JPH0319094Y2 - - Google Patents

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JPH0319094Y2
JPH0319094Y2 JP14353082U JP14353082U JPH0319094Y2 JP H0319094 Y2 JPH0319094 Y2 JP H0319094Y2 JP 14353082 U JP14353082 U JP 14353082U JP 14353082 U JP14353082 U JP 14353082U JP H0319094 Y2 JPH0319094 Y2 JP H0319094Y2
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JP
Japan
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sampling data
level
noise
circuit
data
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JP14353082U
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JPS5950014U (ja
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は、デイジタル情報信号に含まれるイ
ンパルス状のノイズを除去するのに適用されるノ
イズ除去回路に関する。
「背景技術とその問題点」 例えばデイジタルビデオ信号をデイジタル
VTRで記録再生する場合、再生されたデイジタ
ルビデオ信号に大レベルのインパルス状ノイズが
含まれていると、これが再生画像中の白いドツト
として現れる。このノイズを除去するために、デ
イジタルローパルスフイルタが用いられていた。
デイジタルローパルスフイルタの場合、ビデオ信
号の波形のなまりを生じさせずに、ノイズを除去
することが困難であつた。ノイズ除去能力を高め
ようとすると、ビデオ信号の波形のなまりが大き
くなつてしまうのである。また、デイジタルロー
パルスフイルタは、多数のレジスタ、乗算器及び
加算器を必要とするので、構成が大規模となり、
処理速度が遅い欠点があつた。
「考案の目的」 この考案は、信号波形のなまりを生じさせるこ
となく、インパルス状ノイズを充分に除去するこ
とができ、また、構成が簡単で、処理速度が速い
構成のノイズ除去回路の実現を目的とするもので
ある。
「考案の概要」 この考案は、連続して供給されるサンプリング
データのうちで順次連続する3個のサンプリング
データを同時化する回路と、この同時化回路から
のサンプリングデータのレベルを比較して上記3
個のサンプリングデータのうちの中間のレベルを
有するサンプリングデータを出力するようになす
選択回路とを有し、選択回路からのサンプリング
データからインパルスノイズを除去するようにし
たものである。
「実施例」 以下、この考案をデイジタルビデオ信号のノイ
ズ除去に対して適用した一実施例について説明す
る。
第1図において、1,2,3は遅延回路を示
し、遅延回路1に対してデイジタルビデオ信号が
供給される。デイジタルビデオ信号は、1サンプ
ルデータが8ビツトのもので、第1図において
CKで示すクロツクパルスは、このデイジタルビ
デオ信号と同期したサンプリング周波数のもので
ある。
入力データと遅延回路1の出力データと遅延回
路2の出力データとは、連続する3個のサンプリ
ングデータyk,yk-1,yk-2であつて、これらがレ
ベル比較回路4,5,6に供給される。レベル比
較回路4は、サンプリングデータyk及びyk-1を比
較し、レベル比較回路5は、サンプリングデータ
yk-1及びyk-2を比較し、レベル比較回路6は、サ
ンプリングデータyk及びyk-2を比較する。これら
のレベル比較回路4,5,6の夫々は、2個の入
力(A,B)の大きさに応じて、(A>B)(B>
A)の各場面に高レベルとなる2個の比較出力を
発生する。
このレベル比較回路4,5,6の比較出力がラ
ツチ回路7を介してデコーダ8に供給される。こ
のデコーダ8は、レベル比較回路4,5,6の比
較出力から、3個のサンプリングデータのうちの
中間のレベルのものを判定し、この判定に基いて
セレクト信号を発生する。このセレクト信号がラ
ツチ回路9を介して3個のセレクタ10,11,
12に供給される。このセレクタ10,11,1
2には、遅延回路3により遅延された3個のサン
プリングデータが供給される。セレクタ10,1
1,12のうちの何れかからサンプリングデータ
が取り出され、ラツチ回路13を介してyk-1と対
応する出力データとして取り出される。
上述のこの考案の一実施例において、第2図A
に示すように、サンプリングデータyk-1がノイズ
の場合の動作について説明する。この第2図Aに
示す場合には、サンプリングデータyk-2が中間の
レベルとなるので、選択回路12によつてサンプ
リングデータyk-2が選択されて出力される。した
がつて、出力データは、第2図Bに示すものとな
り、インパルス状のノイズを除去することができ
る。
3個のサンプリングデータのうちで、中間のレ
ベルのものを選択することにより、良好なノイズ
除去を行なうことができることについて、第3図
を参照して説明する。
まず、サンプリングデータyk及びyk-2の夫々の
レベルをL1及びL3とし、第3図Aに示すように、
サンプリングデータyk-1のレベルがL1及びL3の丁
度中間のレベルと一致しているものと仮定する。
このサンプリングデータyk-1に対して重畳される
ノイズは、14で示すようなガウス分布のもの
で、大レベルのノイズほど発生確率が低いものと
考えられる。したがつて、本当のサンプリングデ
ータのレベルがL1及びL3の丁度中間にある場合
には、第3図Aにおいて斜線で示すように、実際
のノイズが重畳されたサンプリングデータがサン
プリングデータyk及びyk-2のレベルL1及びL3より
大きくなる確率が等しいものとなる。
また、第3図Bに示すように、本当のサンプリ
ングデータのレベルがサンプリングデータyk-2
レベルL3により近い値と仮定すると、実際のノ
イズが重畳されたサンプリングデータは、サンプ
リングデータykのレベルL1より大きくなる確率に
比べて、レベルL2より大きくなる確率が高い。
更に、第3図Cに示すように、本当のサンプリン
グデータのレベルがレベルL1により近い値と仮
定すると、実際のノイズが重畳されたサンプリン
グデータは、レベルL3より大きくなる確率に比
べて、レベルL1より大きくなる確率が高い。
上述の説明から理解されるように、3個のサン
プリングデータのうちで、中間のレベルのものを
選択することによつて、ノイズを除去することが
でき、本当の値に近い値のサンプリングデータに
よつて置き換えることができる。
また、第4図Aにおいて破線で示すような立上
りを持つ波形にノイズが重畳している場合には、
中間のレベルのものがサンプリングデータyk-2
あるから、第4図Bに示すようなノイズ除去後の
信号波形を得ることができる。したがつて、ノイ
ズ除去を行なつても、信号波形の立上りがなまる
ことがない。
なお、第5図に示すように、極値を持つ波形の
場合には、ノイズ除去後にこの波形のピークが下
がることになる。しかし、殆どの場合は、3個の
連続するサンプリングデータが単調性を保つてい
るので、第5図に示す場合が少なく、また、再生
画像に与える影響が小さく、問題とならない。
「考案の効果」 この考案に依れば、目につき易いインパルス状
のノイズを除去することができる。デイジタルロ
ーパルスフイルタによつてノイズ除去を行なうの
と異なり、信号波形のなまりを生じさせることな
く確実にノイズ除去を行なうことができ、また、
構成をより簡単とすることができ、処理時間をよ
り短かくすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の構成を示すブロ
ツク図、第2図、第4図及び第5図はこの考案に
よるノイズ除去動作の説明に用いる波形図、第3
図はこの考案の説明に用いる略線図である。 1,2,3……遅延回路、4,5,6……レベ
ル比較回路、8……デコーダ、10,11,,1
2……セレクタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 連続して供給されるサンプリングデータのうち
    で順次連続する3個のサンプリングデータを同時
    化する回路と、この同時化回路からのサンプリン
    グデータのレベルを比較して上記3個のサンプリ
    ングデータのうちの中間のレベルを有するサンプ
    リングデータを出力するようになす選択回路とを
    有し、上記選択回路からのサンプリングデータか
    らインパルスノイズを除去するようにしたノイズ
    除去回路。
JP14353082U 1982-09-22 1982-09-22 ノイズ除去回路 Granted JPS5950014U (ja)

Priority Applications (1)

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JP14353082U JPS5950014U (ja) 1982-09-22 1982-09-22 ノイズ除去回路

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JP14353082U JPS5950014U (ja) 1982-09-22 1982-09-22 ノイズ除去回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5950014U JPS5950014U (ja) 1984-04-03
JPH0319094Y2 true JPH0319094Y2 (ja) 1991-04-23

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ID=30320356

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JP14353082U Granted JPS5950014U (ja) 1982-09-22 1982-09-22 ノイズ除去回路

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2870762B2 (ja) * 1988-07-19 1999-03-17 ソニー株式会社 画像信号の高能率符号化装置

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JPS5950014U (ja) 1984-04-03

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