JPS619551A - 希士類鉄系永久磁石合金 - Google Patents
希士類鉄系永久磁石合金Info
- Publication number
- JPS619551A JPS619551A JP59130098A JP13009884A JPS619551A JP S619551 A JPS619551 A JP S619551A JP 59130098 A JP59130098 A JP 59130098A JP 13009884 A JP13009884 A JP 13009884A JP S619551 A JPS619551 A JP S619551A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rare earth
- permanent magnet
- magnet alloy
- earth element
- type permanent
- Prior art date
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- Pending
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- Hard Magnetic Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は、希土類鉄系永久磁石合金に関するものである
。
。
[発明の技術的背景とその問題点〕
希土類金属(R)と鉄(Fe) とからなる金属間化
合物は大ぎな結晶磁気異方性と高い飽和磁化を有し、高
保磁力、および高エネルギー積を有する永久磁石合金と
して有望であり、更に従来の希土類コバルト磁石に比べ
て原料が安価であるなどの利点がある。特に、几・Fe
に第3成分を加えることで高性能化を回ることが研
究されている( 8.58゜金属学会秋期大会予稿集P
、681、特開昭59−46008号等)。
合物は大ぎな結晶磁気異方性と高い飽和磁化を有し、高
保磁力、および高エネルギー積を有する永久磁石合金と
して有望であり、更に従来の希土類コバルト磁石に比べ
て原料が安価であるなどの利点がある。特に、几・Fe
に第3成分を加えることで高性能化を回ることが研
究されている( 8.58゜金属学会秋期大会予稿集P
、681、特開昭59−46008号等)。
しかしながら従来の希土類鉄系の永久磁石合金は、通常
の熔解、粉砕後、焼結してバルク状に形成した場合、最
適な熱処理を施しても、低い保磁力しか得られず、実用
的な永久磁石としては不十分であった。
の熔解、粉砕後、焼結してバルク状に形成した場合、最
適な熱処理を施しても、低い保磁力しか得られず、実用
的な永久磁石としては不十分であった。
特にキュリ一点が実用性を考えた場合十分とはいえず、
問題が残る。
問題が残る。
本発明は前記問題点を考慮して滌されたもので、任意の
形状加工が容易な焼結法によってバルク材を形成しても
、高磁束密度、高保磁力を有し、高いエネルギー積を保
持し、かつ温度条件に優れた希土類鉄系永久磁石合金を
提供することを目的とするものである。
形状加工が容易な焼結法によってバルク材を形成しても
、高磁束密度、高保磁力を有し、高いエネルギー積を保
持し、かつ温度条件に優れた希土類鉄系永久磁石合金を
提供することを目的とするものである。
本発明は希土類鉄系のR−X−Fe 系に第4元素を添
加して、通常の焼結法によってバルク材を形成しても優
れた磁気特性を有する希土類鉄系永久磁石合金であり、
次式 %式% ただし α、β、rは原子比 RAM及び希土類元素の少なくとも一 種 X:B、C,N、0.P、H,8,A/及び81から選
ばれた少なくとも一種 M;人g、Pt、Pd、Rh、Re、Ge及(JRuか
ら選ばれた少なくとも一種 0.0001≦α≦0.5 0.5 ≦β≦0.95 0.001≦γ≦0.1 α+β+r(1,0 で表わされる組成を有することを特徴とするものである
。
加して、通常の焼結法によってバルク材を形成しても優
れた磁気特性を有する希土類鉄系永久磁石合金であり、
次式 %式% ただし α、β、rは原子比 RAM及び希土類元素の少なくとも一 種 X:B、C,N、0.P、H,8,A/及び81から選
ばれた少なくとも一種 M;人g、Pt、Pd、Rh、Re、Ge及(JRuか
ら選ばれた少なくとも一種 0.0001≦α≦0.5 0.5 ≦β≦0.95 0.001≦γ≦0.1 α+β+r(1,0 で表わされる組成を有することを特徴とするものである
。
本発明においてR−Fe系に添加する第三元素Xとして
はBe C+ N* Os P+ Hr 8.IJH8
i等″が挙げられる。これら第三元素Xを添加すること
によりR−X−Feの三元系で安定な正方晶系の結晶構
造が得られると共に、正方晶のC軸に沿って磁気的な異
方性を持たせて保磁力が向上するものである。
はBe C+ N* Os P+ Hr 8.IJH8
i等″が挙げられる。これら第三元素Xを添加すること
によりR−X−Feの三元系で安定な正方晶系の結晶構
造が得られると共に、正方晶のC軸に沿って磁気的な異
方性を持たせて保磁力が向上するものである。
Xとしては、特にB及びCが有効である。
この場合Xの添加量αの原子数比が0.001未満の場
合には焼結性が悪く、保磁力の上昇が認められず永久磁
石合金としては実用的ではなく、またαが0.5を越え
てXを多量に添加すると磁束密度が低下するので、Xの
添加量αを上記範囲に規定した。なお好ましくは0.0
4≦α≦0.20の範囲である。
合には焼結性が悪く、保磁力の上昇が認められず永久磁
石合金としては実用的ではなく、またαが0.5を越え
てXを多量に添加すると磁束密度が低下するので、Xの
添加量αを上記範囲に規定した。なお好ましくは0.0
4≦α≦0.20の範囲である。
tた第4元素Mとしテハ、Ag、Pt、Pd、fLh、
Re、Ge及びRuが挙げられる。このMを添加するこ
とによりキュリ一点が上昇する。これはFeの原子間距
離が大きくなるために考えられる。このMの添加量は0
.001未満ではキュリ一点上昇の効果が得られず、0
.1を越えると磁束密度、保磁力が低下してしまう他に
、キュリ一点も上昇しない。好ましくは0.005≦r
≦0.04で特に効果がある。
Re、Ge及びRuが挙げられる。このMを添加するこ
とによりキュリ一点が上昇する。これはFeの原子間距
離が大きくなるために考えられる。このMの添加量は0
.001未満ではキュリ一点上昇の効果が得られず、0
.1を越えると磁束密度、保磁力が低下してしまう他に
、キュリ一点も上昇しない。好ましくは0.005≦r
≦0.04で特に効果がある。
Feは本発明磁石合金において磁束密度を向上させるの
に有効な作用をなし、その添加量βが、0.5未満であ
ると、十分な正方晶形結晶構造が得られず、磁束密度も
低下する。また0、95を越えてFeの添加量が多くな
ると保磁力が低下するので、上記範囲に規定する必要が
あり、特に0.6≦β≦0.86の範囲が好ましい。
に有効な作用をなし、その添加量βが、0.5未満であ
ると、十分な正方晶形結晶構造が得られず、磁束密度も
低下する。また0、95を越えてFeの添加量が多くな
ると保磁力が低下するので、上記範囲に規定する必要が
あり、特に0.6≦β≦0.86の範囲が好ましい。
希土類元素Rとしては、Ce、 Pr、 Nd、 8m
、 M、M(ミツシュメタル)などが挙げられ、これら
Y及びRは保磁力を向上させるのに必須の元素であり、
その添加量が少ないと保磁力が極端に低下するので、O
,OS〜O,aOの範囲が好ましい。
、 M、M(ミツシュメタル)などが挙げられ、これら
Y及びRは保磁力を向上させるのに必須の元素であり、
その添加量が少ないと保磁力が極端に低下するので、O
,OS〜O,aOの範囲が好ましい。
上記組成の合金は、例えば溶解、粉砕後、圧粉成形し、
得られた圧粉成形体を焼結した後、熱処理を行って永久
磁石とする等の一般に知られている方法で形成すること
ができる。
得られた圧粉成形体を焼結した後、熱処理を行って永久
磁石とする等の一般に知られている方法で形成すること
ができる。
本発明に係る希土類鉄系永久磁石合金によれば、任意の
形状加工が容易な焼結法によってバルク材を形成しても
、高磁束密度、高保磁力を有し、高いエネルギー積を有
し、かつキュリ一点が高く温度特性に優れるなど、顕著
な効果を得ることができる。
形状加工が容易な焼結法によってバルク材を形成しても
、高磁束密度、高保磁力を有し、高いエネルギー積を有
し、かつキュリ一点が高く温度特性に優れるなど、顕著
な効果を得ることができる。
(実施例)
第1表に示す組成の合金試料を高周波溶解し、ジョーク
2ツシヤーブラウンミルを用いて粗粉砕後、ジェットミ
ルによる微粉砕を行った。この場合、粉砕媒体はN、ガ
スを用い、得られた粒子の平均粒径は5μmである。こ
の微粉末を15KOeの磁場中で配向後、2トl−の圧
力で磁場印加方向と直角にプレスして圧縮成形し、縦l
Q、m、横IQax厚さ83El+の板状圧粉成形体を
得た。
2ツシヤーブラウンミルを用いて粗粉砕後、ジェットミ
ルによる微粉砕を行った。この場合、粉砕媒体はN、ガ
スを用い、得られた粒子の平均粒径は5μmである。こ
の微粉末を15KOeの磁場中で配向後、2トl−の圧
力で磁場印加方向と直角にプレスして圧縮成形し、縦l
Q、m、横IQax厚さ83El+の板状圧粉成形体を
得た。
次にとの圧粉成形体を焼結した後ミ熱処理を施して永久
磁石を形成し、その残留磁束密度:Br。
磁石を形成し、その残留磁束密度:Br。
保磁カニzHc、および最大エネルギー積: (BH)
maxを測定し、その結果を第1表に示した。
maxを測定し、その結果を第1表に示した。
なお圧粉成形体の焼結条件、および熱処理条件は、次の
A、B、Cの倒れか一つの条件を用いたA:圧粉成形体
を1100℃×1時間、アルゴン雰囲気中で焼結した後
、600℃×2時間の時効処理を行う。
A、B、Cの倒れか一つの条件を用いたA:圧粉成形体
を1100℃×1時間、アルゴン雰囲気中で焼結した後
、600℃×2時間の時効処理を行う。
B:圧粉成形体を1080℃×1 時間アルゴン雰囲気
中で焼結した後、650℃×1時間と550℃×2時間
の二段の時効処理を行う。
中で焼結した後、650℃×1時間と550℃×2時間
の二段の時効処理を行う。
C:圧粉成形体を1050℃×1時間アルゴン雰囲気中
で焼結した後、550℃×2時間の時効処理を行い、そ
の後、室温まで1℃/minの冷却速度で制御冷却を行
う。
で焼結した後、550℃×2時間の時効処理を行い、そ
の後、室温まで1℃/minの冷却速度で制御冷却を行
う。
(ただし焼結温度は±10℃の範囲内)(比較例)
本発明磁石合金と比較するために、従来の几−B−Fe
合金、本発明の規定を外れる範囲の合金Iこついても、
上記実施例と同様に永久磁石を製造した。
合金、本発明の規定を外れる範囲の合金Iこついても、
上記実施例と同様に永久磁石を製造した。
この磁気特性についても同様に測定し、その結果を第2
表に併記した。
表に併記した。
第 1 表
以下余色
第 2 表
上表の結果から明らかな如く、本発明に係る希土類鉄系
永久磁石合金は、任意の形状加工が容易な焼結法によっ
てバルク材を形成しても、高磁束密度、高保磁力、を高
いエネルギー積を有するとともにキュリ一点が高く顕著
な効果を有するものである。
永久磁石合金は、任意の形状加工が容易な焼結法によっ
てバルク材を形成しても、高磁束密度、高保磁力、を高
いエネルギー積を有するとともにキュリ一点が高く顕著
な効果を有するものである。
又、耐食性向上のため、Ni、 Mg 、 Cr +
Ti+ kl ’系を0,1〜lQatm%程度含有さ
せても良い。(隠4)。
Ti+ kl ’系を0,1〜lQatm%程度含有さ
せても良い。(隠4)。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 次式 R_1_−_α_−_β_−_γXαFe_βMγただ
しα、β、γは原子比 R;Y及び希土類元素の少なくとも一 種 X;B、C、N、O、P、H、S、Al及びSiから選
ばれた少なくとも一種 M;Ag、Pt、Pd、Rh、Re、Ge及びRuから
選ばれた少なくとも一種 0.001≦α≦0.5 0.5≦β≦0.95 0.001≦γ≦0.1 α+β+γ<1.0 で表わされる組成を有することを特徴とした希土類鉄系
永久磁石合金。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59130098A JPS619551A (ja) | 1984-06-26 | 1984-06-26 | 希士類鉄系永久磁石合金 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59130098A JPS619551A (ja) | 1984-06-26 | 1984-06-26 | 希士類鉄系永久磁石合金 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS619551A true JPS619551A (ja) | 1986-01-17 |
Family
ID=15025897
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59130098A Pending JPS619551A (ja) | 1984-06-26 | 1984-06-26 | 希士類鉄系永久磁石合金 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS619551A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH023206A (ja) * | 1988-06-20 | 1990-01-08 | Seiko Epson Corp | 希土類−鉄系永久磁石 |
JPH0316102A (ja) * | 1988-11-14 | 1991-01-24 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 磁性材料、それから成る磁石及びそれらの製造方法 |
JPH03153852A (ja) * | 1989-11-13 | 1991-07-01 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 磁性材料、それから成る磁石及びそれらの製造方法 |
US5217541A (en) * | 1990-05-03 | 1993-06-08 | High End Metals Corp. | Permanent magnet and the method for producing the same |
-
1984
- 1984-06-26 JP JP59130098A patent/JPS619551A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH023206A (ja) * | 1988-06-20 | 1990-01-08 | Seiko Epson Corp | 希土類−鉄系永久磁石 |
JPH0316102A (ja) * | 1988-11-14 | 1991-01-24 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 磁性材料、それから成る磁石及びそれらの製造方法 |
JPH03153852A (ja) * | 1989-11-13 | 1991-07-01 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 磁性材料、それから成る磁石及びそれらの製造方法 |
US5217541A (en) * | 1990-05-03 | 1993-06-08 | High End Metals Corp. | Permanent magnet and the method for producing the same |
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