金額」の文字が点滅する
ので（ステップ４０２）、利用者はテンキー３１を用い
て希望する支払請求金額を入力する（ステップ４０３）
。この支払請求金額は表示器２１に表示される。

両替金種設定ボタン２４は先に入力された支払請求金額
が両替限度内であれば入力された金額の範囲内で両替可
能なものが点灯し２両替限度以上であれば両替限度額に
相当する金額の範囲内で両替可能なものが点灯する。利
用者は支払請求金額の範囲内で両替したい金種、金額を
両替金種設定ボタン２４を用いて設定する（ステップ４
０４）。設定された金額は金種ごとに表示器２３に表示
されるとともに加算されて両替設定金額表示器２２に表
示される。利用者は希望の両替金種、金額の設定が終了
すれば支払確認ボタン２９を押し両替設定が終了する。

一部両替支払取引では、入力された支払請求金額のうち
両替設定された金種−２金額については設定された金種
、金額で支払われ、残り金額の現金は２紙幣およびばら
硬貨により最小放出枚数となるように放出される。

第５ａ図のステップ５００で支払取引が選択された場合
には第５ｅ図に示す支払取引処理が行なわれる。

支払取引処理においては、利用者がカード挿入、暗証入
力の後暗証番号のチェックが行なわれる。この後利用者
がテンキー１８から希望する支払請求金額を入力すると
、その金額は表示器２１に表示される。表示器２１に表
示された金額に誤りがなければ確認のために利用者は支
払確認ボタンを押す（ステップ５０２）。この後、セン
タ交信に移る。

支払の取引においては、支払請求額の現金は紙幣のみに
よって、しかも最小放出枚数となるようにその金種が組
合されて放出される。

第５ａ図のステップ６００で残高照会が選択された場合
には、第５ｒ図に示す残高照会処理が行なわれる。

残高照会処理は、支払取引処理と比較して支払請求金額
入カステップがないこと、および現金の放出がないこと
において異なる。ステップ６０２の許可電文は明細票に
残高を印字して放出してもよいことを示す。

以上のようにこの自動両替支払機１は利用者が取引の最
初に取引選択ボタン３３〜３７のいずれかを押すことに
より、その取引のためのフリッカ等による操作案内およ
び動作をするので利用者の操作も容易になる。

また機器の操作に慣れた利用者にとっては、取引選択ボ
タンを押すという手間を省くため取引選択ボタンを押さ
ず、カードの挿入による支払取引（両替支払、一部両替
支払含む）または紙幣投入による両替取引の実行が望ま
れる。このような場合に対応するために上述した第５ａ
図ステップ１０３゜１０４の処理が設けられている。

第５ａ図を参照して紙幣出入口１０のシャッタ開閉用の
押ボタン１１が押されたときには（ステップ１０３）、
　　ＣＰＵ４０はこれが両替取引であることを認識し、
上述した第５ｂ図の両替取引処理が実行される（ステッ
プ２０１）。

カード挿入があった場合には（ステップ１０４）。

支払取引２両替支払取引、一部両替支払取引または残高
照会であることが認識され、第５ｇ図に示す処理に移る
。

第５ｇ図を参照して、まず挿入されたカードの口座番号
、暗証番号等のカード−データがカード・プリンタ処理
部４５のカード・リーグによって読取られる（ステップ
７０１）。次にフリッカ表示器１３ａの「暗証」の文字
が点滅するので、利用者はテンキー３１を用いて暗証番
号を入力する。これにより上述したものと同じ暗証番号
チェックが行なわれ、カードを持参しかつ挿入した利用
者が取引の資格を有するものであるかどうかが判定され
る（ステップ７０２．７０３）。これと並行して控用ジ
ャーナルへのカードのエンボスのインプリントが行なわ
れる（ステップ７０９）。

フリッカ表示器１３ａに「金額」の文字が点滅されると
ともに両替金種設定ボタン２４が点灯する（ステップ７
０４）。利用者がテンキー３■から支払請求金額を入力
したか９両替金種設定ボタン２４が押されたか、残高照
会ボタン２８が押されたかがチェックされる（ステップ
γ０５）。

両替金種設定ボタン２４が１つでも押されればこの取引
は両替支払取引であると判定される。利用者は両替設定
操作を行ない（ステップ７０８．第５ｃ図ステップ３０
７に同じ）、この後第５ｃ図の両替支払取引処理におけ
るステップ３０９以降の処理に進む。

残高照会ボタン２８が押されたときには、この取引は残
高照会取引であるとして第５ｒ図のセンタ交信（ステッ
プ８０９）以降の処理が行なわれる。

支払請求金額入力があった場合には１次に支払確認ボタ
ン２９が押されたかまたは両替金種設定ボタン２４が押
されたかがチェックされる（ステップ７０Ｂ）。支払確
認ボタン２９による確認入力があった場合にはこの取引
は支払取引であると判定され。

第５ｃ図のセンタ交信（ステップ３ｏ９）以降の処理が
行なわれる。両替金種設定ボタン２４が押された場合に
は一部両替支払であると判定され、支払請求金額のうち
両替を希望する金額について利用者による両替金種設定
処理が行なわれ（ステップ７０７、第５ｄ図ステップ４
０４に同じ）、この後センタ交信（」二連のステップ３
０９）以降の処理に進む。

なお第５ａ図ステップ１０３で押ボタン１１が押された
ことを判定するかわりに、顧客センサ１５で利用者を検
知した時点で紙幣出入口１０のシャッタを開け２両替取
引が選択されたことの認識は紙幣出入口ｌＯに利用者が
紙幣を投入したことを検知することによって行なうよう
にしてもよい。この場合に、取引選択ボタン３３を用い
て両替取引が選択されたときには第５ｂ図のステップ２
０２のシャツタ開操作はスキップされる。また他の取引
が選択されたときにはシャッタは自動的に閉じるように
制御される。

【図面の簡単な説明】

第１図は自動両替支払機の外観を示す正面図。第２図は両替設定パネルの正面図、第３図はキーボード
の正面図、第４図は自動両替支払機の電気的構成を示す
ブロック図、第５ａ図〜第５ｇ図は自動両替支払機の動
作を示すフロー・チャートである。７・・・カード挿入口。８・・・両替設定パネル。１０・・・紙幣出入口。１１・・・シャッタ開閉用押ボタン。１３・・・キーボード。２４・・・両替金挿設定押ボタン。２９・・・支払確認押ボタン。３■・・・テンキー。３３〜３７・・・取引選択キー。４０・・・ＣＰＵ。４１・・・ＲＡＭ。４５・・・カード・プリンタ処理部。４６・・・紙幣人出金部。４７・・・硬貨出金部。以　　上第　５　ｄ　図第５ｅ図第５ｆ図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）少なくとも利用者固有の識別符号が記録されたカ
ードの読取装置、利用者固有の識別符号の入力装置、支払額入力のためのキー入力装置、両替設定のための両替設定装置、両替のための現金を受入れかつ上記両替設定装置によっ
て両替設定された金種、数量の現金を放出するとともに
、上記キー入力装置によって指定された支払額の現金を
放出する現金取扱装置、少なくとも両替および支払のい
ずれか一方の取引を選択するための取引選択入力手段、
ならびに上記取引選択入力手段によって支払の取引が選
択された場合には入力された識別符号とカードに記録さ
れている識別符号との照合、上記キー入力装置または上
記両替設定装置によって入力された支払額の現金の上記
現金取扱装置による放出を含む自動支払処理を行なわせ
、両替の取引が選択された場合には上記両替設定装置に
よって設定された金種、数量の現金の上記現金取扱装置
による放出を含む自動両替処理を行なわせるよう制御す
る制御装置、を備えている自動両替支払機。
（２）取引の開始にあたって、上記読取装置によるカー
ド受付があったかどうか、または上記現金取扱装置によ
る現金受入れに関する操作があったかどうかを判定し、
カード受付があった場合には上記自動支払処理に進み、
上記現金受入れに関する操作があった場合には上記自動
両替処理に進む、特許請求の範囲第（１）項に記載の自
動両替支払機。