JPS6067340A - 搬送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 １　産業上の利用分野 本発明は、被搬送体を搬送する搬送装置、例えば、記録
部に被記録体たる記録紙を供給する搬送装置に関する。

送に使用している搬送装置を例に説明する。

以下、給送に適用した例なので給送装置とじて説明する
。

第１図は、プリンタの給送装置の要部の概略を示したも
のである。

給紙カセット１にストックされている被記録体２（以下
、記録紙と呼ぶ）は、給紙ロー２３の回転によシ搬送力
が与えられ、記録紙２の先端は、ガイド板４とガイド板
５に案内され、プラテンローラ６と下ローラ７とが圧接
していて記録紙を挾持して搬送する挾持搬送部まで搬送
される。　記録紙２の先端が、前記挾持搬送部に搬送さ
れたことをセンサー（図示せず）が確認し、プラテンロ
ーラ６を回転させる。　下口−２７は、プラテンローラ
６に従動し、両ローラ７．６が回転することによシ記録
紙２の先端は、両ローラの挾持搬送部を通過し、記録紙
２の先端は、ＩｊＪ動ガイド板８にガイドされ、プラテ
ンローラ６の周面上をガイドされて搬送される。　記録
紙２の先端が、プラテンローラ６と上ローラ９とにより
挾持されると、プラテンロー２６の回転は停止し告イド
板８は元の位置に戻る。

ここで、制御部（図示せず）等のＪ”ｔ３示の下に記録
へ、ド１０が駆動され、記録紙２上に文字等の情報を記
録する。　一般に１行方向は記録ヘッド１０が移動し、
列方向はプラテンローラ６が回転することにより、記録
ヘッド前の記録紙２の位置を移動させ、記録紙２の全面
に記録し、記録紙２の全面の記録が終了すると、プラテ
ンローラ６が回転し、ｉ１２録紙２は破線矢印で示す方
向に送り出される。　このプリンタは、記録をするたび
に以上の動作を繰り返し、給送装置は、その都度記録紙
を給送する。

ここで、給租カセット１から給送されてくる記録紙２の
先端部の稜線が、プラテンロー２６の軸心方向と平行に
、すなわら片寄りなくプラテンローラ６と下ローラ７と
に挾持され、プラテンローラ６の周面上を給送されれば
問題はないが、記録紙２の先端部の和ｅか、謎が、プラ
テンローシロの軸心方向と平行ではなく１゛・［めにプ
ラテンローラ６と下ローラ７との圧接部に進入すると、
種々の１ｉｉｉ、、害が発生する。　記録紙２が斜めに
プラテンロー２６の周面上を搬送されると、記録紙２に
は、記録ヘッド１０によシ記される記録も斜めとなる。

　このような状態で記録がなされるとすれば、記録され
た情報はよみにくくプリンターの品質低下につながるこ
ととなる。　更にまた、記録紙２が斜めにプラテンロー
ラ６と、下ローラ７へ挿入されてしまうとローラに挾持
されない部分が、プラテンロー２６の周面から浮いたり
、はずれたりして、これがプラテンローラ６の周面近傍
の部利と接触し、いわゆるジャム現象の原因ともなる。

従って、記録紙の給送時のトラブルをなくし、記録紙２
の先端部の稜線に平行に文字等の記録を記すためには、
記録紙２の先端部の７陵腺を、プラテンロー２６の軸心
方向と平行に、グラチンローラ６周面上を給送させる必
要がある。　これらの問題に対し、第１図に示した如＜
、ｉ’ｆＬ録紙２の先端部の稜線が、プラテンロー２６
の＋ｈｌ＋心方回と平行になるように、プラテンローラ
６と、下ローラ７の挾持部の近傍にストッパー１１を設
け、最初は、プラテンローラ６と下ローラ７とを１〜１
１シた状態で、記録紙２を両ローラ６．７間を通過させ
、プラテンロー２６の軸心方向と平行に設けられている
ストツバ−１１につき合わせ、このストッパー１１で、
記録紙２の先端部の稜線を、プラテンローラ６の軸心方
向と平行に焔正する装置が提案されている。

しかし、この装置は、最初はプラテンロー２６と下口−
２７を離している状態で、ストッパー１１を記録紙２の
給送路の記録紙につき当たる所定位置に設け、その後プ
ラテンローラ６の回転により記録紙２を給送するときに
は、ストッパー１１を記録紙２の給送路から移動さぜな
ければならない。

このような給送装置は複＃（Ｉ）となシ故障が生じ易く
、必然的に高価なものとならざるを得ない。

３、発明の目的 本発明は、以上の小を考察してなされたものであって、
簡単な機構により故障が少なく安価な搬送装置（給送装
置ｌｆ）を提供することを目的としている。

４、発明の構成 即ち、本発明は、−幻の搬送手段の少々くとも一方を回
転可能となし、これら搬送手段間に被搬送体を挟圧しな
がら搬送する搬送装置６において、前記被搬送体が前記
搬送手段間の挟圧部に達しブこ時点で前記搬送手段の少
なくとも一方が所定時間逆回転されるよう構成したこと
を特徴とする搬送装置に係るものである。

５、実施列 以下、本発明を図ｌ１１１に示す実姉例につき詳細に説
明する。

第２図は、本発明の実姉例による搬送装置を記録紙の給
送装置として組み入れたインクジェットプリンタの概略
側面図である。、　このプリンタに記録紙を供給するに
は、一枚一枚を手で搬入する手段と、給紙カ七ノドから
自動的に搬送する手段とがある。　１ず、プリンタに手
で６ピ録紙を供給する場合（いわゆる手差し供給）につ
いて説明する。　記録紙の一枚を挿入「１１５に入れる
と、記録紙の先端部は、手差ガイド１６と１７によシカ
イドされ、両者間を通過し、センサＳ１のアクチーエー
タを押圧し、プラテンローラ６と下ローラ７とが圧接し
ている部分まで到達する。　センサＳ１の作動を確認し
、かつ記録紙の後端部を手差ガイド１６．１７等に設け
られた基準線に合わせることにより、この記録紙は正規
の位置にセットされたことになる０ ここで、センサＳｔのアクチュエータや後記センサＳ１
のアクチーエータはプラテンローラ６の一部に周方向に
設けられた６η部６Ａの溝内に入って設定しである。

つぎに、給紙カセット１から記録紙２を供給する場合に
ついて説明する。

記録紙２をスト、りした給紙カ七ソｌ−１をプリンタに
セットし、紬紙ローラ３をモータ（図示せず）により回
転させると、給紙カセッ）・１内の記録紙２は、搬送力
が与えられ、その先端部は、ガイド板４と５によυガイ
ドされながら、両者間を通過し、センサＳ１のアクチー
エータを押圧し、プラテンローラ６と、下ローラ７との
挟着搬送部まで到達する。　記録紙２の先端部が、ここ
に到達しても、給紙ロー２３の回転が続けられると、起
曲部分をセン１Ｚζｈ参旨し、給紙ローラ３の回転を停
止させる。　このように、記録紙２を故意に湾曲させる
のは、湾曲さぜることによシこの部分にスプリング的な
役割を果たさせ、この力により記録紙２がプラテンロー
ラ６と下ローラ７との挾持搬送部に斜めに挿入されるの
を防ぐこととしている。　これを湾曲させずに、単に記
録紙２を搬送するだけとすれば、プラテンローラ６と下
ローラ７の挾持搬送部に斜めに挿入され、とのｉｔの状
態で記録紙２に記録がなされるおそれがある。

記録紙２を湾曲させるのは、このことを防いでいる。

センサＳ１と８２とが記録紙２を検知するととにより、
記録紙２はセットされたことになり、ノ°ラテンローラ
６の回転が開始され、記録紙２の前端部は、可動ガイド
板８にガイドされながらプラテンローラ６の周面上を搬
送する。　そして、記録紙２が、センサＳｓのアクチー
エータを押圧すると、前記可動ガイド板８の一端が」下
ローラ９の位置と近接するまで、ｉ」゛動ガイド板８は
プラテンローラ６の周面上を移動し、引き続き記録紙２
をガイドする。　前記可動ガイド板８によシガイドされ
ながらプラテンローラ６の周面上を１般送されてきた記
録紙２の先端部が、プラテンローラ６と上ローラ９とに
よシ挾持されると、プラテンロー２６の回転は停止され
ると共に、可動ガイド板８は元の位置に戻る。

ここで、このプリンタは、記録紙２にｉ目録をする準備
が整ったととになり、制御０１１部（図示せず）等の指
示の下に、インクジェット記録ヘッドＩＯは動作し、記
録紙２に所望の記録が記されることになる。　そして、
記録が終了すると、プラテンローラ６が回転し、記録紙
２は、一点鎖線でノドす経路により、機外に排紙される
ことになる。

以上のように構成された給送装置において注１」すべき
ことは、１己録紙２の先端部が、プラテンローラ６と下
ローラ７との挾持搬送部に搬送され、センサＳ１がこれ
を検知し、かつ記録紙２の後端側が、前記したように湾
曲したことをセンサＳ２が検知した時点で、プラテンロ
ーラ６が記録紙２の搬送方向とは逆の方向（第２図で左
回転）に所定時間回転するよう構成されていることであ
る。　本実施しリではプラテンローラ６と同様に下口−
シフも従動して逆転するが、下口−レフは従動ぜず、一
方向回転のみできるようにロックさせてもよい。

実際には数１００　ｍｓ〜１秒程度の短い時間内で逆回
転する。

以下、この作用効果につき詳細に説明する。

記録紙２の先端部を挟持搬送部に当接し、記録紙２の後
端側を湾曲させることにより、記録Ｍ、２の先端部の７
陵線をプラテンロー２６の軸心方向と平行に揃える手段
は、記録紙２の先端部が当接する場所が、記録紙２の進
行方向に対し直角の平版であれば、効果的に記録紙２葡
ズラデン「１−ラ６の＋ｌｌ＋ｌｌ向心揃えることが出
来る。　しかし、第２図の図面からも明らかなように、
との給送装置では、搬送される記録紙２が当接する場所
は、プラ銀紙２の先端部の稜線が、プラテンローラ６の
軸心方向と平行に、プラテンロー２６と、下ローラ７ど
により挾持されれば問題はないが、記録紙２の先♂・１
１１部の＋？　Ｍ！が、プラテンロー２６の軸心方向と
平行に挾持されないときは、記録紙２の先端部の一方の
端部は挾持されたとしても、’Ｎ、ＰＫ記録紙２の先端
部とプラテンロー２６との摩擦に」：りて他方の端部は
挾持部に入って行かないことになる。

その結果この部分金ら記録紙２の後端１１１１１を５曲
させた程度の弱いスプリング力では動かすことが出来な
いｊ弱含もある。　これを第３図を用いて説明をすると
、挾着部にプラテンローラ６の一１’ｌｌｌ心方向とる
。　記録紙２が、２Ａに示す状態で挾持搬送部に当接し
たときりよ、Ｎ１２録紙２Ａの先端部の２０は、プラテ
ンローラ６と、下ローラ７　（図示せず）によシ挟持圧
接され、ある程１μ：固定されているから、記録紙２人
の後端側から力を加えても、記録紙２Ａ自体が湾曲する
だけであシ、８己銀紙２Ａを２Ｂに示す状態にすること
ができない。

そこで、本発明者は、記録紙２が２八に示す状態で、プ
ラテンローラ９と下ローラ７との挾持搬送部に当接した
ときには、これを２Ｂに示す状態とするために、プラテ
ンローラ６をｉｌ】銀紙２の搬送方向とは反対に、少し
の間だけ逆転させることとしたのである。　記録紙２の
先シｊＭ部が挟持搬送部に当接したときに、プラテンロ
ーラ６を逆転させれば、斜めに記録紙２が搬入された場
合（第３図に示す２人の状態）、挾持搬ノ部に挾持され
ている２Ｃの部分のみ、記録紙２の搬送方向とは逆の方
向に力が加わ９．２Ｃの部分は、挾持から７Ｉｌ了除さ
れ、記録紙がローラと密着してし１つことも一時的に解
除される。　記録紙２Ｃの部分のみ、逆方向に力が加え
られたとき、記録紙２　ｋ；ｉ狙め状態のまま後に戻さ
れるわけでは々く、記ｉ、、１　ｇ　２の先端部の２Ｄ
側は、後方からの記録紙のループによる力によって挟持
部に近づく方向に力が加わる。

更にこの動作が伺回か繰シ返されれば、よシ高い効果が
得られ、最初は、第３図の２Ａに示す状態であった記録
紙２であっても、２Ｂに示すように、記録紙２の先端部
の稜線が、プラテンローラ６の軸心方向と平行になる。

記録紙２の先端部の稜線が、プラテンｒ１−２６の軸心
方向と平行に挾持されれば、記録紙２は、これ以後、こ
のままの状態を維持しながら、記録され、機外に排紙さ
れることになる。　従って、斜めに記録されたり、記録
紙２がスムーズに搬送されないといったジャムの発生を
押えることが出来る。

なお、本発明はその技術的思想に基づき更に変形が可能
である。

例えば、実施列では、この搬送部ｊ６をインクジェット
プリンタに使用した場合について説明しだが、他の記録
装置６に使用することが出来ることは勿論、被搬送体を
ある姿勢をｔ（ｆｉ持しながら搬送させる必要がある局
舎にも適用することがＶ」能である。　また、記録紙２
が挟持部に当接したとき、下口−２７を逆回転させても
前記したと同様の効果を得ることが出来る。

６、発明の効果 従来の搬送装置では、被搬送体をある佼勢に維持した状
態で搬送するには、装置を）Ｎ　Ａ４１−にしなければ
ならず、故障が生じ易く必然的に高価な搬送装置となっ
ていた。

１７かし、本発明によれば、搬送手段に逆転機４Ｍを設
けるだけで、被搬送体を、ある姿勢に加持させながら搬
送することが可能となる。

即ち、安価で、故障の少ない、かつ商性能の搬送装置の
提供が可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来例の給送装置Ｉｔを使用し／こプリンタの
概略図、 第２図から第３図までは本発明の実姉例を示すものであ
って、 第２図は本発明の搬送装置としての給送装（１′ｌを使
用したインクジェットプリンタの全体、慨略図の一例メ
札６ 第３図は記録紙が挟持搬送部に挟持されたときを示した
図、 である。 なお、図面に使用されている符号について、１・・・・
・・・・・・・・・給紙カセット２・・・・・・・・・
・・・・・　６目録ｊ氏６・・・・−・・・・・・・−
プラテンローラである。 代理人　弁理士　逢　坂　宏（他１名）第１図 第３図 ２Ｄ　芦Ｂ ＼

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、一対の搬送手段の少なくとも一方を回転可能となし
   、これら搬送手段間に被搬送体を挟圧しながら搬送する
   搬送装置において、前記被搬送体が前記搬送手段間の挾
   持ｔ！ＪＩＳに達しだ時点で前記搬送手段の少なくとも
   一方が所定時間逆回転されるよう構成したことを特徴と
   する搬送装置ｇｉ。