JPS63121158A - 磁気記録再生装置のタイミング信号発生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置のタイミング信号発生装置

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JPS63121158A
JPS63121158A JP26698086A JP26698086A JPS63121158A JP S63121158 A JPS63121158 A JP S63121158A JP 26698086 A JP26698086 A JP 26698086A JP 26698086 A JP26698086 A JP 26698086A JP S63121158 A JPS63121158 A JP S63121158A
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JP
Japan
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signal
value
circuit
timing signal
head
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Application number
JP26698086A
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English (en)
Inventor
Kanji Kubo
久保 観治
Yoshiro Tsuchiyama
吉朗 土山
Yasuhiro Yoneda
米田 康浩
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は磁気記録再生装置(以下、単にVTRと称す)
に間するものであり、特にヘッドスイッチング信号に同
期したタイミング信号の発生装置に関するものである。
− 従来の技術 8ミリビデオでは、1本の記録トラックに1フイールド
の映像信号と、時間軸圧縮したPCM音声信号(以下、
単にPCM信号と称す)とを記録する。
第13図に8ミリビデオの磁化軌跡を示す、同図におい
て1301は磁気テープであり、1302.1303、
・・・は記録トラックを示す、映像信号は1305で示
す領域に記録されており、PCM信号は1306で示す
領域に記録されている。映像信号は1フイールドの情報
を機械角度で180度の領域(1305で示す領域)に
実時間で記録しており、PCM信号は機械角度で36度
(1306で示す領域)の領域に時間軸圧縮して記録−
している。8ミリビデオでは、このような時間軸圧縮し
たPCM信号を記録再生することができるため、デツキ
を映像信号だけを記録再生する用途に用いるだけでなく
、PCM信号だけを記録再生する用途としても用いるこ
とが提案されている。
第12図には、PCM信号だけを記録した磁化軌跡を示
す、第12図において、1201は磁気テープを示す、
記録トラックは長手方向に6分割され、1つの連続した
PCM信号は、例えば第12図に示すPCM1の領域に
記録される。各PCM信号の記録領域は第13図で説明
したPCM信号の領域と等しく、機械角度で36度であ
る。従って、映像信号を4時間記録再生することのでき
る8ミリビデオでは、24時間の音声信号を記録再生す
ることができる。第12図に示すように、PCM信号だ
けを記録再生する用途にもちいるPCM信号を、特にマ
ルチPCM信号と呼んでいる。
映像信号あるいはP CM信号を記録再生するためには
、各信号のスタート位置を示す信号を必要とした。映像
信号では回転ヘッドの回転位相に同期したヘッドスイッ
チング信号(H,SW倍信号を必要とし、2個以上のヘ
ッドを有するVTRでは、どのヘッドから再生する信号
を実際の再生信号として選択するかの識別信号として用
いている。
マルチPCM信号では、各信号が記録されている領域の
開始位置を示す信号、すなわち、第12図に示すPCM
IからPCM6までの各記録領域を、ヘッドが走査し始
める位置を示すタイミング信号が必要である。なお、こ
のタイミング信号は同時に必用としたのではなく、記録
もしくは再生時に選択された領域、例えばPCM4であ
れば、PCM4だけの開始位置を示す信号であればよい
第11図には、各マルチPCM信号の再生開始位置を示
すタイミング信号を、H0SW信号に対応させて示しで
ある。同図において(p)はH65W信号を示し、(Q
−1)〜(Q−6)は各タイミング信号を示す、同図に
示す各タイミング信号の立ち上がりエツジが、第12図
に示す各PCM信号の再生開始位置に相当する。
次に、これらH,SW倍信号びマルチPCM信号のタイ
ミング信号を作成する、従来の方法について説明する。
第9図は各種タイミング信号を作成する従来の回路構成
を示し、第10図には第9図の各部の波形を示す、第9
図に示す各回路は、実際には、回転シリンダの回転速度
や回転位相を一定にする制御回路などと共に、1つのI
Cに内蔵されているが、第9図には本発明に関係する部
分だけを示しである。なお、両図において同一の記号は
同じものを示す。
第9図おいて、端子901からは、回転ヘッドを内蔵し
たシリンダの回転速度に比例した信号を発生する、周波
数発電機(以下、FCと称す)からの信号が入力される
。端子902からは、回転ヘッドの回転位置を示すパル
ス信号(PC信号)が入力される。PGC信号、回転シ
リンダが1回転する毎に1つの、パルス信号を発生する
。FGC信号j)とPGC信号k)とは、第10図に示
す関係にある。同図から明らかなように、ここではFG
C信号周波数がPGC信号周波数の12倍であるものと
して示しである。5回路903はFC信号を分周する分
周回路であり、本例ではFC信号をl/6に分周する0
分周回路はPC信号(k)でリセットされるため、PG
C信号発生位置と分周回路の出力信号(1)の極性とは
ζ第10図に示すように一義的に定まる。実際に回転ヘ
ッドの回転位置を示す信号として使用される信号はPG
C信号はなく、1001で示すFC信号の立ち上がりエ
ツジである0回路904は単安定マルチバイブレータ(
以下、MMと称す)回路であり、信号(1)の立ち上が
りエツジによってトリガされる0MM回路904は、回
転ヘッドとFGの歯車との相対的な取り付け位置のバラ
ツキを補正するためのものである。MM回路の時定数は
、制御端子905に接続されている抵抗906.907
と、コンデンサの値とで決められる。第10図に示す制
御端子905の波形(m)の遅延j11002が、上記
の相対的な取り付け位置のバラツキ量と固定の遅延量と
の合計値である。この固定の遅延量は、相対的な取り付
けバラツキが正の方向あるいは負の方向に生じるために
必要である0回路909はTフリップフロップ(T−F
F)回路であり、MM回路の立ち下がりエツジでトリガ
され、かつ、PG信号(k)でリセットされる0回路9
09の出力(n)はH0SW信号であり、この信号の立
ち上がり及び立ち下がりエツジが、第13図で示したP
CM信号領域1306と、映像信号領域1305との境
界を回転ヘッドが走査するタイミングに相当する。
回路911はプログラマブルカウンタ、回路912はR
OM、回路913はT−FF回路であり、PCM信号が
記録されている領域の開始位置を示すPCM基準信号を
作るための回路である1回路911はH,SW信号(n
)でリセットされ、915で示すクロックをカウントす
る。カウント値がROM912で設定された値になれば
、回路911はパルス信号を出力しT−FF回wi91
3をトリガする0回路913の出力信号(0)は、第1
0図に示すように、H,SW信号から1003で示す一
定量の時間だけ遅延された位置に矩形波信号を出力する
。すなわち、回路911.912.913は遅延回路を
構成している。第10図(o)に示す信号は、PCM3
の領域に記録されているPCM信号を再生するときの基
準信号を例にとり示しであるが、ROMの値を選択する
ことにより20M1〜PCM6の各領域の基準信号を作
ることができる。
次に、特殊再生時の各基準信号の条件について説明する
。VTRでは、記録時とは異なるテープ速度で磁気テー
プを移送し、再生画像を得る特殊再生のモードを備えて
いるものが一般的である。
このようなVTRでは、スローモウション再生や早送り
での再生画像を得ることができる。第8図には、1倍速
と5倍速再生時のヘッド走査軌跡を示しである。同図に
おいて、801は磁気テープを示し、812は磁気テー
プの移送方向を示す。
また、802〜807は各ヘッドで記録された磁化軌跡
を示す、808から809に至る軌跡は、1倍速再生時
のヘッド走査軌跡であり、808から810に至る軌跡
は、5倍速再生時のヘッド走査軌跡である。また、80
8から811に至る軌跡は、5倍速再生時のヘッド走査
軌跡を1本の磁化軌跡上に投影したものであ、磁化軌跡
上において、水平同期信号は記録トラックの長手方向に
対してほぼ直角の方向に並ぶように記録されるため、各
ヘッド走査においてヘッドが走査する水平同期信号の数
は、808と809.808と811とを結ぶ各線分の
長さに比例する。一方、808から809、もしくは8
08から810までをヘッドが走査するのに必要な時間
は、同じ1フイールドの時間である。このため、1倍速
再生と5倍速再生とでは、再生される水平同期信号の周
波数が異なることになる。このような水平同期信号の周
波数が異なった信号をTV受像機に供給した場合には、
その量が大きい時には、再生画像が横に流れる現象が生
じる。VTRではこの問題を解決するために、高速再生
時において回転シリンダの回転数を変化させ、再生する
水平同期信号の周波数が常に一定の周波数になるように
している。
回転シリンダの回転数を変化させたときには、H0SW
信号やマルチPCM信号の基準信号の発生位置も変化さ
せる必要がある。なぜならば、所定の回転数におけるH
、SW信号の、例えば立ち上がりエツジから一定の時間
だけ遅延した位置が示す機械角度と、回転数を変化させ
たときの前記遅延した位置が示す機械角度とは異なるか
らである。
第9図に示すような従来の回路では、912で示すRO
Mの値を何種類か用意し、回転シリンダの回転数を変化
させたときの対応を行っていた。
発明が解決しようとした問題点 このような従来の構成受は、−度ROMの値を決めれば
以後の倍速数の変更に対応することが困難であり、柔軟
性に欠けていた。柔軟性を持たせようとすれば、亦常に
多くのROM値を準備する必要があった0例えば、マル
チPCM信号の基準値を例にとれば、この基準値は1つ
のモードにおいて6種類ある。通常再生と正方向の早送
り再生、逆方向の早送り再生を考えれば3モードであり
、基準値は18種類となる。また、通常記録(SPモー
ド)と長時間記録(LPモード)のテープに対応させる
ためにはその倍の種類が、NTSC方式とPAL方式に
対応させれば、さらにその倍の種類(72種類)が必要
である。そして柔軟性を持たせるために特殊再生の最高
倍速数を15倍速とし、1倍速再生毎にROM値を準備
することにすれば、72に15を乗じた数のROM値が
必要である。
また、マルチPCM信号の記録再生用としてVTRを用
いるときには、PCM信号の頭出しを行うために、例え
ば30倍速でテープを高速移送する。そしてこの時にも
、再生PCM信号の周波数を一定にするため、30倍速
に応じた回転シリンダの回転数の変更が必要である。そ
して30倍速まフ柔軟性を持たせようとすれば、72に
30を乗じた数のROM値が必要になる。
また従来の構成では、第9図904で説明した遅延量(
PGシフタ量と称す)を補正することができない、PG
シフタ量は、製造時にVTR毎に調整される量であるが
、後述するように、回転シリンダの回転数を変化させた
ときには、PGシフタ量も変化させる必要がある。特に
8ミリビデオなどのように、映像信号とPCM信号、あ
るいはマルチPCM信号などを記録するものでは、映像
信号とPCM信号、あるいはマルチPCM信号間におけ
る余有塵が約3.88(Hは、1水平開期信号を記録し
ている区間)と少ないために、PGシフタ量の変更も考
慮する必要がある6例えば、PAL方式でH飛びが2H
1逆方向の30倍速再生を考えたときには、回転シリン
ダの回転数を通常の回転数に比べて19.8%変化させ
る必要があり、PGシック量の最大値を2m5ecとす
れば、正規のヘッド位置からのずれは397μ5ec(
6,2H)となり、各信号間の余有塵を越してしまう問
題がある。
本発明はPGシフタ量と、後述する4個のヘッドを備え
たシリンダにおける各ヘッド間の割り出し角度とを考慮
し、かつ、任意の倍速数におけるマルチPCM信号など
の基準信号を、回転シリンダの回転数の変化に対応させ
て発生することができる、タイミング信号発生装置を提
供するものである。
問題点を解決するための手段 本発明は上記問題点を解決するために、回転体の回転位
置を示す信号でリセットされるカウンタと、任意の値を
書き込むことがtきるレジスタと、前記カウンタのカウ
ント値と前記レジスタに設定された値とが一致したとき
にパルス信号を発生する比較回路と、このパルス信号に
基づき所望のタイミング信号を発生する回路と、演算回
路とを備え、前記演算回路によりPGシフタ量と前記各
ヘッド間の割り出し角度と、所定の位置を示す値とを合
計し、この合計値に、回転シリンダの回転数の定常値か
らの変化量を乗じて得られる値を、前記レジスタに格納
する。
作用 本発明は上記した構成により、任意の倍速数において、
PGシフタ量とヘッドの割り出し角度とを考慮した正規
のタイミング信号を発生することができる。
実施例 本発明の具体的な実施例を説明する前に、回転シリンダ
の回転数を変化させたときに補正すべき各要因について
まず説明する。
第6図は回転シリンダの模式図を示す、同図において6
01は回転シリンダを示し、矢印602で示す方向に回
転する。603.604はSPモード時に使用するビデ
オヘッドであり、アジマス角の違いをL及びRで示す。
605.606はLPモード時に使用するヘッドであり
、Lo及びR。
は同様にアジマス角の違いを示す、LとLo及びRとR
oは、それぞれ同じアジマス角を有する。
LとRoもしくはRとLoとの距離は、例えば磁気テー
プ上で2.5H分の信号を記録する距離に相当する量で
ある。このようなヘッド構成をもつ回転シリンダを備え
たVTRでは、スチル再生時にRとR°ヘッドとを用い
ることにより、画ぶれのないフィールドスチル再生や、
早送り再生時に各ヘッドを切り換えることにより、ノイ
ズバンドの少ない再生画像を得ることができることはよ
く知られている。607は回転シリンダに固着された例
えばマグネットであり、608は固定側に固着されたP
C信号を取り出すためのヘッド(PGヘッド)である、
ヘッド603を使用するときには、マグネット607と
ヘッド603との取り付け角度差609に相当する時間
が、PGシフタ量に相当する。この角度差に相当する時
間は、回転シリンダの回転速度に関係する。
第7図には、定常時の回転数における各信号のタイミン
グと、定常時の回転数からずれた回転数における各信号
のタイミングとを示しである。同図において、信号(f
)は定常時の回転数におけるPG倍信号示す0周期70
1と702との合計値が、回転シリンダの1回転に相当
する。信号(g)は、PG倍信号ら周期701で示す時
間だけ遅延した位置に発生するパルス信号である。信号
(g)のパルス信号発生位置が、例えば第10図(o)
で示したPCM3の立ち上がりエツジの位置を示すもの
とすれば、周期701はPGシフタ量1002と機械角
度36度に相当する時間1003との合計値に相当する
。今、特殊再生時における回転シリンダの回転ずの変化
が、定常時の回転数よりも遅いときを考えてみる。この
時のPC信号(h)の周期は、定常時の周期よりも長く
なる。そして、パルス信号(g)で示す機械角度位置と
同じ角度位置に対応する信号は、(1)で示す信号にな
る。この時、周期703と704との比率は、周期70
1と702との比率に等しい、また、周期701と70
3との比率は、周期701と702との合計値と、周期
703と704との合計値との比率に等しい、aって、
定常時の遅延量701に、回転シリンダの回転数の変化
量を乗じれば、周期708を得ることができる。
なおここでは、4個のヘッドを用いたシリンダを例に取
り説明したが、2個のヘッドを用いたシリンダにおいて
も同様の考え方が適用できる。
次に本発明の具体実施例について説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す図であり、第2図は第
1図の各部の波形を示す0両図において同一の記号は同
じものを示す、第1図において、端子101からはシリ
ンダFC信号(a)が、端子102からはシリンダPC
信号(b)が入力される。
FG信号は分周回路108で分周され、信号(c)とな
る0分周回路103はPG倍信号リセットされるため、
PG倍信号b)と分周回路出力信号(c)との極性の関
係は、第2図(b)、(c)に示すように一義的に定ま
る。回路104はカウンタ回路であり、105で示すク
ロックをカウントする。カウンタ回路104は信号(C
)でリセットされる。
回路106及び107は比較回路↑あり、回路108及
び109はアウトプットコンベアレジスタ(以後OCR
と称す)である、各OCRには、マイクロコンピュータ
(以下単にマイコンと称す)119から出力される所定
の値が書き込まれる。比較回路106及び107は、カ
ウンタ回路104の値と各0CR108及び109との
値が一致したときにパルス信号を出力し、T−FF回路
110及び111をトリガする。0CRIにはPGシフ
タ量に相当する値が書き込まれている。従って、比較回
路106は、信号(c)からPGシフタ量に相当する時
間だけ遅れた時間にパルス信号を発生し、T−FF回路
110をトリガする。T−FF回路の出力信号(d)は
H,SW傷信号ある。第2図に201で示す時間がPG
シフタ量に相当する。
また、T−FF回路110はPC信号(b)でリセット
されるため、PG倍信号H,SW傷信号極性との関係は
一義的に求まる。0CR2はマルチPCM信号のタイミ
ング信号の発生位置を決めるためのものである1例えば
、再生すべきマルチPCM信号がPCM2の時には、第
2図から明らかなように、PCM2のタイミング信号と
H,SW傷信号が同一位相の波形であるため、0CRI
と0CR2との6値は等しい、PCM3のタイミング信
号を必要としたときには、201と202を合計した時
間に相当する値を0CR2び書き込めば良い8回路11
2はイクスクルーシブ0R(EX−OR)回路である。
EX−OFt回路は、周知のように入力が同一極性のと
きにはLowレベルを、異なる極性のときにはH1gh
レベルを出力するため、入力信号の極性切り換えによく
使われる。
この回路112は、PCMIとPCM6とに必要とした
各タイミング信号の極性が、互いに逆方向であるために
必要とした6例えば、EX−OR回路に入力するマイコ
ンからの信号がH1ghレベルの時、PCMIからPC
M5までの各信号を端子114に出力するものとすれば
、PCM6の信号を得るときには、T−FF回路でPC
MIの信号を出力し、マイコンからEX−OR回路に入
力する信号なLowレベルとすればよい。
回路119は既に説明したようにマイコンであり、中央
演算処理装置115、ROMI 16、RAM117及
び各種割り込み処理部118から構成される。可変抵抗
器120はPGシフタ量を調整するための抵抗であり、
電源(Vcc)とアース間に接続されている。可変抵抗
120の中点の電位はA/D変換回路122でディジタ
ル信号(数値)に変換され、マイコンに入力される。マ
イコンでは端子121から入力される電位に応じた値を
0CR1に書き込む。従って、各デツキ毎に必要なPG
シフタ量の調整は、可変抵抗器120の出力電位を変化
させることにより行うことができる。
回路125はシリアルインターフェイス回路である。端
子123及び124には、システムコントロール回路か
らシリアルデータ及びシリアルクロックが入力される6
回路125ではシリアルデータを受信し、マイコン11
9に転送する。後述するよううに、マイコンではこのシ
リアルデータな解読し、必要に応じて0CRI及び0C
R2の値を書き換える。すなわち、回転シリンダの回転
速度を変化させる必要のあるときには、その変化の度合
に応じて0CRI及び0CR2の値を書き換える。
次に、任意のN倍速時に補正すべき、回転シリンダの回
転ずの変化量について説明する。なお、ここではNTS
C方式の場合を例に取り説明する。
結論からいえば、補正すべき回転数の変化量Pは次の(
1)式で求めることができる。
262、5− 、 H(N−1)   525−2α■
(N−1)p=         = 282.5      525 ・・・・・(1) ここでガはH飛びの量を示す、H飛びの量とは、隣接す
る各トラック間における記録開始位置のずれ量、すなわ
ち、第8図に示す812の長さを、1水平開期信号期間
の長さくIH)で表したものである。VTRでは、α□
の値は0.5Hの整数倍の値に選ばれるのが普通である
またNは倍速数を示し、例えば正方向の3倍速再生であ
ればN=3.逆方向の3倍速再生ではN=−3の値が代
入される。
第8図において、808で示す点に記録される水平同期
信号の番号を0番目とした時、809で示す点に記録さ
れる水平同期信号の番号は262゜5番目である。従っ
て、第8図に示すように、正方向の5倍速再生を行った
ときには、809と811を結ぶ線分間の距離は(5−
1)Xα□の量である。任意のN倍速再生時には(N 
 1 )x a uとなる。
故に、回転数を変化させる割合、つまり、808と80
9とを結ぶ長さと、808と811とを結ぶ長さとの割
合は(1)式で示す値になる。
定常時におけるタイミング信号の発生位置Tは次の(2
)式で表すことができる。
T=(PGシック量十ヘッドの割り出し量+タイミング
発生位置と主ヘッドとの角度差)・・・・・(2) (2)式においてヘッドの割り出し量とは、PGシフタ
量を第6図に示す609の量とすれば、L。
Rヘッドを使用するときには零であり、L、Rヘッドを
使用するときにはLとRとの取り付け角度差に相当する
量である。また主ヘッドとは、PGシフタ量が前記の6
09の量としたときには、L及びRのヘッドを示す、従
って、(2)式で示すTの値に(1)式で示すPの値を
乗じれば、回転速度を変化させたときのタイミング信号
の発生位置を演算することができる。
次に、マイコンの処理内容について、第3図から第5図
を用いて説明する。第3図はメイン処理のルーチンを、
第4図はシリアル信号処理のルーチンを示す、また、第
5図はメイン処理ルーチン内に含まれるOCR値の演算
処理の詳細な処理手順を示す。
電源投入後は第3図に示すメイン処理ルーチンが起動し
、301で示す初M値設定の処理を行う。
処理302は、H,SW倍信号レベルがHlghの期間
であるときには次の処理303を行い、LOWの期間で
あるときには時間待ちを行う判断処理である。処理30
5は逆に、H,SW倍信号レベルがLowの時には次段
の処理306を行い、Hlghの時には時間待ちを行う
判断処理である。
処理303及び処理806はシリアルデー、夕を解読す
る処理であり、処理304及び307はOCR値の演算
及び出力処理を行う、なおメイン処理ルーチンでは、実
際には上記の処理以外の各種処理が行われるが、本例で
は省略しである。
第4図はシリアルデータの解読を行う処理である。なお
、本例ではNTSC方式、正方向のN倍速再生を例に取
り説明を行うため、このモード時に必要な最低限の処理
内容だけしか記述していない、必要なシリアルデータが
入力された時、シリアルインターフェイス回路125は
そのデータを保持する。マイコンで箱のデータを解読し
、所定のRAMに必要な値を書き込む、処理401では
、(NTSC)及び(Cue)で示す各RAMに1をセ
ットする。これらのRAMの値が1の時には、NTSC
方式の早送りモードであることを示す。
また(N)で示すRAMには倍速数を格納し、例えば5
倍速再生時には5という数値が格納されることになる。
第5−は、NTSC方式の早送り再生を例に取ったとき
の、OCR値の演算及び出力の処理手順をを示したもの
である。同図において、処理501では現在のモードが
何であるかを解読する。そして、(N T S C)、
(Cue)の各RAMの値が1であれば、502以下の
処理を行う、処理502では、(ANGLE)で示すF
LAMにヘッドの割り出し角度に相当する量の数値を格
納し、(P G S’)で示すRAMにPGシフタ量、
(A)で示すRAMには2a□の量に相当する各数値を
格納する。また処理508では、(T I M)で示す
RAMに通常再生時のタイミング発生位置と主ヘッドと
の角度差に相当する値を格納する。処理504では、(
PGS)、(ANGL)、(T I M)の各RAMの
値を合計し、(Shift)で示すRAMに合計値を格
納する。すなわち、(Shift)で示すRAMには(
2)式で示した値が格納されることになる。処理505
では、(A)で示すRAM内の値と525の数値とを加
え、その値から(A)で示すRAM内の値と(N)で示
すRAM内の値を乗じた値を減じ、その結果を(DAT
AI)で示すRAMに格納する。
(DATAI)で示すRAMに格納される値は、(1)
式の分子に示す計算値に等しい、処理506では、(S
 h i f t>で示すRAMの値と(DATAI)
で示すRAMの値を乗じた値を(DATA2)で示すR
AMに格納し、処理507では(DATA2)で示すR
AM内の値を525の数値で除した値を(DATA3)
で示すRAMに格納する。この結果、(DATA3)で
示すRAMに格納された値は、(1)式と(2)式を乗
じた値、すなわち、N倍速再生時において、回転シリン
ダの回転数を変化させた比率と同じ比率で、タイミング
信号の発生位置を変化させた値である。なお、525の
数値で除す処理を最後に行う理由は、割り算による切捨
ての影響を最小にするためである。処理508では、新
たに設定されたタイミング信号の発生位置に相当する値
を、0CR2に設定する出力処理である。
なお、(ANGL)及び(T I M)で示す各RAM
に零の値を格納すれば、(DATA3)で示すRAMの
値はH,SW倍信号タイミングを示すため、このRAM
の値を0CRIにセットすれば良い。
また、(ANGL)で示すRAMに格納するヘッドの割
り出し角度に相当する量は、第6図に示した4個のヘッ
ドのうち、どのヘッドを使用するかによって、適宜所望
の値が選択される。また、(TIM)で示すRAMに格
納する値も、所望のタイミング信号に必要な値が、適宜
選択される。
なお本例では、NTSC方式の早送り再生のモードを例
に取り説明したが、他のモードにおいても同様の処理を
行うことにより、PGシフタ量及びヘッドの割り出し角
度を考慮したタイミング信号の発生位置の変更が可能で
あることは明らかであろう。
発明の効果 以上の説明で明らかなように、本発明によれば、簡単な
演算を行うことにより、任意のN倍速におけるタイミン
グ信号の発生位置を、PGシフタ量及びヘッドの割り出
し角度量を考慮したかたちで正規の位置に変更すること
ができる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
第1図の各部の波形を示す信号図、第3図は本発明に関
するメイン処理ルーチンのフロ肇チャート、第4図は本
発明に闇するシ、リアルデータの処理手順図、第5図は
本発明に関するOCR値の演算及び出力手順図、第6図
は回転シリンダのヘッド配置図、第7図は回転シリンダ
の回転を変化させたときのタイミング信号を示す信号図
、第8図は5倍速再生時のヘッド走査軌跡図、第9図は
従来のタイミング信号発生回路を示すブロック図、第1
0図は第9図の各部の波形を示す信号図、第11図はマ
ルチPCMの各タイミング信号図、第12図はマルチP
CM信号の記録磁化軌跡図、第13図は8ミリビデオの
磁化軌跡図である。 106.107・・・比較回路、108.109・・・
アウトプットコンベアレジスタ、110.111・・・
Tフリップフロップ回路、125・・・シリアルインタ
ーフェイス回路、118・・・割り込み処理回路、11
9・・・マイクロコンピュータ、αII”・・H飛びの
量。 代理人の氏名 弁理士 中尾敏男 はか1名第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第 8I2I Ql’) &冴 区  ぐぐま1@= LL、L       よ ( ’% %l? ”l  j  辷 S −一−J   ’−%j   〜’− 第12図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)回転体の回転位置を示す信号でリセットされるカ
    ウンタと、任意の値を書き込むことができるレジスタと
    、前記カウンタのカウント値と前記レジスタに設定され
    た値とが一致したときにパルス信号を発生する比較回路
    と、前記パルス信号に基づき所望のタイミング信号を発
    生する回路と、演算回路とを備え、前記回転体の回転数
    を定常時の回転数から変化させた時に、この変化量に相
    当する値を前記演算回路で演算し、この演算した値を前
    記レジスタに格納することを特徴とした磁気記録再生装
    置のタイミング信号発生装置。
  2. (2)レジスタの定常時の値として、磁気記録再生装置
    における回転位置検出部と回転磁気ヘッドとの取り付け
    位置との取り付け角度差に相当する量と、前記回転磁気
    ヘッドの取り付け角度位置から、零を含む所定量はなれ
    た角度位置に相当する値との合計値を用いることを特徴
    とした特許請求の範囲第1項に記載の磁気記録再生装置
    のタイミング信号発生装置。
JP26698086A 1986-11-10 1986-11-10 磁気記録再生装置のタイミング信号発生装置 Pending JPS63121158A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0416563A2 (en) * 1989-09-04 1991-03-13 SHARP Corporation Rotary head type magnetic tape recording and reproducing apparatus
JPH03120654A (ja) * 1989-10-04 1991-05-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd 磁気記録再生装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60150208A (ja) * 1984-01-18 1985-08-07 Victor Co Of Japan Ltd 磁気記録再生装置のヘツド切換信号生成回路

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