JPS6221308B2 - - Google Patents

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JPS6221308B2
JPS6221308B2 JP53103290A JP10329078A JPS6221308B2 JP S6221308 B2 JPS6221308 B2 JP S6221308B2 JP 53103290 A JP53103290 A JP 53103290A JP 10329078 A JP10329078 A JP 10329078A JP S6221308 B2 JPS6221308 B2 JP S6221308B2
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JP
Japan
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output
circuit
noise
pulse
pass filter
Prior art date
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JP53103290A
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English (en)
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JPS5528690A (en
Inventor
Tetsuo Hanaoka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は映像信号中の雑音成分減少回路に関す
る。
従来から映像信号のS/N比の向上を図り、画
質の改善を行なうために種々の雑音減少回路が用
いられている。第1図および第2図は従来例を示
す。第1図においては、端子1Aよりの映像信号
はローパスフイルタ101に入り、高域成分が除
去される。同時に映像信号はハイパスフイルタ1
02に入り、映像信号中の高域成分のみを取り出
す。雑音成分の大部分はこのハイパスフイルタ1
02の出力のペデスタル部分に重畳されている。
従つてコアリング回路103でペデスタル部分を
スライスすることにより雑音成分を減少できる。
そしてローパスフイルタ101の出力と再び加算
器104で加え合せることにより、S/N比の改
善された映像信号を端子1Bより得る。第2図に
おいては、1H遅延線201を用い、一水平走査
期間(以下1H期間と略す)前の映像信号と今の
水平走査線の映像信号との相関を利用し加算する
ことにより、信号成分は2倍になるのに対し、雑
音成分は互いに無相関であるので、雑音成分は2
倍にはならず、S/N比が改善される。
しかしながら、これらの方法を用いた時には白
色雑音は減少できるが、パルス性雑音のようなも
のは全く除去することができない。さらに前の
1H期間との相関を用いて雑音を減少させる方式
では画面の(垂直)解像度は1/2になつてしま
う。
本発明は映像信号から一定レベル以上の高域成
分を検出し、パルス性雑音の無相関性を利用する
ことにより、パルス性雑音が輪郭成分に基づくも
のかを判定して効率よくパルス性雑音を除去する
雑音減少回路を提供するものである。
以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明す
る。第3図において、端子3Aからの映像信号は
遅延線301でT0時間だけ遅らせた後、1H遅延
線302と高域成分取出回路303にそれぞれ入
力される。遅延線301でT0時間遅らせるの
は、以下の判定回路308における判定を容易に
するためである。高域成分取出回路303の出力
信号(第4図a)はシフトレジスタ305で1H
期間遅らせる(第4図c)。このシフトレジスタ
305の駆動クロツク(第4図b)の周期Tは取
出される高域成分の周波数帯域と映像信号の帯域
とに依存する。シフトレジスタ305の出力はシ
フトレジスタ306に入力され、1H期間―T0
間だけ遅らせる(第4図d)。その後再トリガー
付単安定マルチバイブレータ(以下MMと略す)
307に入力され、パルス巾を2T0に拡げる(第
4図e)。すなわち1H期間前のパルスをさらに
1H期間遅延させ、同時に遅延前に比べて立ち上
り時間を一定時間だけ早め、立ち下り時間を一定
時間だけ遅くする。このようにするのは輪郭成分
が右下り、左下りのいずれの場合でも輪郭の判定
が行なえるようにするためである。ここでT0
値は輪郭成分の方向との関係で決定され、シフト
レジスタ305のクロツクTの数倍〜十数倍のオ
ーダーの値となる。
一方端子3Aからの映像信号は高域成分取出回
路304に入り、一定レベル以上の高域成分がパ
ルスの形で抜き出される。該高域成分取出回路3
04の出力およびシフトレジスタ305の出力な
らびにMM307の出力はそれぞれ今の水平走査
線の一定レベル以上の高域成分の存在を示す信号
および1H期間前の該信号ならびに2H期間前の該
信号に対応しており、この3つの信号を用いて判
定回路308でパルス性雑音に基づくものか輪郭
成分に基づくものかの判定が行なわれる。
判定方法は次の方法による。一定レベル以上の
高域成分の存在を示すパルスが輪郭成分に基づく
ものであれば、隣り合う1H期間においてパルス
の位置は画面上で互いに近くに存在する。またパ
ルス性雑音に基づくものであれば、入力信号と全
く無相関であるので、隣り合う1H期間において
も画面上での位置は全く独立する。
輪郭成分の上端の時、上記の方法だけではパル
ス性雑音に基づくものか、輪郭成分に基づくもの
か判定できないが、さらに次の1H期間と比較す
ることにより、もし次の1H期間において1H期間
前のパルスの近くにパルスが存在すれば、輪郭成
分に基づくもの、そうでなければパルス性雑音に
よるものであることがわかる。
一方1H遅延線302の出力はローパスフイル
タ101およびハイパスフイルタ102に入る。
判定回路308においてはパルス性雑音に基づく
ものを抜き出し、ゲート回路309において前記
ハイパスフイルタ102の出力からパルス性雑音
成分をゲートして取り除く。ゲート回路309の
出力はコアリング回路310においてペデスタル
部に重畳されている白色雑音成分をスライスさ
れ、減少せしめられる。このようにしてパルス性
雑音を除去され、白色雑音成分を減少された信号
はローパスフイルタ101の出力と加算器104
で加え合わされ、端子3Bに送り出される。
次に一定レベル以上の高域成分を取出す回路3
03,304および判定回路308について説明
する。第5図は高域成分取出回路303,304
を示し、端子4Aからの信号はハイパスフイルタ
401(特性は102と同じ)に入力され、高域
成分を抜き出される(第6図A)。そして比較器
402,403を用いて各々正負の一定レベル以
上のパルスが抜き出される。比較器402の出力
(第6図B)はそのまま、比較器403の出力は
インバータ404で反転して(第6図C)、とも
にオア回路405に通し、一定レベル以上の高域
成分の存在を示すパルス(第6図D)が得られ
る。
第7図は判定回路308を示し、端子5Aから
はMM307出力であるパルス巾が拡げられた
2H期間前の信号、端子5Bからはシフトレジス
タ305出力の1H期間前の信号が入力され、パ
ルス巾の拡げられた2H期間前のパルス(第8図
イ)の“H”の期間中に1H期間前の一定レベル
以上の高域成分の存在を示すパルス(第8図ロ)
があれば、輪郭成分と考えられる(第8図のに
相当)ので、2H期間前のパルスをインバータ5
01を通して反転させ(第8図ニ)、1H期間前の
パルスとアンド回路504を通して除去する。
次に1H期間前の信号に一定レベル以上の高域
成分の存在を示すパルスが存在し、2H期間前の
信号に対応するパルスが存在しない時は(第8図
のの輪郭の最上端の場合およびのパルス性雑
音の場合)、パルス性雑音に基づくものか、輪郭
成分の上端部であることに基づくものかの2通り
の可能性があるので、今の水平走査線において対
応する一定レベル以上の高域成分の存在を示すパ
ルスの有無を用いて上記2つの場合の判別を行な
う。まず1H期間前における一定レベル以上の高
域成分の存在を示すパルスが輪郭成分の上端部に
基づくものであれば、今の水平走査線において対
応するパルスは存在する。また1H期間前の信
号、2H期間前の信号は今の水平走査線の信号に
比べて第3図の遅延線301の遅延時間T0だけ
遅れている。(第8図ロ,ハ)。従つてT0を適当
にとることにより、右下りの輪郭の上端部の場合
でも、今の水平走査線の信号は、1H期間前、ま
たは2H期間前の信号に比べて対応するパルスの
位置が必ず早いようにすることができる。そこで
高域成分取出回路304の出力である今の水平走
査線の信号のパルス巾を再トリガー付単安定マル
チバイブレータ502で2T0以上に拡大し、イン
バータ503を通し(第8図ホ)、アンド回路5
04を通すことにより輪郭成分の上端部に対応す
るパルスを除去(第8図ヘ)することができる。
このようにしてアンド回路504の出力はパル
ス性雑音(第8図のの場合)に対応するパルス
(第8図ヘ)のみとなり、端子5Dから第3図に
示すゲート回路309に入力される。
第9図は他の実施例を示し、コアリング回路3
10とローパスフイルタ101の出力を加算器1
04で加え合せた後に、判定回路308の出力パ
ルスを用いてパルス性雑音の期間だけサンプルホ
ールド回路601で前の信号を保持させ、これに
よりパルス性雑音を除去している。
以上本発明によれば、従来の雑音減少回路では
除去できなかつたパルス性雑音を隣り合う水平走
査線間の相関を用いることにより輪郭成分と区別
でき、これを除去することが可能となつた。しか
もこの場合解像度は全く劣化することがないとい
う利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はそれぞれ雑音減少回路の
従来例を示すブロツク図、第3図は本発明の一実
施例を示すブロツク図、第4図はその各部の波形
図、第5図は高域成分取出回路の一具体的構成を
示すブロツク図、第6図はその各部の波形図、第
7図は判定回路の一具体的構成を示すブロツク
図、第8図はその各部の波形図、第9図は他の実
施例を示すブロツク図である。 101…ローパスフイルタ、102…ハイパス
フイルタ、104…加算器、301…遅延線、3
02…1H遅延線、303,304…高域成分取
出回路、305,306…シフトレジスタ、30
7…再トリガー付単安定マルチバイブレータ、3
08…判定回路、309…ゲート回路、310…
コアリング回路、601…サンプルホールド回
路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 映像信号を一定期間遅延させる遅延線と、こ
    の遅延線出力を一水平走査期間遅延させる遅延回
    路と、該遅延回路出力の低域成分を抜き取るロー
    パスフイルタと、高域成分を抜き取るハイパスフ
    イルタと、遅延線出力中および映像信号中から一
    定レベル以上の高域成分を取出す第1および第2
    の高域成分取出回路と、該第1の高域成分取出回
    路出力を一水平走査期間遅延させる第1のシフト
    レジスタと、さらにもう一水平走査期間から前記
    一定期間を引いた時間遅延させる第2のシフトレ
    ジスタと、前記第2の高域成分取出回路の出力お
    よび第1のシフトレジスタの出力ならびに第2の
    シフトレジスタの出力を比較し、各出力の高域成
    分が一定期間内にあるかを調べ、輪郭によるもの
    であれば、一定期間内に存在し、パルス性雑音で
    あれば単独に発生することを利用してパルス性雑
    音であるかを判定する判定回路と、該判定回路出
    力によりハイパスフイルタ出力からまたはハイパ
    スフイルタ出力とローパスフイルタ出力との加算
    出力からパルス性雑音を除去する回路を備えたこ
    とを特徴とする雑音減少回路。
JP10329078A 1978-08-23 1978-08-23 Noise reduction circuit Granted JPS5528690A (en)

Priority Applications (1)

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JP10329078A JPS5528690A (en) 1978-08-23 1978-08-23 Noise reduction circuit

Applications Claiming Priority (1)

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JP10329078A JPS5528690A (en) 1978-08-23 1978-08-23 Noise reduction circuit

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Publication Number Publication Date
JPS5528690A JPS5528690A (en) 1980-02-29
JPS6221308B2 true JPS6221308B2 (ja) 1987-05-12

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ID=14350156

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JP10329078A Granted JPS5528690A (en) 1978-08-23 1978-08-23 Noise reduction circuit

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4398210A (en) * 1981-06-22 1983-08-09 Rca Corporation Impulse noise detection circuit for TV signals
JP2961715B2 (ja) * 1988-02-03 1999-10-12 オリンパス光学工業株式会社 輝点軽減回路
JPH03136612A (ja) * 1990-09-13 1991-06-11 Masasuke Hotsuta 仏壇

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JPS5528690A (en) 1980-02-29

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