JPH0441450Y2 - - Google Patents

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JPH0441450Y2
JPH0441450Y2 JP4620383U JP4620383U JPH0441450Y2 JP H0441450 Y2 JPH0441450 Y2 JP H0441450Y2 JP 4620383 U JP4620383 U JP 4620383U JP 4620383 U JP4620383 U JP 4620383U JP H0441450 Y2 JPH0441450 Y2 JP H0441450Y2
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circuit
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JP4620383U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、磁気記憶装置のリードライト回路に
係り、とくに同一の磁気ヘツドで読出しおよび書
き込みを行なう磁気記憶装置のリードライト回路
に関する。
フロツピーデイスク(フレキシブルデイスク)
装置その他の磁気記憶装置では、同一の磁気ヘツ
ドで読み出しと書き込みを行なうようにすること
が多い。一方、この方式は、ヘツド重量の軽減お
よび構造の簡素化等に際しては利にかなつている
が、読出し時のS/N比があまり良くないという
欠点があり、これに対する対策が装置設計上の一
つの難点とされていた。
本考案の目的は、上述した欠点を改善し、高い
S/N比を容易に得ることができる磁気記憶装置
のリードライト回路を提供することにある。
このため、本考案では、同一の磁気ヘツドで読
み出しおよび書き込みを行なう磁気記憶装置のリ
ードライト回路において、前記磁気ヘツドのコイ
ルの中点を、バオパスコンデンサを介して接地
し、これによつて前記目的を達成しようとするも
のである。
以下、本考案の一実施例を添付図面に従つて説
明する。
第1図において、2は読み出しおよび書き込み
を行なうための磁気ヘツドを示す。読み出し時に
おいては、この磁気ヘツド2の出力は、まずデイ
クリートタイプのプリアンプ4(詳細は第2図参
照)にて所定レベルまで増幅されたのちビデオア
ンプ5にて大きく増幅され、次いで、ローパスフ
イルタ6、微分器7、ゼロクロスデテクタ8を経
たのち波形整形回路9にて波形成形され、リード
データとして出力されるようになつている。この
ように構成された読み出し回路1における前記磁
気ヘツド2のコイルの中点2Aは、バイパスコン
デンサ3を介して接地されている。また、この中
点2Aには、後述する書き込み時に機能するライ
トパワ切換トランジスタ10が接続され、ライト
ゲート信号に制御される構成となつている。
前記磁気ヘツド2の入出力端子には、FETス
イツチ回路30を介して書き込み回路51が接続
されている。FETスイツチ回路30は、FET2
0,21を中心として構成され、前述した読出し
動作時に書き込み回路の切離しを行つて当該読出
し動作時のS/N比を向上せしめる機能を有して
いる。なお、このFETスイツチ回路30におい
て、22,23はゲート・ソース間に接続された
抵抗、24,25は順方向電流阻止用のダイオー
ド、26はFET断続トランジスタ、27はその
コレクタ抵抗、28はエミツタ・ベース間に接続
された抵抗、29はベース抵抗である。又、前記
書き込み回路51において、10はライトパワ切
換トランジスタ、11はエミツタ・ベース間に接
続された抵抗、12はベース抵抗、13はDフリ
ツプフロツプで構成された1/2分周器、14,
15,16はバツフア、17,18はライトドラ
イバ、19はライトドライバ断続トランジスタを
示す。
このような構成を備えた第1図の実施例は、以
下の如く動作する。
まず、書き込み時は、ライトゲート信号(アク
テイブロウ)が、ライトパワ切換トランジスタ1
0、プリアンプ4、FET断続トランジスタ26、
ライトドライバ断続トランジスタ19および波形
整形器9へ各々印加される。この結果、プリアン
プ4は、その回路中のトランジスタのベース・エ
ミツタ間が短絡されて増幅動作を停止し(第2図
参照)、また波形整形器9も回路中のICの内の一
つのイネーブル端子(図示せず)がローレベルに
なることによつてその動作を停止し、これによつ
て書き込み信号の読出し回路1への流入が阻止さ
れる。また、ライトパワ切換トランジスタ10が
導通することにより、電源電圧+Vが磁気ヘツド
2のコイルの中点2Aに印加される。更にまた、
FET断続トランジスタ26が導通して当該トラ
ンジスタ26のコレクタ側が略+Vcに近い正電
位となり、これがため前記ダイオード24,25
が遮断されて前記FET20,21が導通する。
同時に前記ライトドライバ断続トランジスタ19
も導通する。このため、書き込み回路51は書き
込み可能な状態になる。
かかる状態でライトデータが供給されると、こ
のデータはDフリツプフロツプ13で1/2に分
周され出力Qおよび信号となる。この信号がバ
ツフア14,15を介してライトドライバ17及
び18に供給される。そして、該ライトドライバ
17および18は、このQおよび信号に従つて
断続され、これによつて前記磁気ヘツド2のコイ
ルに書き込み用の励磁電流が流される。
一方、読出し時は、ライトゲート信号が遮断さ
れる結果、この信号を受けていた前記各回路が逆
の状態になる。すなわち、プリアンプ4および波
形整形器9は作動状態となるが、ライトパワ切換
トランジスタ10、FET20,21およびライ
トドライバ断続トランジスタ19が遮断状態とな
り、これによつて読出し回路1のみが動作した状
態となる。
かかる状態で例えばフロツピーデイスク等の回
転に伴つて磁気ヘツド2のコイルの両端に発生し
た微少な出力信号は、まずプリアンプ4で増幅さ
れ、更にビデオアンプ5で増幅されたのちローパ
スフイルタ6に供給され、ここで余分な高域成分
が除去される。次いで、このローパスフイルタ6
を通過した信号は、微分器7にて微分され、その
ピークポイントが微分後の波形のゼロクロスポイ
ントに中継される。このゼロクロスポイントはゼ
ロクロスデテクタ8で検出され、その出力パルス
が波形整形器9によつて所定幅および所定波高の
パルスに整形され、リードデータとして送出され
る。
而して、前述したように従来のリードライト回
路は、この読出し動作時におけるS/N比が悪か
つたが、本実施例では、磁気ヘツド2のコイルの
中点2Aをバイパスコンデンサ3を介して接地し
てあるため、読出し動作時に混入する種々の雑
音、たとえば書き込み回路51の各トランジスタ
の洩れ電流により磁気ヘツド2に生じる雑音等は
ほぼ完全に除去され、これによりS/N比が大幅
に改善された。考案者らが実際にシンクロスコー
プによつてビデオアンプ5の出力波形を観測した
ところでは、従来の回路では、62.5KHzとしてお
いたデータ信号が、ノイズの中に殆んど隠されて
しまつており識別困難となつていた。しかしなが
ら本実施例の場合は、前述したFETスイツチ回
路30を使用しない場合であつても、この62.5K
Hzとしたデータ信号が極めて明瞭に現われ、従来
の回路とは顕著な差異がみられた。
なお、上記実施例では、プリアンプ4をデイス
クリートタイプとして第2図に示す回路構成を採
用し、これによつて十分な広帯域とすると共に、
初段をFET又は低雑音のトランジスタを採用し
てより一層のS/N比の向上を図つているが、本
考案は必ずしもプリアンプ4をデイスクリートタ
イプのものに限定するものではない。
以上のように、本考案によると、同一の磁気ヘ
ツドで読み出しおよび書込みを行なう磁気記憶装
置のリードライト回路において、前記磁気ヘツド
のコイルの中点を、バオパスコンデンサを介して
接地したので、読出し時におけるヘツド出力の
S/N比を大幅に改善し、これによつて鮮明な読
出し信号を得ることができるという実用的な磁気
記憶装置のリードライト回路を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すブロツク図、
第2図は第1図内のプリアンプの詳細を示す回路
図である。 2……磁気ヘツド、2A……磁気ヘツドのコイ
ルの中点、3……バイパスコンデンサ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 同一の磁気ヘツドで読み出しおよび書き込みを
    行なう磁気記憶装置のリードライト回路におい
    て、前記磁気ヘツドのコイルの中点を、バイパス
    コンデンサを介して接地したことを特徴とする磁
    気記憶装置のリードライト回路。
JP4620383U 1983-03-30 1983-03-30 磁気記憶装置のリ−ドライト回路 Granted JPS59153608U (ja)

Priority Applications (1)

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JP4620383U JPS59153608U (ja) 1983-03-30 1983-03-30 磁気記憶装置のリ−ドライト回路

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Publication Number Publication Date
JPS59153608U JPS59153608U (ja) 1984-10-15
JPH0441450Y2 true JPH0441450Y2 (ja) 1992-09-29

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ID=30176748

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JP4620383U Granted JPS59153608U (ja) 1983-03-30 1983-03-30 磁気記憶装置のリ−ドライト回路

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JPS59153608U (ja) 1984-10-15

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