JPS606473Y2 - 冷却ロ−ルにおける露結水分除去装置 - Google Patents

冷却ロ−ルにおける露結水分除去装置

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Publication number
JPS606473Y2
JPS606473Y2 JP14904080U JP14904080U JPS606473Y2 JP S606473 Y2 JPS606473 Y2 JP S606473Y2 JP 14904080 U JP14904080 U JP 14904080U JP 14904080 U JP14904080 U JP 14904080U JP S606473 Y2 JPS606473 Y2 JP S606473Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooling roll
suction pipe
blade
suction
roll
Prior art date
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Expired
Application number
JP14904080U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5774999U (ja
Inventor
恵敏 三谷
里志 井上
Original Assignee
平野金属株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 平野金属株式会社 filed Critical 平野金属株式会社
Priority to JP14904080U priority Critical patent/JPS606473Y2/ja
Publication of JPS5774999U publication Critical patent/JPS5774999U/ja
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Expired legal-status Critical Current

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  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)
  • Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は冷却ロールにおける露結水分除去装置に関する
ものである。
例えば乾燥機、加湿機等により所定の処理をしたウェブ
を直ちに折り畳んだり或いはそのまま放置したりすると
、折れじわが生じたリウェブに含浸させた水分が蒸発し
たりするので、通常所定の処理の施したウェブは直ちに
水冷ロールにて急冷し、折れしわの発生成いは水分の蒸
発等を防止している。
ところで、このように水冷ロールにてウェブを急冷する
と、水冷ロールの外表面中にウェブとの接触部分は表面
温度が高くなるので大気中の水分が露結するようなこと
はないが、ウェブとの非接触部分特に水冷ロールの両側
外表面の温度は低下し、その表面温度は露点温度以下に
なるのが常であり、そのため、水冷ロールの両側外表面
には大気中の水分が露結し、その露結した水滴が流れて
ウェブの耳端に付着するという不都合があった。
本考案は、上記の現状に鑑み、冷却ロールの外表面に露
結した水滴を除去してウェブに水滴が付着するのを防止
せんとするもので、以下その構成を図面に示す実施例に
したがって説明すると次の通りである。
第1図及び第2図において、1は回転可能に軸支された
冷却ロールたる水冷ロール、2はこの水冷ロール1の外
表面1a上を走行するウェブである。
3は上記水冷ロール1の両側対称位置に設けられたフレ
ーム、4は両側のフレーム3に固設された取付金具、5
は上記取付金具4に回転可能に横架軸承した支軸、6は
支軸5の一側の軸端に取付固定した操作ハンドル、7は
水冷ロール1とフレーム3間において上記支軸5の両端
に吊下げ状に固設した支持アーム、8はこの支持アーム
7間に架設固定して上記水冷ロール1の幅方向にそって
配置した中空状のサクションパイプで、これを適当な手
段で吸引されその空室9内に吸引力が作用せしめられる
上記サクションパイプ3の外周面の所定部位を幅方向に
切欠いで取付面10及びこれと連接した平面11を形成
すると共に、この平面11には空室9と連通ずる吸引ス
リット口12を幅方向に上記取付面10に近接させて形
成する。
13は上記サクションパイプ8の取付面11に螺子止め
固定した所定長さの押え板、14は押え板13とサクシ
ョンパイプ3の取付面10間に一体的に挾持固定して幅
方向に所定の傾斜姿勢で配置したブレードで、その先端
縁部15は、サクションパイプ8の取付面10と平面1
1との頂辺部16より外方に若干突出させて上記吸引ス
リット口12の前方近接位置に位置せしめる。
17は上記フレーム3に固設された取付ブラケット、1
8はこの取付ブラケット17に螺着したストッパ用調整
螺子である。
そして、上記操作ハンドル6を操作して支持アーム7を
支軸5を支点に回動させ、当該支持アーム7の側端縁面
7aを予め位置調整された上記ストッパ用調整螺子18
の先端面18aに当接させると、サクションパイプ8は
所定の定位置に保持され、ブレード14の先端縁部15
が上記水冷ロール1の外表ff1laにその幅方向にわ
たって線接触若しくは面接触するように構成されている
而して、水冷ロール1の外表面1aに露結した大気中の
水滴を除去したい場合は、上述のように操作ハンドル6
を操作して支持アーム7を支軸5を支点に回動させ、予
め位置調整されたストッパ用調整螺子18の先端面18
aに支持アーム7の側端縁面7aを当接させ、当該支持
アーム7の回動を規制して定位置に保持し、サクション
パイプ8に一体的に取付固定したブレード14の先端縁
部16を水冷ロール1の外表面1aに予め接触させてお
くと共に、適当な手段で上記サクションパイプ8の空室
9内に吸引力を作用させて負圧を生せしめる。
そして、例えば乾燥機或いは加湿機等にて所定の処理が
施されたウェブ2が水冷ロール1上を走行通過して急冷
され、水冷ロール1の外表面1a特にウェブ2との非接
触部分たる両側外表面に大気中の水分が露結して水滴が
付着すると、その水滴は、水冷ロール1の回転により、
ウェブ2の走行路の背面側において水冷ロール1の外表
面1aに接触しているブレード14の先端縁部15でそ
の下部位置に集合せしめられる。
こうしてブレード14によって集合せしめられた水滴は
、吸引スリット口12を介してサクションパイプ8の空
室9内に吸引された後、サクションパイプ8の適当な位
置に設けられた排出口(図示省略)を介して外部に排出
される。
したがって、水冷ロール1の外表面1aに付着した露結
水分は完全に除去され、ウェブ2に水滴が付着するよう
なことはない。
装置を使用しない場合、上記操作ハンドル6を操作して
支持アーム7を支軸5を支点に回動させてサクションパ
イプ8を水冷ロール1より離反させて所定の上方位置に
係止固定しておけばよい。
尚、本考案は、乾燥機はもとより加湿機、熱処理機等の
如くウェブを冷却する必要のある装置のあらゆる冷却ロ
ールに適用することができる。
以上説明したように、本考案は、乾燥機、加湿機等によ
り処理されたウェブを直ちに冷却し折れじわの発生や水
分の蒸発等を防止するために使用される冷却ロールにお
いて、一端に操作ハンドルを有し、冷却ロールと平行状
態でフレームに回動可能に支持された支軸と、該支軸に
一対の支持アームを介して冷却ロールに平行に接近離隔
可能に取付けられたサクションパイプと、該サクション
パイプの外面に先端を正のすくい角で冷却ロールの外表
面に線接触若しくは面接触させ得るように取付けられた
ブレードと、該ブレードの先端接触位置付近で、かつ、
冷却ロールの回転方向に対し、手前側となる位置でサク
ションパイプに開設した吸引スリット口と、前記支持ア
ームに対応してフレームに位置調整可能に取付けられ、
サクションパイプの冷却ロールへの接近位置を規制する
ストッパとからなり、上記ブレードを吸引スリット口と
を冷却ロールの全長に亘って設けると共に、上記ブレー
ドと吸引スリット口とを冷却ロールの全長に亘って設け
ると共に、上記ブレードの先端接触位置より冷却ロール
の回転方向手前側のサクションパイプ外周面を冷却ロー
ルの外表面に沿う切欠平面となしたから、ウェブの冷却
処理運転中、冷却ロールの両端部が常時外気と接触して
外気中の水分が冷却ロールの両端部に結露してウェブに
吸収されることを防止させ得ると共に、上記運転の一時
停止中等に冷却ローイレ全長に結露が生じた場合でも、
これをブレードで掻き取り、吸引スリット口からサクシ
ョンパイプ内に直ちに吸引除去させることができる。
また、サクションパイプを、支軸を中心として支持アー
ムを介して冷却ロールに平行に接近離隔可能とし、かつ
、冷却ロールへの接近位置を調整可能なストッパで規制
させたから、摩耗したブレードの接触位置の調整や交換
並びに吸引スリット口の清掃等を容易に行うことができ
、サクションパイプを冷却ロールに再設定する場合でも
、サクションパイプと冷却ロールとの損傷を防止して、
生起位置に正確に位置決めできる。
特に、ブレードの先端接触位置より冷却ロールの回転方
向手前側のサクションパイプ外周面を冷却ロールの外表
面に沿う切欠平面となしたから、この切欠平面と冷却ロ
ール外表面との間に、冷却ロールの回転方向に広い範囲
に亘って細隙からなる吸引通路が形成され、冷却ロール
外表面に結露付着した水分を、上記細隙からなる吸引通
路を加速されて通過する空気流によって冷却ロールの外
表面から剥離させて吸引スリット口からサクションパイ
プ内に引き込み、残存水分をブレードで完全に掻き取ら
せて直ちに吸引スリット口からサクションパイプ内に吸
引除去させることができ、冷却ロール外表面に沿う細隙
に発生する加速気流と、ブレードとによって冷却ロール
外表面の露結水分を完全に除去させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る装置の要部正面図、第2図はその
側面図である。 1・・・・・・冷却ロール、1a・・・・・・外表面、
2・・・・・・ウェブ、3・・・・・・サクションパイ
プ、12・・・・・・吸引スリット口、14・・・・・
・ブレード、15・・・・・・先端縁部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 乾燥機、加湿機等により処理されたウェブを直ちに冷却
    して折れしわの発生や水分の蒸発等を防止するために使
    用される冷却ロールにおいて、一端に操作ハンドルを有
    し、冷却ロールと平行状態でフレームに回転可能に支持
    された支軸と、該支軸に一対の支持アームを介して冷却
    ロールに平行に接近離隔可能に取付けられたサクション
    パイブト、該サクションパイプの外面に先端を正のすく
    い角で冷却ロールの外表面に線接触若しくは面接触させ
    得るように取付けられたブレードと、該ブレードの先端
    接触位置付近で、かつ、冷却ロールの回転方向に対し、
    手前側となる位置でサクションパイプに開設した吸引ス
    リット口と、前記支持アームに対応してフレームに位置
    調整可能に取付けられ、サクションパイプの冷却ロール
    への接近位置を規制するストッパとからなり、上記ブレ
    ードと吸引スリット口を冷却ロールの全長に亘って設け
    ると共に、上記ブレードの先端接触位置より冷却ロール
    の回転方向手前側のサクションパイプ外周面を冷却ロー
    ルの外表面に沿う切欠平面となしたことを特徴とする冷
    却ロールにおける露結水分除去装置。
JP14904080U 1980-10-17 1980-10-17 冷却ロ−ルにおける露結水分除去装置 Expired JPS606473Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14904080U JPS606473Y2 (ja) 1980-10-17 1980-10-17 冷却ロ−ルにおける露結水分除去装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14904080U JPS606473Y2 (ja) 1980-10-17 1980-10-17 冷却ロ−ルにおける露結水分除去装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5774999U JPS5774999U (ja) 1982-05-08
JPS606473Y2 true JPS606473Y2 (ja) 1985-03-01

Family

ID=29508439

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14904080U Expired JPS606473Y2 (ja) 1980-10-17 1980-10-17 冷却ロ−ルにおける露結水分除去装置

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JP (1) JPS606473Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999037846A1 (fr) * 1998-01-27 1999-07-29 Shikokuizumisenni, Ltd. Procede et appareil de stabilisation de tissu, et procede de fabrication de tissu

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999037846A1 (fr) * 1998-01-27 1999-07-29 Shikokuizumisenni, Ltd. Procede et appareil de stabilisation de tissu, et procede de fabrication de tissu
US6702862B1 (en) 1998-01-27 2004-03-09 Shikokuizumisenni, Ltd Method and apparatus for stabilizing cloth, and method of manufacturing cloth

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5774999U (ja) 1982-05-08

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