JPS6024495Y2 - スロ−アウエイカツタ− - Google Patents
スロ−アウエイカツタ−Info
- Publication number
- JPS6024495Y2 JPS6024495Y2 JP11831780U JP11831780U JPS6024495Y2 JP S6024495 Y2 JPS6024495 Y2 JP S6024495Y2 JP 11831780 U JP11831780 U JP 11831780U JP 11831780 U JP11831780 U JP 11831780U JP S6024495 Y2 JPS6024495 Y2 JP S6024495Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tip
- indexable
- tool body
- cutting edge
- shaped
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Milling Processes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、スローアウェイカッターに係り、特にスロー
アウェイチップの切刃構成を配慮することにより、粗削
りに好適するようにしたものである。
アウェイチップの切刃構成を配慮することにより、粗削
りに好適するようにしたものである。
従来、粗削りのカッターでは、丸駒チップを工具本体に
ろう付けするものとして例えば特開昭53−97691
号公報にみられるものが公知である。
ろう付けするものとして例えば特開昭53−97691
号公報にみられるものが公知である。
しかしながら、このカッターは、工具本体の先端部分の
切削では必ずしも良好ではなく、その改善が要求される
ものである。
切削では必ずしも良好ではなく、その改善が要求される
ものである。
そこで、本考案は、上述した点に鑑みなされたもので、
円柱状をなす工具本体には、所定のリード角をもつ複数
の切屑ポケット溝が設けられ、この切屑ポケット溝内に
複数個からなる円板状のスローアウェイチップが所定の
チップをもって離間的に配列固定されるようにしたスロ
ーアウェイカッターにおいて、前記切屑ポケット溝には
、円板状のスローアウェイチップが、工具本体の外周側
で、円板状の逃げ面を形成するように、中央取付は穴を
利用して取付けられるとともに、全体的な回転切削軌跡
を基準にしたときには、切屑ポケット溝に配列固定され
たスローアウェイチップの切刃稜相互間で、互に離間部
分を埋め合せするような連続的なアーチ形を呈しており
、また工具本体の先端面には、少なくとも1個の正方形
板状又は正三角形板状のスローアウェイチップが、その
先端面側で、正方形又は正三角形の逃げ面を形成するよ
うに、中央取付は穴を利用して取付けるとともに、その
厚み方向には、少なくとも外周側の切刃稜が形成される
ことにより先端面側に最も近く位置する円板状のスロー
アウェイチップの切削負担を軽減させているスローアウ
ェイカッターを提供するものである。
円柱状をなす工具本体には、所定のリード角をもつ複数
の切屑ポケット溝が設けられ、この切屑ポケット溝内に
複数個からなる円板状のスローアウェイチップが所定の
チップをもって離間的に配列固定されるようにしたスロ
ーアウェイカッターにおいて、前記切屑ポケット溝には
、円板状のスローアウェイチップが、工具本体の外周側
で、円板状の逃げ面を形成するように、中央取付は穴を
利用して取付けられるとともに、全体的な回転切削軌跡
を基準にしたときには、切屑ポケット溝に配列固定され
たスローアウェイチップの切刃稜相互間で、互に離間部
分を埋め合せするような連続的なアーチ形を呈しており
、また工具本体の先端面には、少なくとも1個の正方形
板状又は正三角形板状のスローアウェイチップが、その
先端面側で、正方形又は正三角形の逃げ面を形成するよ
うに、中央取付は穴を利用して取付けるとともに、その
厚み方向には、少なくとも外周側の切刃稜が形成される
ことにより先端面側に最も近く位置する円板状のスロー
アウェイチップの切削負担を軽減させているスローアウ
ェイカッターを提供するものである。
以下、本考案スローアウェイカッターにおける一実施例
について、図を参照して説明する。
について、図を参照して説明する。
第1図および第2図において、1は、円柱状をなす工具
本体であり、その外周部分には、所定のリード角をもつ
複数例えば4つの切屑ポケット溝2が設けられている。
本体であり、その外周部分には、所定のリード角をもつ
複数例えば4つの切屑ポケット溝2が設けられている。
この場合リード角は、一般に30°〜45°の範囲内か
ら選択される。
ら選択される。
前記切屑ポケット溝2内には、それぞれ複数個からなる
円板状のスローアウェイチップ3が所定のピッチをもっ
て離間的に配列固定される。
円板状のスローアウェイチップ3が所定のピッチをもっ
て離間的に配列固定される。
このスローアウェイチップ3は、工具本体1の外周側で
、円板状の逃げ面4を形成するように中央取付は穴5を
利用して例えばねじ止めされる。
、円板状の逃げ面4を形成するように中央取付は穴5を
利用して例えばねじ止めされる。
そして全体的な回転切削軌跡を基準としたときには、切
屑ポケット溝2に配列固定したスローアウェイチップ3
の切刃稜相互間で、互に離間部分を埋め合せするような
連続的なアーチ形を呈している。
屑ポケット溝2に配列固定したスローアウェイチップ3
の切刃稜相互間で、互に離間部分を埋め合せするような
連続的なアーチ形を呈している。
これは、一般に千鳥刃の配置として理解されているもの
である。
である。
したがって、これらのスローアウェイチップ3は、工具
本体1の先端面に最も近いものを除いて、略平等な切削
として関与する。
本体1の先端面に最も近いものを除いて、略平等な切削
として関与する。
このようなことから、工具本体1の先端面には、少なく
とも1個の正方形板状のスローアウェイチップ6が、そ
の先端面側で、正方形の逃げ面7を形成するように、中
央取付は六8を利用して例えばねじ止めされる。
とも1個の正方形板状のスローアウェイチップ6が、そ
の先端面側で、正方形の逃げ面7を形成するように、中
央取付は六8を利用して例えばねじ止めされる。
そして、このスローアウェイチップ6は、その厚み方向
には、少なくとも外周側の切刃稜が形成されるもので、
この切刃稜の存在により、工具本体1の先端面側に最も
近く位置する円板状のスローアウェイチップ3の切削負
担を軽減させている。
には、少なくとも外周側の切刃稜が形成されるもので、
この切刃稜の存在により、工具本体1の先端面側に最も
近く位置する円板状のスローアウェイチップ3の切削負
担を軽減させている。
したがって、このスローアウェイチップ6に外周側の切
刃稜のみが形成された場合には、サイドミル的な切削を
するものである。
刃稜のみが形成された場合には、サイドミル的な切削を
するものである。
また第3図に示されるように外周側の切刃稜のほかに、
先端面側の切刃稜が形成されるようにすれば、エンドミ
ル的な切削をすることができる。
先端面側の切刃稜が形成されるようにすれば、エンドミ
ル的な切削をすることができる。
なお、前記スローアウェイチップ6は、第2図で示され
るようにその側稜部には面取り部分9が設けられ、その
組込み時にはチャンファ−を構成する。
るようにその側稜部には面取り部分9が設けられ、その
組込み時にはチャンファ−を構成する。
また、このスローアウェイチップ6は、正方形板状のも
のを1個組込むようにしているが、第4図のように大径
のものでは2個取付けてもよく、さらに、正三角形板状
のものを組込むようにしてもよいものである。
のを1個組込むようにしているが、第4図のように大径
のものでは2個取付けてもよく、さらに、正三角形板状
のものを組込むようにしてもよいものである。
本考案は、以上説明したように、円板状のスローアウェ
イチップを千鳥的に配置し、そのすくい面が弧状の凸曲
面を呈するようになっていることから、いわゆるウロコ
状の切屑断面で切削し、また、工具本体の先端面に最も
近いスローアウェイチップについて切削軽減を別のスロ
ーアウェイチップによって遠戚したものであるから、略
均等な切削負担となり粗削りのカッターとして好適する
ものである。
イチップを千鳥的に配置し、そのすくい面が弧状の凸曲
面を呈するようになっていることから、いわゆるウロコ
状の切屑断面で切削し、また、工具本体の先端面に最も
近いスローアウェイチップについて切削軽減を別のスロ
ーアウェイチップによって遠戚したものであるから、略
均等な切削負担となり粗削りのカッターとして好適する
ものである。
第1図は、本考案スローアウェイカッターにおける一実
施例を示す正面図、第2図はその底面図、第3図は変形
例を示す要部の正面図、第4図および第5図は、それぞ
れ別の変形例を示す底面図である。 1・・・・・・工具本体、2・・・・・・切屑ポケット
溝、3・・・・・・スローアウェイチップ、4・・・・
・・逃げ面、5・・・・・・中央取付は穴、6・・・・
・・スローアウェイチップ、・・・・・・逃げ面、訃・
・・・・中央取付は穴。
施例を示す正面図、第2図はその底面図、第3図は変形
例を示す要部の正面図、第4図および第5図は、それぞ
れ別の変形例を示す底面図である。 1・・・・・・工具本体、2・・・・・・切屑ポケット
溝、3・・・・・・スローアウェイチップ、4・・・・
・・逃げ面、5・・・・・・中央取付は穴、6・・・・
・・スローアウェイチップ、・・・・・・逃げ面、訃・
・・・・中央取付は穴。
Claims (5)
- (1)円柱状をなす工具本体1には、所定のリード角を
もつ複数の切屑ポケット溝2が設けられ、この切屑ポケ
ット溝2内に、複数個からなる円板状のスローアウェイ
チップ3がそれぞれ所定のピッチをもって離間的に配列
固定されるようにしたスローアウェイカッターにおいて
、前記切屑ポケット溝2には、円板状のスローアウェイ
チップ3が、工具本体1の外周側で円板状の逃げ面4を
形成するように、中央取付は穴5を利用して取付けられ
る(、とともに、全体的な回転切削軌跡を基準としたと
きには、切屑ポケット溝2に配列固定されたスローアウ
ェイチップ3の切刃稜相互間で、互に離間部分を埋め合
せるような連続的なアーチ形を呈しており、また、工具
本体1の先端面には、少なくとも1個の正方形板状又は
正三角板状のスローアウェイチップ6が、その先端面側
で、正方形又は正三角形の逃げ面7を形成するように、
中央取付は六8を利用して取付けるとともに、その厚み
方向には、少なくとも外周側の切刃稜が形成されること
により、先端面側に最も近く位置する円板状のスローア
ウェイチップ3の切削負担をMさせていることを特徴と
するスローアウェイカッター。 - (2)前記工具本体1の先端面に取付けられるスローア
ウェイチップ6は切刃稜として、外周側の切刃稜のみが
形成されていることを特徴とする実用新案登録請求の範
囲第1項記載のスローアウェイカッター。 - (3)前記工具本体1の先端面に取付けられるスローア
ウェイチップ6は、切刃稜として、外周側の切刃稜のほ
かに、先端面側の切刃稜が形成されていることを特徴と
する実用新案登録請求の範囲第1項記載のスローアウェ
イカッター。 - (4)前記切屑ポケット溝2は、30’〜45°の範囲
内でリード角が選択されていることを特徴とする実用新
案登録請求の範囲第1項記載のスローアウェイカッター
。 - (5)前記工具本体1の先端面に取付けられるスローア
ウェイチップ6は、その側稜部に面取り部分9が設けら
れ、組込み時にはチャンファ−を構成するようにしたこ
とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第2項又は第3
項記載のスローアウェイカッター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11831780U JPS6024495Y2 (ja) | 1980-08-21 | 1980-08-21 | スロ−アウエイカツタ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11831780U JPS6024495Y2 (ja) | 1980-08-21 | 1980-08-21 | スロ−アウエイカツタ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5743915U JPS5743915U (ja) | 1982-03-10 |
JPS6024495Y2 true JPS6024495Y2 (ja) | 1985-07-22 |
Family
ID=29479031
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11831780U Expired JPS6024495Y2 (ja) | 1980-08-21 | 1980-08-21 | スロ−アウエイカツタ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6024495Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6066410U (ja) * | 1983-10-06 | 1985-05-11 | 三菱マテリアル株式会社 | 超硬ドリル |
JPH0611695Y2 (ja) * | 1986-10-14 | 1994-03-30 | 三菱マテリアル株式会社 | スローアウエイ式転削工具 |
-
1980
- 1980-08-21 JP JP11831780U patent/JPS6024495Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5743915U (ja) | 1982-03-10 |
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