JPS6256039A - 伝送路切替方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、通信網の現用予備切替に関する。本発明は、
専用データ通信回線その他の通信回線に利用するに適す
る。

〔概要〕

本発明は、二地点間に設けた現用伝送路に障害が発生し
たときに信号路を予備用伝送路に切替える方式において
、 予備用伝送路としては専用線を設けるのではなく、利用
可能な通信網を選択して利用することにより、 予備用伝送路のコストを低くするとともに、回線の信頼
度を向上するものである。

〔従来の技術〕

高い信頼度を必要とする通信回線では、一つの信号路に
対して現用伝送路と予備用伝送路とを設けておき、現用
伝送路に障害が発生したときには信号路を予備用伝送路
に切替接続する方法が知られている。

第２図は従来例のこのための構成図である。送信側には
分岐回路１を配置し、受信側には切替回路２を配置し、
通常の状態では送信側と受信側とは現用伝送路Ａにより
接続されているが、この現用伝送路Ａに障害が発生する
と、切替回路２を切替えて予備用伝送路Ｂに接続する。

〔発明が解決しようとする問題点〕

この方式では、二地点間に独立の伝送路を二系統用意す
ることが必要であるから高価である。またこの二系統の
伝送路に同時に障害が発生するときには通信が不能にな
り信頼性の向上には限界がある。

本発明はこれを改良するもので、予備用伝送路のコスト
を低くするとともに、回線の信頬度を向上することがで
きる方式を提供することを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、二地点間に施設された一つの現用伝送路に対
して予備用伝送路が用意され、現用伝送路に障害が発生
したときに現用伝送路に接続されていた信号路を予備用
伝送路に接続切替えする伝送路切替方式において、予備
用伝送路として上記二地点間に接続し得る伝送路網を当
て、送信側では、信号路を現用伝送路と予備用伝送路に
分岐する分岐回路と、この分岐回路の予備用側に接続さ
れ上記伝送路網の中の一つの伝送路を選択する送信側伝
送路網切替装置とを介して予備用伝送路に接続し、受信
側では、上記送信側伝送路網切替装置に対応して設けら
れ上記伝送路網の中から伝送路を選択する受信側伝送路
網切替装置と、この受信側伝送路網切替装置の出力と上
記現用伝送路とを切替える切替回路とを介して予備用伝
送路に接続することを特徴とする。

〔作用〕

現用伝送路としては、専用の伝送路を利用するが、この
現用伝送路に障害が発生したときには、たとえば公衆電
気通信網その他の別系統の伝送路網を予備用伝送路とし
て利用する。伝送路網は一般に多数の回線から選択して
接続できるので、その信頬度は高く、また利用コストは
低い。

〔実施例〕

第１図は本発明実施例装置の構成図である。二地点に分
かれた送信側と受信側は現用伝送路Ａにより接続され通
信が行われる。送信側には、この現用伝送路Ａを予備用
伝送路Ｂに分岐する分岐回路１を備える。分岐回路１は
この実施例ではハイブリッド回路により構成される。受
信側には、この現用伝送路Ａを予備用伝送路Ｂと切替え
ることができる切替回路２を備える。この切替回路２は
この実施例ではリレー回路により構成される。

送信側の予備用伝送路Ｂは送信側伝送路切替装置３に接
続される。この送信側伝送路切替装置３はマトリクス装
置である。この送信側伝送路切替装置３は伝送路網４に
接続されている。受信側では、この伝送路網４に接続さ
れた受信側伝送路切替装置５から予備用伝送路Ｂが引き
出され、切替回路２に入力する。図面符号６はこの伝送
路網４の中の中継系あるいは交換系を例示する。

送信側伝送路切替装置３および受信側伝送路切替装置５
はたとえば各地点に配置されたＰＢＸ装置であり、伝送
路網４は公衆電気通信網である。

この構成では、専用線である現用伝送路Ａに障害が発生
したときに、予備用伝送路を設定して一時的に信号路を
この予備用伝送路に切替接続することができる。この切
替は現用伝送路Ａの劣化をあらかじめ検出して予備用伝
送路を設定し、この設定が完了してから切替を行う方法
と、現用伝送路Ａからの切替と同時に予備用伝送路の設
定を行う方法とがある。

現用伝送路Ａが復旧したときには、切替回路２を現用側
に切替えることにより現用伝送路に戻すことができる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明では予備伝送路として伝送
網から経路を選択することができるので、現用伝送路お
よび予備用伝送路共に障害になる可脂性が低く、信頼度
を向上することができる。また、本発明では受信側のみ
で切替えを行い送信側では分岐回路を用いるので、切替
に伴う障害発生の可能性が低くなり信頼度が向上する。

予備伝送路への切替前に予備伝送路を設定する方法では
受信側に二系統の信号が到来しているので、選択切替を
合理的に実行できる利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明実施例装置の構成図。 第２図は従来例装置の構成図。 ■・・・分岐回路、２・・・切替回路、３・・・送信側
伝送路切替装置、４・・・伝送路網、５・・・受信側伝
送路切替装置、６・・・伝送路網の中の中継系あるいは
交換系。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）二地点間に施設された一つの現用伝送路に対して
   予備用伝送路が用意され、現用伝送路に障害が発生した
   ときに現用伝送路に接続されていた信号路を予備用伝送
   路に接続切替えする伝送路切替方式において、 予備用伝送路として上記二地点間に接続し得る伝送路網
   を当て、 送信側では、信号路を現用伝送路と予備用伝送路に分岐
   する分岐回路と、この分岐回路の予備用側に接続され上
   記伝送路網の中の一つの伝送路を選択する送信側伝送路
   網切替装置とを介して予備用伝送路に接続し、 受信側では、上記送信側伝送路網切替装置に対応して設
   けられ上記伝送路網の中から伝送路を選択する受信側伝
   送路網切替装置と、この受信側伝送路網切替装置の出力
   と上記現用伝送路とを切替える切替回路とを介して予備
   用伝送路に接続することを特徴とする伝送路切替方式。