JPS6316138B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6316138B2
JPS6316138B2 JP17531483A JP17531483A JPS6316138B2 JP S6316138 B2 JPS6316138 B2 JP S6316138B2 JP 17531483 A JP17531483 A JP 17531483A JP 17531483 A JP17531483 A JP 17531483A JP S6316138 B2 JPS6316138 B2 JP S6316138B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat storage
heat
bag
storage material
heater wire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP17531483A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6066741A (ja
Inventor
Takahito Ishii
Kazuo Yamashita
Hiroshi Uno
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP17531483A priority Critical patent/JPS6066741A/ja
Publication of JPS6066741A publication Critical patent/JPS6066741A/ja
Publication of JPS6316138B2 publication Critical patent/JPS6316138B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Thermotherapy And Cooling Therapy Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は潜熱蓄熱材を用いた身体用の採暖装置
に関する。
従来例の構成とその問題点 従来のこの種の採暖装置は、第1図、第2図に
示すように断熱材(図示せず)で覆われており、
可撓性を有する材質、例えば、ポリエチレンとア
ルミ箔とから成るラミネートシート1をヒートシ
ール、または、接着により接合して袋状容器2を
形成し、袋状容器2内に無機水和塩のごとき蓄熱
材3が封入されていた。4はラミネートシート1
が接合された連結部分である。また、ラミネート
シート1の外部にヒータ線5が袋状容器2と接し
て配設されていた。
上記構成において、蓄熱はヒータ線5が放出す
る熱を袋状容器2のヒータ線5と接する壁2aを
通して蓄熱材3が受熱することにより行われる。
そして、蓄熱材3が全て融解(固体→液体)して
蓄熱を完了する。また、放熱は蓄熱材3が貯えた
熱を袋状容器2の他方の壁2bを通して身体に与
えることにより行われる。なお、加熱器5および
袋状容器2の位置する側はそれぞれ外気および身
体側である。
蓄熱材3を身体用採暖装置(例えば、ベスト)
として用いる最大の利点は蓄熱完了後はコードレ
スとなる点にあり、実用性を考慮すると短時間に
蓄熱を完了し長時間放熱を持続できるものでなけ
ればならない。放熱時間は主として、断熱性能、
放熱速度および蓄熱材3の量によつてきまり、身
体採暖用装置として数時間の放熱時間を可能とす
る蓄熱材3の蓄熱容量は大きく、そのために袋状
容器2の厚みは大となり、また、短時間に蓄熱を
完了するためにはヒータ線5から蓄熱材3への入
熱を効率良く行う必要がある。しかしながら、第
1図において、ヒータ線5から蓄熱材3への入熱
はヒータ線5と接する限られた面積を有する袋状
容器2の壁2aから一方向に行われるため、蓄熱
材3の厚みが大きいと蓄熱材の熱伝導度が悪いこ
とより速やかな蓄熱はできない。また、ヒータ線
5は外気と近接しているため放熱損も大きい。ヒ
ータ線5から蓄熱材3への入熱速度が遅いとヒー
タ線5は高温となり場合によつてはラミネートシ
ート1および、ヒータ線5材質の耐熱温度以上に
となり、場合によつては袋状容器2が破損して蓄
熱材3が漏出したり、または、感電するといつた
危険性があつた。このため、ヒータ線5の加熱密
度をあまり大きくすることができず短時間に蓄熱
することができなかつた。また、袋状容器2の壁
面は曲面であり、袋状容器2とヒータ線5との接
触面積が少ないと、ヒータ線5の固定が十分にさ
れず、ヒータ線5が袋状容器2から外れて過昇温
して装置を破損するおそれがあつた。
発明の目的 本発明はかかる従来の問題を解消するもので、
速やかに蓄熱ができて、かつ、安全である実用的
な採暖装置を提供することを目的とする。
発明の構成 この目的を達成するために本発明は、蓄熱材が
密封されている袋状容器が多数連結されている一
対の可撓性シートの対向するそれぞれのシート面
にヒータ線を前記袋状容器および連結部分に接し
て各々設けるとともに、前記各ヒータ線が互いに
重なり合わないように配列したものである。
この構成によつて全体の蓄熱材の量を一定量確
保しつつ、蓄熱材が一対の可撓性シートに分配さ
れ各袋状容器の厚みを薄くすることができ、か
つ、加熱器と可撓性シートとの接触面積を大きく
することができる。
実施例の説明 以下、本発明の一実施例を第3図,第4図を用
いて説明する。第3図,第4図において、ポリエ
チレン、ナイロン等のプラスチツクとアルミ箔等
から成るラミネートシートのごとき可撓性シート
6,6′で袋状容器7,7′を形成し、この袋状容
器7,7′内に酢酸ナトリウム・3水塩のごとき
蓄熱材8,8′が封入されている。袋状容器7,
7′は蓄熱材8,8′の周囲を接着、又は、ヒート
シールにより形成され相互に連結されている。
9,9′は袋状容器7,7′の連結部分である。一
対の可撓性シート6,6′の対向する面側Aにチ
ユービングヒータ線のごときヒータ線10,1
0′が袋状容器7,7′と連結部分9,9′に接着
剤、ヒートシール等により各々接触して固定され
ている。また、一方の可撓性シート6のヒータ線
10と他方の可撓性シート6′のヒータ線10′と
は重なり合わない位置に設けられている。
上記構成によれば、2枚の可撓性シート6,
6′に蓄熱材8,8′が分配されているので、各袋
状容器7,7′(または、蓄熱材8,8′)の厚み
は薄くなる。また、ヒータ線10,10′が可撓
性シート6,6′間に位置し、かつ、ヒータ線1
0,10′と可撓性シート6,6′との接触が袋状
容器7,7′と連結部分9,9′に及んでいること
により蓄熱時にヒータ線10,10′から外部へ
の放熱損は少なく、また、蓄熱材8,8′は可撓
性シート6,6′の均熱効果によりほぼその全周
から加熱されて速やかに融解する。なお、第4図
においてヒータ線10,10′が各可撓性シート
6,6′にそれぞれ接触し、他方のシートとは離
れているように図示したが、実際に重ね合わせた
状態では各可撓性シート6,6′の両者に接触す
るようになり、両シート6,6′は両ヒータ線1
0,10′を加熱源として共用する。また、前述
したようにヒータ線10,10′と可撓性シート
6,6′との接触が良好で、かつヒータ線10,
10′から蓄熱材8,8′への入熱が効率的に行な
われるため、ヒータ線10,10′と蓄熱材8,
8′との温度差を小さくすることができる。この
ことは各材質の安全係数を高めることができ、可
撓性シート6,6′およびヒータ線10,10′の
耐熱信頼性の点で好ましい。
なお、上記実施例では袋状容器7,7′内に蓄
熱材8,8′のみを充填した場合について述べた
が必要に応じて過冷却防止剤、ゲル化剤等を添加
してもよい。
発明の効果 以上のように本発明の採暖装置によれば次の効
果が得られる。
(1) 蓄熱材が一対の可撓性シートに分配され、か
つ、ヒータ線が可撓性シート間に袋状容器と連
結部分に接して配設されているため、一個あた
りの蓄熱材の厚みは薄く、したがつて、蓄熱材
への蓄熱が短時間に行なわれる。
(2) ヒータ線は大きい接触面積で可撓性シートと
接触させることができ、したがつて、蓄熱材の
均熱加熱が可能となるとともに、蓄熱時にヒー
タ線と可撓性シートとの温度差を小さくできて
各材料の安全係数を高めることができ、かつヒ
ータ線を強固に固定できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の採暖装置の断面図、第2図は第
1図のX―X′線断面図、第3図は本発明の一実
施例の採暖装置の断面図、第4図は第3図のY―
Y′線断面図である。 6,6′…可撓性シート、7,7′…袋状容器、
8,8′…蓄熱材、9,9′…連結部分、10,1
0′…ヒータ線、A…対向面。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 蓄熱材が密封されている袋状容器が多数連結
    されている一対の可撓性シートの対向するそれぞ
    れのシート面にヒータ線を前記袋状容器および連
    結部分に接して各々設け、かつ、これらのヒータ
    線が互いに重なり合わないように配列してなる採
    暖装置。
JP17531483A 1983-09-22 1983-09-22 採暖装置 Granted JPS6066741A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17531483A JPS6066741A (ja) 1983-09-22 1983-09-22 採暖装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP17531483A JPS6066741A (ja) 1983-09-22 1983-09-22 採暖装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6066741A JPS6066741A (ja) 1985-04-16
JPS6316138B2 true JPS6316138B2 (ja) 1988-04-07

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ID=15993924

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JP17531483A Granted JPS6066741A (ja) 1983-09-22 1983-09-22 採暖装置

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JPS6066741A (ja) 1985-04-16

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