JPS63138455A - オブジエクト属性一覧表表示処理方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 オブジェクト属性に応じた各種処理機能を有するデータ
処理システムにおいて、オブジェクト属性コードとオブ
ジェクト属性名とを対応づけるオブジェクト属性管理簿
を設けておき、オブジェクト属性の入力にあたって、オ
ブジェクト属性管理簿により、処理に必要なオブジェク
ト属性の一覧表を編集し表示することにより、オブジェ
クト属性名の変更等に容易に対処できるようにしている
。

〔産業上の利用分野〕

本発明は１日本語文書・表・グラフなどのひとかたまり
のデータの集まりをオブジェクトとして管理するデータ
処理システムに係り、特に、オブジェクト属性の選択に
あたって、オブジェクト属性一覧表をオブジェク）Ｗ性
管理簿によって表示するオブジェクト属性一覧表表示処
理方式に関するものである。

最近、オフィス・オートメーション（ＯＡ）化の進展に
伴い、データ処理装置によって、単に日本語文書処理だ
けを行うとか１表計算処理だけを行うとかいうのではな
（１日本語文書処理１表計算処理、グラフ処理等、必要
に応じて多種多様な処理を起動できるようにされた統合
的・複合的な処理機能が要求されるようになってきてい
る。このような多種多様な処理の起動管理に関する汎用
化・共通化のためには、処理に対してデータを指定する
のではな（、データに対して処理を指定する考え方によ
るアプローチが有効である。処理対象となるデータの集
まりであるオブジェクトに対して実行可能な処理は、オ
ブジェクトの種類、即ち、オブジェクト属性に依存する
。このようなオブジェクト属性は、将来的に変更や追加
が必要になることが多いと考えられるが、簡単に変更等
に対処できることが望まれる。

（従来の技術〕 第５図は従来技術の説明図である。

例えば第５図に示すように、磁気ディスク装置やフロッ
ピィ・ディスク装置等の外部記憶装置５０上に、各種の
データまたは処理プログラムのファイル５１を混在させ
て格納しておき、必要に応じて各種処理プログラムを起
動することが行われている。従来、外部記憶装置５０上
に、どのようなファイル５１が格納されているかについ
て、オペレータが常に意識し２例えば日本語文書データ
を処理する場合には９日本語文書処理プログラムを起動
し９表データを処理する場合には１表計算処理プログラ
ムを起動するというように、データの種類および処理種
別によって個別に起動操作を行う必要があった。

このような起動操作を統一的に扱うことができるように
するため、従来１選択されたデータの種類および実行す
る処理の種類を判定しながら、処理の起動シーケンスを
、プログラムによって決定する方式が考えられている。

日本語文書・表・グラフなどのひとかたまりのデータの
集まりをオブジェクトと呼び、それぞれのオブジェクト
の種類を識別する情報をオブジェクト属性と呼ぶ、特に
、上記従来考えられている方式によれば、処理に必要な
オブジェクト属性の入力にあたっては、処理対象となる
オブジェクトのオブジェクト属性情報を、管理プログラ
ム中に固定的に持つことにより、オブジェクト属性の一
覧表を表示するようにされている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

一般に、処理内容はオブジェクト属性に依存し。

オブジェクト属性と実行する処理の種類とによって、処
理の起動シーケンスが異なる。このような複数種類のオ
ブジェクト属性が混在する場合に。

例えば、特定のオブジェクト属性のものだけを検索した
いというときには、そのオブジェクト属性を指定する必
要がある。

そのため、オブジェクト属性の一覧表をメニューとして
表示することが考えられているが、従来考えられている
方式によれば、処理対象として扱っているすべてのオブ
ジェクト属性に関する情報を、すべてオブジェクトの管
理プログラム上に固定的に持つ、従って、処理対象とし
て扱っているオブジェクト属性名に変更や追加等があっ
た場合には、その都度、管理プログラム自体を修正しな
ければならないという問題がある。

本発明は上記問題点の解決を図り、将来、オブジェクト
属性名に変更等があっても、オブジェクトを管理するプ
ログラムの構造に影響を与えないような方式を提供する
ことを目的としている。

〔問題点を解決するための手段〕

第１図は本発明の原理ブロック図を示す。

第１図において、１０はＣＰＵおよびメモリなどからな
る処理装置、１１は磁気ディスク装置またはフロッピィ
・ディスク装置等の外部記憶装置。

１２−０ないし１２−３は各々ひとかたまりのデータの
集まりからなるオブジェクト、１３はオブジェクト管理
情報が格納されたオブジェクト管理ファイル、１４はデ
ィスプレイ、１５は操作指示に関する選択情報を持つ操
作指示メニュー、１６はオブジェクト属性管理簿、１７
は処理対象となるオブジェクト属性情報の一覧表である
オブジェクト属性一覧表、１８はオブジェクト属性の指
定を必要とする処理を選択する処理選択部、１９はオブ
ジェクト属性管理簿１６を検索するオブジェクト属性管
理簿検索部、２０はオブジェクト属性一覧表１７を表示
する処理を行うオブジェクト属性一覧表表示部、２１は
各々オブジェクト属性に依存する処理を行うオブジェク
ト処理部を表す。

処理対象となるデータの集まりである各オブジェクト１
２−０．１２−１．・・・は２日本語文書。

表、グラフ、線画というような、その種類を示すオブジ
ェクト属性を持つ、オブジェクト属性管理簿１６には、
予めオブジェクト属性の識別用に付された内部識別コー
ドからなるオブジェクト属性コードと、オブジェクト属
性を利用者が識別する名称であるオブジェクト属性名と
が対応づけられで登録される。

各オブジェクト１２−０．・・・のオブジェクト名や表
題、オブジェクト属性等の管理情報は、オブジェクト管
理ファイル１３によって保持されるが９　　　　　　゛
ここにおけるオブジェクト属性情報の記憶は、オブジェ
クト属性コードによって行われる。

処理選択部１８は、ディスプレイ１４に、操作指示メニ
ュー１５を表示し、オブジェクトに関する処理の選択情
報を入力するものである。処理選択部１８による処理に
よって２例えば、オブジェクトの検索が指定された場合
には、検索するオブジェクト属性の一覧表を表示するこ
とが必要となる。

オブジェクト属性管理簿検索部１９は、オブジェクト属
性の一覧表を表示することが必要となった場合、オブジ
ェクト属性管理簿１６を参照し。

検索対象のオブジェクト属性を抽出する。

オブジェクト属性一覧表表示部２０は、そのオブジェク
ト属性に基づいて、オブジェクト属性一覧表１７を編集
し、ディスプレイ１４にそれを表示する。このオブジェ
クト属性一覧表１７を介して、マウス等の入力装置によ
り指定されたオブジ　゛エクト属性を、検索対象のオブ
ジェクトＥ性とする。即ち、検索処理を実行するオブジ
ェクト処理部２１は、オブジェクト属性一覧表１７にお
いて選択されたオブジェクト属性名に対応するオブジェ
クト属性コードを、オブジェクト属性管理ｇｌ１６から
得て、オブジェクト管理ファイル１３における同じオブ
ジェクト属性コードを持つオブジェクトを探し出す。

〔作用〕 システム内部では、オブジェクトの種類をオブジェクト
属性コードで管理するが、このオブジェクト属性コード
と、利用者が識別する名称であるオブジェクト属性名と
は、オブジェクト属性管理簿１６によっ、て対応づけら
れる。

従って、オブジェクト属性名を追加・変更・削除する場
合等には、オブジェクト属性管理７Ｉ１１６だけを修正
すればよく、処理袋？！！１０において実行される各処
理部は１個々の具体的なオブジェクト属性名を意識する
必要はない、即ち、オブジェクト属性名に変更・追加等
がある場合には、オブジェクト属性管理７１１６のデー
タを変更・追加等すれば、自動的にオブジェクト属性一
覧表１７が修正されるので、処理装置１０によって実行
するプログラムを変更する必要はない。

〔実施例〕

第２図はオブジェクト属性管理説明図、第３図は操作指
示表示の例、第４図は本発明の一実施例処理説明図を示
す。

本実施例では、処理に対して、データを指定するのでは
なく１あるデータに対して処理を指定するという考え方
が採用されている。そのため、第２図に示すように、処
理対象となるデータをオブジェクトとして管理し、デー
タの種類に応じて。

オブジェクト属性の割り当てを行っている。

第２図において、１２はオブジェク）、１３はオブジェ
クト管理ファイル、１６はオブジェクト属性管理簿を表
す。

オブジェクト属性管理簿１６は、オブジェクト属性の内
部識別コードであるオブジェクト属性コードと、利用者
が識別する名称であるオブジェクト属性名とを対応づけ
るファイルである。オブジェクト管理ファイル１３は、
各オブジェクト毎に。

そのオブジェクトのオブジェクト名と、そのオブジェク
トに関するオブジェクト属性コードと、オブジェクトの
内容を把握するために利用者が付与した表題などの管理
情報を持つ。

新しいオブジェクト属性を追加する場合には。

オブジェクト属性管理’Ｘ１６に、新しいオブジェクト
属性コードと、任意に付与したオブジェクト属性名とを
追加登録する。このようなオブジェクト属性の追加によ
って、オブジェクトを管理するプログラムが影響を受け
ることはなく、プログラムの変更は不要である。

例えば「日本語文書」というオブジェクト属性名を、都
合により「文書データ」というオブジェクト属性名に変
更する場合、オブジェクト属性管理簿１６の該当するオ
ブジェクト属性名を変更するだけでよい。

このオブジェクト属性管理ｉ１６によって、ソフトウェ
ア・プログラムの各プロダクト間で５オブジエクト属性
の名前を統一して表示することが容易にできるようにな
り、また、オブジェクト属性名に利用者独自の名称を自
由に付けることができるようになる。

なお１図示省略するが１本実施例では、オブジェクト属
性の１つとして、「フォルダ」という属性を持つ、「フ
ォルダ」は、いわば紙ファイルに複数種類の書類をとじ
てお（のと同様に、複数のオブジェクトをまとめて管理
する場合に用いられる。「フォルダ」では、オブジェク
ト管理ファイル１３が、多段化されて管理されると考え
てよい。

第３図は、オブジェクトの選択および処理の選択にあた
って、ディスプレイに表示される操作指示表示の例を示
している。第３図において、４０はディスプレイの表示
画面、４１はプルダウンメニュー、４２はオブジェクト
一覧表を表している。

オブジェクト一覧表４２や操作指示メニュー１５等は、
いわゆるマルチウィンドウ制御により。

表示画面４０内に動的に設定されたウィンドウに表示さ
れる。

第３図に示す例では、オブジェクト一覧表４２により、
オブジェクト属性が「日本語文書」で。

表題が「議事録」であるオブジェクトが、まず選択され
１次に、プルダウンメニュー４１により。

「基本」の操作が選択されている。

選択されたオブジェクト属性が「日本語文書１であるこ
とから、「日本語文書」のオブジェクト属性に該当する
処理が抽出され、「終了」、「共通管理情報」、「機密
保護情報」、・・・、「文体解析」が操作指示メニュー
１５に表示される。

なお１例えばオブジェクト属性が「表」で１表題が「○
ＯＯ売上状況」であるオブジェクトが最初に選択された
場合、８１Ｉ作指示メニュー１５には。

「表」に関してだけ実行可能な処理種別が表示される。

プルダウンメニュー４１において、「基本」の操作では
なく１例えば「編集」の操作が選択された場合には、「
日本語文書」のオブジェクト属性に対し、「複写」、「
移動」、「削除」、「変名ｊ等の選択項目を持つ操作指
示メニュー１５が表示される。

プルダウンメニュー４１において、「検索」の操作が選
択された場合、検索の対象となるオブジェクト属性名の
入力が行われる。特に、この検索は、「フォルダ」のよ
うに、配下に属するオブジェクトのオブジェクト属性が
、オブジェクト一覧表４２に、直接的には現れないよう
な場合に必要となる。このオブジェクト属性名の入力は
、第１図に示すようなオブジェクト属性一覧表１７によ
って行われることになる。

次に第４図に従って２本発明の一実施例による処理の例
を説明する。以下の説明における■〜■は、第４図に示
す処理■〜■に対応する。

■　第３図に示すようなプルダウンメニュー４１および
オブジェクト一覧表４２を表示する。なお、オブジェク
ト一覧表４２は、オブジェクト管理ファイル１３および
オブジェクト属性管理簿１６に基づいて表示される。

■　オブジェクト一覧表４２およびプルダウンメニュー
４１によるオブジェクトおよび操作の選択情報を入力す
る。

■　プルダウンメニュー４１において、「検索Ｊの操作
が選択されたかどうかを判定する。他の操作の場合、そ
の操作に応じた処理を実行する。

■　「検索」の操作が選択された場合、オブジェクト属
性管理簿１６をアクセスし、検索に必要なオブジェクト
属性を抽出する。

■　オブジェクト属性管理１１１６から得られたオブジ
ェクト属性名に基づき、オブジェクト属性一覧表１７を
バッファ上に編集する。

■　編集したオブジェクト属懺−覧表１７を、ディスプ
レイ１４に表示する。その後、オブジェクト属性の指示
を入力し、そのオブジェクト属性に関する検索処理を実
行する。

〔発明の効果〕

以上説明したように１本発明によれば、オブジェクト属
性が多種多様であっても、オブジェクト属性一覧表を、
プログラムの構造に無関係に表示できるようになり、オ
ブジェクト属性名の変更・追加等に容易に対処できるよ
うになる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理ブロック図、第２図はオブジェク
ト属性管理説明図、第３図は操作指示表示の例、第４図
は本発明の一実施例処理説明図。 第５図は従来技術の説明図を示す。 図中、１０は処理装置、１１は外部記憶装置。 １２−〇〜１２−３はオブジェクト、１３はオブジェク
ト管理ファイル、１４はディスプレイ、１５は操作指示
メニュー、１６ｆｔオブジェクト属性管理簿、１７はオ
ブジェクト属性一覧表、１８は処理選択部、１９はオブ
ジェクト属性管理簿検索部、２０はオブジェクト属性一
覧表表示部、２１はオブジェクト処理部を表す。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 各々ひとかたまりのデータの集まりからなるオブジェク
   ト（１２−０、１２−１、・・・）が、その内容である
   データの種類に応じて複数種類存在し、該各オブジェク
   トに対し、その種類を示すオブジェクト属性を付与して
   管理する処理機能を有するデータ処理システムにおいて
   、 上記オブジェクトの種類を示すオブジェクト属性の識別
   用に付された内部識別コードからなるオブジェクト属性
   コードと、各オブジェクト属性を利用者が識別する名称
   であるオブジェクト属性名とを対応づけて記憶するオブ
   ジェクト属性管理簿（１６）と、 上記オブジェクトについてオブジェクト属性の指定を必
   要とする処理を選択する処理選択手段（１８）と、 オブジェクト属性の指定を必要とする処理の選択に対し
   て、上記オブジェクト属性管理簿（１６）を検索し、オ
   ブジェクト属性名の並びからなるオブジェクト属性一覧
   表をディスプレイに表示するオブジェクト属性一覧表表
   示手段（１９、２０）とを備えたことを特徴とするオブ
   ジェクト属性一覧表表示処理方式。