JP4044996B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、シートの両面への画像形成を可能にする反転部を有する複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、両面に画像を形成する両面機能を装備した画像形成装置においては、反転ローラを有する反転部を具備したものが知られている。この種の画像形成装置では、反転ローラの正転逆転の切り換えを、シート後端を検知するセンサの信号により制御している。例えば、反転部に切り換え爪と反転ローラとが順次設けられている反転装置では、シートの後端が切り換え爪を抜けて、かつ反転ローラに挟持されているタイミングで、反転ローラを正転から逆転に駆動方向を切り換えるともに、切り換え爪を切り換えるように構成している。この構成によって、反転ローラにより後端を先端として搬送されるシートは切り換え爪により画像形成部の入口側向けて送られ、シート両面の画像形成が行われる。
【0003】
また、上記シート後端を検知するセンサはシート搬送方向にて反転ローラより上流側に設けられ、そのセンサとしてはコスト及び精度の点からフィラータイプのものが多々用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、反転装置が画像形成装置本体に対して遠ざかる方向に移動可能にして該本体に接離可能に装着されたものが本願出願人より提案されている。このように構成された反転装置を具備する画像形成装置において、シートの先端側が反転装置内に入り込み、その後端側が画像形成装置本体に設けられたローラ対、例えば定着ローラ対に挟持された状態でジャムが起こることがある。このとき、ジャム処理のため反転装置を画像形成装置本体から引き離すと、後端側がローラ対に挟持されているため、シートが画像形成装置本体に残ることになる。そして、センサに対してシートが逆送するのと同じ現象を与える。
【0005】
従って、センサをフィラータイプのものを用いていると、そのフィラーでシートに痕が残ったり、またフィラー自身が破損したりする問題が発生した。
本発明は、上記した従来の問題を解消し、反転部を移動させたときにシートが傷ついたり、検知部材が破損したりすることのない画像形成装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明は、シートに画像を形成する画像形成部と、定着ローラ対を備え該画像形成部で形成された画像をシートに定着する定着装置と、片面に画像が形成されて定着されたシートを、反転して再び画像形成部へ送り込むための反転部とを有し、該反転部には送り込まれたシートを反転路に導く方向と、該反転路で後端を先端として反転されたシートを画像形成部に通じる戻し路へ導く方向へ切り換える切り換え部材と、反転路入口に設けられた反転ローラ対とを具備し、前記定着ローラ対のシート挟持力が該反転ローラ対のそれよりも強力な画像形成装置において、前記反転部が画像形成装置本体に対して下側を軸支され、上側を回動させて開放可能であるとともに、前記反転部のシート受け入れ口から前記切り換え部材までの搬送路には前記反転ローラ対切り換え用としてシートの後端を検知する反射型の光学式センサが設けられ、該反射型の光学式センサは前記搬送路の上部に配置されていることを特徴としている。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面に従って説明する。
図1は、本発明が適用される画像形成装置の概略説明図である。
【0010】
図1において、符号1は画像形成装置本体であり、該装置本体内には像担時体としての感光体ドラム3を有し、周知の電子写真プロセスに基づいて画像形成を行う画像形成部2が設けられている。この画像形成部2の下方には、転写用のシートを給紙する2段に構成された給紙カセットまたは給紙トレイを有する給紙部4が設けられている。なお、本例の画像形成装置本体1には両面用の反転ユニット6とが取り付けられている。
【0011】
本画像形成装置において、給紙部4から給紙されたシートは搬送ローラ対10を介してレジストローラ対11に送られ、該レジストローラ対11によって画像形成部2で形成されるトナー像とタイミングを合わせて転写部に給送される。転写部には、転写ベルト7が設けられており、転写部に送られたシートは未定着トナー像が転写されるとともに、転写ベルト7の走行によってさらに上方へ搬送され、定着ローラ対8に挟持される。定着ローラ対8によって挟持搬送されるシートは、そのローラ対による加熱、加圧の作用によって未定着トナー像が永久画像として定着されるとともにさらに上方へ搬送される。
【0012】
定着ローラ対8の上方には、シートの搬送先を矢印で示す方向にある排紙部(図示せず)か反転ユニット6かを選択的に切り換える切り換え爪12が配置されている。この切り換え爪12は,実線で示す位置にあるとき、シートを排紙部に導き、鎖線で示す位置にあるときはシートを反転ユニット6へ案内する。
【0013】
反転ユニット6は、そのユニット入口に反転爪13が配置され、該反転爪13に続いて反転ローラ14が設けられている。上記切り換え爪12によって反転ユニット6に搬送されたシートは反転爪13が当初実線の位置にあるので反転ローラ14によってスイッチバック路15に送られ、シートの後端が反転爪13を抜けると、該爪が鎖線の位置に切り換わるとともに、反転ローラ14が逆回転し始める。この切り換えによって、シートは後端が先頭となって反転ユニット搬送路16を通り、再びレジストローラ対11に送られ、このときシートは表裏が反転されているので、裏面に画像が形成される。なお、反転ユニット6はオプションユニットであって、希望するユーザーに対してのみ取り付けられる。
【0014】
このように構成された画像形成装置は、如何なる箇所でジャムが発生してもこれをユーザーが容易に処理できるように構成されている。反転ユニット6の場合、その下部で画像形成装置本体1に取り付けられている取付ユニット5に軸20を介して回動可能に装着され、該軸20を中心に時計方向に回動することで反転ユニット6がプリンター本体1から遠ざかる方向に開放できる。なお、取付ユニット5の代りに手差し給紙ユニットを設け、反転ユニット6は該ユニットに軸20を介して回動可能に装着するようにしてもよい。
【0015】
ここで、反転ユニット6内において、例えば、スイッチバック路15や反転ユニット搬送路16でシートがジャムした場合、反転ユニット6を図2に示すように、軸20を中心として時計方向に回動して開放する。反転ユニット6の解放後、図3に示すように、軸支されている上開閉ガイド21を開けば、反転ユニット搬送路16でのジャムシートを上方から容易に処理することができる。さらに、この状態で、軸支されている中央開閉ガイド22を開くと、スイッチバック路15のジャム処理も上方から容易に行い得る。なお、符号24は反転ユニット6を閉じた際に画像形成装置本体1に係止するための係止爪である。
【0016】
ところで、シートは定着ローラ対8と反転ローラ14とにまたがった状態でジャムすることも起こり得る。この場合、上記したようにジャム処理のため反転ユニット6を回動して開放すると、定着ローラ対8のシート挟持力が反転ローラ14のそれよりも強力であるため、シートは反転ローラ14から抜けて定着ローラ対8に挟持されたままの状態で現れる。このとき、シートは反転ユニット6の開放動作で、該ユニット内においては逆送されたことと同じ現象になる。そして、反転ユニット6内には反転ローラ14の回転方向と反転爪13の切り換え信号を得るために、シートの後端を検知するセンサが設けられており、このセンサにフィラータイプのセンサを用いると、シートの逆送でシートが破れたり、フィラーセンサを破損したりする問題が起こり得る。
【0017】
そこで、本発明ではシートの後端を検知するセンサとしてシートに接触せずに検知できる光学式のセンサ23を設けている。本例のセンサ23は、反射型センサであって、反転ユニット6のシート受け入れ口から反転爪13までの搬送路の上部に配置している。このように、センサ23として反射型センサを用い、搬送路の上部に配置すれば、その受光素子の受光面に紙粉等の汚れが付きにくく長期に渡って安定した検知が得られる。
【0018】
なお、センサ23は透過型の光学センサを用いることもでき、この場合も受光素子を搬送路の上部側に配置することが好ましい。また、センサ23は定着ローラ対から反転ローラ14までの間に配置すれば、シートの搬送速度から反転ローラ14等の切り換えタイミング制御することができる。この場合、センサ23はシート搬入方向の反転爪13の直前に設置することが上記制御を容易して反転精度を良好することができる。
【0019】
なお、上記実施の形態では反転ユニット6が下部側で回動可能に装着して画像形成装置本体に対して接離するように構成しているが、反転ユニットはスライド移動で画像形成装置本体に対して接離するしてもよいし、回動可能にした場合でもその回動支点を下部ではなく一側部、上部等であってもよい。
【0020】
請求項1及び2の構成によれば、反転部が画像形成装置本体に対して接離する方向に移動可能であるとともに、画像形成部の定着部から反転部の反転回転体までの間には反転回転体切り換え用としてシートの後端を検知する光学式センサが設けられているので、反転部の解放でジャムしたシートによるシート、センサの破損を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が実施される画像形成装置の概略構成例を示す図である。
【図2】図1に示す反転ユニットを解放した状態を示す説明図である。
【図3】図2に示す反転ユニットの開閉ガイドを開いた状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 画像形成装置本体
6 反転ユニット
8 定着ローラ対
13 反転爪
14 反転ローラ
23 センサ
Claims (1)
- シートに画像を形成する画像形成部と、定着ローラ対を備え該画像形成部で形成された画像をシートに定着する定着装置と、片面に画像が形成されて定着されたシートを、反転して再び画像形成部へ送り込むための反転部とを有し、
該反転部には送り込まれたシートを反転路に導く方向と、該反転路で後端を先端として反転されたシートを画像形成部に通じる戻し路へ導く方向へ切り換える切り換え部材と、反転路入口に設けられた反転ローラ対とを具備し、
前記定着ローラ対のシート挟持力が該反転ローラ対のそれよりも強力な画像形成装置において、
前記反転部が画像形成装置本体に対して下側を軸支され、上側を回動させて開放可能であるとともに、
前記反転部のシート受け入れ口から前記切り換え部材までの搬送路には前記反転ローラ対切り換え用としてシートの後端を検知する反射型の光学式センサが設けられ、
該反射型の光学式センサは前記搬送路の上部に配置されていることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32827397A JP4044996B2 (ja) | 1997-11-28 | 1997-11-28 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP32827397A JP4044996B2 (ja) | 1997-11-28 | 1997-11-28 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH11157151A JPH11157151A (ja) | 1999-06-15 |
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Family
ID=18208388
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP32827397A Expired - Lifetime JP4044996B2 (ja) | 1997-11-28 | 1997-11-28 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
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JP4558996B2 (ja) * | 2001-09-21 | 2010-10-06 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
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-
1997
- 1997-11-28 JP JP32827397A patent/JP4044996B2/ja not_active Expired - Lifetime
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