JPS6017072Y2 - ピンチロ−ラ圧着機構 - Google Patents

ピンチロ−ラ圧着機構

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JPS6017072Y2
JPS6017072Y2 JP12055578U JP12055578U JPS6017072Y2 JP S6017072 Y2 JPS6017072 Y2 JP S6017072Y2 JP 12055578 U JP12055578 U JP 12055578U JP 12055578 U JP12055578 U JP 12055578U JP S6017072 Y2 JPS6017072 Y2 JP S6017072Y2
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JP
Japan
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pinch roller
arm
motor
guide
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JP12055578U
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雅志 吉田
英幸 川瀬
忠 篠田
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株式会社日立製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、テープレコーダー等で磁気テープをキャプス
タンに圧着して駆動を行うピンチローラの操作機構に関
するものである。
従来、テープレコーダー等によるピンチローラ圧着機構
は釦操作に連動し、釦の押圧操作によって圧着を行うも
のが大多数であるが、この方法では圧着する為の弾性体
を変形させるのに所要の力が必要な為、通常は釦操作力
が大となる欠点があった。
又電磁石を用いてピンチローラ圧着を行なう装置では、
釦操作は軽くできるが圧着時は連続通電となり、大くの
電力を消費する。
又VTR等でピンチローラの広範囲な後退移動まで行な
わせるには、かなり大型のものが必要となり、コストア
ップになる為、通常は、釦押圧操作と並用して行う等煩
しい機構が必要であった。
本考案の目的は、上記した従来技術の欠点をなくシ、安
価で、リモートコントロール可能、カつ、消費電力の少
ないピンチローラ圧着機構を提供するにある。
本考案では、リモートコントロールを可能トスる為、動
力源にモータを用い、かつ、安価な小型モータですむよ
うに、モータ出力トルクを回転減速機構で増力させ、さ
らに倍力機構を介してピンチローラ圧着動作を行うよう
にしたものである、尚、この際、ピンチローラ圧着動作
後の戻り反力を止めるのは、回転減速機構の作用がある
ので、モータへの電力供給や、係止機構を不要としたこ
とを特徴とする。
以下、本考案を図面に示した実施例について説明する。
第1図〜第6図は本考案による磁気記録再生装置におけ
る磁気テープ自動装填機構の構成を示す平面図及び側面
図である。
図において1は基ベースでリール軸9a、leaが植立
され、それぞれ巻取り側リール台9、供給側リール台1
0が回転可能に設けられている。
11は案内ベースで基ベース1上の支柱により基ベース
1に平行に取付けられ案内ベース11上にはテープガイ
ドピン13,14および消去ヘッド15、ローラ16.
17オーデイオ、コントロールヘッド18、テープガイ
ドピン19等が載置されている。
また、21はフライホイール43に固着されたキャプス
タンで、ピンチローラ22は基ベース1上の軸23aに
対し回動可能なピンチローラアーム23上に回転可能に
軸支されている。
24.24’はカセット54内の磁気テープ42を引出
し、基ベース1に対して傾斜して設けらている回転ヘッ
ドシリンダ12の周囲に巻回させ、かつ磁気テープ42
を案内規制する補正ポスト26.26’と円柱状案内体
27.27’を載置したガイド取付は台部材で、案内ベ
ース11に形成された円弧状の溝11a、llbによっ
て案内され、記録、再生時においては係止部材41,4
1’によって、その位置も規制される。
ここで補正ポスト26゜26′は、それぞれ円柱状案内
体27.27’を中心に回動可能なガイド取付は台25
.25’に傾斜して植立されていて、ガイド取付は台部
材24.24’にねじ56によりそれぞれ載置されてい
る。
78は一端にテープガイドピン74が植立され、基ベー
ス1上の軸78aにて回動可能、かつ、再生、記録操作
に連動されたアームであり、基ベース1間に発条75が
付勢されていると共に、供給リール台10にほぼ半円状
に巻回している帯状部材76の一端をピン78bにて回
動自在に支持している。
尚、帯状部材76は他端ねじ77にて基ベース1に固定
されている。
第2図および第4図はカセット着脱およびボタン操作の
各機構を削除したローディング機構部の非作動態様を示
す平面図で第2図は案内ベース11の略半分を切欠いて
案内ベース11下部のローディング駆動部を示している
第3図は第2図の要部側面図である。
ここで29はローディング動作用モータで基ベース1に
固定され、モータ軸にはモータプーリ30が固着されて
いる。
モータプーリ30よりベルト32で駆動されるプーリ3
1は軸31aが基ベース1に支持され、さらにウオーム
33が一体となって固着されている。
一方、基ベース1上にはウオーム33と係合され、互に
反対方向に回転可能なウオーム歯車34,34’が軸3
4b、34b’によってそれぞれ軸支され各々のウオー
ム歯車34.34’にはピン34at34a’が植立さ
れている。
リンク部材36〜38.36’〜38′は、それぞれ2
つのピン37at 38at 37a’t 38a
’によって回動自在に枢軸連結され、またリンク部材3
6.36’に植立されたピン36a、36a’とウオー
ム歯車34.34’に植立されたピン34a、34a’
との間には発条35.35’によって連結され、ウオー
ム歯車34,34’の内部には円弧状の案内溝が形成さ
れ発条35.35’およびピン36a。
36a′が案内、収納されている。
なお、ピン37at 38at 37a’t 3
8a’およびリンク部材38.38’の他端に植立され
たピン39.39’のそれぞれ基ベース1側への突出部
は第2図および第6図に示すように基ベース1上に略々
、案内ベース11の円弧状溝11a、llbに沿って形
成された案内部材40.40’の0字形溝40a。
40a′に係合されその移動軌跡が規制されている。
さらにピン39.39’の案内ベース11側への突出部
は案内ベース11上のガイド取付は台部材24,24’
の突部24b、24b’に連結されている。
次にピンチローラ圧着機構の構成について説明する。
第2図で、ローディンアーム44は基ベース1上の軸4
4aに回動可能に取付けられ、一端はピン46によって
アーム45に回動可能に連結されている。
さらにアーム45は中央部を連結ピン49によってアー
ム47.48と回動可能に連結され他端は、基ベース1
上のブラケット52の端部と発条53により張架されて
いる。
一方、アーム47.48の一端にはピン47a、48a
が植立されており、ピン47aはピンチローラアラーム
23に設けられた穴に係合され、ピン48aは基ベース
1上の軸50aに回動可能に取付けられたアーム50の
一端に設けられた穴と係合してる。
また、アーム50の他端と基ベース1上のブラケット5
2との間には、発条51が張架されると共にアーム50
の折曲部50bが基ベース1に設けられた穴1a内にあ
って位置規制されている。
第1図においてアーム70は軸70aにて回動可能で一
端に設けられた長孔にピンチローラアーム23上のピン
23bが係合している。
一方、71は巻取側リール台9を発条72にて圧接して
駆動する巻取ローラで、ピン71a、71bに設けられ
た図示せぬアーム上に軸支されているものとする。
ここでピン71bは基ベース1上に設けられたガイド溝
に沿って図示せぬアームを移動規制するもので、ピン7
1aはアーム70に当接する高さまで伸びている。
また、2〜8は各操作をするための押釦で2はポーズ釦
、3はストップ釦、4はFF釦、5は再生釦、6はRE
W釦、7は記録釦、8はアフレコ釦である。
スライダ59は、再生釦5および記録釦7に連動腰基ベ
ース1上を左右に摺動可能に取付けられた他端は基ベー
ス1上の軸60aにて回動可能なアーム60に係合して
いる。
一方、アーム60の他端に植立されたピン60bは基ベ
ース1上の軸61aにて回動可能なアーム61に係合し
ている。
第2図において、スライダ62はガイド穴62a、62
bと基ベース1上のガイドピンにより摺動可能に取付け
られ長孔62dがアーム61に植立されたピン61bと
係合している。
また、スライダ62と基ベース1間には発条58が張架
されている。
63はブラケット66にて基ベース1上に固定されてい
るスイッチ基板でスイッチ64゜65が植込まれている
ここでスイッチ64,65は、モーター29と電源とを
結ぶ回路上にあるスイッチであり、スイッチ64が閉じ
るモーター29は第3図で反時計方向、スイッチ65が
閉じると時計方向に回転するように構成されている。
第7図に回路構成の一実施例を示す。
第8図〜第11図は駆動用モータのスイッチ操作を説明
するための図であり、スイッチレバー67.67’は基
ベース1上の軸73にて回動可能な同一形状の部品であ
り、各々スイッチ64,65のアクチュエータを押動可
能な位置関係にあり、スイッチレバー67.67’間に
は発条68が張架されていると共にテーパ部67a、6
7a′は各々スライダ62の立上り部62 c、 6
2 eに当接するよう構成されている。
また、アーム69は基ベース1上の軸69aにて回動可
能に取付けられている。
一方、ウオーム歯車34.34’にはピン34c、34
c’がそれぞれ植立されていてピン340′はローディ
ンアーム44の直線部44bおよびアーム69のテーパ
部69bとそれぞれ当接可能な高さ関係にある。
また、ピン34cは案内ベース11の切曲部11c、1
1d部に当接可能な高さ関係としている。
次に上述した本考案による装置の一実施例の動作につい
て説明する。
第1図において、再生釦5あるいは記録釦7を押込むと
スライダ59は基ベース1上を右に移動してデー。
ムロ0は軸60aの回りを反時計方向に回動させられる
これに伴なってアーム61はピン60bにて駆動され軸
61aの回りを時計方向に回動させられ第2図でアーム
61のピン61bが発条58の付勢力に抗してスライダ
62を押込む。
この時第8図に示すようにスライダ62の立上り部62
cはスイッチレバー67′のテーパ部67a′を押し軸
73の回りをスイッチレバー67′が時計方向に回動さ
せられ同時にスイッチレバー67は発条68の付勢力に
よってテーパ部67aがスライダ62の立上り部62e
に接しながら軸73の回りを時計方向に回動させられる
から、スイッチレバー67はスイッチ64のアクチュエ
ータ64aを押込むと共にスイッチレバー67′はスイ
ッチ65のアクチュエータ65aの押圧を解除する。
つまりスイッチ65が「オフ」となると共にスイッチ6
4が「オン」となるから第3図において、モータ29は
通電され反時計方向に回転を開始する。
なお、この時再生釦5あるいは記録釦7は図示せぬとも
概戒の釦ロック機構にて押圧状態が保持されているもの
とする。
モーター29の回転によってプーリ31はベルト32に
よって軸31aと共に反時計方向に回転駆動させられる
から同軸のウオーム33が回転しウオーム歯車34は軸
34bに対し時計方向に、まさ、ウオーム歯車34′は
軸34b′に対し反時計方向に回転を始める。
従ってリンク部材36〜38および36′〜38′は、
それぞれ発条35.35’を介して駆動され末端のピン
39.39’は基ベース1上に形成された案内部材40
.40’のU字溝40a+402’に沿って移動する。
一方、第6図に示すように案内ベース11に載置されて
いるガイド取付は台部材24.24’はその突部24b
、24b’とピン39.39’とが係合されているので
ピン39.39’の移動に伴ないガイド取付は台部材2
4.24’上に載置された補正ポスト26.26’およ
び円柱状案内体27.27’が第4図で示して位置より
、カセット54内の磁気テープ42を2ケ所より引出し
て案内ベース11に形成された溝11a、llbに沿っ
て移動を始める。
また、上述の再生釦5あるいは記録釦7の操作によるア
ーム78は軸78aを中心に発条75により反時計方向
の回動が可能となり、さらにガイド取付は台部材24.
24’の移動によって第1図に示した位置まで回動し磁
気テープ42の走行路を規制すると共に供給側リール台
10は帯状部材76によって記録、再生時に必要なブレ
ーキ力が与えられる。
上記の動作が進むと、やがて第5図に示す状態に到り、
ガイド取付は台部材24,24’は係止部材41.41
’に当接して、その位置規制がなされる。
この時磁気テープ42はテープガイドピン13.74,
14を経由して消去ヘッド15.ローラ16に接し円柱
状案内体27、補正ポスト26を経て回転ヘッドシリン
ダ12に所定角度巻回され、さらに補正ポスト26′円
柱状案内体27′を経てローラ17、オーディ、オ、コ
ントロールヘッド18に接し、テープガイドピン19、
キャプスタン21を経由してカセット54内に到る。
さらに、モーター29の回転が進むと、ウオーム歯車3
4.34’内の発条35.35’は変形し始め、この力
がガイド取付は台部材24.24’は係止部材41.4
1’に対して圧着され始める。
この頃第8図に示すようにウオーム歯車34′に植立さ
れたピン34C′はローディンアーム44の直線部44
aに当接し始め、ローディンアーム44を押して軸44
aに対し時計方向へ回動させる。
従ってアーム45は発条53の付勢力に抗して引張され
、アーム47.48の交わる角度が略180゜に近づく
ようにピンチローラアーム23が軸23aに対し反時計
方向に回動し、やがてピンチローラ22がキャプスタン
21に接触する。
この状態により、さらにウオーム歯車34′の回転が進
んでアーム45の移動や進むとアーム50は軸50aに
対し時計方向に回動し発条51が、わずか引伸ばされピ
ンチローラ22はキャプスタン21に磁気テープ42を
圧接し定速駆動がなされる。
また、同時に第1図でアーム70は上述のピンチローラ
アーム23の変位によってピン23bにて駆動され軸7
0aの回りを時計方向に回動させられるからピン71a
から離れ巻取ローラ71は発条73の付勢によって巻取
側リール台9の方向へ移動し、やがて巻取側リール台9
を圧接駆動を行なう。
この時、第9図に示すように、ローディンアーム44は
角部44cでスイッチレバー67の突出片67bを押込
み、スイッチレバー67を軸73に対し反時計方向に回
動させるからスイッチ64のアクチュエータ64aに対
する押圧が解除されて、スイッチ64は「オフ」となり
モーター29への電源供給が停止される。
しかし、通常はモーター29からの駆動系に慣性がある
ためウオーム歯車34.34’が、さらにわずかだけ回
転が進むが、過剰に慣性がある場合には第5図に示すよ
うにウオーム歯車34に植立されたピン34cが案内ベ
ース11の切曲部11aに当接することによってその回
転量を制限している。
また、前記ローディンアーム44によりスイッチ64が
「オフ」となりモーター29の回転が中止してもウオー
ム33とウオーム歯車34.34’による減速比の大き
な保合であるため駆動系が逆転することなく第1図(第
5図、第9図)の記録または再生状態を保持できるのは
明白である。
次に、上述の再生あるいは記録状態を解除するストップ
操作について説明する。
第1図でストップ釦3を押込むと図示せぬとも釦ロック
機構が作動し、再生釦5あるいは記録釦7の係止が解除
される。
従ってスライダ59、アーム60および61は解放とな
るから第2図でスライダ62が発条58の付勢力で戻さ
れアーム61は反時計方向へ、アーム60は時計方向へ
それぞれ変位する。
一方、第10図でスライダ62の立上り部62cは後退
するため、スイッチレバー67′は発条68の力で軸7
3を中心に反時計方向に回動しスイッチ65のアクチュ
エータ65aを押圧して「オン」としモーター29は時
計方向の回転を開始する。
なお、この時スライダ62の立上り部62eはスイッチ
レバー67のテーパ部67aに、はぼ当接する位置に後
退している。
ウオーム歯車34.34’はモーター29の回転によっ
てベルト32、プーリ31、ウオーム33を介して駆動
され、ウオーム歯車34は反時計方向、34′は時計方
向にそれぞれ回転する。
従ってローディンアーム44はピン34C′の移動に伴
なって発条53の力によって反時計方向に回動し始めア
ーム50は発条51にて反時計方向に回動して切曲部5
0bが基ベース1に設けた穴1aに係止される。
さらにローディンアーム44の回動が進むとピンチロー
ラ22のキャプスタン21への圧着が解除されアーム4
7.48は屈曲が進んで、さらにピンチローラ22はキ
ャプスタン21より離れ、同時に、巻取ローラ71の巻
取側リール台9への圧接駆動も解除され、やがて連結ピ
ン49がアーム50の半円部50cに当接してその移動
が停止する。
こうして磁気テープ42の駆動が解除された後ウオーム
歯車34.34’内の発条35.35’は変位置が元に
戻り、ガイド取付は台部材24,24’の係止部材41
,41′に対する押圧が解除され、さらにリンク部材3
6〜38.36’〜38′の移動に伴ないガイド取付は
台部材24.24’は案内ベース11の溝11a、ll
bに沿って後退する。
この時リール台9あるいは10は巻取ローラ71とは別
の巻取機構(図示せず)によってカセット54外に引出
された磁気テープ42を巻取るよう駆動されるものとす
る一方、アーム78は前記ストップ釦3の操作によって
時計方向の回動力が加えられ、少し変位するが最終的に
は後退してきたガイド取付は台部材24の後部に押され
てテープがイドピン74がカセット54内に位置するま
で変位させられ、帯状部材76は供給側リール台10へ
の制動も解除する。
ガイド取付は台部材24.24’がほぼ第4図に示すよ
うに補正ポスト26.26’および円柱状案内体27.
27’がカセット54内に位置するように復帰する頃ウ
オーム歯車34′のピン34C′は第11図に示すよう
にアーム69のテーバ部69bを押して軸69aに対し
アーム69を反時計方向に回動させる。
この時アーム69の折曲部69cはスイッチレバー67
′の直線部67b′に当接しスイッチレバー67′を時
計方向に回動させたスイッチ65のアクチュエータ65
aを解放としスイッチ65を「オフ」とするが、通常は
モーター29および駆動系の慣性で、さらにウオーム歯
車34.34’が回転が続けるが、過剰に慣性がある場
合は第4図に示すように、ウオーム歯車34に植立され
たピン34cが案内ベース11の切曲部11cに当接す
るようにしてその回転量を規制している。
以上の動作において、本考案の特徴であるピンチローラ
の圧着、解除動作に関連する主要機構のみを抜き出すと
第12図及び第13図に示すようになる。
第12図はピンチローラ22がキャプスタン21より離
れた停止状態を示し、第13図はピンチローラ22がキ
ャプスタン21に圧着された再生あるいは記録動作の状
態を示す。
本考案によれば、VTR等の装置においてテープ駆動用
のピンチローラを広範囲に移動させて操作する場合でも
、安価な小型モータにて、その操作を可能とし、又、通
電状態で使用する電磁石を使用する方式に比べて、極め
て消費電力が少なくてすむ為、バッテリー等を使用する
ポータプルタイプの装置にも効果大である。
さらにリモートコントロールも可能であり、押釦式の装
置においても釦操作力を軽減化できるのは明白である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による機構構成全般を示す再生および記
録状態の平面図、第2図は第1図で示すた構成のうち、
テープ装填機構部の駆動系を示すストップ状態の平面図
、第3図は第2図の要部を示す側面図、第4図は第1図
で示した構成のうちテープ走行系を示すストップ状態の
平面図、第5図は第1図で示した構成のうち、テープ走
行系を示す、再生および記録状態の平面図、第6図は、
テープ装填機構部の駆動系を示す側面図、第7図は駆動
用モータ回路の一実施例を示す回路図、第8図〜第11
図は駆動用モータのスイッチ操作を説明するための平面
図、第12図及び第13図は本考案の一実施例における
それぞれ停止状態及び再生(記録)状態の主要部を示す
平面図である。 1:基ベース、5:再生釦、7:記録釦、3ニストツプ
釦、9:巻取側リール台、10:供給側リール台、11
:案内ベース、12:回転ヘッドシリンダ、21:キャ
プスタン、22:ピンチローラ、29:モーター、33
:ウオーム、34:ウオーム歯車、42:磁気テープ、
44:ローディングアーム、35:発条、24ニガイド
取付台部材、41:係止部材、69:アーム、67:ス
イッチレバー、68:発条、63:スイッチ基板、64
.65:スイッチ、45.47.48゜50:アーム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. モータと、このモータの回転を減速するウオーム、ウオ
    ームギヤよりなる回転減速機構と、テープをキャプスタ
    ンに圧接駆動を行うピンチローラと、このピンチローラ
    を軸支し、基ベース上で回動可能なピンチローラアーム
    と、同じく基ベース上に回動可能に配された一端にピン
    チローラ圧着用発条が付勢されると共に基ベース上のス
    トッパによって規制される回動アームと前記ピンチロー
    ラアームの一端と、上記回動アームの一端に各々回動自
    在に係合し、かつ他端が互いにくの字状に枢軸結合され
    た他の2つのアームと、前記回転減速機構を介した駆動
    部と前記枢軸結合部とを結ぶ連結部材とよりなり、前記
    回転減速機構の減速比がピンチローラ圧着時の反力を制
    止しうる値に選ばれ、前記モータによる駆動により、前
    記アームのくの字状の山部を潰すよう前記枢軸結合部を
    駆動して前記キャプスタンと前記ピンチローラを当接さ
    せ、前記回動アームが変位して少なくとも基ベース上の
    ストッパとの当接が解除されてから、前記モータの回転
    を停止するよう構成したことを特徴とするピンチローラ
    圧着機構。
JP12055578U 1978-09-04 1978-09-04 ピンチロ−ラ圧着機構 Expired JPS6017072Y2 (ja)

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