JPS60206819A - ポリウレタン成形品の製法 - Google Patents

ポリウレタン成形品の製法

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JPS60206819A
JPS60206819A JP59064209A JP6420984A JPS60206819A JP S60206819 A JPS60206819 A JP S60206819A JP 59064209 A JP59064209 A JP 59064209A JP 6420984 A JP6420984 A JP 6420984A JP S60206819 A JPS60206819 A JP S60206819A
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JP
Japan
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polyol
mold
weight
manufacturing
polyurethane
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Application number
JP59064209A
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English (en)
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Isao Ishikawa
功 石川
Kosaburo Nagata
永田 更三郎
Tsuyoshi Tomosada
友定 強
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Sanyo Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Sanyo Chemical Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はポリウレタン成形品の製法、詳しくは高反応性
、自己離型性を有するポリウレタン成形品の製法、とく
にRIM 法(リアクション・インジェクション・モー
ルド法)で成型した場合に優れた高反応性、自己離型性
を与えるポリウレタン成形品の製法に関するものである
従来、バンパー、計器パネル、操縦ハンドルなどの自動
車の外装材および内装材のような用途に適用するウレタ
ン成型品の製造手段としてRIM法が実用化されている
。このよう7cI′RJ M用ウレタン原料としては、
高い反応性を有し短時間でキュアー、脱型できることが
要求されるとともに、自己離型性を有し型に離型剤を毎
回塗布しなくても離型が可能なことが要望されている。
本発明者らはこのような要件を満足させる原料ポリオー
ルおよびポリウレタン製造法を見出す−〈く検討した結
果、特定のポリオキシアルキレンポリオールを使用する
ことにより、高反応性と自己離型性を有するポリウレタ
ン成形品が得られることを見出し、本発明に到達した。
すなわち本発明は有機ポリイソシアネートと高分子ポリ
オールとを必要により発泡剤の存在丁に型内で反応させ
てポリウレタン成形品を製造する方法において、 (1) 高分子ポリオールの少なくとも一部(20重量
%以上)として官能基数が5以上で当量が1450以上
の末端ポリオキシエチレン鎖含有ポリオール(A)を使
用し〔但しくA)は内部ランダムポリオキシアルキン鎖
を有するポリオール(AI)、または(A1)および0
〜2.0%(高分子ポリオールの重量に基づい’()の
ブロックポリオキシアルキレンポリオール(A2)から
なる〕、且つ(2) 型に離型剤を毎回塗布することな
く有機ポリイソシアネートおよびポリオールを導入する
こと特徴とする、自己離型性ポリウレタン成形品の製造
法である。
本発明においてポリオール(A)の一部または全部とし
て使用する上記ポリオ゛−ル(A、)としては、少なく
とも5個(好ましくは6〜12個)の°活性水素原子を
有する化合物(たとえば多価アルコール。
アミン類)にエチーレンオキサイドおよび他のフルキレ
ンオキサイドを、上記末端オキシエチレン鎖および内部
ランダムポリオキシアルキレン鎖を形成するように付加
した構造の化合物およびそれらの混合物が挙げられる。
上記多価アルコールとしては糖アルコールたとえばアド
ニトール、アラビトール、キシリトールなどのペンチト
ール、ソルビトール、マンニトール、イジトール、タリ
トール、ズルシトールなどのへキシト−ル;糖類たとえ
ばグルコース、マンノース、フラクトース、ソルボース
などの単糖類。
シヨ糖、トレハロース、ラクトース、ラフイ、ノースな
どの少糖類:ゲリコシドたとえばポリオール(たとえば
エチレングリコール、プロピレングリコールなどのグリ
コール、グリセリン、トリメチロールプロパン、ヘキサ
ントリオール、ペンタエリスリトールなどのアルカンポ
リオール)のグルコシド;ポリ(アルカンポリオール)
たとえばトリグリセリン、テトラグリセリンなどのポリ
グリセリン、ジペンタエリスリトール、トリペンタエリ
スリトールなどのポリペンタエリスリトール;およびシ
クロアルカンポリオールたとえばテトラキス(ヒドロキ
シメチル)シクロへ千すノールなどが挙げられる。上記
多価フェノールとしてはノボラック、たとえば米国特許
第8265641号明細書に記載のポリフェノール;ま
たアミン類とし−(−はポリアルキレンポリアミンたと
えばジエチレントリアミン、トリエチレンテj・ラミン
などが挙げられる。これらの活性水素原子含有化合物は
2種以上併用してもよい。また、これらの化合物の1種
以上と2〜4個の活性水素原子を有する化合物〔たとえ
ば後記(B)のポリエーテルポリオールの原料として挙
げるもの2との混合物で平均の官能基数(活性水素原子
の数ンが5以上(好ましくは6〜12)のものも使用で
きる。これらのうちで好ましいりは多価アルコールとく
にソルビトールおよびショ糖である。
上記活性水素原子含有化合物にエチレンオキサイド(以
下E Oと略記)とともに付加させる他のアルキレンオ
キサイド(以下AOと略記)としては通常プロピレンオ
キサイド(以下1) 0と略記)が用いられるが、PO
にその他のアルキレンオキサイド(ブチレンオキサイド
、スチレンオキサイド等)を少量(たとえば5%以下)
併用することもできる。
本発明において使用する上記ポリオール(A1)としく
では上述のような少なくとも5個の活性水素原子を有す
る化合物(ベース化合物)またはそのアルキレンオキサ
イド付加物(ベースポリエーテル)にエチレンオキサイ
ドとプロピレンオキサイドとの混合物を付加し、次いで
必要によりアルキレンオキサイドを付加し、さらζこ末
端にエチレンオキサイドを付加して得られるものが使用
できる。このようなポリオールは次の一般式で示すこと
ができる。
R((AIO)a ’(EO/PO)h(A20)c 
(Ei))dH) n式中Rは少なくとも2個の活性水
素原子を有する化合物から11個の活性水素原子を除い
た残基;nは5以上の整数i EO/POはオキシエチ
レン基とオキシプロピレン基とからなるランダムポリオ
キシアルキレンM、EOはオキシエチレン基、A10お
よびA20はオキシアルキレン基;a、b、c。
dは0または正の整数であってn個のa、n個のす、n
個のc、n個のdはそれぞれ同一でも異なっていてもよ
< n個のaの合計、n個のCの合計はOであってもよ
い。
本発明においてポリオール(A)としては、」二足ポリ
オール(A1)とブロックポリオキシアルキレンポリオ
ール(A2)との併用も使用できる。ポリオール(A2
)としては前記のような少なくとも5個の活性水素原子
を有する化合物にEOおよびAOを。
(1υAO−EOの順序で付加したもの(チツプド)。
(II)AO−EO−An−EOの順序で付加したもの
(バランスド)、(曲)EO−AO−EOの順序で付加
したもの等が挙げられる。これらのうちで好ましいもの
は(りおよび(11)である。
本発明で用いるポリオール(A) ((A4)−または
(A1)と(A2)との併用:〕の官能基数(平均)は
5以上好ましくは6−12である。官能基数が5未満で
は、本発明の目的とする自己離型性(離型剤を毎回塗布
しなくても脱型できる)が得られない;ポリオール(A
、)の当量(OH当りの分子量)は1450以上好まし
くは1500〜8200 とくに好ましくは1600〜
3000である。当量が1450より低いものでは、得
られるポリウレタンの温度特性や伸びなどの物性が低下
する。当量が8200 を越えると、粘度が高くなり流
れ性が悪くなり反応性が低下するので、好ましくない。
(A)の末端ポリオキシエチレン鎖含量(以下末端E 
O量と略記)は、通常10%(重量%、以下同様)以上
、好ましくは12〜80%、さらに好ましくは15〜2
8%である。末端EO量が10%未満では反応性が小さ
くキュアー性、初期物性が低く<、かつ自己離型性を有
するポリウレタンを成形することができず特にRI M
 法による成形の場合に満足な効果は得られない。また
末端EO量が80%を越えるとキュアー性は向上するが
粘度が高くなり室温より少し低い温度で白濁化し、作業
性が悪くなり、また物性的には温度特性や吸水性が悪く
なるので、好ましくない。
なお末端EO量が10%未満のものでも末端EO量が1
0%以上のものと組合せて、あるいはまた末端E O量
が80%を越えるものも30%以下のものと組合せて全
体とじて・′平均の)末端EO量が上記範囲となるよう
に配合し゛C使用するこ!:ができる。当量、官能基数
についCも同様である4、また、(A)の全ポリオキシ
エチレン鎖含@(μ下金EO量と略記)は通常10%以
上好ましくは12〜40%さらに好ましくは15〜30
%である1、。
また、ポリオール(A、)において、ポリエーテルポリ
オール鎖中に有するランダムポリオキシアルキレン鎖−
(EO,/PO) b−におけるオキシエチレン基とオ
キシプロピレン基との割合(重量比)は通常90対10
〜30対70で好ましくは80対20〜40対60でさ
らに好まし・くは75対25〜45対55であぞ、。オ
キシエチレン基の割合が90を越えると結晶性が向上す
るため得たポリエーテルポリオールが寒冷時(室温より
少し低い温度で)白濁化を起こす。また反応性が高くな
りすぎるため成型品の表面状態:に欠陥が発生し易くな
り。反対にオキシエチレン基の割合が80%末端の場合
は内部活性力が弱まりキュアー性が低下し成型品の初期
物性が悪くなる。ポリエーテルポリオール中の上記ラン
ダムポリオキシアルキレン鎖の含量は通常全分子頃の少
なくとも5%好ましくは5〜25%である。
ランダムポリオキシアルキレン鎖の割合が全分子量の5
%未満の場合は内部活性力が少なくキュアー性が低いた
め初期強度の小さい成型品しか得られない。25%を越
えると成型品の吸水性が大きくまた反応性カミ6すぎる
ため成型品の表面状態に欠陥が生じ易い。に記うンダム
ポリオキシアルキレジ鎮中に存在するオキシエチレン基
が全分子1−1に占める割合は通常1.5〜22.5 
%好ましくは2.0〜20%である。ポリオール(A1
)中の上記ランダムポリオキシアルキレン鎖の位置(エ
チレンオキサイドープロピレンオキリイド混合物の付加
位置)は全分子量の60%より末端に入れるのが奸才、
シい、。
すなわち該ポリエーテルポリオールの分子量に対するラ
ンダム付加前のベースポリエーテル(R(−(A、0 
)、、 H,:l 、、)の分子量の割合が60%jり
月−となるようにするの、が好ましい。1−記ベースポ
リエーテルの形成に用いるアルキレンオキサイド(A1
0 )としては通常プロピし・ンオキサイドが用いられ
るが、これに他のアルキレンニ4°キサイド(エチレン
オキサイド、ブナレンオキサイド、スチレンオキサイド
等)を少量(たとえば5%以下)併用することもできる
。ベースポリエーテルのOH価は28〜83(とくに2
5〜67)が好ましい。
ランダムポリオキシアルキlノン鎖と末端ポリオキシエ
チレン鎖とは直接結合していてもポリオキシアルキレン
鎖−(A20)。−を介して結合していてもよい。後者
の場合、介在するポリオキシアルキレン鎮の形成に用い
るアルキレンオキサイド(A2′O)としては通常プロ
ピレンオキサイドが用いられるがこれに他のアルキレン
オキサイド(ブチレンオキサイド、スチレンオキザイド
等の炭素数4以上のアルキレンオキサイド)を少量(た
とえ−ば5%以下)併用することもできる。
本発明においてポリオール(A) ((A+)および(
A2)]〕は、エチレン性不飽和単量体で変性□された
もの、いわゆる重合体ポリオールであってもよい。
重合体ポリオールの製造に用いられる単量体としては、
下記のものがあげられる、: (1)アクリル酸、メタクリル酸およびその誘導体:ア
クリ口ニトリル、メタアクリロニトリル。
アクリル酸、メタクリル酸およびそれらの塩。
アクリル酸メチル、メタクリル酸メチル、ジメチルアミ
ノエチルメタクリレート、アクリル酸アミド、メタクリ
ル酸アミドなど。
(It)芳香族ビニル単量体:スチレン8ダーメチルス
チレンなど。
(曲)オレフィン系炭化水素単量体:エチレン、プロピ
レン、ブタジェン、イソブチレン、イソプレン、1.4
−ペンタジェンなど。
(1v)ビニルエステル単量体:酢酸ビニルなど。
(V)ビニルハライド単量体:塩化ビニル、塩化ビニリ
チンなど。
(vl)ビニルエーテル単量体:ビニルメチルエーテル
など。
これらのうち好ましいものはアクリロニトリル。
メタクリル酸メチル、スチレン、ブタジェンである。と
くに好ましいものはアクリロニトリル、ア ・クリロニ
トリルとスチレンの併用(スチレノ:アクリロニトリル
の重量比In : 90〜60:40)である。
ポリオール(A)としてはその一部のみが中量体で変性
されたもの(たとえば変性された(A1)と未変性の(
A4)e変性された(A1)と未変性の(A、2:l−
あるいは未変性の(A1)と変性された(A2)との併
用〕でも全部が変性されたものでもよい。
また、ポリオール(A)は必要により他のポリオール〔
たとえば後述の(B)、 (C)の例として挙げる高分
子7JPリオールおよび/または低分子ポリオール〕と
混合して単量体で変性されたものでよい。
この場合、ポリオール自計量中の未変性の(A)の1J
は通常20%以上、好ましくは50%以上、低分子ポリ
オールの星は通常20%以下である。
変性に用いる単量体の使用割合は広範囲にわたってかえ
られるが、通常ポリオール〔未変性の(A)および必要
R: 、J:り他のポリオール9100重量部に書 対しエチレン性不飽和単量体(あるいは重態体)2〜7
0重量部、好ましくは5〜40重量部である。
ポリオールのエチレン性不飽和単几体による変性(重合
体ポリオールの製造)は通常の方法で行うことができる
。たとえばポリオール中でエチレン性不飽和単量体を重
合触媒(ラジカル発生剤など)の存在下重合させる方法
(米国特許第8888851号、特公昭89−2478
7号、特公昭47−47999号、特開昭50−158
94号)や上記単量体をあらかじめ重合させて得た重合
体とポリオールとをラジカル発生剤の存在下グラフト重
合させる方法(特公昭47−47597(j )があげ
られる。好ましいのは前者の方法である。重合反応に使
用される重合触媒(ラジカル発生剤)としてはアゾ化合
物。
過酸化物、過硫酸塩、過ホウ酸塩などが使用できるが実
用上アゾ化合物が好jL シい。その使用量もとくに限
定されず、たとえばエチレン性不飽和単量体(あるい(
を重合体)100重量部に対し0.1〜2Oi量部好ま
しくは0.1〜15重量部である。−J−記の重合はま
た溶媒たとえばトルエン、キシレン等の存在下で行うこ
ともできる。反応温度はjjn常50〜170°0、好
ましくは90〜150°Cである。
本発明のポリウレタンの製法を実施するに!−14つで
は、ポリオール(A)を単独でまたは他の高分子ポリオ
ール(B)または/および低分子活性水素含有化合物(
C)と併用して有機ポリイソシアネ−1・と反応させる
ことにより行なうことができる。場合により併用される
他の高分子ポリオール(B)としては、(A)以外のポ
リエーテルポリオール、ポリエステルポリオール、およ
び重合体ポリオールが使用できる。()1ノ以外のポリ
エ・−チルポリオールとしては2〜4個の活性水素原子
を有する化合物(低官能性多価アルコールたとメーばエ
チ1/ング ゛リコール、ジエチレングリコール、プロ
ピレンジ゛リコール、1,4−ブタンジオール、オオペ
ンチルグリHj−71・、■、6−ヘキサンジオールな
どの2価アルコール、グリセリン、ト・リメチロールプ
ロパン、ヘキサントリオール、トリエタノールアミンな
どの3価アルコール、ペンタエリスリトール。
メジtルグIQコシドなどの4価アルコール;多価フェ
ノールたとえばハイドロキノン、ビスフェノールA、ア
ミン類たとえばエチレンジアミン、アミノエチルピペラ
ジンなど)のアルキレンオキサイド(E Oおよび/ま
たはPOなどのAo)付加物、ポリテトラメチレンエー
テルグリコールなどの低官能性ポリエーテルポリオール
;官能基数が5以上のポリエーテルポリオールで末端ポ
リオキシエチレン鎖を有しない((0%未満)もの(P
O付加物、 P O,/E Oランダム付加物、内部に
のみポリオキシエチレン鎖を有するPO/EOブロック
付加物など)、あるいは当量が1450未満のもの等が
挙げられる。ポリエステルポリオールとしては、上記低
官能性多価アルモール(エチレングリコール。
S、S 工ffレングリコー、ルなどの2価アルコール
はこれとグリセリン、トリメチロールプロパンなどの8
価アルコールとの混合物)および/または上記低官能性
ポリエーテルポリオールに、ポリカルボン酸(たとえば
アジピン酸,マレイン酸,フタル酸など)、またはその
無水物およびアルキレンオキサイド(EO,POなど)
を反応(縮合)させる、あるいはラクトン(ε−カプロ
ラクトンなど)を開環重合させることにより得られるも
ζ′)が挙げられる。重合体ポリオールとしては、これ
らのポリオール(ポリエ・−チル」9リオールおよび、
/またはポリエステルポリオール等)とエチレン性不飽
和単量体(アクリロニトリル、エチレンなど)を重合さ
せて得られるポリオール(たとえば特開昭54−101
899号,特開昭5 4−J 2 2 8 9 6号公
報記載のもの)が挙げられる。(B)のうちで好ましい
のは、ポリエ・−チルポリオール1″.とくに低官能性
ポリエーテルポリオールで末端ポリオキシエチレン鎖を
有するもの(ジオールおよび/′まlこはトリオ〜ル,
末端EO ffi 10〜30%):]およびその]重
合体ポリオールである。
高分子ポリオール〔(A)および必要により(B)Jの
合計量中に占める(A)の量は、通常20%以上、hf
ましくは80%以上、更に好ましくは40%以上である
。(A)が20%未満ではキュアー性、初期物性および
自己離型性の良好なポリウレタンは得られtξい。また
高分子ポリオール〔(A)および必要により(B>il
の少なくとも一部として単量体で変性された(1の(重
合体ポリオール)を用いる場合、未変性の高分子ポリオ
ール部分(重合体部分を除いたもの)に占める未変性の
(A)の部分の割合は、通常20%以上、好ましくは3
0%以上、さらに好ましくは40%以上である。
なお、高分子ポリオ・−・ル中の(A2)の量は20重
量%より少ない量である。
高分子ポリオール全体の末端Eo量は通常10%以−1
−好ましくは12〜30%、さらに好まし・くは15〜
Z%である。才だ高分子ポリオール全体の当量(平均)
は通常J450〜aooo好ましくは1600〜280
0である− 場合により使用される低分子活性水素含有化合物(C’
)としCは、低分子ジオール、ジアミン、アミノアルコ
ール等のような鎖伸長剤が使用できる。
低分子ジオールとしてはエチレングリコ・−ルアジエチ
レングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレン
グリコール、ブタンジオール、ネオペンチルグリコール
、ヘキサンジオール、分子量200〜400のポリエチ
レングリコールおよびポリプロピレーングリコール、環
状基を有する低分子ジオール類(たとえば特公昭45−
1474り記載のムの;ビスフェノールAのプロピレン
第1・す1′トイ寸加物等)、第8級または第4級窒素
原子含有低分子ジオ・−ル類(たとえば特開昭54−1
.80699号公報記載のもの:アルキルジアノ1.カ
ッ・−ルアミン等およびそれらの4級化物)、チオジェ
ヂレングリコール等が挙げられる。ジアミンとしてはト
ルエンジアミン、キシリレンシアミン、ジエチルジアミ
ノトル上ン、ジアミノジフェニルメタン、メチレンビス
−〇−クロルアニリン、ジアミノフェニルスルホン、ジ
クロ゛ロベンジジン、ジアニシジン。
0−ニトロ−D−フェニレンジアミンなどの芳香族ジア
ミン;イソホロンジアミン、ジシクロヘキシルメタンジ
アミン、シクロヘキシレンジアミンなどの脂環式ジアミ
ン;エチレンジアミン、プロピレンジアミン、ヘキサン
ジアミン、2,2.4−トリメチルヘキサンジアミンな
どの脂肪族ジアミン、ピペラジンなどの複素環式ジアミ
ンが挙げられる。またアミン・アルコールとしてはエタ
ノールアミン、プロパツールアミン、エチルエタノール
アミン、フェニルエタノールアミン、8−アミノル2−
メチル−1−ブロパツール等カ挙ケラレる。これらのう
ちで好ましいのは、低分子ジオール(とくにエチレング
リコール、1,4−ブタンジ″1−ル、ネオペンチルグ
リコール)およびジアミン(とくにトルエンジアミン、
ジエチルジアミノトルエン)である。鎖伸長剤を併用す
ることによりイソシアネートと反応時の発熱量がより大
きくなるためキュアー性が向上する。また物性は高分子
ポリオールが有している柔軟性に加え成形品中のウレタ
ン結合(またはウレア結合)濃度が多くなるため硬度が
増加し、剛性と柔軟性をバランスよく有する高物性の成
形品が得られる。
(C)の使用量(重合体ポリオール中に低分子ポリオー
ルが含有されでいる場合はその量も含む。
以下、同様)は要求される性能(剛性等)に応じテ種々
変えることができる。低分子ジオールの場合全ポリオー
ル中通常80%以下好ましくは4〜25%の量用いられ
る。ジアミンを用いる場合は上記よりも少量たとえばポ
リオールおよびアミンの合計量に対し10%以下好まし
くは1〜8%である。
鎖伸長剤の量が上記よりも多くするとウレタンの □剛
性が出すぎ初期強度が低下し、伸び、衝撃物性が低下す
る。高分子ポリオールと鎖伸長剤のモル比は通常1:2
0〜160好ましくは1:25〜140である。
(C)としては鎖伸長剤が好ましいが、それに代えてま
たはそれとともに架橋剤たとえばグリセリン、トリメチ
ロールプロパン、1−リエタノールアミン、トリスまた
はテトラキス(ビドbキシプロピル)エチレンジアミン
ジエチルジアミノトルエンなどの3価以上の低分子ポリ
オールを使用することもできる。架橋剤の使用は反応系
の粘度をFユげ金型注入時の流れ性および成形品物性の
伸びを低下させ、硬度を増大させるので、使用しない方
が好ましく、使用する場合は少量とし鎖伸長剤量の20
%量以下とするのが好ましい。
全活性水素成分〔(A)および必要により(B)および
/または(C)〕の平均の当量は通常120〜1000
好ましくは140〜900である。
本発明において使用する有機ポリイソシアネートとして
は従来からポリウレタン製造に使用されているものが使
用できる。例えば脂肪族ポリイソシアネート(ヘキサメ
チレンジイソシアネート。
リジンジイソシアネートなど)、脂環式ポリイソ1シア
ネート(水添ジフェニルメタンジイソシアネーj・、イ
ソホロンジイソシアネート、水添トリレンジイソシアネ
ートなど)、芳香族ポリイソシアネート〔トルエンジイ
ソシアネート(TDI)、ジフェニルメタンジイソシア
ネート(MDI)、ナフチレンジイソシアネート、キシ
リレンジイソシアネートなど〕およびこれらの混合物が
挙げられる。
これらのうち好ましいものは芳香族ジイソシアネートで
あり、とくに好ましいものはTDI 、MDIである。
これらのポリイソシアネートは粗製ポリイソシアネート
、たとえば粗製TI’)I、粗製MDI(粗11ジアミ
ノフェニルメタン1ホルムアルデヒドと芳香族アミンま
たはその混合物との縮合物生成物;ジアミノジフェニル
メタンと少量(たとえば5〜20重量%)の3官能以上
のポリアミンとの混合物)のホスゲン化物:ポリアリル
ポリイソシ7ネ−) CPAPI))、あるいは変”塵
ポリイソシアネートたとえば液状MDI(カーポジイミ
ド変性。
トリヒドロカルビルポスフェート変性など)や過剰のポ
リイソシアネート(TDI、MDIなど)とポリオール
とを反応させて得られる遊離イソシアネート含有プレポ
リマーとして使用することもでき、またこれらを併用(
たとえば変性ポリイソシアネートとプレポリマーを併用
)することもできる。
上記プレポリマー製造に用いるポリオールとしては、当
量が30〜200のポリオールたとえばエチレングリフ
ール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、
ジプロピレングリコールなどのグリコール:トリメチロ
ールプロパン、グリセリンなどのトリオール;ペンタエ
リスリトール、ソルビトールなどの高官能ポリオール;
およびこれらのアルキレンオキサイド(エチレンオキサ
イドおよび/またはプロピレンオキサイド)付加物が挙
げられる。これらのうち好ましいものは官能基数2〜3
のものである。上記変性ポリイソシアネートおよびプレ
ポリマーの遊離イソシアネート基含駄は通常10〜33
%好ましくは15〜80%とくに好ましくは20〜29
%のものである。
本発明に従ってポリオール(A)を使用してポリウレタ
ンを製造する一ζ当り、発泡させてポリウレタンフォー
ムを製造してもよく、発泡させずにポリウレタン樹脂(
エラストマー、シート)を製造してもよい。前者の場合
、生成ポリウレタン(フオーム)の全密度が通常o、 
a g/at1以上、好ましくは0.5 g / ad
以上特に好ましくはo、gg/crd以上となるように
発泡を行なうのが好ましい。全密度が08g / cr
dよ°り低くなると自己離型性の優れたポリウレタン樹
脂は製造できない。
発泡は通常発泡剤を用いて行なわれるが成形時に空気等
の気体を導入するなどの方法(エアーローディング)で
発泡させることもできる。
発泡剤としては水および/またはハロゲン置換脂肪族炭
化水素系発泡剤(トリクロロモノフロロメタンなどのフ
ロン類)が使用できる。水の使用量は高分子ポリオール
(ポリエーテルポリオール)に対し通常04%以下好ま
しくは02%以下である。水の使用量が04%を越える
と反応をこより発生した炭酸ガスが泡で表面に露出し成
形品外観を損う。また物性面ではウレア結合の増力旧こ
より硬度が大きくなり特に低温でのもろさが大きくなり
好ましくない。ハロゲン置換炭化水素系発泡剤の使用量
は水を併用しない用台は樹脂原料(有機ポリイソシアネ
ー1− 、高分子ポリオール、鎖伸長剤。
架橋剤の合計)重量に基づいて通常30%以下(好まし
くは2〜20%)であり、高分子ポリオールに対し04
%の水を併用した場合には樹脂原料重量に基づいて通常
20%以下(とくに0〜15%)が好ましい。
ポリイソシアネートと活性水素原子含有化合物(高分子
ポリオール、錯伸長剤、架橋剤、水)との割合は、通常
のポリウレタン(樹脂、フオーム)と同じでよい(NG
O指数としてたとえば95〜120とくに100〜11
0)。またイソシアネートを過剰に(指数としてはたと
えば120〜1000 、とくに150〜500)用い
てポリイソシアヌレート(樹脂、フオーム)を形成する
こともできる。
また必要により触媒(第8級アミン類、有機スズ化合物
、有機鉛化合物など)、界面活性剤(シリコーン系界面
活性剤など)、その他の助剤の存在下に反応を行なうこ
とができる。必要により顔料、フィラー、難燃剤、溶剤
、内部離型剤、揺変剤などを添加することもできる。
本発明の方法においては、有機ポリイソシアネートと上
記ポリオール(A)および必要により(B)および/ま
たは(C)とを型内で反応させるに当り、型に離型剤を
毎回塗布することなく、これらを導入する。すなわち、
型に離型剤を一度塗布し原料の導入、成形品の脱型を行
なった後は、新たに離型剤を塗布することなく引き続き
原料導入、脱型を行なう。離型剤を一度塗布すると、複
数回たとえば5回以上とくに10〜20回の連続離型を
行なうことができる。
離型剤を毎回塗布しなくてよい点を除いて、ポリウレタ
ン製造法は従来と同じでよくワンショット法プレポリマ
ー法(準プレポリマー法)の何れも適用できる。
本発明のポリウレタン製造法はとくにRIM法による成
形に有用であるが、それ以外の方法たとえば低圧発泡機
による注入成形にも適用できる。
RIM法により成形してポリウレタン成形品を製造する
方法は通常の方法で行うことができる。例えばポリオー
ルに鎖伸長剤、架橋剤、触媒、必要により発泡剤(水お
よび/またはフロン類)、顔料、整泡剤を加え均一に混
合したものをA液とし、B液としては有機イソシアネー
トを予め用意しておき、高圧発泡機のAおよびBのタン
クに充てんする。予め高圧発泡機の注入ノズルをモール
ドの注入口と接続しておきミキシングヘッドでA液。
B液を混合し密閉モールドに注入し硬化後説型する。
本発明によりポリオールの少なくとも一部として官能基
数が5以上で当量が1450以上の末端ポリオキシエチ
レン鎖含有ポリオール(A)〔内部ランダムポリオキシ
アルキレン鎖含有ポリオール(AI)、または(A1)
およびブロックポリオキシアルキレンポリオール(A2
)〕を用いて有機ポリイソシアネートと反応させること
により、キュアー性が早く、シかも自己離型性が優れ樹
脂の強度が大巾に改善され、初期強度の優れたポリウレ
タンが得られる。またポリオールは(A)はキュアー性
に優れ触媒使用量が少なくてすみ触媒の多量使用による
ポリウレタンの物性低下、耐熱低下が避けられる。
さらに、(A)の少なくとも一部として単量体で変性さ
れたもの(重合体ポリオール)を用いた場合は剛性が出
やすいため、未変性のものを用いる場合に比して、鎖伸
長剤の使用量が少なくてすみ、成形品の伸びの低下が避
けられ、また高価なイソシアネートの使用量を低減でき
;また、鎖伸長剤量を少なくできるため、金属等との接
着力を有するウレタン基濃度が相対的に減少し、自己離
型性の効果を一層増長する等の利点を有している。さら
にまたポリウレタン成形品を塗装する用途の場合キュア
ー性を早くするために触媒を多く使用し成形したものは
塗装色が経時的に変色する欠点があるが、上記ポリオー
ル(A)を用いると、このような問題は発生しない。ま
た本発明において上記ポリオール(A)は鎖伸長剤を併
用することによりこれを併用しない場合に比ベラレタン
結合濃度が高くなるためさらに発熱量が一段と大きくな
り、初期強度が増大しキュアー性を更に改善することが
でき、またウレタン反応物の粘度を低く維持しながらキ
ュアー性を向上しかつ、成形品物性の伸びと硬度のバラ
ンスの良好な点で優れた効果を奏する。
本発明による上記零参林ポリオール(A)と有機ポリイ
ソシアネートとを反応させてRIM法で成形する本発明
は従来法に比して次の点で優れている: 1)キュアー性に優れているためRIM法本来の目的で
ある注入から脱型までのサイクルタイムを短縮させるの
に励めて有効である。
II)触媒量が少なくてもキュアー性が優れているので
ポリイソシアネートと反応させた際の粘度上昇が穏やか
となり成形品中に流れ性不良により発生する充填不足や
ボイドの生成などが避けられる。
1iil)従来のキュアー性をあげる方法は多量の触媒
を必要とするため、経口的に成形品物性の低下が大きい
のに対し、本発明のRIM法では触媒量が少なくてすむ
ため触媒による成形品の物性低下や塗装成形品での変色
などの問題が起らない。
iv)触媒量が少なくてもキュアー性が優れているので
ポリイソシアネートと反応させた際の粘度上昇は臣やか
であるが、反応硬化前の状態であるクリーム状態には早
く到達するため金型内で流動する際、金型表面に存在す
る凸凹面に侵入することなく流動し硬化するため、金型
面とウレタンとの密着性は弱く、脱型時の抵抗が非常に
小さくなり、外部離型剤を一度スプレーすると5回以上
とくに10〜20回の連続離型が可能な自己離型性を有
する。
さらに本発明の方法はRIM法以外にも各種のポリウレ
タン成形品製造法(フオーム、エラストマー、シート等
)においても優れた自己離型性を発揮し、特に従来比較
的多量の触媒を必要としていたポリウレタン製造法、鎖
伸長剤を使用するポリウレタン製造法において優れた効
果を発揮する。
以下実施例により本発明を説明するが、本発明はこれに
限定されるものではない。(実施例中に示す部は重量部
をあられす。)以下の実施例および比較例において使用
した各成分は次の通りである。
ポリオール1;ソルビトール182部にプロピレンオキ
サイド9738部、次いで エチレンオキサイドとプロビレ ンオキサイドを5対5の重量比 で混合したものを3200部、続 いてプロピレンオキサイド480 部を付加した後エチレンオキサ イ)”2400部を付加して得た当量2670のポリエ
ーテルプリオール。 、。
ポリオール■;グリセリン92部と蔗糖228部とを混
合し、平均官能基数5と したものにプロピレンオキサイ ド5455部、次いでエチレンオキ サイドとプロピレンオキサイド を6対4の重量比で混合したも のを1200部、続いてエチレン オキサイド1275部を付加して 得た当量1650のポリエーテル ポリオール。
ポリオール■;ショ糖842部にプロピレンオキサイド
10058部、次いでエチレ ンオキサイドとプロピレンオキ サイドを5対5の重量比で混合 したものを2400部、続いてエ チレンオキサイド8200部を付 加して得た当量2004のポリエ ーテルポリオール。
ポリオール■;ポリオール1100部とエチレン性不飽
和単量体としてアクリロニト リル部部を180°Cの温度にて1.0部のアゾビスプ
リブチづ・ニトリル を開始剤として反応させて得た当 量2500のボッオール。
ポリオールV;ソルビトール182部にプロピレンオキ
サイド9418部、次いでエチ レンオキサイド2400部を付加し て得た当量2000のポリエーテル ポリオール。
ポリオールA;グリセリン92部にプロピレンオキサイ
ド4908部、次いでエチレン オキサイド2000部を付加して得 た当fi 2380のポリエーテルポリオール。
ポリオールB;・くシタエリスリトール136部にプロ
ピレンオキ4ノ・イド4660部、次いでエヂト・ンオ
゛キサイドとプロピ レンオキサイドを5対5の重量比 で混合したもの1200部、続いて エチレンオキサイド1500部を付 加して得た当量1870のポリエー テルポリオール。
ポリオールC;プロピレングリコール76部にプロピレ
ンオキサイド2824部、次い でエチレンオキサイドとプロビレ ンオキサイドを5対5の重量比で 混合したもの1000部、続いてエ チレンオキサイド600部を付加し て得た当量2000のポリエーテル ポリオール。
ポリエーテルポリオールA 100部とエチレン性不飽
和単量体としてアクリロニト ジル25部を18000の温度にて1.0部のアゾビス
イソブチロニトリル を開始剤として反応させて得た当 量8500のポリオール。
ダイフロンllu ;ダイキン工業社製フロン−11黒
トナー ;カーボンブラック、老化防止剤、(紫外線吸
収剤と酸化防止剤およ び耐熱性向上剤の混合物等)をポ リエーテルポリオールに分散した もの。
DABCO88LV :三共エアープロダクツ社製アミ
ン触媒。
DABCODC−2:三共エアープロダクツ社製触媒。
DBTDL :ジブチルチンジラウレートフオムレツツ
UL−28:化成アップジョン■取扱いスズ触媒。
スミジュールPC:住友バイエルウレタン社製変性Mr
)1 ミリオネートMTL : 、。わ、。E−14゜2)日本′“) ’) kl >
社製変性MD“リケイ剤B−511:中京油脂社製外部
離型剤(表−2゜−4,6の成形に使用) 上記ポリオールの外観および分析値を表−1に示す。
表−1各ポリオールの分析値 実施例および比較例 ポリオール■〜VおよびポリオールA〜Dを使用し、次
の条件で高密度ポリウレタンを形成した。
即ちポリオ・−ルと鎖伸長剤、触媒を主成分とする。
ポリオール成分(A液)、イソシアネート成分()3液
)を高圧発泡機の原料タンクにそれぞれ仕込み、A液と
B液を高圧発泡機で混合後、表−2〜5の成形品は厚み
2.5 mm m幅400111116長さ1000帥
の温度調節が可能なる重板密閉モールド(以下平板型と
略す)で、また表−6〜7は前記モールドの成形品厚み
を5mmに変更した平板型に注入し高密度および中密度
のポリウレタン成形品を作成した。
〔成形条件〕
吐出量 :約20〜40kg15J 吐出圧力(A液/B液)(kg/cdIG ) : 1
60/150注入時間 :約1.5〜2.2秒 原料温度(A、B液共) :約40°Cモールド温度 
:約70℃ インシアネートインデックス : 105成形処方およ
び得られた高密度ポリウレタンの物性値は表−2〜7の
通りである。
なお成形したポリウレタンは次の条件で放置径測定した
。表−3,5の成形品は離型後120°Cで30分アニ
ーリングした後25°C×60%RHで3白星上放置後
測定した。表−7の成形品は離型後25°C×60%R
Hで1週間以−に放置した後測定した。
注)離型時間および物性は次の通りである。
離型時間 :モールドに反応液を注入開始から取り出す
までの時間 初期強度−1;成形品をモールドから取り出し直後成形
品の端を180°折り曲げてク ラックが入らなくなるまでの、注 入開始からの時間(秒)。
初期強度−Il:成形品をモールドから取り出し直後に
1号ダンベルで打ち抜いて引 張強度測定用サンプルを作成する。
次いでこのサンプルを離型後60秒 の時点で引張強度を測定し初期強 度とした。
自己離型回数:モールドに外部離型剤を一度塗布後、連
続成形を行なって塗布時と 同様の離型性が得られる回数。モ ールドとしては、平板型および実 型(表−29表−4では乗用車バ ンパー生産用型9表−6では乗用 車ハンドル生産用型)を使用した。
引裂強度:ダンベルB形、クロスヘッドスピード50m
m/分 曲げモジュラス:サンプル25 X 125 X 2.
!i mmスパン40mm ローデングノーズ5R クロスヘッドスピードtomm/分 チャートスピード100mmZ分 ヒートサグ :サンプル25 X 125 X 2.5
 mm上記サンプルを100mmオーバーハ ングした状態で120”CX1hr放置/ 後、室温で30分冷却し垂れた距離 を測定。
脆化温度: J T S K−6801による。
表−2成形処方および離型時間と初期弓多度≦ 表−3成形品の物性 表−6成形処方と離型時間および自已離型性表−7初期
強度−■と成形品物性

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、有機ポリイソシアートと高分子ポリオールとを必要
    により発泡剤の存在下に型内で反応させてポリウレタン
    成形品を製造する方法において、(1)高分子ポリオー
    ルの少なくとも一部(20重量%以上)として官能基数
    が5以上で当量が1450以上の末端ポリオキシエチレ
    ン鎖含有ポリオール(A)を使用し〔但しくA)は内部
    ランダムポリオキシアットキレン鎖を有するポリオール
    (A1)、ま−たは(A、)および0〜20%(高分子
    ポリオールの重量に基づいて)のブロックポリオキシア
    ルキレンポリオール(A2)からなる〕、且つ(2) 
    型に離型剤を毎回塗布することなく、有機ポリイソシア
    ネートおよびポリオール−を導入することを特徴とする
    、自己離型性ポリウレタン成形品の製法。 2、 (A)の末端ポリオキシエチレン鎖含量が10重
    量%以上である、特許請求の範囲第1項記載の製法。 8、(A)のポリオキシエチレン鎖含有が10〜80重
    量%である、特許請求の範囲第1または2項記載の製法
    。 4、(A)と他の高分子ポリオールCB)または、・′
    および低分子活性水素含有化合物(C)を特徴する特許
    請求の範囲第1〜8項のいずれか記載の製法。 5、CB)が末端ポリオキシエチレン鎖含有ジオールお
    よび/またはトリオールである、特許請求の範囲第4項
    記載の製法。 6(C)が低分子ジオールである、特許請求の範囲第4
    または5項記載の製法。 ?、(A)、(B)、(C)の合計重量に基づいて4〜
    25%の(C)を用いる、特許請求の範囲第4〜6項の
    いずれか記載の製法。 8、(A3の少なくとも一部が、エチレン性不飽和単量
    体で変性された重合体ポリオールである、特許請求の範
    囲第1〜7項のいずれか記載の製法。 9、発泡剤をポリウレタンの全密度が0.5 g /a
    +f以上となる量使用する特許請求の範囲第1〜8項の
    何れか記載の製法。 10、RIM 法により成形する特許請求の範囲第1〜
    9項のいずれか記載の製法。
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