JPS62169352A - 帯状金属シ−トに一定間隔おきに異種金属部分クラツド層を設ける方法 - Google Patents

帯状金属シ−トに一定間隔おきに異種金属部分クラツド層を設ける方法

Info

Publication number
JPS62169352A
JPS62169352A JP29883385A JP29883385A JPS62169352A JP S62169352 A JPS62169352 A JP S62169352A JP 29883385 A JP29883385 A JP 29883385A JP 29883385 A JP29883385 A JP 29883385A JP S62169352 A JPS62169352 A JP S62169352A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal foil
shaped metal
strip
band
sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29883385A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoichi Sato
昭一 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Altemira Co Ltd
Original Assignee
Showa Aluminum Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Showa Aluminum Corp filed Critical Showa Aluminum Corp
Priority to JP29883385A priority Critical patent/JPS62169352A/ja
Publication of JPS62169352A publication Critical patent/JPS62169352A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/02Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof
    • H01L21/04Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having potential barriers, e.g. a PN junction, depletion layer or carrier concentration layer
    • H01L21/48Manufacture or treatment of parts, e.g. containers, prior to assembly of the devices, using processes not provided for in a single one of the subgroups H01L21/06 - H01L21/326
    • H01L21/4814Conductive parts
    • H01L21/4821Flat leads, e.g. lead frames with or without insulating supports

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Pressure Welding/Diffusion-Bonding (AREA)
  • Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、帯状金属シートに一定間隔おきに異種金属
部分クラッド層を設ける方法に関し、この発明の方法に
より製造された異種金属部分クラッド層を有する帯状金
属シートは、例えばIC(集熱回路)取付用リードフレ
ームとして使用せられるものである。
従来の技術 従来、例えばリードフレームとして使用されるアルミニ
ウム部分クラッド層を有する帯状金属シートは、次の方
法により製造されていた。
第9図に示すように、例えば4270イ(Fe−42w
t%Ni合金)よりなる帯状金属シート(11)と、こ
れより狭幅の帯状アルミニウム箔(12)とを、長さ方
向に所定間隔おきに開口(14)を有するマスキング用
合成樹脂シート(13)を介して圧延して開口(14)
と対応するアルミニウム箔部分(12A)を金属シート
(11)に圧接し、ついで合成樹脂シート(13)およ
び合成樹脂シート(13)上のアルミニウム箔部分(1
2B)を剥がして帯状金属シート(11)上にアルミニ
ウム箔断片を残存せしめたのち、熱拡散接合していた(
特開昭59−1080@公報および特開昭58−130
522号公報参照)。ところが、この従来の方法では合
成樹脂シー)−(13)を剥がすさいに、帯状アルミニ
ウム1(12)が第9図に鎖線(1)で示すように破れ
るので、最終的に形成されたアルミニウム部分クラッド
I (12S)の周縁寄りの部分は、第10図に示すよ
うに、外方に向って漸次肉薄となり、直線的になり難い
。したがって、このアルミニウム部分クラッド層(12
S)を有する帯状金属シート(11)を用いてリードフ
レームをつくった場合には、そのリード部先端のアルミ
ニウム部分クラッド層の肉厚が薄くなり、アルミニウム
細線をボンディングした場合にその接合強度が小さくな
るという問題があった。
また従来、帯状金属シートに予めブラッシングを部分的
に施す方法(特開昭59−21487)が知られている
が、圧接後にアルミニウム箔を剥離除去するさい、帯状
金属シート上に残るアルミニウム箔断片の輪郭がAゝ)
はり直線的になり難いという問題があった。
さらに従来、エツチング法や研磨法により帯状金属シー
ト上にアルミニウム部分クラッド層を設ける方法(特開
昭59−1078号公報参照)が知られているが、前者
のエツチング液によれば、エツチングのさい帯状アルミ
ニウム箔が肉厚方向だGノでなく横方向へも不均一にエ
ツチングされてしまい、形成されたアルミニウム部分ク
ラッド層の輪郭がやはり直線的でなく、寸法精度が低下
し、しかもエツチング液の洗浄工程、および乾燥工程が
必要であり、作業が非常に面倒であるという問題があっ
た。また後者の研削法によれば、切粉が発生し、その除
去が不十分であると、片状アルミニウム部分クラッド層
の表面に傷が付き易く、かつ凹凸部が生じるという問題
があった。
発明の目的 この発明の目的は、上記の問題を解決し、帯状金属シー
トの表面に異種金属部分クラッド層を、その周縁部が直
線的となるように用法精度よくかつ一定間隔おぎに連続
して設(プることができ、従来のようにマスキングのた
めに樹脂シートを使用したり、また面倒なエツチング液
稈や研削工程を実施したりする必要がなく、さらにはω
1削により生じたり粉によってトラブルが発生すること
がない方法を提供しようとり゛るにある。
発明の構成 この発明は、上記の目的を達成りるために、まずこの発
明の第1発明の方法は、帯状金属シートと、これとは異
なる素材よりなる帯状金属箔とを用意し、帯状金属箔の
少なくとも一側縁部に所要の大ぎさを有する略I」形の
切欠きを?1シ状金属箔の長さ方向に所定間隔おぎに形
成し、帯状金属シー]−と帯状金属箔とを重ねて一次圧
接用ロールに導いて帯状金属シートの少なくとも片面に
帯状金属箔をシートに対して剥離可能な程度に圧接せし
め、ついで帯状金属箔を、すべての切欠きの側縁もしく
は側縁より若干内側部分を通る切断線を形成するように
長さ方向に切断したのち、切欠ぎと交互に存在する略方
形の金属箔断片以外の金属箔帯状片を剥離除去すること
により、帯状金属シート上に所定間隔おきに並んだ金属
筒断片を残存せしめ、ついで金属筒断片を右する金属シ
ートを、二次圧接用ロール間を通過させ、その結果金属
箔断片を帯状金属シートに本圧接−ヒしめることを特徴
とする、帯状金属シートに一定間隔おきに異種金属部分
クラッド層を設番ノる方法を要旨としている。
つぎに、この発明の第2発明の方法は、帯状金属シート
と、これとは異なる素材よりなる帯状金属箔とを用意し
、帯状金属箔に、これの幅方向にのびている互いに平行
な前後一対の切り目の組または平面よりみて略口形もし
くは略口形の切り目を帯状金属箔の長さ方向に所定間隔
おきに少なくとも1列に形成し、帯状金属シートと帯状
金属箔とを重ねて一次圧接用ロールに導いて帯状金属シ
ートの少なくとも片面に帯状金属箔をシートに対して剥
離可能な程度に圧接せしめ、ついで帯状金属箔を、上記
切り目(12)の同側の端部同志もしくは同側の端部よ
り若干内側部分同志を通る切断線を形成するように長さ
方向に切断したのら、切欠きと交互に存在する略方形の
金属箔断片以外の金Er箔帯状片を剥離除去することに
より、帯状金属シート上に所定間隔おきに並lυだ金属
fLli 11g1片を残存せしめ、ついで金属箔断片
を右する金属シートを、二次圧接用ロール間を通過させ
、その結果金属箔断片を帯状金属シートに本圧接せしめ
ることを特徴とする、帯状金属シートに一定間隔おきに
異種金属部分クラッド層を設ける方法を要旨としている
上記において、帯状金属シートとしては、例えば42ア
ロイ(Fe−Ni合金)、鉄、およびリン青銅等を使用
する。また帯状金属箔としては純度99wt%以上の高
純度アルミニウム、アルミニウム合金および金等を使用
する。金属シートには、その片面にもしくは両面に異種
金属部分クラッド層を設ける。−次および二次圧接用ロ
ールとしては、いずれも表面が平滑な一対の圧接用ロー
ルを使用1Jろ。
帯状金属箔には、これの少なくとも一側縁部に所要の大
ぎさを有する略口形の切欠きを帯状金属箔の長さ方向に
所定間隔おきに形成するか、または帯状金属箔に、これ
の幅方向にのびている互いに平行な前後一対の切り目の
組または平面よりみて略口形もしくは略目形の切り目を
帯状台B箔の長さ方向に所定間隔おきに少なくとも1列
に形成する。
なおここで、切り目とは、はとlυど幅のない線状の切
り目、および若干の幅を右するスリットを含めて意味す
るものとする。
帯状金属シートと帯状金属箔の一次圧接は、−次圧接用
ロールに両名を壬ねて導いて圧延することにより仮圧接
するものであり、そのざいの圧下率は通常7〜15%と
するのが好ましい。
また−次圧接後、ただちに帯状金属箔に所要の切断線を
連続または断続的に入れ、略方形の金属箔断片を残して
金属箔帯状片をコイル状に巻き取りながら剥離除去する
ここで、帯状金属箔には一定のピッチで所定の大きさを
有する切欠きまたは切り目が設けられているだ【プであ
るので、帯状金属箔(2)を帯状金属シート(1)に重
ねるさい、張力を充分にかけても帯状金属箔(2)が破
れるようなことがなく、帯状金属シート(1)に対する
金属箔断片(2A)の位置がきわめて正確となるととも
に、帯状金属箔(2)は連続または不連続の所要の切断
線により金属箔の厚みに相当1゛る深さまでシャープに
切断されるから、金属箔帯状片の剥離後に形成される金
属箔断片は、きわめて高い寸法精度を右しており、かつ
一定のピッチで配置U′られている。
金属箔帯状片の剥離除去後、金属箔断片を有する帯状金
属シーI・を二次圧接用ロールに導いて圧延することに
より、本圧接を行なうが、そのさいの圧下率は5〜20
%とするのが好ましい。
二次圧接後、通常金WA箔断片を有する帯状金属シー]
・を真空もしくは不活性ガス雰囲気中で加熱して、金属
シートと金fX箔断片とを拡散接合させる。
このような二次圧接後の拡散接合は、金属シートおよび
金属箔断片の酸化を防止するため真空もしくは不活性ガ
ス雰囲気において行なうが、前者の場合には、その真空
度は10−3〜10”−’Torrとすることが好まし
い。また後者の場合には、例えば窒素ガス、アルゴンガ
ス等の化学的に不活性なガスの雰囲気下で行なう。加熱
処理はいずれの場合にし約300〜5)(0 ’Cの温
度で30〜60分間行イ【い、帯状金属シートと金rr
A箔断片の相互拡散が1分に行なわれるようにする。
実  施  例 つぎに、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
実施例1 この発明の第1発明の実施例を示寸第1図〜第4図にお
いて、まず42ア倶イよりなる帯状金属シート(1)と
、これとは異なる素材よりなる純度99.99wt%の
アルミニウム箔よりなる帯状金属箔(2)とを用意した
。ここで、帯状金属シート(1)の厚みは0.32m1
llおよび幅は25mmであり、帯状金属箔(2)の厚
みは12qおよび幅は151I1mである。
帯状金属箔(2)の−側縁部でかつ長さ方向に打抜き加
工により幅5mmおよび艮ざ12mmの大きさを有する
切欠き(3)をin+++の間隔おきに形成した。ぞし
てこれらの帯状金属シート(1)と帯状金属箔(2)と
を、帯状金属箔(2)の切欠き(3)同志の間に存在す
る突出状金属箔部分(2b)が帯状金属シート(1)の
幅の中央部に位胃するように重ねて、−次圧接用ロール
(5)(6)に導き、帯状金属シート(1)の片面に′
41シ状金属箔(2)を剥離可能な程度に冷間圧接せし
めた。このとき、−次圧接用ロール(5)(G)による
圧下率は12゜5%とした。
一次圧接後、帯状金属箔(2)を、すべての切欠き(3
)の側縁より若干内側部分を通る切断線(4)を形成す
るように長ざ方向に切断して、金属箔帯状片(2八)ど
、切欠き(3)と交Hに存在する金属箔断片(2B)と
に分割し、ついで金属箔帯状片(2^)を剥離除去する
ことにより、帯状金属シート(1)上に所定間隔おきに
並ノυだ金属断片箔(2B)を残存せしめた。
ついで金属箔断片(28)を有する金属シート(1)を
、二次圧接用ロール間を通過さけることににって金属箔
断片(2B)を帯状金属シート(1)に冷間で本圧接せ
しめた。このどき、二次圧接用ロールによる圧下率を1
087%とし、最終的な帯状金属シート(1)の厚みを
0.25mmとするとともに、金属箔断片(2B)の大
ぎさを5mm平方とし、金属箔断片(2B)同志の間の
およびピッチを15mmとした。
そして最後に、金属箔断片(2B)を右する帯状金属シ
ー)−(1)を真空中(10’Torr)、45)(℃
で30分間加熱して金属シート(1)と金属箔断片(2
B)とを拡散接合させ、これによって第4図に示ずよう
に、帯状金属シート(1)に一定間隔おきにアルミニウ
ム部分クラッド層(2S)を設けた。
上記の方法により得られたアルミニウム部分クラッド層
(2S)を有する帯状金属シート(1)は、非常に正確
な寸法精度を有し、例えばIC取付用リードフレームと
して右利に使用できるしのであった。
なお、第5図に示すように、帯状金属箔(2)の左右両
側縁部に所要の大ぎさを右する略シー」形の切欠ぎ(3
)を所定間隔おきに設()てもよく、この場合には、幅
の広い帯状金属シート(1)に帯状金属箔(2)を、−
次圧接したのら、左右両側の切断線(4H4)を形成す
るように金属箔(2)を切断することにより、金属箔断
片(2B)を所定間隔おきに2列形成せしめることがで
きる。
実施例2 第6図〜第8図は、この発明の第2発明の方法を示すも
のである。
まず、第6図において、上記第1実施例の場合と同じ帯
状金属箔(2)の−側縁に、幅方向にのびている互いに
平行な前後一対の切り目(11)(12)の紺を帯状金
属箔(2)の長さ方向に所定間隔おきに1列に形成し、
帯状金属シート(1)と帯状金属筒(2)とを重ねて上
記−次圧接用ロール(5)(6)に導いて帯状金属シー
ト(1)の少なくとも片面に帯状金属箔(2)をシート
(1)に対して剥離可能な程度に圧接せしめ、ついで帯
状金属箔(2)を、上記切り目(11)(12)の同側
の端部同志を通る切断線(4)を断続的に形成するよう
に長さ方向に切断したのち、切り目(11)(12)と
切断線(4)とで囲まれた略方形の金属箔断片(2B)
以外の金属箔帯状片(2八)を剥離除去することにより
、帯状金属シート(1)上に所定間隔おきに並んだ金f
!箔断片(2B)を残存せしめた。そしてこの金属箔断
片(2B)を有する金属シート(1)を、同様に二次圧
接用ロール間を通過させ、その結果金属箔断片(2B)
を帯状金属シート(1)に本圧接せしめたのち、加熱し
て拡散接合さけた。
また、第7図に示すように、帯状金属箔(2)の幅の中
央部に略口形の切り目(13)を長さ方向に所定間隔お
きに設けて、切り目(13)の同側の端部同志を通る切
断線(4)を長さ方向に連続的に形成するように切断し
てもよい。この場合には、帯状金属箔(2)は所定間隔
おぎの金属箔断片(2B)と、2つの金属帯状片(2A
) (2八)とに分割される。
なお、上記切り目は、逆に略口形であってもよい。
さらに、第8図に示すように、幅方向にのびている互い
に平行な前後一対の切り(11)(12)の組を帯状台
F4箔(2)の幅の中央部に設けてこれらの切り目(1
1)(12)を断続した切断線(4)により同様に切断
するようにしてもよい。
なお、上記実施例2においては、帯状金属シート(1)
にアルミニウム部分クラッド層(2S)が1列設けられ
るが、上記切り目(11)(12)の組および略口形ま
たは略口形の切り目(13)を帯状金属箔(2)に2列
以上設けることにより、アルミニウム部分クラッドM 
(23)を2列以上設けることもできる。
またこの発明の方法により得られた一定間隔おぎに異種
金属部分クラッド層(2S)を有する帯状金属シート(
1)は、ICのリードフレームだけでなく、その他の用
途にも適用せられるものである。
発明の効果 この発明の第1発明の方法は、上述のように、帯状金属
シート(1)と、これとは異なる素材よりなる帯状金属
箔(2)とを用意し、帯状金属箔(2)の少なくとも一
側縁部に所要の大きさを有する略口形の切欠き(3)を
帯状金11i(2)の長さ方向に所定間隔おきに形成し
、帯状金属シート(1)と帯状金属箔(2)とを重ねて
一次圧接用ロール(5)(6)に導いて帯状金属シート
(1)の少なくとb片面に帯状金属箔(2)をシート(
1)に対して剥離可能な程度に圧接けしめ、ついで帯状
金属筒(2)を、すべての切欠き(3)の側縁もしくは
側縁より若干内側部分を通る切断線(4)(4)を形成
するように長さ方向に切断したのち、切欠き(3)と交
互に存在する略方形の金属箔断片(2B)以外の金属箔
帯状片(2A)を剥離除去することにより、帯状金属シ
ート(1)上に所定間隔J3ぎに並んだ金属箔断片(2
B)を残存せしめ、ついで金属箔断片(2B)を有する
金属シート(1)を、二次圧接用ロール間を通過さゼ、
その結果金属箔断片(2B)を帯状全屈シート(1)に
本圧接せしめるものであり、またこの発明の第2発明の
方法は、上記帯状金属箔(2)に、これの幅方向にのび
ている互いに平行な前後一対の切り目(11)(12)
の組または平面よりみて略口形もしくは略口形の切り目
(13)を帯状金属箔(2)の長さ方向に所定間隔おき
に少なくとも1列に形成し、帯状金属シート(1)と帯
状金属箔(2)とを重ねて一次圧接用ロール(5)(6
)に導いて帯状金属シート(1)の少なくとも片面に帯
状金属箔(2)をシーh(1)に対して剥離可能な程度
に圧接せしめ、ついで帯状金属箔(2)を、上記切り口
(11)(12)(13)の胴側の端部同志もしくは同
側の端部より若干内側部分同志を通る切断線(4)を形
成するように長さ方向に切断したのち、切欠き(3)と
交互に存在する略方形の金属箔断片(2B)以外の金属
箔帯状片(2A)を剥離除去づることにより、帯状金属
シート(1)上に所定間隔おきに並んだ金属箔断片(2
B)を残存せしめ、この金属箔断片(2B)を有する金
属シート(1)を二次圧接せしめるもので、この発明の
方法によれば、帯状金属箔を帯状金属シート(1)に重
ねるざい、張力を充分にかけても帯状金属箔(2)が破
れるJ:うなことがなく、帯状金属シーh(1)に対す
る金属箔断片(2A)の位置がぎわめて正確となるとと
もに、帯状金属箔(2)は、連続または不″&続の、所
要の切断線によりシャープに切断されるから、帯状金属
シート(1)の表面に異種金属部分クラッド層(2S)
を、その周縁部が直線的となるように寸法粘度よくかつ
一定のピッチで連続して設けることができ、しかも従来
のようにマスキングのために樹脂シートを使用したり、
また面倒なエツチング工程や研削工程を実施したりする
必要がなく、きわめて作業容易であり、さらに研削によ
り生じた切粉によってトラブルが発生するようなことも
ないという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の方法の実施工程を示す部分平面図、
第2図は同部分斜視図、第3図はこの発明の第1実施例
における切欠きを有する帯状金属箔の部分拡大平面図、
第4図はこの発明の方法により得られた異種金属部分ク
ラッド層を有する帯状金属シートの部分拡大平面図、第
5図は切欠きを有する帯状金属箔の変形例を示す部分拡
大平面図、第6図〜第8図はこの発明の第2実施例にお
ける切り目を右する帯状金属箔の3つの例をそれぞれ示
す部分拡大平面図、第9図は従来法の実施工程を示す部
分拡大断面図、第10図は従来法により得られた製品を
示す側面図である。 (1)・・・帯状金属シート、(2)・・・帯状金属箔
、(2A)・・・金属箔帯状片、(2B)・・・金属箔
断片、(2S)・・・異種金属部分クラッド層、(3)
・・・切欠き、(4)・・・切断線、(5)(6)・・
・−次圧接用ロール、(11)(12)(13)・・・
切り目、 以上 特許出願人  昭和アルミニウム株式会社114件の表
示   昭和60年 特許願 第298833号23発
明の名称   帯状金属ンートに一定間隔おきに異種金
属部分クラッド層を設ける方法 3、補正をする者 事件との関係    特許出願人 住   所   堺市海山町6丁224番地氏名・名称
   昭和アルミニウム株式会t[4、代理人 6、補正の対象   明細書全文および図面の第9図と
第10図。 7、hli正の内容 明  細  書  (補正) 1、発明の名称 帯状金属シートに一定間隔おきに異種金属部分クラッド
層を設ける方法 2、特許請求の範囲 (1)  帯状金属シート(1)と、これとは異なる素
材よりなる帯状金属箔(2)とを用意し、帯状金属箔(
2)の少なくとも一側縁部に所要の大きさを有する略口
形の切欠き(3)を帯状金属箔(2)の長さ方向に所定
間隔おきに形成し、帯状金属シート(1)と帯状金属箔
(2)とを重ねて一次圧接用ロール(5) (8)に導
いて帯状金属シート(1)の少なくとも片面に帯状金属
箔(2)をシート(I)に対して剥離可能な程度に圧接
せしめ、ついで帯状金属箔(2)を、すべての切欠き(
3)の側縁もしくは側縁より若干内側部分を通る切断線
(4) (4)を得るように長さ方向に切断したのち、
切欠き(3)と交互に存在する略方形の金属箔断片(2
B)以外の金属箔帯状片(2A)を剥離除去することに
より、帯状金属シート(1)上に所定間隔おきに並んだ
金属箔断片(2B)を残存せしめ、ついで金属箔断片(
2B)を有する金属シート(1)を、二次圧接用ロール
間を通過させ、その結果金属箔断片(2B)を帯状金属
シート(1)に本圧接せしめることを特徴とする、帯状
金属シートに一定間隔おきに異種金属部分クラッド層を
設ける方法。 (2)  帯状金属シート(1)と、これとは異なる素
材よりなる帯状金属箔(2)とを用意し、帯状金属箔(
2)に、これの幅方向にのびている互いに平行な前後一
対の切り目(11)(12)の組または平面よりみて略
口形もしくは略口形の切り目(13)を帯状金属箔(2
)の長さ方向に所定間隔おきに少なくとも1列に形成し
、帯状金属シート(1)と帯状金属箔(2)とを重ねて
一次圧接用ロール(5)(8)に導いて帯状金属シート
(1)の少なくとも片面に帯状金属箔(2)をシート(
1〉に対して剥離可能な程度に圧接せしめ、ついで帯状
金属箔(2)を、上記切り目(11) (12) (1
3)の同側の端部同志もしくは同側の端部より若干内側
部分同志を通る切断線(4)を得るように長さ方向に切
断したのち、切欠き(3)と交互に存在する略方形の金
属箔断片(2B)以外の金属箔帯状片(2人)を剥離除
去することにより、帯状金属シート(1)上に所定間隔
おきに並んだ金属箔断片(2B)を残存せしめ、ついで
金属箔断片(2B)を有する金属シート(1)を、二次
圧接用ロール間を通過させ、その結果金属箔断片(2B
)を帯状金属シート(1)に本圧接せしめることを特徴
とする、帯状金属シートに一定間隔おきに異種金属部分
クラッド層を設ける方法。 3、発明の詳細な説明 産業上の利用分野 この発明は、帯状金属シートに一定間隔おきに異種金属
部分クラッド層を設ける方法に関し、この発明の方法に
より製造された異種金属部分クラッド層を有する帯状金
属シートは、例えばIC(集熱回路)取付用リードフレ
ームとして使用せられるものである。 従来の技術 従来、例えばリードフレームとして使用されるアルミニ
ウム部分クラッド層を有する帯状金属シートは、次の方
法により製造されていた。 すなわち、第9図に示すように、42アロイ(Fe−4
2w1%Ni合金)よりなる帯状金属シート(21)と
、これより狭幅の帯状アルミニウム箔(22)とを、長
さ方向に所定間隔おきに開口(24)を有するマスキン
グ用合成樹脂シート(23)を介して圧延して開口(2
4)と対応するアルミニウム箔部分(22A)を金属シ
ート(21)に圧接し、ついで合成樹脂シート(23)
および合成樹脂シート(23)上のアルミニウム箔部分
(22B)を剥がして帯状金属シート(21)上にアル
ミニウム箔断片を残存せしめたのち、熱拡散接合してい
た(特開昭59−1080号公報および特開昭58−1
30522号公報参照)。ところが、この従来の方法で
は合成樹脂シート(23)を剥がすさいに、帯状アルミ
ニウム箔(22)が第9図に鎖線(1)で示すように破
れるので、最終的に形成されたアルミニウム部分クラッ
ド層(228)の周縁寄りの部分は、第10図に示すよ
うに、外方に向って漸次肉薄となり、直線的になり難い
。 したがって、このアルミニウム部分クラッド層(22S
)を有する帯状金属シート(21)を用いてリードフレ
ームをつくった場合には、そのリード部先端のアルミニ
ウム部分クラッド層の肉厚が薄くなり、アルミニウム細
線をボンディングした場合にその接合強度か小さくなる
という問題があった。 また従来、帯状金属シートに予
めブラッシングを部分的に施す方法(特開昭59−21
487)が知られているが、圧接後にアルミニウム箔を
剥離除去するさい、帯状金属シート上に残るアルミニウ
ム箔断片の輪郭がやはり「α線的になり難いという問題
があった。 さらに従来、エツチング法や研磨法により帯状金属シー
ト上にアルミニウム部分クラッド層を設ける方法(特開
昭59−1078号公報参照)が知られているが、前者
のエツチング法によれば、エツチングのさい帯状アルミ
ニウム箔が肉厚方向だけでなく横方向へも不均一にエツ
チングされてしまい、形成されたアルミニウム部分クラ
ッド層の輪郭がやはり直線的でなく、寸法精度が低下し
、しかもエツチング液の洗浄工程、および乾燥工程が必
要であり、作業が非常に面倒であるという問題があった
。また後者の研削法によれば、切粉が発生し、その除去
が不十分であると、アルミニウム部分クラッド層の表面
に傷が付き易く、かつ凹凸部が生じるという問題があっ
た。 発明の目的 この発明の目的は、上記の問題を解決し、帯状金属シー
トの表面に異種金属部分クラッド層を、その周縁部が直
線的となるように寸法精度よくかつ一定間隔おきに連続
して設けることができ、従来のようにマスキングのため
に樹脂シートを使用したり、また面倒なエツチング工程
や研削工程を実施したりする必要がなく、さらには研削
により生じた切粉によってトラブルが発生することがな
い方法を提供しようとするにある。 発明の構成 この発明は、上記の目的を達成するために、まずこの発
明の第1発明の方法は、帯状金属シートと、これとは異
なる素材よりなる帯状金属箔とを用意し、帯状金属箔の
少なくとも一側縁部に所要の大きさを有する略口形の切
欠きを帯状金属箔の長さ方向に所定間隔おきに形成し、
帯状金属シートと帯状金属箔とを重ねて一次圧接用ロー
ルに導いて帯状金属シートの少なくとも片面に帯状金属
箔をシートに対して剥離可能な程度に圧接せしめ、つい
で帯状金属箔を、すべての切欠きの側縁もしくは側縁よ
り若干内側部分を通る切断線を得るように長さ方向に切
断したのち、切欠きと交互に存在する略方形の金属箔断
片以外の金属箔帯状片を剥離除去することにより、帯状
金属シート上に所定間隔おきに並んだ金属箔断片を残存
せしめ、ついで金属箔断片を有する金属シートを、二次
圧接用ロール間を通過させ、その結果金属箔断片を帯状
金属シートに本圧接せしめることを特徴とする、帯状金
属シートに一定間隔おきに異種金属部分クラッド層を設
ける方法を要旨としている。 つぎに、この発明の第2発明の方法は、帯状金属シート
と、これとは異なる素材よりなる帯状金属箔とを用意し
、帯状金属箔に、これの幅方向にのびている互いに平行
な前後一対の切り目の組または平面よりみて略口形もし
くは略口形の切り目を帯状金属箔の長さ方向に所定間隔
おきに少なくとも1列に形成し、帯状金属シートと帯状
金属箔とを重ねて一次圧接用ロールに導いて帯状金属シ
ートの少なくとも片面に帯状金属箔をシートに対して剥
離可能な程度に圧接せしめ、ついで帯状金属箔を、上記
切り目の同側の端部同志もしくは同側の端部より若干内
側部分同志を通る切断線を得るように長さ方向に切断し
たのち、切欠きと交互に存在する略方形の金属箔断片以
外の金属箔帯状片を剥離除去することにより、帯状金属
シート上に所定間隔おきに並んだ金属箔断片を残存せし
め、ついで金属箔断片を有する金属シートを、二次圧接
用口−ル間を通過させ、その結果金属箔断片を帯状金属
シートに本圧接せしめることをc1徴とする、帯状金属
シートに一定間隔おきに異種金属部分クラッド層を設け
る方法を要旨としている。 上記において、帯状金属シートとしては、例えば42ア
ロイ(Fe−Ni合金)、鉄、およびリン青銅等を使用
する。また帯状金属箔としては純度99wt%以上の高
純度アルミニウム、アルミニウム合金および金等を使用
する。金属シートには、その片面にもしくは両面に異種
金属部分クラッド層を設は名。−次および二次圧接用ロ
ールとしては、いずれも表面が平滑な一対の圧接用ロー
ルを使用する。 帯状金属箔には、これの少なくとも一側縁部に所要の大
きさを有する略口形の切欠きを帯状金属箔の長さ方向に
所定間隔おきに形成するか、または帯状金属箔に、これ
の幅方向にのびている互いに平行な前後一対の切り目の
組または平面よりみて略口形もしくは略口形の切り目を
帯状金属箔の長さ方向に所定間隔おきに少なくとも1列
に形成する。 なおここで、切り目とは、はとんど幅のない線状の切り
目、および若干の幅を有するスリットを含めて意味する
ものとする。 帯状金属シートと帯状金属箔の一次圧接は、−次圧接用
ロールに両者を重ねて導いて圧延することにより仮圧接
するものであり、そのさいの圧下率は通常3〜15%と
するのが好ましい。 また−次圧接後、ただちに帯状金属箔に所要の切断線を
連続または断続的に入れ、略方形の金属箔断片を残して
金属箔帯状片をコイル状に巻き取りながら剥離除去する
。 ここで、帯状金属箔には一定のピッチで所定の大きさを
有する切欠きまたは切り目が設けられているだけである
ので、帯状金属箔を帯状金属シートに重ねるさい、張力
を充分にかけても帯状金属箔が破れるようなことがなく
、帯状金属シートに対する金属箔断片の位置がきわめて
正確となるとともに、帯状金属箔は連続または不連続の
所要の切断線により金属箔の厚みに相当する深さまでシ
ャープに切断されるから、金属箔帯状片の剥離後に形成
される金属箔断片は、きわめて高い寸法精度を有してお
り、かつ一定のピッチで配置せられている。 金属箔帯状片の剥離除去後、金属箔断片ををする帯状金
属シートを二次圧接用ロールに導いて圧延することによ
り、本圧接を行なうが、そのさいの圧下率は5〜20%
とするのが好ましい。 二次圧接後、通常金属箔断片を有する帯状金属シートを
真空もしくは不活性ガス雰囲気中で加熱して、金属シー
トと金属箔断片とを拡散接合させる。 このような二次圧接後の拡散接合は、金属シートおよび
金属箔断片の酸化を防止するため真空もしくは不活性ガ
ス雰囲気において実施するか、前者の場合には、その真
空度は10−3〜10− ’ Torrとすることが好
ましい。また後者の場合には、例えば窒素ガス、アルゴ
ンガス等の化学的に不活性なガスの雰囲気下で行なう。 加熱処理はいずれの場合にも約300〜5)(0℃の温
度で30〜60分間行ない、帯状金属シートと金属箔断
片の相互拡散が十分に行なわれるようにする。 実  施  例 つぎに、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。 実施例1 この発明の第1発明の実施例を示す第1図〜第4図にお
いて、まず4270イよりなる帯状金属シート(1)と
、これとは異なる素材よりなる純度99.99vt%の
アルミニウム箔よりなる帯状金属箔(2)とを用意した
。ここで、帯状金属シート(1)の厚みは0.32mm
および幅は25mmであり、帯状金属箔(2)の厚みは
12μmおよび幅は15m[++である。 帯状金属箔(2)の−側縁部でかつ長さ方向に打抜き加
工により幅5m[11および長さ12mmの大きさをを
する切欠き(3)をr4mmの間隔おきに形成した。そ
してこれらの帯状金属シート(1)と帯状金属箔〈2〉
とを、帯状金属箔(2)の切欠き(3)同志の間に存在
する突出状金属箔部分(2b)が帯状金属シート(1)
の幅の中央部に位置するように重ねて、−次圧接用ロー
ル(5)(G)に等き、帯状金属シート(1)の片面に
帯状金属箔(2)を剥離可能な程度に冷間圧接せしめた
。このとき、−次圧接用ロール(5)(B)による圧下
率は12゜5%とした。 一次圧接後、帯状金属箔(2)を、すべての切欠きり3
)の側縁より若干内側部分を通る切断線(4)を得るよ
うに長さ方向に切断して、金属箔帯状片(2人)と、切
欠き(3)と交互に存在する金属箔断片(2B〉とに分
割し、ついで金属箔帯状片(2A〉を剥離除去すること
により、帯状金属シート(1)上に所定間隔おきに並ん
だ金属断片筒(2B〉を残存せしめた。 ついで金属箔断片(2B)を有する金属シート(1〉を
、二次圧接用ロール間を通過させることによって金属箔
断片(2B)を帯状金属シート(1)に冷間で本圧接せ
しめた。このとき、二次圧接用ロールによる圧下率を1
0.7%とし、最終的な帯状金属シート(1)の厚みを
0.2511101とするとともに、金属箔断片(2B
)の大きさを5mm平方とし、金属箔断片(2B)同志
の間のピッチを15mmとした。 そして最後に、金属箔断片(2B)を有する帯状金属シ
ート(1)を真空中(10”” Torr )、45)
(℃で30分間加熱して金属シート(1)と金属箔断片
(2B)とを拡散接合させ、これによって第4図に示す
ように、帯状金属シート(1)に一定間隔おきにアルミ
ニウム部分クラッド層(2S)を設けた。 上記の方法により得られたアルミニウム部分クラッド層
(2S)を有する帯状金属シート(1)は、非常に正確
な寸法精度を有し、例えばIC取付用リードフレームと
して有利に使用できるものであった。 なお、第5図に示すように、帯状金属箔(2)の左右両
側縁部に所要の大きさを有する略口形の切欠き(3)を
所定間隔おきに設けてもよく、この場合には、幅の広い
帯状金属シート(1)に帯状金属箔(2)を−次圧接し
たのち、左右両側の切断線(4) (4)を得るように
金属箔(2)を切断することにより、金属箔断片(2B
)を所定間隔おきに2列形成せしめることができる。 実施例2 第6図〜第8図は、この発明の第2発明の方法を示すも
のである。 まず、第6図において、上記第1実施例の場合と同じ帯
状金属箔(2)の−側縁に、幅方向にのびている互いに
平行な前後一対の切り口(11)(12)の組を帯状金
属箔(2)の長さ方向に所定間隔おきに1列に形成し、
帯状金属シート(1)と帯状金属箔(2)とを重ねて上
記−次圧接用ロール(5)(G)に導いて帯状金属シー
ト(1)の少なくとも片面に帯状金属箔(2)をシート
(1)に対して剥離可能な程度に圧接せしめ、ついて帯
状金属箔(2)を、上記切り口(11) (12)の同
側の端部同志を通る切断線(4〉を断続的に形成するよ
うに長さ方向に切断したのち、切り[”l (11)(
12)と切断線(4)とで囲まれた略方形の金属箔断片
(2B)以外の金属箔帯状片(2A)を剥離除去するこ
とにより、帯状金属シート(1)上に所定間隔おきに並
んだ金属箔断片(2B)を残存せしめた。そしてこの金
属箔断片(2B)を有する金属シート(【)を、同様に
二次圧接用ロール間を通過させ、その結果金属箔断片(
2B)を帯状金属シート(1)に本圧接せしめたのち、
加熱して拡散接合させた。 また、第7図に示すように、帯状金属箔(2)の幅の中
央部に略口形の切り口(13)を長さ方向に所定間隔お
きに設けて、切り口(13)の同側の端部同志を通る切
断線(4)を長さ方向に連続的に形成するように切断し
てもよい。この場合には、帯状金属箔(2)は所定間隔
おきの金属箔断片(2B)と、2つの金属帯状片(2A
) (2A)とに分割される。 なお、上記切り目は、逆に略口形であってもよい。 さらに、第8図に示すように、幅方向にのびている互い
に平行な前後一対の切り口(11)(12)の組を帯状
金属箔(2)の幅の中央部に設けてこれらの切り目(u
)(t2)を断続した切断線(4)により同様に切断す
るようにしてもよい。 なお、上記実施例2においては、帯状金属シー ト(1
)にアルミニウム部分クラッド層(2S)か1列に設け
られるが、上記切り目(11)(12)の組および略口
形または略口形の切り口(13)を帯状金属箔(2)に
2列以上設けることにより、アルミニウム部分クラッド
層(2S)を2列以上設けることもできる。 またこの発明の方法により得られた一定間隔おきに異種
金属部分クラッド層(2S)を有する帯状金属シート(
1)は、ICのリードフレームだけでなく、その他の用
途にも適用せられるものである。 発明の効果 この発明の第1発明の方法は、上述のように、帯状金属
シート(1)と、これとは異なる素材よりなる帯状金属
箔(2)とを用意し、帯状金属箔(2)の少なくとも一
側縁部に所要の大きさををする略口形の切欠き(3)を
帯状金属箔(2)の長さ方向に所定間隔おきに形成し、
帯状金属シート(1)と帯状金属箔(2)とを重ねて一
次圧接用ロール(5〉(6)に導いて帯状金属シート(
1)の少なくとも片面に帯状金属箔(2)をシート(1
)に対して剥離可能な程度に圧接せしめ、ついで帯状金
属箔(2)を、すべての切欠き(3)の側縁もしくは側
縁より若干内側部分を通る切断線(4)(4)を得るよ
うに長さ方向に切断したのち、切欠き(3)と交互に存
在する略方形の金属箔断片(2B)以外の金属箔帯状片
(2A)を剥離除去することにより、帯状金属シート(
1)上に所定間隔おきに並んだ金属箔断片(2B)を残
存せしめ、ついで金属箔断片(2B)を有する金属シー
ト(1)を、二次圧接用ロール間を通過させ、その結果
金属箔断片(2B)を帯状金属シート(1)に本圧接せ
しめるものであり、またこの発明の第2発明の方法は、
上記帯状金属箔(2)に、これの幅方向にのびている互
いに平行な前後一対の切り目(11)(L2)の組また
は平面よりみて略口形もしくは略口形の切り口(13)
を帯状金属箔(2)の長さ方向に所定間隔おきに少なく
とも1列に形成し、帯状金属シート(1)と帯状金属箔
(2)とを重ねて一次圧接用ロール(5)(8)に導い
て帯状金属シート(1)の少なくとも片面に帯状金属箔
(2)をシート(1)に対して剥離可能な程度に圧接せ
しめ、ついで帯状金属箔(2)を、上記切り目(11)
(12)(13)の同側の端部同志もしくは同側の端部
より若干内側部分同志を通る切断線(4)を得るように
長さ方向に切断したのち、切欠き(3)と交互に存在す
る略方形の金属箔断片(2B)以外の金属箔帯状片(2
人)を剥離除去することにより、帯状金属シート(1)
上に所定間隔おきに並んだ金属箔断片(2B)を残存せ
しめ、この金属箔断片(2B)ををする金属シート(1
)を二次圧接せしめるもので、この発明の方法によれば
、帯状金属箔を帯状金属シート(1)に重ねるさい、張
力を充分にかけても帯状金属箔(2)か破れるようなこ
とがなく、帯状金属シート(1)に対する金属箔断片(
2人)の位置がきわめて正確となるとともに、帯状金属
箔(2)は、連続または不連続の所要の切断線によりシ
ャープに切断されるから、帯状金属シート(1)の表面
に異種金属部分クラッド層(2S)を、その周縁部が直
線的となるように寸法精度よくかつ一定のピッチで連続
して設けることができ、しかも従来のようにマスキング
のために樹脂シートを使用したり、また面倒なエツチン
グ工程や研削工程を実施したりする必要がなく、きわめ
て作業容易であり、さらに研削により生じた切粉によっ
てトラブルが発生するようなこともないという効果を奏
する。 4、図面の簡単な説明 第1図はこの発明の方法の実施工程を示す部分平面図、
第2図は同部分斜視図、第3図はこの発明の第1実施例
における切欠きを有する帯状金属箔の部分拡大平面図、
第4図はこの発明の方法により得られた異種金属部分ク
ラッド層を有する帯状金属シートの部分拡大平面図、第
5図は切欠きを有する帯状金属箔の変形例を示す部分拡
大平面図、第6図〜第8図はこの発明の第2実施例にお
ける切り目を有する帯状金属箔の3つの例をそれぞれ示
す部分拡大平面図、第9図は従来法の実施工程を示す部
分拡大断面図、第10図は従来法により得られた製品を
示す側面図である。 (1)・・・帯状金属シート、(2)・・・帯状金属箔
、(2人)・・・金属箔帯状片、(2B)・・・金属箔
断片、(2S)・・・異種金属部分クラッド層、(3)
・・・切欠き、(4)・・・切断線、(5) (13)
・・・−次圧接用ロール、(11)(+2)(13)・
・・切り目。 以上 特許出願人  昭和アルミニウム株式会社′21 第10図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)帯状金属シート(1)と、これとは異なる素材よ
    りなる帯状金属箔(2)とを用意し、帯状金属箔(2)
    の少なくとも一側縁部に所要の大きさを有する略■形の
    切欠き(3)を帯状金属箔(2)の長さ方向に所定間隔
    おきに形成し、帯状金属シート(1)と帯状金属箔(2
    )とを重ねて一次圧接用ロール(5)(6)に導いて帯
    状金属シート(1)の少なくとも片面に帯状金属箔(2
    )をシート(1)に対して剥離可能な程度に圧接せしめ
    、ついで帯状金属箔(2)を、すべての切欠き(3)の
    側縁もしくは側縁より若干内側部分を通る切断線(4)
    (4)を形成するように長さ方向に切断したのち、切欠
    き(3)と交互に存在する略方形の金属箔断片(2B)
    以外の金属箔帯状片(2A)を剥離除去することにより
    、帯状金属シート(1)上に所定間隔おきに並んだ金属
    箔断片(2B)を残存せしめ、ついで金属箔断片(2B
    )を有する金属シート(1)を、二次圧接用ロール間を
    通過させ、その結果金属箔断片(2B)を帯状金属シー
    ト(1)に本圧接せしめることを特徴とする、帯状金属
    シートに一定間隔おきに異種金属部分クラッド層を設け
    る方法。
  2. (2)帯状金属シート(1)と、これとは異なる素材よ
    りなる帯状金属箔(2)とを用意し、帯状金属箔(2)
    に、これの幅方向にのびている互いに平行な前後一対の
    切り目(11)(12)の組または平面よりみて略■形
    もしくは略■形の切り目(13)を帯状金属箔(2)の
    長さ方向に所定間隔おきに少なくとも1列に形成し、帯
    状金属シート(1)と帯状金属箔(2)とを重ねて一次
    圧接用ロール(5)(6)に導いて帯状金属シート(1
    )の少なくとも片面に帯状金属箔(2)をシート(1)
    に対して剥離可能な程度に圧接せしめ、ついで帯状金属
    箔(2)を、上記切り目(11)(12)(13)の同
    側の端部同志もしくは同側の端部より若干内側部分同志
    を通る切断線(4)を形成するように長さ方向に切断し
    たのち、切欠き(3)と交互に存在する略方形の金属箔
    断片(2B)以外の金属箔帯状片(2A)を剥離除去す
    ることにより、帯状金属シート(1)上に所定間隔おき
    に並んだ金属箔断片(2B)を残存せしめ、ついで金属
    箔断片(2B)を有する金属シート(1)を、二次圧接
    用ロール間を通過させ、その結果金属箔断片(2B)を
    帯状金属シート(1)に本圧接せしめることを特徴とす
    る、帯状金属シートに一定間隔おきに異種金属部分クラ
    ッド層を設ける方法。
JP29883385A 1985-12-27 1985-12-27 帯状金属シ−トに一定間隔おきに異種金属部分クラツド層を設ける方法 Pending JPS62169352A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29883385A JPS62169352A (ja) 1985-12-27 1985-12-27 帯状金属シ−トに一定間隔おきに異種金属部分クラツド層を設ける方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29883385A JPS62169352A (ja) 1985-12-27 1985-12-27 帯状金属シ−トに一定間隔おきに異種金属部分クラツド層を設ける方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62169352A true JPS62169352A (ja) 1987-07-25

Family

ID=17864810

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29883385A Pending JPS62169352A (ja) 1985-12-27 1985-12-27 帯状金属シ−トに一定間隔おきに異種金属部分クラツド層を設ける方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62169352A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3559285A (en) Method of forming leads for attachment to semi-conductor devices
US3698076A (en) Method of applying leads to an integrated circuit
JPS62169352A (ja) 帯状金属シ−トに一定間隔おきに異種金属部分クラツド層を設ける方法
JPS62114781A (ja) 帯状金属シ−トに一定間隔おきに片状金属箔接合層を設ける方法
US5639014A (en) Integral solder and plated sealing cover and method of making same
JPS62114782A (ja) 帯状金属シ−トに一定間隔おきに片状金属箔接合層を設ける方法
JPS62224484A (ja) 帯状金属シ−トに一定間隔おきに異種金属部分クラツド層を設ける方法
JPS62156846A (ja) 帯状接着テ−プに一定間隔おきに金属箔片を接合する方法
JPS6224029B2 (ja)
JPS59174287A (ja) 部分クラツド材の製造方法
JPS59159285A (ja) 部分クラツド材の製造方法
JPS6120361A (ja) 半導体装置用リ−ドフレ−ムの製造方法
JPH031115B2 (ja)
JPS5953574A (ja) 接着片連続支持体の製造方法
JPS60227456A (ja) 半導体装置用リ−ドフレ−ム
JPS59206182A (ja) 銅−半田インレイクラツド材の製造方法
JPS629653A (ja) リ−ドフレ−ム用帯材の製造方法
JPS61276784A (ja) クラツド材の製造方法
JPS58100988A (ja) 金属条体の接続方法
JPS62156089A (ja) 部分クラツド材の製造方法
JPH02241694A (ja) 複合ろう材の製造方法
JPH01141718A (ja) 装飾テープを一部に有するモールディングの製造方法
JPS62267092A (ja) クラツド板
JPS5842266B2 (ja) アルミニウム板の片面に銅を被覆する方法
JPS6349384A (ja) クラツド帯の製造方法