JPS61164528A - コ−ヒ−等の抽出装置 - Google Patents

コ−ヒ−等の抽出装置

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JPS61164528A
JPS61164528A JP60006265A JP626585A JPS61164528A JP S61164528 A JPS61164528 A JP S61164528A JP 60006265 A JP60006265 A JP 60006265A JP 626585 A JP626585 A JP 626585A JP S61164528 A JPS61164528 A JP S61164528A
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water
capsule
flow path
control valve
coffee
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JP60006265A
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英明 小林
龍夫 鷲崎
西田 武夫
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は業務用又は一般家庭用等として使用されるコー
ヒー等の抽出装置に関するものである。
従来の技術 従来、この種のコーヒー等の抽出装置は、例えばスイス
特許CH616327に示されているものが知られてお
り、これは第5図に示すような構成になっていた。即ち
、図において(1)は水容器、(2)は吸入弁(3)と
吐き出し弁(4)とを備えた電磁式のポンプである。(
5)は吸入導水管であり、一端を前記ポンプ(2)の吸
入弁(3)側に連通接続し、他端を前記水容器(1)内
に開口している。(6)は吐き出し導水管であり、一端
を前記ポンプ(2)の吐−き出し弁(4)側に連通接続
し、他端を発熱体(7)を内蔵する加熱装置(8)に備
えられた加熱管(9)の一端に連通接続している。前記
加熱管(9)の他端はホルダー(10)に保持されたフ
ィルター(11)内に収納されたコーヒー等の粉(12
)の上方で開口している。前記ホルダー(lO)の底部
には複数個の開孔(13)が設けられている。前記ホル
ダー(10)の開孔(13)の下方にはカップ(14)
を載置する基台(15)が配設されている。尚、前記吸
入導水管(5)の水容器(1)側は水容器(1)の底部
に平行に収納されるとともに、先端には略円筒形で蛇腹
状の手動式の補助ポンプ(16)が連通接続され、水容
器(1)内に開口している。
この構成において、水容器(1)内に水を入れ。
その水中において親指で補助ポンプ(16)の開口部を
閉じて2本の指と親指で蛇腹状の補助ポンプ(16)を
圧縮し、吸入導水管(5)及びポンプ(2)内に水を送
り空気を押し出す、これでポンプ(2)の作動が可能に
なる0次に、ホルダー(10)にコーヒー等の粉(12
)を入れたフィルター(11)を収納し、ホルダー(1
0)を加熱装置(8)の下方に保持する。発熱体(7)
に通電し加熱装置(8)が適度の高温になると、ポンプ
(2)を作動させる。水容器(1)内の水はポンプ(2
)と吸入弁(3)及び吐き出し弁(4)との作用で第5
図矢印方向へのみ圧送され、加熱管(9)に送られる。
加熱管(9)を通過する間に水は加熱されて高温の湯に
なり、コーヒー等の粉(12)に注湯され、フィルター
(11)で濾過された抽出液のみがホルダー(10)の
開孔(13)を通過し、基台(15)に載置されたカッ
プ(14)内に滴下収納される。
発明が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、コーヒー抽出後にも加熱装
置(8)の熱により加熱管(9)内の水が加熱されて膨
張し、加熱管(9)より基台(15)に滴下し見苦しい
ものであった。
本発明はこのような問題点を解決するもので、コーヒー
等の抽出後に加熱装置により加熱された水が膨張し基台
上へ滴下することのないコーヒー等の抽出装置を提供す
ることを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 この問題点を解決するために本発明は、加圧注水装置と
、この加圧注水装置に供給する水を収納する水容器と、
一端を前記加圧注水装置に連通し他端を被抽出物に開放
した流路と、この流路の途中に設けた湯沸かしユニット
と、前記流路の途中を分岐して設けた制御弁と、この制
御弁を介して前記水容器に開放する循環パイプとを備え
、前記制御弁はコーヒー等の抽出時には前記流路を一定
圧力以下に保持するとともに非抽出時には前記流路を循
環パイプに開放するようにしたものである。
作用 この構成により、コーヒー等の抽出後に湯沸かしユニッ
トにより加熱されて膨張した水は流路から循環パイプに
流入し水容器内に循環流入するために被抽出物に開放し
た流路から流出することがない。
実施例 以下、本発明の一実施例について、図面(第1図〜第4
図)に基づいて説明する。
図において、(21)は湯沸かしユニットである。
この湯沸かしユニット(21)は電熱線(22)を絶縁
パウダー(23)で装填した略円柱状のヒーター(24
)と、略円筒状でその外周に一端から他端に連続した螺
旋状の溝(25)を設け、又その両端にはシールリング
(26)を備え、前記ヒーター(24)を熱良導的に内
装して銅合金等の熱良導体で形成された水管(27)と
、アルミダイカスト等の熱良導体で略直方体に形成され
、その中央部長手方向に略円柱形の長孔(28)を有す
るヒーターブロック本体(29)とで構成され、このヒ
ーターブロック本体(29)の長孔(28)には前記両
端にシールリング(26)を装着した水管(27)を収
納し、前記長孔(28)の内壁(30)と木管(27)
の溝(25)で螺旋状の水路(31)を気密的に形成し
ている。(32)は前記水路(31)の入口に位置して
ヒーターブロック本体(29)の一方の面に設けた流入
口、(33)は流入口(32)に螺着された逆止弁、(
34)は逆止弁(33)に接続された注水用のパイプで
ある。 (35)は水路(31)の先端に位置するヒー
ターブロック本体(29)の底部に設けた流出口である
(36)は前記水路(31)の途中を分岐させて前記ヒ
ーターブロック本体(29)の流入口(32)の反対側
面に相対して設けた水路(31)を介して前記流入口(
32)と直線的に連通した排出口であり、制御弁(37
)を螺着している。前記制御弁(37)は中空で略ト字
状を成し、前記ヒーターブロック本体(29)に螺着す
る一端には収納孔(38)を設け、この収納孔(38)
に連設して反対側の一端には摺動孔(39)を設け、残
りの一端には前記収納孔(38)と連通ずる排水口(4
0)を設けた制御弁外郭(41)と、前記収納孔(38
)の先端に形成したすり鉢状の弁受は部(42)に弁本
体ばね(43)の一端に当接して押圧シールされる略円
錐状の弁本体(44)と、前記摺動孔(39)内に設け
られ前記弁本体はね(43)の他端を収める凹状の受は
部(45)を先端に有しその後方に段部(46)を備え
て細く伸張した第1の調節めねじ部(47)を形成した
押圧体(48)と、この抑圧体(48)の第1の調節め
ねじ部(47)に螺着され前記押圧体(48)を前後に
移動して前記弁本体ばね(43)を介して弁本体(44
)を押圧する押圧力の調整機構となり先端が略球面に形
成された第1の調節体(49)と、前記制御弁外郭(4
1)の摺動孔(39)に形成された第2の調節めねじ部
(50)に螺着され前記押圧体(48)の段部(46)
を押圧して押圧体(48)の前後位置を調節可能とする
第2の調節体(51)とを具備している。(52)は前
記第1の調節体(49)を調節後に固定する第1のナツ
ト、(53)は前記第2の調節体(51)を調節後に固
定する第2のナツトである。 (54)は前記押圧体(
48)に設けられ前記摺動孔(39)内で押圧体(48
)を気密的に摺動自在とする0リングである。 (55
)は一端が前記第1のナツト(52)に当接し第1のナ
ツト(52)を介して押圧体(48)を押圧し、他端が
前記制御弁外郭(41)に調節可能に螺着された第2の
調節体(51)に当接されて前記抑圧体(48)を後方
に付勢する復帰ばねである。 (56)は前記ヒーター
(24)の端子板、(57)は水管(27)をヒーター
ブロック本体(29)に螺着する止めねじ、(58)は
ヒーターブロック本体(29)の流入口(32)の近傍
に感熱的に備えた自動温度調節器であり、ヒーターブロ
ック本体(29)の流入口(32)の付近の温度を感知
しヒーター(24)への通電を制“御して湯沸かしユニ
ット(21)の温度を調節する。 (59)は前記流出
口(35)と0リング(60)とで気密的に連通した開
口(61)を中央部に備えたリング板であり、複数個の
取付ねじ(62)によりヒーターブロック本体(29)
の下面に螺着されている。 (63)は前記リング板(
59)を内装して略円情状を成し、その外方に操作用の
ハンドル(64)を伸設して亜鉛ダイカスト等で一体的
に形成されたホルダーであり、その上部で前記リング板
(59)上部の外周段部(65)と係合して回動自在に
備えている。(66)は前記開口(61)と連通してリ
ング板(59)に設けた段付孔部(67)のめねじ部(
68)に螺着するおねじ部(69)によって着脱自在に
設けられたガイドリングであり、その内方中央上部には
先端鋭角テーパ状の針先を備えてステンレス鋼等で形成
したノズル(70)が圧入され、このノズル(70)を
囲って略円錐台状の空洞とした収納部(71)を備えて
ステンレス鋼等で形成されている。前記ノズル(70)
には下端部で2方向に分岐され前記テーバ状面に開口し
たノズル孔(72)を備え、Oリング(73)によるガ
イドリング(66)の螺着によって前記リング板(59
)の開口(61)と気密的に連通している。
(74)はシリコンゴム等で形成して前記段付孔部(6
7)の段部に備えた弁であり、ガイドリング(66)の
おねじ部(69)の中央開口(75)に備えた弁ばね(
76)により前記開口(61)を閉塞する方向に付勢さ
れている。 (77)は基台(78)上にビスで固着す
る等して備えられた支持金具であり、鋼板等で後方に開
放した略コ字状に形成され、その正面には両端に備えた
支持棒(79)を介して昇降自在としてステンレス鋼板
等で形成された昇降板(80)を備えている。この昇降
板(80)には中央に切欠き孔(81)を備えるととも
に、この切欠き孔(81)に下降した傾斜面(82)で
開口した断面略U字状のガイド溝(83)を備えてアル
ミダイカスト等で形成したカプセル台(84)を伸設し
ている。更にこのカプセル台(84)の上面には、前記
ガイド溝(83)の溝幅より狭い間隙で左右一対のフッ
ク板(85)を亜鉛ダイカスト等で形成して備えている
。又、カプセル台(84)の中央下部には1、その中央
に吐出口(86)を備えてその周辺を凹状としてステン
レス鋼等で形成した円板状のカプセル座(87)を備え
ている。前記一対のフック板(85)は互いに外方に突
出したフック片(88)を一体的に備え、このフック片
(88)は昇降板(80)とともに上方に摺動し、昇降
板(80)の摺動範囲の路上端に達した際、前記ホルダ
ー(63)の中央開口部の周囲に設けられた切欠き部(
89)を通過し、ホルダー(63)の回動により前記切
欠き部(89)に隣接する係合部(90)と係合する。
 (91)は鋼板等で形成されて湯沸かしユニット(2
1)を載置する取付金具(図示せず)の側部に前後方向
〔ヒーターブロック本体(29)の長手方向〕に摺動自
在に設けられたレバーであり、前記ホルダー(63)の
ハンドル(64)の付根付近で係合して、ホルダー(6
3)の回動と連動して摺動する。 (93)は前記レバ
ー(91)に一体的に固着され、前記制御弁(37)の
第1の調節体(49)に当接する傾斜部(94)を有す
る合成樹脂等で形成されたレールであり、このレール(
93)を介してハンドル(64)の操作を押圧体(48
)の摺動に変換して制御弁(37)を操作する。尚、ハ
ンドル(64)を手前方向に引いた状態やセット状態(
第1図の実線で示す状態)ではレール(93)の傾斜部
(94)は前記第1の調節体(49)に当接することな
く。
押圧体(48)は復帰ばね(55)により後方のレール
(93)側に付勢され、弁本体(44)の弁本体ばね(
43)による付勢がなくなり、従って制御弁(37)に
より前記水路(31)を排水口(40)に開放している
。 (95)は鋼板等で形成されてレバー(91)の先
端の凹部(96)に一方の端部を当接させたリングであ
り、前記支持金具(77)の一方の側面に軸(97)で
軸支されるとともに、他端には前記昇降板(80)の側
壁に備えた係合軸(98)に係合して前記ホルダー(6
3)の回動を昇降板(80)の上下摺動に変換している
(99)はレバー(91)の凹部(96)を形成する当
接片であり、昇降板(80)が路上端に摺動して前述の
ようにフック片(88)がホルダー(63)の回動によ
り係合部(90)に係合する間、リンク(95)の端末
部(100)に当接摺動してカプセル台(84)を路上
端の位置に保つ、前記当接片(99)には第1の角孔(
101)及び第2の角孔(102)を備え、これに相対
して前記端末部(100)には突起(103)及び階段
突起(104)を備えている。(tOS)は前記当接片
(99)に隣接してレバー(91)より突出して備えら
れた突出片、(106)はリンク(95)の上部に設け
られた係合片であり、カプセル台(84)の降下時に前
記突出片(105)に係合してカプセル台(84)を強
制的に降下させる。(107)はポリプロピレン樹脂等
で形成され、湯沸かしユニット(21)の後方に立設さ
れた水容器であり、前記湯沸かしユニット(21)付近
の側壁に設けた循環孔(10g)と前記制御弁(37)
の排水口(40)とをシリコンゴム等で形成された循環
パイプ(109)を介して連通し、昇降するカプセル台
(84)の隣接側壁(110)にはガイド溝(83)と
連設された昇降板(80)の切欠き孔(81)を囲って
下方に伸設した一対のガイドリブ(111)を備え、前
記水容器(107)の底部には基台(78)に備えた加
圧注水装置である電磁式のポンプ(112)の吸入管(
113)とシリコンゴム等で形成された連通ブッシング
(114)で連通した第1の開口(115)と、前記支
持金具(77)の一方の側面に設けられたバルブ(11
6)を介して前記カプセル台(84)の下方で前記ポン
プ(112)の前方に備えたポリプロピレン樹脂等で形
成され前方引き抜き式の受皿(117)内に開放する水
抜き孔(11g)と連通した第2の開口(119)を備
えている。前記ポンプ(112)は前述のように水を吸
い込む吸入管(113)を連通ブッシング(114)を
介して水容器(107)と連通し、他方の排出管(図示
せず)は前記パイプ(34)を介して逆止弁(33)、
湯沸かしユニット(21)に設けられた流入口(32)
、水路(31)、流出口(35)、リング板(59)の
開口(61)、段付孔部(67)、ガイドリング(66
)の中央開口(75)、ノズル(70)のノズル孔(7
2)及び水路(31)から分岐した排出口(36)と連
通ずる。排出管(図示せず)からノズル孔(72)まで
とポンプ(112)の高圧発生部(図示せず)を含めた
流路(120)には高水圧が加わる。尚、前記第2の開
口(119)と連通した水抜き孔(118)は通常はバ
ルブ(116)で閉ざされている。
(121)は水容@ (107)の底部に備えたフロー
トスイッチであり、水容器(107)に収納した水の水
位検知を行なう、又、 (112)は前記第1の開口(
115)に備えたテトロンフィルターである。 (12
3)は側板であり、ゴム脚(124)を備えた裏板(1
25)と前記基台(78)とともに前記受皿(117)
及びポンプ(112)を収納している。 (126)は
水容器(107)の蓋、(127)はカプセル台(84
)の下方に位置する基台(78)の開口部に備えた受板
であり、多数の孔(128)を備え、デミタスコーヒー
カップ(129)を載置する。 (130)は湯沸かし
ユニット(21)の遮熱板。
(131)はそのカバー、(132)は操作パネル(1
33)に備えた操作スイッチである。 (134)はコ
ーヒー粉(135)を密封したカプセルであり、先端部
が鈍角の略円錐状にア゛ルミニウム等の薄膜で形成した
カプセル本体(136)と、凸球状でその略中央部に圧
力膨張して開口する略円形の射線部(137)を有して
アルミニウム等の薄膜で形成した底部(138)と、こ
の底部(138)と隙間を有して前記カプセル本体(1
36)に封入したコーヒー粉(135)を濾すに適切な
開口を有したフィルター(139)とから成り。
このフィルター(139)の外周において前記カプセル
本体(136)を伸設して外周リム(140)を形成し
て圧着シームしている。
以上のように構成されたコーヒー等の抽出装置について
、以下その動作を説明する。
先ず、ホルダー(63)のハンドル(64)を手前方向
〔水容器(107)と反対方向〕に回動操作してカプセ
ル台(84)を降下させるとともに水路(31)を循環
パイプ(109)を介して循環孔(IO8)より水容I
I(107)内に開放する。次に水容器(107)に循
環孔(108)に達しない水位まで水を入れ、操作スイ
ッチ(132)を操作してヒーター(24)への通電を
開始する0時間の経過とともに湯沸かしユニット(21
)の温度は上昇するが、水路(31)内の水蒸気圧は上
昇することなくその圧力は循環パイプ(109)を介し
て循環孔(108)から水容器(107)内へ水路(3
1)内の残水とともに排除され、水路(31)内は空気
で満たされる。所定の時間が経過すると、湯沸かしユニ
ット(21)は所定の温度まで加熱され、以降は自動温
度調節器(58)により所定の温度に制御される。ここ
で、カプセル台(84)のガイド溝(83)にカプセル
(134)を挿入する。カプセル(134)がガイドリ
ング(66)の真下に位置するカプセル座(87)まで
挿入されると、カプセル(134)は凹状のカプセル座
(87)に凸球状の底部(138)が係合して位置決め
される。次にハンドル(64)を後方〔水容器(107
)方向〕に押圧回動してレバー(91)、リンク(95
) 、昇降板(80)を介してカプセル台(84)を上
昇させるとともに、レバー(91)に備えたレール(9
3)により制御弁(37)の第1の調節体(49)を介
して押圧体(48)を弁本体ばね(43)に接して押圧
し、弁本体(44)を弁受は部(42)に付勢する。一
方、カプセル台(84)に載置されたカプセル(134
)はカプセル本体(136)と略同形状としたガイドリ
ング(66)の収納部(71)内にガイドされ、針状の
ノズル(70)でその先端を突き破られ、カプセル(1
34)内にノズル孔(72)が開口する。このとき、カ
プセル台(84)に設けたフック片(88)はホルダー
(63)の切欠き部(89)から入り込んでいる。ハン
ドル(64)を介してホルダー(63)を更に回動する
と、フック片(88)の裏面及びホルダー(63)の係
合部(90)の内面に夫々設けられた傾斜面で当接しな
がら回動し、カプセル台(84)は更に持ち上げられる
。カプセル台(84)が持ち上がり、カプセル座(87
)に当接したカプセル(134)の外周リム(140)
が上方からガイドリング(66)の下端で圧接されてカ
プセル(134)を気密的に保持してカプセル(134
)のセットを完了する。
次に、デミタスコーヒーカップ(129)をカプセル座
(87)の吐出口(86)の下方の受板(127)上に
載置し、ヒーター(87)の自動温度調節器(58)に
よる断電時に操作スイッチ(132)を操作してポンプ
(112)の作動を開始する。ポンプ(112)により
圧送された水は排出管(図示せず)からパイプ(34)
逆止弁(33)を介してヒーターブロック本体(29)
の流入口(32)に流入する。このとき、湯沸かしユニ
ット(21)では、ヒーターブロック本体(29)の流
入口(32)に流入した水によりヒーターブロック本体
(29)の流入口(32)付近の温度は低下するため、
この流入口(32)近傍に感熱的に備えた自動温度調節
器(58)は作動してヒーター(24)の通電を再開す
る。
このヒーター(24)の通電による加熱は、前記流入口
(32)付近の流入する水による温度低下にまさること
がなく、従って水の流入中は加熱し続け、流入した水は
ヒーター(24)の外周近傍に位置する螺旋状の水路(
31)を圧送されながら順次熱湯となり、流出口(35
)から流出する。適量の湯沸かしが完了すると、ヒータ
ーブロック本体(29)の流入口(32)は流入する水
の冷却がなくなり、前記ヒーター(24)の加熱により
急激に温度上昇する。このとき、ヒーターブロック本体
(29)の温度は100℃以上の高温度に加熱され、水
路(31)内に残った水は加熱され水蒸気となり蒸気圧
を発生する。コーヒー抽出後にハンドル(64)を回動
してカプセル台(84)を降下させるとともに制御弁(
37)を操作して水路(31)を循環パイプ(109)
に開放すると、水路(31)内に発生した水蒸気はノズ
ル(70)側の流路(120)は弁はね(76)に押圧
される弁(74)によりコーヒーの抽出を妨げない程度
に閉止しているため、蒸気圧で制御弁(37)、循環パ
イプ(109)を介して水路(31)内の残水とともに
水容器(107)に排出される。この排水完了の後に前
記自動温度調節器(58)が作動してヒーター(24)
の通電を断つ、尚。
流出口(35)から流出した熱湯はポンプ(112)か
らの吐出圧により弁(74)を押圧し、ノズル(70)
のノズル孔(72)からカプセル(134)内のコーヒ
ー粉(135)に噴出散布する。コーヒー粉(135)
を通過した熱湯はフィルター(139)で濾過され、吐
出口(86)からデミタスコーヒーカップ(129)内
に注がれてコーヒーができ上がる。又、流路(120)
等に異常が発生し、流路(120)内の圧力が上昇する
と。
水の一部は制御弁(37)の弁本体(44)を押圧し、
収納孔(38)、排水口(40) 、循環パイプ(10
9)及び循環孔(10g)を介して水容器(107)に
流入し、水路(31)内の圧力を一定圧力以下に保つ、
循環水は水容器(107)から連通ブッシング(114
)を介してポンプ(112)、パイプ(34)、逆止弁
(33)、流入口(32)、水路(31)の一部、排出
口(36) 、制御弁(3))の排水口(40)、循環
パイプ(109)、循環孔(108)を経て水容器(1
G?)へと循環する。
2回目以降のコーヒーの抽出においては前記と同様に繰
り返して行なわれる。
以上のように本実施例によれば、加熱されて水蒸気圧を
発生した水路(31)内の残水は、コーヒー抽出後にハ
ンドル(64)を操作することにより制御弁(37)で
水容@ (107)に開放される循環パイプ(109)
より水容器(107)に噴出する。従って吐出口(86
)から基台(78)上の受板(127)にコーヒー等が
滴下して汚すことがなくなる。又、流路(120)の閉
塞故障等による異常高圧が発生すると、制御弁(37)
の作動により異常圧力が除去されて一定圧力以下に保た
れ、その安全性が高められる。
ところで、以上述べた実施例では、制御弁(37)はヒ
ーターブロック本体(29)の流入口(32)に相対し
て設けた排出口(36)に設けたが、流路(120)の
任意の位置に設けることも可能で、コーヒー等の抽出時
には前記流路(120)を一定圧力以下に保持するとと
もに非抽出時には循環パイプ(109)を介して水容器
(107)に開放すれば良い、又、前記循環パイプ(1
09) &水容器(107)の側壁に開孔した循環孔(
108)と連通させた構成に限らず、水容器(107)
の開放した上方に制御弁(37)の排水口(40)を開
孔して直接落下させても良く、要は制御弁(37)より
分岐された水が水容器(107)に収納されれば良い、
更に被抽出物はコーヒー粉に限らないことは言うまでも
ない。
発明の効果 以上のように本発明によれば、非抽出時に湯沸かしユニ
ットで加熱された流路内の残水は制御弁を介して循環パ
イプに噴出するため、流路の被抽出物側からは水゛が滴
下せず見苦しくなく、又制御弁で排出された水は水容器
に循環されるため、水が有効に利用でき、その実用的価
値は大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本発明の一実施例を示すもので、第1
図は要部拡大断面図、第2図は全体の縦断面図、第3図
は第2viの要部拡大断面図、第4図は要部拡大斜視図
、第5図は従来例を示す断面図である。 (21)・・・湯沸かしユニット、(37)・・・制御
弁、(107)・・・水容器、(109)・・・循環パ
イプ、 (112)・・・ポンプ、(12G)・・・流
路、(134)・・・カプセル代理人   森  本 
 義  弘 区            へ 八 ヘ             【 脈 第9図 第4図 第S図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、加圧注水装置と、この加圧注水装置に供給する水を
    収納する水容器と、一端を前記加圧注水装置に連通し他
    端を被抽出物に開放した流路と、この流路の途中に設け
    た湯沸かしユニットと、前記流路の途中を分岐して設け
    た制御弁と、この制御弁を介して前記水容器に開放する
    循環パイプとを備え、前記制御弁はコーヒー等の抽出時
    には前記流路を一定圧力以下に保持するとともに非抽出
    時には前記流路を循環パイプに開放するようにしたコー
    ヒー等の抽出装置。
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