JPS60220463A

JPS60220463A - Ｉｃカ−ドシステム

Info

Publication number: JPS60220463A
Application number: JP59077103A
Authority: JP
Inventors: Shinya Yoshida; 信也吉田
Original assignee: Tateisi Electronics Co; Omron Tateisi Electronics Co
Current assignee: Omron Corp
Priority date: 1984-04-16
Filing date: 1984-04-16
Publication date: 1985-11-05

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】発明の技術分野この発明はＩＣ力−ドシステ゛ムに関し、特に、銀行、
クレジット会社などの複数の金融機関の取引口座を特定
するデータを記憶した記憶領域を有するＩＣカードと、
これらの複数の取引口座の中から取引を実行しようとす
る口座を選択することができ、選択した口座の残高が不
足する場合には続いて他の口座を選択して取引を実行す
ることができるＩＣカード用端末装置とから構成された
ＩＣカードシステムに関するものである。

従来技術の説明現在一般的に、銀行、クレジット会社などの金融機関と
のオンラインシステムによる出金、入金、振替などの取
引には、いわゆるキャッシュカード、クレジットカード
などの磁気カードが広く用いられている。これらの磁気
カードには暗号など顧客を識別するためのデータが磁気
記憶されている。

取引時には、顧客はこれらのカードを持って自己の取引
銀行に出向き、そこに備え付けられている、いわゆるｐ
、　７’　Ｍ　（Ａｕｔｏｍａｔｉｃ　Ｔｅ１ｌｅｒ　
Ｍａｃｈｉｎｅ）やＣＤ　（Ｃａ５ｈ　Ｄ　１ｓｐｅｎ
ｓｅｒ）などの取引用端末装置に自己のカードを挿入し
、定められた手順に従ってキーボードなどの入力手段を
操作して暗証番号、取引の種類、取引金額などの取引に
必要なデータを端末装置に入力する。端末装置によって
読取られたカードの暗号情報および顧客によって端末装
置に入力された各種取引情報は、各銀行のセンタに送信
され、これらの情報に従ってセンタのファイルが更新さ
れ、取引を実行する命令が端末装置に与えられる。これ
によって、顧客と端末装置との間で各種の取引が実行さ
れる。

さらに、現在のオンラインシステムでは、各銀行間の相
互乗り入れが実現されており、自己の取引銀行以外の銀
行の端末装置を用いて、自己の取引銀行の口座から出金
することも可能である。たとえば、自己の取引銀行であ
るＡ銀行のカードを自己の取引銀行ではない日銀行の端
末装置に使用した場合、Ａ銀行のカードから読出された
取引データは、Ｂ銀行のセンタに送信され、これらのデ
ータはＢ銀行のセンタからＡ銀行のセンタへと転送され
る。そしてＡ銀行のセンタで口座の有無が検索され、取
引情報に従ってファイルが更新される。さらに、取引実
行の命令がＢ銀行の端末装置に伝えられ、カードの所有
者と日銀行の端末装置との間で所望の取引が実現される
。

ところで、現在の社会生活において、キャッシュカード
、クレジットカードなどのカードを用いる機会は増大し
ており、既に一人が数種類のカードを所有し、その中か
ら必要な１枚を本人が選択して使用するようになってい
る。そしてこの傾向は今後益々増大するものと予想され
ている。

このように、各自が複数のカートリなわら複数の金融取
引口座を所有するようになると、使用するカードの選択
を誤るなど、カードの取扱いおよび保管が煩雑なものと
なり、ひいてはカードを紛失するなどの事態も予想され
る。

このような事態を防ぐためには、１枚のカードに各自の
すべての取引金融機関の取引口座のデータを記憶するこ
とができ、取引時にこれらの口座の中から取引を実行す
る口座のみを選択して取引を実行できることが望ましく
、さらに、選択した口座の残高が不足している場合には
、すぐに取引を中止するのではなく、顧客に他の口座を
再度選択させる機会を与えることが望ましい。

しかしながら、従来用いられている磁気カードでは、記
憶容量の上で一定の制限があり、１枚のカードに１つの
金融機関の情報しか記憶することができないという問題
点があった。

発明の目的それゆえに、この発明の主たる目的は、自己の複数の取
引金融機関の取引口座のデータを１枚のカードに記憶す
ることができるＩＣカードと、このようなＩＣカードと
通信する端末装置とから構成され、取引時に複数の取引
口座の中から取引を行なう口座を選択して取引を実行す
ることができ、さらに選択した取引口座の残高が不足し
た場合に他の取引口座を再度選択して取引を実行するこ
とができるＩＣカードシステムを提供することである。

発明の構成および効果この発明を要約すれば、データ記憶手段（ＲＯＭ、ＲＡ
Ｍ）およびデータ処理子゛段（ＣＰ、Ｕ）を有づるＩＣ
カードに、自己の複数の取引金融機関の取引口座を特定
するデータを記憶したデータ記憶領域を設け、取引時に
は、顧客が端末装置を使用して取引をしようとする金融
機関の口座を指定し、指定した口座を特定するデータを
ＩＣカードの記憶領域から読出して所望の取引を実行す
ることができ、さらに指定した口座の残高が不足してい
るとセンタによって判断された場合に、残高不足を顧客
に知らせ、再度取引口座の選択をさせることができるよ
うに構成したものである。

したがって、この発明に従えば、複数の取引金融機関の
取引口座を有するものであっても、それらの取引口座を
特定するデータがすべて記憶されたＩＣカードを１枚所
持し、取引時に、銀行に備え付けられたＩＣカード用端
末装置によって所望の取引口座を選択することにより、
所望の取引を実行することができ、これによって従来の
ように複数のカードを所持する必要はなくなり、カード
の取扱いおよび保管の煩雑さを解消することができる。

さらにこの発明によれば、選択した口座の残高が不足し
た場合には、自己の取引口座の中から他の口座を選択し
直して取引を実行することができ、このような場合にも
取引を最初からやり直す必要はな（端末機の操作の効率
を改善することができる。

以下に図面に示す実施例とともにこの発明をより詳細に
説明する。

実施例の説明第１図はこの発明の一実施例であるＩＣカードシステム
を構成するＩＣカードの電気的構成を示す概略ブロック
図である。

ＩＣカードは、キャッシュカード、クレジットカードな
どの従来の磁気カードと同じ大きさおよび形状のカード
であって、少なくともＲＯＭ、ＲＡＭなどのメモリと、
ＣＰＵと、端末装置と通信するための接点（通常８個）
とを内蔵している。

従来の磁気カードは記憶容量が小さく、また記憶情報を
解読することが容易であった。これに対してＩＣカード
の特徴は、従来の磁気カードと比較して、記憶容量が大
きく、しかも簡単に読出されないようにプログラムする
ことによって記憶情報を他人に解読される心配がなく、
安全性が高いことにある。また、ＩＣカード自体が主体
的に要求を出すことも可能である。

第１図において、ＩＣカードには、端末装置と通信する
ための接点５ａないし５ｈが設けられている。これらの
接点のうち、５ｂはＩＣカードおよび端末装置間のデー
タの交信のためのものであり、５ｄおよび５ｈは端末装
置からＩＣカードのＣＰＵ１へ電源（ＯＶ、＋５Ｖ）を
供給ずルタめのものであり、５ｆはＣＰＵ１ヘクロツク
信号を供給するためのものであり、５ｇはＣＰＵ　１ヘ
リセット信号を供給するためのものであり、５ｃはＲＯ
Ｍ記憶内容書換え時にのみ、ＲＯＭ記憶内容書換え用電
源を供給するためのものであり、さらに５ａおよび５ｅ
は予備の接点である。さらに、ＣＰＵ　１とＲＯＭ２と
ＲＡＭ３とはデータバス４によって相互に接続されてお
り、ＣＰＵ　１は各構成要素の動作を制御する。

次に、第２図はこの発明の一実施例を構成するＩＣカー
ドの平面図である。第２図において、ＩＣカード本体６
の表面パネルには、接点５（第１図の接点５ａないし５
ｈから構成される）が設（プられており、これらの接点
は、ＩＣカード６を端末装置に挿入したときに、端末装
置側のＩＣカードリーダと接続される。さらに、ＩＣカ
ード６にはカード所有者の氏名などをエンボス加工によ
って表示した表示部７が設けられている。

次に、第３図はこの発明の一実施例を構成するＩＣカー
ドのメモリマツプを示す図であり、これはＩＣカードの
ＲＯＭ２の記憶領域に記憶された自己の複数の取引銀行
の取引口座を特定するデータから構成されている。第３
図において、まず第１、第２．・・・第ｎという口座フ
ラグが存在し、各口座フラグに対応する取引口座データ
の先頭番地などが口座フラグごとに記憶されている。次
に、各口座に共通の暗証番号が１つ存在し、その後に第
１から第ｎまでの口座の詳細な取引データが続いている
。

次に、第４図は第１図な０シ第３図に示したこの発明の
一実施例を構成するＩＣカードと通信する端末装置の電
気的構成を示す概略ブロック図である。第４図において
、ＩＣカードリーダ９は、挿入されたＩＣカードのＣＰ
ＵＩと接点５を介して通信するためのユニットであり、
ＣＲＴｌｏは取引の手順などを顧客に表示しＩＣす、顧
客に所望の取引口座を選択させるためのユニットであり
、キーボード１１は所望の口座を入力したり、暗証番号
を入力したりするときに顧客が端末装置と交信す′るた
めのユニットであり、伝票発行機１２はセンタからの出
金許可を受けて伝票を発行するためのユニットであり、
紙幣放出機１３は顧客に対して現金を支払うためのユニ
ットである。これらの各ユニットは、内部データバスに
よって主制御部８に接続され、主制御部８はこれらのユ
ニットの動作を制御する。さらに主制御部８は回線制御
部１４および入出力端子１５を介して各銀行のセンタＣ
ＰＵ　（図示せず）に接続される。

次に、第５図はこの発明の一実施例を構成づるＩＣカー
ド用端末装置の外観斜視図である。第５図において、Ｉ
Ｃカード用端末装置の本体１６には、その垂直面にＩＣ
カード挿入口１７および伝票紙幣取出口１８が設けられ
、その水平面すなわち操作パネルにはＣＲＴ１９および
キーボード２０が設けられている。ＩＣカード挿入口１
７は取引時に顧客がＩＣカードを挿入するためのもので
あり、伝票紙幣取出口１８は出金時に顧客に現金および
伝票を引渡すためのものであり、出金時にのみ開くよう
になっている。また、ＣＲＴ１９は顧客に操作の手順な
どを知らせるためのものであり、キーボード２０は所望
の取引口座に対応する番号を入力したり、暗証番号や支
払い請求金額を入力したりするのに用いられる。

次に、第６図はこの発明の一実施例である＋Ｃカードシ
ステムのセンタ間の接続を説明するだめの概略ブロック
図である。第７図において、２１゜２２．２３および２
４は各銀行のセンタを示し、各センタは、端末用回線制
御装置２１ａ、２２ａ。

２３ａおよび２４ａと、センタ開用回線制御装置２１ｂ
　、２２ｂ　、２３ｂおよび２４ｂと、センタＣＰＵ２
１ｃ　、２２ｃ　、２３ｃおよび２４ｃと、顧客別情報
ファイル（個人ファイル）２１ｄ、２２ｄ　、２３ｄお
よび２４ｄとから構成されている。

さらに、各センタには複数の端末装置が設けられている
。たとえば、センタ２１は端末装ｆｆ１２１ｅを含む複
数の端末装置と接続されており、端末装置とセンタとの
回線の接続は、端末用回線制御装置２１ａによって制御
される。端末装置２１ｅから受信した取引口座データは
、センタＣＰＵ２１Ｃに与えられ、ＣＰＵ２１Ｃは受信
した取引データが当該銀行との取引に関するものであれ
ば、顧客別情報ファイル２１ｄを検索、更新して取引処
理を行なう。また、受信した取引データが他の銀行との
取引に関するものであれば、該当する他の銀行へセンタ
開用回線制御装置２１ｂおよび通信回線２５．２６また
は２８を用いて転送する。転送された取引データを受信
した他の銀行のセンタＣＰＵは、受信したデータに基づ
いて顧客別情報ファイルを検索、更新して取引処理を実
行することができる。

次に第７Ａ図および第７Ｂ図はこの発明の一実施例であ
るＩＣカードシステムの具体的な取引処理の一例を説明
するためのフロー図である。

次に、第１図ないし第７Ｂ図を参照してこの発明の一実
施例の具体的な動作について説明する。

まず、顧客は第１図ないし第３図に示したＩＣカードを
持って各銀行へ出向く。取引を行なう口座の選択は端末
装置を操作することによって行なうので、その銀行は自
己が直接取引を行なう銀行である必要はない。

次に、顧客は自己のＩＣカードを各銀行に備え付けられ
ている端末装置に挿入する（ステップ（Ｓ）１）。する
と、第１図に示したＩＣカードを構成するＣＰｔＪｌ　
、ＲＯＭ２およびＲＡＭ３に・電源が供給される（Ｓ２
）。次に、端末装置において、主制御部８は口座の番号
を選択して入力すべき旨をＣＲＴ１９に表示して顧客に
知らせる（Ｓ３）。ここで、口座の番号とは、第３図の
メモリマツプに示すように、ＩＣカードのＲＯＭ２の記
憶領域に記憶されている複数°の口座の各口座ごとに付
された１から０までの番号を言い、顧客は各自この番号
と対応する口座の銀行名を記憶しているものとする。

次に、顧客はＣＲＴ１９の表示に従って自己が取引を行
なおうとする銀行口座に対応する番号をキーボード２０
を用いて端末装置に入力する（Ｓ４）。この入力された
１からｎのいずれかの口座の番号は、一旦端末装置に記
憶され（Ｓ５）、開始電文として開始マークとともに接
点５ｂを介してＩＣカードのＣＰＵ　１に伝送される（
＄６）。

この電文を受信したＩＣカード側では受信した電文が開
始電文であるか否かを判断しく８３２）、開始電文であ
れば指定された銀行口座の番号をＲＡＭ３に記憶する（
、８３３）。そして、ＣＰＵ　１はこの口座の番号に該
当するＲＯＭ２内の口座フラグがオンであるかどうかを
判断しく３３４）、オンでないと判明するとｃｐｕｉは
ＲＯＭ２に記憶されているプログラムに従って取引不可
能を表示する信号を発生して端末装置のＩＣカードリー
ダ９に伝送する（Ｓ３５）。また、該当口座フラグがオ
ンであることが判明すると、ＣＰＵ１はこの口座の口座
番号、有効期限などすべての詳細な口座内容データを読
出して端末装置のＩＣカードリーダ９に送信する（８３
６）。これらの取引不可能電文または口座内容電文を受
信した端末装置側では、ＩＣカードから送信されてきた
電文が取引不可能を示すものであれば、ＩＣカードを顧
客に返却することによって取引が不可能であることを顧
客に示しくＳ８）、また、ＩＣカードから送信されてき
た電文が詳細な口座内容データであれば、端末装置はこ
れらの口座内容を記憶する（Ｓ９）。

次に、端末装置において、主制御部８は暗号を要求する
電文を発生してＩＣカードのＣＰＵ１に伝送する（３１
０）。これを受信したＩＣカード側では受信した電文が
暗号要求であるか否かを判断しく５３７）、暗号要求で
あれば、第３図のメモリマツプに示す各口座に共通の１
つの暗号を読出して端末装置のＩＣカードリーダ９に送
信する（３３Ｂ＞。これを受信した端末装置側では、受
信した電文が暗号であるか否かを判断しくＳ１１、暗号
であれば、次に顧客によって暗号がキーボード２０を用
いて端末装置に入力され（８１２）、引続いて顧客はキ
ーボード２０を用いて支払い請求金額を端末装置に入力
する（３１３）。そして端末装置側に記憶されている、
ＩＣカードから読出された該当口座の詳細なデータと、
キー人ツノされた支払い請求金額および暗号とは、該当
口座の所属する銀行のセンタ（たとえば、ここでは第１
のセンタ）に送信され、第１のセンタではこれらのデー
タに従って個人ファイルが検索され、支払い請求金額が
口座の残高以下であるかどうかが判断される（Ｓ’１５
）。この結果、支払い請求金額が口座残高を越えなけれ
ば支払い金額が出金され（Ｓ１６）、取引は終了する。

また、支払い請求金額が口座残高を越えれば、端末装置
は口座残高が不足している旨を端末装置のＣＲＴ１９を
用いて顧客に表示する（８１７）。さらに、端末装置は
上述の第１の口座以外の他の口座の番号を選択してキー
人力するように顧客に指示しく８１８）、顧客によって
入力された口座の番号は一旦端末装置に記憶され（８２
０）、開始電文として開始マークとともに接点５ｂを介
してＩＣカードのＣＰＵ１に伝送される＜８２１）。こ
の電文を受信したＩＣカード側では受信した電文が開始
電文であるか否かを判断しく８３９）、開始電文であれ
ば指定された銀行口座の番号をＲＡＭ３に記憶する（８
４０）。そして、ｃｐｕｉはこの口座の番号に該当する
ＲＯＭ２内の口座フラグがオンであるかどうかを判断し
く８４１）、オンでないと判明するとＣＰＵ１はＲＯＭ
２に記憶されているプログラムに従って取引不可能を表
示する信号を発生して端末装置のＩＣカードリーダ９に
伝送する（８４２）。また、該当口座フラグがオンであ
ることが判明すると、ｃｐ、ｕｉはこの口座の口座番号
、有効期限などすべての詳細な口座内容データを読出し
て端末装置のＩＣカードリーダ９に送信する（３４３）
。これらの取引不可能電文または口座内容電文を受信し
た端末装置側では、ＩＣカードから送信されてきＩＣ電
文・が取引不可能を示すものであれば、ＩＣカードを顧
客に返却することによって取引が不可能であることを顧
客に示しく３２３）、また、ＩＣカードから送信されて
きた電文が詳細な口座内容データであれば端末装置はこ
れらの口座内容を記憶する（８２４）。

そして、端末装置側に記録されている、ＩＣカードから
読出された該当口座の詳細なデータと、キー人力された
支払い請求金額と、暗号とは該当口座の属する銀行のセ
ンタ（ここでは、第２のセンタ）に送信され（８２５＞
、第２のセンタではこれらのデータに従って顧客別情報
ファイルが検索され、支払い請求金額が口座残高を越え
ないかどうかが判断される。この結果、支払い請求金額
が口座残高を越えれば、端末装置は取引不可能である旨
を顧客に表示しく５２７）、また、支払い請求金額が口
座残高を越えなければ、出金許可の命令が端末装置に与
えられる。この命令を受けた端末装置は、伝票発行機１
２に出金伝票の発行を命じ（３２８）、紙幣放出機１３
に顧客への現金の支払いを命令する（８２９）。次に、
端末装置はすべての交信を終了する旨の終了マークを発
生してＩＣカードのＣＰＵ１に伝送する（８３０）。

これを受信したＩＣカード側では、受信した電文が終了
マークであるか否かを判断しく８４４）、終了マークで
あればこれによってすべての交信を終了する。そして顧
客への支払い終了後にはＩＣカードは顧客に返却されて
すべての取引は終了づる。

上述のように、この実施例によれば、複数の自己の取引
金融機関の取引口座を特定するデータを記憶したＩＣカ
ードを使用し、取引時に、端末装置を操作して所望の取
引口座を選択することによって所望の取引を実行するこ
とができ、さらに選択した口座の残高が不足した場合に
は、自己の取引口座の中から他の口座を選択して所望の
゛取引を実行することができる。したがって、顧客は１
枚のＩＣカードのみを所持すればよく、カードの取扱い
および保管の煩雑さを解消することができ、残高不足の
場合にも取引を最初からやり直す必要がなく、端末装置
の操作の効率を改善することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を構成するＩＣカードの電
気的構成を示す概略ブロック図である。第２図はこの発明の一実施例を構成するＩＣカードの平
面図である。第３図はこの発明の一実施例を構成するＩ
Ｃカードのメモリマツプを示す図である。第４図はこの
発明の一実施例を構成するＩＣカード用端末装置の電気
的構成を示す概略ブロック図である。第５図は第４図に
示した端末装置の外観斜視図である。第６図は各銀行の
センタ間の接続を示す概略ブロック図である。第７Δ図
および第７Ｂ図は、この発明の一実施例であるＩＣカー
ドシステムの取引動作を説明するためのフロー図である
。図において、１はＣＰＵ、２はＲＯＭ、］；ＩＬＲＡＭ
、４はデータバス、５は接点、６はＩＣカード本体、７
は表示部、８は主制御部、９はＩＣカードリーダ、１０
．１９はＣＲＴ、１１．２０はキーボード、１２は伝票
発行機、１３は紙幣放出機、１４は回線制御部、１５は
入出力端子、１６はＩＣカード用端末装置本体、１７は
カード挿入口、１８は伝票紙幣取出口、２１．２２．２
３゜２４はセンタ、２５．２６．２７，２８，２９゜３
０は通信回線を示す。（ほか２名）篤３図（ＲＯＭ）第５図

Claims

【特許請求の範囲】複数の金融機関との金融取引に使用されるＩＣカードと
、前記Ｉ’Ｃカードと通信する端末装置と、前記複数の
金融機関ごとに設けられたセンタ装置とから構成される
ＩＣカードシステムであって、前記ＩＣカードは、前記複数の金融機関の取引口座を特定するデータを記憶
する記憶領域を含むデータ記憶手段を備え、前記端末装置は、前記複数の金融機関の取引口座の中から取引を実行しよ
うとする口座を指定する口座指定手段を備え、前記ＩＣカードはさらに、前記記憶領域に記憶されている前記複数の金融機関の取
引口座を特定するデータの中から前記口座指定手段によ
って指定された口座を特定するデータを読出して前記端
末装置に送出する取引口座データ出力手段を備え、前記端末装置はさらに、出金額情報を入力するための出金額情報入力手段と、前記出金額情報および前記指定された口座を特定するデ
ータを前記指定された口座が腐するセンタ装置へ送出す
る取引データ送信手段とを備え、前記センタ装置は、中央ファイルと、前記出金額が前記中央ファイルに記憶されている前記指
定された口座の残高以下であるが否かを判断し、残高を
越えるときに残高不足通知信号を発生して端末装置に送
信する口座残高照合手段とを備え、前記端末装置はさらに、前記残高不足通知信号に応答して、前記指定された口座
を除く前記複数の取引口座の中から新たに取引を実行す
る口座を前記口座指定手段を用いて指定するように顧客
に指示する指示手段を備えた、ＩＣカードシステム。