JP3081266B2 - 動き検出回路 - Google Patents

動き検出回路

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JP3081266B2 JP03098887A JP9888791A JP3081266B2 JP 3081266 B2 JP3081266 B2 JP 3081266B2 JP 03098887 A JP03098887 A JP 03098887A JP 9888791 A JP9888791 A JP 9888791A JP 3081266 B2 JP3081266 B2 JP 3081266B2
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忠男 川勝
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は動き検出回路に関し、
特にたとえばNTSC方式のIDTVまたはEDTVな
どの動き適応処理に用いられる、動き検出回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図4を参照して、この種の従来の動き検
出回路1では、絶対値回路2で得られたフレーム間差信
号の絶対値を閾値回路3において所定の閾値と比較して
動き信号を得る。ノイズを除去するために、閾値回路3
の出力がローパスフィルタ4に与えられ、ローパスフィ
ルタ4から動き信号が出力される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の動き検出回路1
において、たとえば輝度信号が色信号に漏れ込むなどの
ノイズの混入があった場合、ローパスフィルタ4だけで
はノイズを除去できず、誤検出が生じていた。それゆえ
に、この発明の主たる目的は、誤検出をさらに減らせる
ことができる、動き検出回路を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、隣接するフ
レームのコンポジットビデオ信号をそれぞれ受ける第1
および第2のバンドパスフィルタ、第1および第2のバ
ンドパスフィルタの出力をそれぞれ受ける第1および第
2の絶対値回路、第1および第2の絶対値回路の出力
減算してフレーム間差信号を得る減算回路、フレーム間
差信号の絶対値をとる第3の絶対値回路、第3の絶対値
回路の出力周波数4fsでサンプリングして所定の閾
値と比較して「1」または「0」のデータを出力する閾
値回路、および閾値回路の出力データが「1」と「0」
との交互パターンまたは「1」の連続パターンを示した
とき動き信号を出力する信号出力手段を備える、動き検
出回路である。
【0005】
【作用】第1および第2のバンドパスフィルタでそれぞ
れのコンポジットビデオ信号から色信号を抽出し、第1
および第2の絶対値回路の出力を減算することによっ
て、減算回路では現フレームと前フレームの色信号の差
を求め、第3の絶対値回路に与える。第3の絶対値回路
ではフレーム間差信号の絶対値を出力する。第3の絶対
値回路の出力が所定周波数4fs(fs:副搬送波周波
数)でサンプリングされ、それが閾値回路で予め設定さ
れた閾値と比較される。そして、閾値回路からは、絶対
値が閾値を超えたとき「1」が、また閾値を超えなかっ
たとき「0」が出力される。「1」または「0」が所定
の変化パターン、たとえば「10101」,「0101
0」または「11111」で変化したとき、動きありと
判定し、信号出力手段から動き信号が出力される。この
動き信号がさらにローパスフィルタに入力されてもよ
い。
【0006】
【発明の効果】この発明によれば、閾値回路の出力が所
定のパターンで変化したときにのみ動き信号を出力する
ようにし、ノイズによって異なるパターンで変化したと
きには動き信号を出力しないので、誤検出を一層減じる
ことができる。この発明の上述の目的,その他の目的,
特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の
詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0007】
【実施例】図1を参照して、この実施例の動き検出回路
10は、入力端子12からNTSC方式のコンポジット
ビデオ信号が入力される。この信号はたとえば3.58
MHzの中心周波数を有するバンドパスフィルタ14に
与えられるとともに、ディレイ16によって1フレーム
遅延された後、同様のバンドパスフィルタ18に入力さ
れる。バンドパスフィルタ14および18は、現フレー
ムのコンポジットビデオ信号および前フレームのコンポ
ジットビデオ信号のうち色信号帯域にある成分のみを通
過し、それによって現フレームの色信号および前フレー
ムの色信号が抽出される。そして、これらの色信号は絶
対値回路20および22によってそれぞれ絶対値がとら
れる。これらの絶対値から減算回路24でフレーム間差
信号を求める。このように、色信号の絶対値をとった後
にフレーム間差をとるのは、色信号はフレーム毎にその
位相が反転された副搬送波で変調されているので、単純
にフレーム間差をとっただけではフレーム間差信号が得
られず、色信号自体が抽出され誤って動き検出してしま
うためである。
【0008】そして、フレーム間差信号は絶対値回路2
6でその絶対値がとられ、閾値回路28に入力される。
閾値回路28では、絶対値回路28の出力を4fs(f
s:副搬送波周波数3.58MHz)でサンプリング
し、予め設定された閾値とサンプリングした絶対値とを
比較し、フレーム間差信号の絶対値が閾値を超えたとき
「1」を、また閾値に達しなかったとき「0」をそれぞ
れ出力する。このような閾値回路28の出力に基づいて
動き信号を出力するが、この実施例では、1フレームに
ついて5ビットのデータを閾値回路28から出力するよ
うにし、その5ビットのデータがビットパターン検出回
路30に与えられる。ビットパターン検出回路30で
は、予め設定したビットパターン「01010」,「1
0101」または「11111」に従って閾値回路28
の出力が変化したときのみ動き信号を出力する。
【0009】現在の画像には色がついていないが1フレ
ーム前の画像には色がついている場合、たとえば、色の
ついた物体が動いて、領域から出ていったような場合に
は、絶対値回路20および22からは、それぞれ図2
(a)および図2(b)に示すような絶対値が出力され
る。したがって、絶対値回路26からは図2(c)のよ
うな絶対値が出力される。この絶対値を閾値回路28で
閾値と比較すると、図2(d)に示すように閾値回路2
8の出力が変化する。この場合の変化パターンは「01
010」で表される。
【0010】なお、図2(c)の絶対値を45°位相を
ずらしてサンプリングし、閾値と比較してビットデータ
に変換すると、図2(e)に示すように「11111」
の変化パターンとなる。また、現在の画像には色がつい
ているが、1フレーム前の画像には色がついていない場
合、たとえば、色のついていない画像に色がついた物体
が入ってきた場合には、絶対値回路20および22から
は、それぞれ、図2(b)および図2(a)に示す絶対
値が出力される。このとき、絶対値回路26からは上述
と同様に図2(c)のような絶対値が出力されるので、
変化パターンも図2(d)または図2(e)のように、
「01010」または「11111」となる。
【0011】さらに、現在の画像および1フレーム前の
画像とも色はついているが、その色が変わった場合、す
なわち、色信号の位相が変わった場合には、絶対値回路
20および22からは、それぞれ図2(f)および図2
(g)に示す絶対値が出力される。したがって、絶対値
回路26からは図2(h)のような絶対値が出力され、
閾値回路28からは図2(i)のように「10101」
で表されるビットパターンが出力される。
【0012】また、図2(i)の場合と45°位相をず
らしてサンプリングし、閾値と比較してビットデータに
変換すると、変化パターンは図2(j)のように「01
010」となる。このように、動画の場合の閾値回路2
8の出力の変化パターンは「01010」,「1010
1」または「11111」のいずれかになる。したがっ
て、これらの3種類のビットパターンをビットパターン
検出回路30で検出すればよいことになる。
【0013】このようなビットパターン検出回路30と
しては、図3に示すように、3つのANDゲート32,
34および36を用いることができる。ANDゲート3
2はビットパターン「11111」を、ANDゲート3
4はビットパターン「10101」を、そしてANDゲ
ート36はビットパターン「01010」をそれぞれ検
出する。ただし、図3においては、データラッチなどタ
イミング調整に付随する回路部分は省略されている。そ
して、ANDゲート32,34または36からの出力は
ORゲート38を通して出力される。
【0014】このようにして、ビットパターン検出回路
30によって、閾値回路28からのデータが3種類のビ
ットパターンのいずれかに従って変化したことを検出し
たとき、ハイレベルの動き信号が出力される。なお、閾
値回路28の出力が3種類のビットパターンのいずれと
も一致しない場合には静止画と判断され、ローレベルの
信号が出力される。そして、ビットパターン検出回路3
0の出力は、従来と同様にローパスフィルタ40に入力
され、ノイズ除去された後、出力端子42から出力され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】この実施例の動作を説明する波形図である。
【図3】図1の実施例のビットパターン検出回路の一例
を示す回路図である。
【図4】従来技術を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 …動き検出回路 14,18 …バンドパスフィルタ 16 …ディレイ 20,22,26 …絶対値回路 24 …減算回路 28 …閾値回路 30 …ビットパターン検出回路 40 …ローパスフィルタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 9/44 - 9/78 H04N 11/00 - 11/24

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】隣接するフレームのコンポジットビデオ信
    号をそれぞれ受ける第1および第2のバンドパスフィル
    タ、前記第1および第2のバンドパスフィルタの出力をそれ
    ぞれ受ける第1および第2の絶対値回路、 前記第1および第2の絶対値回路の出力を減算してフレ
    ーム間差信号を得る減算回路、 前記フレーム間差信号の絶対値をとる第3の絶対値回
    路、 前記第3の絶対値回路の出力周波数4fsでサンプリ
    ングして所定の閾値と比較して「1」または「0」のデ
    ータを出力する閾値回路、および前記閾値回路の出力
    ータが「1」と「0」との交互パターンまたは「1」の
    連続パターンを示したとき動き信号を出力する信号出力
    手段を備える、動き検出回路。
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