JPS6125056Y2 - - Google Patents

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JPS6125056Y2
JPS6125056Y2 JP11459377U JP11459377U JPS6125056Y2 JP S6125056 Y2 JPS6125056 Y2 JP S6125056Y2 JP 11459377 U JP11459377 U JP 11459377U JP 11459377 U JP11459377 U JP 11459377U JP S6125056 Y2 JPS6125056 Y2 JP S6125056Y2
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JP
Japan
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amplifier
circuit
capacitor
output
input terminal
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JP11459377U
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JPS5441623U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、磁気カードリーダー等に使用される
磁気再生回路に関するものである。
一般に磁気記録を再生する時、記録密度の高低
によりその再生出力波形の性質が異なるので磁気
再生回路を低記録密度用に作るか高記録密度用に
作るかにより、それぞれ逆の場合には誤動作を起
し易くなる。即ち第5図のAに示す様に記録密度
が高い記録媒体の情報を読み取つた場合の出力波
形は磁気記録を読み取る磁気ヘツドの周波数特性
により論理“0”の2倍の周波数である論理
“1”の再生出力レベルがロの様に低下する場合
がある。そこで磁気再生回路としては再生波形の
ピーク値ごとに該再生回路の出力を反転させるピ
ーク検出方式が好ましい。又第6図のDに示す様
に記録密度が低い場合にはビツトインターバルT
が長くなり再生波形に平担な部分ができ、そこに
イの様なノイズが乗ると前述したピーク検出方式
ではこの部分のピーク値で出力が反転して誤動作
を起す。そこで磁気再生回路としては再生波形が
一定基準値に達するごと該再生回路の出力を反転
させるレベル検出方式が好ましい。
従来、磁気カードリーダーの磁気再生回路とし
ては前述したピーク検出方式又はレベル検出方式
のどちらかを単独に使用しているので、磁気記録
密度の異なる記録媒体の情報を読み取る場合には
記録密度の高低どちらかの領域で誤動作を起すと
いう欠点を有していた。
本考案はこの様な欠点を除去し、記録媒体の記
録密度が高くても低くてもいつも安定に再生でき
るよう高記録密度のものを再生する場合はピーク
検出方式、低記録密度のものを再生する場合はレ
ベル検出方式という様に簡易な方法で切り換えら
れる磁気再生回路を提供するものである。
次に本考案の一実施例を図面に基いて説明す
る。第1図において、磁気記録媒体から情報を読
み取る磁気ヘツドHDの両端を抵抗R1,R2を介し
て増幅器AMP1の入力端にそれぞれ接続し、増
幅器AMP1の出力端と反転入力端とを抵抗R4
介して接続し、増幅器AMP1の非反転入力端を
抵抗R3を介して接地し、抵抗R1,R2,R3,R4
増幅器AMP1により差動増幅器1を形成する。
増幅器AMP1の出力端をコンデンサC1と抵抗R1
との直列回路を介して増幅器AMP2の反転入力
端に接続し、増幅器AMP2の非反転入力端を抵
抗R1を介して接地し、2個のダイオードD1,D2
を同方向に直列に接続したものと、他の2個のダ
イオードD3,D4を同方向に直列に接続したもの
とを逆方向に並列に接続してこれらを増幅器
AMP2の出力端と反転入力端間に接続し、増幅
器AMP2の反転入力端にピーク検出・レベル検
出切換えスイツチSWの一端を接続し、該スイツ
チSWの他端をコンデンサC3を介して増幅器AMP
2の出力端に接続すると共にコンデンサC2、抵
抗R6の直列回路を介して増幅器AMP1の出力端
に接続する。増幅器AMP2の出力端を増幅器
AMP3の反転入力端に接続し、増幅器AMP3の
出力端と非反転入力端とを抵抗R10を介して接続
すると共に非反転入力端を抵抗R9を介して接地
し、抵抗R9,R10増幅器AMP3によりシユミツト
トリガー回路2が形成される。
又ダイオードD1,D2の接続点及びダイオード
D2,D4の接続点を共通にして抵抗R3を介して増
幅器AMP3の非反転入力端に接続しているが、
これは増幅器AMP2の動作を安定にさせるため
のものである。即ち、増巾器AMP2の反転入力
端が無信号状態の時、抵抗R8を介して増巾器
AMP2の反転入力端にバイアス電流を加え、増
巾器AMP2の出力にシユミツトトリガー回路2
のヒステリシスレベルに達するようなノイズの発
生を防ぐようにしてある。これは、ノイズを電流
源としてみた場合、再生信号を電流源としてみた
場合に比較して電流が極めて小さいので、増巾器
AMP2の反転入力端へのバイアス電流が効いて
くるものである。
次に切換スイツチSWを開閉した時の回路構成
について説明すると、切換スイツチSWを開いた
時はコンデンサC2,C3、抵抗R6の直列回路は増
幅器AMP1とAMP2の出力間に接続されている
だけなので事実上無視でき、第1図は第2図に示
す様な回路に書き変えることができる。ここでコ
ンデンサC1、ダイオードD1〜D4、増幅器AMP2
により周知のピーク検出回路3(たとえば本出願
人の出願した特開昭48−130917号明細書参照)が
形成される。尚ダイオードD1〜D4よりなる回路
は正及び負の各一定電圧より小さい電圧に対して
遮断状態となり、その各一定電圧より大きな電圧
に対して導通状態となる回路であればよく、定電
圧ダイオードを逆向きにして直列に接続した回路
でもよい。尚抵抗R5は保護抵抗であり、コンデ
ンサC1は、ピーク検出回路3におけるピーク検
出のための定数に設定されている。また、増幅器
AMP2の非反転入力端は抵抗R1を介して基準電
位を与えられている。次に切換スイツチSWが閉
じた場合は、第1図の回路は第3図に示す様な回
路に書き換えることができる。ここでコンデンサ
C2は低域遮断用のコンデンサであるが、このコ
ンデンサの容量を大きく取れば、増幅器AMP1
の出力電流はそのほとんどがコンデンサC2、抵
抗R5を通つて増幅器AMP2の入力に供給される
ことになる。従つて抵抗R6とコンデンサC3の値
を所望の積分回路となるように定数設定しておけ
ば、抵抗R6、コンデンサC2、増幅器AMP2によ
り、時定数R6,C2を有する周知の速度補償形積
分増幅回路4が形成される。この時ダイオード
D1〜D4は上述の積分動作を安定化するための振
幅圧縮用の素子として働く。
尚第2,3図における第1図と同符号のものは
同じ素子を表わし、A〜Fの符号は後述する波形
のチエツク点である。
動作を説明すると、記録密度の高い媒体を読む
時には、スイツチSWを開く。すると第1図の回
路は第2図に示す回路となる。磁気ヘツドHDか
らの出力を差動増幅器1により増幅すると第5図
Aの様な波形となり、これを、ピーク検出回路3
に入力すると、A波形のピーク値ごとに出力を反
転してB波形が得られ、これをさらにシユミツト
トリガー回路2に入力して波形整形するとC波形
の様な矩形波が得られる。つまり、A波形のロに
示す様に出力レベルが低いものがあつてもピーク
検出を行なつているので誤動作することなく正確
なタイミングの再生出力が得られる。次に記録密
度の低い媒体を読む時にはスイツチSWを閉じ
る。すると第1図の回路は第3図に示す回路とな
る。磁気ヘツドHDからの出力を差動増幅器1に
より増幅すると第6図Dの様な波形となり、これ
を積分増幅回路4に入力するとコンデンサC2
容量が大きいので、入力信号は、ほとんどがコン
デンサC2を通り、抵抗R6を介して増巾器AMP2
の反転入力端に入力される。従つて、実質的にコ
ンデンサC1と抵抗R5の直列回路は無視すること
ができ、また、増巾器AMP2の出力端と反転入
力端の間にはコンデンサC3が接続されているの
で、この積分増幅回路4は、第2図に示したピー
ク検出回路としては動作せず、ダイオードD1
D4によつて振幅圧縮された、抵抗R6とコンデン
サC3によつて時定数の定まる積分回路として動
作することになる。従つて、増巾器AMP2の出
力端、即ち積分増幅回路4からは、時定数R6
C3に従つてEの様な積分波形が得られ、これを
シユミツトトリガー回路2により波形整形してF
の様な矩形波再生出力が得られる。つまり積分増
幅回路4の積分出力を、シユミツトトリガー回路
2に入力して出力を反転させているものであるか
ら、第6図におけるD波形がそのピーク値に対し
て一定割合のレベルに達すると、積分増幅回路4
の積分出力は一定値となり、シユミツトトリガー
回路2の出力を反転させることができる。即ち、
D波形がピーク値に対する一定割合Vrefに達す
るごとにシユミツトトリガー回路2の出力が反転
するレベル検出方式なので波形のイに示す様なノ
イズピークがあつても誤動作することがない。
第4図は本考案の他の実施例を示すもので、第
1図と同符号のものは同じ素子を表わすものとす
る。この特徴は、第3図における積分増幅回路4
においてコンデンサC2を大きくして増幅器AMP
1からの出力電流の大部分を抵抗R6を通して増
幅器AMP2に入力していることは即に述べた
が、この際、実際にはコンデンサC1抵抗R5にも
電流が流れるので積分動作が安定しないことがあ
るので、この点を改善したことにある。つまり、
抵抗R11を抵抗R5と増幅器AMP2の入力端との間
に接続し、抵抗R5を抵抗R11との接続点と増幅器
AMP2の出力とをダイオードD1〜D4により接続
したもので、コンデンサC1抵抗R5に流れる電流
をダイオードD1〜D4に流して増幅器AMP2の入
力端に流れ込まないようにして積分動作を安定化
したものである。
上述した様に本考案は、簡易な外部操作により
一つの磁気再生回路をピーク検出方式又はレベル
検出方式に切換える様にしたので、磁気カード等
の記録媒体の記録密度の高低に応じて検出方式を
選択すればいつでも誤動作のない安定な再生出力
が得られるという実用上優れた効果を有してい
る。
【図面の簡単な説明】
第1回は本考案の実施例の回路図、第2図は第
1図においてスイツチSWを開いた時の等価回路
図、第3図は第1図においてスイツチSWを閉じ
た時の等価回路図、第4図は本考案の他の実施例
回路図、第5図、第6図は作動波形図である。 C1……コンデンサ、C3……コンデンサ、D1.
D2,D3,D4……ダイオード、R6……抵抗、AMP
2……増幅器、SW……切換スイツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 磁気記録媒体から情報を読取るための磁気ヘツ
    ドHDと、該磁気ヘツドからの出力を増巾するた
    めの第1の増巾器1と、該第1の増巾器の出力端
    子に一端を接続された第1のピーク検出用のコン
    デンサC1と、一方の入力端子に基準電位が与え
    られると共に上記第1のコンデンサの他端に他方
    の入力端子が接続された第2の増巾器AMP2
    と、該第2の増巾器の他方の入力端子と該第2の
    増巾器の出力端子との間に接続された正及び負の
    各一定電圧により小さい電圧に対して遮断状態と
    なり前記各一定電圧より大きな電圧に対して導通
    状態となる回路D1〜D4と、前記第2の増巾器の
    他方の入力端子に一端に接続された切換えスイツ
    チSWと、該スイツチの他端と前記第2の増巾器
    の出力端子との間に接続された第2の積分用のコ
    ンデンサC3と、前記スイツチの他端と前記第1
    のコンデンサの一端との間に接続された積分用の
    抵抗R6とを有する磁気再生回路。
JP11459377U 1977-08-29 1977-08-29 Expired JPS6125056Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5441623U JPS5441623U (ja) 1979-03-20
JPS6125056Y2 true JPS6125056Y2 (ja) 1986-07-28

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