JPS5842266B2 - アルミニウム板の片面に銅を被覆する方法 - Google Patents

アルミニウム板の片面に銅を被覆する方法

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JPS5842266B2
JPS5842266B2 JP17188881A JP17188881A JPS5842266B2 JP S5842266 B2 JPS5842266 B2 JP S5842266B2 JP 17188881 A JP17188881 A JP 17188881A JP 17188881 A JP17188881 A JP 17188881A JP S5842266 B2 JPS5842266 B2 JP S5842266B2
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aluminum plate
plates
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JPS5873758A (ja
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光治 枝川
林 小島
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Aichi Steel Corp
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Aichi Steel Corp
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C2/00Hot-dipping or immersion processes for applying the coating material in the molten state without affecting the shape; Apparatus therefor
    • C23C2/04Hot-dipping or immersion processes for applying the coating material in the molten state without affecting the shape; Apparatus therefor characterised by the coating material

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Materials Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemically Coating (AREA)
  • Electroplating Methods And Accessories (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、アルミニウム板の片面に銅を被覆する方法に
関する。
電子業界では、軽量化のため、片面に半田付は可能な銅
の表面処理が施され、他面は、市販、の清浄なアルミニ
ウム面が残っている部品、例えば、パッド、放熱板等の
需要が高まっている。
しかしこの種のアルミニウム板の製造は、従来、アルミ
ニウム板の片面全体にマスキングテープを貼り、他面に
塩化銅を塗布し、400〜500℃で数10分間加熱し
て、拡散浸透させ、表面に銅層を析出させて、片面を銅
板面とする方法で行っている。
更に前記析出銅上に、銅、ニッケル等のめつきしたもの
を得るため、耐熱マスキング剤がないことにより、各め
っき前にめっきマスキングを施す工程を取り入れている
このような工程によると、塩化銅が溶融状態となったと
き、清浄に残されるべきアルミニウム板面に、回り込み
、銅の拡散浸透及び、析出が行なわれたり、炉内反応ガ
スがアルミニウム板面に斑点状に反応して変色又は、酸
化されたり、向い合った他のアルミニウム板のアルミニ
ウム板面に塩化銅が飛散して銅を析出してしまって市販
アルミニウム板購入時のような清浄なアルミニウム板面
を確保することができない。
そこで、アルミニウム板面全体をアルミニウムテープで
マスキングする方法又は、両面接着テープで2枚のアル
ミニウム板を張り合わせる方法等を採用しても、反応前
に接着剤が加熱で破壊されて溶融塩化鋼がアルミニウム
板面に回り込んで析出した銅又は、焦げ付いた接着剤炭
化物をブラッシング除去した研摩跡が残って、信頼性の
高い接合性のあるアルミニウム板面となっていない。
又、析出銅上への銅、ニッケル等のめっきを施す場合の
めつきマスキングを除去すると、アルミニウム板面は表
面が粗くなり、接合性が低下する。
又、従来法の1つとして、金属テープを折り曲げ又は2
枚の金属テープを重ね合わせて、溶接又は、ロー付けで
密封した後、電気めっきを施し、その後縁部を切断して
2枚に分けることを特徴とするものがある(特公昭49
−23975号「金属テープの連続的電気鍍金方法」参
照)。
これは、アルミニウムに直接鋼の電気めっきを施す場合
とか、アルミニウムの厚板を折り曲げて溶接で密封する
ことに適用できない。
そこで、電気めっきの代りに、銅の拡散浸透と銅の析出
層を得る方法(例:特公昭55−23910号「アルミ
ニウム又はアルミニウム合金の表面に金属層を被覆する
方法」参照)を使用して、2枚の重ね合わせ縁部を溶接
されたアルミニウム表面に塩化銅を塗布して加熱した後
、冷却し残渣を除去して、溶接部を切断して2枚とした
とき、銅層にクラックが発生してしまう欠点があった。
本発明は、上記欠点を解消するため、発明者が種々研究
した結果なされたもので、その要旨とするところは、2
枚のアルミニウム又はアルミニウム合金(以下、単に「
アルミニウム」という)の板を密着して、その縁部を連
続的に溶接又は圧接する第1工程と、該重合板の表面に
塩化銅を付着させ、該重合板を加熱後、冷却して、残渣
処理をする第2工程と、該重合板の縁部を切断して2枚
の板とする第3工程とからなることを特徴とするもので
ある。
次に、本発明方法によってアルミニウム板の片面に銅を
被覆する工程を詳しく説明する。
第1工程は、市販されている相互に面が密着可能なアル
ミニウム板1の2枚をその間隙に空気が残存しないよう
に、該アルミニウム重合板1.1より小さい2枚のアル
ミニウム板で挟圧して密着させ、その縁部(例:板縁よ
り5m1rL位の所)を連続的に溶接又は圧接等の方法
で接合2を行ない、該接合によって、該間隙に表面処理
液が入らないように完全に密封する(第1図参照)。
2枚のアルミニウム板を密着させる方法は、上記の方法
に限らず、その間隙に空気が残存しないように密着され
ればよく、完全に真空にする程の必要性は実用上はない
しかし空気が残存していると、第2工程における加熱時
に熱膨張し、析出銅層にクラックが発生するので、出来
るだけ残らないようにした方がよい。
又、該重合板1.1の縁部な連続的に溶接又は圧接する
必要がある。
連続的に完全に密封し、第2工程での塩化銅の処理液3
が該重合板の間隙に入らないようにする必要がある。
又は、溶接は、TIG溶接、MIG溶接、シーム溶接等
を含み、間に圧力を加えて新生面を出させて接合するも
ので、クラッド圧延、低周波振動圧接、裁断圧接等でも
よい。
圧接は、清浄面が、もし、完全に密封されていないと、
該重合板の内面(アルミニウム板面)に銅が析出し、こ
れを除去すると、表面粗さが低下し、接合性の信頼性が
低下してしまうからである。
第2工程は、第1工程で得られた重合板1.1にマスキ
ングをしないで、該表面に塩化銅3を塗布浸漬、又は散
布等付着させ(例えば、塩化銅3をペイント状にした槽
4内に浸漬した後、これを取り出す(第2図参照))該
重合板1.1をノ・シャー6により400〜500℃の
加熱炉5内に装入し、数10分後に、該重合板1.1を
取り出して冷却し、更に該表面をブラッシング等で残渣
を取り除いて該アルミニウム重合板表面に銅の被覆7を
得る(第3図参照)。
塩化銅の付着方法は、塗布、浸漬、又は散布等特に限定
されない。
銅被覆の上に、更に必要に応じて銅、ニッケル、又は錫
のめつき8等を施すことも可能である(第4図参照)。
この場合、電気めっき、無電解めっき等特にめっき方法
については、限定されない。
第1工程で空気が残存しないように完全に密封されてい
るため、重合板1.1間隙に塩化銅3が回り込むことは
な(、従って、アルミニウム板面1を汚すことはないし
、又、加熱炉5の雰囲気に直接曝されないので斑点状に
反応して変色又は酸化されることがなく、又、向い合っ
た他のアルミニウム重合板1.1のアルミニウム板面1
に塩化銅3が飛散して銅を析出7することがない。
従って、該汚れ等を後工程で研摩する必要がなく、従っ
て又、研摩跡も残ることがない。
又、銅被覆7の上に、更に、銅、ニッケル等をめっきす
るときも、マスキングの要がなく従って、マスキング剤
を使用しないので、接着剤が破壊されたり、焦げ付いた
りすることはなく、表面粗さが低下することがなく、更
に、アルミニウム板面が高温加熱処理を施こされても、
全く酸化の形跡もなく美麗な表面状態を維持し、接合性
の信頼性も低下しない。
第3工程は、第2工程を終えたアルミニウム重合板1.
1の縁部から7.5 mm位の所9(接合部分)をシャ
ーリング等で切断する(第5図参照)。
このようにして得られた片面が表面処理7,8され、他
面がアルミニウム板面10であるアルミニウム板1を母
材として需要サイズに切断或いはプレス等で形状化し放
熱板、パッド11等に使用される。
(第6図参照)。上記のように本発明方法によれば、前
記従来法の欠点が解消され、汚れ又は研摩跡のない市販
アルミニウム板と同等の表面状態を持つ、アルミニウム
板面を確保して、品質の向上を果すと共に、従来アルミ
ニウム板面を得るために各工程で必要とされた、マスキ
ング作業及び汚れを除去するための研摩作業を省略する
ことが可能となって大幅な原価低減となると共に、加熱
炉内に、アルミニウム重合板の板面を向い合わせて複数
列装入することが品質上可能となって、大幅な生産性を
向上できることとなった。
又、更に、特記すべきことは、得られたアルミニウム板
面が全く汚れ又は研摩跡がない表面状態となり、200
μ程度のアルミニウム線との超音波ボンディングでの接
合の信頼性が高いものとなっている。
実施例 第1工程、材質J I 5−Al 1001板厚0.8
朋×幅315朋×長さ720771町板厚1.5間の前
記と幅、長さの同一なアルミニウム板1を2枚重ね合わ
せて該アルミニウム板1より小さい別のアルミニウム板
2枚で挟圧しながら、該アルミニウム重合板1.1の縁
部全周をTIG溶接で完全に密封状態に接合2する。
その上、長さ方向の片側上辺の2箇所に炉内吊り具用の
引掛は穴の明いた板厚1.5朋×幅207WfflX長
さ30mmのアルミニウム板2′を溶接で取り付ける。
このようにして得られた、重合板1.1は、その間隙に
空気が残存しないしかつ後の塩化銅等の表面処理液3が
浸入することがない。
第2工程、塩化銅を液状に練り上げた反応浴5中に第1
工程で重合されたアルミニウム板1.1を全面浸漬後引
上げて、塩化銅3が付着される。
次いで、該重合板1.1が数枚、加熱炉5内のノ・ンガ
ー6に引掛けられ400〜500℃に数10分間加熱し
、該重合板1.1を取り出し、水冷してブラッシングで
残渣を除去した。
更に、前記析出した銅層7上に、ピロリン酸銅めっきを
15μ施し、その上に無電解ニッケルめっき(3μ)8
を全面に施した。
第3工程、前記めっき後の重合板1.1の端部7.5間
の所9かもシャーリングで切断を行なって幅300m7
WX長さ705m1lLの片面に前記表面処理が施され
た板面8と、他面は、全く手を加えられていない清浄な
アルミニウム表面10を有する板面を有する2枚の板が
得られた。
このようにして得られたアルミニウム板1.1は更に板
状に切断されて放熱板のプレス母材とされたり、電子部
品のパッド11等にプレス加工されて使用される。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の1実施例にして、第1図はアルミニウム
板を接合した斜視図、第2図は塩化銅浴の説明図、第3
図は、加熱炉の説明図、第4図はめつき後のアルミニウ
ム重合板の斜視図、第5図&東切断部位を示す説明図、
第6図は、パッド用片の斜視図である。 1ニアルミニウム板、1.1ニアルミニウム重合板、2
:接合部、3:塩化銅浴、5:加熱炉、7゜8:めっき
、9:切断部位、10ニアルミニウム板面、11:パッ
ド。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 12枚のアルミニウム又はアルミニウム合金の板を密着
    して、その縁部を連続的に溶接又は圧接する第1工程と
    、該重合板の表面に塩化銅を付着させ該重合板を加熱後
    、冷却して、残渣処理をする第2工程と、該重合板の縁
    部を切断して2枚の板とする第3工程とからなることを
    特徴とするアルミニウム板の片面に銅を被覆する方法。
JP17188881A 1981-10-26 1981-10-26 アルミニウム板の片面に銅を被覆する方法 Expired JPS5842266B2 (ja)

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CN113774441A (zh) * 2021-08-23 2021-12-10 左利芸 一种铝合金镀层复合材料

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