JPS6030751Y2 - 複写機における原稿と感光紙の自動分離装置 - Google Patents

複写機における原稿と感光紙の自動分離装置

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JPS6030751Y2
JPS6030751Y2 JP12991180U JP12991180U JPS6030751Y2 JP S6030751 Y2 JPS6030751 Y2 JP S6030751Y2 JP 12991180 U JP12991180 U JP 12991180U JP 12991180 U JP12991180 U JP 12991180U JP S6030751 Y2 JPS6030751 Y2 JP S6030751Y2
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JP
Japan
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photosensitive paper
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claw
rollers
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Application number
JP12991180U
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JPS5754145U (ja
Inventor
啓之 田中
昭夫 橋爪
Original Assignee
トツプ事務機株式会社
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Publication date
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  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、複写機における原稿と感光紙の自動ずらし
分離装置に関する。
焼付装置部から重なり合って送り出される感光紙と原稿
とをずらして分離する装置は既に何種類も考案され実施
されている。
このような分離装置は、一般に上ローラとこれに接する
下ローラとを組合わせ、ここへ感光紙を上に原稿を下に
重ねたものを通し、下ローラの周速をロヲラの周速より
遅くする事によって原稿の速度を遅らせるようになって
いる。
そして先行する感光紙の先端を分離爪で咥えて感光紙の
みを反転させ現像部へ送ると原稿は分離されて複写機の
手前へ帰されるものである。
上下両ローラの周速の方向を逆にしたずらし装置も存在
する。
例えば実公昭43−31751号に開示された考案は、
原稿と感光紙とを2つのローラの間へ送り込むと、原稿
と接触する方のローラが逆回転し原稿を感光紙から剥ぎ
取るものである。
これは感光紙と原稿とが逆転ローラにより完全に分離さ
れるから、感光紙のみを咥えて反転させる分離爪が要ら
ないという長所がある。
しかし、順方向回転のローラと逆方向回転のローラと感
光紙の摩擦力の間に微妙な関係が成立しなければならず
、常に良好に分離できるとは限らない。
さらに原稿の始端は、いったんローラの間に咥えられて
から逆転ローラの為に戻されるから、ここにシワができ
、原稿を損うという惧れがある。
特に薄くて腰の弱い紙が原稿である場合、シワになりや
すい。
又、特公昭52−4057峰の分離装置は、2つのロー
ラの間に感光紙・原稿の重合体が存在するか、存在しな
いかを検出する検出装置を備え、感光紙と原稿がローラ
の間に無い時2つのローラの周速度を等しくしたもので
ある。
ところが、感光紙と原稿の重合体がローラの間に挾みこ
まれると、原稿に接する方のローラの周速が遅くなるよ
うになっている。
こうして原稿だけが分離爪から抜き去られるから感光紙
だけ現像部へ送られる。
このようにすると、紙の無いときに、両ローラがこすり
合って磨滅するという従来の装置の難点を解決する事が
できる。
しかし原稿のたるみが2つのローラの接触点より手前に
あるため、摩擦力の不均一があれば原稿のたるみの量が
場所によって異なってくる。
いったんたるんだ原稿が2つのローラの間を通過するか
らたるみ量が場所によって異なればローラの間を通過す
る時にシワになってしまう。
さらに、折角離れたものをローラの間を通すことにより
2者を重ねて圧接するから再び分離しない可能性もある
ところで、シワを防ぐにはいったんたるんだ原稿を再び
ローラの間を通すといった事をなくせば良いわけである
しかし、たるみは必ず周速の違うローラが2枚の紙を挾
む位置より手前に生ずるから、たるみ部分がローラを通
らないようにする事は不可能であるように思われていた
本考案はこのような難点を解決することを目的としたも
のである。
ずらし分離のためのローラは、2つの役割を果している
と考えられる。
一つは、原稿を感光紙に対し遅延させる事である。
いま一つは、送りローラとしての役割をもっている。
原稿を遅らせずらすことにより、分離爪から原稿の始端
が外れる。
いったん外れると、原稿は感光紙とは分離される。
従って、原稿をずらすという機能は最初の短い時間だけ
行われれば良いのである。
ところが送りローラとしての役割は、原稿・感光紙の終
端が通過するまで持続させなければならない。
2つの機能を1つのローラで兼用させるから前述のよう
な困難が生ずるわけである。
本考案者は、そこでずらし機能と送り機能とを分け、2
つの部材により行わせる事を考えついた。
2つのローラを使ってもよいが、ずらし機能はローラで
なくてもよいので、単なる摩擦体を付設したブレーキレ
バーで置き換えることにした。
送り機能は、定速で回転するローラに担わせることにす
る。
以下、実施例を示す図面によって本考案の構成作用及び
効果を詳細に説明する。
第1図〜第3図は本考案実施例にかかる自動分離装置を
備えた複写機の機構部の側面図である。
第1図は原稿と感光紙が重なり合った状態で、始端が分
離爪の切込みに嵌込んだ瞬間を示す。
第2図は原稿のみが後へずらされ、爪から外れた瞬間に
あたる。
第3図は、原稿は手前に、感光紙は現像部へと送り出さ
れる瞬間を示している。
本考案の原稿・感光紙の分離装置は検知用分離爪1、分
離爪2、分離用コロ3、間隙板4、原稿ブレーキレバー
5、爪位置検知スイッチ6゜6′、原稿検知スイッチ7
、ソレノイド8等よりなる。
分離爪は同一軸に複数個取付けらるが、この内1個が検
知用分離爪1となっており、これは爪の反対側に欠截部
9があり、互に対向して設けられる(第4図)爪位置検
知スイッチ6.6′により欠截部9が検出される。
検知スイッチは、光電素子と光源の組合わせで構成する
検知スイッチ6.6′と欠截部9が一直線に並ぶと、第
2図のようにソレノイド8が励磁されてプランジャが後
退し、これに枢着した原稿ブレーキレバー5が原稿面に
接触するようになる。
進路切換え板10は感光紙の出口に揺動可能に設けられ
る。
原稿の出口に設置した原稿検知スイッチ7が原稿の非存
在を検出すると、進路切換え板10が跳ね上り(第3図
の想像線で示す)原稿が上へ取出されるようにする。
送りコロ11,12は分離用コロ3の下方及び上方にそ
れぞれ接触して設けられる。
送りコロ11は分離用コロ3との間に原稿と感光紙を挾
んで前方へ送る。
周速は一定で、分離用コロの周速に等しい。
周速は不変であるから、ずらし機能はなく送り機能だけ
しかない。
送りコロ12は分離された感光紙だけを現像部Bへ送る
分離された原稿は、原稿送り出しコロ13,14の間を
通って、複写機の手前位置へ送り出される。
分離爪1,2の先端には、切込み15が設けてあり、感
光紙・原稿の重合体を咥え込むようになっている。
分離爪軸16は分離爪1,2及び分離用コロ3を貫いて
水平に設けられ、モーター(図示せず)により、図中時
計廻りに回転駆動され、分離用コロ3を回動させる。
間隙板4の斜上端部は間隙板軸17により支持される。
焼付装置部Aは焼付の為の光源を内蔵した焼付ガラス1
8と、焼付ガラス18の外面に接触して移動する移送ベ
ルト19より戊る。
以上の構成に於て感光紙Xに原稿Yを重ね合わせて、受
台20と案内板21の間へ差込む。
するとこれらはコロ22と移送ベルト19に挾まれて前
方へ送られ、焼付ガラス18とベルト19の間に咥え込
まれる。
焼付ガラスの回転により下から上へ移動する内に、光の
照射を受けて焼付けされる。
焼付ガラス18、ベルト19の間から前方へ送られた原
稿と感光紙の重合体は、案内板23,24の間を進み、
分離用コロ3と送りコロ11によって咥え込まれる。
分離爪2は自重により、第1図に示すように、爪が下に
向く位置で待機している。
原稿・感光紙の重合体が分離爪2の切込み15に入ると
、これらの始端を咥えたま)時計廻りに回転する。
一定角回転すると、欠截部9が爪位置検知スイッチ6.
6′と一直線上に並ぶ。
これによってソレノイド8が一定時間励磁される。
原稿ブレーキレバー5が原稿Yに接触し、これを停止す
るか又は制動する。
原稿Yは遅れ(第2図)、始端が分離爪2から外れる。
ソレノイド8が消磁されると、ブレーキレバー5が元の
位置に復帰する。
原稿Yは解決されるから、ブレーキレバー5と送りコロ
11の間に、一時的に、生じた原稿のたるみmは自然に
消滅する。
原稿Yはそのまま案内板25に沿って上方へ進み、原稿
検知スイッチ7の下を通り原稿送り出しコロ13.14
によって引張られ、原稿受板26の上へと送られる。
一方、感光紙Xは切込み15に咥えられたまま分離用コ
ロ3の表面に貼りついて回転し、送りコロ12によりさ
らに前方へ送られる。
感光紙Xは進路切換え板10の上を通り、移送ベルト1
9に乗って現像部Bへと送られる。
以上が正常な動作であるが、分離動作がうまくゆかなか
った場合は、次のようになる。
原稿が感光紙と重なったまま分離用コロにより上方へ送
られると、原稿検知スイッチ7は、原稿の非存在を検出
する。
すると、原稿の非存在信号により進路切換え板10が跳
ね上り、原稿・感光紙の重合体は上方へ進路を曲げられ
、そのま)上方へ取り出される。
現像部へ送られないから、原稿が現像液に濡れるという
事故を防止する事ができる。
非存在を検知するのであるから、何時の非存在かという
時間的な限定を加えなければならない。
時間を計測する起点は、第2図のように、爪位置検知ス
イッチ6が欠截部9を検知した時点とする事ができる。
この時点より一定時間後の原稿出口に於ける原稿の存在
・非存在を原稿検知スイッチで検知すれば良い。
この実施例では、分離爪の位置を検知するのに欠截部9
と光学的な検出器を用いた。
しかし、これに限らずリミットスイッチ、磁気スイッチ
など任意の爪位置検知機構を使用できる。
原稿ブレーキレバー5は、レバーの先端に摩擦体を取着
け、これで原稿面に接触し、原稿を後方へずらしている
原稿は一時停止しているわけである。
摩擦体のかわりにローラを使うこともできる。
ローラと軸の間の摩搾力が成る程度大きければ、原稿面
に接触して、原稿の速度を減少させて後方へずらすこと
ができる。
制動機構はソレノイドと、テコで構成されているが、ソ
レノイドの先とテコの間にスプリングを介在させ、レバ
ー22の先端と原稿との間に生ずる押圧力を緩和させる
こともできる。
本考案は、以上詳述したようにいったん分離爪に咥えら
れた原稿を離脱させるために、送りコロ11とは別にそ
の前方に一時的に働く制動装置を設けたもので、原稿は
爪から外れるとすぐに自由になるから、無理な力がさら
に加えられることなく出口へと進んでゆく。
従って、極めて薄い紙であってもシワになったり、折れ
曲ることがなくスムーズに分離して送り出され、前記し
た従来の欠点を完全に除去できる。
又構成も簡単で作動が正確であり、故障も少く、安価に
実施できるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案装置の実施例を示すもので、第1図は重な
り合った原稿と感光紙が分離爪の切込みに嵌込んだ状態
の側面図、第2図は原稿が後方へずらされ分離爪から外
れた状態の側面図、第3図は原稿は手前に、感光紙は現
像部へ送り出されている状態の側面図、第4図は分離爪
と分離用コロを含む要部の平面図である。 1.2・・・・・・分離爪、3・・・・・・分離用コロ
、5・・・・・・原稿ブレーキレバー、6・・・・・・
爪位置検知スイッチ、7・・・・・・原稿検知スイッチ
、8・・・・・・ソレノイド、9・・・・・・欠截部、
10・・・・・・進路切換え板、11・・・・・・送り
コロ、15・・・・・・切込み、X・・・・・・感光紙
、Y・・・・・・原稿。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. モーターに駆動されその間に原稿と感光紙を咥え込み前
    方へ送るべく局面速度が等しくなるよう設けられた分離
    用コロ及び送りコロと、端部に原稿及び感光紙の先端を
    咥える切込みを有し分離用コロの軸に揺動自在に懸架さ
    れた分離爪と、分離爪が感光紙及び原稿の前進によって
    所定角度まで押上げられた事を検出する爪位置検知機構
    と、送りコロの前方に設けられ爪位置検知機構の信号に
    よって短時間原稿に接触しこれを停止或は減速させる制
    動機構とより成る事を特徴とする複写機における原稿と
    感光紙の自動分離装置。
JP12991180U 1980-09-11 1980-09-11 複写機における原稿と感光紙の自動分離装置 Expired JPS6030751Y2 (ja)

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JP12991180U JPS6030751Y2 (ja) 1980-09-11 1980-09-11 複写機における原稿と感光紙の自動分離装置

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Publication Number Publication Date
JPS5754145U JPS5754145U (ja) 1982-03-30
JPS6030751Y2 true JPS6030751Y2 (ja) 1985-09-14

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ID=29490241

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JP12991180U Expired JPS6030751Y2 (ja) 1980-09-11 1980-09-11 複写機における原稿と感光紙の自動分離装置

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