JPS6152310B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6152310B2
JPS6152310B2 JP20108082A JP20108082A JPS6152310B2 JP S6152310 B2 JPS6152310 B2 JP S6152310B2 JP 20108082 A JP20108082 A JP 20108082A JP 20108082 A JP20108082 A JP 20108082A JP S6152310 B2 JPS6152310 B2 JP S6152310B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
movable blade
blade
fixed
outer casing
roll
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP20108082A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5991271A (ja
Inventor
Shigemasa Yoshino
Seiichi Sakado
Eiichi Inoe
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sakato Kosakusho KK
Original Assignee
Sakato Kosakusho KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sakato Kosakusho KK filed Critical Sakato Kosakusho KK
Priority to JP20108082A priority Critical patent/JPS5991271A/ja
Publication of JPS5991271A publication Critical patent/JPS5991271A/ja
Publication of JPS6152310B2 publication Critical patent/JPS6152310B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Shovels (AREA)
  • Road Repair (AREA)
  • Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、鉄筋コンクリート製等の構造物(ビ
ル等)の解体装置の主要部として使用するもの
で、その鉄筋コンクリート壁、床、天井、柱等を
破砕するのに、最も能率的にできる破砕装置に関
する。
従来より、可動刃と固定刃とを油圧シリンダー
にて開閉させ、鉄筋コンクリート壁、床、天井、
柱等を掴みつゝ両刃にて破砕する破砕装置が開発
されている。その破砕を、より効果的にするため
に出願人は第8図、第9図に示すように可動刃a
の先端内側に先鋭突起を設けたものを既に開発し
ている。その先鋭突起にて被破砕物を掴みつゝ破
砕が可能となつたが、押し割る過程では、その可
動刃aの揺動につれてその先鋭突起の位置が前方
に絞り出すように作用し、第9図に示すように固
定刃b上でΔs(これは被破砕物の厚さにもよる
が、一般に数cm乃至10数cm)押し出されてこのよ
うな逃げ作用が生じ、破砕抵抗力が大きく、破砕
能力が減少する欠点があつた。又、第8図に示す
ように押し割る過程で鉄筋にその先鋭突起が当る
と破砕の進行ができなくなる欠点もあつた。この
ようなことから大きな押圧力を要し、油圧シリン
ダーが大型化する等の問題があつた。
そこで本発明は、垂直面状を揺動する可動刃の
基部を外筐に軸支し、且つその可動刃に対応する
固定刃を外筐に固着し、その可動刃の先端に算盤
珠状の押し割りロールを軸支し、その可動刃を油
圧シリンダーにて揺動可能に設けたり、或いは前
記の構成においてその固定刃の先端に前記押し割
りロールの周縁が挿入できる切欠き部を形成した
ことにより、これを鉄筋コンクリート製等の構造
物(ビル等)の解体装置の主要部として使用する
と、鉄筋コンクリート壁、床、天井、柱等を破砕
するのに、最も能率的にでき前記の欠点、問題等
を解消したものである。
その構造を図面にて説明する。
1は外筐であつて、側面からみて略三角形状又
は逆L状をなし、その内部は中空に形成されてい
る。その外筐1の前側(第1図等において左側)
に開口部2が設けられている。3は可動刃であつ
て、該基部が開口部2より外筐1の内部に挿入さ
れて軸支されている。実施例では、外筐1の開口
部2箇所に固着した軸杆4に挿入したカラー3a
に固着され、その可動刃3が垂直面状を揺動する
ように構成されている。5は固定刃で、可動刃3
に対応するものであり、その固定刃5の基部側が
開口部2より外筐1の内部に挿入されてその基部
が外筐1に固着した補強座等に固着されている。
その可動刃3と固定刃5とは開閉可能で、且つそ
の基部側が剪断作用をなすように構成されてい
る。又、その固定刃5の先端は該先端側にゆくに
従つて先鋭状に形成されている。その可動刃3の
基部のカラー3aに揺動アーム6の一端(下端)
が固着されている。即ち、該揺動アーム6の一端
は可動刃3の基部に固着されている。7は油圧シ
リンダーで、外筐1に内蔵され、その後部側が外
筐1に軸支され、前側に油圧力により適宜進退す
るシリンダーロツド8が設けられ、該シリンダー
ロツド8の先端部が前記揺動アーム6の他端(上
端)に軸支され、そのシリンダーロツド8の前後
の摺動により揺動アーム6を介して可動刃3が垂
直面状を揺動する。該可動刃3が閉じたとき、
(第4図点線参照)、その可動刃3と固定刃5とが
剪断作用をなす。9は算盤珠状の押し割りロール
であつて、前記可動刃3の先端に軸支されてい
る。実施例では、その押し割りロール9の回転平
面がその可動刃3が揺動する垂直面状に存在する
ように山形弧状部3bの先端の二股部にピンにて
軸支されている。10は切欠き部で、その固定刃
5の先端に平面的にみてコ字状に設けられている
(第1図参照)。或いはその切欠き部10は設けな
いこともある(第2図参照)。
図中11はシヨベルローダ本体、12はアー
ム、13は副アーム、14は取付板で前記外筐1
に固着されている。15,16,17は第1,第
2,第3油圧シリンダーである。
次に作用効果について説明する。
先ず、特許請求の範囲第1項の発明において
は、垂直面状を揺動する可動刃3の基部を外筐1
に軸支し、且つその可動刃3に対応する固定刃5
を外筐1に固着し、その可動刃3の先端に算盤珠
状の押し割りロール9を軸支し、その可動刃3を
油圧シリンダー7にて揺動可能に設けたことによ
り、これを使用することで、鉄筋コンクリート
壁、床、天井、柱等を破砕するのに、最も能率的
にできる等の作用効果を奏する。
該作用効果を詳述すると、第10図に示すよう
にシヨベルローダの副アーム13端にシヨベルと
本発明の破砕装置とを取り替え、その油圧シリン
ダー7の油圧駆動にてシリンダーロツド8を適宜
進退摺動させ、その揺動アーム6を介して可動刃
3を揺動させて破砕作業を行うと、破砕する初期
では押し割りロール9の周縁P点で押し割り始め
(第5図実線参照)、さらにその可動刃3を第5図
において反時計方向に揺動させると、被破砕物を
前方(第5図において左方)に絞り出すように作
用するが、その押し割りロール9が回転自在のた
めに該押し割りロール9が回転することで、固定
刃5上の被破砕物を何等押し出すようなことがな
く、固定刃5上面の摩擦力で固定刃5上にその被
破砕物を固定した状態に保持でき、これによつて
被破砕物の逃げ作用が生ぜず、押し割る過程で油
圧シリンダー7による油圧力を略総て押し割る力
に変換することができ、極めて高効率の破砕作業
を行うことができる。
又、本発明の押し割りロール9は算盤珠状で、
且つ回転可能なため、その破壊力は算盤珠状の先
鋭状の外周部で集中荷重として作用し、第6図に
示すように被破砕物を縦方向(第6図において水
平方向)に簡単に亀裂を生ぜしめることができ、
破砕が容易にでき、前記の被破砕物の逃げ作用が
防止できることゝが相乗的に作用して極めて能率
的な破砕作業ができる。さらに、従来では、第8
図に示すように押し割る過程で鉄筋にその先鋭突
起が当ると破砕を進行できなくなる欠点もあつた
が、その押し割りロール9は算盤珠状で、且つ回
転可能なため、その押し割りロール9付可動刃3
を多少揺動させることで容易に鉄筋等を切断で
き、破砕の進行を良好にできる。
以上のように破砕する能力が飛躍的に増大する
ため、油圧シリンダー7を小型化することもでき
破砕装置の価格を軽減できる。
又、算盤珠状の押し割りロール9は、従来のよ
うな先鋭突起とは異なり、その全周が刃として作
用し、長期の使用に耐え、且つ経済的である。
又、従来では先鋭突起が破損すると可動刃a全体
を効換する必要が生じたが、本発明ではその押し
割りロール9のみを取り替えることのみでよく維
持管理上も良好な効果がある。さらに、その被破
砕物の材質等に応じて押し割りロール9の適宜の
形状(先鋭角度等)、大きさのものが選択でき
る。
次に、特許請求の範囲第2項の発明において
は、第1項発明の構成において、その固定刃5の
先端に押し割りロール9の周縁が挿入できる切欠
き部10を形成したことにより、その押し割りロ
ール9の周縁部が食い込む切欠き部10が存在す
ることとなり、被破砕物を破砕するのに一層破砕
力の増大を図ることができる。即ち、その切欠き
部10の両側片で被破砕物を支え、且つ該被破砕
物の中間を押し割りロール9の外周の先鋭状部の
力が集中荷重として働き、圧壊するのとは異な
り、少ない折砕力(油圧駆動力)による剪断作用
にて折砕が極めて良好にできるし、さらに、被破
砕物を細かく破砕できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の斜視図、第2図は固定刃の別
の実施例の一部斜視図、第3図は押し割りロール
箇所の断面図、第4図は一部縦断した本発明の要
部側面図、第5図乃至第7図は本発明による作業
状態を示す略示状態図、第8図,第9図は従来の
作業状態を示す略示状態図、第10図は本発明を
シヨベルローダに取付けた側面図である。 1……外筐、3……可動刃、5……固定刃、7
……油圧シリンダー、9……押し割りロール、1
0……切欠き部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 垂直面状を揺動する可動刃の基部を外筐に軸
    支し、且つその可動刃に対応する固定刃を外筐に
    固着し、その可動刃の先端に算盤珠状の押し割り
    ロールを軸支し、その可動刃を油圧シリンダーに
    て揺動可能に設けたことを特徴とした破砕装置。 2 垂直面状を揺動する可動刃の基部を外筐に軸
    支し、且つその可動刃に対応する固定刃を外筐に
    固着し、その可動刃の先端に算盤珠状の押し割り
    ロールを軸支し、その固定刃の先端に前記押し割
    りロールの周縁が挿入できる切欠き部を形成し、
    その可動刃を油圧シリンダーにて揺動可能に設け
    たことを特徴とした破砕装置。
JP20108082A 1982-11-18 1982-11-18 破砕装置 Granted JPS5991271A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20108082A JPS5991271A (ja) 1982-11-18 1982-11-18 破砕装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20108082A JPS5991271A (ja) 1982-11-18 1982-11-18 破砕装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5991271A JPS5991271A (ja) 1984-05-25
JPS6152310B2 true JPS6152310B2 (ja) 1986-11-12

Family

ID=16435055

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20108082A Granted JPS5991271A (ja) 1982-11-18 1982-11-18 破砕装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS5991271A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6145008A (ja) * 1984-08-06 1986-03-04 株式会社 坂戸工作所 路盤剥離破砕装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5991271A (ja) 1984-05-25

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