JP3013554B2 - 印字装置 - Google Patents

印字装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンター等の印字装
置に関するものであり、特に自動的に印字用紙を切断す
る自動切断機能を有する印字装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、印字装置の用紙としては、カット
紙、折り畳み紙(パーフォレーション紙)、ロール紙等
が用いられてきた。
【0003】カット紙を用いた印字装置では、用紙を切
断する必要はないが、一枚ずつ給紙する必要があるので
装置が複雑になる上に取扱が不便であった。
【0004】また、折り畳み紙を用いた印字装置では、
印字用紙がミシン目のついた位置で折り畳まれた一枚の
長い紙からできているので、取扱は容易だが、使用者が
手で破り取る必要があった。
【0005】さらに、ロール紙を用いた印字装置では、
印字用紙が一枚の巻紙からできているので、コンパクト
で取扱も容易であるが、折り畳み紙を用いた印字装置と
同様に、どうしても印字用紙を切断する必要があり、使
用者がその作業を行う必要があった。
【0006】そこで、折り畳み紙、ロール紙を用いた印
字装置では、使用者の便宜を計るために、印字が終了し
たら印字用紙を自動的に切断する自動切断機能を備えた
印字装置が提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな自動切断機能を備えた印字装置では、通常は折り畳
み紙あるいはロール紙を使用するが、ときとして単葉紙
状のカット紙の印刷、印字を行いたいという要望があっ
た。しかし連続紙用の印字装置にカット紙を挿入して印
字すると、印字に必要な長さよりもカット紙が長いとき
には、印字後、自動切断機能によって自動的にカット紙
を切断してしまい、印字装置内部に切断されたカット紙
が残り、紙詰まり(ジャム)の原因となる問題があっ
た。
【0008】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、印字媒体としてロール紙とカッ
ト紙を使用でき、カット紙を使用した場合にも支障なく
使用できる印字装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の印字装置は、印字媒体にインクシートを用い
印字する印字手段と、前記印字媒体を切断する切断手
段とを備え、前記印字手段が前記印字媒体に印字した
後、前記切断手段が自動的に前記印字媒体を切断する自
動切断機能を有する印字装置において、少なくとも前記
インクシートを収容し、前記印字装置に着脱可能に構成
されたカセットと、前記印字装置に装着されている前記
カセットが前記インクシートのみを収容したカセットで
あるか否かを判別し、その判別結果に基づいて被印字媒
体が単葉紙状か連続紙状かを判断する判断手段と、当該
判断手段により、前記印字媒体が連続紙状であると判断
された場合には、自動切断機能を有効にし、前記印字媒
体が単葉紙状である場合には、自動切断機能を無効にす
る制御手段とを備えている。 また、本発明の印字装置
では、前記インクシートのみを収容したカセットと、前
記インクシートと共に連続紙状の印字媒体を収容したカ
セットとを交換可能としてもよい。
【0010】
【作用】上記の構成を有する本発明の印字装置によれ
ば、判断手段は、前記印字装置に装着されている前記カ
セットが前記インクシートのみを収容したカセットであ
るか否かを判別し、その判別結果に基づいて被印字媒体
が単葉紙状か連続紙状かを判断し、制御手段は、当該判
断手段により、前記印字媒体が連続紙状であると判断さ
れた場合には、自動切断機能を有効にして、印字終了
後、切断手段によって印字媒体を切断する。また、印字
媒体が単葉紙状であると判断された場合には、自動切断
機能を無効にして、印字終了後も切断手段を作動させ
ず、印字媒体を切断することは行わない。
【0011】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。
【0012】図1は印字媒体が連続紙状をなす場合のテ
ープ印字装置15の全体構成図である。テープ印字装置
15は、大別して上部と下部に分けられ、テープ印字装
置15の上部には、後述するサーマルヘッド2と、カセ
ット26が配設され、テープ印字装置15の下部には、
後述する自動切断機能のためのカッター刃13と、プラ
テンローラ4等の搬送系、センサー系が配設されてい
る。
【0013】テープ印字装置15の中央には、紙面と垂
直な方向に発熱素子列を備えたサーマルヘッド2が、後
述する剥離紙付き粘着シート1に対して離間、圧接可能
に支持されており、サーマルヘッド2と対向する位置に
は、プラテンローラ4が配設されている。プラテンロー
ラ4は、発熱体素子列と平行な軸線まわりに回転可能に
支持されており、サーマルヘッド2は、図示しない付勢
手段によって、剥離紙付き粘着シート1及びインクシー
ト3をはさんでプラテンローラ4に押し付けられてい
る。また、サーマルヘッド2は、カセット26の装着、
取り外し時にじゃまになるので、剥離紙付き粘着シート
1に圧接している印字位置から、カセット26の装着、
取り外し時にじゃまにならない位置に移動できるように
構成されている。
【0014】次に、カセット26について説明する。
【0015】カセット26の中央上部には、サーマルヘ
ッド2が進入するための開口部60が設けられており、
カセット26の内部には、印字に必要な消耗材が収納さ
れている。カセット26の内部右方には、紙、ポリエス
テル、ポリプロピレン等のフィルムをベースシートと
し、その片面に粘着剤が塗布され、粘着剤が塗布された
面に離型紙が貼付された剥離紙付き粘着シート1が、シ
ート供給スプール8に離型紙面を内側にしてロール状に
巻かれた状態で配置されている。
【0016】また、そのすぐ左には、熱溶融インクをベ
ースシートに塗布したインクシート3が、塗布面を内側
にしてリボン供給スプール6にロール状に巻かれた状態
で保持されている。
【0017】開口部60の左方のカセット26の内部に
は、使用済みのインクシート3を巻き取る巻取りスプー
ル7が配設され、さらにその左方には、透明ポリエステ
ル、透明ポリプロピレン等の透明フィルム17をベース
シートとし、その片面に透視性の高い粘着剤が塗布さ
れ、粘着剤が塗布された面に離型紙が貼付された剥離紙
付き透明フィルム11が、フィルム供給スプール12に
離型紙面を内側にしてロール状に巻かれた状態で配置さ
れている。
【0018】さらに、カセット26には、剥離紙付き粘
着シート1を搬送するための搬送ローラ5が配設されて
おり、テープ印字装置15の本体に設けられた搬送ロー
ラ24との間に剥離紙付き粘着シート1をはさんで搬送
するようになっている。
【0019】シート供給スプール8から引き出された剥
離紙付き粘着シート1は、搬送ローラ5と搬送ローラ2
4によってサーマルヘッド2とプラテンローラ4との間
に供給される。このサーマルヘッド2で印字が行なわれ
た剥離紙付き粘着シート1は更に下流へと送られるがそ
の下流には、一対の加圧ローラ9、10が隣接して設け
られ、一対の加圧ローラ9、10の間で印字後の剥離紙
付き粘着シート1が剥離紙付き透明フィルム11の透明
フィルム17とともに挟まれるようになっている。
【0020】供給スプール12から引き出された剥離紙
付き透明フィルム11は、分離ローラ14と加圧ローラ
9との間に供給されて剥離紙16と透明フィルム17に
分離される。剥離紙16は、透明フィルム17から分離
された後、巻取りスプール7に転写処理後のインクシー
ト3とともに巻取られるようになっている。一方、透明
フィルム17は、加圧ローラ9、10との間に送り込ま
れ、この透明フィルム17に塗布された粘着剤によって
剥離紙付き粘着シート1の印字面側に、加圧ローラ9、
10により貼り付けられ、出力画像25を形成する。
【0021】つぎに、加圧ローラ9、10の下流側の本
体下部には、出力画像25を切断するためのカッター刃
13が、図1には図示しないカッター駆動機構31に保
持されている。また、カセット26のカッター刃13に
対向する位置にはカッター刃13と共同して出力画像2
5を切断するカッター台29が、配設されている。図1
には図示しないカッター駆動機構31は、ソレノイド、
モータ等の周知の駆動源によって駆動され、図中矢印B
方向へカッター刃13を駆動して、カッター台29に押
し当てることにより、印字の終了した出力画像25を切
断する。
【0022】印字の終了した出力画像25は、カセット
26に設けられた排出口50からカセット外に排出さ
れ、テープ印字装置15からも排出される。
【0023】また、装置下部の搬送ローラ5と搬送ロー
ラ24の右方(上流側)には、カセット26、27に当
接してカセットの有無を検出するカセット有無検出セン
サ23と、装着されたカセットがカセット26であるの
かカセット27であるのかを検出するカセット選択セン
サ20が配設されている。
【0024】さらに、搬送ローラ5と搬送ローラ24の
左方(下流側)には、紙づまり等を検出するジャム検出
センサ21が配設されている。なお、ジャム検出センサ
21は、剥離紙付き粘着シート1をカセット26から供
給する場合(図1)においては、剥離紙付き粘着シート
1の用紙有無検出センサの役割も兼ねている。
【0025】次に、図2を参照して、印字媒体が単葉紙
状であり、外部から供給される場合のテープ印字装置1
5の全体構成を説明する。
【0026】図1との違いは、カセット26の代わりに
カセット27が装着されていることだけなので、カセッ
ト27についてのみ説明する。
【0027】カセット27には熱溶融インクをベースシ
ートに塗布したインクシート3が、塗布面を内側にして
リボン供給スプール6にロール状に巻かれた状態で保持
されており、サーマルヘッド2の左方のカセット27内
部には、使用済みのインクシート3を巻き取る巻取りス
プール7が配設されているだけである。また、カセット
27には、排出口50の他に、単葉紙であるカット紙2
8の挿入口としての挿入口51が設けられ、カセット選
択センサ20に対応する位置には検出口52が設けられ
ている。
【0028】なお、カセット選択センサ20は、カセッ
ト27を装着した場合には、用紙検出センサの役割も兼
ねているので、カセット27の挿入口51からカット紙
28が矢印C方向へ挿入されたときに、カセット選択セ
ンサ20のアクチュエータ部がカット紙28に接触でき
るようになっている。
【0029】図3を用いて本発明の制御構成を示す。C
PU35は、アドレスバス41、データバス40によっ
てROM38、RAM39および入力部36、表示部3
7と接続されている。また、CPU35は、サーマルヘ
ッド制御回路32、搬送モータドライバ33、カッター
機構制御回路34と接続され、サーマルヘッド制御回路
32、搬送モータドライバ33、カッター機構制御回路
34は、それぞれサーマルヘッド2、搬送モータ30、
カッター駆動機構31と接続されている。さらにCPU
35には、カセット選択センサ20、ジャム検出センサ
21、カセット有無検出センサ23が接続されている。
【0030】次に、この様に構成された印字装置15の
動作について図1、図2、図3及び図4を参照して説明
する。
【0031】まず、入力部36から入力されたデータ
は、CPU35で認識され、RAM39に蓄えられた
後、表示部37に表示される。CPU35は、カセット
有無検出センサ23の検出結果からカセット26あるい
はカセット27が装着されているかどうかを判断し、装
着されていればそのまま動作を続行し、装着されていな
ければ、その旨を表示して動作を停止する(フローチャ
ートには図示せず)。
【0032】そして動作を続行する場合には、CPU3
5は、入力データに基づいて、印字すべき文字のドット
パターンを発生させてRAM39の一部であるプリント
バッファに格納する。
【0033】つぎに、CPU35は、カセット選択セン
サ20の検出結果からカセット26あるいはカセット2
7のどちらが装着されているか、すなわち印字媒体が連
続紙状であるか単葉紙状であるかを判断し(S1)、カ
セット26が装着されていると判断した場合には、ジャ
ム検出センサ21(この場合は用紙有無検出センサとし
ての役割を持つ)を調べ(S2)、ジャム検出センサ2
1がオフであれば剥離紙付き粘着シート1が無くなった
と判断し、エンプティ処理を行う。ジャム検出センサ2
1がオンであれば処理継続に問題無しと判断して印字処
理(S8〜S10)に入る。
【0034】また、カセット27が装着されていると判
断した場合には、CPU35は、カット紙28が挿入口
51から図中矢印C方向へ挿入されて、カセット選択セ
ンサ20がオンするまで待つ(S3)。
【0035】カセット選択センサ20がオンすると、C
PU35は、搬送モータドライバ33を通じて搬送モー
タ30を駆動し、搬送モータ30と接続された搬送ロー
ラ5と搬送ローラ24によってカット紙28をサーマル
ヘッド2とプラテンローラ4との間に搬送する(S
4)。そのため、カット紙28を挿入するときは、カッ
ト紙28が搬送ローラ5と搬送ローラ24に到達するま
で挿入する必要がある。
【0036】ここで、CPU35は、サーマルヘッド2
までの搬送距離を明確にするためと、カット紙28がな
んらかの理由でサーマルヘッド2まで行かなかったこと
を検出するために設けられたジャム検出センサ21を調
べ(S5)、カット紙28がジャム検出センサ21に到
達していて、ジャム検出センサ21がオンとなっている
場合には、カット紙28がサーマルヘッド2に至るのに
必要な距離だけ、あるいはそれに加えて所望の位置に印
字するための送り込みに必要な距離を追加した距離だけ
インクシート3とカット紙28を同期して搬送して(S
7)、印字処理(S8〜S10)に入る。
【0037】もし、カット紙28がジャム検出センサ2
1に到達しておらず、ジャム検出センサ21がオフとな
っている場合には、CPU35は、カット紙28がジャ
ム検出センサ21に到達するのに十分な所定量だけ既に
搬送しているかどうかを判定し(S6)、既に搬送して
いれば、なんらかの理由でカット紙28が正常に搬送さ
れなかったと判断し、ジャム処理を開始する。また、カ
ット紙28がジャム検出センサ21に到達するのに十分
な所定量は、まだ搬送していなければ、S4に戻ってカ
ット紙28がジャム検出センサ21に到達するまで搬送
する。
【0038】また、印字処理にはいると、CPU35
は、印字位置を決めた後、サーマルヘッド1ライン分の
データをプリントバッファからサーマルヘッド2へ転送
し(S8)、1ライン分の印字を行なう(S9)。そし
て、次の印字のために剥離紙付き粘着シート1とインク
シート3あるいはカット紙28とインクシート3をそれ
ぞれ1ライン分搬送する(S10)。
【0039】CPU35は、データ転送がすべて終了し
たかどうかを判定し(S11)、まだ印字すべきデータ
が残っている場合には、終了するまでS8、S9、S1
0を繰り返す。
【0040】このとき、カセット26を装着した場合に
は、加圧ローラ9、10は、剥離シート付き透明フィル
ム11の離型紙16を分離ローラ14によって分離した
後の透明フィルム17と、印字の終了した剥離紙付き粘
着シート1を挟んだ状態で、図1には図示しない搬送モ
ータ30により図1中矢印A方向に回転している。これ
と同期して、巻取りスプール7が、図1中矢印A方向に
回転して、インクシート3および剥離紙16を巻取って
いる。
【0041】加圧ローラ9、10が剥離紙付き粘着シー
ト1および透明フィルム17を重ね合わせつつ回転する
ことにより、剥離紙付き粘着シート1の印字面側に粘着
剤を介して透明フィルム17が貼り付けられる。これに
より剥離紙付き粘着シート1と透明フィルム17が一体
化された出力画像25が形成される。
【0042】また、カセット27を装着した場合には、
加圧ローラ9、10は、搬送ローラの役割を果たし、図
中矢印A方向へ回転して、印字の終了した剥離紙付き粘
着シート1を搬送する(この場合は、印字の終了した剥
離紙付き粘着シート1がそのまま出力画像25とな
る)。
【0043】全ての印字が終了すると、CPU35は、
印字媒体が連続紙状であったか単葉紙状であったかを確
認し(S12)、印字媒体が単葉紙状であった場合(カ
セット27装着)には、ジャム検出センサ21がオフに
なるまで、すなわちカット紙28の終端がサーマルヘッ
ド2近辺に移動するまでインクシート3およびカット紙
28を搬送する(S13、S14)。
【0044】ここで、カット紙28として異常に長いも
のを入れられた場合、印字シート3を同時に消費してし
まうのでこの送り量に上限を設けることも可能である
が、その場合は巻取りスプール7とプラテンローラ4等
の搬送系を独立に駆動できるようにし、サーマルヘッド
2をプラテンローラ4から離間する方向へ移動させる機
構が必要である。
【0045】印字媒体が連続紙状であり(カセット26
装着)データ転送がすべて終了した場合と、印字媒体が
単葉紙状であり(カセット27装着)ジャム検出センサ
21がオフになった場合には、各カセットの排出口50
から出力画像25を排出するために、剥離紙付き粘着シ
ート1とインクシート3あるいはカット紙28とインク
シート3を所定量だけ搬送する(S15)。この所定の
搬送量は事前にセットされた後端余白分も含むものであ
る。
【0046】S15の所定量の搬送が終了すると、CP
U35は、印字媒体が連続紙状であったか単葉紙状であ
ったかを確認し(S16)、印字媒体が単葉紙状であっ
た場合(カセット27装着)には、カッタ駆動機構31
を駆動せず、カッター刃13による出力画像25の切断
は行わずに印字動作を終了する。
【0047】印字媒体が連続紙状であった場合には、C
PU35は、カッター機構制御回路34、カッター駆動
機構31を通して図1中矢印B方向へカッター刃13を
駆動して、カッター台29に押し当てることにより、印
字の終了した出力画像25を切断して(S17)、印字
動作を終了する。
【0048】以上のようにロール状の剥離紙付き粘着シ
ート1とカット紙28とをカセット26とカセット27
を交換することにより容易に使い分けることができ、さ
らにロール状の剥離紙付き粘着シート1を使用した場合
には印字終了とともに自動でテープを切断し、カット紙
28を使用した場合はその機能を行なわないようにし、
印字装置内部でのジャムを未然に防ぐことができる効果
がある。
【0049】尚、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、印字装置15は、必ずしもサーマルヘッド2
とインクシート3から構成される必要はなく、インクジ
ェット方式及び他の方法、構成であってもかまわない。
【0050】この他にも、発明の要旨を逸脱しない範囲
内で数々変形して実施することが可能である。
【0051】
【発明の効果】以上詳述したことから明らかなように、
本発明の印字装置によれば、印字媒体としてロール紙と
カット紙を使用でき、カット紙を使用した場合にも不要
な切断動作による支障をきたすことなく使用できる印字
装置を提供することできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】連続紙を使用した場合の印字装置の概略図であ
る。
【図2】単葉紙を使用した場合の印字装置の概略図であ
る。
【図3】本発明の制御構成を示す図である。
【図4】本発明の制御フローを示す図である。
【符号の説明】
1 剥離紙付き粘着シート 2 サーマルヘッド 3 インクシート 7 巻取りスプール 9 加圧ローラ 10 加圧ローラ 11 剥離シート付き透明フィルム 13 カッター刃 15 印字装置 23 カセット有無検出センサ 26 カセット 27 カセット

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字媒体にインクシートを用いて印字す
    る印字手段と、前記印字媒体を切断する切断手段とを備
    え、前記印字手段が前記印字媒体に印字した後、前記切
    断手段が自動的に前記印字媒体を切断する自動切断機能
    を有する印字装置において、少なくとも前記インクシートを収容し、前記印字装置に
    着脱可能に構成されたカセットと、 前記印字装置に装着されている前記カセットが前記イン
    クシートのみを収容したカセットであるか否かを判別
    し、その判別結果に基づいて被印字媒体が単葉紙状か連
    続紙状かを判断する判断手段と、 当該判断手段により、前記印字媒体が連続紙状であると
    判断された 場合には、自動切断機能を有効にし、前記印
    字媒体が単葉紙状である場合には、自動切断機能を無効
    にする制御手段とを備えたことを特徴とする印字装置。
  2. 【請求項2】 前記インクシートのみを収容したカセッ
    トと、前記インクシートと共に連続紙状の印字媒体を収
    容したカセットとを交換可能としたことを特徴とする、
    請求項1に記載の印字装置。
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