JPS6011220B2 - 燃料噴射装置 - Google Patents

燃料噴射装置

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JPS6011220B2
JPS6011220B2 JP53149931A JP14993178A JPS6011220B2 JP S6011220 B2 JPS6011220 B2 JP S6011220B2 JP 53149931 A JP53149931 A JP 53149931A JP 14993178 A JP14993178 A JP 14993178A JP S6011220 B2 JPS6011220 B2 JP S6011220B2
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    • F02D41/24—Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents characterised by the use of digital means
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    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F02D41/02—Circuit arrangements for generating control signals
    • F02D41/14—Introducing closed-loop corrections
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は内燃機関の燃料噴射装置に関し、特に高負荷時
、高回転時における燃料噴射量の補正機能に関するもの
である。
内燃機関においては、高負荷時（全開加速時等）には必
要な出力を得るため、混合気を通常（例えば理論空燃比
）より濃くしてやる必要がある。
また高回転時においては、混合気を理論空燃比のままに
しておくと、排気温度が上昇しすぎて問題を生ずるおそ
れがあるため、やはり混合気を濃くしてやる必要がある
。
従来の燃料噴射装置においては、上記のごとき高負荷時
、高回転時の燃料噴射量の補正を行なう場合に、回転数
、吸入空気量、絞り弁開度等が所定値を越えた場合に一
定量の補正を行なうようになっていた。
例えば第１図は従来の補正特性図であり、イは絞り弁が
全開のときに補正（燃量増量、以下同じ）する方式、口
は回転数が所定値以上のときに補正する方式、ハは吸入
空気量（単位回転当りの量）が所定値以上のときに補正
する方式の特性を示し、斜線部分が燃料増量を行なう範
囲を示す。
上記のごとき従来の方式では、補正を行なうか否かの境
界設定の自由度が小さく、また補正量も一定量であるた
め、全ての運転状態において最適な補正を行なうことは
出来なかった。特に自動車用の内燃機関においては、運
転状態の変化中が大きく、かつ急激に変化するので、よ
り適切な補正が必要であり、また排気浄化性能、運転性
能、燃費性能等を向上させるためには、より精密な補正
が要求される。本発明は上記の問題に鑑みてなされたも
のであり、負荷状態と回転数とに応じた補正量（増量補
正、又は減量補正）を予め記憶装置に記憶させておき、
運転状態に応じて記憶装置の値を読み出し、その値に対
応した補正を行ない、かつ空燃比のフィードバック制御
を上記の補正が所定範囲内のときにだけ行なわせること
により、全ての運転状態において最適な補正を行なうこ
との出来る燃料噴射装置を提供することを目的とする。
以下図面に基づいて本発明を詳細に説明する。
第４図は本発明の全体の構成を示すブロック図である。
第４図において、１０１は機関の負荷状態を検出する第
１の手段（第２図の１に相当）、１０２は機関の回転数
を検出する第２の手段（第２図の２に相当）、１０３は
機関の吸入する混合気の空燃比を検出する第６の手段（
第２図の３に相当）、１０５は基本燃料噴射量に対応し
た値（一回転当りの吸入空気量又はそれに定数を秦算し
た基本燃料噴射量Ｔｐそのもの）と回転数とをパラメー
タとして上記基本燃料噴射量に対する補正値を予め記憶
させておく第４の手段（第２図の５に相当）〜 １０６
は燃料を噴射する第８の手段（第２図の６に相当）であ
る。
また１０７は上記第１の手段及び第２の手段の信号に基
づいて機関に供給する基本燃料噴射量Ｔｐを算出する第
３の手段、１０８は機関の運転状態に応じてそのとの基
本燃料噴射量に対応した値と回転数とに対応した補正値
を上記第４の手段から読み出し、その値に応じて上記基
本燃料噴射量に対する補正を行なう第５の手段である。
また１０９は、上記第６の手段の信号により混合気の空
燃比を所定の値に維持するように補正するフィードバッ
ク制御を、上記の補正値が所定の範囲内のときに行ない
、それ以外のときには停止する第７の手段である。
上記の１０７〜１０９によって演算袋道１０４（第２図
の４に相当）が構成されている。
この演算装置１０４は、例えば中央処理装置ＣＰＵ、入
出力インターフェース、ＲＡＭ、ＲＯＭ等かうなる公知
のマイクロコンピュータ（例えば公開特許公報昭和５が
車第９０８２６号参照）で構成することが出来る。
第２図は本発明の一実施例のブロック図である。
第２図において、１は機関の吸入空気量Ｑを検出する吸
気量センサ（ェアフローメータ等）、２は機関の回転数
Ｎを検出する回転センサ、３は混合気の空燃比を検出す
る空燃比センサ（例えば機関の排気系に設けられ、排気
ガス中の酸素濃度から空燃比を検出する酸素センサ等）
、４はマイクロコンピュ〜タ等で構成された演算装置、
５は記憶装置、６は燃料噴射弁である。
演算装置４は、機関の負荷状態を表す値として、吸気量
センサ１の信号と回転センサ２の信号とから一回転当り
の吸入空気量Ｑを算出し、その値に応じた基本燃料噴射
量Ｔｐ（Ｔｐ＝Ｑ／Ｎ×Ｃ・・・Ｃは定数）を決定し、
その値に機関温度Ｔｗや大気圧等（図示しない温度セン
サ等の信号を入力）による補正を加えて燃料噴射量を決
定し、その値に対応した駆動信号を燃料噴射弁６に与え
て所望の燃料を機関に供給する。
また演算装置４は、空燃比センサ３の信号に応じて燃料
噴射量を補正し、空燃比が常に所望の一定値（例えば理
論空燃比）になるようにフィードバック制御することが
出釆る。
−方、記憶装置５には、例えば第３図に示すごとく、負
荷状態と回転数とに対応した最適な補正量（第３図の数
値は燃料噴射量に対する補正量の％を示す）が予め記憶
されている。
そして演算装置４は、記憶装置５からそのときの負荷状
態と回転数とに対応した数値を読み出し、その値に応じ
た補正値ＫＭＲを燃料噴射量に加えて駆動信号を決定す
る。したがって高負荷時、高回転時の補正は、記憶装置
５の内容に応じて、補正を行なう境界及び補正量を精密
に設定することが出来、機関の運転状態に常に対応した
最適な補正を行なうことが出来る。上記３種の補正すな
わち機関温度Ｔｗによる補正（補正値をＫＴｗとする）
、空燃比による補正（補正値を。
とする）及び基本燃料噴射量と回転数とに対応した補正
（補正値ＫＭＲ）を総括して示すと、実際の燃料噴射量
Ｔｉは、例えばＴｉ＝Ｔｐ（１十ＫＴｗ＋ＫＭＲ）Ｑと
なる。また空燃比センサ３の信号によるフィードバック
制御を行なう場合には、空燃比が常に一定値になるよう
に制御される。
そのため上記のごとき高負荷時、高回転時の補正を行な
っても無意味になるので、フィードバック制御は補正を
行なわない領域（第３図の補正量＝０％の範囲）でのみ
行なう必要がある。したがってフィードバック制御の機
能を有する装置の場合には、記憶装置５の内容が０％（
すなわちＫＭＲ＝０）のときにのみフィードバック制御
を行ない他の場合にはフィードバック制御を停止させる
機能を演算装置４に付加する必要がある。実際上は記憶
装置５から読み出された内容に対し一定の関値を設け補
正値がある値以上の場合にフィードバックを停止させる
ようにする。又、この閥値にはヒステリシスを設けると
ハンチングを防ぐのに有効である。演算装置４がマイク
ロコンピュータ等で構成されている場合には、プログラ
ムを変更するだけで容易に上記の機能を付加することが
出来る。以上説明したごとき演算装置４における演算を
フローチャートで示すと第５図のようになる。
なお第５図は、前記の説明を図式化したものである。な
お上記の実施例においては、負荷状態を表す値として、
一回転当りの吸入空気量を用いたが、単位時間当りの吸
入空気量、吸気管負圧、絞り弁関度等を用いることも出
来る。
以上説明したごと〈本発明によれば、任意の運転状態に
おいて任意の補正量を設定することが出来るため、機関
の運転性、耐熱性等によって定まる空燃比要求値の複雑
な分布に対して要求値どおりの精密な対応が可能になり
、機関を常に最適状態で運転することが出来る。
また空燃比を所定値に保持するフィードバック制御系に
おいては、補正値が所定範囲内の場合にのみフィードバ
ック制御を行なわせるように構成したことにより、記憶
装置の内容に応じて、補正を行なう境界を精密に設定す
ることが出来ると共に、上記所定範囲外ではフィードバ
ック制御を停止して高負荷時、高回転時の機関運転状態
に対応した最適な補正を行なうことが出来る。
図面の簡単な説頚 第１図は従来の補正特性の一例図、第２図は本発明の一
実施例図、第３図は記憶装置の記憶内容の一実施例図、
第４図は本発明の全体の構成を示すブロック図、第５図
は本発明の演算の一実施例を示すフローチャートである
。
符号の説明、１・・・・・・吸気量センサ、２・・・・
・・回転センサ、３・・・・・・空燃比センサ、４・・
・・・・演算装置、５・・・・・・記憶装置、６・・・
・・・燃料噴射弁。
第３図第１図 第２図 第４図 第５図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. １ 機関の負荷状態を検出する第１の手段と、機関の回
    転数を検出する第２の手段と、上記第１の手段及び第２
    の手段の信号に基づいて機関に供給する基本燃料噴射量
    を算出する第３の手段と、基本燃料噴射量に対応した値
    と回転数とをパラメータとしたデータマツプとして上記
    基本燃料噴射量に対する補正値を予め記憶させておく第
    ４の手段と、機関の運転状態に応じてそのときの基本燃
    料噴射量に対応した値と回転数とに対応した補正値を上
    記第４の手段から読み出し、その値に応じて上記基本燃
    料噴射量に対する補正を行なう第５の手段と、機関の吸
    入する混合気の空燃比を検出する第６の手段と、上記第
    ６の手段の信号により混合気の空燃比を所定の値に維持
    するように補正するフイードバツク制御を、上記の補正
    値が所定の範囲内のときに行ない、それ以外のときには
    停止する第７の手段と、上記基本燃料噴射量に上記の各
    補正を行なった結果に応じて燃料を噴射する第８の手段
    とを備え、運転状態に応じて上記第４の手段の補正値を
    読み出して燃料噴射量を補正し、かつ空燃比のフイード
    バツク制御を上記の補正値が所定範囲内のときだけ行な
    わせることを特徴とする燃料噴射装置。
JP53149931A 1978-12-06 1978-12-06 燃料噴射装置 Expired JPS6011220B2 (ja)

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