JPS63147671A - ライン型熱転写プリンタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はライン型熱転写プリンタに関し、特に、ロール
紙へのデータの連続出力と、伝票、＠票等の単票類への
印字とを併用することが可能なライン型熱転写プリンタ
に関する。

〔従来技術〕

銀行や金融機関等においてライン型熱転写プリンタを使
用する場合、伝票、帳票等の単票への印字を行うととも
に、領収証印字等のため、内蔵したロール紙にプリント
アウトする必要がある。

しかし、１台の装置がこれらの機能を有し、併用するこ
とは難しかった。

例えば、特開昭５９−１６９８７６号公報に記゛載され
ている方法では、熱転写シートのベースフィルム面と接
触する位置に加熱したローラを設け、熱転写シートのし
わを除去しているが、対象となる記録紙はロール紙のみ
であり、単票に対しては、同一装置でサポートす゛るこ
とができなかった。

〔発明が解決しようとする問題点〕

このように、従来のライン型熱転写プリンタでは、同一
装置で単票、およびロール紙に対する印字をサポートす
ることについては、配慮がなされていなかった。このた
め、銀行業務等において、デー４夕のハードコピーを主
目的とする連続印字機能と、伝票、帳票等の単票類の印
字機能とを、一台のプリンタで行うことができず、操作
性、および業務処理能力に問題があった。

本発明の目的は、このような問題点を改善し、ロール紙
等の連続紙に対する出力と、単票類に対する印字とを、
１台で行うことが可能なライン型熱転写プリンタを提供
することにある。

〔問題を解決するための手段〕

上記目的を達成するため、本発明のライン型熱転写プリ
ンタは、ライン型サーマルヘッド、および、そのライン
型サーマルヘッドにインクフィルムを介して圧接された
プラテンを備え、そのプラテンとライン型サーマルヘッ
ドとの間にロール紙を供給して、ライン型サーマルヘッ
ドの発熱体を選択的に駆動し、インクフィルムのインク
をロール紙に転写して、文字や図形を形成するライン型
熱転写プリンタにおいて、単票を挿入する手段。

その単票を検知する手段（用紙有無検知素子）、および
、その用紙有無検知素子の単票検知に同期して、ロール
紙を印字位置から退避させ、再び、その印字位置に復帰
する手段を設け、その挿入手段から単票が挿入されると
、用紙有無検知素子により、その単票を検知し、同時に
、退避・復帰手段により、上記プラテンに押しつけられ
た上記ライン型サーマルヘッドを一時後退させ、ロール
紙のみを印字位置から退避させて、再び、ライン型サー
マルヘッドをプラテンに押しつけ、その単票を印字位置
まで吸入して印字し、印字が終了すると、用紙有無検知
素子により、後続の単票が無いことを確認して、退避・
復帰手段により、再び、ロール紙を単票挿入以前の位置
まで吸入することに特徴がある。

〔作用〕

本発明においては１通常、ロール紙はプラテンとサーマ
ルヘッドとの間に挟持され、インクフィルムとともに、
プラテンとサーマルヘッドとの間の摩擦力により、搬送
・印字される。

単票が挿入されると、挿入口のセンサが検知し。

そのセンサの０Ｎ１０ＦＦと同期して、単票印字動作を
制御し、ソレノイドを励磁してサーマルへｙドをプラテ
ンから離し、サーマルヘッド、プラテン間の挟持力を無
くする。

次に、ロール紙の巻き取りモータを駆動して、ロール紙
を所定量、少くとも印字部の前まで巻き取ることにより
、印字部からロール紙を退避させる。

さらに、ソレノイドをＯＦＦしてサーマルヘッドとプラ
テンとを密着し、単票を印字位置まで吸入して印字動作
を行う。

このように、単票印字に伴うオペレータの操作を必要と
せず、かつ、インクフィルムを無駄に使用することなく
、単票に印字することが可能である。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を図面により説明する。

第１図は、本発明の一実施例におけるライン型熱転写プ
リンタの構成図、第２図は本発明の一実施例におけるラ
イン型熱転写プリンタの単票印字フローチャートである
。なお、第１図（、）は本発明の一実施例におけるライ
ン型熱転写プリンタがロール紙への印字を終了した状態
であり、（ｂ）は単票が挿入された状態である。

本実施例のライン型熱転写プリンタは、第１図のように
、サーマルヘッド１．ヘッドブラケット２、スプリング
３．リンク４．ソレノイド５．インクフィルム供給側ロ
ール６、インクフィルム巻き取り側ロール７、インクフ
ィルム８．インクフィルムガイド９１〜９３．給紙側ロ
ール１０．プラテン】１．ロール紙１２．ロール紙ガイ
ド１３１〜１３３．用紙有無検知素子１４１，１４２゜
カッタ１５．カッタガイド１５１．スタッカ１６゜単票
挿入ガイド１７．駆動ローラ１８．およびモータ１９を
備える。

（ａ）のように、サーマルヘッド１は、プラテン１１に
対し、ヘッドブラケット２を介して、スプリング３によ
り圧接され、サーマルヘッド１とプラテン１１との間に
は、インクフィルム８．およびロール紙１２が介在して
いる。

また、プラテン１１は、モータ（図中省略）により駆動
回転し、プラテン１１とサーマルヘッドｌとの摩擦力に
より、ロール紙１２．およびインクフィルム８を同速度
で搬送し、サーマルヘッド１を駆動して印字を行う。

ロール紙１２は、給紙側ロール１０と一対の駆動ローラ
１８とにより搬送され、ロール紙ガイド１３１〜１３３
により案内される。また、インクフィルム８は、インク
フィルム供給側ロール６とインクフィルム巻き取り側ロ
ール７とにより搬送され、インクフィルムガイド９１〜
９３により案内される。

なお、印字済みのロール紙１２はカッタガイド１５１に
よって装置の上方に案内され、サーマルヘッド１の印字
部よりも用紙排出方向側に設けたカッタ１５に入り、所
定の位置でカットされた後、スタッカ１６にスタックさ
れる。

さらに、ロール紙ガイド１３３の上方には、単票挿入ガ
イド１７が設けられ、単票の長手方向の途中には、挿入
された単票を検知する用紙有無検知素子１４１，１４２
が設けられている。

また、給紙側ロール１０には、給紙側ロール１０を印字
時と反対方向に駆動し、ロール紙１２を所定量だけ、巻
き戻すためのモータ１９が連結され、この巻き取り時に
、サーマルヘッド１をプラテン１１に押しつけるスプリ
ング３の力に抗して、プラテン１１からサーマルヘッド
ｌを離すため、ソレノイド５がヘッドブラケット２とリ
ンク４とを介してサーマルへラド１に連結される。

なお、モータ１９．およびソレノイド５は、用紙有無検
出素子１４１，１４２の検知タイミングに同期して０Ｎ
１０ＦＦされる。

第１図（ｂ）、および第２図のように、本実施例のライ
ン型熱転写プリンタに単票２０が挿入された場合（２０
０）、用紙有無検知素子１４１が″用紙有り′″を検出
しく２０１）、同時に、ソレノイド５がＯＮＬ、、サー
マルヘッド１をプラテン１１から離して、インクフィル
ム８．およびロール紙１２に対する挟持を解除する（２
０２）。

次に、ロール紙１２を巻き戻すモータ１９がＯＮし、ロ
ール紙１２の先頭が駆動ローラ１８のプラテン側の所定
位置に敗るまで巻き戻しく２０３）、用紙有無検知素子
１４２により、゛用紙無し″が確認されると（２０４）
、モータ１９．およびソレノイド５をＯＦＦする（２０
５）。

さらに、再度、サーマルへラド１をプラテン１１に密着
させ、単票２０を印字位置に吸入して印字する（２０６
）。

こうして、その単票２０の印字が終了すると（２０７）
、さらに、用紙有無検知素子１４１゜１４２により、用
紙の有無を確認しく２０８）、無ければ、ソレノイド５
をＯＮし、駆動ローラ１８を駆動して（２０９）、ロー
ル紙１２をカッタ１５方向に吸入・搬送して初期状態に
復帰する（２１０）。

〔発明の効果〕

本発明によれば、ロール紙を意識することなく、単票の
印字も行うことができるため、例えば、銀行業務におい
て、ロール紙を使用した領収証印字と、所定伝票への印
字とを１台のライン型熱転写転写プリンタの構成図、第
２図は本発明の一実施例における単票印字フローチャー
トである。

１：サーマルヘッド、２：ヘッドブラケット。

３ニスプリング、４；リンク、５：ソレノイド。

６：インクフィルム供給側ロール６、インクフィルム巻
き取り側ロール７．８：インクフィルム。

９１〜９３：インクフィルムガイド、１０：給紙側ロー
ル、１１ニブラテン、１２：ロール紙、１３１〜１３３
：ロール紙ガイド、１４１，１４２：用紙有無検知素子
、１５：カッタ、１５１：カツタガイド、１６：スタッ
カ、１７：単票挿入ガイド。

１８：駆動ローラ、１９：モータ、２０：単票。

叉゛− 第　　　　　１　　　　　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、ライン型サーマルヘッド、および、該ライン型サー
   マルヘッドにインクフィルムを介して圧接されたプラテ
   ンを備え、該プラテンと該ライン型サーマルヘッドとの
   間にロール紙を供給して、該ライン型サーマルヘッドの
   発熱体を選択的に駆動し、該インクフィルムのインクを
   該ロール紙に転写して、文字や図形を形成するライン型
   熱転写プリンタにおいて、伝票、帳票等の単票を挿入す
   る手段、該単票の有無を検知する手段、および、該検知
   手段に同期して、該ロール紙を印字位置から退避させ、
   再び、該印字位置に復帰する手段を設け、該挿入手段か
   ら単票が挿入されると、該検知手段により、該単票を検
   知し、該退避・復帰手段により、該単票の検知と同期し
   て、上記プラテンに押しつけられた上記ライン型サーマ
   ルヘッドを一時後退させ、上記ロール紙だけを印字位置
   から退避させて、再び、該ライン型サーマルヘッドを該
   プラテンに押しつけ、該単票を該印字位置まで吸入して
   印字し、該単票への印字が終了すると、該検知手段、お
   よび該退避・復帰手段により、再び、該ロール紙を該単
   票挿入以前の位置まで吸入して該単票挿入以前の状態に
   復帰することを特徴とするライン型熱転写プリンタ。