JPS6048816B2 - テ−プ走行調整機構 - Google Patents

テ−プ走行調整機構

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JPS6048816B2
JPS6048816B2 JP53106218A JP10621878A JPS6048816B2 JP S6048816 B2 JPS6048816 B2 JP S6048816B2 JP 53106218 A JP53106218 A JP 53106218A JP 10621878 A JP10621878 A JP 10621878A JP S6048816 B2 JPS6048816 B2 JP S6048816B2
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arm
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英幸 川瀬
雅志 吉田
忠 篠田
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はVTR等における磁気テープの最適な走行状
態を得るためのテープ走行調整機構に関するものてある
一般にVTR等の磁気記録再生装置においては、磁気
テープをカセット等のテープ収納筐体内より引き出し回
転ビデオヘッドを有する回転シリンダに所定角度にわた
り添接走行させる構成としている。
また、装置の互換性を保つため標準のトラックパターン
を有する磁気テープを走行させ、正常な画像が再生され
るように回転シリンダ周囲における磁気テープの走行路
を調整している。従来、このテープ走行路の調整は回転
シリンダの入口側および出口側に設けられた案内体の基
準面に対する高さ位置を調整し磁気テープを案内体の鍔
部により案内して上下方向に移動させて行なつている。
従来のテープ走行調整機構を第12図にて説明すると、
ガイド取付け台部材80に円筒軸79が嵌着されねじ5
6によりガイド取付け台81が固着されている。27は
円柱状案内体で上フランジ27aに軸27b)下フラン
ジ27dが嵌着され上フランジ27aと下フランジ27
dの間に軸27bのまわりを回動可能に案内子27cが
装着されて一体となつて動き得るよう形成されている。
さらに前記円柱状案内体27はガイド取付け台部材80
およびガイド取付け台81に嵌着された円筒軸79に挿
入され、止ねじ57を軸27bに押圧することにより円
柱状案内体27の上下方向の位置規制をするように構成
されている。このため磁気テープ42を回転ヘッドシリ
ンダ12(第1図)に添接走行させて最適な走行路とな
るように円柱状案内体27が調整された状態でも円柱状
案内体27の位置規制をする止ねし57の押圧作業が水
平方向のため磁気テープ42を装填した状態のま)で円
柱状案内体27を固定することは不可能であり、一旦は
磁気テープ42の回転ヘッドシリンダ12に対する添接
を解除して磁気テープ42をカセット54に収納させた
後に円柱状案内体27を止ねじ57により固定しなけれ
ばならない。この作業が水平方向のため作業性も悪く、
固定の際に最適位置に調整された走行路に狂いが生じる
可能性がある。従つて再度、磁気テープ42を走行させ
最適走行路が維持されているか否かを確認する必要があ
り、狂いが生じていれば再調整し、磁気テープ42を再
ひカセット54に収納した後固定するという重複作業と
なり調整に多くの時間を費やし作業J性が悪いため品質
も不安定となる等の欠点がある。
本発明の目的は、前記従来技術の欠点を排除し調整時間
の縮減と調整作業の安易化をはかり品質の安定した磁気
記録再生装置を提供することにある。
本発明の特徴とするところは、磁気テープをカセットよ
り引き出し回転ヘッドシリンダに所定角度にわたり添接
走行させた後、標準のトラックパターンを有する磁気テ
ープと合致するように走行路の調整を行なうが回転ヘッ
ドシリンダに磁気テープを装填した状態のま、で磁気テ
ープが最適走行路を走行するように調整することが可能
であると共に最適位置を保持した状態においてテープ案
内体の位置規制をも可能ならしめるようにしたものてあ
る。
以下、本発明を図面に示した実施例について説明する。
第1図、第6図は本発明を実施するのに好適な磁気記録
再生装置における磁気テープ自動装填機構の構成の一例
を示す平面図及ひ側面図て.ある。図において1は基ベ
ースでリール軸9a,10aが植立され、それぞれ巻取
側リール台9、供給側リール台1口が回転可能に設けら
れている。11は案内ベースで基ベース1上の支柱によ
り基ベース1に平行に取付けられ案内ベース11.上に
はテープガイドピン13,14および消去ヘッド15、
ローラ16,17、オーディオコントロールヘッド18
、テープガイドピン19等が載置されている。
また、21はフライホィール43に固着されたキヤプス
タンで、ピンチローラ22・は基ベース1上の軸23a
に対し回動可能なピンチローラアーム23上に回転可能
に軸支されている。24,24′はカセット54内の磁
気テープ42を引出し、基ベース1に対し傾斜して設け
られている回転ヘツドシリング12の周囲に巻回させ、
かつ磁気テープ42を案内規制する補正ポスト26,2
6′と円柱状案内板27,27′を載置したガイド取付
け台部材で、案内ベース11に形成された円弧状の溝1
1A,llbによつて案内され、記録・再生時において
は係止部材41,41’によつて、その位置を規制され
る。ここで補正ポスト26,26’は、それぞれ円柱状
案内体27,27′を中心に回動可能なガイド取付け台
25,25’に傾斜して植立されていて、ガイド取付け
台部材24,24′にねじ56によりそれぞれ載置され
ている。78は一端にテープガイドピン74が植立され
、基ベース1上の軸78aにて回動可能、かつ再生・記
録操作に連動されたアームであり、基ベース1間に発条
75が付勢されていると共に、供給側リール台10にほ
ぼ半円状に巻回している帯状部材76の一端をピン78
bにて回動自在に支持している。
尚、帯状部材76の他端はねじ77にて基ベース1に固
定されている。第2図および第4図はカセット着脱およ
びボタン操作の各機構を削除したローディング機構部の
非作動態様を示す平面図で、第2図は案内ベース11の
略半分を切欠いて案内ベース11下部のローディング駆
動部を示している。
第3図は第2図の側面図である。ここで29はローディ
ング動作用モータで基ベース1に固定され、モータ軸に
はモータプーリ30が固着されている。モータプーリ3
0よりベルト32で駆動されるプーリ31は軸31aが
基ベース1に支持され、さらにウォーム33が一体とな
つて固着されている。
一方、基ベース1上にはウォーム33と係合され、互い
に反応方向に回転可能なウォーム歯車34,34′が軸
34b,34b’によつてそれぞれ軸支され各々のウォ
ーム歯車34,34′にはピン34a,34a’が植立
されている。
リング部材36〜38,36′〜38′は、それぞれ2
つのピン37a,38a,37a’,38a’によつて
回動自在に枢軸連結され、またリンク部材36,36’
に植立されたピン36a,36a’とウォーム歯車34
,34′に植立されたピン34a,34a’との間には
発条35,35′によつて連結され、ウォーム歯車34
,34′の内部には円弧状の案内溝が形成され発条35
,35′およびピン36a,36a’が案内、収納され
ている。なお、ピン37a,38a,37a’,38a
’およびリンク部材38,38′の他端に植立されたピ
ン39,39′のそれぞれ基ベース1側への突出部は第
2図および第6図に示すように基ベース1上に略々、案
内ベース11の円弧状溝11A,llbに沿つて形成さ
れた案内部材40,40′のU字形溝40a,40a’
に係合され、その移動軌跡が規制されている。さらにピ
ン39,39′の案内ベース11側への突出部は案内ベ
ース11上のガイド取付け台部材24,24′の突出部
24b,24b’に連結されている。次にピンチローラ
圧着機構の構成について説明する。
第2図で、ローディングアーム44は基ベース1上の軸
44aに回動可能に取付けられ、一端はピン46によつ
てアーム45に回動可能に連結されている。さらにアー
ム45は中央部を連結ピン49によつてアーム47,4
8と回動可能に連結され他端は基ベース1上のブラケッ
ト52の端部と発条53により張架されている。一方、
アーム47,48の一端にはピン47a,48aが植立
されており、ピン47aはピンチローラアーム23に設
けられた穴に係合され、ピン48aは基ベース1上の軸
50aに回動可能に取付けられたアーム50の一端に設
けられた穴と係合している。また、アーム50の他端と
基ベース1上のブラケット52との間には発条51が張
架されると共にアーム50の折曲部50bが基ベース1
に設けられた穴1a内にあつて位置規制されている。第
1図においてアーム70は軸70aにて回動可能て一端
に設けられた長穴にピンチローラアーム23上のピン2
3bが係合している。一方、71は巻取側リール台9を
発条72にて圧接して駆動 一する巻取ローラで、ピン
71a,71bの設けられた図示せぬアーム上に軸支さ
れているものとする。ここでピン71bは基ベース1上
に設けられたガイド溝に沿つて図示せぬアームを移動規
制するもので、ピン71aはアーム70に当接する高
フさまて伸ひいる。また、2〜8は各操作をするための
押釦で2はポーズ釦、3はストップ釦、4はFF釦、5
は再生釦、6はREW釦、7は記録釦、8はアフレコ釦
てある。スライダ59は再生釦5および記録釦7に連動
し、基ベース1上を左右に摺動可能に取付けられ他端は
基ベース1上の軸60aにて回動可能なアーム60に係
合している。一方、アーム60の他端に植立されたピン
60bは基ベース1上の軸61aにて回動可能なアーム
61に係合している。第2図において、スライダ62は
ガイド穴62a,62bと基ベース1上のガイドピンに
より摺動可能に取付けられ長穴62a’がアーム61に
植立されたピン61bと係合している。また、スライグ
62と基ベース1間には発条58が張架されている。6
3はブラケット66にて基ベース1上に固定されている
スイッチ基板でスイッチ64,65が植込まれている。
ここでスイッチ64,65はモータ29と電源とを結ぶ
回路上にあるスイッチであり、スイイツチ64が閉じる
とモータ29は第3図て反時計方向、スイッチ65が閉
じられると時計方向に回転するように構成されている。
第7図にその回路構成の一実施例を示す。第8図〜第1
1図でスイッチレバー67,67’は基ベース1上の軸
73にて回動可能な同一形状の部品であり、各々スイッ
チ64,65のアクチュエータを押圧可能な位置関係に
あり、スイッチレバー67,67’間には発条68が張
架されていると共にテーパ部67a,67a’は各々ス
ライダ62の立上り部62c,62eに当接するよう構
成されている。
また、アーム69は基ベース1上の軸69aにて回動可
能に取付けられている。一方、ウォーム歯車34,34
′にはピン34c,34c’がそれぞれ植立されていて
ピン34c’はローディングアーム44の直線部44b
およびアーム69のテーパ部69bとそれぞれ当接可能
な高さ関係にある。また、ピン34cは第2図、第4図
、第5図に示すように案内ベース11iの折曲部11C
,lld部に当接可能な高さ関係としている。第13図
はテープ走行調整機構を示す詳細図でガイド取付け台部
材24に円筒軸82が嵌着されさらにガイド取付け台2
5が、ねじ56により固)着されている。
27は円柱状案内体で上フランジ27aに軸27bおよ
び下フランジ27dが嵌着され上フランジ27aと下フ
ランジ27dとの間に軸27bのまわりを回動可能に案
内子27cが嵌着されて一体となつて動き得るよう形成
されている。
また、前記、円柱状案内体27は、ガイド取付け台部材
24およびガイド取付け台25に嵌着された円筒軸82
に挿入され、ガイド取付け台部材24の側面にあけられ
た穴24aに埋込まれたロックピン55の端部55bと
円柱状案内体2?の軸27bが当接し、さらにロックピ
ン55のもう一方の端部55aに止ねじ28のテーパ部
28aが当接するように構成されている。
次に上述した本発明になる装置の一例の動作について説
明する。
第1図において、再生釦5あるいは記録釦7を押込むと
スライダ59は基ベース1上を右に移動してアーム60
は軸60aの回りを反時計方向に回動させられる。これ
伴つてアーム61はピン60bにて駆動され軸61aの
回りを時計方向に回動させられ第2図でアーム61のピ
ン61bが発条58の付勢力に抗してスライダ62を押
込む。この時第8図に示すようにスライダ62の立上り
部62cはスイッチレバー67′のテーパ部67a’を
押し軸73の回りをスイッチレバー67′が時計方向に
回動させられ、同時にスイッチレバー67は発条68の
付勢力によつてテーパ部67aがスライダ62の立上り
部62eに接しながら軸73の回りを時計方向に回動さ
せられるから、スイッチレバー67はスイッチ64−の
アクチュエータ64aを押込むと共にスイッチレバー6
7′はスイッチ65のアクチュエータ65aの押圧を解
除する。つまりスイッチ65がオフとなると共にスイッ
チ64がオンとなるから第3図において、モータ29は
通電され反時計方向−に回転を開始する。なお、この時
再生釦5あるいは記録釦7は図示せぬとも既成の釦ロッ
ク機構にて押圧状態が保持されているものとする。
モータ29の回転によつてプー1J31はベルト32に
よつて軸31aと共3に反時計方向に回転駆動させられ
るから、同軸のウォーム33が回転し、ウォーム歯車3
4は軸34bに対し時計方向に、また、ウォーム歯車3
4’は軸34b’に対し反時計方向に回転を始める。4 従つてリンク部材36〜38および36’〜38’は、
それぞれ発条35,35′を介して駆動され末端のピン
39,39′は基ベース1上に形成された案内部材40
,40’のU字形溝40a,40a’に沿つて移動を始
める。
一方、第6図に示すように案内ベース11に載置されて
いるガイド取付け台部材24,24′は、その突部24
b,24b’とピン39,39′とが係合されているの
でピン39,39′の移動に伴いガイド取付け台部材2
4,24′上に載置された補正ポスト26,26′およ
び円柱状案内体27,27′が第4図で示した位置より
、カセット54内の磁気テープ42を2ケ所より引出し
て案内ベース11に形フ成された溝11A,llbに沿
つて移動を始める。また、上述の再生釦5あるいは記録
釦7の操作によりアーム78は軸78aを中心に発条7
5により反時計方向の回動が可能となり、さらにカイi
ド取付け台部材24,24’の移動によつて第1図に示
した位置まで回動し、磁気テープ42の走行路を規制す
ると共に供給側リール台10は帯状部材76によつて記
録・再生時に必要なブーキ力が与えられる。
上記の動作が進むとやがて第5図に示す状態に至り、ガ
イド取付け台部材24,24′は係止部材41,41′
に当接して、その位置規制がなされる。
この時磁気テープ42はテープガイドピン13,74,
14を経由して消去ヘッド15、ローラ16に接し円柱
状案内体27、補正ポスト26を経て回転ヘッドシリン
ダ12に所定角度巻回され、さらに補正ポスト26′、
円柱状案内体27’を経てローラ17、オーディオコン
トロールヘッド18に接し、テープガイドピン19、キ
ヤプスタン21を経由してカセット54内に到る。
さらに、モータ29の回転が進むと、ウォーム歯車34
,34′内の発条35,35′は変形し始め、この力て
ガイド取付け台部材24,24′は係止部材41,41
′に対し圧着され始める。この頃第8図に示すようにウ
ォーム歯車34′に植立されたピン34c’はローディ
ングアーム44の直線部44bに当接し始め、ローディ
ングアーム44を押して軸44aに対して時計方向へ回
動させる。従つてアーム45は発条53の付勢力に抗し
て引張され、アーム47,48の交わる角度が略180
゜に近づくようにピンチローラアーム23が軸23aに
対し反時計方向に回動し、やがてピンチローラ22がキ
ヤプスタン21に接触する。この状態よりさらにウォー
ム歯車34′の回転が進んてアーム45の移動が進むと
アーム50は軸50aに対し時計方向に回動し発条51
が、わずか引伸ばされピンチローラ22はキヤプスタン
21に磁気テープ42を圧接し定速駆動がなされ.’る
。また、同時に第1図でアーム70は上述のピンチロー
ラアーム23の変位によつてピン23bにて駆動され軸
70aの回りを時計方向に回動させられるからピン71
aから離れ、巻取ローラ71は発条72の付勢によつて
巻取側リール台9の,方向へ移動し、やがて巻取側リー
ル台9を圧接駆動を行なう。この時、第9図に示すよう
にローディングアーム44は角部44cでスイッチレバ
ー67の突出片67bを押込み、スイッチレバー67を
軸73に対し反時計方向に回動させるからスイッチ64
のアクチュエータ64aに対する押圧が解除されて、ス
イッチ64はオフとなりモータ29への電源供給が停止
される。しかし、通常はモータ29からの駆動系に慣性
があるためウォーム歯車34,34′が、さらにわずか
だけ回転が.進むが過剰に慣性がある場合には第5図に
示すようにウォーム歯車34に植立されたピン34cが
案内ベース11の切曲部11dに当接することによつて
その回転量を制限している。また、前記ローディングア
ーム44によりスイッチ64がオフとなりモータ29の
回転が中止してもウォーム33とウオーl、歯車34,
34′による減速比の大きな係台であるため駆動系が逆
転することなく第1図(第5図、第9図)の記録または
再生状態を保持できるのは明白てある。次に、上述の再
生あるいは記録状態を解除するストップ操作について説
明する。
第1図でストップ釦3を押込むと図示せぬとも釦頭ンク
機構が作動し、再生釦5あるいは記録釦7の係止が解除
される。従つてスライダ59、アーム60および6S1
は解放となるから第2図でスライダ62が発条58の付
勢力で戻されアーム61は反時計方向へ、アーム60ほ
時計方向へそれぞれ変位する。一方、第10図でスライ
グ62の立上り部62cは後退するためスイッチレバー
67′は発条68つの力で軸73を中心に反時計方向に
回動しスイッチ65のアクチュエータ65aを押圧して
オンとしモータ29は時計方向の回転を開始する。なお
、この時スライダ62の立上り部62eはスイッチレバ
ー67のテーパ部67aにほゝ゛当接する位置に後退し
ている。ウォーム歯車34,34′はモータ29の転に
よつてベルト32、プーリ31、ウォーム33を介して
駆動され、ウォーム歯車34は時計方向、34′は時計
方向にそれぞれ回転する。従つてローディングアーム4
4はピン34c’の移動に伴つて発条53の力によつて
反時計方向に回動し始めアーム50は発条51にて反時
計方向に回動して切曲部50bが基ベース1に設けた穴
1aに係止される。さらにローディングアーム44の回
動が進むとピンチローラ22のキヤプスタン21への圧
着が解除されアーム4?,48は屈曲が進んで、さらに
ピンチローラ22はキヤプスタン21より離れ、同時に
巻取ローラ71の巻取側リール台9への圧接駆動も解除
され、やがて連結ピン49がアーム50の半内部50c
に当接してその移動が停止する。こうして磁気テープ4
2の駆動が解除された後ウォーム歯車34,34′内の
発条35,35′は変位置が元に戻り、ガイド取付け台
部材24,24′の係止部材41,41′に対する押圧
が解除され、さらにリンク部材36〜38,36′〜3
8′の移動に伴いガイド取付け台部材24,24′は案
内ベース11の溝11A,llbに沿つて後退する。こ
の時リール台9あるいは10は巻取ローラ71とは別の
巻取機構(図示せす)によつてカセット54外に引出さ
れ磁気テープ42を巻取るよう駆動されるものとする。
一方、アーム78は前記ストップ釦3の操作によつて時
計方向の回動力が加えらJれ、少し変位するが最終的に
は後退してきたガイド取付け台部材24の後部に押され
てテープガイドピン74がカセット54内に位置するま
で変位させられ、帯状部材76は供給側リール台10へ
の制動も解除する。ガイド取付け台部材24,274’
がほゝ゛第4図に示すように補正ポスト26,26′お
よび円柱状案内体27,27′がカセット54内に位置
するように復帰する頃ウォーム歯車34′のピン3IC
’は第1ユLド示すようにアーム69のテーパ部69b
を押して軸69aに対しファーム69を反時計方向に回
動させる。この時アーム69の折曲部69cはスイッチ
レバー67′の直線部67b’に当接しスイッチレバー
67′を時計方向に回動させスイッチ65のアクチュエ
ータ65aを解放としスイッチ65をオフとするが、通
常はモータ29および駆動系の慣性で、さらにウォーム
歯車34,34′が回転を続けるが、過剰に慣性がある
場合は第4図に示すように、ウォーム歯車34に植立さ
れたピン34cが案内ベース11の切曲部11cに当接
するようにしてその回転量を規制している。次にテープ
走行調整機構について第5図および第13図で説明する
第5図は記録または再生釦の操作により、ガイド取付台
部材24,24′上に載置された補正ポスト26,26
′および円柱状案内体27,27′がカセット54内よ
り磁気テープ42を引出して回転ヘツドシリング12に
所定角度巻回され添接走行なされる状態を示すが、図に
おいて回転ヘッドシリンダ12に対する磁気テープ42
の走行経路を標準のトラックパターンを有する磁気テー
プの走行経路と一致させるため円柱状案内体27,27
’の高さ位置を調整し、磁気テープ42を上または下方
向へ移動させている。第13図て詳細に説明すると円柱
状案内体27は上フランジ27a)軸27b)案内子2
7c)下フランジ27dと一体形成されているので、上
フランジ27aを右または左に回転させることにより上
フランジ27aに嵌着された軸27bと軸27bに嵌着
され円筒軸82と螺施係合された下.フランジ27dが
上または下方に移動する。
従つて前記上フランジ27aおよび下フランジ27dの
移動に伴つて磁気テープ42は該フランジの鍔部により
案内されて上または下方へ移動することになる。かくし
て磁気テープ42の最適走行路が得られた後その状態を
維持させるため、ガイド取付け台部材24に埋込まれた
ロックピン55の端部55aが止ねじ28を強く締付け
ることにより止ねじ28のテーパ部28aに押圧され水
平方向の分力?を受けロックピン55の他の端部55b
が円柱状案内体27の軸27bを強固に押圧し、軸27
bすなわち円柱状案内体27の位置規制を行ない安定し
た磁気テープ42の走行路を確保することができる。
4 なお、前記の調整および位置規制の作業は第5図および
第13図から明らかなように、磁気テープ42の回転ヘ
ッドシリンダ12に添接走行させた状態でしかも一方向
作業で行なうことができる。
以上、詳述した如く、本発明によれば、特に装置の互換
性を保つため磁気テープの回転ヘッドシリンダへの添接
走行路を調整する装置において、第1および第2の円柱
状案内体の高さ位置の調整手段と、第1および第2の位
置規制手段とによフリ、磁気テープを回転ヘッドシリン
ダに装填した状態のま、でしかも、一方向作業が可能と
なるため調整時間の短縮と調整作業の安易化をはかるこ
とができ、従つて品質の安定もはかれる等の特長を有す
る。
・図面の簡単な説明 第1図は本発明による機構構成全般を示す再生(記録)
状態の平面図、第2図は第1図で示した構成のうち、テ
ープ装填機構部の駆動系を示すストップ状態の平面図、
第3図は第2図の側面図、第4図は第1図で示した構成
のうち、テープ走行系を示すストップ状態の平面図、第
5図は第1図で示した構成のうち、テープ走行系を示す
、再生(記録)状態の平面図、第6図はテープ装填機構
部の駆動系を示す側面図、第7図は本発明による駆動用
モータ回路の一実施例を示す回路図、第8図〜第11図
は駆動用モータのスイッチ操作を説明するための要部平
面図、第12図は従来のテープ走行調整機構を示す断面
図、第13図は本発明によるテープ走行調整機構の断面
図である。
1:基ベース、5:再生釦、7:記録釦、3:ストツプ
釦、9:巻取側リール台、10:供給側リール台、11
:案内ベース、12:回転ヘッドシリンダ、21:キヤ
プスタン、22:ピンチローラ、29:モータ、33:
ウオーム、34:ウオーム歯車、42:磁気テープ、4
4:ローデイングアーム、35:発条、24:ガイド取
付け台部材、2?:円柱状案内体、28:止ねじ、41
:係止部材、55:ロツクピン、69:アーム、67:
スイツチレバー、68:発条、63:スイツチ基板、6
4,65:スイツチ、45,47,48,50:アーム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 供給側リールと巻取側リールとの間に張架された磁
    気テープを引出して回転ヘッドシリンダに所定角度にわ
    たり添接走行させるようになした磁気記録再生装置にお
    いて、該磁気テープの該回転ヘッドシリンダに対する走
    行路を調整する第1の案内手段および第2の案内手段と
    調整後の走行路を維持すべく第1の位置規制手段および
    第2の位置規制手段とを具備し、該第1および第2の案
    内手段はテープ走行高さを微調整可能に構成され、調整
    後は該第1および第2の案内手段の調整方向と直角方向
    に移動可能に埋込まれ、かつ、該案内手段の一部と端部
    が当接するよう設けられたロック部材と該ロック部材の
    他端を押圧可能に配され、前記案内手段の調整方向と同
    一方向より締付可能に取付けられた止ねじからなること
    を特徴とするテープ走行調整機構。
JP53106218A 1978-09-01 1978-09-01 テ−プ走行調整機構 Expired JPS6048816B2 (ja)

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JPS5534317A JPS5534317A (en) 1980-03-10
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JPS5823351A (ja) * 1981-08-19 1983-02-12 Sanyo Electric Co Ltd モード設定機構
JPS6179850U (ja) * 1985-10-23 1986-05-28

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