JPS5947312B2 - コレ−タ - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は複写機に接続して頁揃え可能に複写紙を整理す
るコレータに関する。

両面複写機により複数枚の原稿（例えば製本された印刷
物等）を貞を揃えて多数部複写する場合、ｌ部ごとに整
理できるようにしたコレータが利用される。

このコレータは複写機から取出されてくる複写紙を複数
段のピンに頁を追つて１枚ずつ供給してゆく機能をもつ
が、その際頁を揃える目的で受入れた複写紙をピンに供
給する前に反転させることがある。

例えば、第１図に複写機からの排出複写紙Ｃが示されて
いるが、この複写紙は初めに原稿の第１貞を複写し、そ
のあと裏面に第２頁を複写して取出されてくるため、最
初の複写紙Ｃ１の下向きの面が原稿の第Ｌ頁となり、上
向きの面が原稿の第２頁となる。

以下、土方ｌこ重ねられる複写紙Ｃはすべて頁が揃つて
いるが、最後の１枚が複写紙が片面だけ複写されること
になつた場合、その複写紙は片面複写であつて、画像面
が土向きとなつて取出されてくる。

このため前葉の貞との間に、白紙のままの面が入つてし
まうことになる。このような場合、コレータｆこおいて
、当該複写紙の反転を行なう必要が生じる。

また、全複写紙が片面複写であると、すべて画像面が上
に向いて取出され、複写紙は上を向いた第１頁が一番下
に存在し、順次第２頁、第３頁・・・・・・と逆頁の重
なりになる。

このような場合も反転し、各葉の画像面を下向きにして
ピン内に収容する必要がある。さらに、複写機が高姓能
化し、高速で複写が行なわれるよう′こなると、コレー
タにおける受入後の処理を合理化しなければ対応できな
くなる。

本発明は、上記のような事情に鑑み、非反転受入と反転
受入れを高速複写ｆこ対応して処理できるようにしたコ
レータを提供するもので、有に両面複写されて取出され
る頁揃え複写機に対して優れた能力を発挿できるよう、
反転は戻り動作によつて行ない目的達成を図つている。
以下、図面を参照しながら本発明を実施例により説明す
る。

第２図には本発明コレータの実施例が一部外筐１の内部
上方には水平の送紙路２が設けられている。

この送紙路２は一端が複写機３の排出口４１こ接続され
る給紙口５に、また他端が排出口４と同じ高さに設けら
れて、次モジユールのコレータの給紙口５べの接続を可
能にした排出口６（こ形成されている。送紙路２の直下
方には入口７ａを斜下向きとした多段のピン７が設けら
れている。

一方、送紙路中中、給紙口５に近い位置には反転非反転
選択ガイド８が、また、中間部より排出口６１こやや近
く正逆転ローラ９が設けられている。

さらに、反転非反転選択ガイド８と正逆転口ーラ９の間
の位置番こは逆送りガイド１０が設けられている。反転
非反転選択ガイド８及び逆送りガイド１０の設置箇所に
おいて送紙路２から分岐され、最上段ピン７に至るまで
の間に合流する垂直の送紙路１１は各ピンモの複写氏配
路となる。

反転非反転選択ガイド８は複写機３の両面複写信号によ
り送紙路１１を開き、片面複写信号により送紙路２を開
く。

また、逆送りガイド１０は、複写機３の片面複写信号に
よつて送紙路１１を開く。

さらｌこ、正逆転ローラ９は紙後端検出用リミツトスイ
ツチ１２のアクチユエータ１２ａの作動で逆転起動する
が、ピン７が満杯となつたとき、送紙路２を次モジユー
ルコレータベの通路として利用するときは正転を継続す
る。

各第４図に詳示するよう１こ、揺動してピンｒべの通路
１３ａを形成するピン７の入口７ａに臨む位置には、ピ
ン選択ガイド１３と給紙０−ラ１４が設けられている。

各ピン選択ガイド１３は、順次上方から下方に開いてゆ
き、最土段から最下段まで順ｆこ紙揃え給紙を行なう。
なお、最終モジユールのコレータの排出口にはオーバフ
ロー用トレイを取付けておき全コレータに収納しきれな
かつた複写紙があればこれを回収する。

本発明は前記のように構成されるので、両面複写されて
取出されてくる複写紙は、開いている送紙路１１に導入
し、各ピン７に供給してゆく。

反転を要する片面複写の信号を受けたとき、反転非反転
選択ガイド８が動作して、送紙路２が開かれ、同時に逆
送りガイド１０が動作して送紙路１１が開かれる。これ
によつて複写機３から送られてきた複写紙は送紙路２に
入り、リミツトスイツチ１２のアクチユエータ１２ａに
接触する。

複写紙が進行し、アクチユエータ１２ａからはずれた瞬
間に正逆転ローラ９が逆転され、進行してきた複写紙は
送紙路１１に戻されるように供給される。

これｌこよつて複写紙は反転され表裏が逆になつて順次
各ピンに供給される。なお、反転する場合、送られてく
る複写紙同士の間隙が充分空いていないと、戻り方向に
複写紙が戻る時次の複写紙の進入と干渉する。

この支障を生じさせないためには、コレータの速度は複
写機の非出速度より増速して、紙同士の間隙を拡げる必
要がある。以上の説明によつて明らかなように、本発明
コレータは、常時非反転状態で複写紙を受入れ、少数の
反転を要する複写紙のみを直線的に受けてから戻すよう
にしてピン方向に供給するようにしたので、高速度の複
写機ｊこ追従して整理収納できる能力を有する。

また構造も簡単で、保守整備も容易であるし、反転機構
の調整も極めて容易であるなど優れた効果を奏するもの
である。

【図面の簡単な説明】

第」図は複写機から取出される複写紙の説明図、第２図
は本発明レコーダの実施例を示す一部切欠正面図、第３
図は複写紙の移動方向説明図、第４図はピン選択ガイド
部の詳細図である。 １・・・・・・外筐、２・・・・・・送紙路、３・・・
・・・複写機、５・・・・・・給紙口、６・・・・・・
排出口、７・・・・・・ピン、７ａ・・・・・・入口、
８・・・・・・反転非反転選択ガイド、９・・・・・・
正逆転ローラ、１０・・・・・・逆送りガイド、１１・
・・・・・送紙路、１２・・・・・・リミツトスイツチ
、１２ａ・・・・・・アクチユエータ、１３・・・・・
・ピン選択ガイド、１４・・・・・・給紙ローラ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ コレータ上部の複写紙送路となる水平の送紙路と、
   この送紙路の下方に設けられる複数段のビンと、上記送
   紙路中、複写機側口部近くに設けられる反転非反転選択
   ガイドと、上記送紙路中に設けられる正逆転ローラと、
   上記反転非反転選択ガイドと正逆転ローラとの間に設け
   られる逆送りガイドと、上記反転非反転選択ガイドと逆
   送りガイド設置部分から分岐され、最上段ビンに至る間
   に合流し、最下段ビンの口部に至る垂直の送紙路と、各
   ビン入口に設けられるビン選択ガイドとを有し、水平の
   送紙路途中からの戻りにより複写紙の反転をを行なうこ
   とを特徴とするコレータ。 ２ 次モジュールのコレータまたは最終コレータのオー
   バーフロー用トレイへの複写紙送路内に反転用通路を設
   けた特許請求の範囲第１項記載のコレータ。 ３ 両面コピー時の非反転、片面コピー時の反転を自動
   的に複写機と運動させた特許請求の範囲第１項または第
   ２項に記載のコレータ。