JPS6077389A - 蓄熱式電気ヒ−タ - Google Patents
蓄熱式電気ヒ−タInfo
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- JPS6077389A JPS6077389A JP18535583A JP18535583A JPS6077389A JP S6077389 A JPS6077389 A JP S6077389A JP 18535583 A JP18535583 A JP 18535583A JP 18535583 A JP18535583 A JP 18535583A JP S6077389 A JPS6077389 A JP S6077389A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は暖房器などに用いる蓄熱式電気ヒータに関する
ものである。
ものである。
従来例の構成とその問題点
従来、人体などの局所暖房器においては、その保温材の
中に埋設した電気ヒータが汎用されているが、この従来
の電気ヒータでは、その電源コードが常時必要であシ、
暖房器の空間的使用範囲がその電源コードの長さの範囲
に限定されていた。
中に埋設した電気ヒータが汎用されているが、この従来
の電気ヒータでは、その電源コードが常時必要であシ、
暖房器の空間的使用範囲がその電源コードの長さの範囲
に限定されていた。
近年、電気ヒータの電源切断後もなお一定時間暖房機能
を有する暖房器が要望されＣおり、それには蓄熱式電気
ヒータの開発が必要である。しかも、この様な蓄熱式電
気ヒータは軽量であり、可撓性があり、蓄熱に要する時
間が短が〈（蓄熱能率が高く）、安全性が高く、低コス
トであることが要望される。一方、従来の潜熱蓄熱方式
は堅牢な蓄熱槽の中に潜熱拐を収納し、さらＩ／Ｃその
潜熱蓄熱側の中に電気ヒータなどの加熱源を埋設した構
成である。この従来の潜熱蓄熱方式を上述の暖房器の蓄
熱方式として採用するには重量、可撓性、コストなどに
おいて問題があった。
を有する暖房器が要望されＣおり、それには蓄熱式電気
ヒータの開発が必要である。しかも、この様な蓄熱式電
気ヒータは軽量であり、可撓性があり、蓄熱に要する時
間が短が〈（蓄熱能率が高く）、安全性が高く、低コス
トであることが要望される。一方、従来の潜熱蓄熱方式
は堅牢な蓄熱槽の中に潜熱拐を収納し、さらＩ／Ｃその
潜熱蓄熱側の中に電気ヒータなどの加熱源を埋設した構
成である。この従来の潜熱蓄熱方式を上述の暖房器の蓄
熱方式として採用するには重量、可撓性、コストなどに
おいて問題があった。
発明の目的
本発明の目的は軽量であシ、可撓性があり、加熱（蓄熱
）能率が高く、安全性が高く、低コストである潜熱蓄熱
方式による暖房器、保温器などに用いる電気ヒータを提
供することにある。
）能率が高く、安全性が高く、低コストである潜熱蓄熱
方式による暖房器、保温器などに用いる電気ヒータを提
供することにある。
発明の構成
本発明の基本構成は金属箔、プラスチック、あるいは金
属箔・プラスチックラミネートフィルムの祠質から成る
、潜熱蓄熱イノを収納した密封容器を少なくとも１個以
上、面状あるいはリボン状電気ヒータの面状に密接して
設け、かつ外部電源により上記電気ヒータの発熱体に通
電可能なリートを有するものである。但し、上記面状あ
るいはリボン状電気ヒータは必要に応じて電気絶縁され
た線状あるいは面状発熱体を、金属箔、プラスチック、
あるいは金属箔・プラスチックラミネートフィルムで挾
み、囲んだ構成をとっている。この様な構成の電気ヒー
タは軽量であり、可撓性があり、面Ｊ薬品性、耐水性に
おいて優れ、安全性が高く、蓄熱材を加熱する際に温度
分布が比較的均一であり、加熱能率が高く、しかも低コ
ストであるという特徴を有する。寸だ潜熱蓄熱側を収能
する密封容器に用いられる月質は金属箔、グラスチック
。
属箔・プラスチックラミネートフィルムの祠質から成る
、潜熱蓄熱イノを収納した密封容器を少なくとも１個以
上、面状あるいはリボン状電気ヒータの面状に密接して
設け、かつ外部電源により上記電気ヒータの発熱体に通
電可能なリートを有するものである。但し、上記面状あ
るいはリボン状電気ヒータは必要に応じて電気絶縁され
た線状あるいは面状発熱体を、金属箔、プラスチック、
あるいは金属箔・プラスチックラミネートフィルムで挾
み、囲んだ構成をとっている。この様な構成の電気ヒー
タは軽量であり、可撓性があり、面Ｊ薬品性、耐水性に
おいて優れ、安全性が高く、蓄熱材を加熱する際に温度
分布が比較的均一であり、加熱能率が高く、しかも低コ
ストであるという特徴を有する。寸だ潜熱蓄熱側を収能
する密封容器に用いられる月質は金属箔、グラスチック
。
あるいは金属箔・プラスチックラミネートフィルムであ
り、やはり軽量、可撓性、耐薬性、耐水性。
り、やはり軽量、可撓性、耐薬性、耐水性。
安全性、コストにおいて優れた特徴を有している。
一方、潜熱蓄熱材はその凝固温度以下では固体であるが
、その固体の多くは粒状あるいは針状であり、ａ熱蓄熱
拐の厚みを適当な厚み（例えＵ数。
、その固体の多くは粒状あるいは針状であり、ａ熱蓄熱
拐の厚みを適当な厚み（例えＵ数。
以下）に保持すれば本発明の蓄熱式電気ヒータは充分な
可撓性を有するものである。
可撓性を有するものである。
寸だ、本発明の構成は上記密封容器を構成する金属箔、
プラスチック、あるいは金属箔・プラスチックラミネー
トフィルムの一部分が、上記発熱体を囲む金属箔、グラ
スチック１あるいは金属箔・グラスチックラミネートフ
ィルムと共用されることを特徴とする。この様な構成に
より、発熱体から発せられた熱が上記共用部分の箔およ
びフィルムを介して潜熱蓄熱材に速やかに伝えられる。
プラスチック、あるいは金属箔・プラスチックラミネー
トフィルムの一部分が、上記発熱体を囲む金属箔、グラ
スチック１あるいは金属箔・グラスチックラミネートフ
ィルムと共用されることを特徴とする。この様な構成に
より、発熱体から発せられた熱が上記共用部分の箔およ
びフィルムを介して潜熱蓄熱材に速やかに伝えられる。
即ち、加熱（蓄熱）能率が向上する。さらに、」二記箔
およびフィルムを共用することにより、軽量化、低コス
ト化が達せられる。
およびフィルムを共用することにより、軽量化、低コス
ト化が達せられる。
また、本発明の構成は上記密封容器において、その対向
壁間を適当な箇所で互に接着させるものである。この様
な接着部が存在することにより、本発明の蓄熱式電気ヒ
ータは特にその接着部において充分な可撓性を付与し、
かつ可撓性のある密月芥器内での潜熱拐の重力などに起
因して起る偏りを防止し、面状あるいはリボン状電気ヒ
ータによる潜熱蓄熱側の加熱状態をより均一に保ち、加
熱（蓄熱）能率を高める効果を有するものである。
壁間を適当な箇所で互に接着させるものである。この様
な接着部が存在することにより、本発明の蓄熱式電気ヒ
ータは特にその接着部において充分な可撓性を付与し、
かつ可撓性のある密月芥器内での潜熱拐の重力などに起
因して起る偏りを防止し、面状あるいはリボン状電気ヒ
ータによる潜熱蓄熱側の加熱状態をより均一に保ち、加
熱（蓄熱）能率を高める効果を有するものである。
また、本発明の構成は上記発熱体とリード線との接続部
が、発熱体を囲む上記箔およびフィルムを介して、潜熱
蓄熱材と熱的接触を保つものである。この構成により、
発熱体の不拘−発Ｍ（発熱体の表面温度が不均一になる
こと）が防止され、面状あるいはリボン状電気ヒータの
長寿命化が達せられ、安全性が高くなる効果を有するも
のである。
が、発熱体を囲む上記箔およびフィルムを介して、潜熱
蓄熱材と熱的接触を保つものである。この構成により、
発熱体の不拘−発Ｍ（発熱体の表面温度が不均一になる
こと）が防止され、面状あるいはリボン状電気ヒータの
長寿命化が達せられ、安全性が高くなる効果を有するも
のである。
実施例の説明
実施例１
第１図に示す様な潜熱蓄熱式電気ヒータを試作した。１
１は線状発熱体であり、ここではポリエチレンで電気絶
縁被覆された銅合金線から成る、外直径３馴、長さ２０
ｏＱｎ、消費電力量１０ｏＷ（印加電圧１００■）のヒ
ータ線を用いた。その線状発熱体１１の両端にリード線
１２を接続した。
１は線状発熱体であり、ここではポリエチレンで電気絶
縁被覆された銅合金線から成る、外直径３馴、長さ２０
ｏＱｎ、消費電力量１０ｏＷ（印加電圧１００■）のヒ
ータ線を用いた。その線状発熱体１１の両端にリード線
１２を接続した。
リード線１２はポリエチレンで電気絶縁被覆されており
、また発熱体１１とリード線１２との接続部１３もポリ
エチレンで電気絶縁被覆した。１４は発熱体を囲む金属
箔である。ここでは長さ３４ｃｎＩ ＋ ｌｉ’Ｊ ２
６ ＣＴｎ、厚み３０μｍのステンレス鋼箔を用いた。
、また発熱体１１とリード線１２との接続部１３もポリ
エチレンで電気絶縁被覆した。１４は発熱体を囲む金属
箔である。ここでは長さ３４ｃｎＩ ＋ ｌｉ’Ｊ ２
６ ＣＴｎ、厚み３０μｍのステンレス鋼箔を用いた。
このステンレス製金属箔を２枚用い、その間に発熱体１
１およびリード線１２を挾み込み、面ｊ熱性接着剤で貼
り合せ、第１図の様ＬＪＩ定した。
１およびリード線１２を挾み込み、面ｊ熱性接着剤で貼
り合せ、第１図の様ＬＪＩ定した。
ここでは発熱体１１とリード線１２との接続部１３は貼
り合された２枚の金属箔１４の内部に存在する。この様
にして線状発熱体１１．リード線１２゜金属箔１４から
成る面状電気ヒータを得た。次に、１６は潜熱蓄熱材を
収納するプラスチ、クフイルム製の密封容器であり、そ
の密封容器の内容積（ｄ長さ３６ Ｃｍ Ｘ巾２５Ｃｒ
ｎ×平均厚み２．５Ｎである。
り合された２枚の金属箔１４の内部に存在する。この様
にして線状発熱体１１．リード線１２゜金属箔１４から
成る面状電気ヒータを得た。次に、１６は潜熱蓄熱材を
収納するプラスチ、クフイルム製の密封容器であり、そ
の密封容器の内容積（ｄ長さ３６ Ｃｍ Ｘ巾２５Ｃｒ
ｎ×平均厚み２．５Ｎである。
この容器の中に潜熱蓄熱材１６を２５０ｙ詰めた後、プ
ラスチ、クフィルム容器を熱圧着により密封した。潜熱
蓄熱材１６を収納する密封容器１５の同じものを２個作
成し、それらを第１図に示す様に、上記・面状電気ヒー
タの両面にそれぞれ密着させた。ここで発熱体１１とリ
ード線１２との接続部１３は金属箔１４およびプラスチ
ックフィルム１５を介して、潜熱蓄熱材１６と熱的接触
を保つ様にした。ここで用いた潜熱蓄熱材１６は過冷却
防止剤ピロリン酸ソーダ１０水和塩を１重量％合有する
酢酸ソーダ３水和塩である。この潜熱蓄熱材１６の融点
は６８°Ｃ１凝固点は５３°Ｃ２融解・凝固潜熱は６０
ｃａｌ／７ 、固体での平均比熱は０．３ ｃａｌ／
ｆＣ、液体での比熱はｏ、７ｃａｌ／ｙ’ｃである。し
だがって、外気薦度１０″Ｃ１蓄熱温度レベルを６５°
Ｃに設定するとこの蓄熱式電気ヒータの蓄熱容量は潜熱
量３０１ｍ１と顕熱量９．７ ＆／との和３９．７＋ｈ
／となり、ヒータ電力は１００Ｗであるから、それだけ
の熱量を断熱状態て蓄熱するのに要する時間は約２８分
間となる。
ラスチ、クフィルム容器を熱圧着により密封した。潜熱
蓄熱材１６を収納する密封容器１５の同じものを２個作
成し、それらを第１図に示す様に、上記・面状電気ヒー
タの両面にそれぞれ密着させた。ここで発熱体１１とリ
ード線１２との接続部１３は金属箔１４およびプラスチ
ックフィルム１５を介して、潜熱蓄熱材１６と熱的接触
を保つ様にした。ここで用いた潜熱蓄熱材１６は過冷却
防止剤ピロリン酸ソーダ１０水和塩を１重量％合有する
酢酸ソーダ３水和塩である。この潜熱蓄熱材１６の融点
は６８°Ｃ１凝固点は５３°Ｃ２融解・凝固潜熱は６０
ｃａｌ／７ 、固体での平均比熱は０．３ ｃａｌ／
ｆＣ、液体での比熱はｏ、７ｃａｌ／ｙ’ｃである。し
だがって、外気薦度１０″Ｃ１蓄熱温度レベルを６５°
Ｃに設定するとこの蓄熱式電気ヒータの蓄熱容量は潜熱
量３０１ｍ１と顕熱量９．７ ＆／との和３９．７＋ｈ
／となり、ヒータ電力は１００Ｗであるから、それだけ
の熱量を断熱状態て蓄熱するのに要する時間は約２８分
間となる。
次に、この蓄熱式電気ヒータは局所暖房器の一つである
電気チョッキのヒータとして用いることができる。チョ
ッキの保温相の中にこの蓄熱式ヒータを埋設した結果、
電源を入力するとチョッキは保温状態（２０Ｗ放熱）に
入り、電源を入力してから３５分間で潜熱蓄熱材の温度
は設定温度の６５°Ｃに達し、この時点で電源を切断し
ても、その後の３８分間保温状態（２ｏＷ放熱）を持続
することかできた。
電気チョッキのヒータとして用いることができる。チョ
ッキの保温相の中にこの蓄熱式ヒータを埋設した結果、
電源を入力するとチョッキは保温状態（２０Ｗ放熱）に
入り、電源を入力してから３５分間で潜熱蓄熱材の温度
は設定温度の６５°Ｃに達し、この時点で電源を切断し
ても、その後の３８分間保温状態（２ｏＷ放熱）を持続
することかできた。
従来の電気チョッキ（ヒータ電力は比較のため２０’Ｗ
とする）は電源入力時は保温状態（２０Ｗ放熱）を保つ
ことができるが、電源を切断すると急速に保温機能を失
う。これに対し本実施例の蓄熱式電気ヒータ（ヒータ電
力１００Ｗ、蓄熱容量３９．７ｂｔ）を用いると電源切
断後も保温機能を持続することができる。すなわち電源
コードレス化が達せられる。しかもこの蓄熱式電気ヒー
タは比較的軽量（６７０ｙ）であり、可撓性があり、蓄
熱に要する時間は放熱時間よりも短かく（実施例では約
４分の１）、ヒータの安全性が高く、低コストであり、
実用性の高いものである。
とする）は電源入力時は保温状態（２０Ｗ放熱）を保つ
ことができるが、電源を切断すると急速に保温機能を失
う。これに対し本実施例の蓄熱式電気ヒータ（ヒータ電
力１００Ｗ、蓄熱容量３９．７ｂｔ）を用いると電源切
断後も保温機能を持続することができる。すなわち電源
コードレス化が達せられる。しかもこの蓄熱式電気ヒー
タは比較的軽量（６７０ｙ）であり、可撓性があり、蓄
熱に要する時間は放熱時間よりも短かく（実施例では約
４分の１）、ヒータの安全性が高く、低コストであり、
実用性の高いものである。
実施例２
第２図に示す様な潜熱蓄熱式電気ヒータを試作した。２
１は線状発熱体であり、ここでは実施例１と同様のヒー
タ線を用いた。その線状発熱体２１の両端にリード線２
２を接続した。リード線２２および発熱体２１とリード
線２２との接続部２３はいずれもポリエチレンで電気絶
縁被覆されている。２４は発熱体を囲む金属箔・グラス
テンクラミ不一トフィルムであり、丑だ潜熱蓄熱材を収
納する密封容器を構成する金属箔・グラスチックラミネ
ートフィルムとしても共用されているものである。２６
は潜熱蓄熱材を収納する密封容器をｕＩ成する金属箔・
グラスチックラミネートフィルムである。ここでは２４
と２５とは同じラミネートフィルムを使用した。そのフ
ィルムとしては網中３５ ｃｍ＋ 横巾３０ｃｍのポリ
エチレンテレフタレート（厚み１２μｍ）／ナイロン（
厚み１２１層ｍ ）／ Ａ９゜箔（厚み９μｍ）／ポリ
エチレン（厚み６０μｍ）の４層から成る金属箔・プラ
スチックラミイ、−トフィルムを信用した。この２枚の
フィルムの、１５ ＋）エチレン側を内側にして、その
周辺部を熱圧着により接着し、丑だ第２図に示すように
フィルムの〕Ｘ当な箇所で熱圧着接着を行なった。この
２４と２５とから構成されるフィルム容器の中に潜熱蓄
繭５拐２６を収納した密封容器の同じものを２個作成し
、その２個の密封容器の間に線状発熱体２１およびリー
ド線２２を挾み込み、第２図の様に固定した。
１は線状発熱体であり、ここでは実施例１と同様のヒー
タ線を用いた。その線状発熱体２１の両端にリード線２
２を接続した。リード線２２および発熱体２１とリード
線２２との接続部２３はいずれもポリエチレンで電気絶
縁被覆されている。２４は発熱体を囲む金属箔・グラス
テンクラミ不一トフィルムであり、丑だ潜熱蓄熱材を収
納する密封容器を構成する金属箔・グラスチックラミネ
ートフィルムとしても共用されているものである。２６
は潜熱蓄熱材を収納する密封容器をｕＩ成する金属箔・
グラスチックラミネートフィルムである。ここでは２４
と２５とは同じラミネートフィルムを使用した。そのフ
ィルムとしては網中３５ ｃｍ＋ 横巾３０ｃｍのポリ
エチレンテレフタレート（厚み１２μｍ）／ナイロン（
厚み１２１層ｍ ）／ Ａ９゜箔（厚み９μｍ）／ポリ
エチレン（厚み６０μｍ）の４層から成る金属箔・プラ
スチックラミイ、−トフィルムを信用した。この２枚の
フィルムの、１５ ＋）エチレン側を内側にして、その
周辺部を熱圧着により接着し、丑だ第２図に示すように
フィルムの〕Ｘ当な箇所で熱圧着接着を行なった。この
２４と２５とから構成されるフィルム容器の中に潜熱蓄
繭５拐２６を収納した密封容器の同じものを２個作成し
、その２個の密封容器の間に線状発熱体２１およびリー
ド線２２を挾み込み、第２図の様に固定した。
発熱体２１を密封容器の外壁２４に固定するのに熱良導
性接着剤を用いると共に、その発熱体２１の近辺部には
熱良導性充填剤を詰め、しかる後に２個の密封容器の周
辺部を接着剤で封止した。ここで発熱体とリード線との
接続部２３はラミネートフィルム２４を介して潜熱蓄熱
材２６と熱的接触を保つ様にした。ここで用いた潜熱蓄
熱材２６は実施例１で用いたものと同じものである。し
たがって外気温度１０℃、蓄熱温度レベルを６５℃に設
定すると、この蓄熱式電気ヒータの蓄熱容量は実施例１
と同じ３９．７＆／となり、ヒータ電力も実施例１と同
じ１０ｏＷである。本実施例の蓄熱式ヒータも実施例１
と同様、電気チョッキのヒータとして用いることができ
、電源コードレス化が可能できり、軽量であり、可撓性
があり、蓄熱能率が高く、安全性が高く、低コストであ
り、実用性の高いものである。
性接着剤を用いると共に、その発熱体２１の近辺部には
熱良導性充填剤を詰め、しかる後に２個の密封容器の周
辺部を接着剤で封止した。ここで発熱体とリード線との
接続部２３はラミネートフィルム２４を介して潜熱蓄熱
材２６と熱的接触を保つ様にした。ここで用いた潜熱蓄
熱材２６は実施例１で用いたものと同じものである。し
たがって外気温度１０℃、蓄熱温度レベルを６５℃に設
定すると、この蓄熱式電気ヒータの蓄熱容量は実施例１
と同じ３９．７＆／となり、ヒータ電力も実施例１と同
じ１０ｏＷである。本実施例の蓄熱式ヒータも実施例１
と同様、電気チョッキのヒータとして用いることができ
、電源コードレス化が可能できり、軽量であり、可撓性
があり、蓄熱能率が高く、安全性が高く、低コストであ
り、実用性の高いものである。
実施例３
第３図に示す様な潜〃蓄馬１気ヒータを試作した。
３１は面状発熱体であり、ここではニッケル基台金箔か
ら成、る面積５ｃｍｘ ３Ｃｍ ｒ ？’ｆ’！費電力
量１２ｗ（印加電圧２５ｖ）のりホンヒータを用いた。
ら成、る面積５ｃｍｘ ３Ｃｍ ｒ ？’ｆ’！費電力
量１２ｗ（印加電圧２５ｖ）のりホンヒータを用いた。
この面状発熱体を１６個用意し、第３図に示す様にそれ
らを４個づつ長さ方向に直列にリート線３２を用いて電
気的接続し、４測置列体を４組作成した。その４組の直
列体をリ−１・線３２を用いてさらに並列に電気的接続
した。ここで直列接続間のリード線の長さく縦方向の発
熱体間の距離に等しい）は５ ｃｍ −７’ 、りす、
４ＪＩ′を方向（並列方向）の発熱体間の間隔は６ｃｍ
である。次に、３４は発熱体を囲むプラスチックであり
、ここでは網中４５ Ｃｍ 、横巾３３ ｃｍ、厚み１
００μｍのポリエテレ／のフィルムを２枚用いた。この
２枚のポリエチレンフィルムの間に、上記発熱体３１お
よｏ・リード線３２を挾み込み、そのフィルム間を熱圧
着により接着し、面状電気ヒータ（発熱体３１．リード
線３２゜および発熱体を囲むプラスチック３４がら構成
されている）を得た。次に３５は潜熱蓄熱拐を収納する
プラスチック製の密封容器であり、ここではポリエチレ
ンの中空成形体を用い、その形状は６Ｏｎ（網中）×４
Ｃ１ｎ（横巾）Ｘ６１ＥＩ＋（高さ）の直方体（内容積
に対応する）である。この直方体容器の中に潜熱蓄熱材
３６を１８１充填した後、その容器を完全密封した。こ
こで用いた潜熱蓄熱材３６は実施例１で使用した材料と
同じものである。この様な潜熱蓄熱材１５１を収納した
グラスチック製密封容器の同じものを３２個作製し、こ
れらを第３図に示す様に上記面状電気ヒータの両面に発
熱部を覆う様に熱良導性、耐熱性接着剤で固定した。こ
の時、発熱体３１とリード線３２との接続部３３はプラ
スチックフィルム３４およびプラスチ、り容器の壁３６
を介して、潜熱蓄熱材３６と熱的接触を保つ様にした。
らを４個づつ長さ方向に直列にリート線３２を用いて電
気的接続し、４測置列体を４組作成した。その４組の直
列体をリ−１・線３２を用いてさらに並列に電気的接続
した。ここで直列接続間のリード線の長さく縦方向の発
熱体間の距離に等しい）は５ ｃｍ −７’ 、りす、
４ＪＩ′を方向（並列方向）の発熱体間の間隔は６ｃｍ
である。次に、３４は発熱体を囲むプラスチックであり
、ここでは網中４５ Ｃｍ 、横巾３３ ｃｍ、厚み１
００μｍのポリエテレ／のフィルムを２枚用いた。この
２枚のポリエチレンフィルムの間に、上記発熱体３１お
よｏ・リード線３２を挾み込み、そのフィルム間を熱圧
着により接着し、面状電気ヒータ（発熱体３１．リード
線３２゜および発熱体を囲むプラスチック３４がら構成
されている）を得た。次に３５は潜熱蓄熱拐を収納する
プラスチック製の密封容器であり、ここではポリエチレ
ンの中空成形体を用い、その形状は６Ｏｎ（網中）×４
Ｃ１ｎ（横巾）Ｘ６１ＥＩ＋（高さ）の直方体（内容積
に対応する）である。この直方体容器の中に潜熱蓄熱材
３６を１８１充填した後、その容器を完全密封した。こ
こで用いた潜熱蓄熱材３６は実施例１で使用した材料と
同じものである。この様な潜熱蓄熱材１５１を収納した
グラスチック製密封容器の同じものを３２個作製し、こ
れらを第３図に示す様に上記面状電気ヒータの両面に発
熱部を覆う様に熱良導性、耐熱性接着剤で固定した。こ
の時、発熱体３１とリード線３２との接続部３３はプラ
スチックフィルム３４およびプラスチ、り容器の壁３６
を介して、潜熱蓄熱材３６と熱的接触を保つ様にした。
この様にして第３図の蓄熱式電気ヒータを作成した。外
気温度０°Ｃ１蓄熱温度レベルを６５°Ｃに設定すると
、この蓄熱式電気ヒータの蓄熱容量は潜熱量３４．５に
１！と顕熱量１２．８＆／との和４７゜３にとなり、ヒ
ータ電力は１９２ｗ（印加′電圧１０ｏ■）であるから
、それだけの熱量を断熱状態で蓄熱するのに要する時間
は約１７分間となる。
気温度０°Ｃ１蓄熱温度レベルを６５°Ｃに設定すると
、この蓄熱式電気ヒータの蓄熱容量は潜熱量３４．５に
１！と顕熱量１２．８＆／との和４７゜３にとなり、ヒ
ータ電力は１９２ｗ（印加′電圧１０ｏ■）であるから
、それだけの熱量を断熱状態で蓄熱するのに要する時間
は約１７分間となる。
次にこの蓄熱式ヒータを実施例１と同様に、電気チョッ
キのヒータとして用いる。チョッキの保温材の中にこの
蓄熱式ヒータを埋設した結果、電源を入力すると、チゴ
ノキは保温状態（２６Ｗ放熱）に入り、電源を入力して
から２０分間で潜熱蓄熱材の温度は設定温度の６６°Ｃ
に達し、この時点で電源を切断しても、その後１２６分
間保温状態（２６Ｗ放熱）を接続することができた。す
なわち電源コードレス化が達せられる。しかもこの蓄熱
式電気ヒータは比較的軽量（７１ｏグ）であり、可撓性
もあり、蓄熱能率が高く、ヒータの安全性が高く、低コ
ストであり、実用性の高いものである。
キのヒータとして用いる。チョッキの保温材の中にこの
蓄熱式ヒータを埋設した結果、電源を入力すると、チゴ
ノキは保温状態（２６Ｗ放熱）に入り、電源を入力して
から２０分間で潜熱蓄熱材の温度は設定温度の６６°Ｃ
に達し、この時点で電源を切断しても、その後１２６分
間保温状態（２６Ｗ放熱）を接続することができた。す
なわち電源コードレス化が達せられる。しかもこの蓄熱
式電気ヒータは比較的軽量（７１ｏグ）であり、可撓性
もあり、蓄熱能率が高く、ヒータの安全性が高く、低コ
ストであり、実用性の高いものである。
発明の効果
以上の如く本発明の蓄熱式電気ヒータは、短時間蓄熱（
例えば１時間以内）、長時間放熱（例えば２時間以上）
が可能であり、しかも軽量（例えばＩ Ｋｇ以下）であ
り、可撓性があり、安全性が高く、低コストなヒータを
提供し、局所暖房器などのヒータとして用いた場合、そ
のコードレス化を可能にするものである。
例えば１時間以内）、長時間放熱（例えば２時間以上）
が可能であり、しかも軽量（例えばＩ Ｋｇ以下）であ
り、可撓性があり、安全性が高く、低コストなヒータを
提供し、局所暖房器などのヒータとして用いた場合、そ
のコードレス化を可能にするものである。
第１図ａ 、ｂ、第２図ａ、ｂ、および第３図ａ。
ｂＩｉそれぞれ本発明の苗熱式電気ヒータの実施例を示
す断面図および平面図である。 １１．２１・ ・線状発熱体、３１・・面状発熱体、１
２，２２．３２・・・ リード線、１３ 、２３゜３３
・・・・発熱体とリード線との接続部、１４，２４゜３
４ ・・・発熱体を囲む金属箔、プラスチック、あるい
は金属箔・プラスチックラミネートフィルム、１６ 、
２５ 、３６・・・−・潜熱蓄熱材を収納する金属箔、
プラスチック、あるいは金属箔・フリスチノクラミネー
トフィルムから成る密封容器、１６゜２６．３６・・・
・・潜熱蓄熱材。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか１名２図 （０−） （ｂ）
す断面図および平面図である。 １１．２１・ ・線状発熱体、３１・・面状発熱体、１
２，２２．３２・・・ リード線、１３ 、２３゜３３
・・・・発熱体とリード線との接続部、１４，２４゜３
４ ・・・発熱体を囲む金属箔、プラスチック、あるい
は金属箔・プラスチックラミネートフィルム、１６ 、
２５ 、３６・・・−・潜熱蓄熱材を収納する金属箔、
プラスチック、あるいは金属箔・フリスチノクラミネー
トフィルムから成る密封容器、１６゜２６．３６・・・
・・潜熱蓄熱材。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか１名２図 （０−） （ｂ）
Claims (4)
- （１）線状あるいは面状発熱体を囲む金属箔、プラスチ
Ｉりあるいは金属箔・プラスチックラミネートフィルム
から成る面状あるいはリボン状電気ヒータと、上記電気
ヒータの少な゛くとも片面上に密接して設ける潜熱蓄熱
材を収納する金属箔、プラスチック、あるいは金属箔・
プラスチックラミネートフィルムから成る密封容器と、
外部電源により上記発熱体に通電可能なリード線とを有
する蓄熱式電気ヒータ。 - （２）密封容器を構成する金属箔、プラスチック。 あるいは金属箔・プラスチックラミネートフィルムの発
熱体を囲む金属箔、プラスチック、あるいは金属箔・プ
ラスチックラミネートフィルムと共用したｌ１８′ｇ／
「請求の範囲第１項記載の蓄熱式電気ヒータ。 - （３）密封容器は、その対向壁が適当な箇所で互いに接
着してなる特許請求の範囲第１項記載の蓄熱式電気ヒー
タ。 - （４）発熱体の両端部に電気絶縁被覆したリード線を接
続し、この両端の接続部を、上記発熱体を囲む金属箔、
プラスチック、あるいは金属箔・プラスチックラミネー
トフィルムを介して潜熱蓄熱材と熱的に接触させてなる
特許請求の範囲第１項記載の蓄熱式電気ヒータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18535583A JPS6077389A (ja) | 1983-10-04 | 1983-10-04 | 蓄熱式電気ヒ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18535583A JPS6077389A (ja) | 1983-10-04 | 1983-10-04 | 蓄熱式電気ヒ−タ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6077389A true JPS6077389A (ja) | 1985-05-01 |
Family
ID=16169333
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18535583A Pending JPS6077389A (ja) | 1983-10-04 | 1983-10-04 | 蓄熱式電気ヒ−タ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6077389A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6484588A (en) * | 1987-09-25 | 1989-03-29 | Tanaka Kenichi | Heating element |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55131691A (en) * | 1979-03-30 | 1980-10-13 | Matsushita Electric Works Ltd | Floor heating apparatus |
| JPS58121806A (ja) * | 1982-01-13 | 1983-07-20 | Mitsubishi Electric Corp | レ−ダ送信装置 |
| JPS58175334A (ja) * | 1983-03-11 | 1983-10-14 | Hitachi Ltd | 符号誤り訂正回路 |
-
1983
- 1983-10-04 JP JP18535583A patent/JPS6077389A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55131691A (en) * | 1979-03-30 | 1980-10-13 | Matsushita Electric Works Ltd | Floor heating apparatus |
| JPS58121806A (ja) * | 1982-01-13 | 1983-07-20 | Mitsubishi Electric Corp | レ−ダ送信装置 |
| JPS58175334A (ja) * | 1983-03-11 | 1983-10-14 | Hitachi Ltd | 符号誤り訂正回路 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6484588A (en) * | 1987-09-25 | 1989-03-29 | Tanaka Kenichi | Heating element |
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