JPS63205012A - 送電線用避雷碍子装置 - Google Patents

送電線用避雷碍子装置

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JPS63205012A
JPS63205012A JP3874287A JP3874287A JPS63205012A JP S63205012 A JPS63205012 A JP S63205012A JP 3874287 A JP3874287 A JP 3874287A JP 3874287 A JP3874287 A JP 3874287A JP S63205012 A JPS63205012 A JP S63205012A
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JP
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snow
lightning arrester
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transmission line
mounting bracket
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哲也 中山
俊幸 高木
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NGK Insulators Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 (産業上の利用分野) 本発明は送電線に雷撃による異常大電流が流れたとき、
避雷機能によりそれを速やかに大地へ放電するとともに
、続流を抑制遮断して永久地絡を防止することができる
送電線用避雷碍子装置に関するものである。
(従来の技術) 従来、送電線用避雷碍子装置として、鉄塔の支持アーム
の先端部に対し、支持碍子を介して送電線を支持し、同
じく支持アームには取付ブラケットを水平に片持ち固定
し、その先端部下面には避雷碍子を垂下固定し、その下
端部に取着した接地側の放電電極としてのアーキングホ
ーンと、前記支持碍子の下端に取着した課電側の放電電
極としてのアーキングホーンとを所定の放電間隙をもっ
て対向させていた。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、前記従来の送電線用避雷碍子装置は、降雪時
において、支持アームに降った雪が、傾斜枠に沿って下
方、つまり支持アームの先端部に収束するようにして多
量に溜まり、これが水平の取付ブラケットへ移動すると
ともに、避雷碍子へ移動し、特に、110〜154KV
以上の高電圧用になると前記ブラケットも大型化し、こ
れに降った雪が同様に避雷碍子へ移動し、この雪が取付
ブラケットから避雷碍子の上部へ迫り出し、避雷碍子の
上部を包み込んでその沿面絶縁距離を実質的に低下させ
、雷撃に続く続流の遮断が不能になるという虞がある。
又、避雷碍子の表面には塵埃を含んだ雪が多量に付着す
るので、同表面の汚損も進行し易く、この点からも避雷
碍子の沿面絶縁強度を早期に低下させ、避雷碍子装置と
しての信頼性に欠けるという問題がある。
発明の構成 (問題点を解決するための手段) 本発明は前記問題点を解消するため、鉄塔の支持アーム
に対し支持碍子を介して送電線を吊下支持するとともに
、取付ブラケットを介して避雷碍子を支持し、その先端
部に取着した接地側の放電電極を前記送電線側に取着し
た課電側の放電電極に所定の放電間隙をもって対向した
送電線用避雷碍子装置において、前記取付ブラケットの
上方に支持アーム又は支持アーム至近位置から延びる雪
滑り傾斜を有する冠雪制御部材を設けるという手段を採
っている。
(作用) 本発明は前記手段を採ったことにより、次のように作用
する。
支持アームに降った雪は徐々にその先端部へ移行し、こ
の雪が取付ブラケットへ移行しないで、冠雪制御手段に
より避雷碍子を避けるようにして落下される。このため
、雪は避雷碍子へ付着することはなく、避雷碍子の沿面
絶縁距離の低下が抑制され、雷撃に続く続流が確実に遮
断され、電気的信頼性が向上する。
(実施例) 以下、本発明を具体化した一実施例を第1図〜第2図に
基づいて説明する。
鉄塔の支持アーム1の先端部には連結金具2が固着され
、同連結金具2にはUクレビスリンク3及びホーン取付
金具4を介して懸垂碍子5を直列に連結してなる支持碍
子としての懸垂碍子連6が線路方向及び同直交方向へ揺
動可能に支持されている。この実施例では前記連結金具
2、Uクレビスリンク3及びホーン取付金具4により上
部吊下金具を構成している。前記懸垂碍子連6下端部の
ホーン取付金具7には連結リンク8を介して送電線9を
支持する電線クランプ10が支持されている。この実施
例では前記ホーン取付金具7、連結リンク8及び電線ク
ランプ10により下部吊下金臭を構成している。前記ホ
ーン取付金具4,7には、懸垂碍子連6の沿面閃絡の損
傷をできるだけ軽減するためのアーキングホーン11.
12が装着されている。
前記支持アーム1の先端部には取付ブラケット13がボ
ルトより水平方向に固定され、同ブラケット13の先端
部下面には避雷碍子14がその接地側の電極金具15を
もってボルト16により垂下固定されている。又、避雷
碍子14の下端部、つまり課電側の電極金具17には、
ホーン状をなす接地側の放電電極18が支持されている
一方、前記ホーン取付金具7には第3図に示すようにほ
ぼ線路方向にホーン状をなす課電例の放電電極19がボ
ルトにより片持ち支持され、同放電電極19と前記放電
電極18との間には所定の気中放電間隙Gが設けられて
いる。前記放電電極18の先端部は第3図に示すように
線路直交方向から見て、はぼ円弧状に形成され、懸垂碍
子連6が線路方向に揺動しても放電間隙Gがほぼ一定に
保持されるようにしている。
前記避雷碍子14は、FRP等の耐張材料により円筒状
に形成された耐圧絶縁筒(図示路)と、その内部に直列
に収容された酸化亜鉛(Z n O)を主材とする電圧
−電流特性が非直線性の限流素子(図示路)と、前記耐
圧絶縁筒の両端部に嵌合固定したキャップ状をなす課電
側及び接地側の電極金具17.15と、さらに耐圧絶縁
筒の外周に設けたゴムモールド20とより形成されてい
る。
なお、前記避雷碍子14の課電側及び接地側の電極金具
17.15にはゴムモールド20の沿面閃絡時の損傷を
軽減するためのアーキングリング21.22が設けられ
ている。
前記取付ブラケット13の上側には、冠雪制御手段とし
ての冠雪落出樋23が装着されている。
この冠雪落出樋23の両端部には係止板24゜25が形
成され、係止板24の係止孔24aからボルト26を挿
通して支持アーム1の傾斜枠IAに締付固定している。
又、先端部の係止板25の係止孔25aからボルト26
を挿通して取付ブラケット13の先端部に締付固定して
いる。そして、冠雪落出樋23の底面を先端へ行くほど
下位に位置させて、雪滑り傾斜面Sとし、支持アーム1
の傾斜枠IAから移動した冠雪を同傾斜面Sに沿って先
端部へ移動し落下するようにしている。
又、前記取付ブラケット13の途中には雪返し板27が
垂直方向に溶接固定され、取付ブラケット13から避雷
碍子14側へ移動しようとする雪を落下させるようにし
ている。この雪は前記冠雪落出樋23により落下されな
かった一部の雪であるため、量は極く僅かであるが、支
持アーム1から避雷碍子14への水分の移動も防止する
ために取着されている。
次に、前記のように構成した送電線用避雷碍子装置につ
いて、その作用を説明する。
今、大規模雷撃により想定を越える異常大電流が送電線
9に印加されると、この電流は電線クランプ10、放電
電極19から放電間隙Gを経て放電電極18へ放電され
、電極金具17から避雷碍子I4内の限流素子(図示時
)に流れ、接地Ipすの電極金具15から取付ブラケッ
l−13を経て支持アーム1へ流れ、さらに、鉄塔に流
れ大地へ放電される。その後生じる続流は前記限流素子
により抑制遮断される。
さて、前記実施例では、取付ブラケット13の上側に冠
雪落出樋23を設けたので、支持アーム1の傾斜枠IA
から取付ブラケット13側へ移動しようとする雪は、前
記冠雪落出樋23の傾斜面Sに沿って先端へ移動され、
同樋23から放出され、従って、雪が避雷碍子14に移
動して付着することがなく、避雷碍子14の表面絶縁強
度が確保される。
又、少量ではあるが、取付ブラケン1−13へ移動した
雪は、雪返し板27より落下されるため、避雷碍子14
への付着が防止される。
なお、本発明は次のように具体化することも可能である
(1)第3図に示すように横断面が台形状の冠雪制御手
段としての冠雪落出シュータ23′を使用したり、第4
図に示すように山形状の冠雪落出シュータ23′を使用
したりすること。
(2)第5図に示すように取付ブラケット13の上面に
対し支持ビン28により冠雪制御手段としての冠雪落出
レール29を複数平行状に、かつ支持アーム1側から避
雷碍子14側へ行くに従って低くなる傾斜状に形成する
こと。又、第6図に示すように取付ブラケット13に対
し支持ビン28を介して半円弧状の冠雪落出レール30
を等間隔に、かつ取付ブラケット13の先端部へ行(は
ど低くなる、全体として傾斜状態に支持すること。
これらの別例では風圧による影響を軽減することができ
る。
(3)第7図に示すように雪返し板27を上下に分割し
、各板にブラケット31を溶着し、このブラケットをボ
ルト32により取付ブラケット13に固定すること。
(4)第8図に示すように、ブラケット31に対し、棒
状の雪返しロッド33を放射状に多数取着すること。こ
の別例も風圧による影響を軽減することができる。
発明の効果 以上詳述したように、この発明は支持アームから取付ブ
ラケットを介して避雷碍子側へ移動しようとする雪を冠
雪制御手段により、阻止して避雷碍子の沿面絶縁強度を
確保することができ、雷撃に続く続流遮断を確実に行い
、電気的信頼性を向上することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を具体化した送電線用避雷碍子装置全体
を示す正面図、第2図は冠雪落出樋の拡大斜視図、第3
図〜第6図はそれぞれ冠雪制御手段の別例を示す斜視図
、第7図及び第8図はそれぞれ雪返し部材の別例を示す
斜視図である。 1・・・支持アーム、6・・・支持碍子としての懸垂碍
子連、9・・・送電線、13・・・取付ブラケット14
・・・避雷碍子、15(17)・・・接地(課電)側の
電極金具、18(19)・・・接地(課電)側の放電電
極、23・・・冠雪制御手段としての冠雪落出樋、24
.25・・・係止板、29.30・・・冠雪制御手段と
しての冠雪落出レール。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、鉄塔の支持アームに対し支持碍子を介して送電線を
    吊下支持するとともに、取付ブラケットを介して避雷碍
    子を支持し、その先端部に取着した接地側の放電電極を
    前記送電線側に取着した課電側の放電電極に所定の放電
    間隙をもって対向した送電線用避雷碍子装置において、
    前記取付ブラケットの上方に支持アーム又は支持アーム
    至近位置から延びる雪滑り傾斜を有する冠雪制御部材を
    設けたことを特徴とする送電線用避雷碍子装置。 2、前記冠雪制御手段は複数の棒材を互いに平行状に、
    かつ取付ブラケットの先端部へ行くほど下に位置するよ
    うに傾斜された冠雪落出樋である特許請求の範囲第1項
    に記載の送電線用避雷碍子装置。 3、前記冠雪制御手段は横断面が逆U字状に形成された
    冠雪制御プレートであって、その上面は片側へ傾斜して
    いる特許請求の範囲第1項に記載の送電線用避雷碍子装
    置。
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Cited By (5)

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JPH02170315A (ja) * 1988-12-22 1990-07-02 Ngk Insulators Ltd 耐雷ホーン碍子装置
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JPS5849815U (ja) * 1981-09-30 1983-04-04 大同電機工業株式会社 耐張碍子装置における冠雪防止装置

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