JPS60198251A - インクジエツト記録方法 - Google Patents

インクジエツト記録方法

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JPS60198251A
JPS60198251A JP59157698A JP15769884A JPS60198251A JP S60198251 A JPS60198251 A JP S60198251A JP 59157698 A JP59157698 A JP 59157698A JP 15769884 A JP15769884 A JP 15769884A JP S60198251 A JPS60198251 A JP S60198251A
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recording
color
ink
weight
liquid
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JP59157698A
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Masahiro Haruta
春田 昌宏
Shigeo Togano
戸叶 滋雄
Ryuichi Arai
竜一 新井
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Canon Inc
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/50Recording sheets characterised by the coating used to improve ink, dye or pigment receptivity, e.g. for ink-jet or thermal dye transfer recording
    • B41M5/52Macromolecular coatings
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/50Recording sheets characterised by the coating used to improve ink, dye or pigment receptivity, e.g. for ink-jet or thermal dye transfer recording
    • B41M5/502Recording sheets characterised by the coating used to improve ink, dye or pigment receptivity, e.g. for ink-jet or thermal dye transfer recording characterised by structural details, e.g. multilayer materials
    • B41M5/508Supports

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)
  • Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、インクジェット記録法、より詳しくは、複数
の原色記録液を用いたインクジェット記録法により、高
解像度の鮮明なカラー画像を形成するのに適したインク
ジェット記録方法に関すス 〔従来技術〕 インクジェット記録法は、種々の記録液吐出方式(例え
ば、静電吸引方式、圧電素子を用いて記録液に機械的振
動又は変位を与える方式、記録液を加熱して発泡させそ
の圧力を利用する方式等)により、記録液(インク)の
小滴を発生させこれを飛翔させ、それらの一部若しくは
全部を、紙などの被記録材に付着させて記録を行うもの
であるが、騒音の発生が少なく、高速印字、多色印字の
行える記録法として注目されている。
インクジェット記録用の記録液としては、安全性、印刷
適性の面から主に水系のものが使用されており、一方、
被記録材としては、従来通常の紙が一般的に使用されて
きた。液状のインクを用いて記録を行う場合には、一般
に記録液が記録用紙上で滲んで印字がぼけたりしないこ
とが必要であり、また記録液が記録後可及的速やかに乾
燥して不意に紙面を汚染しないことが望ましい。
インクジェット記録法によるカラー画像の形成は、複数
の原色記飯液を用いて画像形成を行う所謂減法混色法に
より実施される。この場合の原色カラー記録液としては
、一般にシアン(C)、マゼンタCM)Qよびイエロー
(Y)の三原色が使用されている。これらカラー記録液
を同一画素に混合記録して表現することのできる色は、
基本的には次の内包である。
C+M+B (ブルー) C+Y+G(グリーン) M+Y+R(レッド) C十M+Y+K (ブラック) したがって、C,M及びYの三原色によって表わされる
色は、基本的にはC,M、Y、R,G。
B及びKの七色であり、この七色で構成される多色画像
はフォールスカラー画像と称されている。
このような複数のカラー記録液を用いたインクジェット
記録法により、銀塩写真に準する程度のカラー画像を形
成するためには、 1)記録液の被記録材への吸収が速やかであって異色の
インクドツトの重複があった場合でも、後で付着した記
録液が前に付着した記録液と混合したり、インクドツト
を乱したり、流れ出したりしないこと、 2)記録液液滴が被記録材上で拡散し、インクドツトの
径が必要以上に大きくならないこと、3)インクドツト
の形状が真円に近く、またその周辺が滑らかであること
、 4)インクドツトの濃度が高く、ドツト周辺がぼけない
こと、 5)被記録材の色が白く、インクドツトとのコントラス
トが大きいこと、 6)記録液の色が、被記録材のいかんにより変化しない
こと、 7)被記録材の寸法変動(例えば、しわ、のび)が記録
前後で少ないこと、 等の諸要求を満足させる必要がある。
しかしながら、従来、これ等要求を満足させるには、用
いる被記録材及び記録液の特性に負うところが非常に・
大きいことは理解されているが、現実には斜上の諸要求
に応えるインクジェット記録方法は未だ見当たらない状
況にある。
すなわち、例えば被記録材と記録液の関係について考察
してみると、本務用紙として用いられている上質紙に対
して通常(水分含有量が70%程度)の記録液を使用し
てインクジェット記録を行うと、インク吸収性が悪く滲
みの度合が不均一でドントの形状が著しく悪くなる。こ
の紙に対して水分含′44量の少ない記録液(水が50
%以下)でインクジェット記録を行なうとインク吸収性
は多少改善されるものの、ドツト形状や色彩性は逆に低
下する。また市販のノンコート紙に対してインクジェッ
ト記録を行なうと、インク吸収性は水分含イ1量にかか
わらず十分な特性を発揮するが滲みが大きくドツト形状
及び色彩性が劣る。また、印刷用のコート紙にインクジ
ェット記録を行なうと水分含イ1量の多い記録液(水が
70%以上)を用いた場合にはドツト形状、滲みの点は
良いが、ドツト濃度が低く、インク吸収性が非常に悪い
。逆に水分含有量の少ない記録液(水が50%以下)で
はインク吸収性は良くなるが滲みが大きくなり、ドツト
濃度も低い。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、斜上の技術分野に於いて従来技術が解
決し得なかった諸課題を全て満足させることにある。と
りわけ、本発明ではインクジェット記録方式による複数
のカラー記録液を用いたフルカラー画像の記録における
上記諸要求を満足させることにある。
本発明の他の目的は、広範な水分含り量のカラー記録液
を使用しても優れた記録特性が発揮できる新規なカラー
インクジェット記録方法を提供することにある。 本発
明の他の目的は、記録時の環境温度の変化に対しても、
常に一定の記録画質の得られるカラーインクジェット記
録方法を提供することにある。
上記及び他の目的は、以下の本発明によって達成される
〔発明の開示〕
すなわち本発明インクジェット記録方法は、色を異にす
る複数種のカラー記録液をもって各々の小液滴を形成し
、かかる小液滴を被記録材に付着させて記録を行うイン
クジェット記録方法を形成する方法に於いて、前記被記
録材が、基体上に被覆層を設け、この被覆層が不定形の
亀裂を内在してなるものであり、前記記録液がその水分
含イ1量を20乃至90重量%の範囲内とするものであ
ることを特徴とする。
先ず、第1図の模式図に基づき、本発明の方法において
用いられる被記録材につき説明する。
図に於いて、lは紙、III等の多孔質材料或はガラス
板、樹脂フィルム等の非多孔質材料からなるノ、(体で
あり、記録液の吸収性をよくする上では多孔質材>+が
望ましいが、これらの何れを選定するかは記録目的や用
途により異なる。2は被覆層であり、この層が主に記録
液の受容層として機能する。
この被覆層2は、基本的には成膜性の樹脂塗料を以って
構成されるが、該塗料中には、更に各種界面活性剤や多
孔性無機物粒子を混在させておくこともできる。このよ
うな界面活性剤や多孔性無機物粒子は、被覆層2におけ
るインク中の色素(例えば染料)の吸着捕捉率を高め得
る成分であって、積極的に使用することが望ましい。こ
のような成分としては、多孔性でかつ粒子表面にイオン
性がある白色系の無機顔料が特に有効に使用される。具
体的には、天然ゼオライト、合成ゼオライト(例えばモ
レキュラーシーブ(ユニオンカーバイト社製))、ケイ
ソウ土、合成雲母(一般式: MMg2.(Si401
o)F2、但し、式中Mは水素原子又は金N原子である
)等が使用できる。
本発明の方法で使用する被記録材を製造するに際しては
、これら粒子(一般に数百ミクロンから数ミクロン粒子
)を単独で、又は数種を併用して樹脂塗料中に混合、分
散して被覆用塗料を作製する。
この塗料に用いるのが適当な樹脂としては、水溶性或は
看機溶剤可溶性の樹脂の何れも使用可能である0例えば
水溶性樹脂としては、ポリビニルアルコール、デンプン
、カゼイン、アラビアゴム、 SBR、ゼラチン、ポリ
アクリルアミド、カルボキシメチルセルロース、ポリア
クリル厳ソーダ等があり、イラa溶剤可溶性樹脂として
は、ポリビニルブチラール、ポリビニルクロライド、ポ
リ酢酸ビニル、ポリアクリロニトリル、ポリメチルメタ
クリレート、ポリビニルホルマール、メラミン樹脂、ポ
リアミド、フェノール樹脂、ポリウレタン、アルキッド
樹脂等がある。これら塗料における無機顔料粒子と樹脂
成分の混合比としては、一般に無機顔料粒子100重量
部に対して樹脂成分が5乃至20重量部が適当である。
前記被覆層2を形成するには、前記基体1上に公知の手
法(例えばロールコーティング法、ロットバーコーティ
ング法、スプレーコーティング法、エアナイフコーティ
ング法)により、一般にIg/m’乃至10g/rrf
程度の量の塗料を塗工する。
また、実用的には2g/nf乃至5g/ rn’程度塗
工するのがよい。そしてこのような塗布層が設けられた
後、可及的速やかに塗布層の乾燥が行われる。このよう
にして作製される被覆層2には、その一部領域2aを約
50倍に拡大して描いた部分拡大図2A大半は、基体l
の表面に進達している)によって区画された微細な鱗片
状被膜(色素捕捉部)3が互いに宙接して2次元配列し
ている。そしてこの鱗片状被膜3−個の大きさは、特に
限定されるものではないが、10μs×10牌乃至数百
4X数百鱗程度が一般的なものであり、また、亀裂4の
幅も特に限定されるものではないが、通常数μ程度とさ
れる。因に、前記鱗片状被膜3の個々の大きさや形状、
亀裂4の幅等は前述の塗料の組成或いは成膜条件、特に
塗工後の乾燥条件を調製乃至制御することによって、は
ぼ前記の範囲内において任意に変化させることができる
この被覆層2にインクが付着したときには、インク中の
色素(例えば染料)が前記被膜3の領域に選択的に吸着
等して捕捉され、他方、インク中の溶媒は前記亀裂4を
透過した後、基体lとして多孔質材料を用いた場合には
、基体l内に速やかに吸収される。このように上記被記
録材を使用した場合には、インク中の色素が記録用紙の
ほぼ最ある。また、インク中の溶媒は、亀裂を介して速
やかに下層にある基体側に移行するので、記録用紙の表
面では見掛は上の乾燥状態が速やかに得られる。更に、
前記鱗片状被膜3は、インクドツトを必要以上に大きく
しない、ドツトの濃度が高い、ドツトの周辺がぼけない
ということに対しても特に有効であり、これは被膜3の
領域にインク中の色素が集中的に吸着するためである。
そして、この吸着能の良否は、主に被膜3自体或いは界
面活性剤や顔料粒子の表面物性や化学的性質(例えばイ
オン性の如何)により決定されるものである。それ故、
被覆層2における鱗片状被膜3の占有面積が極端に小さ
いと、色素の捕捉率が低下してドツトの呈色性や濃度を
減少させる欠点があり、また、亀裂4の占有面積が極端
に大きいと、インクの基体への移行量が増大して所謂イ
ンクの裏抜は現象を生じたり、ドツト形状が劣悪化する
等の欠点が見られる。従って、これらのIE様は避ける
のが好ましい。
一方、本発明の方法に使用される複数のカラー記録液は
、いずれも染料等の記録剤と液媒体成分とからなる。該
カラー記録液の液媒体成分としては、水と水溶性の各種
有機溶剤等との混合物が使用されるが、それぞれのカラ
ー記録液中の水の含有量が30乃至90重量%の範囲内
となるよう調整される。カラー記録液中の水の含有量が
90重量%を超える場合には、前述した被記録材を使用
しても記録液の被記録材表面に対するアフィニティーが
不十分であり、記録液の吸収性が低下して記録液の定着
所用時間が長くなり記録速度が制限されるとともに、記
録液同志の重複があったときに異色のカラー記録液の混
合が起きたり、インクドツトの不要な拡大や乱れが生ず
るため適当ではない。
加えてこのようなカラー記録液は吐出安定性、記録剤の
溶解安定性の面でも問題があり適当ではない。また、カ
ラー記録液中の水の含有量が20重量%に満たない場合
には、前述した被記録材を使用しても色彩性、滲み、ド
ツト形状が不十分となるため適当ではない。
上記水溶性の有機溶剤としては1例えばメチルアルコー
ル、エチルアルコール、n−プロピルアルコール、イソ
プロピルアルコール、n−ブチルアルコール、 5ec
−ブチルアルコール、tert−ブチルアルコール、イ
ソブチルアルコール、等の炭素原子数が1〜4のアルキ
ルアルコール類;ジメチルホルムアミド、ジメチルアセ
トアミド等のアミド類;アセトン、ジアセトンアルコー
ル等のケトン又はケトンアルコール類;テトラヒドロフ
ラン、ジオキサン等のエーテル類;ポリエチレングリコ
ール、ポリプロピレングリコール等のポリアルキレング
リコール類;エチレングリコール、プロピレングリコー
ル、1.2.6−ヘキサンドリオール、チオジグリコー
ル、ヘキシレングリコール、ジエチレングリコール等の
アルキレン基が2〜6個の炭素原子を含むアルキレング
リコール類:グリセリン;エチレングリコールメチルエ
ーテル、ジエチレングリコールメチル(又はエチル)ニ
ー7 ル、トリエチレングリコールモノメチル(又はエ
チル)エーテル等の多価アルコールの低級アルこれら多
くの水溶性有機溶剤の中でも、ジエチレングリコール等
の多価アルコール、トリエチレングリコールモノメチル
(又はエチル)エーテル等の多価アルコールの低級アル
キルエーテル類は好ましいものである。多価アルコール
類は、カラー記録液中の水が蒸発し、記録剤が析出する
ことに基づくノズルの目詰まり現象を防止するための湿
潤剤としての効果が大きいため特に好ましいものである
このような液媒体成分を含むカラー記録液の粘度を前記
の範囲内に調整するために、ポリビニルアルコール、セ
ルロース類、水溶性樹脂等の粘度調節剤を加えることが
できる。
カラー記録液には可溶化剤を加えることもできる。代表
的な可溶化剤は含窒素複素環式ケトン類であり、その目
的とする作用は、記録剤の液媒に対する溶解性を飛躍的
に向上させることにある。
例えば、N−メチル−2−ピロリドン、1.3−ジメチ
ル−2−イミダゾリジノンが好ましく用いらこのような
成分から調製されるカラー記録液は、それ自体で記録特
性(46号応答性、液滴形成の安定性、吐出安定性、長
時間の連続記録性、長期間の記録休止後の吐出安定性)
、保存安定性、被記録材への定着性、に優れたものであ
るが、これらの特性を更に改善するために、各種添加剤
を更に含イ1させてもよい。例えばカチオン、アニオン
又はノニオン系の各種界面活性剤、ジェタノールアミン
、トリエタノールアミン等の表面張力調整剤;緩衝液に
よるPH調整剤を挙げることができる。
また、記録液を帯電するタイプのインクジェット記録方
法に使用されるカラー記録液を調合するためには、塩化
リチウム、塩化アンモニウム、塩化ナトリウム等の無機
塩類等の比抵抗調整剤が添加される。なお、熱エネルギ
ーの作用によって記録液を吐出させるタイプのインクジ
ェット記録に適用する場合には、熱的な物性値(例えば
、比熱、熱膨張係数、熱伝導率等)が調整されることも
ある。
〔本発明の効果〕
本発明の方法によれば、異色のカラー記録液が短時間内
に同一箇所に重複して付着した場合にも記録液の流れ出
しや滲み出し現象がなく、高解像度の鮮明で優れた発色
性のカラー画像が得られる。しかも記録液の吐出方式、
記録目的に応じて広範な記録液を使用しても、常時これ
らの優れた特性を発揮させることができ、フルカラーの
記録を行う場合のインクジェット記録法として侵れたも
のである。
〔実施例〕
以下、実施例に従って本発明の方法を更に詳細に説明す
る。
製造例1 シリカにプシルE150.商品名、日本シリカニ業■製
、平均粒子径: 5um) 100重量部とポリビニル
アルコール20重量部を水500重量部中に分散溶解さ
せた後、ボールミルにて12時間粉砕混合してスラリー
を得た。
このスラリーを、JIS P8122に基づくサイズ度
が35秒の一般上質紙(坪量80g/rn’)の片面に
乾燥塗工量4g/m’になるよう塗工した。次に、これ
を 180°Cの熱風に2秒間曝して乾燥させ被記録材
を作製した。得られた被記録材の被覆層表面の約100
0倍の走査型電顕写真を第2図に示す。
製造例2及び3 ケイソウ上(セライトホワイトミスト、商品名、ジョン
マンピル製、平均粒子径:5.5μ)100重量部とア
ルギン酸ソーダ15重量部を水500重量部中に分散溶
解させた後、ボールミルにて15時間粉砕混合してスラ
リーを得た。
このスラリーを、 JIS P8122に基づくサイズ
度が35秒の一般上質紙(坪量fl15g/rn’)の
片面に乾燥塗工量4g/m′になるよう塗工した。次に
、これを 110°Cの熱風に1分間(製造例2)、9
0°Cの熱風に30分間(製造例3)夫々曝して乾燥さ
せ被記録材を作製した。得られた被記録材の被覆層表面
の走査型電顕写真は、夫々鱗片状被膜の大きさはやや異
るものの第2図と同様なものであった。
被記録材としての市販のアートコート紙(商品名:SK
コート、重陽国策パルプ■製)の被覆層表面の約150
0倍の走査型電顕写真は第3図に示すようなものであっ
た。
実施例1 製造例1で作製した被記録材に対して、下記組成の原色
カラー記録液を使用し、これらカラー記録液を記録ヘッ
ド内の記録液に熱エネルギーを与えて液滴を発生させ記
録を行うオンデマンドタイプのマルチヘッド(吐出オリ
フィス径35騨、発熱抵抗体抵抗値150Ω、駆動電圧
30V、周波数2K Hz)を有する記録装置へ供給し
てフルカラーのインクジェット記録を行なった。
イエローインク(組成) C,1,アシッドイエロー23 2 重量部ジエチレン
グリコール 3Q tt 水 7Q // マゼンタインク(組成) C,1,アシッドレッド82 2 重量部木 70 l
/ シアンインク(組成) G、1.ダイレクトブルー86 2 重量部ジエチレン
グリコール 3Q tt 水 7Q // 得られた記録画像は、鮮明で所定の色調が発現されたも
のであり、ドツト形状、インク吸収性も良好であった・ 参考例2〜7 製造例1で作製した被記録材に対して、下記6種のイン
クを用いてピエゾ振動子によって記録液を吐出させるオ
ンデマンド型インクジェット記録ヘッド(吐出オリフィ
ス径50戸、ピエゾ振動子駆動゛屯圧BOV、周波数4
 K Hz)を有する記録装置を使用してインクジェッ
ト記録を行い、記録特性の評価を行った。
インク No、A (組成) グリセリン 8 重量部 水 90 // C,1,ダイレクトブルー8B 2 trインク No
、B(組成) グリセリン 28 重量部 水 7Q /I C,1,タイレフトプル−8B2// インク No、C(組成) エチレングリコール 48 重量部 水 5o l/ C,1,ダイレクトブルー8f(2//インク No、
D (組成) ジエチレングリコール 20 重量部 N−メチル−2−ピロリドン 201/エチルセロソル
ブ 2811 水 3Q tt C,1,ダイレクトブルー813 2 //インク N
o、E (組成) ジエチレングリコール 10 重量部 N−メチル−2−ピロリドン 301/エチルセロソル
ブ 38tt 水 20 tt C,1,ダイレクトブルー882// インク No、F(組成) ジエチレングリコール 10 重量部 N−メチル−2−ピロリドン 40/lエチルセロソル
ブ 38// 水 10 l/ C,Lダイレクトブルー86 2 tt被記録材の記録
特性の評価結果を表1に示す。
表1における各評価項目の測定は下記の方法に従った。
■)ドツト濃度は、印字ドツトをさくらマイクロデンシ
トメーターPDM−5(小西六写真工業■製)を用いて
測定した。
2)ドツト形状は、印字ドツトを実体顕微鏡で観察して
、はぼ円形のものを01円形が多少くずれたものをΔ、
不定形のものをXとした。
3)#み度は、印字ドツトの直径を実体顕微鏡で測定し
、インクドロップレフトの何倍になったかで示した。
4)色彩鮮明性は、インクジェット記録画像の色■、最
も悪いものを×とし、O,O1Δ、Xのランク分けをし
た。
5)インク吸収性は、3ドツト重ね印字した1秒後に、
被記録材表面上にインクの流れ出しがなく、画像の鮮明
なものを0、それ以外を×とした。
参考例8〜31 製造例2.3で作製した被記録材、参考例1の被記録材
および市販のノンコート紙(商品名:インクジェット記
録用紙M、三菱製紙■製)を使用し、参考例2〜7と同
様にして6種のインクを用いて記録特性を評価結果した
結果を表2(被記録材:製造例2)、表3(被記録材:
製造例3)、表4(被記録材:参考例1)および表5(
被記録材:ノンコート紙)に示す。
実施例2,3および比較例1 参考例2で使用したインクNo、A (水分含有量が9
0重量のインク)、参考例4で使用したインクNo、C
(水分含有量が50重量のインク)、参考例のインク)
のそれぞれに対し、染料としてC,1,ダイレクトブル
ー86に代え、C91,アシッドイエロー23またはC
,1,アシッドレッド82をそれぞれ同量使用して水分
含有量が異なるイエローインクおよびマゼンタインクを
作製した。このような水分含有量が異なる3組の原色カ
ラー記録液を上記参考例で使用したインクジェット記録
装置へそれぞれ別に供給して、製造例2で作製した被記
録材を使用してカラーインクシエンド記録を実施した。
水分含有量が90重量の原色カラー記録液を使用して形
成したカラー画像(実施例2)および水分含有量が50
重量の原色カラー記録液を使用して形成したカラー画像
(実施例3)については、実施例1とほぼ同程度のカラ
ー画像が形成できた。
これに対し、水分含有量が10重量の原色カラー記録液
を使用して形成したカラー画像(比較例1)については
、やや滲み度が大きいため、画像全体としてのシャープ
さに欠けた。
比較例3 被記録材として参考例1のアートコート紙な使用したこ
とを除いては、実施例1と全く同様にしてカラー画像の
形成を実施した。得られたカラー画像は、被記録材のイ
ンク吸収性が低いものであるため、カラー画像全体とし
ての色彩の鮮明性が低いものであった。
表 −1 表 −2 表 −3 表 −4 表 −5
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に使用する被記録材の構成を示すため
の模式図であり、第2図は、本発明の方法で使用するの
が適当な被記録材の被記録層表面の約1000倍の走査
型電子顕微鏡による図面代用写真である。第3図は、市
販のコート紙の表面の同倍率の走査型電子顕微鏡による
図面代用写真写真である。 図に於て、1は基体、2は被覆層、3は鱗片状被膜(色
素捕捉部)、4は亀裂を示す。 特許出願人 キャノン株式会社 第1図 手続者fjJE書(方式) 昭和60年 4月23日 特許庁長官 殿 ■、小事件表示 昭和58年 特許願 第157898
号2、発明の名称 インクジェット記録方法 3、補正をする者 事件との関係 出願人 キャノン株式会社 4、代 理 人 住所 東京都港区赤坂1丁目9番20号第16興和ビル
8階 5、補正命令のH伺 昭和60年 3月26日:発送日 6、補正の対象 7 、−?ltj正の内容 (1)明細書第28頁第4〜5行にある「表面の」の記
載の後に[充填材粒子の形状および配置状態を示す」の
記載を加入する。 (2)明細書第28頁第6行にある「表面の」の記載の
後に「充填材粒子の形状および配置状態を示す」の記載
を加入する。 (3)明1書第28頁第7行にある「図面代用写真写真
」の記載を「図面代用写真jの記載に訂正する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、色を異にする複数種のカラー記録液をもって各々の
    小液滴を形成し、かかる小液滴を被記録材に付着させて
    記録を行うインクジェット記録方法を形成する方法に於
    いて、前記被記録材が、基体上に被覆層を設け、この被
    覆層が不定形の亀裂を内在してなるものであり、前記記
    録液がその水分含有量を20乃至80重量%の範囲内と
    するものであることを特徴とするインクジェット記録方
    法。
JP59157698A 1984-07-30 1984-07-30 インクジエツト記録方法 Pending JPS60198251A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59157698A JPS60198251A (ja) 1984-07-30 1984-07-30 インクジエツト記録方法

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