JPS6066742A - 蓄熱式電気ヒ−タ - Google Patents

蓄熱式電気ヒ−タ

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JPS6066742A
JPS6066742A JP17533483A JP17533483A JPS6066742A JP S6066742 A JPS6066742 A JP S6066742A JP 17533483 A JP17533483 A JP 17533483A JP 17533483 A JP17533483 A JP 17533483A JP S6066742 A JPS6066742 A JP S6066742A
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JP
Japan
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heat storage
heat
electric heater
power
container
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JP17533483A
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JPS6121666B2 (ja
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浩二 松永
隆博 和田
嘉浩 松尾
武史 林
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、暖房器などに用いる蓄熱式電気ヒータに関す
るものである。
従来例の構成とその問題点 従来の潜熱蓄熱方式は、蓄熱槽あるいけ蓄熱容器中に潜
熱蓄熱材料を収納し、さらそその潜熱蓄熱材料中に電気
ヒータなどの加熱源を埋設した構成である。この方式で
は、蓄熱速度、放熱速度および蓄熱効率が問題となり、
それを解決するために熱交換器、フィン、熱媒体などを
用い、あるいけ潜熱蓄熱材料のカプセル化などの対策が
とられている。一方、人体などの局所暖房器においては
、その保温材中に埋設した電気ヒータが汎用されている
が、この従来の電気ヒータでは、その電源コードが常時
必要であり1暖房器の空間的使用範囲がその電源コード
の長さの範囲に限定されていた。
近年、電気ヒータの電源切断後もなお一定時間暖房機能
を有する暖房器が要望されており、それには蓄熱式電気
ヒータの開発が必要であるがこのような暖房器の蓄熱方
式として、上述の従来の潜熱蓄熱方式を採用するには、
コスト、重量、使用目的によっては柔軟性において問題
があった。
発明の目的 本発明の目的は、蓄熱効率が高く、しかも低コスト、軽
量さらには柔軟性のある潜熱蓄熱方式による暖房器、保
温器などに用いる電気ヒータを提供することにある。
発明の構成 本発明の基本構成は、発熱部と非発熱部をもつ面状発熱
体の発熱部の両面に潜熱蓄熱材を収納する容器が密着さ
れているものである。
実施例の説明 以下、本発明の実施例を添付図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例にかかる潜熱蓄熱式電気ヒー
タを示すもので、1oけ面状発熱体であシ、発熱部11
と非発熱部12をもっている。発熱部11け、表面が電
気絶縁された銅合金の厚さ0.5ffj+の板である。
非発熱部12はナイロン製の網布からなっている。発熱
部11は直列につながれており、全体でs o wat
tの消費電力である。
発熱部11け5X50m のものが9面、非発熱部12
け2Cm 幅である。13け潜熱蓄熱材を収納するため
の容器であり、厚さ0.2mMのステンレスフィルムか
らなり、溶接により平板状箱型容器として・いる。容器
寸法は0.5X5X5Cfflである。
ここで用いた潜熱蓄熱材は過冷却防止剤としてビロリン
酸ナトリウム1o水和塩を1重量%含有させた酢酸ナト
リウム3水和塩である。これを162秤量し融解した状
態で充填した容器13を18個。
発熱部の両面に熱良導性の接着剤によシ接着し完成品と
した。
この潜熱蓄熱材の融点は58℃、凝固点け53℃。
融解・凝固潜熱は600al/f 、固体での比熱は0
.30&1/f ℃液体での比熱ti 0.7 CA1
79℃である。
ここで、外気温度20℃、蓄熱温度レベルを65℃に設
定するとvlつの容器13について蓄熱容量は、潜熱量
が0.96 kcal、と顕熱量が0.26kcal 
との和1.22 kcalとなり、全体で18個の容器
13を用いているので総和が22.0 kcalとなる
。これだけの熱量を断熱状態で蓄熱するのに要する時間
は約20分となる。
次にこの蓄熱式電気ヒータは局所暖房器の1つ5べS である電気チョッキのヒータとして用いる事ができる。
チョッキの保温材の中にこの蓄熱式電気ヒータを埋設し
た結果、電源を入力するとチョッキは保温状態(28W
放熱)に入り、電源を入力してから30分間で潜熱蓄熱
材の温度は設定温度の65℃に達し、この時点で電源を
切断しても、その後46分間保温状態(28W放熱)を
持続することができた。
従来の電気チョッキ(ヒータ電力は比較のため28Wと
する)は電源入力時は保温状態(28W放熱)を保つこ
とができるが、電源を切断すると急速に保温機能を失う
。これに対して、本発明の蓄熱式電気ヒータ(ヒータ電
力80W、着熱容量22 kcal )を用いると、電
源切断後も保温機能を持続することができる。すなわち
電源コ°二、ドのコijドレス化が達せられる。さらに
、非発熱部が7レキシプルになっているので装着時に背
中にフィツトする。
第2図は本発明の第2の実施例にかかる潜熱蓄熱式電気
ヒータを示すもので、面状発熱体1oは第1の実施例で
用いたものと同じものを用いた。
潜熱蓄熱材を収納する容器13けラミネートフィルム(
ポリエチレン(0,1gg)−ステンレス(o、1闘)
)からできており、5.5 X 5.50mの大きさの
フィルム2枚をポリエチレンを内側にして幅Q、5(m
 で4方を熱圧着して作ったものである。同じものを1
8個作り、それぞれ第1の実施例で用いた潜熱蓄熱材を
8f秤量し、融解した状態で充填した。それぞれ発熱部
の両面に熱良導性の接着剤によシ接着し完成品とした。
ここで、外気温度20℃、蓄熱温度レベルを66℃に設
定すると、1つの容器について蓄熱容量は、潜熱量が0
.48 kcal 、と顕熱量が0.13kcalとの
和0.61kcal となり、全体で18個の容器を用
いているので総和が11.0kCal となる。これだ
けの熱量を断、熱状態で蓄熱するのに要する時間は約1
0分となる。
次にこの蓄熱式電気ヒータは局所暖房器の1つである電
気チョッキのヒータとして用いる事ができる。チョッキ
の保温材の中にこの蓄熱式電気ヒ−夕を埋設した結果、
電源を入力するとチョッキは保温状態(14W放熱)に
入り、電源を入力してから15分間で潜熱蓄熱材の温度
は設定温度の65℃に達し、この時点で電源を切断して
も、その後25分間保温状態(14W放熱)を持続する
ことができた。
従来の電気チョッキ(ヒータ電力は比較のため14Wと
する)は電源入力時は保温状態(14W放熱)を保つこ
とができるが、電源を切断すると急速に保温機能を失う
。これに対して、本発明の蓄熱式電気ヒータ(ヒータ電
力80W、蓄熱容量11kCa1)を用いると電源切断
後も保温機能を持続することができる。すなわち電源コ
ードのコードレス化が達せられる。さらに、非発熱部が
フレキシブルになっているので装着時に背中にフィツト
する。
以上の実施例で示す如く、容器Bけ金属フィルムより形
成された箱型または袋状、あるいはラミネートフィルム
より形成された箱型または袋状になっている。容器13
0大きさは、要望される蓄熱(入力)時間、蓄熱容量9
面状発熱体の単位面積、単位時間あたりの消費電力およ
び潜熱蓄熱材の熱伝導率によって決定される。しかし、
全体のフレキシビリティを考えると容器1つ1つは小さ
い方が望ましく、要望される蓄熱容量に応じて容器の数
を調節すればよい。
面状発熱体10と容器13とを密着させる方法としては
、接着剤、熱融着あるいけ溶接などが考えられるが、面
状発熱体1oと容器13の材質によりもっとも適当な方
法を選択すればよい。
また、非発熱部12け全体がフレキシビリティをもつた
めにもうけであるので、使用状態に応じた強度をもつ材
質でなければならない。
発明の効果 以上の如く本発明の蓄熱式電気ヒータけ、蓄熱能率が高
く、柔軟性に富む電気ヒータであり、しかも、従来の暖
房器、保温器等の一時的なコードレス化を可能にしたも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、不発明の実施例にかか9 、・ る蓄熱式電気ヒータの概略斜視図である。 10・・・・・・面状発熱体、11・・・・・・発熱部
、12・・・・・・非発熱部、13・・・・・・容器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (ト)発熱部とフレキシブルな非発熱部から面状発熱体
    を構成し、この面状発熱体の発熱部の両面に潜熱蓄熱材
    を収納した容器を密着させた蓄熱式電気ヒータ。 (2)蓄熱材を収納する容器は、金属フィルムにて形成
    した特許請求の範囲第1項記載の蓄熱式電気ヒータ。 (3)蓄熱材を収納する容器は、材質の異なるフィルム
    を少なくとも2つラミネートしたものからなり、かつ、
    少なくとも1つが金属フィルムからなる特許請求の範囲
    第1項記載の蓄熱式電気ヒータ。
JP17533483A 1983-09-22 1983-09-22 蓄熱式電気ヒ−タ Granted JPS6066742A (ja)

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JP17533483A JPS6066742A (ja) 1983-09-22 1983-09-22 蓄熱式電気ヒ−タ

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Publication Number Publication Date
JPS6066742A true JPS6066742A (ja) 1985-04-16
JPS6121666B2 JPS6121666B2 (ja) 1986-05-28

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ID=15994251

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JP17533483A Granted JPS6066742A (ja) 1983-09-22 1983-09-22 蓄熱式電気ヒ−タ

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JP (1) JPS6066742A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61240034A (ja) * 1985-04-17 1986-10-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 蓄熱式電気ヒ−タ−の製造法
JPS62186857A (ja) * 1986-02-12 1987-08-15 松下電器産業株式会社 蓄熱装置
JPS63143459A (ja) * 1986-12-03 1988-06-15 Sakura Sogyo Kk 電池式加熱装置における加熱制御方法
JPS63150224U (ja) * 1987-03-23 1988-10-03
JPH05735U (ja) * 1991-06-14 1993-01-08 三菱電線工業株式会社 暖房用蓄熱材

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JPS63150224U (ja) * 1987-03-23 1988-10-03
JPH05735U (ja) * 1991-06-14 1993-01-08 三菱電線工業株式会社 暖房用蓄熱材

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Publication number Publication date
JPS6121666B2 (ja) 1986-05-28

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