JPS61276784A - クラツド材の製造方法 - Google Patents

クラツド材の製造方法

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JPS61276784A
JPS61276784A JP11938785A JP11938785A JPS61276784A JP S61276784 A JPS61276784 A JP S61276784A JP 11938785 A JP11938785 A JP 11938785A JP 11938785 A JP11938785 A JP 11938785A JP S61276784 A JPS61276784 A JP S61276784A
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JP
Japan
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base material
foil
base metal
strip
aluminum foil
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Pending
Application number
JP11938785A
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English (en)
Inventor
Shoichi Sato
昭一 佐藤
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Altemira Co Ltd
Original Assignee
Showa Aluminum Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、金属製帯状母材の少なくとも片面に、複数
のスポット状アルミニウム被覆材が長さ方向に所定間隔
をおいて一連にクラッドされてなり、かつたとえば半導
体装置にリードを取付けるさいに用いられるリードフレ
ームをつくるのに使用されるクラッド材の製造方法に関
する。
従来技術とその問題点 たとえば、サーディツプタイプの集積回路用リードフレ
ームでは、そのリード部とシリコンチップとの結線はア
ルミニウム細線によって行なわれている。上記リードフ
レーム(10)としては、たとえば第4図に示すように
、リード部(11)およびシリコンチップ取付部(12
)を備えており、リード部(11)先端の表面が、アル
ミニウム細線をボンディングするためにアルミニウム被
覆材(13)で覆われているものが用いられる。このリ
ードフレーム(10)は、第5図に示すような金属製帯
状母材(15)の片面に複数のスポット状アルミニウム
被覆材(16)が長さ方向に所定間隔をおいて一連にク
ラッドされてなるクラッド材(14)に打抜き加工を施
すことによりつくられている。
従来、上記クラッド材(14)は、たとえば次の】 3つの方法■〜■で製造されていたが、各方法にはそれ
ぞれ問題があった。
■ 第6図に示すように、金属製帯状母材(21)とこ
れよりも狭幅の帯状アルミニウム箔(22)とを、長さ
方向に所定間隔をおいて開口(24)が形成されたマス
キング用合成樹脂シート(23)を介して圧延して合成
樹脂シート(23)の開口(24)と対応する部分のみ
で母材(21)にアルミニウム箔(22)を圧接し、そ
の後合成樹脂シート(23)および合成樹脂シート(2
3)上のアルミニウム箔を剥して母材(21)上にスポ
ット状のアルミニウム被覆材(25)を形成することに
よりクラッド材(20)を製造する方法(特開昭59−
1080号公報参照)。ところがこの方法では合成樹脂
シート(23)を剥すさいに、アルミニウム箔(22)
は第6図(a)に鎖線(A)で示すように破れるので、
形成されたアルミニウム被覆材(25)の周縁寄りの部
分は、同図(b)に示すように外方に向って漸次肉薄と
なる。したがって、このクラッド材(20)に打抜き加
工を施してリードフレーム(10)をつくった場合に、
そのリード部(11)先端のアルミニウム被覆材(13
)の肉厚が薄くなり、アルミニウム細線をボンディング
した場合にその接合強度が小さくなるという問題があっ
た。
■ 金属製帯状母材の片面にこれよりも狭幅の帯状アル
ミニウム箔をクラッドした後、上記アルミニウム箔を、
長さ方向に所定間隔をおいて所定長さずつ砥石で除去し
たり、または塩酸もしくは苛性ソーダ水溶液でエツチン
グ  (することにより除去したりして母材上に複数の
スポット状アルミニウム被覆材を形成することによりク
ラッド材を製造する方法(特開昭59−1078号公報
参照)。ところが、この方法のうち砥石゛でアルミニウ
ム箔を除去する場合には、切粉が発生するので、その除
去作業が面倒になるという問題があった。また、この方
法で形成されたスポット状アルミニウム被覆材の周縁寄
りの部分は、上記■の方法の場合と同様に外方に向って
漸次肉薄となるため、上記と同様な問題があった。ざら
に、塩酸もしくは苛性ソーダ水溶液で化学的に除去する
場合には、洗浄工程および乾燥工程が必要となり、作業
が面倒になるという問題があった。
■ 金属製帯状母材の片面にこれよりも狭幅のアルミニ
ウム箔をクラッドするにさいし、予め母料表面を長さ方
向に所定間隔をおいて所定長さ分ずつワイヤブラシによ
り研削しておき、母材とアルミニウム箔とを重ね合わせ
て圧延しブラシ研削を施した部分において両者を圧接さ
せた後、非研削部分上のアルミニウム箔を除去して母材
上に複数のスポット状アルミニウム被覆材を形成するこ
とによりクラッド材を製造する方法(特開昭59−21
487号公報参照)。ところがこの方法では形成される
スポット状アルミニウム被覆材の輪郭がシャープになら
ないので、このクラッド材に打抜き加工を施してリード
フレームをつくった場合に、アルミニウム細線をボンデ
ィングすべき部分にアルミニウム被覆材が存在しなかっ
たり、または存在したとしても肉薄となって接合がうま
くいかず、または接合強度が小さくなるという問題があ
った。
この発明の目的は上記問題を解決したクラッド材を製造
する方法を提供することにある。
この明細書において「アルミニウム箔」という語には「
純アルミニウム箔」および「アルミニウム合金箔」を含
むものとする。また、「アルミニウム被覆材」という語
には「純アルミニウム被覆材」および[アルミニウム合
金被覆材]を含むものとする。
問題点を解決するための手段 この発明によるクラッド材の製造方法は、金属製帯状母
材の少なくとも片面に、複数のスポット状アルミニウム
被覆材が長さ方向に所定間隔をおいて一連にクラッドさ
れてなるクラッド材の製造方法であって、帯状母材の少
なくとも片面に、これよりも狭幅の帯状アルミニウム箔
を重ね合わせて母材の圧下率が7〜15%となるように
両者を圧延し、両者を仮に圧接する工程と、母材に圧接
されたアルミニウム箔に、その長さ方向に所定間隔をお
いた2本1組の切込みを、長さ方向に所定間隔をおいて
複数組入れる工程と、互いに組をなす2本の切込み間の
アルミニウム箔を母材から剥す工程と、アルミニウム箔
付き母材を母材が酸化しないような雰囲気中で加熱して
両者を拡散接合させる工程とよりなるものである。
上記において、帯状母材としては、Fe−42wt%N
i合金(42アロイ)やリン青銅製のものが用いられる
。また、Fe−42wt%Ni合金やリン青銅に、さら
に必要に応じて所望の元素を添加してなるものを用いて
もよい。また・、帯状アルミニウム箔としては、純度9
9.99wt%以上、99.9wt%以上、99wt%
以上等の純アルミニウムからなるものや各種アルミニウ
ム合金からなるものが用いられる。母材と帯状アルミニ
ウム箔とを圧接するさいに母材の圧下率が7〜15%と
なるように両者を重ね圧延するのは、上記圧下率が7%
未満であると両者を圧接することができず、15%を越
えると両者の密着力が大きくなりすぎて、後工程におい
て互いに組をなす2本の切込み間のアルミニウム箔を母
材から剥すのが困難になるからである。
また、母材には、1枚の帯状アルミニウム箔を圧接して
もよいし、あるいは母材の幅方向に所定間隔をおいて2
枚以上の帯状アルミニウム箔を圧接してもよい。母材に
圧接された帯状アルミニウム箔に切込みを入れることお
よび互いに組をなす2本の切込み間のアルミニウム箔を
母材から剥すことは、ナイフ等の鋭利な刃物を用いて行
なうのがよい。上記最終工程においてアルミニウム箔付
き母材を母材が酸化しないような雰囲気中で加熱するの
は、母材の表面が酸化されることにより生じる酸化皮膜
は脆くきわめてくずれやすいからである。上記雰囲気と
しては真空雰囲気および不活性ガス雰囲気等がある。
真空雰囲気の場合、その真空度は10−3〜1〇−4T
orrとすることが好ましい。また、加熱温度は、帯状
母材がFe−42wt%Ni合金製、アルミニウム箔が
純度99.99wt%アルミニウム製の場合300〜4
50℃が好ましい。加熱温度が上記下限値未満では両者
の相互拡散が不十分で接合強度が十分ではなく、上限値
を越えるとA/−Feの金属間化合物が発達し接合強度
が低下するおそれがあるからである。また、母材がリン
青銅製、アルミニウム箔が純度99゜99wt%アルミ
ニウム製の場合には、加熱温度は250〜350℃とす
るのが好ましい。下限値未満であると両者の相互拡散が
不十分で接合強度が小さくなり、上限値を越えるとA/
−C(」の金属間化合物が発達し接合強度が低下するお
それがあるからである。また、上記最終工程の前に、残
ったアルミニウム箔と母材とをさらに強固に圧接させて
おいてもよい。
実  施  例 以下、この発明の実施例を第1図から第3図を参照しな
がら説明する。
幅30mm、厚さ0.3mmのFe−42wt%Ni合
金製帯状母材(1)および幅51Ill11厚さ0゜0
151の純度99.99wt%の高純度アルミニウム製
帯状アルミニウム箔(2)を用意してそれぞれをコイル
状に巻いておいた。そして、これらを繰り出しながら母
材(1)の幅の中央部にアルミニウム箔(2)を重ね合
わせて、母材(1)の厚さが0.2611111になる
まで圧延しく圧下率13.3%)、母材(1)とアルミ
ニウム箔(2)とを仮に圧接した(第1図参照)。
ついで、アルミニウム箔(2)に、その長さ方向に4.
8mmの間隔をおいた2本1組の切込み(3)を、母材
(1)表面と直角をなすように長さ方向に所定間隔をお
いて複数組入れた(第2図参照)。隣り合う切り込みの
組どうしの間隔も4.8Il1mとした。その後、互い
に組をなす2本の切込み間のアルミニウム箔を母材(1
)から剥し、母材(1)上に方形支ポット状のアルミニ
ウム箔を長さ方向に所定間隔をおいて多数形成“した。
そして、スポット状アルミニウム箔付き母材(1)を、
母材(1)の厚さが0゜25mmになるまで圧延しく圧
下率3.8%)、スポット状アルミニウム箔をより強固
に圧接した。最後に、これを真空度10 ’Torrの
真空雰囲気中で加熱し、アルミニウム箔と母材(1)と
を拡散接合させ、帯状母材(1)片面に、複数の方形ス
ポット状アルミニウム被覆材(4)が長さ方向に所定間
隔をおいて一連にクラッドされてなるクラッド材(5)
を製造したく第3図参照)。アルミニウム被覆材(4)
は1辺51I1mの正方形であり、隣り合う被覆材(4
)間の間隔は5■であった。また、アルミニウム被覆材
(4)の周縁と母材(1)の表面とはほぼ直角をなして
いた。
発明の効果 この発明の方法によれば、スポット状アルミニウム被覆
材の輪郭が所望の形状でかつシャープな線をなすともに
、被覆材の周縁と母材の表面とがほぼ直角をなしたクラ
ッド材を製造することができる。したがって、このクラ
ッド材に打抜き加工してリードフレームをつ(った場合
アルミニウム細線をボンディングすべき部分には確実に
肉厚のアルミニウム被覆材が存在し、ボンディングが確
実かつ強固に行なわれる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第3図はこの発明の実施例を示し第1図は帯
状母材の片面に帯状アルミニウム箔を仮に圧接した状態
の部分平面図、第2図は帯状アルミニウム箔に切込みを
入れた状態の部分側面図、第3図は製造されたクラッド
材の拡大部分側面図、第4図は集積回路用リードフレー
ムを示す部分平面図、第5図は第4図に示すリードフレ
ームをつくるためのクラッド材の部分] 平面図、第6図はクラッド材を製造する従来の方法の一
例を示し、第6図(a)は製造途上の部分拡大縦断面図
、第6図(b)は出来上った、 クラッド材の部分拡大
側面図である。 (1)・・Fe−42wt%Ni合金製帯状母材、(2
)・・・帯状アルミニウム箔、(3) −・・切込み1
(4)・・・スボッ゛ト状アルミニウム被覆材、(5)
・・・クラッド材。 以  上

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 金属製帯状母材の少なくとも片面に、複数のスポット状
    アルミニウム被覆材が長さ方向に所定間隔をおいて一連
    にクラッドされてなるクラッド材の製造方法であつて、
    帯状母材の少なくとも片面に、これよりも狭幅の帯状ア
    ルミニウム箔を重ね合わせて母材の圧下率が7〜15%
    となるように両者を圧延し、両者を仮に圧接する工程と
    、母材に圧接されたアルミニウム箔に、その長さ方向に
    所定間隔をおいた2本1組の切込みを、長さ方向に所定
    間隔をおいて複数組入れる工程と、互いに組をなす2本
    の切込み間のアルミニウム箔を母材から剥す工程と、ア
    ルミニウム箔付き母材を母材が酸化しないような雰囲気
    中で加熱して両者を拡散接合させる工程とよりなるクラ
    ッド材の製造方法。
JP11938785A 1985-05-31 1985-05-31 クラツド材の製造方法 Pending JPS61276784A (ja)

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