JPS61119222A - コ−ヒ−等の抽出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、コーヒー粉等の被抽出物に熱湯を加圧注入す
ることにより、その抽出液を得るコーヒー等の抽出装置
に関するものである。

従来例の構成とその問題点 一般にコーヒーの抽出は高温度・短時間でさらには全体
から均一に抽出することが好ましいとされている。その
ため、従来からポンプ等でｍ圧して短時間に抽出するコ
ーヒー抽出装置が見られ°る。

以下、図面を参照しながら、上述したような従来のコー
ヒー等の抽出装置について説明する。

第１図は従来のコーヒー等の抽出装置を示したもので、
この第１図において、１はヒーターブロックであシ、ブ
ロック本体２と、上カバー３と、下カバー４とから成シ
、アルミニウム等の熱良導体で形成されている。ブロッ
ク本体２には表面に渦巻状の水路用の溝６を設け、かつ
裏面には渦巻状の発熱体６が埋設されている。さらにそ
の中央には前記水路用の溝６と連通して貫通孔７が設け
られている。８はブロック本体２の外周部に備えられた
シールリングであり、上カバー３を水密的に設けて前記
溝５の上面を塞いで水路５１Ｌを形成している。下カバ
ー４には前記貫通孔７と０リング９で水密的に連通した
開孔１０＆を有する凹部１０を設け、この凹部１０には
前記開孔１０１Ｌを閉塞する弁１１と、この弁１１を付
勢する弁ばね１２を弁座１３を螺着して設けている。１
４は前記弁座１３に取付けねじ１６で螺着された拡散板
である。

１６は電磁式のポンプであシ、このボンデ１ｅを介して
水容器１７の底部で一方を開口させた吸上管１８と、前
記ブロック本体２の溝６で形成されるヒーターブロック
１の水路６＆に連通ずる接続パイプ１９とを連結してい
る。１９２Ｌは前記接続パイプ１９と水路６＆の間に備
えた開閉弁でる）　　　　　　　　ｂ、前記ポンプ１６
の操作と連動してポンプ１６の作動時はドレンパイプ１
９ｂを閉じ、・接続パイプ１９と前記水路６＆を連通さ
せ、ボンデ１６停止時はドレンパイプ１９ｂと接続パイ
プ１９を連通する。

２ｏは前記下カバー４の下部に設けられた中央開口のフ
ック板で、このフック板２０の中央開口の周囲には、ハ
ンド／ｌ／２１を備えたフィルターホルダー２２の上端
周囲に設けられた複数個の爪２３を遊嵌する複数個の切
欠部２４と、爪２３の遊嵌後フィルターホルダー２２の
回動によシ爪２３と保合する複数個の保合片２６をそれ
ぞれ設けている。２６はフィルターホルダー２２に納め
られたフィルター、２７は下カバー４に係止して前記フ
ィルター２６の上端部と気密的に当接するシールバッキ
ングである。なお、ブイルターホルダー２２の下部には
中心に向うテーパ面の下端部に流出口２８を設けている
。

２９はこの種のコーヒーを入れるデミタスコーヒーカッ
プ３０を載せる多数の孔を備えた受板であり、３１は受
皿である。また３２はブロック本体２に感熱的に取付け
られた自動温度調節器であ　　　　　　する。３３はフ
ィルター２６内に収納されたコーと−粉である。

以上のように構成された抽出装置において一以下、その
動作について説明する。

まず水容器１７に所要量の水を入れる。次に発熱体６へ
の通電を開始すると自動温度調節器３２により所定の温
度に制御される。そしてフィルターホルダー２２に納め
たフィルター２６内に所定量のコーヒー粉３３を入れ、
フック板２０に回動係合させる。これでコーヒー抽出の
準備が完了する。

次ニデミタスコーヒーカップ３０をフィルターホルダ−
２２の流出口２８のほぼ真下である受板２９上にセット
し、ポンプ１６の操作スイッチ（図示せず）を操作する
と同時に開閉弁１９＆で接続パイプ１９とドレンパイプ
１９ｂの間を閉路して、水容器１７内の水をポンプ１６
によシ吸上管１８．接続パイプ１９を介してブロック本
体２内に圧送する。このブロック本体２内に圧送された
水は、渦巻状の水路５＆を経過する間にヒーターブロッ
ク１からの伝熱によシ湯沸しされて熱湯となシ、貫通孔
Ｔを経て弁１１を押圧して通り、拡散板１４を経てコー
ヒー扮３３内を通過し、コーヒー液を抽出するとともに
、流出口２８から流出してデミメスコーヒーカップ３０
内に注がれる。

デミタスコーヒーカッデ３０に適量のコーヒーが抽出さ
れるとポンプ１６の操作スイッチ（図示せず）を操作し
てポンプ１６を停止させると同時に開閉弁１９＆を操作
し、水！５２Ｌとドレンパイプ１９ｂの間を開路して水
路６＆内に残る水圧を除去し、水路５ａ内あ圧力を低減
する。

しかしながら上記のような構成では、効果的な湯沸しを
行なうためには、水路６ａの断面積は小さく、また長く
設けることが必要となる。一方、この水路５＆には上述
の様にポンプ１６によシ強制的に水が圧送されるため、
水路６＆が水アカ等によシ閉塞されると安全上の問題が
生じるものであった。。

発明の目的 本発明は上記従来の欠点に鑑み、安全で経済的なコーヒ
ー等の抽出装置を提供することを目的とする。

発明の構成 上記目的を達成するために本発明のコーヒー等の抽出装
置は、一端の加圧注水装置から他端のコーヒー粉等の被
抽出物に注湯する流路の途中に、略円柱状の長孔を有す
るヒーターブロック本体と、略円柱状のヒーターを内装
してその外周面の一端から他端に連続した螺旋状の溝を
設け、かつその両端に備えたシールリングで前記長孔に
挿入して気密的に前記流路の一部を成す水路を形成した
略円筒状の水管とよ構成る湯沸しユニットを設け、かつ
前記ヒーターブロック本体の外壁には前記長孔の入口近
傍に位置して前記水路の一端に連通した流入口を、前記
長孔の奥付近に位置して前記水路の他端に連通した流出
口を、前記流入口に対向した排出口をそれぞれ設け、さ
らに前記排出口には常時は水路を開放して排水状態とす
るとともに、コーヒー等の抽出時には流路内を一定圧力
以下に保持する制御弁を備えて構成したもので、この構
成によれば、制御弁の開放作動時には圧送される水はほ
とんど茄熱されることなく排水され、コーヒー等の抽出
を行なう水のみが茄熱されることになるため、効率的な
湯沸かしができるものである。

実施例の説明 以下、本発明の一実施例について、添付図面を参照しな
がら説明する。

第２図〜第８図は本発明の一実施例におけるコーヒー等
の抽出装置を示したもので、第２図、第３図、第４図お
よび第６図において、４１は湯沸しユニットで、この湯
沸しユニット４１は電熱線４２を絶縁パウダー４３で装
填し専略円柱状のヒーター４４と、略円筒状でその外周
に一端から他端にかけて連続した螺旋状の溝４６を設け
、かつその両端にシールリング４６を設け、さらに前記
ヒーター４４を熱良導的に内装して銅合金等の熱良導体
で形成された水管４７と、アルミダイカスト等の熱良導
体で略直方体に形成され、かつその中央部長手方向に略
円柱形の長孔４８１Ｌを有するヒーターブロック本体４
８とで構成され、前記ヒーターブロック本体４８の長孔
４８Ｌには両端にシールリング４６を装着した水管４Ｔ
を収納し、前記長孔４８＆の内壁４８ｂと水管４７の溝
４６で螺旋状の水路４９を気密的に形成している。

６０は前記水路４９の入口に位置してヒーターブロック
本体４８の一方の面に設けた流入口である。

５１は前記流入口５０に螺着された逆止弁、６２は逆止
弁５１に接続された注水用のパイプ、６３は水路４９の
先端に位置するヒーターグロック本体４８の底部に設け
た流出口である。６４は前記水路４９の途中を分岐させ
て前記ヒーターブロック本体４８の流入口６ｏの反対側
面に相対して設けられ、かつ前記流入口６０と水路４９
を介して直線的に連通させた排出口で、この排出口５４
には略ト字形の制御弁６５を螺着している。前記制御弁
６６は中空で略ト字状を成し、ＩＴｔＪ記ブロツブロッ
ク本体４８する一端には収納孔５６ａを設け、かつこの
収納孔６６亀に連設して反対側の一端には摺動孔５６ｂ
を設け、残りの一端には前記収納孔６６亀と連通した排
水口５６を設けた制御弁外郭５７と、前記収納孔５６＆
の先端に設けたすり林状の弁受は部６８に弁本体ばね６
９の一端を当接させて押圧シールされる略円錐状の弁本
体６０と、前記摺動孔５６ｂの先端に前記弁本体ばね６
９の他端を納める凹状の受は部６１を設け、その後方に
段部６３を備えて細く伸張した第１の調節めねじ部６２
を設けた押圧体６４と、この抑圧体６４の第１の調節め
ねじ部６２の先端に略球面を備えて螺着して設けられ、
かつ前記抑圧体６４を前後に移動させて前記弁本体ばね
６９を介して弁本体６０を押圧する押圧力の調整機構で
ある第１の調節体６５と、前記制御弁外郭６７の摺動孔
５ｅｓｂの端部に設けられた第２の調節めねじ部６６と
、この第２の調節めねじ部６６に螺着され、かつ前記押
圧体ｅ４の段部６３を押圧して抑圧体６４０前後位置を
調節可能とする第２の調節体６７を備えている。

６８は前記第１の調節体６６を調節後に固定する第１の
ナツトであり、６９は前記第２の調節体６７を調節後に
固定する第２のナツトである。

Ｔｏは前記抑圧体６４に装備され、かつ前記摺動孔ｓｏ
ｂ内で押圧体６４を気密的に摺動自在とするＯリングで
ある。７１は前記第１の調節体６６と一体化された抑圧
体６４に一端を前記第１のナツト６８を介して当接させ
、かつ他端を前記制御弁外郭６７と一体化された前記調
節体６４に当接させて、前記抑圧体６４を後方に付勢す
る復帰ばねである。また排水口５６［はドレンパイプ７
２が連結されている。

７３は前記ヒーター４５の端子板、７４は水管４７をヒ
ーターブロック本体４８に螺着する止めねじ、７６はヒ
ーターブロック本体４８に感熱的に備えた自動温度調節
器で、この自動温度調節器７６はヒーター４４への通電
を制御して湯沸かしユニット４１の温度を調節する。

第２図、第６図および第７図において、７６は前記流出
口６４と０リング７７で気密的に連通した開ロア８を中
央部に備えたリング板で、とのり、　　　　　ング板７
ｅは複数個の取付けねじ７９によりプロη　　　　　・
り本体４８の下面に螺着されている。８ｏは前記リング
板７６を内装して略円筒状を成し、その外方に操作用の
ハンド／ｌ／８１を伸設して亜鉛ダイカスト等で一体的
に形成されたホルダーで、このホルダー８０はその上部
で前記リング板７６の上部外周段部８２と保合して回動
自在に備えられている。

８３は前記開ロア８と連通し、かつリング板７６に設け
た段付孔部８４のめねじ部８６に螺着するおねじ部８６
によシ着脱自在に設けられたガイドリングで、このガイ
ドリング８３の中央上部には先端鋭角テーパ状の針先を
備えてステンレス鋼等で形成したノズ１ＶＢ７が圧入さ
れ、そしてとのノズ／ｌ／８７を囲って略円錐台状の空
洞とした収納部８８を備えておシ、さらにこのガイドリ
ング８３はステンレス鋼等で形成されている。

前記ノズμ８７には下端部で２方向に分岐させ、かつ前
記テーパ状の面に開口したノズμ孔８９を備、ｔ、０リ
ング９ｏによりガイドリング８３を螺着した時に前記リ
ング板７６の開ロア８と気密的に連通させている。　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（９１はシリ
コンゴム等で形成して前記段付孔部８４の段部に備えた
弁で、この弁９１はガイドリング８３のおねじ部８６の
中央開口９２に備えた弁ばね９３によシ前記開ロア８を
閉塞する方向に付勢されている。

９４は基台９５上にビスで螺着する等して備えられた支
持金具で、この支持金具９４は鋼板等で後方に開放した
略コ字状に形成され、かつその正面には両端に備えた支
持棒９６を介して昇降自在としてステンレス鋼板等で形
成された昇降板９７を備えている。そして昇降板９７に
はその中央に切欠き孔９８を備えるとともに、この切欠
き孔９８に下降した傾斜面９９で開口した断面略Ｕ字状
のガイド溝１００を備えてアルミニウムダイカスト等で
形成したカプセル台１ｏ１を伸設している。さらにカプ
セル台１０１の上面には、前記ガイド溝１ｏＯのＵ字状
の溝幅よシ狭い間隙で左右一対のフック板１０２を亜鉛
ダイカスト等で形成して備えている。またカプセル台１
０１の中央下部には、その中央に吐出口１０３を有し、
かつその周辺を凹状としてステンレス鋼等で形成した円
板状のカブ七μ座１０４ｆ、備えている。

前記一対のフック板１０２はお互いに外方に突出したフ
ック片１０５を一体的に備えておシ、このフック片１０
５は昇降板９７とともに上方に摺動し、昇降板９７の摺
動範囲のほぼ上端に達した際に、前記ホルダー８０の中
央開口の周囲に設けられた切欠き部１０６を通過し、ホ
ルダー８０の回動により前記切欠き部１０６に隣接する
保合部１０７と係合する。

第２図、第３図および第７図において、１ｏ８は鋼板等
で形成されて湯沸しユニット４１を載置する第２図に示
す取付金具１０９の側部に前後方向すなわち、ヒーター
ブロック本体４８の長手方向に摺動自在に設けられたレ
バーで、このレバー１０８は前記ホルダー８０のハンド
ル８１の付根付近で保合して、ホルダー８０の回動と連
動して摺動する。１１０は前記レバー１０８に一体的に
固着され、かつ前記制御弁６５の第１の調節体６６に当
接する傾斜部１１１を有する合成樹脂等で形成されたレ
ールで、このシー／ｌ／１１０を介してハンドＡ／８’
ｌの操作を押圧体６４の摺動に変換して制御弁６６を操
作する。なお、ハンドル８１を手前方向に引いたリセッ
ト状態（第３図の実線で示す状態）ではシー／Ｉ／１１
０の傾斜部１１１は前記第１の調節体６６に当接するこ
となく、押圧体６４は復帰ばね７１によシ後方のシー／
Ｌ’１１０側に付勢され、弁本体６Ｑの弁本体ばね６９
による付勢がなくなるため、制御弁５６により前記水路
４９を排水口６６と連通するドレンパイデフ２に開放し
ている。

１１２は鋼板等で形成され、かつ前記レバー１０８の先
端の凹部１１３に一端を当接させたリンクで、このリン
ク１１２は前記支持金具９４の一方の側面に軸１１４で
軸支するとともに、その他端は前記昇降板９７の側壁に
備えた保合軸１１６に係合して前記ホルダー８００回動
を昇降板９７の上下摺動に変換するもので、これにより
カプセル台１ｏ１が連動する。１１６はレバー１０８の
凹部１１３を形成する当接片で、この当接片１１６は昇
降板９７がほぼ上端に摺動して前Ｆの様にフック片１０
６がホルダー８０の回動により保合部１０７に保合する
間、リンク１１２の端末部１１７に当接摺動してカプセ
ル台１０１をほぼ上端の位置に保つ。前記当接片１１６
には第１の角孔１１８および第２の角孔１１９を備え、
これに相対して前記端末部１１７には突起１２０および
階段突起１２１を備えている。また１２２は前記当接片
１１６に隣接してレバー１０８よシ突出して備えられた
突出片であり、１２３はリンク１１２の上部に設けられ
た保合片であり、カプセル台１０１の降下時に前記突出
片１２２に係合してカプセル台１０１を強制的に降下さ
せる。

第２図および第８図において、１２４は湯沸しユニット
４１の後方に設けられた水容器であり、昇降するカプセ
ル台１０１の隣接側壁１２４＆にはガイド溝１０ｏと連
設された昇降板９７の切欠き孔９８を囲って下方に伸設
した一対のガイドリプ１２４ｂを備え、前記水容器１２
４の底部には基台９６に備えた加圧注水装置である電磁
式のポンプ１２５の吸入管１２６と連通ブッシング１２
７で連通した第１の開口１２８と、前記支持金具９４の
一方の側面に設けられたバルブ１２９を介して前記カプ
セル台１０１の下方で前記ポンプ１２５の前方に備えた
前方引き抜き式の受皿１３０内に開口する水抜き孔１３
１と連通した第２の開口１３２を備えている。

前記ポンプ１２６は前述の様に水を吸い込む吸入管１２
６を連通ブッシング１２７を介して水容器１２４と連通
し、かつ他方の排出管（図示せず）は前記バイブロ２を
介して逆止弁６１、湯沸しユニットに設けられた流入口
５０．水路４９．流出口６３．リング板７６の開ロア８
９段付孔部８４゜ガイドリング８３の中央開口９２．ノ
ズＡ／８７のノズル孔８９、および水路４９から分岐し
た排出口６４と連通ずる。また排出管（図示せず）から
ノズル孔８９までとポンプ１２６の高圧発生部（図示せ
ず）を含めた流路１３２＆には高水圧が加わる。

なお、前記ドレンパイプ７２は受皿１３０の上方で開口
している。また、第２の開口１３２と連通した水抜き孔
１３１は通常はパルプ１２９で閉ざされている。

１３３は水容器１２４の底部に備えたフロートスイッチ
であり、水容器１２４に収納した水の水位検知を行なう
。また、１３４は前記第１の開口１２ａＫ［ｉ、ｔたテ
トロンフィルターテあル。１３６は側板で、この側板１
３６はゴム脚１３６を備えた裏板１３７と前記基台９６
とともに前記受皿１３０およびポンプ１２６を収納して
いる。１３８は前記パルプ１２９の操作つまみ、１３９
は水容器１２４の蓋、１４０はカプセル台１ｏ１の下方
に位置して基台９６の開口部に備えた受板で、この受板
１３８はカプセル台１０１の吐出口１０３から滴下した
コーヒーを受皿１３０に通す多数の孔１４０１！Ｌｔ［
Ｌ、かつデミタスコーヒーカップ１４１を載置するもの
である。１４２は湯沸しユニット４１の遮熱板、１４３
はそのカバーであり、１４４は操作パネル１４６に備え
た操作スイッチである。

第６図において、１４６はコーヒー粉１４７ｔ−密封し
たカプセルで、このカプセ／ｌ／１４６は先端部が鈍角
の略円錐状にアルミニウム等の薄膜で形成したカプセル
本体１４８と、凸球状でその略中央部に加圧時に膨張し
て開口する弱練部１４９を有し、かつアルミニウム等の
薄膜で形成した底部１６０と、この底部１６０と隙間を
有して前記カプセル本体１４８に封入したコーヒー粉を
濾過するのに適切な開口を有したフィルター１６１とを
有し、さらに前記カプセル本体１４８を伸張して外周リ
ム１６２ｔ−形成し、圧着シームして構成している。

以上のように構成されたコーヒー等の抽出装置において
、以下、その動作について説明する。

まずホルダー８０のハンドＡ／８１を手前方向（水容器
１２４と反対方向）に回動操作してカプセル台１０１を
降下させるとともに、水路４９をドレンパイプ７２に開
放する。

次に水容器１２４に所要量の水を入れ、操作スυ　　　
　　　イッチ１４４を操作してヒーター４４への通電を
開始する。時間の経過とともに湯沸かしユニット４１の
温度は上昇するが、水路４９内の水蒸気圧は上昇するこ
となく、その圧力はドレンパイプア２から逃げる。所定
の時間が経過すると湯沸しユニット４１は自動温度調節
器７５によシ所定の温度に制御され始める。

ここでカプセル台１０１のガイド溝１００にカプセ／Ｌ
／１４６を挿入する。カプセ）ｖ１４ｅがガイドリング
８３の真下に位置するカプセル座１０４まで挿入される
と、カプセル１４６は凹状のカプセル座１０４に凸球状
の底部１５０を係合して位置決めされる。

次にハンドＩＬ／８１を後方（水容器１２４方向）に押
圧回動してレバー１０Ｂ、！Ｊンク１１２．昇降板９７
を介してカプセル台１０１を上昇させるとともに、レバ
ー１０８に備えたシー／Ｉ／１１０によシ制御弁６６の
第１の調節体６６を介して抑圧体６４を弁本体ばね５９
に接して押圧し、弁本体６０を弁受は部５８に付勢する
。一方、カプセル台１０１に載置されたカプセＡ’１４
６はカプセル本体１４８と概略同形状としたガイドリン
ク８３の収納部８８内に力゛イドされ、針状のノズ／ｖ
８７でその先端を突き破られ、カプセ／Ｌ’１４６内に
ノズル孔８９が開口する。

ハンドル８１の回動が進み、レバー１０８の凹部１１３
がリンク１１２の端末部１１７の突起１２０にさしかか
ると、カプセル台１０１は昇降板９７とともに摺動する
昇降範囲のほぼ上端に達し、さらに、ハンド／Ｌ／８１
を回動してもレバー１０８は当接片１１６で端末部１１
７に当接摺動するのみでリンク１１２０回動はなく、従
ってカプセル台１０１の上昇もない。この時カプセル台
１０１に設けたフック片１０５はホルダー８０の切欠き
部１０６から入り込んでいる。ハンドル８１を介してホ
ルダー８０をさらに回動すると、フック片１０５の裏面
およびホルダー８０の保合部１０７の内面にそれぞれ設
けられた傾斜面で当接しながら回動し、カプセル台１０
１はさらに持ち上げられる。カプセル台１０１が持ち上
がり、カプセル座１０４に当接したカプセ／ｌ／１４６
の外周リム１５２が上方からガイドリング８３の下端で
圧接されてカプセ／Ｌ’１４６を気密的に保持するとカ
プセル１４６０セツトが完了となる。一方し／＜−１０
８１！：！Ｊンク１１２においては、ハンドル８１の回
動に連動してレバー１０８はさらに後方に摺動する。こ
の時、リンク１１２の端末部１１７に備えた突起１２０
は、レバー１０８の当接片１１６に備えた第１の角孔１
１８を通過して第２０角孔１１９と係合するとともに、
前記端末部１１７の階段突起１２１と前記第１の角孔１
１８と係合し、この階段突起１２０のそれぞれの階段部
を第１の角孔１１８の端面が乗り越す度に音を発して前
記カプセ／Ｌ’１４６のカプセル座１０４とガイドリン
グ８３による保持状頭を表わす。

次に、デミタスコーヒーカッフ’１４１をカプセル座１
０４の吐出口１０３の下方の受板１４０上に載置し、操
作スイッチ１４４を操作してポンプ１２５の作動を開始
すると、水容器１２４内の水はポンプ１２６を経てポン
プ１２６の排出管（図示せず）からヒーターブロック本
体４８の流入口６０に備えた逆止弁６１に連通するバイ
ブロ２を介して水管４７に圧送される。水管４７に送ら
れた水は螺旋状の水路４９によりヒーター４４の外周近
傍を循環し、湯沸しされて熱湯になり流出口５３から流
出する。さらにこの熱湯はポンプ１２６からの吐出圧に
より弁９１を押圧し、ノズ／Ｖ８７のノズル孔８９から
カプセル１４６間のコーヒー粉１４７に噴出散布される
。そしてカプセ／ｌ／１４６内に圧送された熱湯はコー
ヒー粉１４７を通過しフィルター１６１で濾過され、吐
出口１０３からデミメスコーヒーカップ１４１内に注力
れてコーヒーができあがる。

さてコーヒー抽出に必要な圧力は約９ｋｇ／−で、流量
は毎分約２００ｃｃ　である。そこで電磁式のポンプ１
２６単体の性能を第９図の実線で示すように約９ｋｇ／
−の負荷時に毎分約２００ｃｃ（０点）の流量が得られ
るように調節すると、通常最高圧力（流量が毎分ＯＣＣ
０時）は約２０　ｋｇ　／　ｄとなる。しかし、ポンプ
１２６からノズル８７に至る流路およびカプセ／Ｌ’１
４６、特にそのフィルター１５１を約２０ｋｇ／−の圧
力に耐えるように構成することは大変である。よって、
制御弁６６での圧力制御はフィルター１６１の変形を考
慮して最高的’　５　ｋｇ／　ｃ４とし、更に圧力のバ
ラツキも考慮して、制御弁６６の動作範囲は約１１ｋｇ
／ｃ４から約１４ｋｇ／ｃｔＡが良い。そこで制御弁５
６では第９図の破線で示すように約１１ｋｇ／ｃＴＡで
弁本体６ｏが移動を開始し約１４　ｋｇ　／　ｃｉ（で
ボンデ１２５から圧送される流量のすべてが流出するの
に十分な隙間を生ずる弁本体６ｏの移動量とする弁本埼
ばね５９の荷重特性および抑圧体６４の位置が設定され
ている。

そこで当然ながら、水路４９からカプセル１４６間の流
路に何らかの支障を来たし、その流路の圧力が上昇する
と第９図の破線に示すように圧力上昇に応じて流路の流
量は減シ、反体にドレンパイプ７２に流入する流量は増
え、約”ｋｇ／ｃａでその流量のすべてがドレンパイプ
７２を介して受皿１３０に流出し、それ以上の圧力上昇
はなくなる。

さらにコーヒーの抽出が終った時、水路４９内に停滞し
た熱湯は、ヒーター４４によシｍ熱されて膨張し、ノズ
ル孔８９から流出して受板１４０上に滴下することにな
るが、ハンド／ｖ８１を手前方向に回動操作して前述の
ようにカプセル台１０１を降下させるとともに水路４９
をドレンパイプ７２に開放すると、ノズ／ｖ８７側の流
路には弁ばね９３により弁９１をコーヒーの抽出を妨げ
ない程度に閉止しているため、制御弁６６の排出口６４
からドレンパイプ７２を弁して受皿１３０に流出し、受
板１４０には滴下しなくなる。

以上のように本実施例によれば、湯沸しユニット４１の
水路４９の途中を分岐してカプセル台１０１の摺動およ
びカプセ／Ｌ’１４６の保持をするハンドル８１と連動
させた制御弁５５を設けているため、カプセル台１０１
の降下時には水路４９の途中を開放することができ、ま
たカプセル台１０１の上昇時には水路４９からカプセル
１４６に至る流路１３２ａに何らかの支障を来たして圧
力上昇が発生しても、一定の圧力（約１４ｋｇ／ｃ１１
Ｌ）以上の圧力上昇はなく、また制御弁５５を湯沸しユ
ニット４１の水路４９の流入口６０と相対する、位置に
設けているため、制御弁６５がら排出されろ水は湯沸し
ユニット４１で加熱されることなく排水され、従って無
駄な消費電力量がなく、経済的な湯沸しが行なえる。

なお、上記一実施例では湯沸しユニットをヒーターブロ
ック本体と、水管と、ヒーターとで構成したが、ヒータ
ーブロック本体と水管が一体であっても良く、または、
水管とヒーターが一体であっても良く、要は水路を形成
し、これを加熱する湯沸しユニットであれば良い。

また、コーヒー粉等の被抽出物をカプセルに封入して使
用したが、フィルターを有する容器でも良く、要は抽出
濾過ができれば良い。さらに被抽出物はコーヒー粉に限
らないことは言うまでもない。

発明の効果 以上のように本発明によれば、一端の加圧注水　′装置
から他端のコーヒー粉等の被抽出物に注湯する流路の途
中に、略円柱状の長孔を有するヒーターブロック本体と
、略円柱状のヒーターを内装してその外周面の一端から
他端に連続した螺旋状の溝を設け、かつその両端に備え
だシールリングで前記長孔に挿入して気密的に前記流路
の一部を成す水路を形成した略円筒状の水管とより成る
湯沸しユニットを設け、かつ前記ヒーターブロック本体
の外壁には前記長孔の入口近傍に位置して前記水路の一
端に連通した流入口を、前記長孔の奥付近に位置して前
記水路の他端に連通した流出口を、前記流入口に対向し
た排出口をそれぞれ設け、さらに前記排出口には常時は
水路を開放して排水状態とするとともにコーヒー等の抽
出時には流路内を一定圧力以下に保持する制御弁を備え
て構成しているため、制御弁の開放作動時には圧送され
る水はほとんど■熱されることなく排水され、コーヒー
等の抽出を行なう水のみが扉熱されることになり、その
結果、効率的な湯沸しができるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のコーヒー抽出装置を示す断面図、第２図
は本発明の一実施例を示すコーヒー抽出装置の断面図、
第３図は同要部の拡大断面図、第４図は同要部の拡大断
面図、第６図は同要部の分解斜視図、第６図は同要部の
拡大断面図、第７図は同要部の拡大斜視図、第８図は同
コーヒー抽出装置の斜視図、第９図は同ポンプの特性図
である。 ４１・・・・・・１ｌＢＬユ＝ソト、４４・・・・・・
ヒーター、４６・・・・・・Ｉｌｌ、４６・・・・・・
シールリング、４７・・・・・・水管、４８・・・・・
・ヒーターブロック本体、４８ａ・・・・・・長孔、４
９・・・・・・水路、６０・・・・・・流入口、６３・
・・・・・流出口、６４・・・・・・排出口、６６・・
・・・・制御弁、１２６・・・・・・ポンプ、１３２＆
・・・・・・流路、１４６・・・・・・カプセル。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 第　２　図 第４図 第５図 第６図 第７図 へ 第８図 第９図 ０夜

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 一端の加圧注水装置から他端のコーヒー粉等の被抽出物
   に注湯する流路の途中に、略円柱状の長孔を有するヒー
   ターブロック本体と、略円柱状のヒーターを内装してそ
   の外周面の一端から他端に連続した螺旋状の溝を設け、
   かつその両端に備えたシールリングで前記長孔に挿入し
   て気密的に前記流路の一部を成す水路を形成した略円筒
   状の水管とより成る湯沸しユニットを設け、かつ前記ヒ
   ーターブロック本体の外壁には前記長孔の入口近傍に位
   置して前記水路の一端に連通した流入口を、前記長孔の
   奥付近に位置して前記水路の他端に連通した流出口を、
   前記流入口に対向した排出口をそれぞれ設け、さらに前
   記排出口には常時は水路を開放して排水状態とするとと
   もに、コーヒー等の抽出時には流路内を一定圧力以下に
   保持する制御弁を備えて構成したコーヒー等の抽出装置
   。